JPH0218321Y2 - - Google Patents

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JPH0218321Y2
JPH0218321Y2 JP9431580U JP9431580U JPH0218321Y2 JP H0218321 Y2 JPH0218321 Y2 JP H0218321Y2 JP 9431580 U JP9431580 U JP 9431580U JP 9431580 U JP9431580 U JP 9431580U JP H0218321 Y2 JPH0218321 Y2 JP H0218321Y2
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JP
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fluid
flow rate
flow
fluid actuator
valve
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JP9431580U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流体アクチユエータの作動速度制御装
置に関する。
一般に、この種流体アクチユエータの作動速度
制御装置は、実公昭47−29655号公報に示される
如く、可変絞り部と圧力補償部とを有した流量調
整弁により流体アクチユエータからの排出流体を
絞縮制御して流体アクチユエータの作動速度を制
御し得るように設けられており、作動速度を微速
制御しようとすると流量調整弁の可変絞り部およ
び圧力補償部の各流体絞り開度が極めて微小とな
つて流体中に混入している異物の影響を受けやす
くなり、流量調整弁による正確な流量制御が得ら
れず流体アクチユエータを良好に微速制御できな
い等の欠点があつた。
本考案は、かかる欠点を解消するもので、流量
調整弁の各部の流体絞り開度を微小にすることな
く流体アクチユエータの作動速度を良好に微速制
御し得るようにした流体アクチユエータの作動速
度制御装置を提供するものである。
このため本考案は、流体アクチユエータと流体
の流れ方向を切換える方向切換弁間を接続する流
路に、流体を絞縮制御する可変絞り部と可変絞り
部前後の圧力差を一定に補償する圧力補償部とを
有した流量調整弁を流体アクチユエータからの排
出流体を絞縮制御可能に配設し、流量調整弁と流
体アクチユエータ間の流路に分岐流路を有し、分
岐流路は流量調整弁へ流体アクチユエータからの
排出流体が流入する際一定流量の流体を流量調整
弁へ流入し得るように設けて成り、流体アクチユ
エータからの排出流体を流量調整弁が絞縮制御す
る際絞縮制御する流量を増大しているため、流量
調整弁の各部の流体絞り開度を微小にすることな
く流体アクチユエータの良好な微速制御ができる
ようにしている。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
図面において、1は流体シリンダからなる流体
アクチユエータで、各作動室2,3内の流体を給
排することによりロツド4を介し被駆動体5をベ
ツド6上で往復作動するようになつている。7は
流体アクチユエータ1の作動方向を切換制御する
ための方向切換弁で、切換位置,,を有し
ており、流路8,9により接続ポートA,Bが流
体アクチユエータ1の各作動室2,3に接続され
ている。10は流体アクチユエータ1の往動の際
に排出側となる流路9中に設けた流量調整弁で、
絞り開度を調整自在にした可変絞り部11と該可
変絞り部前後の圧力差を一定に補償する圧力補償
部12とからなつている。13は流量調整弁10
と並列に流路9へ設けたカム操作式の開閉弁で、
カム操作部14が被駆動体5に設けられたカム1
5により押圧操作されると閉止するようになつて
いる。16は流量調整弁10と並列に流路9へ設
けた逆止め弁で、流体アクチユエータ1の復動作
動の際に作動室3へ圧力流体を自由流れで流入す
るものである。17は流量調整弁で、前記流量調
整弁10と同様に可変絞り部と圧力補償部とから
なつており、流量調整弁10と流体アクチユエー
タ1の作動室3間の流路9を分岐して流路8に接
続した分岐流路18中に介設している。なお、図
中、19は電動機20により駆動され方向切換弁
7の供給ポートPへ圧力流体を供給する流体ポン
プ、21は流体を貯蔵する貯槽である。
次に上記構成での作動について説明する。
図示の状態では方向切換弁7が中立の切換位置
にあつて流体アクチユエータ1は作動しておら
ず、被駆動体5は始動位置で停止している。
方向切換弁7を切換位置に切換操作すると、
流体ポンプ19からの圧力流体は、流路8を流れ
流体アクチユエータ1の作動室2に流入すると共
に分岐流路18中の流量調整弁17を介し一定流
量が流量調整弁10と流体アクチユエータ1間の
流路9へ流入する。流体アクチユエータ1の作動
に伴ない流路9を流れる作動室3からの排出流体
および分岐流路18より流入する流量調整弁17
で制御される一定流量の流体の大部分は開閉弁1
3が全開状態にあるので規制されることなく該開
閉弁を介し低圧側の貯槽21に流出され、流体ア
クチユエータ1は図示右方へ高速作動して被駆動
体5を早送りする。そして被駆動体5のカム15
がカム操作部14を押圧操作して開閉弁13を閉
止すると、流路9を流れる流体は流量調整弁10
により絞縮制御されて方向切換弁7を介し低圧側
の貯槽21へ流出する。流量調整弁10を流れる
流体は、可変絞り部11前後の圧力差が圧力補償
部12により一定に補償されるので、流体アクチ
ユエータ1の負荷変動や流体ポンプ19からの圧
力流体の圧力変化にかかわらず可変絞り部11の
絞り開度に応じた一定の制御流量となり、流体ア
クチユエータ1は一定の作動速度で図示右方へ微
速作動して被駆動体5を駆動する。
この作動において、流体アクチユエータ1の作
動室3からの排出流体の流量を(Q1)、流量調整
弁17を介し流量調整弁10と流体アクチユエー
タ1間の流路9へ流入する流体の一定流量を
(Q2)とすると、流量調整弁10で絞縮制御され
る流量(Q3)は(Q1+Q2)となつて増大し、流
量調整弁10の可変絞り部11の絞り開度が一定
流量(Q2)に相当するだけ大きくなると共に圧
力補償部の絞り開度も一定流量(Q2)に相当す
るだけ流体が流れるように大きくなり、流量調整
弁10は流体中の異物による影響を極めて僅少に
し圧力補償部の安定した作動で可変絞り部11の
前後圧力差が正確に一定補償されると共に可変絞
り部11の絞り開度が大きいので排出流体の微少
流量を容易に設定することができ、流体アクチユ
エータ1の微速制御が良好に行なわれる。なお、
このときの流量調整弁17の流量設定は流体中の
異物によつて作動が大きく影響されない程度にな
つている。
被駆動体5が所定の作動を完了すると、方向切
換弁7を切換位置に切換操作することにより圧
力流体が流路9、逆止め弁16を流れて作動室3
へ流入され流体アクチユエータ1の作動に伴ない
他方の作動室2内の流体が低圧側の貯槽21に流
出されて流体アクチユエータ1は図示左方に高速
で復動され、図示の始動位置に復動すると、方向
切換弁7を中立の切換位置に切換操作して作動
を停止する。
なお、流量調整弁と流体アクチユエータ間の流
路9へ流入する一定流量の流体は、流量調整弁1
7を介在することなく、一定流量を供給するポン
プ等の一定流量供給源から流入するようにしても
良い。
このように本考案は、流体アクチユエータと流
体の流れ方向を切換える方向切換弁間を接続する
流路に、流体を絞縮制御する可変絞り部と可変絞
り部前後の圧力差を一定に補償する圧力補償部と
を有した流量調整弁を流体アクチユエータからの
排出流体を絞縮制御可能に配設し、流量調整弁と
流体アクチユエータ間の流路に分岐流路を有し、
分岐流路は流量調整弁へ流体アクチユエータから
の排出流体が流入する際一定流量の流体を流量調
整弁へ流入し得るように設けたことにより、流量
調整弁の各部の流体絞り開度を微小にすることな
く流体アクチユエータの微速制御を良好に行なう
ことができ、また流量調整弁の流体中の異物によ
る影響が僅少となり流体アクチユエータからの排
出流体の微少流量を容易に設定できて操作性の向
上が図れると共に、概存の制御弁を用いる簡単な
構成で製作できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す流体回路図であ
る。 1……流体アクチユエータ、9……流路、10
……流量調整弁、11……可変絞り部、12……
圧力補償部、17……流量調整弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体アクチユエータと流体の流れ方向を切換え
    る方向切換弁間を接続する流路に、流体を絞縮制
    御する可変絞り部と可変絞り部前後の圧力差を一
    定に補償する圧力補償部とを有した流量調整弁を
    流体アクチユエータからの排出流体を絞縮制御可
    能に配設し、流量調整弁と流体アクチユエータ間
    の流路に分岐流路を有し、分岐流路は流量調整弁
    へ流体アクチユエータからの排出流体が流入する
    際一定流量の流体を流量調整弁へ流入し得るよう
    に設けた流体アクチユエータの作動速度制御装
    置。
JP9431580U 1980-07-03 1980-07-03 Expired JPH0218321Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9431580U JPH0218321Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03

Applications Claiming Priority (1)

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JP9431580U JPH0218321Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5716602U JPS5716602U (ja) 1982-01-28
JPH0218321Y2 true JPH0218321Y2 (ja) 1990-05-23

Family

ID=29456242

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JPS5716602U (ja) 1982-01-28

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