JPH0363839B2 - - Google Patents

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JPH0363839B2
JPH0363839B2 JP59183676A JP18367684A JPH0363839B2 JP H0363839 B2 JPH0363839 B2 JP H0363839B2 JP 59183676 A JP59183676 A JP 59183676A JP 18367684 A JP18367684 A JP 18367684A JP H0363839 B2 JPH0363839 B2 JP H0363839B2
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JP
Japan
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component
magazine
board
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electronic
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Keiichi Ihara
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TDK Corp
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Priority to CA000483339A priority patent/CA1242812A/en
Priority to DE8516645U priority patent/DE8516645U1/de
Priority to FR8508671A priority patent/FR2565761B1/fr
Priority to KR2019850006794U priority patent/KR900009758Y1/ko
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Priority to MYPI87002410A priority patent/MY100979A/en
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、IFT、DiPIC、半固定抵抗器等の如
き異形電子部品の自動挿入機に関するものであ
る。
従来の技術 一般に、IFT、DiPIC、半固定抵抗器等の異形
電子部品(以下、単に「電子部品」という。)を
部品実装基板(以下、単に「基板」という。)に
自動挿入するのにあたつては電子部品を複数個整
列させて収容するマガジンを部品供給機構部に備
え、そのマガジンから取り出す電子部品を部品挿
入機構部の挿入ヘツドで基板に挿入するところの
電子部品の自動挿入機が適用されている。
従来、この種の自動挿入機においては電子部品
を実装する基板を搬送する基板送り機構部の送り
路を介して両側に、部品供給機構部と部品挿入機
構部とを相対位置させて夫々配置されているのが
通常である(例えば、特開昭57−199296号、特開
昭59−72193号)。
その自動挿入機においては作業員が部品供給機
構部側または部品挿入機構部側のいずれに位置す
るとしても、通常最もトラブルの発生し易い部品
供給機構部の部品取出し位置や挿入ヘツドが電子
部品を基板に挿入する個所が部品供給機構部のマ
ガジン、マガジン収納用カートリツジまたは挿入
ヘツドのXY駆動部等で作業員の視野から遮られ
てしまうところから、部品供給機構部の部品取出
し位置や部品挿入機構部による部品挿入個所の作
動状況を監視し難くしかもトラブルの発生個所を
確認し難く、ジヤミング個所の修正を行うときで
も部品供給機構部、部品挿入機構部が配置されて
いるいずれかの側から行わねばならない。このた
め、部品供給機構部または部品挿入機構部が作業
の邪魔になることを避けられ得ない。
この不具合を解消するには、少なくとも部品供
給機構部側を基板送り機構部の送り路端部上方に
配置すればよい。然し、その場合には部品がなく
なつた使用済みの空マガジンをカートリツジから
下方に落下させるとなると、空マガジンの内部に
残存する電子部品が落下に伴つて散逸することに
より部品送り機構部で搬送する基板に悪影響を与
えることがあり、また、この空マガジンを受取る
機構部で基板の送り方向に対する装置全体を広げ
ることが余儀なくされるので好ましくない。
発明が解決しようとする課題 本発明は、部品供給機構部を基板送り機構部の
送り路端部上方にまたがらせて配置すると共に、
使用済みの空マガジンをカートリツジから外部に
排出させないで各カートリツジ内で電子部品入り
マガジンと交換できるよう構成する電子部品の自
動挿入機を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段 本発明に係る異形電子部品の自動挿入機におい
ては、複数並列させて斜めに装備するカートリツ
ジ内の各マガジンから電子部品を個々に送り出す
部品供給機構部と、各カートリツジの部品送出し
位置から電子部品を基板送り路上方の所定位置ま
で持出す部品取出し機構部と、その部品取出し機
構部による各電子部品の持出し位置に移動する挿
入ヘツドで電子部品を部品取出し機構部から個々
に受取つて部品実装基板に挿入する部品挿入機構
部と、部品実装基板を一方向の送り路に沿つて移
動させる基板送り機構部とを備え、 上記部品供給機構部を基板送り機構部の送り路
端部上方にまたがせて配置し、上記部品取出し機
構部を各カートリツジ装備位置に対応させて部品
供給機構部に並列的に取付け、上記部品挿入機構
部を基板送り機構部による基板送り路の片側に配
置し、 上記部品供給機構部に電子部品入りマガジンを
収納するストツク槽と空マガジンを回収するスト
ツク槽とを夫々有するカートリツジを装備すると
共に、空マガジンを横送り移動する横送りプツシ
ヤと空マガジンを押上げ移動する押上げプツシヤ
とを備え且つ横送りプツシヤで移動する空マガジ
ンを押上げプツシヤで電子部品入りマガジンのス
トツク槽から空マガジンのストツク槽に送り込ん
で電子部品入りマガジンと交換するマガジン自動
交換装置を基板送り機構部の基板送り路よりも上
方で部品供給機構部のカートリツジ装備位置に対
応させて備付けることにより構成されている。
作 用 この異形電子部品の自動挿入機では部品供給機
構部を基板送り機構部の送り路端部上方に配置す
るため、作業員が基板送り機構部を介して部品挿
入機構部の反対側に位置することにより、部品供
給機構部の部品取出し位置や挿入ヘツドによる部
品個所を監視を含む各種の作業が行い易くなる。
また、使用済の空マガジンは各カートリツジの外
部には排出させないでカートリツジの内部で空マ
ガジンのストツク槽に移動するから、マガジンを
カートリツジの外部に排出することによる問題点
を解消できるばかりでなく、空マガジンをカート
リツジのストツク槽内で順次縦方向に積み上げて
収容するから回収スペースも大きく取られずに作
業環境を整然とすることができる。
実施例 以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通
りである。
この自動挿入機は、第1図で示すようなIFT、
DiPIC、半固定抵抗器等の異形電子部品を基板の
所定位置に順次取付けるものであり、電子部品の
供給機構部1、部品取出し機構部2、部品挿入機
構部3に加えて、クリンチ機構部4、基板送り機
構部5の各機構部から構成されている。また、そ
の自動挿入機においては第2図で示すように基板
Pが基板送り機構部5の搬送コンベアで水平方向
に間歇送りされ、この間歇送りの途上で基板Pの
板面には電子部品を所定の位置に取付け得るよう
構成されている。
電子部品の供給機構部1は、基板送り機構部5
の基板送り方向端部上方で搬送コンベアをまたぐ
よう配置され、電子部品の収容マガジンを複数本
積載挿置するカートリツジ10,10…を複数並
列的に備付けて構成されている。その各カートリ
ツジ10,10…は受台11の板面上に略45゜程
度の角度を持つて斜めに据付けられ、この内部の
最下段に収容されたマガジンの開孔から電子部品
を自重で順次滑落することにより電子部品を送り
出せるよう夫々構成されている。各カートリツジ
10,10…の装備位置下方には第3図で示すよ
うに電子部品を滑落するシユータ12が設けら
れ、その下端位置には第4図で示す如くシユータ
12で滑落させる電子部品を係止するストツパ1
3が取付けられている。また、シユータ12の略
中腹辺には電子部品を個々にシユータ12からス
トツパ13にまで滑落するべく、第3図で示すよ
うに次の電子部品を係止するシヤツター14が上
下動可能に取付けられている。
この電子部品の供給機構部1では、使用済みの
空マガジンを基板送り機構部5の搬送コンベア上
に落下させずしかも電子部品の高速供給に対応す
るべく、第7〜10図で示すように各カートリツ
ジ10,10…の内部で空になつたマガジンと電
子部品入りマガジンとを自動的に交換するマガジ
ンの自動交換装置6を基板送り機構部5の送り路
上方で部品供給機構部1の下部側に夫々装備する
ことにより構成されている。そのマガジンの自動
交換装置6は電子部品入りマガジン100を上下
に重ねて複数本収納可能なストツク槽101と、
空マガジン100′を逐次回収するストツク槽1
02との二槽に内部が区分された各カートリツジ
10,10…の槽内でマガジンを移動するよう構
成されている。このカートリツジ10,10…に
は、各ストツク槽101,102に亘つて側面及
び底面を切欠成形することにより後述するプツシ
ヤの移動通路が形成されている。その各カートリ
ツジ10,10…の装備位置下方には、二つのプ
ツシヤ103,104が受台11の板面上方に突
出させて設けられている。これらプツシヤ10
3,104は正面略逆L字状を呈するもので、カ
ートリツジ10,10…の移動通路内で所定の動
作をするよう取付けられている。そのうち、プツ
シヤ103は受台11の板面に形成した横長孔1
05に沿つてカートリツジ10,10…に対して
横方向に移動可能に装備され、また、プツシヤ1
04は受台11の板面に形成した開孔106を介
して上下に出没可能に取付けられている。これら
各プツシヤ103,104には、プツシヤ103
にあつては下端より直交方向に突出した軸受け部
107に縦軸108で、また、プツシヤ104に
あつては垂直辺部に横軸109で夫々軸支したカ
ムフオロア110,111が装備されている。そ
の各カムフオロア110,111は、ガイドフレ
ーム112で摺動可能に支持したスライドプレー
ト113のカム溝114,115と夫々係合され
ている。スライドプレート113は水平板部11
6と垂直板部117とを一体成形した逆L字状の
もので、その水平板部116にはカムフオロア1
10が係合するカム溝114が、また、垂直板部
117にはカムフオロア111が係合するカム溝
115が夫々形成されている。この各カム溝11
4,115は互いに形状を違えて夫々略くの字状
に形成され、スライドプレート113を一本の共
通した駆動シリンダ118でストローク動するこ
とにより各プツシヤ103,104を夫々異なる
動きで動作するよう構成されている。
このマガジンの自動交換装置6では、トツク槽
101の最下段に位置するマガジン100から電
子部品を取り出すことにより電子部品が空になる
と、光電管等の検出器による終了指令に応答して
駆動シリンダ118がストロークを伸長乃至縮小
動することにより各プツシヤ103,104が所
定の動作を行う。まず、駆動シリンダ118がス
トローク伸長動するとスライドプレート113が
移動し、その垂直板部117に形成したカム溝1
15の下り勾配部分がカムフオロア111に作用
し、受台11の板面より突出位置にあるプツシヤ
104が板面下に開孔106を介して没入する。
一方、プツシヤ103はカムフオロア110のス
ライドプレート113が移動しても、その水平板
部116に形成したカム溝114の直線部分に沿
つて位置するため、ストツク槽101のマガジン
出口より側方に位置することにより移動しない。
更に、スライドプレート113が移動し、今度は
カム溝114の折曲部分に沿つてカムフオロア1
10がガイドされると、プツシヤ103は横方向
に移動することにより受台11の板面上で空マガ
ジン100′を空マガジンのストツク槽102の
直下にまで横送りする。その間にはプツシヤ10
4はカム溝115の水平部分に沿つているため、
全く移動せずに受台11の板面下で待機してい
る。この待機位置にプツシヤ103が空マガジン
100′を移動すると、今度は駆動シリンダ11
8がストローク縮少動を行う。その縮少動ではプ
ツシヤ103がマガジン100′を置き去りにさ
せてスライドプレート113のカム溝114に沿
つて元の位置に復帰動し、また、この間漸時停止
したプツシヤ104が受台11から板面上方に上
昇動を行う。その上昇動ではプツシヤ104の頭
部で空マガジン100′が持上げられ、空マガジ
ンストツク槽102内に押込まれることにより順
次下方から縦方向に積み上げて回収されるように
なる。次の電子部品入りのマガジン100はプツ
シヤ103が横移動する間にプツシヤ103の頭
部で支えられるから下方に落込まず、プツシヤ1
05がカートリツジ10より側方の元の位置に復
帰動することにより、ストツク槽102の出口が
解放されるのに伴つて自重で落下する。また、空
マガジン100′はストツク槽102の受槽10
2の受口内に挿入した板バネ119で左右より把
持されて保持されるようになる。なお、横送りプ
ツシヤ103、押上げプツシヤ104の対はマガ
ジンがステイツク状の長いものであるため、その
長手方向に間隔をへだてて少なくとも二対設け、
この各対を駆動シリンダ118で対応動作させる
よう取付けられている。
この電子部品の供給機構部1においては第3〜
6図で示すように各カートリツジ10,10…の
装備位置対応させて、部品供給機構部1の各スト
ツパ13で係止した電子部品を受取り挾持する移
送クランプ20を備えた電子部品の取出し機構部
2が設けられている。その各クランプ20は上下
に対向配置した受顎20aと押えアーム20bと
からなり、駆動シリンダ21で押えアーム20b
を上下動することにより電子部品を受取り挾持し
或いは解放可能に構成されている。また、これら
受顎20a並びに押えアーム20bは支持プレー
ト22からシユータ12が位置する側方に突出さ
せることにより取付けられている。支持プレート
22はねじりコイルバネ(図示せず)等でクラン
プの受顎20a、押えアーム20bが斜めに挿入
されたシユータ12と平行した角度を保持するよ
う偏位され、また、この支持プレート22は板側
面に軸支したカムフオロア23を介してカムプレ
ート24に連繋されている。カムプレート24に
は支持プレート22の各偏位方向と逆に傾斜する
下り勾配のカム溝24aが板側面に形成され、そ
のカム溝24aに支持フレーム22のカムフオロ
ア23が係合されている。また、このカムプレー
ト24には駆動シリンダ25の前後方向に移動す
るロツド先端が軸承枢支され、そのシリンダ25
の作動でカムプレート24と機体26の適宜個所
との間に張設した引張スプリング27に抗して所
望距離をスライドするよう支枠28に嵌挿支持さ
れている。この支枠28はカムプレート24と共
に駆動シリンダ25の作動で前後にストローク動
するものであり、その移動を案内するガイドバー
29が支枠28と一体成形したブラケツト部28
aに嵌着固定されている。このガイドバー29は
機体26に挿入したスライドハウジング201に
嵌挿支持され、その軸の前後端寄りにはスライド
ハウジング201と当接させて前後動を位置規制
するストツパリング202,203が挿入されて
いる。
この電子部品の取出し機構部2は各駆動シリン
ダ25の作動で基板送り機構部5の搬送コンベア
による基板Pの間歇送り方向と平行に各クランプ
20をストローク動するよう配置されているが、
その移動方向の片側には第2図で示すように挿入
ヘツド30を直交方向からストローク動する電子
部品の挿入機構部3が設けられている。この電子
部品の挿入機構部3は一つの挿入ヘツド30を備
え、その挿入ヘツド30をXYテーブル300で
各クランプ20のストローク前進位置並びに基板
Pに対する電子部品の挿入位置に夫々移動するよ
う取付けられている。挿入ヘツド30はXY方向
のガイドバー32,33で移動案内する支枠34
を介してXYテーブル300上に装備され、ま
た、取出し機構部2の各クランプ20から電子部
品を受取ると共に基板Pに対して電子部品を挿入
するよう上下動可能に取付けられている。その挿
入ヘツド30には、第11〜14図で示すように
下端側で電子部品を挾持する左右一対のガイドア
ーム31,32が備付けられている。その各ガイ
ドアーム31,32は異形な電子部品を挾持する
に適したへら状の形状を有する下腕部31a,3
2aと、その下腕部31a,32aをボルト30
1,302でねじ止め挿入する上端部31b,3
2bとからなつている。各上腕部31b,32b
は支点ピン303,304で支持フレーム33に
枢着され、その支点ピン303,304を中心に
下腕部31a,32aの下端側を開閉動するよう
取付けられている。また、各上腕部31b,32
bにはシリンダロツド305,306を当接させ
て支持フレーム33に夫々挿入した駆動シリンダ
34,35が連結されている。これら各駆動シリ
ンダ34,35はガイドアーム31,32の下端
側を閉成するべく作動するものであり、その閉成
で電子部品を挾持するだけであるから比較的小さ
なストロークを持つ小型のもので構成されてい
る。また、上腕部31b,32bには支点ピン3
03,304を介して上下位置にガイドアーム3
1,32の開閉張設ボルト305,306,30
7,308が取付けられている。これら各開閉調
節ボルトは支持フレーム33に挿入したブラケツ
トプレート309,310に螺着され、先端側を
ガイドアーム31,32に挿入し或いは当接する
よう取付けられている。このうち、調節ボルト3
05,306はガイドアーム31,32の閉成動
を規制するもので、上腕部31b,32bに挿入
したボルトの軸線上にコンプレツシヨンスプリン
グ311(片側のみ図示)を介装することにより
下腕部31a,32aの閉成方向への偏位を抑制
する。それに対し、調節ボルト307,308は
軸先端がガイドアーム31,32の上腕部31
b,32bと当接することによりガイドアーム3
1,32の閉成位置を規制するよう備付けられて
いる。このガイドアーム31,32の対向間隔内
には、第11,14図で示すように押し棒36が
上下動可能に備付けられている。その押し棒36
は支持フレーム33を介し、ガイドアーム31,
32を挿入する挿入ヘツド30の本体37側に挿
入されている。この本体37はダブルシリンダ機
構で構成され、支持フレーム33をボルト31
2,313でねじ止め挿入するカツプリング31
4を介してガイドアーム31,32が取付けられ
ている。その押し棒36はエアー通路315に空
気圧を供給することにより降下する昇降棒38と
連結され、また、軸線上に嵌挿配置したコンプレ
ツシヨンスプリング316で上昇動可能に取付け
られている。ヘツド本体37は押し棒36を内蔵
したシリンダ317を持ち、ガイドアーム31,
32を押し棒36の上下動とは別に電子部品の挿
入時に上下に移動できるよう構成されている。な
お、ヘツド本体37にはパルスモータ(図示せ
ず)とベルトを介してプーリー39が連繋され、
ガイドアーム31,32で挾持する電子部品の挿
入向きを必要に応じて変えられるようになつてい
る。
その挿入機構部3に対応しては、基板送り機構
部5の搬送コンベア上の基板Pを介して下方にク
リンチ機構部4が設けられている。このクリンチ
機構部4は挿入ヘツド30の支枠34に挿置した
ガイドバー40で支持され、第2図で示す電子部
品の挿入機構部3に同件することによりXYテー
ブル300で所定位置に移動するよう取付けられ
ている。また、そのクリンチ機構部4は第15〜
19図で示すように挿入ヘツド30で挿入する電
子部品Eの基板Pより下方に突出する端子ピンを
受入れ可能な間隔をへだて相対向する左右一対の
曲げ型41,42を備え、各曲げ型41,42の
上端側を互いに近接方向に作動することにより端
子ピンを所定長さに切断すると共に残余部分を基
板Pの裏面に沿つて押圧折曲するよう構成されて
いる。各曲げ型41,42は略中間辺が支持枠4
3にボルト401,402で軸承枢支され、その
枢軸点より下端側には引張りスプリング403を
掛渡し配置することにより、常時はスプリング作
用で上端側が拡開状態にあるよう保持されてい
る。この曲げ型41,42に対しては、カム型4
4が下端側の対向間隔内に割込み動作するようク
リンチ装置の本体45側に挿入されている。その
カム型44は端子ピンのカツトアンドクリンチシ
リンダ403のロツド上端側に突出配置され、こ
のシンダ403の作動で上下動するよう挿入され
ている。また、カツトアンドクリンチシリンダ4
03は機枠404に枢支したレバー405を介し
て駆動シリンダ406と連繋され、そのシリンダ
406の作動でシリンダ全体が上下に移動可能に
取付けられている。この曲げ型41,42は支持
枠43をカツトアンドクリンチシリンダ403の
キヤツプ407にねじ止めすることによりカツト
アンドクリンチシリンダ403の上端側に固定さ
れ、しかもシリンダ409の外周に形成したピニ
オン408と駆動シリンダ409のロツド先端に
挿入したラツク410と係合することによりシリ
ンダ409の作動で端子ピンの挿入位置に応じて
90゜方向に転換可能にも構成されている。カム型
44は曲げ型41,42の上端側を定間隔に保持
するスペーサ部411とスペーサ部411から斜
め下方に張出した押圧作用部412とから形成さ
れ、その押圧作用部412が曲げ型41,42の
枢軸点より下方に作用することより曲げ型41,
42の上端側で電子部品Eの端子ピンを押圧曲げ
するべく近接動させるようになつている。
このクリンチ機構部4には、電子部品Eの挿入
有無を検出する検知装置が組込まれている。その
検出装置はカム型44に検出回路の片電極を形成
するターミナル413を挿入し、その他電極をカ
ム型44が当接する絶縁体414,415の片側
にターミナル416を挿入することにより構成す
ることができる。ターミナル416に対しては、
検出ピン417が当接乃至離反動するよう取付け
られている。その検出ピン417はコンプレツシ
ヨンスプリング418を介して絶縁体414から
カム型44の割込み側に突出するよう挿入され、
曲げ型41,42の間に電子部品Eの端子ピンが
あるときにのみターミナル416に対して当接動
するよう弾発偏位可能に取付けれている。この検
出ピン417を挿入した他側の絶縁体415には
検出ピン417と同様の位置決めピン419が突
出検挿入され、各曲げ型41,42が同期して電
子部品Eの端子ピンを押圧折曲できるよう構成さ
れている。
このように構成する電子部品の自動挿入機で
は、基板送り機構部5の搬送コンベアによる基板
Pの送り方向と平行して複数のカートリツジ1
0,10…を並行させて受台11の板面上に斜め
に備付け、その各カートリツジ10,10…内に
収容したマガジン100から個々に電子部品を供
給し、それを取出し機構部2で水平方向に持ち出
した後、その持出し位置までXYテーブル300
で移動する挿入ヘツド30で受取ると共に基板P
に挿入し、更に、挿入ヘツド30と対をなすクリ
ンチ機構部4でリード線を切断折曲することによ
り電子部品を基板Pに挿入するよう作動する。そ
の作動中電子部品の供給機構部1では斜めに配置
した各カートリツジ10,10…から電子部品を
シユータ12で滑落させて、次々に電子部品をス
トツパ13で係止するよう供給できる。その電子
部品は取出し機構部2のクランプ20で挾持させ
て水平方向に持ち出し、この取出しでカートリツ
ジ10,10…内の最下段に位置するマガジン1
00内が空になると、自動交換装置6で空マガジ
ン100′をストツク槽101からストツク槽1
02に移動させて次の電子部品入りマガジンに交
換することにより連続させて電子部品の供給を行
えると共に空マガジン100′が基板送り機構部
5の基板搬送に支障を来すのも防ぐことができ
る。
電子部品の取出し機構部2では、複数並列配置
したいずれのカートリツジ10,10…から電子
部品を持出すか、予め定めたプログラムに応じて
移送クランプ20を交互択一的に水平方向の所定
位置まで駆動シリンダ25で前進動するようにな
つている。まず、所定位置のカートリツジ10に
収容したマガジンから電子部品がシユータ12上
に滑落してストツパ13で係止されると、駆動シ
リンダ21が作動してシユータ12上に位置する
電子部品を挾持するようクランプの受顎20a、
抑えアーム20bを作動させる。それと同時に、
前後動シリンダ25がストローク伸長するよう作
動し、クランプ20を前方で待機する挿入機構部
3の挿入ヘツド30に向つて前進動する。この前
進動当初はカムプレート24が引張スプリング2
7に抗して徐々に支枠28内でスライド前進し、
そのカム溝24aに沿つて支持プレート22を緩
やかに下降動させながら傾斜位置から水平方向に
回動することにより、シエータ12から電子部品
をクランプ20の受顎20a、押えアーム20b
で挾持して引出すようになる。その動作に伴つ
て、ストツパ13は下方に偏位して電子部品から
外れ、また、シヤツター14が下降動して次の電
子部品がシユータ12に滑落するのを阻止する。
クランプ20の受顎20a、押えアーム20bが
電子部品をシユータ12から引出すと、支持フレ
ーム22は支枠28の内部で略水平状態になり、
また、カムプレート24は支枠28のスライド許
容範囲内で前進位置まで移動を完了する。カムプ
レート24が支枠28内で前進動を終了すると、
そのカムプレート24と共に支枠28が前進動
し、クランプ20の受顎20a、押えアーム20
bで電子部品を水平状態に保持したまま挿入ヘツ
ド30が待機する前方方向に前進動する。挿入ヘ
ツド30の待機位置まで移動すると、ガイドバー
29のストツパ203がスライドハウジング20
1に当接して停止し、その位置で開成動作してい
る挿入ヘツド30のガイドアーム31,32に電
子部品を受渡す。その受渡しにあたつては駆動シ
リンダ21が作動して受顎20a、押えアーム2
0bを開成動することによりクランプを解除し、
挿入ヘツド30のガイドアーム31,32内に挿
入して転送するようになる。挿入ヘツド30に電
子部品を転送すると、直ちに駆動シリンダ25が
ストローク後退動し、ストツパ202がスライド
ハウジング201に当接するまで退却する。その
退却後、カムプレート24は引張スプリング27
で支枠28内を後退し、ストッパ204が機枠2
6の適宜個所に当接して停止する。この退却動と
共に、電子部品の供給機構部1ではシヤツター1
4が上昇動して次の電子部品をシユータ12上に
滑落させ、再度、駆動シリンダ25の作動指令を
受けるまでクランプ20で電子部品を受け取つて
待機するようになる。取出し機構部2から挿入ヘ
ツド30のガイドアーム31,32に電子部品を
転送して挾持すると、XYテーブル300が基板
Pの所定位置に挿入ヘツド30を移動し、挿入ヘ
ツド30のシリンダ317が作動することにより
挿入ヘツド30を搬送コンベア5の基板Pに対し
て降下する。その降下では電子部品の端子ピンを
基板の板面に略当接する位置まで降下するように
なり、この状態から押し棒36がエアー通路31
5に供給する空気圧で昇降棒38と共に降下する
ことにより下降動する。その押し棒36はガイド
アーム31,32の下端間に挾持した電子部品を
押圧し、当該電子部品の端子ピンを基板に圧入す
るようになる。この際、ガイドアーム31,32
は電子部品を下端間に挾持し、押し棒36が電子
部品を基板に略圧した状態で駆動シリンダ34,
35がストローク後退することによりコンプレツ
シヨンスプリング311の作用で開成方向に移動
する。基板に挿入された電子部品は下方に配置し
たクリンチ機構部4で端子ピンが所定長さに切断
され、残余の軸線部分が背面に折曲成形されて基
板Pに装着される。それと同時に、押し棒36が
エアー圧の解除に伴つてコンプレツシヨンスプリ
ング316の弾発で上昇動し、次のプログラムに
応じた電子部品の挿入指令に応答して電子部品の
取出し機構部2のクランプ20が前進動する位置
まで直ちに移動するようになる。
クリンチ機構部4では基板Pに挿入ヘツド30
が電子部品を挿入すると、それに同調して駆動シ
リンダ406が作動することによりレバー405
を介してカツトアンドクリンチシリンダ403の
全体が上昇動する。このシリンダ403の上昇と
共に、上端側に装着された曲げ型41,42も上
昇して上端側の拡開したままの間隔内に電子部品
の端子ピンを受け入れる。その受け入れと同時
に、今度はカツトアンドクリンチシリンダ403
が作動し、カム型44を曲げ型41,42の下端
側間隔内に割り込ませることにより曲げ型41,
42の上端側を互いに近接方向に移動させる。こ
のとき、基板Pに電子部品が挿入されていれば曲
げ型41,42の上端側で端子ピンを所定突端長
さに切断すると共に、残余のピン部分を基板Pの
裏面に押し曲げする。その押し曲げの際に端子ピ
ンから曲げ型41,42の上端側に反力が作用
し、この反力が作用すると、カム型44で押圧さ
れている検出ピン417がコンプレツシヨンスプ
リング418に抗してターミナル416に接触す
るよう没入偏位する。その検出ピン417がター
ミナル416に接触すると、カム型44のターミ
ナル413との間で形成する電子部品の挿入検出
回路が形成することにより、電子部品の挿入有り
を検知することができる。これに対し、電子部品
の挿入不良があるときには曲げ型41,42の上
端側間に電子部品の端子ピンがなくて反力が作用
しないため、曲げ型41,42の上端側が空作動
すると共に検出ピン417がコンプレツシヨンス
プリング418で突出状態に保持されたままとな
る。従つて、検出ピン417はターミナル416
に接触しないため、ターミナル413との間の電
子部品挿入検出回路が開成したままとなつて電子
部品の納入無しを確認することができる。この挿
入不良検知に応答しては電子部品の取付け補正作
業を行うことができ、電子部品をすべて正常に装
着した基板は搬送コンベア5の終端側に備付ける
スタツカボツクス内に順次堆積させて収容するよ
うにできる。
発明の効果 以上の如く、本発明に係る異形電子部品の自動
挿入機に依れば、電子部品の供給機構部を基板送
り機構部の送り路端部上方にまたがらせて配置す
るから、その部品供給機構部の部品取出し位置や
部品挿入機構部による部品挿入個所を作業員が監
視する作業を含めて各作業が行い易くなる。ま
た、電子部品の供給機構部を基板送り機構部の基
板送り路端部上方に配置しても、各カートリツジ
内で空マガジンを別のストツク槽に回収すると共
に電子部品入りマガジンと交換するマガジンの自
動交換装置を部品供給機構部に装備するので、カ
ートリツジからマガジンを落下させることにより
想定される基板の搬送に支障を来すのを防ぐこと
ができる。これに加えて、空マガジンをカートリ
ツジ内のストツク槽に上下に積重ねて収容するか
ら、空マガジンの回収にも大きなスペースが取ら
れずしかも作業環境を整然とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動挿入機で取付け可能
な異形電子部品の具体例を示す説明図、第2図は
本発明に係る電子部品の自動挿入機を示す斜視
図、第3,4図は同挿入機の電子部品供給機構部
を示す説明図、第5,6図は第3,4図を含めて
同挿入機の電子部品取出し機構部を示す説明図、
第7〜10図は同挿入機の電子部品供給機構部に
組み込み可能なマガジンの自動交換装置を示す説
明図、第11〜14図は同挿入機の電子部品挿入
機構部を示す説明図、第15〜19図は同挿入機
のクリンチ機構部を示す説明図である。 1:部品供給機構部、2:部品取出し機構部、
3:部品挿入機構部、5:基板送り機構部、6:
マガジンの自動交換装置、10,10……:カー
トリツジ、100:電子部品入りマガジン、10
0′:空マガジン、101,102:マガジンの
ストツク槽、103:横送りプツシヤ、104:
押上げプツシヤ、20:移送クランプ、30:挿
入ヘツド、P:部品実装用基板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数並列させて斜めに装備するカートリツジ
    内の各マガジンから電子部品を個々に送り出す部
    品供給機構部と、各カートリツジの部品送出し位
    置から電子部品を基板送り路上方の所定位置まで
    持出す部品取出し機構部と、その部品取出し機構
    部による各電子部品の持出し位置に移動する挿入
    ヘツドで電子部品を部品取出し機構部から個々に
    受取つて部品実装基板に挿入する部品挿入機構部
    と、部品実装基板を一方向の送り路に沿つて移動
    させる基板送り機構部とを備え、 上記部品供給機構部を基板送り機構部の送り路
    端部上方にまたがせて配置し、上記部品取出し機
    構部を各カートリツジ装備位置に対応させて部品
    供給機構部に並列的に取付け、上記部品挿入機構
    部を基板送り機構部による基板送り路の片側に配
    置し、 上記部品供給機構部に電子部品入りマガジンを
    収納するストツク槽と空マガジンを回収するスト
    ツク槽とを夫々有するカートリツジを装備すると
    共に、空マガジンを横送り移動する横送りプツシ
    ヤと空マガジンを押上げ移動する押上げプツシヤ
    とを備え且つ横送りプツシヤで移動する空マガジ
    ンを押上げプツシヤで電子部品入りマガジンのス
    トツク槽から空マガジンのストツク槽に送込んで
    電子部品入りマガジンと交換するマガジン自動交
    換装置を基板送り機構部の基板送り路よりも上方
    で部品供給機構部のカートリツジ装備位置に対応
    させて備付けたことを特徴とする異形電子部品の
    自動挿入機。
JP59183676A 1984-02-07 1984-09-04 異形電子部品の自動插入機 Granted JPS6163095A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59183676A JPS6163095A (ja) 1984-09-04 1984-09-04 異形電子部品の自動插入機
US06/741,305 US4677745A (en) 1984-06-07 1985-06-04 Apparatus for automatically mounting special-type chips on substrate
GB08514012A GB2162448B (en) 1984-06-07 1985-06-04 Apparatus for automatically fittedly mounting special-type chips on substrate
CA000483339A CA1242812A (en) 1984-06-07 1985-06-06 Apparatus for automatically fittedly mounting special-type chips on substrat
DE8516645U DE8516645U1 (de) 1984-06-07 1985-06-07 Vorrichtung zum Anbringen von Chips auf einem Substrat
FR8508671A FR2565761B1 (fr) 1984-06-07 1985-06-07 Appareil de montage automatique de puces d'un type special sur un substrat
KR2019850006794U KR900009758Y1 (ko) 1984-02-07 1985-06-07 기판위에 특정한 형태의 칩을 자동적으로 장착하는 장치
MYPI87002410A MY100979A (en) 1984-06-07 1987-09-30 Apparatus for automatically mounting special-type chips on substrate

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JPS6163095A JPS6163095A (ja) 1986-04-01
JPH0363839B2 true JPH0363839B2 (ja) 1991-10-02

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