JPH0363587A - 地中埋設物探査装置 - Google Patents

地中埋設物探査装置

Info

Publication number
JPH0363587A
JPH0363587A JP1199682A JP19968289A JPH0363587A JP H0363587 A JPH0363587 A JP H0363587A JP 1199682 A JP1199682 A JP 1199682A JP 19968289 A JP19968289 A JP 19968289A JP H0363587 A JPH0363587 A JP H0363587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
echo
buried
antenna
underground
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1199682A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Abe
阿部 友行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP1199682A priority Critical patent/JPH0363587A/ja
Publication of JPH0363587A publication Critical patent/JPH0363587A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、地中に埋設された水道管やケーブル等及び
埋没している不発弾等の位置を非破壊的に探査するに好
適な地中埋設物探査装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の地中埋設物探査装置については、本出願
人から各種提案されている。概略を説明すれば、地中埋
設物探査装置のハード構成は、概ね、移動台車に位置検
出器と1個の発信専用アンテナと1個の受信専用アンテ
ナとを搭載してなる地中探査部と、表示手段を含むマイ
コンとを備えた構成となっている。かかる構成における
地中埋設物探査装置のソフト構成は次の通りである。探
査による埋設物(例えば、長手の水道管。以下同じ)の
位置の推定は、予め定めた探査エリヤにおいて、埋設管
が地表面に対して平行に埋設され、かつ、探査ライン(
移動台車の移動方向のライン)が埋設管の埋設方向と垂
直であるという仮定の下に行われる。I!ITち、埋設
物上方の地表面の1本の探査ライン上の複数地点から電
波を発射してそのエコー波を受信することにより、各地
点におけるエコー波の伝播時間を基に、深さ方向と移動
方向とをパラメータとして、これらをマイコンにより演
算し、埋設管のエコー像を表示手段に形成せしめている
。このエコー像は送信電波の広がりに起因し、前記表示
手段において双曲線状の表示となる。かかる走査を複数
本の平行なる走査ラインで行い、これらで得られる複数
個のエコー像をオペレータが視認し、かつ、比較するこ
とにより埋設物の有無、埋設物間の識別、及びそれらの
大きさや方向を推定するものである。また他の従来例と
して、例えば特願昭63−110121号の地中埋設物
探査装置は、ハード構成は上記と同じであるが、そのソ
フト構成に改良が加えられている。これは、上記オペレ
ータの判定がマイコンでなされる構成となっている。つ
まり、上記ソフト構成では、熟練したオペレータでも、
エコー像を視認しての判定は困難を極める。このため、
オペレータに替わりマイコンが複数個のエコー像を相互
比較し、そして共通要素を取り出すことにより、また予
め記憶した疑似エコー像と検出したエコ像とを比較する
ことにより、埋設物の3次元画像を導き出し、これによ
って埋設物の有無と、埋設物間の識別と、それらの大き
さや方向等を特定している。尚、水道管等の長手物にお
いて、これが斜めに埋設されている場合については、エ
コー像にズレが発生するが、この誤差を逆算し、埋設物
の3次元!i像を導き出す構成となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の構成においては、次に掲げる
不都合がある。先ず、一般的構成の地中埋設物探査装置
の構成では、埋設管の位置の推定は、探査エリヤにおい
て、埋設管が地表面に対して平行に埋設され、かつ、探
査ラインが埋設管の埋設方向と垂直であるという仮定の
下に行われるやこの仮定が正しい場合は確かに高精度に
埋設管の位置を検出することができる。しかしながら、
それ以外の場合、即ち埋設管が上記仮定の条件を満たさ
ないで、斜めに埋設されている場合には、そのことに基
づき、検出値に誤差が生じ、精度良く埋設管の位置を検
出することができないという欠点がある。更に、表示手
段に埋設管のエコー像が表示されるのであるが、埋設管
以外の、例えば石等の異物のエコー像も共に表示される
ので、これら石等のエコー像と、埋設物のエコー像とを
表示手段上で識別することは、未熟練なオペレータは勿
論のこと、熟練したオペレータであっても、これらを識
別するのは困難を極めるという欠点がある。次に特願昭
63−110121号の構成の装置ににおける不都合を
述べる。この構成にあっては、上記構成の欠点(つまり
埋設物の方向性と識別能力)を解決することはできるが
、次に掲げる不都合がある。この欠点は、1台の移動台
車を2本以上の探査ラインに沿って移動させる場合、移
動台車を正確に平行移動できないという不具合である。
この結果、探査性能面で検出値に誤差が生じ、操作上、
探査に時間を要すという欠点が生じている。尚、これら
従来技術において、形状及び埋設態様が不特定の埋設物
(例えば不発弾)を3次元的に正確に探査するのは、実
際上はぼ不可能である。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、短時間、かつ、
高精度に埋設物を探査することができ、更に、埋設物形
状及び埋設態様が不特定の埋設物であっても、これを探
査し得る地中埋設物探査装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を遠戚するため、本発明に係わる地中埋設物探
査装置は、移動台車搭載の送fJ機から地中に向けて発
射した電波が地中の埋設物で反射し、このエコー波を前
記移動車搭載の受信機で受信し、このエコーの伝播時間
により埋設物の位置を検出するレーダ方式の地中埋設物
探査装置において、位置検出器と、第1の送信アンテナ
と、第1の受信アンテナと、第2の送信アンテナと、第
2の受信アンテナと、マイコンとを備え、第1の送信ア
ンテナと第1の受信アンテナとで作る第1のエコー波で
なるエコー画像のデータと、第2の送信アンテナと第2
の受信アンテナとで作る第2のエコー波でなるエコー画
像のデータと、第1の送信アンテナと第2の受信アンテ
ナとで作る第3のエコー波でなるエコー画像のデータと
、前記位置検出器から送られてくる位置情報とを基に、
前記マイコンにおいて、それら各々のエコー画像の位置
を演算し、第1のエコー画像位置と第2のエコー画像位
置とで結ばれる直線に対し、第3のエコー画像位置が予
め定めた許容範囲内に存在するとき、これら3個のエコ
ーI!i像の各々の埋設物が同一の埋設物であると判定
する構成とした。
〔作用〕
本発明は、埋設物について、3次元の全体画像を斉精度
に得ることがねらいである。即ち上記構成によれば、移
動台車搭載の発信アンテナと、受信アンテナと、位置検
出装置とにおいて、発信アンテナと受信アンテナとを結
ぶ方向に移動台車を移動させることにより、この方向と
、深さ方向とからなる2次元断面画像の双曲線でなるエ
コー画像を3fll得ることができる0通常、3次元画
像を得るには、2つのエコー画像を得てこれらを結合す
ればよい、しかしながら、2つのエコー画像を単に結合
しても、これらが互いに異物のエコー像であれば無意味
である。そこで上記構成では、3個のエコー画像を同定
するに、第5図又は第6図に示すように、任意の2つの
エコー画像(例えば421と423)の位置を結ぶ直線
りから予め定めた許容周囲δを設け、この許容周囲δ内
に、他の1つのエコーIii像(422)が存在すると
き、これら3個のエコーii!!1411の各々の埋設
物は同−理設物であると判定するようにしている。尚、
例えば前記任意の2つのエコー画像は421と422又
は422と423であって、他の1つのエコー画像が4
23又は421であってもよい、そこで1,3つエコー
画像の位置はそのままの検出位置で結合された3次元画
像で表され、許容周囲δの大小により直線か曲線か、平
面か曲面か、直立体か曲立体かが示されるようになる。
つまり、前記判定ファクターである許容周囲δは、これ
を大きくとれば、直線又は平面形状を含む曲線又は曲面
形状の埋設物を示し、逆に許容周囲δを小さくとれば、
直線又は平面形状の埋設物を示す、尚、許容周囲δの大
小差と、同−理設物であるか否かの判断リスクとの関係
について述べれば、本来的に3つのエコー!像は互いに
異なる位置の画像であるため、そのリスク差は同様であ
る。つまり、許容周囲δが小さいからと言って同一物で
あるとは限らないし、δが大きいからと言って異物であ
るとは限らない、そこで、許容周囲δは、探査対象物の
大きさ、形状又は探査エリアの広さ等の賭条件により、
所望の値に、かつ、段階的に設定することができるよう
にしである。これは、より現実的な仮定(つまり許容周
囲δの大小)を設定し、先ず埋設物の3次元w像を得る
ことに主体をおいている。そして、118!Iの探査で
得られる3次元画像つつ、従前の3次元Ili像と次に
3次元画像とを順に同定して行くことにより、埋設物の
具体的形状(平面か曲面か)と、埋設態様とをより具体
的に把握できるようにしている。この場合、表示画像が
示す全体画像は、未熟なオペレータであっても、直ちに
異物か否かを判定することができる。例えば、オペレー
タが見てこの世の実在物と照合し、奇貨に感する3次元
画像が表れた場合でも、前記許容周囲δを種々の値に変
更することにより、従前に同定されていたものが異物と
されることもあり、逆に、従前に異物として捕らえてい
たものも、同定されることもある。かかる許容周囲δの
変更操作はキーボードからの入力等の簡単な手段により
可能となる。即ち、オペレータの熟練度に係わりなく、
埋設物の具体的形状及び埋設形態を把握することができ
るようになる。そしてこのような同定操作におけるオペ
レータの判断行為は、上記の通り、3次元画像と実在物
との比較のみであり、これはオペレータの熟練度に無関
係となる。
をマイコンが記憶し、この探査を複数回繰り返し〔実施
例〕 以下実施例を図面を参照して説明する。第1図は本発明
に係わる地中埋設物探査装置の第1実施例を示すブロッ
ク図である。同図において、地中埋設物探査装置は、位
置検出器17と、4個のアンテナ(各々2個の送信専用
アンテナと受信専用アンテナ)を備える地中探査部10
と、マイコン40とを備えた構成となっている。詳しく
は、地中探査部10は、通常の電磁波反射方式の原理に
基づき、地中の断面画像を形成するものであり、移動台
車に搭載されている。この地中探査部10は、電波を発
射するタイミングを与えるためのトリガ信号を出力する
トリガ発生器11と、このトリガ信号を2個のアンテナ
に分配する分配512と、分配されたトリガ信号に従っ
てパルス信号を発生するパルス発生B131.132と
、発生したパルス信号に従って@磁波21.22を発射
する送信アンテナ141.142と、埋設物30から反
射したエコー波23.24を受信する受信アンテナ14
3.144と、受信したエコー波2324を受信!15
1,152を介してディジタル信号に変換するA/Dコ
ンバータ161,162と、移動台車が単位距離移動す
る毎に11IIのパルスを発生して移動台車の位置を検
出する位置センサ17とから構成されている。送信アン
テナ141.142と、受信アンテナ143.144と
は、第2図(a)に示すように、移動台車50に搭載さ
れている。即ち、同図(b)に示すように、送信アンテ
ナ141と受信アンテナ143とを結ぶ線と、送信アン
テナ142と受信アンテナ144とを結ぶ線とは平行で
あり、かつ、送信アンテナ141.142と、受信アン
テナ143.144とはそれぞれのアンテナの長手方向
の延長線上に配置されている0次にマイコン40は、演
算部41と、2次元断面画像なるエコー画像とこれらの
結合である3次元画像とを表示するTVモニタ42と、
外部条件の入力手段であるキーボード43と、メモリ4
41〜443.451〜453とを備えている。つまり
位置センサ17からの位置信号と、A/Dコンバータ1
61.162からの3種のエコー画像による2次元断面
画像のデータ信号とがマイコン40の演算部41に入力
される。この演算部41にはかかるデータの入力に加え
、更にキーボード43からもオペレータ操作による信号
が入力される。そしてこれら入力信号を基づき、後述す
る処理が行われる。メモリ441〜443.451〜4
53はそれぞれ記憶容量の大きいものであって、メモリ
451〜453は、例えば第3図に示すように、移動台
車50が探査エリヤ60をX方向に走査したとき、後述
する処理により得られる3個のエコーm像を形成せしめ
る2次元断面画像データを記憶する。他方メモリ441
はキーボード43からの外部条件データを記憶する。メ
モリ442は、後述する処理によって得られる埋設物の
3次元Iii像データを記憶する、また、メモリ443
は、後述する処理によって前記3次元Ii像を結合した
埋設物全体の3次元画像データを記憶する。これらメモ
リ441〜443.451〜453は、演算部41によ
り、書き込みと、読み出しとがなされ、その出力は適宜
T■モニタ42上に表示される。埋設物30の探査は、
本実施例でも最終的には埋設物(本実施例では埋設管と
する)の姿勢、つまり埋設管の3次元的姿勢を演算によ
って求め、これを出力表示するものである。そこで第3
図に示すように、先ず初期設定として、探査エリヤ60
と、その基準点P。とを設定する。即ち、第1図及び第
3図に示すように、オペレータによりキーボード43か
ら、走査エリヤ60と、その基準点P、とのデータが入
力される。これと同時に、例えばマンホール61の位置
データやその他の外部位置データもこのキーボード43
から入力される。これらの各位置データは、第3図に示
すXYZ座標系の3次元データとして、演算部41を介
してメモリ441に格納される0次に第3図に示すよう
に、上記探査エリヤ60内の異なる場所において、探査
ライン10を設定する。この探査ラインl、はX軸に平
行である。そしてこの走査ラインi、に沿って移動台車
50を移動させて地中の探査を行い、−度に3種の2次
元断面画像を得る。即ち、仮に移動台車50略中心が探
査ライン10の上を移動すると、送信アンテナ141と
受信アンテナ143とは探査ライン1.からy+Mれる
、走査ラインl。に平行なうイン1+上を移動すること
になる。
他方送信アンテナ142と受信アンテナ144とは探査
ラインllからライン11に反対側にy。
履れる、走査ラインlゆに平行なうインIt上を移動す
ることになる。今、第1図に示すように、トリガ発生器
11で発生したトリガ信号は、分配器12によって第1
〜第3の3つの信号に順次切り換えられる。第1の信号
はパルス発生器131ニヨってmlのパルス信号に変え
られ、送信アンテナ141から電磁波21が照射される
。この電磁波21は地中の埋設管30によって反射し、
受信アンテナ143により受信される。受信されたエコ
ー波23は受信器151を介してA/Dコンバータ16
1によりディジタル信号に変換されるこのディジタル信
号は演算部41で位置センサ17からの位置情報と照合
され、定められた距離(X方向)毎の情報として計寞さ
れた上、第1の真像情報4511としてメモリ451に
格納される0次に、トリガ発生811で発生し、分配器
12によって分配された第3の信号は、パルス発生器1
32により第3のパルス信号に変えられる。
この第3のパルス信号により送信アンテナ142から電
磁波22が照射され、地中の埋設物30によって反射し
、受信アンテナ144により受信される。受信アンテナ
144により受信されたエコー波24は受信器152を
介してA/Dコンバータ162でディジタル信号に変換
される。このディジタル信号も、演算部41で位置セン
サ17からの位置情報と照合され、定められた距離(X
方向)毎の情報として計算された上、第3の画像情II
 4531として、メモリ453に格納される。
最後に、トリガ発生器11で発生し、分配512により
分配された第3の信号は、パルス発生器131により第
3のパルス信号に変えられる。この第3のパルス信号に
より送信アンテナ141から電磁波21が照射され、地
中の埋設管30によって反射し、受信アンテナ144に
より受信される、送信アンテナ141と受信アンテナ1
44とは第2図(b)に示す通り、対角状に配置されて
いるため、送信アンテナ141と、受信アンテナ144
の中央部の深さ方向(2方向〉の情報を含むことになる
。送信アンテナ144が受信したエコー a ハ受信5
152を介してA/Dコンバータ162でディジタル信
号に変換される。このディジタル信号も、演算部41で
位置センサ17からの位置情報と照合され、定められた
距離(X方向)毎の情報として計算された上、第2の画
像情報4521としてメモリ452に格納される。
次に、上記ハード構成における本発明の中心となるソフ
ト構成を述べる。第4図は上記TVモニタ42で表示さ
れる探査ライン1.1.及びl。
に対応する2次元画像を示したものであるが、同図に示
すように、TVモニタ42の画面上には第3図の埋設管
30に対応する双曲線状のエコー画像31が、また図示
しないが他の埋設物に対応する双曲線状のエコー画像7
0か、また地表面に対応するエコー画像80が、その他
図示しないが石等の異物のエコー画像が共に表示される
。これら埋設管等が表示m面上で双曲線状のエコーm像
としてtl!測される原理及び埋設物の深さの決定過程
については、特願昭63−110121号に述べられて
いると同様である。そこで本発明に係わり、かつ、中心
となるソフト構威を以下説明する。
各探査ラインl@ 1. l!に対応する埋設管30の
2次元位置データP・ <x、、yak、Pr  (X
+ 、Yr )、Px  (Xt 、Yz )は、メモ
リ441に記憶された基準点Po等の外部入力データに
より、Y方向との関係を有するようになり、この結果、
座標上での3次元位置データルo  <x。
、Yo、Z1ン、P+(X+、Yr、Z+)、P(Xz
、Yt、、Zz)となル、コれら各3次元位置データは
メモリ442に蓄積され、必要の応じてTVモニタに表
示される。
次にfl!!1部41は部上1442の記憶内容に基づ
いて、これらの3次元位置データが同−埋設物によるも
のか又は異物によるものかの判定を行う、同一物であれ
ば連続性がある。従って、いずれか2個の3次元位置デ
ータ間を直線りで結び、更にこのtL線りの外周に任意
量の許容範囲δを設ける。この許容範囲δ内に第3の3
次元位置データが存在すれば連続性があるものとみなし
、これら3次元位置データが同一物についての異なる部
位の位置であると判定する。即ち、本実施例では、探査
ライン11に対応する3次元位置データP1(X+ 、
Yt 、Z+ )と、探査ラインExに対応する3次元
位置データPz  (Xi 、Yt 、Zo )とにお
いて、Po。(XOo−<x++X、)/2、Yoo=
 (Yt +Yz )/2、Z so = (Z I+
 Z り/2)なる座1 (X6゜、Yo。、Zoo)
を算出し、これに許容範囲±δを下式の通り加え、この
範囲内に探査ライン10に対応する位置情報P6  (
Xo、Ya、Zo)が存在するか否かを比較している。
・Xo。−δ≦X、≦x0゜+δ ・Y、、−δ≦Y、≦Y0゜+δ ・Z、。−δ≦20≦2.。+δ 但し、許容範囲δはキーボード43からの入力により自
在に変更することができるようになっている。かかる埋
設物の3次元画像データもメモリ442に蓄積され、必
要の応じてTVモニタで表示されるようになっている。
かかる実施例の効果を、非直線の埋設物を埋設し、探査
した例で述べる。即ち第6図に示すように、略字形の固
形物を地中に埋め、これを実施例の装置で探査すると、
はぼ同形の3次元画像を得ることができる。
上記実施例では、埋設物の姿勢を示す3次元の直線方程
式を求める際に、−度の台車の移動で、31の2次元画
像データが得られるため、探査がスピードアップできる
こと、更に31の2次元画像データの位置関係が予め固
定化されているので、特願昭63−110121号の構
成のように3回の台車の移動で求める3種の2次元画像
データを用いる場合と比較して、高精度に検出すること
ができること、更に実際埋設物の全体3次元画像を得ら
れることの効果を奏する。尚、その他の実施例として、
アンテナの数を自在に変更し、−括して全体像を得るこ
ともできる。また上記実施例では可変可能としたのは許
容範囲δのみであるが、探査対象物又は探査エリヤに対
応して、更に各アンテナ間距離を可変とすることにより
、探査を効率よく行うこともできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係わる地中埋設物探査装
置によれば、送信アンテナと受信アンテナとを兼用とし
て、2個の送受信アンテナで3個のエコー画像を得るよ
うにした構成であるため、短時間、かつ、高精度に埋設
物を探査でき、更に、形状及び埋設態様が不特定の埋設
物であってもこれを探査することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明に係わる地中埋設物探査装置の一実
施例を概略的に示すブロック図第2図・・・本発明に係
わる地中埋設物探査装置の実物概要図であって、(a)
アンテナの移動台車への搭載図、(b)はアンテナの配
置図第3図・・・埋設管の埋設態様を三次元的に示す斜
視図 第4図・・・TVモニタに表示される二次元断面画像を
例示した概略図 第5図・・・埋設管探査の模式図であって、(a)は移
動台車による埋設管の探査の概略説明図、(b)は(a
)に対応する3種の2次元断面画像と許容範囲δとを説
明する図 第6図・・・不定形埋設物探査の模式図であって(a)
は移動台車による埋設物の探査の概略説明図、(b)は
(a)に対応する3Ilの2次元断面画像と許容1iI
IIIlδとを説明する図n・・・アンテナ δ・・・許容周囲 Po・・・基準点 1o 11+ lx  ・・・探査ライン10・・・地
中探査部 11・・・トリガ発生器 12・・・分配器 131.132・・・パルス発生器 141.142・・・送信アンテナ 143.144・・・受信アンテナ 151.152・・・受信器 161.162・・・A/Dコンバータ17・・・位置
検出器 30・・・埋設物 40・・・マイコン 41・・・演算部 42・・・TVモニタ 43・・・キーボード 441〜443.451〜453・・・メモリ50・・
・移動台車 60・・・探査エリヤ 61・・・マンホール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 移動台車搭載の送信機から地中に向けて発射した電波が
    地中の埋設物で反射し、このエコー波を前記移動車搭載
    の受信機で受信し、このエコーの伝播時間により埋設物
    の位置を検出するレーダ方式の地中埋設物探査装置にお
    いて、位置検出器と、第1の送信アンテナと、第1の受
    信アンテナと、第2の送信アンテナと、第2の受信アン
    テナと、マイコンとを備え、第1の送信アンテナと第1
    の受信アンテナとで作る第1のエコー波でなるエコー画
    像のデータと、第2の送信アンテナと第2の受信アンテ
    ナとで作る第2のエコー波でなるエコー画像のデータと
    、第1の送信アンテナと第2の受信アンテナとで作る第
    3のエコー波でなるエコー画像のデータと、前記位置検
    出器から送られてくる位置情報とを基に、前記マイコン
    において、それら各々のエコー画像の位置を演算し、第
    1のエコー画像位置と第2のエコー画像位置とで結ばれ
    る直線に対し、第3のエコー画像位置が予め定めた許容
    範囲内に存在するとき、これら3個のエコー画像の各々
    の埋設物が同一の埋設物であると判定する構成を特徴と
    する地中埋設物探査装置。
JP1199682A 1989-07-31 1989-07-31 地中埋設物探査装置 Pending JPH0363587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199682A JPH0363587A (ja) 1989-07-31 1989-07-31 地中埋設物探査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199682A JPH0363587A (ja) 1989-07-31 1989-07-31 地中埋設物探査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0363587A true JPH0363587A (ja) 1991-03-19

Family

ID=16411858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1199682A Pending JPH0363587A (ja) 1989-07-31 1989-07-31 地中埋設物探査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0363587A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275639A (ja) * 2008-06-23 2008-11-13 Osaka Gas Co Ltd 地中探査レーダ用アンテナ
JP2013024872A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Hilti Ag 基盤内の物体を検出するための検出装置および方法
JP2016057235A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 大阪瓦斯株式会社 探査装置
JP2016099125A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 大阪瓦斯株式会社 探査装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275639A (ja) * 2008-06-23 2008-11-13 Osaka Gas Co Ltd 地中探査レーダ用アンテナ
JP2013024872A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Hilti Ag 基盤内の物体を検出するための検出装置および方法
JP2016057235A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 大阪瓦斯株式会社 探査装置
JP2016099125A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 大阪瓦斯株式会社 探査装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6006021A (en) Device for mapping dwellings and other structures in 3D
KR19990078351A (ko) 수중물체탐지장치
JPS61254879A (ja) 海底面音波探査装置
EP0099764B1 (en) Method and system for analyzing discontinuities in reasonably homogeneous medium
CN110456361B (zh) 大范围海底地貌遥测的双基地声学成像方法
RU2461845C1 (ru) Гидроакустическая система для визуализации подводного пространства
RU2429507C1 (ru) Способ восстановления рельефа морского дна при измерениях глубин посредством гидроакустических средств и устройство для его осуществления
JP6478578B2 (ja) 探査装置
JPH0363587A (ja) 地中埋設物探査装置
US5770944A (en) Method and probe arrangement for the electromagnetic detection of metal objects
Sato et al. Development of the hand held dual sensor ALIS and its evaluation
Tang et al. Three dimensional height information reconstruction based on mobile active sonar detection
KR100470269B1 (ko) 지하탐사 자료의 3차원 영상화 처리방법 및 처리시스템
JP3374376B2 (ja) 海底埋設物探査装置
CN112904428B (zh) 海洋浅地层剖面探测系统及方法
JPH01280277A (ja) 地中埋設物探査装置
JPH0679065B2 (ja) 海底探索装置
JPS6130782A (ja) 地中探査レ−ダ
JP3959271B2 (ja) 超音波探査装置
Stewart A non-deterministic approach to 3-D modeling underwater
JPH0820524B2 (ja) 海底埋設導体の検知器からの埋設深さ測定装置
KR20190112494A (ko) 음파를 이용한 매설체의 매설 깊이 및 위치 측정 방법 및 측정 장치
JP2543246B2 (ja) シ―ルド工法における地中前方探査の埋設物位置決定方法
JPS63304188A (ja) 地中埋設物体の探査方法
Metcalf et al. Acoustic-Based Underground Utility Mapping at the Annacis Island WWTP