JPH0363391B2 - - Google Patents

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JPH0363391B2
JPH0363391B2 JP59209880A JP20988084A JPH0363391B2 JP H0363391 B2 JPH0363391 B2 JP H0363391B2 JP 59209880 A JP59209880 A JP 59209880A JP 20988084 A JP20988084 A JP 20988084A JP H0363391 B2 JPH0363391 B2 JP H0363391B2
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JP
Japan
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leg member
foot
leg
lower leg
toy
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JP59209880A
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JPS6187573A (ja
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Hiroyuki Watanabe
Kenzo Akyama
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Tomy Inc
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Tomy Inc
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Publication of JPS6187573A publication Critical patent/JPS6187573A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2本の脚を交互に進めて歩行する歩
行玩具に関する。
[従来技術] 従来の歩行玩具は、夫々直線状の部材で形成し
た2本の脚にゼンマイ等の回転力をクランク機構
等によつて往復運動に変換して伝達することによ
り歩行するものであるが、その形態と動作は人間
の両脚の形態および歩行動作とは程遠いものであ
つた。すなわち、形態の点では、従来の歩行玩具
は一方の脚を持ち上げるとき他方の脚で玩具体を
倒れないように支持するため、床面に接する足部
の幅が広く、その一部は互いに内側に向かつて延
長されており、人間の足の形状とは異なるもので
ある。また、動作の点では、人間は歩行の際、膝
と足首を円滑に曲げて脚を進めるのに対し、従来
の歩行玩具は単純に直線状の脚を上下動させるだ
けであつた。
そこで、複雑な機構を用いることなく従来の歩
行玩具よりもはるかに人間の歩き方に近似した動
作をする歩行玩具が開発され、本出願人により特
許出願されている(特願昭58−244877号)。この
歩行玩具は、左右の脚を上下2つの脚部材で形成
し、脚の前後動に合わせて下方の脚部材を揺動さ
せると共に足首の部分を上下方向に揺動させるよ
うに巧妙に構成されたもので、その歩行動作は従
来の玩具よりはるかに人間の動きに近似したもの
である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、この歩行玩具は、体を左右に倒
すことにより着地した足に重心を移動しながら歩
行するように構成されているので、平滑な面上を
歩行する場合は良いが、少しでも凹凸のある床面
の上では、足の先がひつかかつたりして重心の移
動がうまくいかず、しかも重心位置が高いため、
倒れ易いという問題があつた。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、非平滑面の上でも足部を的確に上下
動させ、高い位置にある重心を円滑に移動して確
実に歩行動作を行う歩行玩具を提供することを目
的として、次のように構成されたものである。
本発明の歩行玩具は、玩具本体に揺動自在に連
結された上方脚部材と、該上方脚部材の下端部に
回動自在に連結された下方脚部材と、上方脚部材
に沿つて移動自在に取り付けられた棒状部材から
成り、その移動により下方脚部材を上方脚部材と
の連結点を支点として回動させるように下方脚部
材に連結した第一の連結部材と、下方の脚部材の
下端に回動自在に連結した足部と、玩具本体に揺
動自在に取り付けられた揺動枠、上下脚部材の
各々と平行に且つ互いに回動自在に連結し、上端
を揺動枠に、下端を足部に、それぞれ回動自在に
連結した上下2つの連結杆、及び上下脚部材の連
結部と上下連結杆の連結部との間に取り付けられ
た前後方向連結杆から成り、揺動枠の揺動により
足部を下方脚部材との連結点を支点として回動さ
せるように足部を連結した第二の連結部材と、回
転運動を上方脚部材の前後揺動に変換するため
に、一方の面に第一の連結部材を移動させるカム
溝を有し、他方の面に第二の連結部材の揺動枠を
揺動させるカム溝を有するカムと、前記下方脚部
材の下端部に結合し、下方脚部材と一体に揺動し
て前記足部の底を上下動させるように足部に配置
された上下動部材とを玩具本体の左右に具備し、
適宜の回転駆動手段にて左右のカムを互いに180°
の位相差をもつて回転させることにより左右の上
下脚部材を交互に前方に動かすと同時に、前記上
下動部材の揺動により左右の足部底面の高さを制
御して歩行することを特徴とする。
実施例 1 以下、添付図面を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。
第1図および第2図は本発明による歩行玩具の
一実施例を示す。図示の玩具は、回転駆動機構を
収納した本体2、その駆動機構によつて駆動され
る左右の脚部4L,4Rとから成る。
本体2の内部には、動力源であるモータ6とそ
の回転を減速する歯車機構8とが配置され、歯車
機構8の最下段の歯車9は、第2図において反時
計回りに一定速度で回転される。本体2の後面に
は、モータ6の電源である電池(図示せず)を収
納するケース3が本体2と一体に取り付けられて
いる。ケース3の外側部は、上端のヒンジ3aを
支点として開閉自在である。
本体2の左右両側には、歯車9の軸10が突出
し、軸の両端にカム12Lおよび12R(図には
左側のカム12Lのみ示されている)が夫々固定
されている。これらのカムの左右両面には、後述
のようにカムの回転に伴なつて左右の脚部4L,
4Rを前後方向に揺動させるためのカム溝が形成
されている。
次に脚部について説明するが、その構造は左右
対称であるので、以下では左側の脚部4Lの構造
について説明し、右側の脚部4Rの説明は省略す
る。
脚部4Lは、まず、軸ピン14にて互いに回動
自在に連結した上下2つの脚部材16および18
を含んでいる。上方の脚部材16は上端部に長孔
16aを有し、その下の部位を軸20にて後述の
揺動枠22の内側に回動自在に連結されている。
上方の脚部材16の下端部は正面から見て逆U字
状に形成され、その内側に下方の脚部材18の上
端部を受け入れると共に、前後方向に配置された
連結杆24の前端部を軸ピン14にて回動自在に
連結している。
下方の脚部材18の上端部は上方の脚部材16
との連結部から前方に突出しており、その突出部
18aに、上方の脚部材16の内側に沿つて移動
可能に支持された第一の連結部材26の下端突出
部26aが、軸ピン28にて回動自在に連結され
ている。
第一の連結部材26は、上方の脚部材16の中
空部分に移動自在に収納された棒状の部材から成
り、上方の脚部材16の長さ方向に移動すること
により、下端部26aを介して下方の脚部材18
を軸ピン14を支点として回動させる。第一の連
結部材26の前方に突出した下端部26aは、上
方の脚部材16に設けた溝16bに沿つて移動す
る。この下端部26aと上方の脚部材16の外側
面との間にはスプリング30が張設され、第一の
連結部材26に上方への引張力を加えている。第
一の連結部材26の上端部の内側には、後で詳細
に説明するようにカム12Lの外側の面に形成さ
れたカム溝12aに沿つて摺動する突起26b
(第3図a参照)が設けられている。
下方の脚部材18の下端には、偏平な足部32
L(右側は32R)が摺動自在に連結されている。
これは、長方形の底板33と、その上面において
前後方向に且つ互いに平行に配置された一対の帯
板34,34と、底板33の下面において内側に
向かう程次第に高くなるように一体に形成された
傾斜部35とを備えている。一対の帯板34,3
4の間には、脚部材18および後述の第二の連結
部材36の下端部が位置し、両帯板34が各下端
部から左右に突出した軸ピン37および38の両
端を回転自在に支持することにより、脚部材18
および第二の連結部材36と足部32Lとを連結
している。
脚部材18の軸ピン37は外側の帯板34から
外方に延びており、その延長部分には、上下方向
に揺動する帯板状の上下動部材39の中央部が脚
部材18の長さ方向に対してほぼ直角に固定され
ている。これに対応して、底板33上の外側の帯
板34の外方に上下動部材39より大きい長孔4
0が形成され、上下動部材39が脚部材18の回
動と共に揺動することを可能にしている。
第二の連結部材36は、歩行動作時に足部を下
方の脚部材18との連結部を中心として回動させ
るため、上下動枠22と、軸ピン43にて上下脚
部材16および18と平行に且つ互いに回動自在
に連結した上下2つの連結杆41および42と、
前述の前後方向連結杆24とで構成されている。
上方の連結杆41は、上端部を軸ピン44にて上
下動枠22の内側に回動自在に連結される一方、
下方の連結杆42は、下端部を軸ピン38にて足
部32Lに回動自在に連結されている。上方の連
結杆41の下端部は逆U字状に形成され、その内
側に下方の連結杆42の上端部を受け入れると共
に、上下脚部材16および18に連結された連結
杆24の後端部を上記軸ピン43にて回動自在に
連結している。
上下動枠22は、本体後部2の側壁に軸20を
中心として回動自在に取り付けられており、枠の
前部には本体後部2bの側壁に沿つて上方に延び
た偏平な直立部22aを有し、その上端には、カ
ム12Lの内側(本体側)の面に形成されたカム
溝12fに沿つて移動する突起22bを備えてい
る(第3図b参照)。上下動枠22の前面と本体
側壁との間にはスプリング46が張設され、上下
動枠22の前部を上方に引つ張つている。
この実施例においては、以上の各脚部を構成す
る上下脚部材16および18、第二の連結部材3
6および足部32は、第2図に示すように上下2
つの平行四辺形を形成している。
脚部4Lを駆動するカム12Lの2つの面は、
次のように構成されている。まず、外側(玩具の
左側)の面は、第3図aに示すように外周に沿つ
てその略3/4にわたつて円に近似した曲線状のカ
ム溝12aが形成され、残りの部分はカム溝の外
側が開放されると共にカム溝の内側を規定するカ
ム山12bが外方に突出している。このカム山の
突出部には、上方の脚部材16の長孔16aに摺
動自在に嵌合する突起12cが設けられている。
一方、カム12Lの内側(本体側)の面は、外側
から見ると第3図bに示すような三日月形のカム
山12dと変形ハート形のカム山12eによりカ
ム溝12fが形成されている。
次に、図示の玩具の動作について説明する。
まず最初に、玩具は第1図ないし第3図に示す
ように右脚部4Rを前、左脚部4Lを後にして、
重心位置が中心線より左側にある状態から歩行を
開始するものとする。この状態では、左側のカム
12Lはカム山の突起12cが最も前寄りの位置
にあり、外側表面のカム溝12aに沿つて摺動す
る第一の連結部材26の上端の突起26bと、内
側表面のカム溝12fに沿つて摺動する上下動枠
22の突起22bは、夫々前寄りの位置にある。
このとき、図示の左側のカム12Lと対称的な形
状の右側のカム12Rは、左側のカム12Lに対
して180°ずれた状態にある。
また、右脚部4Rの上下動部材39は前部が上
がり後部が下がつた状態にあり、足部32Rは、
傾斜した底面の内側稜線部(傾斜部35の最も高
い所)および上下動部材39の後部下端にて床面
Aに接触する。他方、左脚部4Lの上下動部材3
9の前部が下がり後部が上がつた状態にあり、足
部32Lは、傾斜した底面の内側稜線部(傾斜部
35の最も高い所)および上下動部材39の前部
下端にて床面Aに接触する。
以上の状態において、本体内の駆動機構により
左右のカムが回転する(左側のカム12Lは第3
図aに示すように反時計方向に回転する)と、左
脚部4Lでは、上方の脚部材16の長孔16a内
に位置しているカム12Lの外側突起12cが移
動することにより、上下の脚部材16および18
は前方に、すなわち軸20を支点として時計方向
に回動し始める。同時に、第3図bに示すように
カム12Lの内側カム山12eの凹部に位置して
いた上下動枠22の突起22bが、回転するカム
山12eによつて押し下げられ、上下動枠22は
軸20を中心として反時計方向に回動する。従つ
て、上下動枠22の後端部に連結している上下2
つの連結杆41および42を介して足部32Lの
かかとが持ち上げられる。
同時に、足部32Lの先端と上下動部材39の
前部下端を支点として左脚部4Lが上昇するた
め、玩具は左側に傾いた状態から直立状態に移行
し、重心位置は左側から右方へ移動し始める。こ
のとき、右脚部4Rの上下動部材39の後部下端
が突出しているので、重心位置が急に右側に移動
して玩具体が右側に傾いたりすることはない。
一方、カム12Lの外側カム溝12a内に位置
している第一の連結部材26の突起26bは、こ
の位置までカム山12bの突出部が回転してくる
と、第4図aに示すようにこの突出部によつて押
し下げられる。これにより、連結部材26を介し
て下方の脚部材18が軸ピン14を中心に反時計
方向に回動し始める。かくして、左側の脚部4L
は、かかとを上げながら膝を曲げて前方に踏み出
そうとする形になる。これに伴なつて、右脚部4
Rは全体として垂直な状態に近づき、上下動部材
39は軸37を中心として反時計方向に少しずつ
回動するので、重心位置は徐々に右側へ移動し、
玩具体は右側に傾き始める。
第5図に示すように、カム12Lが更に回転
し、内側のカム山12eの最突出部が上下動枠2
2の突起22bに当接したとき、左足32Lのか
かとは最も高い位置になる。このとき、重心は完
全に右側に移つている。
次に、第6図に示すようにカム12Lが第3図
の角度位置から90°回転したとき、上方の脚部材
16は床面に対しほぼ垂直になる。一方、第一の
連結部材26は最も下方に押し下げられるため、
下方の脚部材18は最も曲がつた状態となる。上
下動枠22の後端はこれ以前に下降しているの
で、足部32Lの先端が持ち上げられ、足全体が
床面から離れている。
第7図に示すように、カム12Lが更に回転し
て上下動枠22が時計方向に回動すると、左足部
32Lは前方に移動する。カム12Lの回転に伴
ない、第一の連結部材26の上端突起26bがカ
ム山12bの最も突出した部分を乗り越えると、
第一の連結部材26はスプリング30の引張力に
より上方に引つ張られ、下方の脚部材18を上方
の脚部材16と一直線になるまで前方に回動させ
る。
かくして、第8図に示すように、玩具体の重心
は前方に移り、左側の足部32Lが床面Aに着地
する。このとき、上下動部材39の前端が持ち上
げられ、後端は足部32Lの底面より下方に出て
いるので、足部32Lは、傾斜した底面の内側稜
線部の先端と上下動部材39の後部下端にて床面
Aに接触する。カム12Lが更に回転するのに伴
ない、上下の脚部材16および18は軸37を中
心として徐々に直立状態に近づいていくので、上
下動部材39はやはり軸37を中心として反時計
方向に回動し、上下動部材39の後部下端は足部
32Lの底面より徐々に引込んでいく。従つて、
足部32Lの底面は、その先端から後部にかけて
少しずつ床面Aに接触していく。これにより、左
側の足部32Lの着地後、玩具体の重心の急激な
移動を防止し、安定した歩行を確保する。
第9図に示すように、カム12Lが第3図の状
態から180°回転したとき、玩具は半歩前進した状
態になる。このとき、玩具体の重心は未だ中心線
より右側にある。この状態から、今度は右脚部4
Rが、左脚部4Lの一連の動作(第3図〜第9
図)と同じ動作を行う。
すなわち、左右のカム12L,12Rが更に回
転することにより、左脚部4Lは、その足部32
Lが床面に接触したまま脚部材16および18が
直立状態に近づく一方、右脚部4Rは第4図に示
した左脚部4Lと同様に変化する。右脚部4Rの
上下動部材39が軸ピン37を中心として反時計
方向に回動するのに伴なつて、玩具体の重心は右
側から左方に徐々に移動する。このとき、左脚部
4Lの上下動部材39の後部下端が足部32Lの
底面より下方に出ているので、重心位置が急に右
側に移動して玩具体が右側に傾いたりすることは
ない。
第10図に示すように、右側の脚部4Rの下方
脚部材18が軸ピン14を中心として反時計方向
に回動し始めると、脚部4Rはかかとを上げなが
ら膝を曲げて前方に踏み出そうとする形になる。
これに伴なつて、左脚部4Lは全体として床面A
に対し垂直な状態に近づき、左脚部4Lの上下動
部材39の後端部は上昇する(足部32Lの中に
引込む)。一方、重心位置は徐々に左側へ移動し、
玩具体は左側に傾き始める。第5図に示した左側
のカム12Lの位置と同様に、右側のカム12R
の内側のカム山12eの最突出部が上下動枠22
の突起22bに当接したとき、右足部32Rのか
かとは最も高い位置になる。このとき、重心は完
全に右側に移つている。
次に、第11図に示すように、左側のカム12
Lが第9図から90°回転した位置に来る(勿論、
右側のカム12Rも90°回転している)と、左脚
部4Lの脚部材16および18は床面Aに対して
ほぼ垂直になる。一方、右脚部4Rの上方の脚部
材16も床面に対し垂直になるが、第6図を参照
して説明したように、第一の連結部材26が最も
下方に押し下げられるため、下方の脚部材18は
最も曲がつた状態となる。右側の上下動枠22の
後端はこれ以前に下降しているので、右足部32
Rの先端が持ち上げられ、足全体が床面から離れ
ている。
左右のカム12L,12Rが更に回転すること
により、左脚部4Lは、その足部32Lが床面に
接触したまま脚部材16および18が徐々に前方
に傾斜していく一方、右脚部4Rは、第7図から
第8図に示した左脚部4Lと同様に変化する。す
なわち、右側のカム12Rの回転に伴ない、第一
の連結部材26の突起26aがカム山12bの最
も突出した部分を乗り越えると、第一の連結部材
26はスプリング30の引張力によつて上方に引
つ張られ、下方の脚部材18を上方の脚部材16
と一直線になるまで前方に回動させる。これによ
り、右足部32Rは前方に移動し、第12図に示
すようになる。
かくして、玩具体の重心は前方に移り、右足部
32Rが床面Aに着地する。このとき、上下動部
材39の前端が上昇し、後端は足部32Rの底面
より下方に出ているので、足部32Rは、傾斜し
た底面の内側稜線部の先端と上下動部材39の後
部下端にて床面Aに接触する。右側のカム12R
が更に回転するのに伴ない、右脚部4Rの上下脚
部材16および18は軸37を中心として徐々に
立ち上がつていく。同時に、上下動部材39も軸
37を中心として反時計方向に回動し、上下動部
材39の後部下端が上昇する。従つて、足部32
Rの底面は、その先端から後部にかけて徐々に床
面Aに接触していく。これにより、右側の足部3
2Rの着地後、玩具体の重心の急激な移動を防止
し、安定した歩行を確保することは、前述した左
側の足部32Lの場合と同様である。
カム12Lが第9図の状態から180°回転した時
点で、玩具は第3図の状態に戻り、これで一歩前
進したことになる。
第1図の玩具は、以上の動作を繰り返すことに
よつて歩行するが、その際、左右の脚部の上下動
部材39により、重心位置が急に移動するのを防
止して確実な歩行を行うことができるものであ
る。
実施例 2 次に、第13図から第15図を参照して本発明
の別の実施例を説明する。この実施例は、第1図
に示した歩行玩具の本体2をロボツト形状のハウ
ジング50で覆うと共に、左右の足部52Lおよ
び52Rを次のように構成したものである。
左側の足部52Lについて説明すると、第14
図に分解して示すように、足部52Lは、長方形
の底板53と、その上面において玩具の内側(こ
の場合、右側)端縁寄りに設けられた一対の軸受
54,54と、これらの軸受を貫通する1本の軸
55と、一対の軸受54,54の間で貫通軸55
を支点として回転自在に連結される略矩形の枠5
6と、枠56の底面から底板53を開く方向に常
時力を加えるために軸55の一端に巻付けられた
スプリング57と、枠58の中に軸ピン37にて
回転自在に連結される下方脚部材18の下端部前
面に設けられた前突起58と、枠56の中に軸ピ
ン38にて回転自在に連結される下方連結杆42
の下端部後面に設けられた後突起59とで構成さ
れている。
脚部材18の前突起58は、前述した上下動部
材39の前端と同様に作用する。すなわち、第1
5図に示すように脚部材18が前方に所定角度以
上傾いた時、前突起58の先端が底板53を押し
て、その反作用により枠56および脚部4L(ま
たは4R)を上昇させる。
連結杆42の後突起59は、連結杆42の下端
部背面から外側に屈曲して延びており、これの移
動スペースを確保するため、枠56の後端部は外
側に突出している。後突起59は、前述した上下
動部材39の後端と同様に作用する。すなわち、
脚部材18が後方に所定角度以上傾いた時、後突
起59の先端が底板53を押して、その反作用に
より枠56および脚部4L(または4R)を上昇
させる。
従つて、この実施例は、第13図の状態から歩
行を開始するときは、上下動部材としての前突起
58および後突起59の作用により、第3図から
第12図を参照して説明した第1図の実施例と同
様の歩行動作を行う。
この実施例によれば、第1図の実施例の揺動す
る上下動部材39に代えて、底板53の上面を押
す前突起58および後突起59を設けたので、床
面がじゆうたんのように柔らかい場合に、第1図
の実施例の足部の底面より突出した上下動部材3
9の端部が床面に喰い込んでしまうという不具合
がなく、柔らかい床面でも確実に歩行するという
利点がある。
以上、本発明の2つの実施例について説明した
が、本発明はこれらに限られるものでない。
例えば、図示の実施例において下方の脚部材1
8を回動させるための第一の連結部材26は、取
付けのスペースおよび外観の点から、上方の脚部
材16の中空部分に移動自在に収納されている
が、脚部材16の外部にあつてもよい。また、第
二の連結部材の上下連結杆41および42は、脚
部材と同様の棒状部材で構成されているが、これ
は揺動枠22の動きを足部に伝えることができる
ものであれば、任意の形状でよい。
更に、図示の実施例では、カム12が上方の脚
部材16と係合してこれを駆動するように構成さ
れているが、脚部材16の後方の連結杆41の上
端を延長し、これをカム12が駆動するようにし
てもよい。この場合は、上下の連結杆41および
42と脚部材16および18との配置が入れ代わ
つたものということができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明は、歩行玩具の左右に設
ける脚を、回動自在に連結した上下2つの脚部材
と足部で形成し、玩具の左右それぞれの側で所定
形状のカムを回転させるだけで上下脚部材と足部
を動作させると共に、下方脚部材と一体に揺動す
る上下動部材によつて足部の底を上下動させるよ
うに構成したものであるから、その歩行動作は従
来の玩具よりはるかに人間の動きに近似している
のは勿論、歩行に必要な上下脚部材と足部の3つ
の部材をカムという単一の部材によりうまくタイ
ミングを合わせて動作させる。その際、足部に配
置した上下動部材の揺動によつて左右の足底の高
さを適切に制御するので、平滑でない床面等の上
でも倒れることなく歩行することができ、人形や
ロボツト玩具などに好適な、リアルな歩行動作を
実現するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す斜視
図、第2図は内部の駆動機構を示す図、第3図乃
至第12図は第1図の玩具の歩行時の脚部の形態
変化を示す動作説明図、第13図乃至第15図は
別の実施例を示す図である。 2……本体、4L,4R……脚部、6……モー
タ、8……歯車機構、10……歯車、12Lおよ
び12R……カム、14……軸ピン、16および
18……脚部材、22……上下動枠、24……連
結杆、26……第一の連結部材、30……スプリ
ング、32Lおよび32R……足部、33……底
板、35……傾斜部、36……第二の連結部材、
39……上下動部材、40……長孔、41および
42……連結杆、52Lおよび52R……足部、
53……底板、54……軸受、55……軸、56
……枠、58および59……突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 玩具本体に揺動自在に連結された上方脚部材
    と、該上方脚部材の下端部に回動自在に連結され
    た下方脚部材と、 前記上方脚部材に沿つて移動自在に取り付けら
    れた棒状部材から成り、その移動により前記下方
    脚部材を前記上方脚部材との連結点を支点として
    回動させるように前記下方脚部材に連結した第一
    の連結部材と、 前記下方脚部材の下端に回動自在に連結した足
    部と、 玩具本体に揺動自在に取り付けられた揺動枠、
    前記上下脚部材の各々と平行に且つ互いに回動自
    在に連結し、上端を前記揺動枠に、下端を足部に
    それぞれ回動自在に連結した上下2つの連結杆、
    及び前記上下脚部材の連結部と上下連結杆の連結
    部との間に取り付けられた前後方向連結杆から成
    り、前記揺動枠の揺動により前記足部を前記下方
    脚部材との連結点を支点として回動させるように
    前記足部に連結した第二の連結部材と、 回転運動を前記上方脚部材の前後揺動に変換す
    るために、一方の面に前記第一の連結部材を移動
    させるカム溝を有し、他方の面に前記第二の連結
    部材の揺動枠を揺動させるカム溝を有するカム
    と、 前記下方脚部材の下端部に結合し、該下方脚部
    材と一体に揺動して前記足部の底を上下動させる
    ように前記足部に配置された上下動部材とを玩具
    本体の左右に具備し、 適宜の回転駆動手段にて左右のカムを互いに
    180°の位相差をもつて回転させることにより左右
    の脚部材を交互に前方に動かすと同時に、前記上
    下動部材の揺動により左右の足部底面の高さを制
    御して歩行することを特徴とする歩行玩具。 2 前記足部は、前記下方脚部材の下端および前
    記第二の連結部材の下端をそれぞれ回動自在に連
    結した底板を備え、前記上下動部材は、前記底板
    と前記下方の脚部材との連結点を支点として前記
    下方脚部材と共に回動して前記底板の下方に出没
    する板状の部材で構成されている特許請求の範囲
    第1項記載の歩行玩具。 3 前記足部は、内側端縁に回動自在に連結した
    底板を備え、前記上下動部材は、前記下方脚部材
    または前記第二の連結部材が所定角度以上傾斜し
    たとき前記底板を押すように前記下方脚部材およ
    び前記第二の連結部材の下端に設けられた突起で
    構成されている特許請求の範囲第1項記載の歩行
    玩具。
JP20988084A 1984-10-08 1984-10-08 歩行玩具 Granted JPS6187573A (ja)

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JPS6187573A JPS6187573A (ja) 1986-05-02
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JPS4926862A (ja) * 1972-07-05 1974-03-09

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JPS6187573A (ja) 1986-05-02

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