JPH0363310A - 総合工事管理方法 - Google Patents
総合工事管理方法Info
- Publication number
- JPH0363310A JPH0363310A JP19905989A JP19905989A JPH0363310A JP H0363310 A JPH0363310 A JP H0363310A JP 19905989 A JP19905989 A JP 19905989A JP 19905989 A JP19905989 A JP 19905989A JP H0363310 A JPH0363310 A JP H0363310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- construction
- area
- measurement
- work
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims abstract description 77
- 238000007726 management method Methods 0.000 title description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 39
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 33
- 238000009430 construction management Methods 0.000 claims description 18
- 229920000136 polysorbate Polymers 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000011161 development Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012876 topography Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えば大型ダムの建設工事や空港建設工事
、さらには港湾建設などに伴う海上工事など工事領域が
広域にわたる土木工事を総合的に管理するための工事管
理方法に関するものである。
、さらには港湾建設などに伴う海上工事など工事領域が
広域にわたる土木工事を総合的に管理するための工事管
理方法に関するものである。
とくに工事現場領域の地形測量をはじめ領域内に投入し
たブルドーザなど土工機械の稼動状況や位置を、三次元
の数値データと画像データとして捉えるとともに、この
計測データをリアルタイムに中央管理室に送信し、この
中央管理室に集められた情報に基づいて、広域現場の地
形測量をはじめ出来形測量など三次元の計測を行うとと
もに、計測データを蓄積して工事の進捗状況を総合的に
把握し、把握した情報と、前記蓄積された情報とをあら
かじめ計画された工事計画、例えば土量配分計画や重機
配置計画あるいは全体の工程計画等と比較検討し、以後
の作業手順や内容を適切に修正して、工事の効率的な展
開を狙いとする総合的な工事管理方法に関するものであ
る。
たブルドーザなど土工機械の稼動状況や位置を、三次元
の数値データと画像データとして捉えるとともに、この
計測データをリアルタイムに中央管理室に送信し、この
中央管理室に集められた情報に基づいて、広域現場の地
形測量をはじめ出来形測量など三次元の計測を行うとと
もに、計測データを蓄積して工事の進捗状況を総合的に
把握し、把握した情報と、前記蓄積された情報とをあら
かじめ計画された工事計画、例えば土量配分計画や重機
配置計画あるいは全体の工程計画等と比較検討し、以後
の作業手順や内容を適切に修正して、工事の効率的な展
開を狙いとする総合的な工事管理方法に関するものであ
る。
本州と四国とを結ぶ本四架橋の建設であるとか、海上空
港の建設であるとか、近年土木工事は増々大規模化傾向
にある。
港の建設であるとか、近年土木工事は増々大規模化傾向
にある。
そして、その施工方式もジヨイントベンチャによる大型
プロジェクトによる管理方式が採用され、総合的な管理
による効率的な工事の推進が試みられるようになってき
ている。しかし、これらの大型プロジェクトにおいては
、その工事領域がきわめて広域におよぶ関係もあり、そ
の工事領域内における工事の進捗状況をリアルタイムに
、しかも総合的に把握することは困難である。そのため
広域におよぶ工事の進捗状態を把握する手段と、把握し
た情報に基づいて総合的な工事管理を迅速に、かつ的確
に行うことができる工事管理方法の開発が要望されてい
る。
プロジェクトによる管理方式が採用され、総合的な管理
による効率的な工事の推進が試みられるようになってき
ている。しかし、これらの大型プロジェクトにおいては
、その工事領域がきわめて広域におよぶ関係もあり、そ
の工事領域内における工事の進捗状況をリアルタイムに
、しかも総合的に把握することは困難である。そのため
広域におよぶ工事の進捗状態を把握する手段と、把握し
た情報に基づいて総合的な工事管理を迅速に、かつ的確
に行うことができる工事管理方法の開発が要望されてい
る。
この発明は、このような要請に応えるため、人工衛星を
用いた電波による測位技術と、計測用のテレビ・カメラ
を搭載した経緯儀、すなわちテレビ・カメラを装備した
計測器(以下テレビカメラ付トランシットと呼ぶ)とを
用い、その施工領域内で稼動するブルドーザ等土工機械
の移動位置等を数値データと画像データとして捉え、こ
の数値データおよび画像データをリアルタイムに中央管
理室へ送信し、送信した情報と蓄積された情報とに基づ
いて、地形測量をはじめ出来形測量等の工事測量を行い
広域現場における工事の進捗状況を迅速に把握し、把握
した情報に基づいて総合的な工事管理を行う方法を提供
することを目的とするものである。
用いた電波による測位技術と、計測用のテレビ・カメラ
を搭載した経緯儀、すなわちテレビ・カメラを装備した
計測器(以下テレビカメラ付トランシットと呼ぶ)とを
用い、その施工領域内で稼動するブルドーザ等土工機械
の移動位置等を数値データと画像データとして捉え、こ
の数値データおよび画像データをリアルタイムに中央管
理室へ送信し、送信した情報と蓄積された情報とに基づ
いて、地形測量をはじめ出来形測量等の工事測量を行い
広域現場における工事の進捗状況を迅速に把握し、把握
した情報に基づいて総合的な工事管理を行う方法を提供
することを目的とするものである。
上記目的を達成する手段として、この発明がとった方法
の特徴とするところは、 広域工事領域の複数位置または工事領域内で稼動する土
工機械に、人工衛星から発信される電波を受信する受信
機をそれぞれ設置するとともに、それぞれの受信機にて
受信した電波の位相差に基づいて受信点の位置および受
信点間の距離、方向を測位する人工衛星による干渉型測
位方式と、テレビ・カメラを組み付けたテレビ・カメラ
付トランシットの2台を工事領域内に設置し、それぞれ
のテレビ・カメラ付トランシットによる画像データと数
値データに基づいて現場の三次元計測を行う三次元計測
方式と、 上記二つの計測方式による計測データを中央管理室に送
信して電算機に入力し、広域工事現場内における土工機
械の位置計測や地形測量をはじめ出来形測量等の工事計
測を行うとともに、計測データを蓄積し、蓄積したデー
タに基づいて工事状況を把握し、把握した情報に基づい
て広域工事現場の総合的な管理を行う新しい総合工事管
理方法を提供するものである。
の特徴とするところは、 広域工事領域の複数位置または工事領域内で稼動する土
工機械に、人工衛星から発信される電波を受信する受信
機をそれぞれ設置するとともに、それぞれの受信機にて
受信した電波の位相差に基づいて受信点の位置および受
信点間の距離、方向を測位する人工衛星による干渉型測
位方式と、テレビ・カメラを組み付けたテレビ・カメラ
付トランシットの2台を工事領域内に設置し、それぞれ
のテレビ・カメラ付トランシットによる画像データと数
値データに基づいて現場の三次元計測を行う三次元計測
方式と、 上記二つの計測方式による計測データを中央管理室に送
信して電算機に入力し、広域工事現場内における土工機
械の位置計測や地形測量をはじめ出来形測量等の工事計
測を行うとともに、計測データを蓄積し、蓄積したデー
タに基づいて工事状況を把握し、把握した情報に基づい
て広域工事現場の総合的な管理を行う新しい総合工事管
理方法を提供するものである。
さらに前記人工衛星から発信された電波による干渉型測
位方式による計測データと、前記テレビ・カメラ付トラ
ンシットによる三次元計測方式による計測データとを中
央管理室へ送信する手段として工事領域の上空に中継装
置を搭載した気球を係留させ、この中継装置を介して送
信するようにしたことを特徴とするものである。
位方式による計測データと、前記テレビ・カメラ付トラ
ンシットによる三次元計測方式による計測データとを中
央管理室へ送信する手段として工事領域の上空に中継装
置を搭載した気球を係留させ、この中継装置を介して送
信するようにしたことを特徴とするものである。
この発明による総合的な工事管理方法は、広域工事領域
の複数位置または工事領域内で稼動するブルドーザをは
じめとする土工機械に、人工衛星から発信された電波を
受信する受信機をそれぞれ搭載設置し、それぞれの受信
機にて受信した電波の位相差に基づいて受信点の位置す
なわち土工機械の位置および受信点間の距離・方向すな
わち土工機械相互間の距離・方向を測位するとともに、
同時に工事領域内に設置した2台のテレビ・カメラ付ト
ランシットにより撮像および計測した画像データおよび
数値データ、すなわち計測データを中央管理室に送信し
て電算機に入力し、この電算機により広域工事現場の地
形測量をはじめ土工機械の位置計測による出来形測量な
どの工事測量を行うようにしたため、工事領域が広大で
あるにも拘わらず、その工事の進捗状況をリアルタイム
に把握することができる。
の複数位置または工事領域内で稼動するブルドーザをは
じめとする土工機械に、人工衛星から発信された電波を
受信する受信機をそれぞれ搭載設置し、それぞれの受信
機にて受信した電波の位相差に基づいて受信点の位置す
なわち土工機械の位置および受信点間の距離・方向すな
わち土工機械相互間の距離・方向を測位するとともに、
同時に工事領域内に設置した2台のテレビ・カメラ付ト
ランシットにより撮像および計測した画像データおよび
数値データ、すなわち計測データを中央管理室に送信し
て電算機に入力し、この電算機により広域工事現場の地
形測量をはじめ土工機械の位置計測による出来形測量な
どの工事測量を行うようにしたため、工事領域が広大で
あるにも拘わらず、その工事の進捗状況をリアルタイム
に把握することができる。
すなわち、中央管理室において工事の進捗状況をリアル
タイムに把握することができる。
タイムに把握することができる。
さらに双方による計測データおよび計測データに基づき
出力された工事情報は、すべて中央管理室において蓄積
するようになっているため、この工事情報とあらかじめ
設定された工事計画、例えば土量配分計画や重機配置計
画あるいは全体の工程計画等と比較検討することにより
、以後の施工作業の手順や内容を修正し、総合的な立場
から効率的な工事管理を行うことができる。
出力された工事情報は、すべて中央管理室において蓄積
するようになっているため、この工事情報とあらかじめ
設定された工事計画、例えば土量配分計画や重機配置計
画あるいは全体の工程計画等と比較検討することにより
、以後の施工作業の手順や内容を修正し、総合的な立場
から効率的な工事管理を行うことができる。
なお、人工衛星から発信される電波による干渉型測位方
式とテレビ・カメラ付トランシットによる三次元計測方
式とによるそれぞれの計測データを中央管理室へ送信す
る手段として、工事饋′域の上空に係留させた気球の中
継装置を介して行う′ようにしているので、工事現場が
大型ダム建設工事にみられるような電波に囲まれた工事
領域の場合であっても、現場情報は中央管理室において
迅速に、かつ確実に把握することができる。
式とテレビ・カメラ付トランシットによる三次元計測方
式とによるそれぞれの計測データを中央管理室へ送信す
る手段として、工事饋′域の上空に係留させた気球の中
継装置を介して行う′ようにしているので、工事現場が
大型ダム建設工事にみられるような電波に囲まれた工事
領域の場合であっても、現場情報は中央管理室において
迅速に、かつ確実に把握することができる。
〔実施例]
さらに、この発明を実施例に基づいて具体的に説明する
。
。
なお、その前に、人工衛星から発信される電波を利用し
ての干渉型測位方式とテレビ・カメラを組み込んだテレ
ビ・カメラ付トランシットによる三次元計測方式の概要
を説明しておく。
ての干渉型測位方式とテレビ・カメラを組み込んだテレ
ビ・カメラ付トランシットによる三次元計測方式の概要
を説明しておく。
まず第3図は上記人工衛星から発信される電波を利用し
ての干渉型測位方式の観測概念を示すものである。
ての干渉型測位方式の観測概念を示すものである。
この図で示すように、この方式は測定しようとする基線
りの両端、すなわち2つの測定地点A + 。
りの両端、すなわち2つの測定地点A + 。
A2に、2台の受信機B+、Bzを設置し、この2台の
受信機B3.Bzをもって人工衛星Cから発信された電
波(−船釣に使用されている周波数は1.58GHz)
を受信し、この2台の受信機B+、Bzに到達する電波
の到達時刻差(電波の位相差)を測定し、その測定デー
タに基づいて、前記基線りの長さ、すなわち2台の受信
機B+、Bz間の距離と方向とを測位する観測方式であ
る。
受信機B3.Bzをもって人工衛星Cから発信された電
波(−船釣に使用されている周波数は1.58GHz)
を受信し、この2台の受信機B+、Bzに到達する電波
の到達時刻差(電波の位相差)を測定し、その測定デー
タに基づいて、前記基線りの長さ、すなわち2台の受信
機B+、Bz間の距離と方向とを測位する観測方式であ
る。
次にテレビ・カメラ付トランシットによる三次元計測方
式とは、第4図で示すように、通称経緯儀あるいは七オ
ドライトとも呼ばれる電子式トランシットに計測用のテ
レビ・カメラを双方の規準軸が平行となるようにして組
み付けたものである。
式とは、第4図で示すように、通称経緯儀あるいは七オ
ドライトとも呼ばれる電子式トランシットに計測用のテ
レビ・カメラを双方の規準軸が平行となるようにして組
み付けたものである。
このテレビ・カメラ付トランシット10の2台を工事現
場の見渡しがきく場所に設定し、被測定物すなわち工事
現場を画像データと数値データとして計測し、双方によ
って計測された画像データと数値データとをコンピュー
タ11に入力し、マツチングプログラムにより合成処理
し、三次元計測するという方式である。
場の見渡しがきく場所に設定し、被測定物すなわち工事
現場を画像データと数値データとして計測し、双方によ
って計測された画像データと数値データとをコンピュー
タ11に入力し、マツチングプログラムにより合成処理
し、三次元計測するという方式である。
なお、この第4図において、10aはテレビ・カメラ付
トランシット10を構成するテレビ・カメラ、lObは
電子式トランシットである。12はこのテレビ・カメラ
付トランシットlOにより撮像した画像の処理装置であ
る。
トランシット10を構成するテレビ・カメラ、lObは
電子式トランシットである。12はこのテレビ・カメラ
付トランシットlOにより撮像した画像の処理装置であ
る。
さらに13は前記コンピュータ11により演算処理され
た三次元計測結果に基づく作図器であり、14は表示装
置としてのプリンタである。
た三次元計測結果に基づく作図器であり、14は表示装
置としてのプリンタである。
この発明は、上記第3図および第4図に基づいて説明し
た2つの計測方式を組み合わせ、広域工事領域の地形測
量をはじめ、出来形測量等の工事計測を行い、この計測
データに基づいて、以下説明するような手順によって広
域工事現場の総合的な工事管理を行うものである。
た2つの計測方式を組み合わせ、広域工事領域の地形測
量をはじめ、出来形測量等の工事計測を行い、この計測
データに基づいて、以下説明するような手順によって広
域工事現場の総合的な工事管理を行うものである。
まず第1図は上記2つの計測方式を組み合わせた工事現
場の計測要領を示す概念図で、この図で示すように、工
事領域内で稼動するブルドーザをはじめとする各土工機
械21 a、 2 l b、 21 c。
場の計測要領を示す概念図で、この図で示すように、工
事領域内で稼動するブルドーザをはじめとする各土工機
械21 a、 2 l b、 21 c。
21dに、それぞれ人工衛星Cからの電波を受信する受
信機B+、Bz、Bs、B4・・・を搭載させ、各土工
機械21a、21b、21c、21d−の位置および相
互の位置関係を計測する。
信機B+、Bz、Bs、B4・・・を搭載させ、各土工
機械21a、21b、21c、21d−の位置および相
互の位置関係を計測する。
なお、この実施例では、前記各受信機B+、Bz。
B、、B4・・・はいずれも発信機能を備えた受信機を
用い、人工衛星Cからの電波を受信すると、その電波を
同時にその受信位置から第2図で示す総合的な工事管理
システムにおける中央管理室のコンピュータへ送信する
ように構成している。
用い、人工衛星Cからの電波を受信すると、その電波を
同時にその受信位置から第2図で示す総合的な工事管理
システムにおける中央管理室のコンピュータへ送信する
ように構成している。
またテレビ・カメラ付トランシット10.10による工
事現場の三次元計測方式は、工事現場が見渡せる高い位
置に前記テレビ、カメラ付トランシット10.10の2
台を設置し、土工作業の状況を常に監視、計測できるよ
うにしている。
事現場の三次元計測方式は、工事現場が見渡せる高い位
置に前記テレビ、カメラ付トランシット10.10の2
台を設置し、土工作業の状況を常に監視、計測できるよ
うにしている。
さらにこの実施例では、工事現場の上空に気球りを係留
し、この気球りに電波中継装置を搭載し、前記各土工機
械21a、21b、21c、21d・・・が捉えた電波
およびテレビ・カメラ付トランシット10.10が捉え
た計測データを、直ちに中央管理室へ送信する中継点と
して機能させるようにしている。もちろんこの無線方式
に代え通信回線をもって送信することも可能である。
し、この気球りに電波中継装置を搭載し、前記各土工機
械21a、21b、21c、21d・・・が捉えた電波
およびテレビ・カメラ付トランシット10.10が捉え
た計測データを、直ちに中央管理室へ送信する中継点と
して機能させるようにしている。もちろんこの無線方式
に代え通信回線をもって送信することも可能である。
また、前記気球りには上空から工場現場を撮影できるよ
うにテレビカメラを組み込み、常時作業状況を監視でき
るようにしている。
うにテレビカメラを組み込み、常時作業状況を監視でき
るようにしている。
第2図は、前記二つの計測手段により計測した計測デー
タを中央管理室に集め総合的な工事管理を行うシステム
の概念図を示すものである。
タを中央管理室に集め総合的な工事管理を行うシステム
の概念図を示すものである。
この図で示すように、まず人工衛星Cからの電波を利用
して工事領域で稼動する複数台の土工機械のそれぞれの
位置および相互の相対的位置関係を計測する。同時に、
2台のテレビ・カメラ付トランシットにより工事現場を
計測する。そして、双方によって計測された情報を中央
管理室に設置したコンピュータに入力しマツチングプロ
グラムにより工事現場の三次元測量を行うとともに、出
来形計測に基づく土工量計算や土工機械の配置状況等を
確認する。そしてそれらの計測データをはじめ出力され
た工事情報を蓄積する。
して工事領域で稼動する複数台の土工機械のそれぞれの
位置および相互の相対的位置関係を計測する。同時に、
2台のテレビ・カメラ付トランシットにより工事現場を
計測する。そして、双方によって計測された情報を中央
管理室に設置したコンピュータに入力しマツチングプロ
グラムにより工事現場の三次元測量を行うとともに、出
来形計測に基づく土工量計算や土工機械の配置状況等を
確認する。そしてそれらの計測データをはじめ出力され
た工事情報を蓄積する。
ついで、これらの蓄積された情報に基づいて工事の進捗
状況を把握するとともに、工事状況を三次元の図形表示
により工事の出来形管理をはじめ当初計画された工事計
画の土工量配分計画や重機の配置計画、工程計画等と比
較検討を行い、総合的な工事管理を行う。
状況を把握するとともに、工事状況を三次元の図形表示
により工事の出来形管理をはじめ当初計画された工事計
画の土工量配分計画や重機の配置計画、工程計画等と比
較検討を行い、総合的な工事管理を行う。
本発明による総合工事管理方法は、以上説明したように
人工衛星による電波計測方式と、2台のテレビ・カメラ
付トランシットによる工事現場の三次元計測方式とを組
み合わせ、この双方によって得られた計測情報を中央管
理室にリアルタイムに送信、収集し、蓄積するシステム
に構成しているため、次のような効果が発揮される。
人工衛星による電波計測方式と、2台のテレビ・カメラ
付トランシットによる工事現場の三次元計測方式とを組
み合わせ、この双方によって得られた計測情報を中央管
理室にリアルタイムに送信、収集し、蓄積するシステム
に構成しているため、次のような効果が発揮される。
(1)広域工事領域の地形測量をはじめ工事の進捗状況
を把握するための出来形測量等の工事測量がリアルタイ
ムに、しかも効率的に行うことができる。特に計測作業
が工事領域内の地形等に支配されることがないため、ダ
ム工事をはじめ臨海地における空港工事や港湾工事など
計測作業が困難な現場においても効率的に実施できる。
を把握するための出来形測量等の工事測量がリアルタイ
ムに、しかも効率的に行うことができる。特に計測作業
が工事領域内の地形等に支配されることがないため、ダ
ム工事をはじめ臨海地における空港工事や港湾工事など
計測作業が困難な現場においても効率的に実施できる。
(2)計測情報がリアルタイムに中央管理室に集められ
、蓄積されるので、広域工事にも拘わらず全領域の工事
状況を迅速かつ的確に把握することができる。その結果
、工事進捗に対する適切な対応が可能となる。すなわち
広域土木工事における総合的な工事管理を迅速、適切に
行うことができる。
、蓄積されるので、広域工事にも拘わらず全領域の工事
状況を迅速かつ的確に把握することができる。その結果
、工事進捗に対する適切な対応が可能となる。すなわち
広域土木工事における総合的な工事管理を迅速、適切に
行うことができる。
図面は本発明に係る総合的な工事管理方法の実施例を示
すもので、第1図は本発明方法に使用した計測手段の配
置例を示す概念図、第2図は本発明方法のシステム概念
図、第3図は人工衛星による干渉型計測方式の概念図、
第4図はテレビ・カメラ付トランシットによる三次元計
測方式の概念図を示すものである。 L・・・基線 A + 、 A t・・・測定地点 B+、Bt・・・受信機 C・・・人工衛星 D・・・気球 10・・・テレビ・カメラ付トランシット11・・・コ
ンピュータ 12・・・画像処理装置 ■ ■ 3・・・作図器 4・・・プリンタ 1a。 1b。 1c。 ■ d・・・土工機械 基線データ
すもので、第1図は本発明方法に使用した計測手段の配
置例を示す概念図、第2図は本発明方法のシステム概念
図、第3図は人工衛星による干渉型計測方式の概念図、
第4図はテレビ・カメラ付トランシットによる三次元計
測方式の概念図を示すものである。 L・・・基線 A + 、 A t・・・測定地点 B+、Bt・・・受信機 C・・・人工衛星 D・・・気球 10・・・テレビ・カメラ付トランシット11・・・コ
ンピュータ 12・・・画像処理装置 ■ ■ 3・・・作図器 4・・・プリンタ 1a。 1b。 1c。 ■ d・・・土工機械 基線データ
Claims (2)
- (1)広域工事領域の複数位置または工事領域内で稼動
する土工機械に、人工衛星から発信された電波を受信す
る受信機をそれぞれ設置し、それぞれの受信機にて受信
した電波の位相差に基づいて受信点の位置および受信点
間の距離、方向を測位する人工衛星による干渉型測位方
式と、 テレビ・カメラを組み付けたテレビ・カメラ付トランシ
ットの2台を工事領域内に設置し、それぞれのテレビ・
カメラ付トランシットによる画像データと数値データに
基づいて現場の三次元計測を行う三次元計測方式と、 上記二つの計測方式による計測データを中央管理室へ送
信して電算機に入力し、広域工事現場内における土工機
械の位置計測や地形測量、工事測量等の三次元計測を行
うとともに、計測データを蓄積し、蓄積したデータに基
づいて、工事状況を把握し、把握した情報に基づいて当
初工事計画と比較検討し、広域工事現場の総合的な工事
管理を行うことを特徴とする総合工事管理方法。 - (2)人工衛星による干渉型測位方式とテレビ・カメラ
付トランシットによる三次元計測方式とによるそれぞれ
の計測データを中央管理室へ送信する手段として、工事
領域の上空に中継装置を搭載した気球を係留させ、この
中継装置を介して中央管理室へ送信するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の総合工事管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19905989A JP2772551B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 総合工事管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19905989A JP2772551B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 総合工事管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0363310A true JPH0363310A (ja) | 1991-03-19 |
JP2772551B2 JP2772551B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=16401422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19905989A Expired - Fee Related JP2772551B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 総合工事管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2772551B2 (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04290915A (ja) * | 1991-03-19 | 1992-10-15 | Fujita Corp | 土工事の出来高測量装置 |
JPH05133747A (ja) * | 1991-11-13 | 1993-05-28 | Taisei Corp | 測量方法 |
JPH05280026A (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-26 | Maeda Corp | 法面の掘削管理システム及び法面の掘削管理方法 |
JPH05281328A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Sokkia Co Ltd | Gps受信機の遠隔操作方式 |
JPH05281329A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Sokkia Co Ltd | Gps受信機の電源投入方式 |
JPH0814900A (ja) * | 1994-07-01 | 1996-01-19 | Mitsui Constr Co Ltd | 丁張設置位置探索装置及び、該装置を用いた丁張の設置方法 |
JPH08152324A (ja) * | 1994-11-29 | 1996-06-11 | Fujita Corp | 無人測量システム |
JPH08506870A (ja) * | 1993-12-08 | 1996-07-23 | キャタピラー インコーポレイテッド | 作業場所に対して地形変更マシンを操作する方法と装置 |
US5572566A (en) * | 1993-11-30 | 1996-11-05 | J. Morita Manufacturing Corporation | X-ray imaging apparatus and X-ray generation detector for activating the same |
JPH09500700A (ja) * | 1994-05-10 | 1997-01-21 | キャタピラー インコーポレイテッド | 作業機械の位置と方向を決定する方法と装置 |
JPH09507101A (ja) * | 1993-12-23 | 1997-07-15 | カール オーセン | カメラガイド機構 |
JPH09508991A (ja) * | 1993-12-08 | 1997-09-09 | キャタピラー インコーポレイテッド | ワークサイトで使用される圧縮成形用機械の操作のための方法と装置 |
JPH09311037A (ja) * | 1996-05-22 | 1997-12-02 | Sebunsu Deimenjiyon Design:Kk | カメラ付き測量機 |
JPH1038570A (ja) * | 1996-05-20 | 1998-02-13 | Caterpillar Inc | レーザ平面と外部座標系間の関係を求める方法およびシステム |
JPH10253741A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 電波測位システム |
JP2008529573A (ja) * | 2005-02-09 | 2008-08-07 | ソプロ | 歯科用x線画像捕捉システム内で患者が受け取るx線の量の最適化 |
WO2017170651A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 住友重機械工業株式会社 | 建設機械用作業管理システム及び建設機械 |
JP2018159565A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | 株式会社トプコン | 測量データ処理装置、測量データ処理方法、測量データ処理システムおよび測量データ処理用プログラム |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP19905989A patent/JP2772551B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04290915A (ja) * | 1991-03-19 | 1992-10-15 | Fujita Corp | 土工事の出来高測量装置 |
JPH05133747A (ja) * | 1991-11-13 | 1993-05-28 | Taisei Corp | 測量方法 |
JPH05280026A (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-26 | Maeda Corp | 法面の掘削管理システム及び法面の掘削管理方法 |
JPH05281328A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Sokkia Co Ltd | Gps受信機の遠隔操作方式 |
JPH05281329A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Sokkia Co Ltd | Gps受信機の電源投入方式 |
US5572566A (en) * | 1993-11-30 | 1996-11-05 | J. Morita Manufacturing Corporation | X-ray imaging apparatus and X-ray generation detector for activating the same |
JPH09508991A (ja) * | 1993-12-08 | 1997-09-09 | キャタピラー インコーポレイテッド | ワークサイトで使用される圧縮成形用機械の操作のための方法と装置 |
JPH08506870A (ja) * | 1993-12-08 | 1996-07-23 | キャタピラー インコーポレイテッド | 作業場所に対して地形変更マシンを操作する方法と装置 |
JPH09507101A (ja) * | 1993-12-23 | 1997-07-15 | カール オーセン | カメラガイド機構 |
JPH09500700A (ja) * | 1994-05-10 | 1997-01-21 | キャタピラー インコーポレイテッド | 作業機械の位置と方向を決定する方法と装置 |
JPH0814900A (ja) * | 1994-07-01 | 1996-01-19 | Mitsui Constr Co Ltd | 丁張設置位置探索装置及び、該装置を用いた丁張の設置方法 |
JPH08152324A (ja) * | 1994-11-29 | 1996-06-11 | Fujita Corp | 無人測量システム |
JPH1038570A (ja) * | 1996-05-20 | 1998-02-13 | Caterpillar Inc | レーザ平面と外部座標系間の関係を求める方法およびシステム |
JPH09311037A (ja) * | 1996-05-22 | 1997-12-02 | Sebunsu Deimenjiyon Design:Kk | カメラ付き測量機 |
JPH10253741A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 電波測位システム |
JP2008529573A (ja) * | 2005-02-09 | 2008-08-07 | ソプロ | 歯科用x線画像捕捉システム内で患者が受け取るx線の量の最適化 |
WO2017170651A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 住友重機械工業株式会社 | 建設機械用作業管理システム及び建設機械 |
JPWO2017170651A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2019-03-07 | 住友重機械工業株式会社 | 建設機械用作業管理システム及び建設機械 |
US11092976B2 (en) | 2016-03-31 | 2021-08-17 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Construction machine work management system and construction machine |
JP2018159565A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | 株式会社トプコン | 測量データ処理装置、測量データ処理方法、測量データ処理システムおよび測量データ処理用プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2772551B2 (ja) | 1998-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0363310A (ja) | 総合工事管理方法 | |
KR102015388B1 (ko) | 무인항공기와 지상용 3d라이다스캐너를 활용한 정사영상 3차원 포인트클라우드 db 구축기반 가상현실 공간 맵 제공시스템 및 제공방법 | |
US6928384B2 (en) | Image measurement and display device, image measurement and display system, construction management method, and construction status monitor system | |
US10520605B2 (en) | Satellite signal reception characteristic estimation apparatus, method thereof, and program thereof | |
CA2526105C (en) | Image display method and image display apparatus | |
KR101099484B1 (ko) | 3차원지형측량제어모듈을 통한 3차원 지도 모델링 데이터 생성장치 및 방법 | |
CN110220502A (zh) | 一种基于立体监测技术的涉水建筑动态监测方法 | |
JP2019194903A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム | |
Chayama et al. | Technology of unmanned construction system in Japan | |
CN101106816A (zh) | 应用网络中继的全球定位系统实现土地巡查和实时监控的方法 | |
CN109612432A (zh) | 一种快速获取复杂地形等高线的方法 | |
CN111121748A (zh) | 基于挖掘机械土石方开挖作业的施工测量系统及方法 | |
CN102396242A (zh) | 可移动式信息收集装置 | |
KR20210037998A (ko) | 드론 경로 제공 방법 | |
RU2103202C1 (ru) | Способ определения относительных положения и траектории двух космических аппаратов и устройство для его осуществления | |
CN209142388U (zh) | 一种用于bim的无人机系统 | |
JPH07244150A (ja) | 重機の姿勢計測装置 | |
Siddiqui et al. | Case study on application of wireless ultra-wideband technology for tracking equipment on a congested site | |
Hariz et al. | Direct georeferencing 3d points cloud map based on slam and robot operating system | |
KR20160099336A (ko) | 모바일 매핑 시스템 | |
CN211121250U (zh) | 挖掘机械土石方作业测量数据采集装置 | |
CN201623731U (zh) | 集成化林火动态监测与精确定位系统 | |
Causa | Planning Guidance and Navigation for Autonomous Distributed Aerospace Platforms | |
Abbas et al. | Three-dimensional data quality assessment: Unmanned aerial vehicle photogrammetry and mobile laser scanner | |
Matsunaga et al. | Developing Dense Wireless Signal and Magnetic Field Mapping Tool |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080424 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090424 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |