JPH0363164A - 自動スタンプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、書類上に所望の文字を自動的に印字すること
ができる自動スタンプ装置に関するものである。

〔従来の技術］ 従来、第５図に概略的に示すように、三角形状をなすホ
ルダ１０１の外周の各辺に、印面か長方形をなす印字体
１０２を、長手方向の軸線をホルダ１０１の軸線と直交
する方向に向けてそれぞれ取り付けた印字体ブロック１
００を備え、この印字体ブロック１００を軸１０３を中
心に回転させて所望の印字体１０２を下面の印字位置に
セットした後、該印字体ブロック１００を手で押し下げ
ることによって書ａ４１０４に印字するようにしたスタ
ンプ装置は公知である。

しかしながら、上記従来のスタンプ装置は、印字体ブロ
ック１００を一々手動操作で押し下げなければならない
ため、操作が非常に面倒であると共に、印字圧のばらつ
きによって印字むらを生じ易いという欠点かあり、また
、長方形状の印字体１０２をその長手方向の軸線をホル
ダ１０１の周方向に向けて取り付けるようにしていたた
め、該ホルダ１０１における印字体取付面１０１ａの周
方向長さを少なくとも印字体１０２の長さと同じに形威
しなければならず、その結果、印字体ブロック１０口の
外径か非常に大きくなり、これが装置のコンパクト化を
図る上での大きな障害となっていた０例えば、６個の印
字体を取り付ける場合には、六つの取付面を備えた正六
角形状のホルダが使用されるか、このホルダの中心から
各頂点までの長さは少なくとも印字体の長さと同じであ
ることが必要であり、その結果、印字体を含めた印字体
ブロック全体の回転直径は印字体の長さの２倍以上にも
なってしまう。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明の課題は、！類を所定の場所にセットするだけで
自動的に印字することかできると共に。

印字体ブロックのコンパクト化によって装置全体が小形
化された自動スタンプ装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段及び作用］上記課題を解決
するため、本発明の自動スタンプ装置は、書類載置面を
備えた基体に、該載置面上の書類に印字するための印字
体ブロックを備えた支持フレームを印字方向に往復動自
在隘支持させると共に、該支持フレーム用の駆動手段と
、載置面上への書類のセットに連動して動作するスイッ
チとを取り付けてなり、上記印字体ブロックか、一方向
に長い複数の印字体を長手方向の軸線をドラムの軸線と
平行に向けて該ドラムの回りに着脱自在に取り付けるこ
とにより構成され、上記支持フレームに回転操作可能に
取り付けられていることを特徴としている。

従って、書類載置面上に書類をセットすると。

スイッチがオンになって駆動手段が動作するため支持フ
レームか上下動し、印字体により自動的に印字される。

また、印字体ブロックにおいては。

複数の印字体を長手方向の軸線をドラムの軸線と平行に
向けて該ドラムの回りに取り付けているので、該印字体
ブロックを非常にコンパクトに形成することができ、こ
れにより装置全体が小形化されている。

上記支持フレームに印字体ブロックを回転操作可能に取
り付ける当たっては、該支持フレームにおける左右一対
の軸受アームに、印字体ブロックの取付軸を挿脱自在に
嵌合する軸受穴と、該軸受穴の一側部に臨む弾性係止片
とをそれぞれ形成すると共に、印字体ブロックの取付軸
の回りに、上記弾性係止片との係合によって印字体ブロ
ックの自由回転を規制する突起を印字体と同数配設した
ＭＩｉ戒を採用するのか好ましく、このような構成の採
用により、上記印字体ブロックを、印字体の配設角度づ
つカチカチと間欠的に回転させて所望の印字体を印字位
置に簡単且つ確実にセットすることができ、しかも、印
字体及び印字体ブロックの交換時等には、該印字体ブロ
ックを支持フレームから簡単に取り外すことができる。

また、上記印字体ブロックを左右反転して支持体に取り
付けられるように構成することもでき。

これにより、印字体の印面を逆向きにすることができる
ため、書類の上下いずれの側にも印字することが可能に
なる。

Ｃ実施例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。

第１図乃至第３図において、ｌはスタンプ装置の基体で
あって、該基体１は、印字すべき書類２を載置するため
の書類載置面４を前半部上面に備えた長方形状のベース
３と、該ベース３の書類載置面４より後方位置に設けら
れた固定フレーム５とで構成され、該固定フレーム５の
前部には、印字体ブロック７を備えた支持フレーム６が
上下動可能に支持されされている。この支持フレーム６
は、第４図からも明らかなように、左右の軸受アーム１
０．１０から後方に延びる一対の摺動ｆｉｌｏａ。

ＩＯａ間に固定フレーム５前端の案内部５ａを挾んだ状
態に配置され、摺動壁２０ａ、ＩＯａ　％面と固定フレ
ーム５側面とに形成された係止突条１１，１２に跨がっ
て係合する係止枠部材１３によって外れないように支持
されており、該係止枠部材１３に支持された状態で上記
案内部５ａに沿って上下動できるようになっている。従
って、この係止枠部材１３を上方に引き抜くことにより
支持フレーム６を取り外すことができる。なお、上記基
体１及び支持フレーム６は合＊Ｓ＋脂により形成するこ
とができる。

上記印字体ブロック７は、印面に所望の文字を刻んだ長
方形状の複数の印字体１５を、断面多角形状をなすドラ
ム１６の外周の取付面に、印字体の長手方向の軸線をド
ラムの軸線と平行に向けて交換可能に取り付けたもので
、支持フレーム６に次のようにして着脱自在且つ一定角
度づつ間欠的に回転操作可能に取り付けられている。即
ち、支持フレーム５における左右一対の軸受アーム１０
’、１０には、ドラム１６の取付軸１６ａを回転自在に
支持する輌受穴１９と、該軸受穴１９の一側部に位置し
て該軸受穴１９の軸線方向に弾性変形可能な弾性係止片
２０とがそれぞれ形成されると共に、軸、ズアーム１０
．１０の先端部に上記取付軸１６ａを着脱するための切
欠２１が切設され、これに対して、印字体ブロック７に
おける上記取付軸１６ａの回りには、印字体１５と同数
の羽根状突起２３が放射状に一定間隔て配設され、印字
体ブロック７の非回転時には、隣接する羽根状突起２３
．２３間に上記弾性係止片２ａの先端部が弾力的に係合
することによって印字体ブロック７が位置決めされ、印
字体ブロック７の回転時には、該弾性係止片２０が弾性
変形しながら突起２３を乗り越えるようになっており、
これらの弾性係止片２０と羽根状突起２３とによって印
字体ブロック７の自由回転を規制するデイテント機構が
構成されている。また、取付軸１［ｉ、′Ｉの両端には
円板状のハンドル２４が取り付けられ、該ハンドル２４
の側面には、各印字体１５との対応位置に数字か付され
、これらの数字によって印字体１５を識別できるように
なっている。従って、上記数字を目安にしてハンドル２
４を回動操作し、印字体ブロック７を一定角度づつカチ
カチと回転させることにより、所望の印字体１５を印面
が書類載置面４に対向する下方の印字位置に選択的にセ
ットすることができる。また、印字体１５や印字体ブロ
ック７の交換時等には、該印字体ブロック７を支持フレ
ーム６から簡単に取り外すことができる。

上記支持フレーム６による印字体ブロック７の支持ｇｌ
ａは左右対称に形成し、印字体ブロック７を左右反転し
て取り付けられるように構成しておくことが望ましく、
これにより、印字体１５の印面を逆向きにすることがで
きるため、書類の上下いずれの側にも印字することが可
能になる。

なお、上記羽根状突起２３は、ドラム１６に取り付けて
も取付軸１６ａに取り付けても良い。

上記印字体１５は、金属製又は合成樹脂型のケースに、
多孔質素材からなる印判とインクを含浸させたインク保
持部材とを設けたもので、必要量のインクが印判に自動
的に供飴されるように構成されている。また、インクが
少なくなった時には、ケースに設けた補充穴から適宜補
充することができる。

上記固定フレーム５の内部には、支持フレーム６を印字
方向（上下方向）に往復駆動するための駆動源であるモ
ータ２６が配設され、図示しない減速機構を介して該固
定フレーム５から突出するモータ２６の出力軸２７には
、偏心円盤状のカム２８が取り付けられており、これに
対して、上記支持フレーム６の固定フレーム５との対向
面に形成された凹所３０内には、該カム２８の回転運動
を印字方向への往復運動に変換して伝達するカム受け３
１が配設されている。このカム受はコ１は、上記カム２
８か嵌合する大きさの凸字形皿状をなし、その下壁３１
ａと上ｆｉ　３１ｂとがカム２８に当接する当接部とな
ったもめで、上記凹所コ０内に支持フレーム６に対して
印字方向に相対的に変移可能に配設され。

該カム受け３１の両側の段部３１ｃと凹所３ｏの下壁３
０ａとの間に、これらのカム受け３１と支持フレーム６
とを弾力的に結合するばね３２が縮設され、このばね３
２によって支持フレーム６の印字ストロークを調整でき
るようになっている。

また、上記書類載置面４上には、モータ２６を駆動する
ためのスイッチ３５が設けられ、該載置面４上に書類２
をセットしたとき該書類の先端部によって押動操作され
るようになっており、該スイッチ３５が操作されると、
モータ２６が駆動してカム２８が一回転し、カム受け３
１及びばね３２を介して支持フレーム６が一回だけ上下
動して印字が行われる。

上記スイッチ３５は、ベース３の側面に設けたｍ勢部材
３６によってその動作ストローク、即ちスイッチ３５か
オンになる位置を調整することができ、その調整により
、書類２に対する印字位置をＦＡ！！できるようになっ
ている。

上記固定フレーム５と支持フレーム６及び印字体ブロッ
ク７には、書類載置面４との間に書類２を挿入するため
のスリット３８を確保した状態でカバー３９が被設され
、印字体ブロック７のハンドル２４かカバー３９の側面
に露出している。そして、該カバー３９の前面には、上
記ハン・ドル２４に付された数字と印字内容との対応関
係についての表示４ｏが施され、この表示に従って数字
を選択することにより、所望の印字を行うことができる
ようなっている。

上記構成を有する自動スタンプ装置において、ハンドル
２４を回動操作することにより所望の印字体１５を印字
位置にセットしたあと、印字すべき書類２をスリット３
８を通じて蔵置面４上に挿入すると、該書類２の先端部
でスイッチ３５が押動されるためモータ２６が駆動し、
そのに取り付けられたカム２８か一回転してカム受け３
１を下動させる。そこで、支持フレーム６が固定フレー
ム５に沿って−往復だけ上下動し、印字位置にある印字
体１５によって書類２に所望の文字が印字される。

［発明の効果］ このように本発明によれば、書類を所定の場所にセット
するだけで自動的に印字することができ、また、複数の
印字体をドラムの周囲に取り付けて印字体ブロックを構
成するに当たり、印字体の長手方向の軸線をドラムの軸
線と平行に向けて取り付けているので、印字体の長手方
向の軸線をドラムの周方向に向けて取り付けた従来のも
のに比べ、印字体ブロックを非常にコンパクトに形成す
ることができ、これにより装置を著しく小形化すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動スタンプ装置の一実施例を示
す全体斜視図、第２図はその縦断面図。 第３図はカバーを取り外した状態での部分横断平面図、
第４図はそれを分解して示す要部斜視図。 第５図は従来例の要部側面図である。 ｌ・・基体、　　　　　２・・書類。 ４・・載置面、　　　　６・・支持フレーム。 ７・・印字体ブロック、 １０・・軸受アーム、　１５・・印字体、１６・・トラ
ム、　　　１６ａ　　・取付軸、１９・・軸受穴、２０
・・弾性係止片。 ２３・・突起、２６・・モータ、 ３５・・スイッチ。 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、書類載置面を備えた基体に、該載置面上の書類に印
   字するための印字体ブロックを備えた支持フレームを印
   字方向に往復動自在に支持させると共に、該支持フレー
   ム用の駆動手段と、載置面上への書類のセットに連動し
   て動作するスイッチとを取り付けてなり、 上記印字体ブロックが、一方向に長い複数の印字体を長
   手方向の軸線をドラムの軸線と平行に向けて該ドラムの
   回りに着脱自在に取り付けることにより構成され、上記
   支持フレームに回転操作可能に取り付けられている、 ことを特徴とする自動スタンプ装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載の自動スタンプ装置にお
   いて、支持フレームに印字体ブロックを回転操作可能に
   取り付けるための機構が、 支持フレームにおける左右一対の軸受アームに、印字体
   ブロックの取付軸を挿脱自在に嵌合する軸受穴と、該軸
   受穴の一側部に臨む弾性係止片とをそれぞれ設けると共
   に、印字体ブロックの取付軸の回りに、上記弾性係止片
   との係合によって該印字体ブロックの自由回転を規制す
   る突起を印字体と同数配設してなる、 ことを特徴とする自動スタンプ装置。 ３、印字体ブロックが、左右反転して支持体に取り付け
   可能であることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は
   第２項に記載の自動スタンプ装置。