JPH036303A - 焼結部品の製造方法 - Google Patents

焼結部品の製造方法

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JPH036303A
JPH036303A JP14027989A JP14027989A JPH036303A JP H036303 A JPH036303 A JP H036303A JP 14027989 A JP14027989 A JP 14027989A JP 14027989 A JP14027989 A JP 14027989A JP H036303 A JPH036303 A JP H036303A
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JP
Japan
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dimensional accuracy
work
sintered
cutting
executing
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Application number
JP14027989A
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English (en)
Inventor
Yuichi Ohigata
大日方 祐一
Kanji Miyashita
宮下 寛治
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少量生産される焼結部品の製造方法に関し、
一つには美術工芸用・装飾用焼結部品の製造方法、更に
は金属粉末射出成形法及びセラミックス射出成形法によ
る焼結部品の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
少量生産における部品の製造方法には、大別して型を用
いる方法と型を用いないで直接成形加工する方法とがあ
る。前者には、金属部品の場合鍛造、鋳造が代表的な例
であり、後者にはNC切削による方法が代表的な例であ
る。
一方、金属粉末射出成形法(メタルインジェクションモ
ールディング、以下MIMという)やセラミックス射出
成形法は型を用いる方法で、所定の形状を付与された金
型を用い射出成形されたグリーン成形体を何ら形状的に
加工することなく脱脂、焼結して焼結部品を得ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の方法では金型を用いる為、少量生産においては製
品1個当りの全型代が極めて高価なものになるという欠
点を有していた。また金型製造は品物の寸法、大きさに
合わせての単品製作となり納期上も製作時間かがかかる
という欠点も合わせ持っていた。これらの理由によ′り
試作やデザイン確認用のサンプルには適用が困難であつ
た。
−刃金型を用いない方法を採用する場合、加工困難な金
属やセラミックスの直接加工となり、NC切削加工にお
いては削りにくい、時間がかかるという欠点を有し、ヤ
スリ等の手加工においては加工しにくいという欠点を持
っていた。
これに対し、特許出願公開昭63−403に示されるよ
うな塑造用組成物を用いて型を用いる事なく粘土細工の
様に手で成形する方法があるが、工業的に求められる水
準の精度を満たす品物を複数個製造することは極めて困
難であった。
本発明の目的はこの様な課題を解決するもので、少量生
産用に安価、短納期でかつ精度の良い焼結部品製造方法
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の焼結部品製造方法とは射出成形加工の工程途中
で得られる金属やセラミックスのグリーン成形体を切削
等の二次加工によって所望の形状に仕上げ成形し、しか
る後脱脂、焼結して最終的な焼結部品を得る事を特徴と
した焼結部品の製造方法である。
グリーン成形体は、−船釣には角板あるいは円形状に射
出成形され、部品が特定できる場合には近似度を上げた
形状に射出成形される。更には部品に共通な部分は射出
成形により最終形状に成形しておくこともできる。
グリーン成形体は、金属やセラミックスの粉末とバイン
ダーの混合物である。通常、射出成形に用いるコンパウ
ンドの場合、射出成形時の流動性確保のため、バインダ
ー比率は粉末との容積比で40%以上が必要となる。本
誌の射出成形では比較的単純な形状の成形であり高い流
動性を必要としないためバインダー比率を40%より低
く押さえることもできる。その結果焼結終了後の収縮率
が小さくなり、高い寸法精度が得られる。何れのコンパ
ウンドも本誌で用いることができ、また何れの場合のグ
リーン成形体もワックスや樹脂をバインダーとして用い
ている為金属やセラミックスの焼結体に比べ著しく加工
が容易であり、手で簡単に折ることさえ出来る。従って
エンドミルやフライス等でグリーン成形体を削れる事は
勿論、手加工の場合にはナイフやエメリー紙等簡単な工
具で容易に成形ができる。また機能上必要な寸法精度の
高い部分はNC切削により加工し、デザイン上必要な自
由曲面等はデザイナ−が自らの手で納得の行くよう造形
することも可能である。
一方、粉末の粒径によって寸法精度は大きく変化し、粒
径が大きいほど焼結密度が低下するので収縮率が大きく
なり寸法精度が低下する。また外観も鏡面性が得られな
くなる。15μm以下の粒径の場合収縮率を見込んでも
グリーン加工での寸法精度を±0.05++++a程度
、好ましくは±0.02mm程度の精度で加工しておけ
ば±0.05mm〜±0.10mmの精度の焼結体が得
られる。この程度の精度があれば、時計等の外装部品を
はじめ小型部品には十分使用できる。
以下実施例で本発明を説明する。
〔実 施 例1〕 第1図から第5図は、ステンレス製携帯用時計側での実
施例である。
粒径15μm以下の金属粉末とバインダーを混練したコ
ンパウンドを金型を用いて射出成形し寸法や均一なグリ
ーン成形体(1a)を得る。1aは汎用性を持たせ角板
に成形した。このグリーン成形体は、この後の二次加工
代と焼結後の寸法収縮とを見込んで完成品より大きく成
形される。
1aのグリーン成形体はNC切削加工によって時計機械
体の組み込まれる部分を切削工具(2a)によって削り
取られる。この時の加工基準は型によって成形された部
分(2b)で±0.03mm程度の良好な寸法精度であ
る為、複数個製造する場合十分基準となりうる。
その後グリーン成形体を反転し、既に切削された時計機
械体のはいる部分を基準に、ガラスが組み込まれる部分
(3a)と外形形状部(3b)がNC切削加工される。
NC切削は三次元NC加工を用いる事により複雑で±0
.02+nm程度の精度に良い形状が容易に得られる。
最後にヤスリ(4a)やエメリー紙を用いた手加工によ
り刃具半径より小さなコーナ一部分や三次元プログラム
の困難な自由曲面部分を成形し最終グリーン成形体とな
る。
この様にして書房の形状に加工されたグリーン成形体を
所定のプロセスに従って脱脂、焼結し最終的に金属製時
計側を得る。この時計側を寸法測定したところ機械加工
部分の精度は±0.03++++n〜±0.05mmの
間にすべて入っていた。
第5図の例は射出成形によって時計機械体とカバーガラ
スの組み込み部分を予め成形したグリン成形体の例であ
る。従ってこの場合は時計側外形形状部の三次元NC切
削以外の切削加工は不要となり切削時間が低減される。
〔実 施 例2〕 実施例1と同様に金属粉末の代りにセラミックス粉末を
用いて加工したものも同じ結果が得られた。
〔比 較 例〕
実施例1の粉末粒径を30μm以下のものを用いて同様
に加工したところ、その機械加工部の精度は±0110
mmであった。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、MIMやセラミックス射
出成形法において、工程途中で得られる金型で成形され
たグリーン成形体を二次加工して所望の形状に仕上げ、
その後、脱脂、焼結する事により、少量部品や美術工芸
用あるいは装飾部品の製造が低コスト短納期で製造でき
る。
本発明によれば、金型は汎用性の高いものとなり都度部
品毎に製作する必要がない。従って、少量生産における
コストアップ要因となる金型費用が低減され、納期も型
製作期間分短縮できる。
また、金属やセラミックスを直接側る方法に比べ、グリ
ーン成形体の加工は極めて容易であり加工技能の熟練を
要しないため、デザイナ−が自ら造形作業ができるよう
になりデザイン開発の上でも効果が大きい。
更に、形状は精度良く切削加工や金型での成形の組み合
わせによって作り込まれるため、複数個製造する場合で
も寸法精度が高く、粘土細工の様な製品間の寸法ばらつ
きや形状差も生じない。
一方、MIMやセラミックス射出成形法における脱脂、
焼結の技術開発用テストピースの製作にも応用できる。
1台の型で膨大な種類のテスト用グリーン成形体が得ら
れ、型製作費低減、開発日程短縮により開発費用低減効
果が極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図。1aは角板形状グリ
ーン成形体。 第2図はグリーン成形体1aを切削加工していることを
示す図。2aは切削工具。2bは金型により成形された
加工基準部分。 第3図は第2図のグリーン成形体裏面を加工しているこ
とを示す図。3aは切削工具。3bは外形の三次元形状
。 第4図はグリーン成形体の仕上げ加工を示す図。 4aは成形用ヤスリ。4bは最終グリーン成形体。 第5図は時計側の共通形状部分を型で成形したグリーン
成形体を示す図。5aはグリーン成形体。 5bは時計機械体の組み込み部。5cはカバーガラス組
み込み部。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒径15μm以下の金属粉末を用いた射出成形法
    において、工程途中のグリーン成形体を±0.05mm
    以下の寸法精度に二次加工した後脱脂、焼結したことを
    特徴とする焼結部品の製造方法。
  2. (2)前記粒径15μm以下の粉末が金属またはセラミ
    ックスであることを特徴とする請求項1記載の焼結部品
    製造方法。
JP14027989A 1989-06-02 1989-06-02 焼結部品の製造方法 Pending JPH036303A (ja)

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JP14027989A JPH036303A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 焼結部品の製造方法

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JPH036303A true JPH036303A (ja) 1991-01-11

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ID=15265083

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