JPH0362874A - 模様貼着シート - Google Patents

模様貼着シート

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JPH0362874A
JPH0362874A JP11788289A JP11788289A JPH0362874A JP H0362874 A JPH0362874 A JP H0362874A JP 11788289 A JP11788289 A JP 11788289A JP 11788289 A JP11788289 A JP 11788289A JP H0362874 A JPH0362874 A JP H0362874A
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JP
Japan
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layer
coating film
pattern
sheet
base sheet
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JP11788289A
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Takeshi Tomiyama
猛 富山
Sadaaki Hashimoto
橋本 定明
Kenji Maeda
賢司 前田
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は単に貼着するだけで物体表面に模様塗膜を形成
することが可能な模様貼着シートに関する。
従来技術とその課題 従来、プラスチック板、アルミニウム板等の被塗物の表
面に粉末状磁性材料を分散した塗料を塗装し塗膜を形成
させた後、該被塗物の裏面(又は塗膜表面)に、文字、
マーク、図柄などに切断又は成型した磁石を所定の位置
に固着もしくは近接させて、該磁石が発生ずる磁気作用
によって粉末状磁性材料を配向させ塗膜に磁気模様を形
成させ、しかも該模様全体が目的とする文字、マーク、
図柄を形どる模様塗膜の形成方法(特開昭63−175
670号公報)はすでに知られている。
この方法では、模様塗膜面に凹凸が生しることがなく平
滑であるために汚れにくいという利点を有しているが、
被塗物の形状、構造及び材質などによって上記液状塗膜
に磁力を作用させることが困難らしくは不可能になるこ
とがあり、その適用範囲が著しく制限されているという
欠陥を有している。
また、該方法では目的とする文字、マーク、図柄を形ど
るために線形と同形の磁石を予め準備しておくことが必
須要件となって、製品コストが高くなったり、また生産
性が悪くなったりするという問題が残されている。
本発明は、従来公知の模様塗膜における上記諸欠点の解
消を目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明者等は、離型性シート層、感圧粘着剤層、ベース
シート層、模様塗膜層及び着色印刷層を順に設けた模様
貼着シートが上記目的を十分に達成できることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は離型性シート層(1)、感圧粘着剤層(
2)、ベースシート層(3)、模様塗膜層(4)および
着色印刷層(5)の多層構造からなり、しかも、該模様
塗膜層(4)が、流動状態にある液状塗膜中に含有せし
めた粉末状磁性材料に磁石を作用させることによって模
様を形成してなる塗膜であることを特徴とする模様貼着
シートに関する。
以下に、本発明の模様貼着シートを構成する上記(1)
〜(5)について具体的に説明する。
離型性シート層(1):W!型性シート層は感圧粘着剤
層(2)の片面に貼着するシートであって、本発明の貼
着シートの貯蔵もしくは運搬中などにおいて、粘着剤層
(2)が他の部分に何着するのを防止するためのちので
、粘着剤層(2)から容易に剥離でき、本発明の貼着シ
ー1−を使用するにあたってはあらかじめ剥離しておく
。該シト(1)としては、シリコン、ワックス並びに弗
素樹脂などの離型剤を塗布もしくは含浸した紙あるいは
フィルム、又は上記離型剤を含まずそれ自体離型性を有
するポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂フィル
ム等の従来公知の離型性シトが用いられる。
感圧粘着剤層(2):感圧粘着剤層(2)は、模様塗膜
層(4)を形成したベースシート層(3)を目的とする
物体表面に貼着可能ならしめるためのちのであり、前記
離型性シート層(1)後記とベースシート層(3)との
層間に介在する。具体的にはそれ自体すでに公知の恒久
粘着剤が使用でき、例えば、天然ゴム、スチレンーブク
ジエン共重合ゴム、ポリイソブチレン、アクリル樹脂、
ポリビニルエーテル、ポリビニルイソブチルエーテルな
どの粘着剤があげられ、このうち、ポリブチルアクリレ
ートやポリ−2−エチルヘキシルアクリレートなどのガ
ラス転移温度が10〜−60’Cのアクリル樹脂が好ま
しい。さらに、粘着付与剤としてロジン、リジンエステ
に ル、クマロン樹脂、チル・ン樹脂、炭化水素樹脂、油溶
性フェノール樹脂が、軟化剤として脂肪酸エステル、動
植物油脂、ワックス、石油重質留分が、主成分の上記粘
着剤との相溶性によって適宜必要に応して併用される。
これ以外に充てん剤、顔料、老化防止剤、安定剤なども
配合できる。
これらの粘着剤を必須成分として、これらを有機溶剤に
溶解もしくは分散せしめ、ナイフコータ、ロールコーク
、スクリーン印刷らしくはグラビアコータなどを用いて
ベースシート層(3)の片面に塗装し、有機溶剤などの
揮発性物質を揮散させることによって感圧粘着剤層(2
)が形成できる。該粘着剤層(2)の厚さは1〜500
LL、特に20〜40μが好ましい。有機溶剤を用いな
いで、粘着剤などを溶融して塗装することもさしつかえ
ない。
本発明の模様貼着シートの貼着時の環境温度が低いとき
は、ガラス転移温度の低い粘着剤層(2)に調製するこ
とが望ましい。
この粘着剤層(2)はベースシート層(3)の片面であ
って、しがち模様塗膜層(4)の反対面側に形成するこ
とが必要である。
ベースシート層(3):ベースシート層(3)は、前記
粘着剤層(2)と模様塗膜層(4)との層間にあり、該
塗膜N(4)の物理的性能を補強し、支持するための6
ので、耐寒性、耐熱性、耐収縮性、柔軟性、耐候性、副
薬品性などの優れていることが好ましく、例えば、ポリ
ウレタン、ポリイミド、ナイロン、ポリエチレン、ポリ
エステル、ポリカーボネート並びに可塑化塩化ビニル樹
脂などのプラスチックおよび鉄、ステンレス並びにアル
ミニウムなどの金属が好ましい。
該ベースシート層(3)の膜厚は1〜1000μ、好ま
しくは30〜120μが適しており、透明らしくは不透
明のいずれでもよい。これらは目的とする形状や大きさ
に容易にカッティングできるものが好ましい。
本発明の模様貼着シートにおいて、模様塗膜層(4)と
ベースシート層(3)との密着性が十分でない場合は、
該両層間に必要に応してプライマー層(6)を形成せし
めることが好ましい。
ブライマーF(6):模様塗膜層(4)とベースシート
層(3)との層間に形成するちのであり、該両層間の密
着性を向上させる機能を有している。具体的には、セル
ロースおよびその誘導体、ポリエステル樹脂、アクリル
樹脂、ゴム系樹脂およびスチレン ブタジェン共重合体
などがあげられ、これらを有機溶剤および(または)水
に溶解もしくは分散せしめたものをベースシート層(3
)の模様塗膜を形成する面に塗装せしめることが好まし
い。プライマー層(6)の膜厚は乾燥後において、1〜
50μが好ましい。また、プライマー層(6)の組成は
上記したものが例示てき、これらは模様塗膜層(4)や
ベースシート層(3)の組成に応じて任意に選択できる
。有機溶剤としては、特に制限を受けないが、ベースシ
ト層(3)を膨潤しつるものを含有していることが好ま
しく、例えば、ヘキサフロロメタキシレン、1.1.3
−フロロトリクロルエタン、酢酸ブチルおよび酢酸−3
−メトキシブチルからなる混合ン容剤があげられる。
模様塗膜層(4)二ベースシート層(3)の片面に形成
するもので、磁力の作用によって模様を形成せしめてな
る塗膜である。
該模様塗膜を形成するために、粉末状磁性材料、ビヒク
ル成分および溶剤を主成分とし、さらに必要に応じて着
色顔料、染料、アルミニウム粉、パール状顔料、雲母な
どを配合してなる液状塗料を用いる。
粉末状磁性材料は、それに磁石を作用させると磁力によ
って配向が変化する粉末で、例えばニッケル、鉄含有率
の高いステンレス、鉄などの粉末やこれらの金属を被覆
又は含有せしめたものが好ましい。その形状はリン片状
、薄板状、粒状などいずれでもさしつかえなく、大きさ
は長手方向もしくは直径が1〜100μ、好ましくは1
0〜30μが好ましい。
ビヒクル成分としては、通常の塗料用樹脂が使用でき、
例えば常温で′乾燥もしくは反応硬化するルキド樹脂、
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ビニ
ル樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、
シリコン樹脂、フッ素樹脂及びこれらの変性樹脂などが
好ましい。また、溶剤は有機溶剤および(または)水で
ある。
塗料の形態として、有機溶液型、非水ディスバージョン
型、水溶液型、エマルジョン型などの液状があげられる
粉末状磁性材料は、ビヒクル成分100重量部(固形分
)あたり、1〜30重量部、特に10〜20重量部が好
ましい。
を莫様塗月莫(4)のjM厚は15〜35μ、好ましく
は20〜30μである。模様塗膜において粉末状磁性材
料で被塗面な完全に隠ぺいする必要はなl/)。
また、上記模様塗膜(4)の形成に先立って、前記ベー
スシートに必要に応じて着色顔料およびビヒクル成分を
主成分とし、かつ磁性材料を含有していない着色塗膜(
4′)を形成しておくことら可能である。
該着色塗膜(4′)は現出させる模様を目的とする色調
にするために形成するのであって、例えばベースシート
自体がプラスチックなどのように着色されており、かつ
その色調が目的と合致すれば、着色塗膜(4′)を形成
する必要はあえてない。
着色塗膜(4′)の色調は目的によって任意に選択でき
、それは着色顔料(有機もしくは無機系、メタリック系
など)の組成および比率などの調整によって容易に調整
できる。また、ビヒクル成分は、前記塗膜(4)で説明
したものの中から選ばれた1種以上が好ましい。
着色塗膜(4′ )は膜厚がl○〜30μ、好ましくは
15〜25μが適している。
模様塗膜形成法・必要に応して着色塗膜(4゛)を形成
せしめるための塗装4を塗装してなるベースシート層(
3)にこの塗膜が溶剤で湿潤したまま又は硬化させてか
ら、液状塗膜を形成させるための粉末状磁性材料を含有
させた液状塗料を塗装する。
そして、該液状塗膜が溶剤を含みかつ粉末状磁性材料が
流動しうる状態において、ベースシート層(3)の裏面
側(液状塗膜表面側からでもさしつかえない)から磁石
によって粉末状磁性材料に磁力を作用させると、該粉末
磁性材料がそのm力線に従って移動し、液状塗膜におけ
るその部分の粉末磁性材料の配向が行なわれ、筋によっ
て構成された幾何学的模様(縞)等の6n気模様が形成
される。該磁気模様はlin力線を方向を変えることに
よって横方向、縦方向、斜め方向の筋模様を形成したり
またm力線を交叉させてさまざまな磁気模様を形成する
こともてきる。磁気模様は、例えば筋目の間から着色塗
膜(4′)などの色調を(4)を通して透視できる。つ
まり、シー1□ 6n石等のlin石をベースシートの
裏面(又は液状塗膜表面)全体に固着もしくは近接さぜ
ると、液状塗膜中に分散している粉末磁性材料′4がm
力線に沿って配向して磁気ti様が形成できる。
したがって、磁石をベースシート(3)の裏面もしくは
液状塗膜の表面に固着らしくは近接させる時点で、液状
塗膜中の粉末状磁性材料は、流動性を有していなければ
ならず、具体的には磁石を作用させるときの液状塗膜の
粘度は0.5〜3ボイズ、好ましくは1〜2ポイズ(い
ずれu20°C)であることが好ましい。
着色印刷層(5)1着色印刷層(5)は模様塗膜(4)
の表面に、印刷によって文字、絵、マク等の形を形成せ
しめてなる着色印刷層である。
該着色印刷層(5)を模様塗膜(4)の表面に形成させ
ることによって、文字、絵、マーク等の形をした磁気模
様を鮮明に浮き出させることができる。該文字、絵、マ
ーク等の形をした6R気模様は1 採光加減、先締角度によって兄事な色彩感を発揮するこ
とができる。
着色印刷層(5)を形成させるために、着色料及びビヒ
クルを主成分とし、さらに必要に応して印刷機上適性調
整剤、乾燥調整剤、着色料分散剤、印刷膜物性改良剤、
印刷膜耐候性改良剤等を配合してなる粉末もしくは液状
の印刷インキを用いる。
着色料としては、印刷層を着色するものであれば特に制
限なしに、例えば有機顔料、無機顔料、染料、金属粉末
(アルミニウム粉末等)、パール状顔料、雲母、特殊色
和(ケイ光顔料、ケイ光染料等)の中から要求される色
感によって適宜選択して使用することができる。
ビヒクルは、印刷インキに適当な粘性を付与し、印刷を
可能とするとともに、模様塗膜層(4)との密着性を付
与し、着色印刷層がハガレ落ちるのを防止するものであ
る。
該ビヒクルとしては、例えば油脂、脂肪酸、アルキド樹
脂、ポリエステル樹脂、ロジン、フ工2 ノール樹脂、ゴム、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂
、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂及びこれら
の誘導体らしくは変性物の従来から知られているものを
使用することができる。
これらの6のは1fffiもしくは2種以上混合して使
用できる。
また、上記したビヒクルは、該ビヒクル成分を用いるこ
とによって架橋しない着色印刷層を形成することはもち
ろんであるが、該ビヒクル成分を用いて、下記した方法
によって架橋した着色印刷層を形成することが可能であ
る。具体的には、ビヒクル成分として、〔半〕乾性油、
(半)乾性油脂肪酸及びこれらの6のを原料として使用
したアルキド樹脂等を用い、このものにドライヤー(金
属のナフテン酸塩等)を配合した印刷インキを室温又は
加熱によって架橋印刷層を得る方法、ビヒクル成分とし
て、シラノール基、珪素原子に直接結合した加水分解性
基(アルコキシシラン基、アセトキシシラン基等)等を
有するアクリル樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹
脂等を用い、必要に応じて有機金属化合物(金属キレー
ト化合物等)等の触媒を配合した印刷インキを室温又は
加熱によって架橋印刷層を得る方法:ビヒクル成分とし
て水酸基等を有するアクリル系樹脂、エポキシ樹脂、ア
ルキド樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、ウレタン
樹脂等を用い、このものに架橋剤(アミノ樹脂、ポリイ
ソシアネート化合物、ブロック化ポリイソシアネート化
合物等)を配合した印刷インキを室温らしくは加熱によ
って架橋印刷層を得る方法;ビヒクル成分として、活性
エネルギー線で架橋する二重結合を有するアクリル系樹
脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、
シリコン樹脂、フッ素樹脂等を用い、必要に応じて光重
合開始剤、重合性不飽和単量体等を配合した印刷インキ
を活性エネルギー線を解射することによって架橋印刷層
を得る方法を挙げることができる。
印刷インキを液状として使用する場合には例えば前記し
たビヒクル成分を水及び低沸点〜高沸点の有機溶剤に溶
解らしくは分散した形で使用することができる。
着色印刷層(5)形成法、模様塗膜(4)上に、印刷イ
ンキをスクリーン印刷法、グラビア印刷法、オフセット
印刷法、フレキソ印刷法等の手段によって印刷し次いで
自然乾燥、焼付乾燥、活性エネルギー線照射等により乾
燥を行なって着色印刷層(5)を形成する。該印刷され
る前の模様塗膜(4)の表面は印刷インキの印刷が行な
われてち形がくずれない程度に乾燥されていればよい。
また、模様塗膜(4)の表面に必要に応じて透明もしく
は半透明(顔料等を含有することができる)層を設ける
ことができる。このものの上に印刷インキを印刷する場
合には、前記模様塗膜(4)の表面と同様に印刷の形が
くずれない程度に乾燥されていればよい。該透明もしく
は半透明層を形成するものとしては、前記印刷インキか
ら着色料を除いたらのちしくは半透明層を形成する程度
まで着色料を含有させたもの等が使用できる。透明らし
くは半透明層は、特に模様塗膜 5 (4)表面を平滑にし印刷インキによる印刷適性を向上
させ、鮮明な文字、絵、マーキング等の形を描くことが
できる利点を有している。透明らしくは半透明層は、ス
クリーン印刷、ハケ塗装、流し塗り、ローラー塗装、ス
プレー塗装等の手段によって、通常乾燥膜厚で1〜10
00μ、好ましくは5〜50μになるように塗装される
更に、本発明において着色印刷層(5)を形成させた表
面(最外面)に透明もしくは半透明層を設けることがで
きる。該透明らしくは半透明層は、前記したと同様のも
のを用いて前記と同様の塗装手段で形成することができ
る。乾燥膜厚は、1〜1000μ、好ましくは5〜50
μで十分と考える。
本発明の樹脂貼着シートは上記(1)〜(5)の層を必
須要件として構成されている。具体的に(6)、必要に
応じて着色塗膜(4′)、模様塗膜層(4)、必要に応
して透明もしくは半透明6 層、着色印刷層(5)、必要に応じて透明らしくは半透
明層の順に積層されたものである。
本発明の樹脂貼着シートは、離型性シート層(1)を感
圧粘着剤層(2)から剥離したのち、感圧粘着剤層(2
)が被着体に面接する様に貼着し着色印刷層(5)の上
から被着体方向に圧接させるか、もしくは離型性シート
層(1)を感圧粘着剤層(2)から剥離する前に、適当
な大きさ、形に切断したのち上記と同様の方法にて被塗
物に貼着することができる。
本発明の模様貼着シートの技術的効果を列挙する。
■ 吹付けなどによる塗装が困難な湾曲した凹面に模様
塗膜を極めて容易に形成できる。
■ 塗装作業が全く不要となったので、労力および時間
を縮少することができた。
■ 施工時には塗料を使用しないので、安全衛生、作業
環境などが著しく改善された。
■ 模様塗膜層には模様に基づく凹凸が全く詔められす
、平滑性にすぐれているために仕上がり外観が向上し、
ゴミやほこりなどのイ」着が殆ど認められない。
■ 着色印刷層によって文字、マーク、図柄等の形を簡
単に描くことができ、生産性が向上明する。なお、本発
明の範囲は実施例に限定されるちのではない。
以下において、「部」および「%Jはそれぞれ「重量部
」および「重量%」を意味する。
実施例1 可塑化塩化ビニル樹脂製ベースシート層(3)(黒色、
幅30cm、長さ60cm、厚さ50μ)の片面にポリ
−2−エチルへキシルアクリレートを主成分とする粘着
剤(Tg−50°C)を塗布し、膜厚30μの感圧粘着
剤層(2)を形成せしめた。次いて、該粘着剤層(2)
表面にシリコン樹脂を紙に含浸した離型性シート層(1
)(厚さ200μ)を貼着した。ついでベースシート層
(3)に粉末磁性材料(ステンレス、粒径10〜30L
L、リン片状)を樹脂100重量部あたり17重量部添
加してなる2液型アクリルウレタン塗料を膜厚(固形分
)15〜25 uになるように塗装した。該塗膜粘度が
1〜2ポイズ/20°Cの状態て、ベースシートの裏側
全体にシート状永久磁石(幅30cm、長さ60cm)
を固着させた。すると、永久磁石を固着させた部分の液
状塗膜の611性材籾の配向が行なわれてベースシート
層(3)全体に、筋によって構成される幾何学的模様(
縞)が現出した。この様にして得た模様塗膜を有する貼
着シートを室温で10分間放置し模様塗膜を硬化させ、
永久磁石をベースシート層(3)の裏側から取り除いた
のち、硬化した模様塗膜層(4)上に黒印刷インキ(2
液型アクリルウレタン樹脂にカーボンブラック顔料を分
散させたキシレン溶液)を用いてスクリーン印刷法で文
字を印刷し、室温で60分間放置し実施例1の模様貼着
シートを得た。
実施例2 実施例1と同様の方法で形成させた離型性シ 9 ト層(1)、感圧粘着剤層(2)及びベースシト層(3
)を有するシートに、該ベースシート層(3)の感圧粘
着剤層(2)と他面の方向にエチルセルロースを主成分
とするブライマー層(6)を形成したのち、該ブライマ
ー層(6)に、ニッケル粉(大きさ10〜30μ、粒状
)を樹脂100重量部あたり15重量部配合した常温硬
化型アクリル樹脂塗料を塗装し、その塗膜が1〜2ボイ
ズ/20℃である状態で、実施例1に記載と同様の方法
で永久磁石を用いて模様を形成させ、硬化した模様塗膜
層(4)を得たのち、このものに前記と同様の黒印刷イ
ンキを用いてスクリーン印刷法でハニカム図形を印刷し
、室温で10分間放置し実施例2の模様貼着シートを得
た。
実施例3 実施例2と同様の方法で得た硬化した模様塗膜層(4)
の上に前記2液型アクリルウレタン塗利クリヤーを15
〜25μになる様に塗装した。次いで室温で10分間放
置し硬化させ模様塗膜層(4)の上に透明層を形成させ
た。更に該透明層 0 上に前記と同様の黒印刷インキを用いてスクリーン印刷
法でマークを印刷し、室温で5分間放置し実施例3の模
様貼着シートを得た。
上記実施例で得た本発明の模様貼着シートを離型性シー
ト(1)を剥離してから壁の面に面接するように接触さ
せ、更に着色印刷層(5)面から圧着し貼着した6該貼
看シートは文字、マーク、図形の形をした遠近感のある
磁気模様が光線角度で変化したり、また採光加減によっ
て多彩な色彩感をかもし出したりする、すぐれた模様貼
着シトであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、離型性シート層(1)、感圧粘着剤層(2)、ベー
    スシート層(3)、模様塗膜層(4)および着色印刷層
    (5)の多層構造からなり、しかも、該模様塗膜層(4
    )が、流動状態にある液状塗膜中に含有せしめた粉末状
    磁性材料に磁石を作用させることによって模様を形成し
    てなる塗膜であることを特徴とする模様貼着シート。
JP11788289A 1989-03-03 1989-05-11 模様貼着シート Pending JPH0362874A (ja)

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