JPH036286A - ゲル状低温柔軟蓄冷剤 - Google Patents

ゲル状低温柔軟蓄冷剤

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JPH036286A
JPH036286A JP1141318A JP14131889A JPH036286A JP H036286 A JPH036286 A JP H036286A JP 1141318 A JP1141318 A JP 1141318A JP 14131889 A JP14131889 A JP 14131889A JP H036286 A JPH036286 A JP H036286A
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JP
Japan
Prior art keywords
gel
gel form
freezing point
low temperature
carrageenan
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Pending
Application number
JP1141318A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Eri
恵利 紘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKASUGI SEIYAKU KK
Original Assignee
TAKASUGI SEIYAKU KK
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Publication date
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (A)産業上の利用分野 本発明は、保冷用ゲルの製造に係ねり、低温においても
柔軟性と保形性を失わず、自由に変形し、通常の凍結型
の蓄冷剤が使用しにくい分野にも。
適用できるゲル状低温柔軟蓄冷剤に関する。
(B)従来の技術及び問題点 従来、寒天・ゼラチン・ゼリー・こんにゃくのようなヒ
ドロゲル(特開昭55−92781)。
カルボキシメチルセルロース、澱粉、ポリビニルアルコ
ール、カルボキシビニルポリマー等のヒドロゲル(特開
昭55−68366)、吸水性樹脂(特開昭61−20
7481.62−240377)、ガラクトマンナン(
特開昭55−164.278.55−164279)、
アクリルアミドとN、N−メチレンビスアクリルアミド
の共重合物(特開昭59−102976、特開昭6O−
120783)、ポリアクリル酸水溶液を架橋して得ら
れたゲル(特公昭57−28505.特開昭62−28
3184)、ポリビニルアルコール水?容性単官能性ビ
ニル系単量体と多官能性ビニル系単量体混合物の乳化重
合体(特開昭54−107482)、微粉末シリカ、微
粉末アスベスト、硅酸アルミニラ11、ベントナイト、
カオリン、バーライ1〜もしくは白土(特開昭56−1
18482.57−784−77)等を水に加えて得ら
れたゲル状又はゼリー状物質が保冷用媒体として一般に
使用されてきた。
これらのゲル化剤は、いずれも水に溶解又は分散して、
ゲル状又はゼリー状を呈し、冷却したとき同化変形する
また、これらの粘性体含水ゲルに凝固点降下剤を加える
ことによって冷凍室で氷結した時、ゲルが硬直するのを
回避する試みもなされている。
これらの従来用いられている低温で弾性に富む保冷剤は
、いずれも高粘性の含水ゲル状物を袋状容器に充填して
1!造されている。
高粘性のゲル状又はゼリー状組成物の充填は。
低粘性の組成物の充填に比べ効率が悪く、高価な自動充
填・包装機を必要とするのでコスト高になる欠点がある
カラギーナンに関しては、ローストビーンガムを併用し
て、ゲルの弾性を高める方法などが周知であるが(特開
昭59−25873)、その効果に多くを期待できない
<C>発明が解決しようとする問題点 本発明は、低温で柔軟性に富み保形性の優れたゲル状蓄
冷剤を得ると同時に、袋状容器充填性を向上させる方法
を見い出すべく検討した結果得られたものである。
本発明の第一の特徴は、ゲル化主剤にカラギーナンを用
いている点で、カラギーナンの水溶間物の粘度が約45
℃以上で急激に低下する性質を利用することにより、低
粘性組成物の充填が可能になった。
本組成物は、40℃以下では高粘性を呈するため、保形
性を要求される蓄冷剤としての効力は、十分に果たし得
る。
カラギーナン単独では、ゲルの弾性に若干問題があるの
で、ポリビニルアルコール、親水性カルボキシビニルポ
リマー等のゲル化剤を補助剤として適量混合することに
よって、適度のゲル強度を持ったゲル状組成物が得られ
た。
また、こうして得られたゲル状含水物に、1価又は多価
アルコールや無機塩類等から成る凝固点降下剤を加える
ことによって、低温氷結時に柔軟性に富み保形性に優れ
たゲル状低温柔軟型蓄冷剤を得ることができた。
本発明の第二の特徴は、ゲル化剤としてセビオライ)・
を用いている点であるが、セビオライトは典型的なチキ
ソトロピーを示し、水分散組成物の撹拌シェアを高める
と粘度が低下する性質がある。
そこで、充填前にゲル状組成物を高速撹拌することによ
って、袋状容器への充填性を向上させることができた。
また、セビオライトに関してもカラギーナン同様、単独
では十分なゲル弾性が得られないが、他のゲル化補助剤
や凝固点降下剤を加えてゲル強度を高めることにより、
低温で氷結させた時、容易に変形できる保形性の良い蓄
冷剤を得ることができた。
[発明の構成] (A)問題を解決するための手段及び特徴本発明は、カ
ラギーナン又は/及びセビオライトを含有するゲル状水
分散体に、必要に応じて。
炭素数1〜4個の1価のアルコール又は/及び炭素数2
〜6個の水溶性多価アルコール又は/及び無機塩類等の
凝固点降下剤を混合し、ゲル化補助剤としてポリビニル
アルコール、親水性カルボキシビニルポリマー、高分子
化合物吸水性樹脂、アルギン酸プロピレングリコールエ
ステル、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、
カルボキシメチルセルロース及びゼラチンの一種又は二
極以上を混合したことを特徴とするゲル状低温柔軟蓄冷
剤の製造方法に関する。
本発明に用いられるカラギーナンには、k−カラギーナ
ン、π−カラギーナン、i−カラギーナン等の各種の型
が存在するが、π−カラギーナンCa”がゲル強度の点
で望ましい。
その添加量は、0.1〜20%好ましくは0゜5〜5%
である。
本発明に用いられるセビオライトは、天然に存在してお
り含有量90%以上の高純度品、70〜90%の首通品
、40〜70%の低純度前1粒度分布に応じて、微粉・
粗粉・微粒・粗粒等が市販されているが、水分散組成物
のチキン1〜ロビー性の点からみると、高純度・微粉が
適している。
その添加量は、1〜30%好ましくは5〜20%である
本発明に用いられる1価のアルコールは、メタノール、
エタノール、イソプロパツール、ブタノール等であるが
、エタノール又はインプロパツールが好ましい。
本発明に用いられる水溶性の多価アルコールは。
エチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコー
ル、ベンタンジオール、ソルビトール等であるが1食品
への多量添加が許可され°〔いる1゜2−プロピレング
リコール、グリセリン、D−ソルビトールが好ましい。
本発明に用いられる凝固点降下作用のある無機塩類は、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシラ11、塩
化マグネシウム等であるが、いずれを用いても差しつか
えない。
凝固点降下剤の添加量は、氷結点(冷凍温度)により異
なるが、一般には1〜50%好ましくは5〜30%であ
る。
本発明に用いられるゲル化補助剤は、カラギーナン又は
セビオライト含有ヒドロゲルの弾性及び強度を高めるた
めに加えられ、ポリビニルアルコール、親木性カルボキ
シビニルポリマー、高分子化合物吸水性樹脂、アルギン
酸プロピレングリコールエステル、アルギン酸すI・リ
ウlx、アルギン酸カリウム、カルボキシメチルセルロ
−スチン等が用いられるが、ゲルの弾性や強度の点では
,ポリビニルアルコール、親水性カルボキシビニルポリ
マーが適している。
ゲル化補助剤の添加量は、保冷剤の用途に応じて異なる
が,通’l;t0.1〜20%好ましくは0。
5〜10%である。
また、本発明のヒドロゲル組成物のp, I−Iを5、
6〜8.6に維持するために,炭酸すI−リウム。
炭酸水素ナトリウム等の弱塩基又はホウ酸,クエン酸等
の弱酸を適宜添加することがある。
更に一必要に応じて着色料や芳香料を加えることもある
(B)作用及び実施例 以下,実施例を挙げて本発明を、更に詳細に説明する。
実施例1 水83.5重量部、エタノール10重量部,カラギーナ
ン1、5重量部,ポリビニルアルコール5重量部を温浴
中で60℃に加温しながら均一に混合した後、撹拌を止
め常温まで冷却して,ゲル状低温柔軟蓄冷剤を得た。
実施例2 水75重景品、グリセリン12ffl量部、セピオライ
ト10重屋部、ポリビニルアルコール3重量部を均一に
混合して、ゲル状低温柔軟蓄冷剤を得た。
〔発明の効果] (1)本発明の第一の効果は、ヒドロゲルが45℃以上
で流動性に富むカラギーナン又はチキソトロピー性に富
むセビオライ1−をゲル化主剤に用いることにより、容
器に対する充填性が改良された点である。
(2)本発明の第二の効果は,カラギーナン又はセビオ
ライトに凝固点降下剤又は他のゲル化補助剤を混合する
ことによって,低温氷結時に弾性又は塑性に富んだ保形
性の良い蓄冷剤が得られた点である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラギーナン又は/及びセピオライトを含有する
    ゲル状水分散体に、必要に応じて凝固点降下剤として、
    炭素数1〜4個の1価のアルコール又は/及び炭素数2
    〜6個の水溶性多価アルコール又は/及び無機塩類を混
    合したことを特徴とするゲル状低温柔軟蓄冷剤の製造方
    法。
  2. (2)特許請求範囲第一項記載の組成物にゲル化補助剤
    として、ポリビニルアルコール、親水性カルボキシビニ
    ルポリマー、高分子化合物吸水性樹脂、アルギン酸プロ
    ピレングリコールエステル、アルギン酸ナトリウム、ア
    ルギン酸カリウム、カルボキシメチルセルロース及びゼ
    ラチンの一種又は二種以上を混合したことを特徴とする
    ゲル状低温柔軟蓄冷剤の製造方法。
JP1141318A 1989-06-02 1989-06-02 ゲル状低温柔軟蓄冷剤 Pending JPH036286A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005134101A (ja) * 2003-10-09 2005-05-26 Sk Kaken Co Ltd 蓄熱体
JP2014019718A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Hakugen:Kk 保冷剤
JP2015124267A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 古河電気工業株式会社 蓄熱材及び蓄熱装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005134101A (ja) * 2003-10-09 2005-05-26 Sk Kaken Co Ltd 蓄熱体
JP2014019718A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Hakugen:Kk 保冷剤
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