JPH036230A - ポリラクトン変性オルガノポリシロキサン化合物 - Google Patents

ポリラクトン変性オルガノポリシロキサン化合物

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JPH036230A
JPH036230A JP1140632A JP14063289A JPH036230A JP H036230 A JPH036230 A JP H036230A JP 1140632 A JP1140632 A JP 1140632A JP 14063289 A JP14063289 A JP 14063289A JP H036230 A JPH036230 A JP H036230A
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    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/445Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing polyester sequences
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L101/00Compositions of unspecified macromolecular compounds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規なオルガノポリシロキサン化合物に関し、
特に皮膜形成剤又は合成樹脂用改質剤として有用なラク
トン変性オルガノポリシロキサン化合物に関する。
(従来技術) オルガノポリシロキサン化合物は、熱安定性及び撥水性
、消泡性、離型性等の界面特性に優れているため、種々
の分野で貫層されている。特に、近年においてはその特
異な界面特性を生かした皮膜形成剤としての用途が拡大
する半面、各種の樹脂に対してオルガノポリシロキサン
化合物が有する温度特性や界面特性を付与するための改
質剤としての応用も積極的に展開されている。
即ち、従来から塗料、成型品等の合成樹脂の性能改良の
ために例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、反応基含有ジメチルポリシロキサン
、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン等が使用さ
れている。しかしながらこれらは樹脂との相溶性が不十
分であったり、耐熱性が不十分であるために使用範囲が
限定されていた。そこでこれらの欠点を改良する目的で
ポリラクトン変性オルガノポリシロキサン化合物が考案
され効果をあげている(特開昭59−207922号、
同61−37843号、同62−187772号)、シ
かしながらこれらは何れもケイ素原子に結合するポリラ
クトン基が直鎖状であるために改質する樹脂との相溶性
が尚十分ではなく、更に相溶性を改善したオルガノポリ
シロキサンの開発が望まれていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者等は上記の要望に答えるべ(鋭意検討した結果
、各種合成樹脂に対して優れた相溶性を有するポリラク
トン含有基に分岐構造を持たせたままオルガノポリシロ
キサン化合物に導入することができること及び、得られ
たポリラクトン変性オルガノポリシロキサン化合物は、
分岐構造を有するポリラクトン含有基が極めて各種樹脂
と相溶性が良い上アンカー的に作用し、且つ柔軟なポリ
シロキサン構造を有するので、前記したポリラクトン変
性オルガノポリシロキサン化合物より各種合成樹脂に対
してオルガノポリシロキサンの特性を付与するのに好適
であることを見い出し本発明に到達した。
従って本発明の第1の目的は、各種樹脂と相溶性が良く
且つそれらの樹脂に対してオルガノポリシロキサンの特
性を付与することのできる新規な変性オルガノポリシロ
キサン化合物を提供することにある。
本発明の第2の目的は、合成樹脂用改質剤の主成分とし
て優れた作用を有する変性オルガノポリシロキサン化合
物を提供することにある。
本発明の第3の目的は皮膜形成剤の主成分として優れた
作用を有する変性オルガノポリシロキサン化合物を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記の諸口的は、下記−数式 %式% (式中、Zは酸素、硫黄、窒素原子を含んでいてもよい
3価の炭化水素基、Xは −C(CR□)、CHRO− 1 で示されるラクトン基であって、Rが水素原子又は炭素
原子数1〜12のアルキル基、aが4〜6の整数であり
、k及びlは1以上の整数、Yは水素原子又はアセチル
基を表す、)で示されるポリラクトン含有基が分子鎖の
末端及び/又は中間位置のケイ素原子に結合しているこ
とを特徴とするポリラクトン変性オルガノポリシロキサ
ン化合物によって達成された。
上記−数式中の2としては、 40H*  )3  N  (CHz  )−z  N
H−4CHt  )s  N(CHt  )4  N 
H−等が例示され、又 (C(CRffi)、 CHRO←1又は1 (C(CRz)、CHRO)−Lで表される11 ポリラクトン部分は、 ラクトン化合物、例えばδ−バレロラクトン、エチル−
δ−バレロラクトン、ε−カプロラクトン、メチル−ε
−カプロラクトン、エチル−ε−カプロラクトン、ブチ
ル−ε−カプロラクトン、ジメチル−8−カプロラクト
ン、トリメチル−ε−カプロラクトン、エナントラクト
ン等の開環重合により得られるが、具体的には、−数式 で表わされるポリカプロラクトン含有基、B及びDは各
々A又はメチル基、mは0〜200の整数、nはO〜2
0の整数を表わす、但しn−Qの時はB及びDの少なく
とも一方はAである。)で表わされる化合物を代表的な
ものとして挙げることができる。
係るオルガノポリシロキサン化合物は種々の方法によっ
て合成することが可能であり、例えば以下のような方法
を例示することができる。
(合成方法1) Cth −CHCHzOCHzCI C41zOHH (式中、Aは一般式 〜St(CI= +s QCHtCHCIhOHH υ 最初のSLH基を含有するオルガノポリシロキサン(〜
s t H)とグリセリンモノアリルエーテルの付加反
応物は、例えば特開昭57−149290号に記載され
ている。この付加反応物の製法ば特に限定されるもので
はないが、白金、ロジウム等の遷移金属系化合物を触媒
として無溶媒又は不活性な溶媒の存在下に50〜150
℃の温度範囲で反応を行うことにより得ることができる
。この場合不活性な溶媒としてはベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類;n−へキサン、n−へ
ブタン等の脂肪族炭化水素類;ジブチルエーテル等のエ
ーテル類等が例示される。
続いて行われるεカプロラクトンとの開環重合は、有機
金属化合物等の触媒を使用して窒素雰囲気下100〜2
00℃の温度範囲で行えば良く、この場合トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素類;n−オクタン、n〜デカ
ン等の脂肪族炭化水素類;メチルイソブチルケトン、ジ
イソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類等の
溶媒を使用することもできる。有機金属化合物としては
ジブチル錫ジオクテート、ジブチル錫ジラウレート、テ
トラプロピルチタネート、テトラブチルチタネート等が
例示される。このようにして合成したポリカプロラクト
ン変性のオルガノポリシロキサン化合物は分子末端に水
酸基を有する反応性の化合物であり皮膜形成剤として有
用なものであるが、合成樹脂改質剤として用いる場合に
はこの水酸基をアセチル化して活性水素を封鎖してもよ
い。
このアセチル化反応は硫酸、p−トルエンスルホン酸、
塩化亜鉛、酢酸ナトリウム、ピリジン、トリエチルアミ
ン等を触媒として無水酢酸を10〜80℃で反応させれ
ば良く、溶媒として前記と同様の不活性な溶媒を使用す
ることもできる。
(合成方法2) C1h=CBCHiOCHzCHCHzOH■ H グリセリンモノアリルエーテルを開始剤としてε−カプ
ロラクトンの開環重合を行い得られたアリル基含有ポリ
カプロラクトンとSiH基含有オルガノポリシロキサン
(〜31)()を付加反応させてポリカプロラクトン変
性オルガノポリシロキサンを得る方法であるが、開環重
合及び付加反応の触媒、溶媒、温度等は合成方法1にお
けるそれらと同じで良い。
以下に本発明のオルガノポリシロキサン化合物の具体例
を記す。
但し、式中のEは(C(CHz) so )−を表す。
(ここにEは、 (C(C)b) so >−を表すものとする。
〇 本発明のポリラクトンで変性されたオルガノポリシロキ
サン化合物はポリシロキサンの性質とポリラクトンの性
質を併せ持つことを特徴としており、具体的にはポリシ
ロキサンの低表面エネルギーに起因する離型性、撥水性
、すべり性;シロキサン結合の持つ優れた耐熱性、ガス
透過性等の特性に加えポリラクトンの各種有機樹脂との
良好な相溶性、有機樹脂へ添加した場合の耐衝撃性、光
沢、表面平滑性向上効果等、お互いの特性を打ち消し合
うことなく併せ有する。
本発明のオルガノポリシロキサン化合物は上記のような
特性を有するため各種用途への応用が可能であるが特に
皮膜形成剤、合成樹脂改質剤として優れた性能を示す。
皮膜形成剤とする場合にはポリラクトン含有基の末端が
水酸基であることが必要であり、これを、水酸基と反応
するような置換基を2個以上有する多官能の架橋剤、例
えば2官能以上のイソシアネート化合物で架橋すること
により容易にシリコーン−ポリエステル−ウレタン皮膜
とすることができる。架橋剤として用いられるイソシア
ネート化合物は2官能以上のものであれば特に制限はな
く、例えばトリレンジイソシアネート(TDI)、ジフ
ェニルメタンジイソシアネー) (MDI)、トリジン
ジイソシアネート(TODI)、ナフタリンジイソシア
ネー)(NDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(
MDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、
キシリレンジイソシアネート(XD I )等のジイソ
シアネート類;トリメチロールプロパン(TMP)変性
TDI、イソシアヌレート結合TDI、TMP変性HD
I、イソシアヌレート結合MDI、ビューレフト結合H
DI%TMP変性IPDI、イソシアヌレート結合IP
DI等のポリイソシアネート類を例示することができる
。イソシアネート化合物の配合量は本発明のポリラクト
ン変性オルガノポリシロキサン化合物の末端水酸基1当
量に対して0.5〜2゜0当量、好ましくは0.8〜1
.5当量が適当である。
本発明のポリラクトン変性オルガノボリシロキサン化合
物は、ポリラクトンの持つ結晶性のために室温以上に融
点を持つ白色固体状のものが大部分であるので、コーテ
ィング等における作業性の観点から溶剤に溶解して溶液
状態として使用することが好ましい。
この場合の溶剤としては本発明のポリラクトン変性オル
ガノポリシロキサンを溶解し、且つ150″C程度の加
熱により容易に乾燥するものが好ましく、具体的にはベ
ンゼン、トルエン、キシレン、塩化メチレン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ジオキサン、ジメチル
フォルムアミド等を例示することができる。
本発明のポリラクトン変性オルガノポリシロキサンの架
橋反応は加熱することにより無触媒でも進行するが、ジ
プチル錫ジオクテート、ジブチル錫ジラウレート等の有
機錫化合物を、有効成分の0.01〜1.0重量%程度
を触媒として加えることにより低温で反応を進行させる
ことができる。
又、硬化皮膜の強度向上を目的としてシリカ、アルミナ
、ガラス粉、クリスタライト、クレー、タルク、炭酸カ
ルシウム、マイカ粉、二酸化チタン、ウオラストナイト
、水酸化マグネシウム等の無機質充填剤を添加しても良
い。更に、酸化防止剤、老化防止剤、帯電防止剤、着色
剤等のその他の添加剤を添加しても良い。
本発明のポリラクトン変性オルガノポリシロキサン化合
物は前述の如く白色固体状の外観を有するが、イソシア
ネート化合物で架橋することによりポリラクトンの結晶
性が乱れて透明性に優れた皮膜となる。この皮膜は離型
性、耐熱性、すべり性、撥水性、ガス透過性に優れるの
で、感熱転写紙又はインクリボンの融着防止コーティン
グ剤、電気・電子部品の撥水及び保護コーティング剤、
建築物、自転車、船舶、航空機等へのコーティング剤、
離型剤、防汚コーティング剤、落書・貼紙防止コーティ
ング剤、着水・着雪防止コーティング剤等への応用が可
能である。
本発明のポリラクトン変性オルガノポリシロキサン化合
物は、各種合成樹脂に対する相溶性に優れたポリラクト
ンを含有するため該合成樹脂中にフレキシブルなポリシ
ロキサン構造を導入することが可能となり、成型品、塗
料等に使用する各種の合成樹脂の可撓性、耐衝撃性を改
良することができる上、同時にポリシロキサン部分が樹
脂表面へ移行するために、平滑性、光沢に優れる低エネ
ルギー表面が形成されて撥水性、すべり性、離型性等の
性能も発現する。
これらの諸性能の耐久性は、合成樹脂との相溶性に優れ
るポリラクトン含有基がアンカー的な役割をするために
極めて良好であるが、特にポリラクトン含有基末端が水
酸基であり、改質しようとする相手の合成樹脂中に水酸
基と反応する基、例えばエポキシ基、イソシアネート基
、カルボキシ基、アルコキシシリル基等が含まれる場合
には更に耐久性が改善される0本発明において改質対象
とする合成樹脂は特に限定されるものではないが、代表
的なものとしてはポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロ
ニトリル−ブタジェン−スチレン(ABS)共重合体樹
脂、アクリロニトリル−スチレン(AS)共重合体樹脂
、スチレン−ブタジェン(SB)共重合体樹脂、塩ビー
酢ビー共重合体樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、
飽和ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン
樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、アミノ樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリ弗化オレフィン樹脂、セルロ
ース樹脂、ポリブタジェン樹脂、アルキッド樹脂、メラ
ミン樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂等が挙
げられる。
尚、一般にシリコーン樹脂とはメチルシリコーン、メチ
ルフェニルシリコーンを意味するが本明細書においては
シリケート系の樹脂をも含む広義な意味で使用するもの
とし、又変性シリコーン樹脂は前記シリコーン樹脂によ
ってそれ以外の有機樹脂が変性されたものと定義する。
従って、変性シリコーン樹脂としては、例えばアクリル
シリコーン樹脂、ポリエステルシリコーン樹脂、エポキ
シシリコーン樹脂、ウレタンシリコーン樹脂、フェノー
ルシリコーン樹脂、アルキラドシリコーン樹脂等を例示
することができる。
合成樹脂改質剤には、更に触媒、充填剤、溶剤の他、例
えば酸化防止剤、老化防止剤、帯電防止剤、着色剤等の
その他の添加剤を含有せしめても良い。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明のポリラクトン変性オルガノ
ポリシロキサン化合物は種々の合成樹脂に対して改質剤
として有効に作用し、夫々の合成樹脂の特長を生かした
まま、シリコーン樹脂の特性を付与することができるの
みならず、それ自身が皮膜形成剤としても機能すること
ができる上、その合成方法も容易であるので極めて有用
である。
(実施例) 以下に実施例によって本発明を更に詳述するが本発明は
これによって限定されるものではない。
尚、実施例中の水酸基当量は、下記JIS  K007
0の水酸基価測定方法により測定した水酸基価より算出
した数値である。又、−E−は、−4C(CHt)go
 >−を表す。
JIS   KOO70): 試料に無水酢酸及びピリジンからなるアセチル試薬を加
えた後加熱して試料中の水酸基をアセチル化した0次に
水を加えて過剰の無水酢酸を酢酸に分解し、N/2水酸
基カリウムエチルアルコール溶液を用いて酢酸を中和滴
定した。
) α:空試験のN/2水酸化カリウムエチルアルコール溶
液の使用量(ml) β:本試験のN/2水酸化カリウムエチルアルコール溶
液使用量(ml) f:N/2水酸化カルシウムエチルアルコール溶液のフ
ァクター S:試料(g) T:酸価 7に暇巷1tJ 合成例1゜ 平均式 で表されるSiH基含有ジメチルポリシロキサン化合物
354.5g、グリセリンモノアリルエーテル45.5
g、塩化白金酸2重量%の1−ブタノール溶液0.2g
及びトルエン400gを冷却装置、温度計並びに攪拌装
置付のフラスコに仕込み100’Cで5時間付加反応を
行った。SiH基の消失を確認した後、減圧下でトルエ
ンを除去して下記−数式で表される水酸基含有ジメチル
ポリシロキサン化合物398gを得た。得られた化合物
の水酸基当量は586g/molであった。
合成例2.〜8゜ 合成例1のSiH基含有ジメチルポリシロキサン化合物
を第1表の如く変えた他は同様にして水酸基含有ジメチ
ルポリシロキサン化合物を得た。
/ −QC)lzc)IC)IzOH 合成例7゜ グリセリンモノアリルエーテル61.1g、ε−カプロ
ラクトン738.9gを冷却装置、温度計及び攪拌装置
付きのフラスコに仕込み、窒素通気下で140°Cに加
熱した後触媒のテトラブチルチタネートを0.08g添
加し窒素雰囲気下140°Cで4時間重合を行ったとこ
ろ、下記−数式で表される淡黄色透明な粘稠液体785
gが得られた。このものは冷却すると白色の固体となり
、融点46°C1水酸基当量864g/molであった
スコに゛仕込み、窒素通気下で140℃に加熱した後テ
トラブチルチタネートを0.08g添加し窒素雰囲気下
140℃で4時間重合を行ったところ淡黄色透明で粘稠
な液体が782g得られた。
得られた液体は冷却すると白色の固体となり、DSC分
析による融点が42°C1水酸基当量は1゜387g/
molであった。又、GPC測定によるポリスチレン換
算の重量平均分子量は5,682であった。IRスペク
トル分析(第1図)及びIH−NMRスペクトル分析(
第2図)の結果は以下の通りであり、これらの結果は、
得られた重合体が以下の平均式であることを示すもので
あっ■ 実施例1゜ 合成例1の水酸基含有ジメチルポリシロキサン化合物3
38゜8g、8−カプロラクトン461゜2gを冷却装
置、温度計及び攪拌装置付きのフラ0.13(St  
 CHs 、S、168H)、0.47〜0.67 (
S i   CHz 、m、4H)、1.10〜2.0
0(CCHt   C,m、172H)、C[]。
3.23〜3.77  (OCHz   C、m、16
H)、3.77〜4.40 (COCHt  0%m、
52H)、1 IR分析: C−OH:  3,500cm” −Co−:  l、725cm−’ 1 5iO3i:  1090及び、 −CH,及び−〇H!−:2゜ 3i CHs  :  1,263 Si−C:  800cm− IH−NMR分析: (内部標準ベンゼン:67.25ppm)1、 025
cm−’ 950cm−’ cm−’ 実施例2゜ 実施例1のε−カプロラクトンの量を1,845.5g
、テトラブチルチタネートの量を0,22gに変えた他
は同様な操作を行ったところ、融点60℃、水酸基当量
3.783 g/mo 1、ポリスチレン換算の重量平
均分子量が15.312の白色固体2,140gが得ら
れた。又、IRスペクトル分析及び’H−NMRスペク
トル分析の結果は得られた重合体が以下の平均式である
ことを示すものであった。
C)I! 実施例3゜ 実施例1のε−カプロラクトンの量を197゜7g、テ
トラブチルチタネートの量を0.05gに変えた他は同
様な操作を行ったところ融点28°C1水酸基当量92
8g/mol、ポリスチレン換算の重量平均分子量3,
783の白色ペースト525gが得られた。又、IRス
ペクトル分析及び’H−NMRスペクトル分析の結果は
得られた重合体が以下の平均式であることを示すもので
あった。
実施例4゜ 実施例1の水酸基含有ジメチルポリシロキサン化合物を
合成例2の化合物771.3gに変え、テトラブチルチ
タネートの量を0.12gに変えた他は同様な操作を行
ったところ、融点59°C1水酸基当量6. 102 
g/mo !、ポリスチレン換算の重量平均分子量25
,116の白色固体1゜206gが得られた。又IRス
ペクトル分析及び’H−NMRスペクトル分析の結果は
得られた重合体が以下の平均式であることを示すもので
あった。
CI。
実施例5゜ 実施例1の水酸基含有ジメチルポリシロキサン化合物を
合成例3の化合物468.1gに変え、テトラブチルチ
タネートの量を0.09gに変えた他は同様な操作を行
ったところ、融点40″C1水酸基当量1. 613 
g/no 1、ポリスチレン換算の重量平均分子量3.
251の白色固体910gが得られた。又IRスペクト
ル分析及びIH−NMRスペクトル分析の結果は得られ
た重合体が以下の平均式であることを示すものであった
実施例6゜ 実施例1の水酸基含有ジメチルポリシロキサン化合物を
合成例4の化合物430.0gに変え、テトラブチルチ
タネートの量を0.09gに変えた他は同様な操作を行
ったところ、融点52°C1水酸基当量2.231 g
/mo 1、ポリスチレン換算の重量平均分子量8,9
38の白色固体864gが得られた。又IRスペクトル
分析及び1H−NMRスペクトル分析の結果は得られた
重合体が以下の平均式であることを示すものであった。
CI。
実施例7゜ 実施例1の水酸基含有ジメチルポリシロキサン化合物を
合成例5の化合物134.9gに変え、テトラブチルチ
タネートの量を0.06gに変えた他は同様な操作を行
ったところ、融点30℃、水酸基等量443g/mol
、ポリスチレン換算の重量平均分子量1,776の白色
ペーストが583g得られた。又IRスペクトル及び’
H−NMRスペクトル分析の結果は得られた重合体が以
下の平均式であることを示すものであった。
実施例8゜ 実施例1のOH基含有ジメチルポリシロキサン化合物を
合成例6の化合物361.4gに変えた他は同様な操作
を行ったところ、融点27℃、水酸基等量615g/m
ol、ポリスチレン換算の重量平均分子量27,884
の白色ペーストが806g得られた。又、IRスペクト
ル及びli(−NMRスペクトル分析の結果は得られた
重合体が以下の平均式であることを示すものであった。
実施例9゜ 平均式 化合物149.3g、合成例7のアリル基含存ポリカプ
ロラクトン250.7g、塩化白金酸2重量%の1−ブ
タノール溶液0.15g及びトルエン400gを冷却装
置、温度系並びに攪拌装置付きのフラスコに仕込み10
0°Cで5時間付加反応を行った。SiH基が完全に消
失したことを確認した後、減圧下でトルエンを除去する
と室温で白色の固体393gが得られた。この重合体の
融点、水酸基当量、ポリスチレン換算の重量平均分子量
、IRスペクトル及び’F(−NMRスペクトルは、実
施例1で得られた重合体のものと同じであり、同一の化
合物であることが確認された。
実施例10゜ 平均式 で表されるSiH基含有ジメチルポリシロキサンCH3 で表わされる水酸基含有ジメチルポリシロキサン化合物
(水酸基当量854g/mo 1)256゜2g、ε−
カプロラクトン513.0g及びテトラブロビルチタネ
ー)0.08gを使用し実施例1と同様な操作を行った
ところ、融点57°C5水酸基当12.568 g/m
o 1、ポリスチレン換算の重量平均分子量10,31
8の白色固体747gが得られた。又IRスペクトル分
析及びLH−NMRスペクトル分析の結果から、得られ
た重合体は以下の平均式であることが判明した。
実施例11゜ 実施例1で得られたポリカプロラクトン変性オルガノポ
リシロキサン化合物362. 2g、 ピリジン4.1
g、)リエチルアミン39.6g及びキシレン362.
2gを冷却装置、温度計並びに攪拌装置付のフラスコに
仕込み室温で攪拌下、無水酢酸32.0gを滴下した後
50°Cで3時間加熱を行った0次に、減圧下でピリジ
ン、トリエチルアミン、トルエン及び過剰の無水酢酸を
除去して白色固体359gを得□た。この固体の融点は
41℃でポリスチレン換算の重量平均分子量は5゜84
8であった。又、水酸基価測定によって水酸基は検出さ
れず実施例1の場合と同様に行ったIRスペクトル分析
及びLH−NMRスペクトル分析の結果は以下の通りで
あった。
IR= CH3、CHz   :    2. 950 am−
’−Go−1,725cm−’ St   CH31,263cm−’ 5iO3i:   1,090.1.025cm−’S
 i −C800cm−’ ’H−NMR: (内部標準ベンゼン δニア、25ppm)0.10(
St  CHs、S、168H)0.43〜0.73 
(S i  CHt 、m、4H)1.10〜1.93
 (CCHz  C,m、172H)1.95    
(C−CH3、S、12H)1 2.07〜2.57 (CCHz  C,m、56H)
1 3.20〜3.57 (OCHt  C,m、8H)3
.77〜4.40  (COCHz  C,、m、60
 H)1 以上の結果から、得られた重合体は以下の平均式で表さ
れるものと結論された。
置 CI。
■ 実施例12゜ 実施例11のポリカプロラクトン変性オルガノポリシロ
キサン化合物を実施例2で得られた化合物988.8g
に変えた外は同様な操作を行ったところ、融点60°C
でポリスチレン換算の重量平均分子量が15.501且
つ水酸基価測定により水酸基を含有しないことが確認さ
れた白色固体992gが得られた。又IRスペクトル分
析及びIH−NMRスペクトル分析の結果は得られた重
合体が以下の平均式で表わされることを示すものであっ
た。
れた重合体が以下の平均式で表わされることを示すもの
であった。
CH8 〇 実施例13゜ 実施例11で使用したポリカプロラクトン変性オルガノ
ポリシロキサン化合物を実施例3で得られた化合物24
2.6gに変えた他は同様な操作を行ったところ、融点
2,8°C1ポリスチレン換算の重量平均分子量3,9
62且つ水酸基価測定により水酸基を含有しないことが
確認された白色ペースト251gが得られた。又IRス
ペクトル分析及び’H−NMRスペクトル分析の結果は
得ら実施例14゜ 実施例11で使用したポリカプロラクトン変性オルガノ
ポリシロキサン化合物を実施例4で得られた化合物1,
595.0gに変えた他は同様な操作を行ったところ、
融点が58°Cでポリスチレン換算の重量平均分子量が
25,319且つ水酸基価測定により水酸基を含有しな
いことがfl’i認された白色ペースト1,599gが
得られた。又IRスペクトル分析及びIH−NMRスペ
クトル分析の結果は得られた重合体が以下の平均式で表
わされることを示すものであった。
100″Cで一時間乾燥硬化させたところ透明な皮膜が
得られた0次にこの皮膜のゲル分率、水の接触角、動摩
擦係数を測定した結果を第2表に示した。
第2表の結果は、本発明のポリラクトン変性オルガノポ
リシロキサン化合物が、皮膜形成剤として極めて有効で
あることを実証するものである。
実施例15゜ 実施例1〜8及び11で得られた末端水酸基含有ポリカ
プロラクトン変性オルガノポリシロキサン化合物を同量
のトルエンに溶解した後イソシアヌレート結合HDIを
OH/NC0−1/1 (モル比)になるように添加、
混合した混合物を膜厚が約100μmになるようにガラ
ス板上に塗布し、実施例16゜ エポキシ樹脂(エピコート1004 ニジニル化学■製
)とアマニ油との重量比1:1の反応物をトルエンに濃
度50重量%となるように溶解した。
この溶液1重量部に対し、アクリル樹脂(アロン100
1:東亜合成■製)3重量部を混合し、これを樹脂分濃
度が40重量%となるようにトルエンで調整して塗料と
した。このようにして得た塗料に対し、実施例1〜8及
び10〜14で得られたポリカブロラククトン変性オル
ガノポリシロキサン化合物を0.1重量%添加混合し、
これをアルミテストパネル(5X10cm)各3枚に流
し塗りした後1時間風乾し、105°Cで20分間焼付
けした。このようにして作製したテストパネルについて
塗膜面の外観を調べると共に動摩擦係数及びすべり角を
測定し、塗膜面の外観評価と共に塗膜の耐損傷性を評価
した。
結果は第3表に示した通りである。
尚、動摩擦係数及びすべり角の測定並びに塗膜の耐損傷
性評価は次のようにして行った。
動摩擦係数: 実施例15の場合と同じ方法にて測定した。
すべり角: テストパネルの塗膜面(5X5cm)同士を重ね合わせ
、これに250gの荷重をかけた場合の、すべり出す時
の角度を測定した。
塗膜の耐損傷性評価: テストパネルの塗膜面(5X5cm)同士を重ね合わせ
、これに250gの荷重をかけて強制的にすべらせた後
の塗膜面の損傷を観察した。
第3表の結果から、本発明のポリラクトン変性オルガノ
ポリシロキサン化合物が、合成樹脂用改質剤として極め
て有効であることが実証された。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得た化合物の赤外(IR)吸収スペ
クトルを表す。 第2図は実施例1で得た化合物の核磁気共鳴(NMR)
吸収スペクトルを表す。 第3図は実施例11で得た化合物の赤外(IR)吸収ス
ペクトルを表す。 第4図は実施例11で得た化合物の核磁気共鳴(NMR
)吸収スペクトルを表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Zは酸素、硫黄、窒素原子を含んでいてもよい
    3価の炭化水素基、Xは ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるラクトン基であって、Rが水素原子又は炭素
    原子数1〜12のアルキル基、aが4〜6の整数であり
    、k及びlは1以上の整数、Yは水素原子又はアセチル
    基を表す。)で示されるポリラクトン含有基が分子鎖の
    末端及び/又は中間位置のケイ素原子に結合しているこ
    とを特徴とするポリラクトン変成オルガノポリシロキサ
    ン化合物。 2)請求項1に記載のポリラクトン変性オルガノポリシ
    ロキサン化合物を主成分としてなる合成樹脂用改質剤。 3)請求項1に記載のポリラクトン変性オルガノポリシ
    ロキサン化合物を主成分としてなる皮膜形成剤であって
    、前記一般式中のYが水素原子であることを特徴とする
    皮膜形成剤。
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