JPH0362044A - 電子写真式印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真式印刷装置に係り、特に装置各部の
寿命を管理するのに好適な電子写真式印刷装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

この種の電子写真式印刷装置のプロセスキットの寿命を
管理する方法としては、印刷の回数に比例する感光体の
回転数の積算で行う方法があり、従来はこの回転数の機
械的な計数手段をプロセスキットに装備し、感光体の回
転を動力として機械的な計数手段を駆動して感光体の回
転数を計数し、この計数手段によりプロセスキットの寿
命表示等を行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来例においては、電子写真式印刷
装置のプロセスキットの寿命を管理する方法として、機
械的な計数手段で感光体の回転数を計数することによっ
て行っていた。このため、プロセスキットの寿命の管理
はおこなえたが、その他の部位の寿命および装置本体の
寿命の管理が行えないという不都合が生じていた。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、このような従来例に見られる不都合を
改善し、プロセスキットの寿命の管理のみではなく、そ
の他の定期交換部品や装置本体の寿命をも管理できるよ
うな電子写真式印刷装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では、外力により回転駆動される円筒形状の感光
体と、この感光体の表面を一様に帯電させる帯電器と、
感光体の表面を露光して静電潜像を形成する像露光手段
と、感光体の表面にトナーを供給して静電潜像の可視化
を行う現像器と、この現像器と感光体との間に印刷用紙
を供給する印刷用紙供給手段と、感光体の表面に形成さ
れたトナー像を印刷用紙に転写する転写器と、この転写
器により印刷用紙に転写されたトナー像を定着させる定
着器と、転写後の感光体表面の残留トナーを除去する残
留トナー除去手段と、この残留トナー除去手段によって
清掃された感光体の表面に光を照射して帯電を除去する
光照射手段とを有している。そして、感光体、帯電器、
像露光手段、現像器、転写器、残留トナー除去手段およ
び光照射手段によって装置本体に着脱自在のプロセスキ
ットを形成し、感光体の回転数を測定する計数手段を装
置本体に併設するとともに、この計数手段から伝達され
る感光体の回転数によってプロセスキットおよび他の部
位の寿命を管理する制御部を装備し、さらにこの制御部
によって作動される表示部を装置本体に併設するという
手法をとっている。

これによって前述した目的を達成しようとするものであ
る。

〔作　　用〕

外力により感光体が回転駆動され、帯電器がこの感光体
の表面を一様に帯電させる。像露光手段は感光体の表面
を露光して静電潜像を形成する。

現像器が感光体の表面に形成された静電潜像にトナーを
供給して静電潜像の可視化を行う。この現像器と感光体
との間に印刷用紙供給手段が印刷用紙を供給する。感光
体の表面に形成されたトナー像を転写器が印刷用紙上に
転写する。この転写器により印刷用紙に転写されたトナ
ー像を定着器が定着させる。転写後の感光体表面の残留
トナーを残留トナー除去手段が除去し、この残留トナー
除去手段によって清掃された感光体の表面に光照射手段
によって光を照射して帯電を除去する。

以上の印刷プロセスにおいて、装置本体に装備されてい
る計数手段は、随時、測定された感光体の回転数を制御
部に発信し、この回転数から制御部はプロセスキットお
よびその他の定期交換部品の寿命を把握して、寿命と判
断された部位等を表示部に表示してオペレータに告知す
る。

ここで、感光体、帯電器、像露光手段、現像器。

転写器、残留トナー除去手段および光照射手段により一
体としてプロセスキットを形成して装置本体に着脱自在
となっているため、プロセスキットの寿命が来た場合に
は、プロセスキットごと取り替える。

（発明の実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

この第１図に示す実施例においては、図示しない外力に
より回転駆動される円筒形状の感光体１と、この感光体
１の表面を一様に帯電させる帯電器２と、感光体１の表
面を露光して静電潜像を形威する像露光手段３と、感光
体１の表面にトナーを供給して静電潜像の可視化を行う
現像器４と、この現像器４と感光体重との間に印刷用紙
５を供給する印刷用紙供給手段６と、感光体１の表面に
形威されたトナー像を印刷用紙５に転写する転写器７と
、この転写器７により印刷用紙５に転写されたトナー像
を定着させる定着器１４と、転写後の感光体１表面の残
留トナーを除去する残留トナー除去手段８と、この残留
トナー除去手段８によって清掃された感光体１の表面に
光を照射して帯電を除去する光照射手段９とを装備して
いる。そして、感光体１．帯電器２．像露光手段３．現
像器４．転写器７．残留トナー除去手段８および光照射
手段９によって装置本体１００に着脱自在のプロセスキ
ット１０を形威し、感光体１の回転数を測定する計数手
段１１を装置本体１００に併設するとともに、この計数
手段１１から伝達される感光体１の回転数によってプロ
セスキット１０および他の部位の寿命を管理する制御部
１２を装備している。そして、制御部１２は、寿命とな
った部品等を表示する表示部１４を装置本体１ｏｏに併
設している。

ここで、感光体１は、導電性の基板上に絶縁性の光電導
体を均一の厚さに成膜して形威されており、暗所で絶縁
性に近い抵抗値を示し、露光により抵抗値が低くなる。

また、帯電器２は、高電圧によるコロナ放電により感光
体１表面を帯電させる。像露光手段３としては、レーザ
走査や発光ダイオードアレー等が代表的な光書込方法で
ある。

現像器４は、磁性トナーを用いて磁力によって搬送する
ものや、・液体トナーを用いるものが一般的であり、感
光体１上の静電潜像に電荷をもつトナーを静電気力で付
着させて可視化する。印刷用紙供給手段６は、第１図に
示すように一対の用紙送Ｑｏ−ラ２０によって用紙ガイ
ド２１に沿って印刷用紙５を給紙する。転写器７は、印
刷用紙５の裏面から電界を与えて感光体１上のトナー像
を印刷用紙５上に引き付ける。残留トナー除去手段８と
してのクリーナは、転写器の感光体１表面に残留してい
るトナーを機械的に除去し、光照射手段９としてのイレ
ーザによってこの感光体１表面上に残っている電荷を取
り除く。さらに、定着器１４は熱と圧力を併用する熱ロ
ーラ式のものが最も一般的である。

また、表示部１４は、どの部品が寿命または交換時期と
なったかを知らせることのできるものであれは、その構
造等は問わない。

次に、動作説明をする。

図示しない外力により感光体１が図中入方向に回転駆動
され、まず、帯電器２によって感光体ｌの表面を一様に
帯電させる。この感光体１表面の帯電した部分に、レー
ザ等によって、出力するデータに対応した光点を走査し
て静電潜像を形成する。静電潜像を形威した感光体１は
、次に現像器４によってトナーを供給され、静電力によ
って感光体１上の静電潜像にトナーを付着させて静電潜
像の可視化を行う。この現像器４と感光体１との間に用
紙送りローラ２０によって印刷用紙５を供・給され、転
写器７によって、感光体１の表面に形成されたトナー像
が印刷用紙５上に転写される。

転写後の感光体１表面の残留トナーをクリーナが機械的
に除去し、このクリーナによって清掃された感光体１の
表面にイレーザによって光を照射して帯電を除去する。

以上の印刷プロセスは、各部が感光体１の回転に伴って
作動しているため、これらの機器をまとめてプロセスキ
ット１０を形威し、その寿命を感光体１の回転数によっ
て判断することができる。

このため、装置本体１００に装備されている計数手段１
１は感光体１の回転数を計数し、随時、測定された感光
体１の回転数を制御部１２に発信する。

一方、転写器７により感光体ｌ上のトナー像を転写され
た印刷用紙５は、定着器１４の熱ローラの、熱とローラ
の圧力によってトナー像を定着させ、これを排出ローラ
２２によってスタッカ２３に排出して、印刷が完了する
。

制御部１２は、計数手段１１から送られてきた信号に基
づいて、感光体１を含むプロセスキット１０の寿命を判
断するとともに、その他の消耗部品も、予め感光体１の
回転数で設定された判断基準に基づいて、定期交換部品
の交換時期を判断して、表示部１３によってオペレータ
に告知する。

（発明の効果］ 以上説明したように、本発明では、感光体　帯電器、像
露光手段、現像器２転写器、残留トナー除去手段および
光照射手段によって装置本体に着脱自在のプロセスキッ
トを形威し、感光体の回転数を測定する計数手段を装置
本体に併設するとともに、この計数手段から伝達される
感光体の回転数によってプロセスキットおよび他の部位
の寿命および部品の交換時期を管理する制御部を装備し
た。これによって、プロセスキットの寿命ばかりでなく
、定期交換部品の交換時期等も管理できるという従来に
ない優れた電子写真式印刷装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を表す縦断面図である。 １・・・・・・感光体、２・・・・・・帯電器、３・・
・・・・像露光手段、４・・・・・・現像器、５・・・
・・・印刷用紙、６・・・・・・印刷用紙供給手段、７
・・・・・・転写器、８・・・・・・残留トナー除去手
段、９・・・・・・光照射手段、１０・・・・・・プロ
セスキット、１１・・・・・・計数手段、１２・・・・
・・制御部、１３・・・・・・表示部、１４・・・・・
・表示部、１００・・・・・・装置本体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、外力により回転駆動される円筒形状の感光体と
   、この感光体の表面を一様に帯電させる帯電器と、前記
   感光体の表面を露光して静電潜像を形成する像露光手段
   と、前記感光体の表面にトナーを供給して静電潜像の可
   視化を行う現像器と、この現像器と前記感光体との間に
   印刷用紙を供給する印刷用紙供給手段と、前記感光体の
   表面に形成されたトナー像を前記印刷用紙に転写する転
   写器と、この転写器により前記印刷用紙に転写された前
   記トナー像を定着させる定着器と、転写後の前記感光体
   表面の残留トナーを除去する残留トナー除去手段と、こ
   の残留トナー除去手段によって清掃された前記感光体の
   表面に光を照射して帯電を除去する光照射手段とを有す
   る電子写真式印刷装置において、 前記感光体、帯電器、像露光手段、現像器、転写器、残
   留トナー除去手段および光照射手段によって装置本体に
   着脱自在のプロセスキットを形成し、 前記感光体の回転数を測定する計数手段を装置本体に併
   設するとともに、この計数手段から伝達される前記感光
   体の回転数によって前記プロセスキットおよび他の部位
   の寿命を管理する制御部を装備し、さらにこの制御部に
   よって作動される表示部を装置本体に併設したことを特
   徴とする電子写真式印刷装置。