JPH036172Y2 - - Google Patents

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JPH036172Y2
JPH036172Y2 JP18028084U JP18028084U JPH036172Y2 JP H036172 Y2 JPH036172 Y2 JP H036172Y2 JP 18028084 U JP18028084 U JP 18028084U JP 18028084 U JP18028084 U JP 18028084U JP H036172 Y2 JPH036172 Y2 JP H036172Y2
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wagon
chute
tractor
reaping
conveyor device
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、豆類、コーン等の刈取り積込み作業
機に係り、特に、その積込み部分の考案に関す
る。
(従来の技術) 豆類収穫機としてトラクタに装着したものがあ
り、トラクタに三点リンク機構を介して連結さ
れ、圃場に植生している作物をその株元から切断
しつつ後方に引起すとともに側方に搬送して地面
に落下するものがある(従来例1)。
また、新版農業機械ハンドブツク(農業機械学
会編)の第620ページ〜622ページで開示されてい
るように、集束形マメ用刈取機(トラクタ装着
式、自走式)は、作物を地面に落す代りに、集束
バケツト(ワゴン)に収納するものである(従来
例2)。
(考案が解決しようとする問題点) 従来例1にあつては、作物を地干しするもので
あり、その後は人手によつて集めるものであるか
ら、作業が大変であり、非能率であつた。
従来例2にあつては、作物はワゴンに収容され
るものであるから、作業は能率よくできるけれど
も、トラクタ用としてはワゴン容量に限度があ
り、大容量収穫に不向であつた。
本考案は、トラクタの例えばボンネツト上にダ
ンプ機能を有するワゴンを搭載しておき、このワ
ゴンに刈取つた作物をコンベア装置で搬送するよ
うにして、大容量収穫を可能にするとともに、そ
のさい、コンベア装置の付属物であるシユートと
ワゴンを連動させることによつて効率の向上を図
つたことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案が前述の目的を達成せんために講じた技
術的手段の特徴とするところはトラクタ1上に積
降し可能なワゴン12が傾動自在に備えられ、ト
ラクタ1の前部又は後部に刈取装置7が備えら
れ、該刈取装置7で刈取られた作物Aを前記ワゴ
ン12に搬送するコンベア装置9がトラクタ1の
一側に備えられ、該コンベア装置9の送出端にシ
ユート19を備えた作業機であつて、前記シユー
ト19はコンベア装置9の機枠74に作業進行方
向の軸心回りに回動自在として取付けられてお
り、その回動支点21より外方位置にシユート重
心88を有し、ワゴン12のグンプ動作で弛んで
シユート19を前記回動支点21を中心に転回し
てワゴン12との干渉をさけかつワゴン12の旧
位復元で前記回動支点21を中心にシユート19
を引込んで積込み姿勢にする紐90が前記シユー
ト19とワゴン12とにわたつて連結されている
点にある。
(作用) トラクタ1が矢示20方向に進行行すると、刈
取装置7におけるカツタ機構49で作物Aが株元
から刈取られ、本例では2条刈される。
刈取られた作物Aは刈取装置7における搬送機
構41により、第2図の矢示55で示す如く後方
斜め上方に引起されつつ搬送され、更に、第2図
の矢示52の如く側方に搬送され、コンベア装置
9の始端上に移積される。
コンベア装置9に移積された作物は矢示79方
向に搬送され、送出端におけるシユート19を介
してボンネツト13上のワゴン12に収容され
る。
作物がワゴン12に満ぱいになると、該ワゴン
12の傾動シリンダ17を伸長させることによつ
て第1図の矢示16の方向に傾動支点15を中心
にワゴン12がダンプされ、図外のコンテナ車に
作物が収容されることになる。
ワゴン12がダンプされると、このワゴン12
とシユート19とを連結している紐90がゆる
み、シユート19はその重心88がその回動支点
21よりも第3図で示す如く外方にあることか
ら、矢示89の如く傾動され第4図で示す如くワ
ゴン12との干渉がさけられた状態にストツパ8
7によつて保持されることになる。
ワゴン12からコンテナ車への積降しが完了す
ると、傾動シリンダ17が縮小され、該ワゴン1
2は旧位に復帰することになるが、このワゴン1
2の復帰作用によつてシユート19が紐90で引
張られて、回動支点21を中心に第3図の矢示8
9と反対方向に復帰回動し、シユート19の送出
端が再びワゴン12の上方に対応することにな
る。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
第1図から第3図を参照すると全体構成が図解
されている。
これら図において、1はトラクタであり、前輪
2と後輪3とを有する2軸4車輪形であり、左右
一対の後輪フエンダ4間にハンドル5を有し、こ
れと対応して座席6を有するリバース形である。
7は刈取装置であり、トラクタ1の後部に三点
リンク機構8を介して昇降自在に連結されてい
る。
9はコンベア装置であり、トラクタ1の一側方
に車体に沿つて設けられており、後部(送始端)
が低く前部(送出端)が高くされた傾斜状とさ
れ、後輪フエンダ4からのステー10及び車体か
らのステー11を介して支持されている。
12はワゴンであり、ボンネツト13上に搭載
され、支持枠14を介して傾動支点15を中心と
して矢示16方向に傾動自在に支持されていて、
17がその傾動シリンダであつて、支持枠14と
ワゴン12の側壁との間に左右一対あて設けてあ
り、本例ではあおり18を有する。
19はシユートであり、コンベア装置9の送出
端に、第2図で示す作業進行方向20と平行な回
動支点21を介してコンベア装置9に支持されて
おり、横方向内方に延設されてワゴン12の上方
と対応可能とされている。
第5図と第6図を参照して刈取装置7の詳細を
説明する。
22は刈取機枠であり、中央部に伝動ケース2
3を備えており、左右両端には三点リンク機構8
のロワーリンク取付ピン24を有し、中央には同
機構8のトツプリンクの取付け用としてのトツプ
マスト25を有し、更に、伝動ケース23には動
力受入れ軸26を有している。
従つて、トラクタ1のPTO軸と動力受入れ軸
26とを自在接手軸で連結することにより、各部
が駆動可能である。
伝動ケース23内にはベベルギヤ機構27が内
蔵されており、左右一対の横軸28と、一対あて
の前方突出軸29とをそれぞれ連動自在としてい
る。
横軸28のそれぞれにはスプロケツトホイール
30が固着され、搬送機枠31の下面に支持され
たベベルギヤ機構を有する左右一対の中継伝動ケ
ース32のスプロケツトホイール33とにチエー
ン34を掛張している。
前方突出軸29のそれぞれは筒軸35で覆われ
ており、搬送機枠31の下面に支持されている左
右一対の伝動ケース36内のベベルギヤ機構に連
動されている。
搬送機枠31は左右一対の直杆37とこの直杆
37に連結された“く”の字杆38とからなり、
各杆37,38は刈取機枠22にその基端が連結
され、各杆37,38の先端には第1図に示した
ゲージ輪39の取付枠40が固設されている。
41は左右一対の搬送機構であり、伝動ケース
32上のスプロケツトホイール42と、機枠22
上のスプロケツトホイール43とにチエーン44
を掛張しており、又、機枠31上のスプロケツト
ホイール45とホイール42とをチエーン46で
掛張してなり、チエーン44はベルト47の駆動
用とされ、チエーン46はベルト48とカツタ機
構49の駆動用とされている。
機枠31の最先端にはプーリー50がそれぞれ
軸支され、このプーリー50とホイール43と同
芯のプーリー51とにベルト47がエンドレスに
巻掛けられている。
ベルト47は左右一対で、第5図で示す如く先
端広がり状のハの字形対向部とされ、一方のベル
ト47は側方搬送部52を構成している。
ハの字形対向部間には補助搬送機構53が設け
られ、この搬送機構53の各エンドレスベルト4
8とベルト47で引起し搬送部55を構成してお
り、この左右一対の搬送部55から前述の搬送部
52へと集合部54を介して作物を矢示方向に搬
送可能としている。
補助搬送機構53は伝動ケース36に取付けら
れた直杆56と、この直杆56上の両端に備えら
れたプーリー57,58と、このプーリー57,
58間に掛張のベルト48とからなり、プーリー
57,58にはそれぞれスクレーパ59,60を
有し、伝動ケース36内のベベルギヤ機構を介し
て駆動可能とされている。
また、直杆56にはカツタ軸受61が備えら
れ、伝動ケース36上のプーリー62とカツタ軸
受61上のプーリー63とをベルトで伝動可能と
しており、ここにカツタ機構49の一方ののこ歯
円形カツタ64は縦軸回りに矢示65方向に駆動
可能である。
又、カツタ機構49の他方のカツタ66はホイ
ール45と同芯上のプーリー67とカツタ軸受6
8上のプーリー69とにベルト70を掛張して矢
示71方向に駆動可能とされている。
従つて、カツタ機構49が先端とされて機枠3
1が前下り傾斜として三点リンク機構8を介して
昇降自在に装備され、 カツタ機構49で株元を刈取つた作物は矢示5
5から集合部54を介して一側方へ矢示52の如
く搬送されるものである。
そして、機枠31が直杆37,56等のバー材
で構成されることにより、カバー72より侵入し
た葉、ゴミ等が地面に落下しやすいようにされて
いる。
搬送部52は矢示方向に循環回走されるベルト
73を含み、コンベア装置9の始端部に作物を搬
送可能である。
第7図、第8図を参照すると、コンベア装置9
の詳細が図解されている。
コンベア装置9は溝形とされた機枠74と、機
枠74の両端に備えられたドラム75,76と、
ドラム75,76間に掛張された爪77を有する
ベルト78とからなり、矢示79の方向に作物を
搬送するものである。
機枠74は中間部に屈折部80を有し、従つ
て、下端側が可動機枠74Aとされ、上端側が固
定機枠74Bとされ、固定機枠74Bがステー1
0,11で車体に支持されている。
ドラム75は駆動用とされ、可動機枠74Aに
第7図で示す如く軸受81を介して支持されてお
り、一方の軸受81側には減速ギヤ機構82が設
けられている。
減速ギヤ機構82の入力軸83と第5図に示し
た横軸28とは、第5図で示す自在接手軸84を
介して連動されており、従つて、コンベア装置9
と刈取装置7はともにトラクタPTO軸を介して
駆動可能である。
85は吊下げ枠であり、刈取装置7の機枠に第
8図で示す如く固着されて立設され、コンベア装
置9の方向へ延伸され、この延伸部と可動機枠7
4Aとをチエーン、ワイヤで示す吊具86を介し
て連結されている。
従つて、作業中から圃場でターンするとか路上
走行にさいして、三点リンク機構8を介して刈取
装置7を矢示87で示す如く昇揚すると、吊具8
6を介して可動機枠74Aが屈折部80を中心に
同行されるのであり、又、落下させると、刈取装
置7と可動機枠74Aが旧位に連動して戻される
のである。
そして、自在接手軸84により駆動しているこ
とから、前述の昇降は円滑になされることにな
る。
なお、吊具86は2又に分岐されて可動機枠7
4Aに連結され、吊具86をチエーン、ワイヤと
することにより、対地等への障害物を逃げること
もできる。
コンベア装置9の送出端に備えられるシユート
19は第3図、第4図、第9図、第10図に示す
如く構成されている。
即ち、コンベア装置9の機枠74より後方に水
平方向の軸85が突出されており、この軸85に
シユート19の底面に設けた軸受86が回動自在
とされ、更に、軸85にはストツパ87が取付け
られている。
軸85はシユートの回動支点21であり、シユ
ート19の重心88はこの回動支点21よりも外
方にあり、シユート19の送出端はワゴン12の
上方に対応可能とされている。
つまり、シユート19は回動支点21を中心に
第3図の矢示89の方向に重心88が外方にある
ことから自然転回自在とされ、ストツパ87の受
面87Aで転回終了位置が規制されており、ま
た、紐90で重心88に抗して引掛ることによ
り、ワゴン12の上方に対応可能とされ、この位
置がストツパ87の受面87Bで規制され、この
位置が作物Aの収容(積込)姿勢である。
そして、ワゴン12の底部中央とシユート19
の延出端とを紐90で連結しており、従つて、ワ
ゴン12がダンプ16されると、シユート19は
矢示89に転回され、ワゴン12との干渉をさけ
ているのであり、ワゴン12が旧位に戻ると、紐
90によりシユート19を旧位に戻すように連動
されている。
なお、前述した構成は、刈取装置7をトラクタ
1の後部に、ワゴン12をトラクタ1の前部に配
置しているが、これは刈取装置7を前部に、ワゴ
ン12を後部に配置したものであつてもよい。
その他、第2図において、91はトラクの
PTO軸、92はその自在接手軸である。
(考案の効果) 本考案は、刈取装置7で刈取つた作物Aをコン
ベア装置9を介してシユート19よりワゴン12
に積込むのであり、ワゴン12はトラクタ1上に
設けてあるから大容量の収穫ができる。
そして、ワゴン12が満ぱいになつて、これを
傾動(ダンプ)させると、ワゴン12とシユート
19を紐90で連結しており、シユート19はそ
の回動支点21より外方に重心88が位置するの
で、紐90がいわばゆるみ、シユート19は支点
21を中心に自然転回され、ワゴン12との干渉
はさけられる。
そして、ワゴン12が旧位に戻ると紐90によ
つてシユート19を引張り、シユート19を再び
積込み姿勢に自動復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体の
側面図、第2図は同平面図、第3図は同前面図、
第4図はワゴンダンプ時の説明図、第5図は刈取
装置の詳細平面図、第6図は同側面図、第7図は
コンベア装置の始端平面図、第8図は同側面図、
第9図はシユート支持部の説明的な斜視図、第1
0図は同作動説明図である。 1……トラクタ、7……刈取装置、8……三点
リンク機構、9……コンベア装置、12……ワゴ
ン、19……シユート、90……紐。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トラクタ1上に積降し可能なワゴン12が傾動
    自在に備えられ、トラクタ1の前部又は後部に刈
    取装置7が備えられ、該刈取装置7で刈取られた
    作物Aを前記ワゴン12に搬送するコンベア装置
    9がトラクタ1の一側に備えられ、該コンベア装
    置9の送出端にシユート19を備えた刈取り積込
    み作業機であつて、 前記シユート19はコンベア装置9の機枠74
    に作業進行方向の軸心回りに回動自在として取付
    けられており、その回動支点21より外方位置に
    シユート重心88を有し、更に、ワゴン12のグ
    ンプ動作で弛んでシユート19を前記回動支点2
    1を中心に転回してワゴン12との干渉をさけか
    つワゴン12の旧位復元で前記回動支点21を中
    心にシユート19を引込んで積込み姿勢にする紐
    90が前記シユート19とワゴン12とにわたつ
    て連結されていることを特徴とする刈取り積込み
    作業機。
JP18028084U 1984-11-27 1984-11-27 Expired JPH036172Y2 (ja)

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JPS6195233U JPS6195233U (ja) 1986-06-19
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