JPH036145Y2 - - Google Patents

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JPH036145Y2
JPH036145Y2 JP1984004449U JP444984U JPH036145Y2 JP H036145 Y2 JPH036145 Y2 JP H036145Y2 JP 1984004449 U JP1984004449 U JP 1984004449U JP 444984 U JP444984 U JP 444984U JP H036145 Y2 JPH036145 Y2 JP H036145Y2
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JP
Japan
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lever
vibration
motor
tip
motor body
Prior art date
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JP1984004449U
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English (en)
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JPS60117667U (ja
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Publication of JPH036145Y2 publication Critical patent/JPH036145Y2/ja
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主に縫製を目的とした工業用ミシン
を駆動するためのクラツチモータに関し、特にモ
ータの回転力をクラツチ軸へ伝達あるいは遮断す
るための操作を行なうレバーの防振装置に関する
ものである。
従来例の構成とその問題点 クラツチモータは通常ミシンテーブルに固定さ
れており、その出力軸となるクラツチ軸よりベル
トを介してミシンテーブル盤上に据えられている
ミシンヘツドを駆動している。また作業者はペダ
ルを踏むことによつてピツトマンロツドを介して
レバーを操作して、縫製作業を行なつているのが
普通である。第1図にその従来例の構成を示す。
第1図において、1はモータ本体、2はレバー
で、ピツトマンロツド3を介してペダル4と接続
されている。5はクラツチ軸で、ベルト6を介し
てミシンヘツド7を駆動している。8はテーブル
盤、9はベース、10は防振ゴムである。
第2図はレバーとピツトマンロツドの接続部を
拡大した図であるが、レバーには穴11が開けら
れており、ピツトマンロツド3の先端をこの穴1
1に通して使用するのが普通である。
クラツチモータは、振動の低いことが市場にお
いて強く要望されている事柄であり、従来より
種々の方策で振動低減がなされて来たが、今だに
充分な解決を見ていないのが現状である。
ここで問題となる振動とは、モータ本体1の回
転子(図示せず)とクラツチ軸5が接触されず回
転力が遮断されている時、すなわちミシンヘツド
7が運転されていない時の振動である。その箇所
は作業者の身体が触れるテーブル盤8とペダル4
の2ケ所で、テーブル盤8はモータ本体1からら
ベース9、防振ゴム10を通じて、ペダル4はレ
バー2からピツトマンロツド3を通じて振動が伝
わる。
これらの振動を下げる基本的な方法はモータ本
体1の振動を下げることであるが、他の方法で
も、例えばテーブル盤8の振動であればベース9
及び防振ゴム10の構造を、ペダル4の振動であ
ればレバー取付構造を工夫することによつても可
能である。しかし、レバー3に関してはその機能
上先細の形状となつているため、どうしてもその
先細となつている先端部の振動が大きくなる。
又、従来では第3図に示すような防振構造が考
えられていた。すなわち、モータ本体1aにコイ
ルバネ12の一端を接続するとともに、このコイ
ルバネ12の他端をレバー2aの先端部分に接続
してモータ本体1aとレバー2aとをコイルバネ
12で連結するものであつた。この場合には、あ
る程度の防振効果が得られる。
しかしながら、ペダル4はミシンヘツド運転時
も休止時も常に作業者が足を載せる箇所であり、
振動が大きいと健康状態にも悪影響を及ぼす。よ
つて、この振動すなわちレバー先端の振動を従来
のものよりももつと下げることが非常に重要とな
つていた。
考案の目的 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、レバー先端部の振動を低くし、それによ
つてペダルの振動が下がり、作業者が快適に縫製
作業を行なえる様にしたものである。
考案の構成 この目的を達成するための本考案のクラツチモ
ータは、モータ本体側に板バネを設け、前記モー
タの回転力が前記クラツチ軸へは少なくとも遮断
されている時に、前記レバーの支点となる取付部
より先端部を前記板バネで挟むものである。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例を第4図を参照して説
明する。第4図aとbはそれぞれ側面図と正面図
を表わしている。図において1bはモータ本体、
13は板バネで、ネジ14によつてモータ本体1
bに固定されている。2bはレバーで少なくとも
ミシンヘツド休止時には板バネ13と接触する様
に構成されており、これによりレバー2bがモー
タ本体1bに接触しているに等しい効果を生み出
している。
以上説明した第4図の実施例によれば、作業者
がペダル操作により図の矢印の様にレバーを上下
させても、少なくともミシンヘツド休止時にはレ
バーがモータ本体に接触しいることになり、レバ
ー先端の振動は小さくなる訳である。
本考案では、板バネを使用したが、他の物体を
使用したり、あるいはレバーとモータ本体を直接
接触させる構造も考えられるのは明らかなことで
ある。
考案の効果 以上説明した様に本考案によれば、モータ本件
に設けた板バネでレバーの先端部を挟むことによ
り、振動が最も大きくなるレバー先端部の振動を
低くし、それによつてペダルの振動を下げること
が出来る。
また、本考案によると、振動の各周波数成分の
うち高い周波数域で特に効果がある。第5図は従
来例A,B,Cと本考案の実施例Dによるレバー
各部の振動レベルを示したもので、一例として電
源周波数50Hzでクラツチモータを運転し、ミシ
ンヘツド休止時に特に問題となる周波数成分
50Hzと100Hzでの値を示している。図より明ら
かなように、本考案によればレバー先端での振動
が50Hzでは約6dB,100Hzではさらに効果が大
きく約12dBも低くなつており、従来のものより
特に高い周波数域でより効果のあることが示され
ている。
又、モータの回転力がクラツチ軸へは少なくと
も遮断されている時に、レバーの支点となる取付
部より先端部を板バネで挟むので、コイルバネで
モータ本体とレバーとを連結した従来のものに比
べて通常時のレバー操作を行ないやすいという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はクラツチモータをミシンテーブルに組
み込んだ状態における従来例の側面図、第2図は
第1図のレバー先端部を拡大した側面図、第3図
は他の従来例の側面図、第4図a,bは本考案に
よる他の実施例の側面図及び正面図、第5図は従
来例と本考案実施例によるレバー各部の振動を比
較した比較図である。 1a,1b…モータ本体、2a,2b…レバ
ー、3…ピツトマンロツド、4…ペダル、12…
コイルバネ、13…板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータの回転力をクラツチ軸へ伝達あるいは遮
    断する操作を行なうレバーを有し、前記モータ本
    体側に板バネを設け、前記モータの回転力が前記
    クラツチ軸へは少なくとも遮断されている時に、
    前記レバーの支点となる取付部より先端部を前記
    板バネで挟む構成のクラツチモータ。
JP444984U 1984-01-17 1984-01-17 クラツチモ−タ Granted JPS60117667U (ja)

Priority Applications (1)

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JP444984U JPS60117667U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 クラツチモ−タ

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JP444984U JPS60117667U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 クラツチモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60117667U JPS60117667U (ja) 1985-08-08
JPH036145Y2 true JPH036145Y2 (ja) 1991-02-15

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ID=30480033

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JP444984U Granted JPS60117667U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 クラツチモ−タ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626437A (en) * 1979-08-13 1981-03-14 Chiyou Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai Wafer supporting base

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626437A (en) * 1979-08-13 1981-03-14 Chiyou Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai Wafer supporting base

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Publication number Publication date
JPS60117667U (ja) 1985-08-08

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