JPH0361105A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents

車両のサスペンション装置

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Publication number
JPH0361105A
JPH0361105A JP19847689A JP19847689A JPH0361105A JP H0361105 A JPH0361105 A JP H0361105A JP 19847689 A JP19847689 A JP 19847689A JP 19847689 A JP19847689 A JP 19847689A JP H0361105 A JPH0361105 A JP H0361105A
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JP
Japan
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upper arm
arm
vehicle body
vehicle
wheel
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Application number
JP19847689A
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English (en)
Inventor
Toshiro Kondo
敏郎 近藤
Nobuhiro Komatsu
小松 信広
Motoharu Sato
元春 佐藤
Mitsuru Fujinaka
充 藤中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH0361105A publication Critical patent/JPH0361105A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G7/00Pivoted suspension arms; Accessories thereof
    • B60G7/001Suspension arms, e.g. constructional features
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/016Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs allowing controlled deformation during collision
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/10Constructional features of arms
    • B60G2206/11Constructional features of arms the arm being a radius or track or torque or steering rod or stabiliser end link

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両のサスペンション装置に関するものであ
り、さらに詳細には、車両前後方向の力を十分に吸収し
、乗り心地を改善することができるとともに、ブレーキ
シャダーを防止することができ、かつ、キャンバ変化を
所望のように制御し得る車両のサスペンション装置であ
って、軽量化が可能で、車体に所定以上の前後方向の衝
撃力が加わったとき、これを所望のように吸収し得る車
両のサスペンション装置に関するものである。
先行技術 1本のA型アームあるいは2本の直線状ロアアームと、
1本のA型アームあるいは2本の直線状アッパラテラル
アームとを備え、これらのアームにより車輪を支持する
、いわゆるダブルウィツシュボーン式と呼ばれる車両の
サスペンション装置が知られている(実開昭62−18
7904号など。〉 。
かかる車両のサスペンション装置においては、車両の前
後方向に加わる衝撃力を、アッパラテラルアームで十分
に吸収し、乗り心地を改善するためには、アッパラテラ
ルアームの軸支部のラバーブツシュを柔らかくすること
が必要とされるが、ラバーブツシュを柔らかくした場合
には、車両の横方向に加わる力に対する支持剛性が低下
するとともに、車輪゛の回転軸まわりの支持剛性も低下
し、その結果、固有振動数が低下して、ブレーキ装置の
振動と共振を起こす現象、いわゆるブレーキシャダーが
生じやすいという問題があった。
そこで、実公昭61−1762号公報は、車輪支持部材
を、車輪のリムの上方まで延ばし、車輪のリムの上方の
車輪支持部材に、アッパラテラルアームを取付けた車両
のサスペンション装置を提案している。
このように構成された車両のサスペンション装置にあっ
ては、車輪の回転軸と、アッパラテラルアームの車輪支
持部材への取付部との距離が増大するため、車輪の回転
軸まわりの回転モーメントが同一であれば、アンパラチ
ラルアームの軸支部に加わる力は小さいものとなり、小
さい力で、車輪の回転軸まわりに加わる力を支持するこ
とができるため、ブレーキシャダーも防止しつつ、アン
パラチラルアームの軸支部のラバーブツシュを柔らかく
して、車両前後方向の力を十分に吸収し、乗り心地を改
善することが可能になるという利点がある。
発明の解決しようとする問題点 しかしながら、車輪のリムの上方部分には、種々の部品
が配置されているので、このように、車輪のリムの上方
で、車輪支持部材に、アッパラテラルアームを取付ける
場合には、他の部品との干渉を防止するために、必然的
に、アンパラチラルアームの長さを短くせざるを得ず、
バンプ時におけるキャンバ変化が大きくなりすぎるとい
う問題があった。
また、このようなサスペンション装置においては、従来
に比して、アッパラテラルアームが上方に位置している
ため、衝突時など、所定以上の車体前後方向の衝撃力が
加わったとき、アッパラテラルアームが車室内に侵入す
るおそれがあった。
発明の目的 本発明は、車輪を回転自在に支持する車輪支持部材を、
車体に揺動自在に支持するアッパアームとロアアームと
を備えた車両のサスペンション装置で、車両前後方向の
vi撃力を十分に吸収し、乗り心地を改善することがで
きるとともに、ブレーキシャダーを防止することができ
、かつ、キャンバ変化を所望のように制御し得る車両の
サスペンション装置であって、所定以上の車体前後方向
の衝撃力が加わったときにも、アッパアームが車室内に
侵入することを効果的に防止することのできる車両のサ
スペンション装置を提供することを目的とするものであ
る。
発明の構成 本発明のかかる目的は、アッパアームが、車体上下方向
に、所定圧離隔てて設けられ、前記車体の略前後方向に
延びる第1アッパアームと、該第1アッパアームの下方
において、前記車体の略横方向に延びる第2アッパアー
ムとにより構成される車両のサスペンション装置におい
て、前記第1アッパアームに、所定以上の前後方向の1
に撃力が加わったとき、該衝撃力を吸収する衝撃吸収部
を設けることによって達成される。
発明の作用 本発明によれば、アッパアームを構成する第1アッパア
ームおよび第2アッパアームのうち、上方に位置する第
1アッパアームに、所定以上の車体前後方向の衝撃力が
加わったとき、この衝撃力は、第1アッパアームに設け
た衝撃吸収部によって吸収されるから、第1アッパアー
ムが、車室内に侵入することを効果的に防止することが
可能になる。
また、本発明にかかる車両のサスペンション装置におい
ては、車体の略前後方向に延びる第1アッパアームは、
車輪の回転軸から離れた位置に取付けられているため、
その軸支部のラバーブツシュを柔らかくして、車両前後
方向の衝撃力を十分に吸収し、乗り心地を改善するよう
にしても、ブレーキシャダーを十分に防止′することが
でき、また、車両の横方向に加わる力は、専ら、第1ア
ッパアームの下方に設けられ、車体の略横方向に延びる
第2アッパアームにより支持されるから、車両の横方向
に加わる力に対する支持剛性が低下することもなく、第
2アッパアームの長さは十分長くできるから、キャンバ
変化も所望のように制御することが可能になる。
さらに、本発明にかかる車両のサスペンション装置にお
いては、車体の略前後方向に延びる第1アッパアームの
軸支部のラバーブツシュを十分に柔らかくすることがで
きるから、第1アッパアームを直接車体に取付けても、
車両前後方向の衝撃力が車体に伝達されることを十分に
防止することができ、したがって、クロスメンバーを上
方に延ばして、クロスメンバーに、第1アッパアームを
取付ける必要がないから、サスペンション装置の軽量化
を図ることが可能になる。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例につき、詳
細に説明を加える。
第1図は、本発明の実施例にかかる車両の右前輪サスペ
ンション装置の略平面図、第2図は、その略背面図であ
り、第3図は、第1アッパアームの略斜視図である。
第1図および第2図において、車輪1は、車輪支持部材
2に回転自在に支持され、サスペンション装置3を介し
て、車体に連結されている。車輪支持部材2は、車輪1
のリム1aの上方にまで延びている。
サスペンション装置3は、直線状の第1アッパアーム4
および直線状の第2アッパアーム5からなるアッパアー
ム6と、直線状の第10アアーム7および直線状の第2
0アアーム8とからなるロアアーム9と、ショックアブ
ソーバ10とから構成されている。説明の便宜上、第■
図においては、ンヨンクアブソーバ10は省略されてい
る。
第10アアーム7は、車体のほぼ幅方向に延び、その外
端部において、車輪支持部材2の下端に、ラバーブツシ
ュ11を介して、略垂直軸まわりに揺動可能に取付けら
れ、その内端部は、クロスメンバ12に、ラバープツシ
513を介して、車体の軸線に平行な略水平軸まわりに
揺動可能に取付けられている。
第20アアーム8は、車体の斜め前方に延び、その外端
部において、第10アアーム7にボルト14により結合
され、その内端部は、クロスメンバ12に、ラバーブツ
シュ15を介して、略水平軸まわりに揺動可能に取付け
られている。
第2アッパアーム5は、車体のほぼ幅方向に延び、その
外端部は、車輪1のリム1aの最上部の下方の車輪支持
部材2に、ラバーブツシュ16を介して、はぼ垂直軸ま
わりに揺動可能に取付けられ、その他端部は、クロスメ
ンバー12に、ラバーブツシュ17を介して、車体のほ
ぼ前後方向に延びる略水平軸まわりに揺動可能に取付け
られている。ここに、第2アッパアーム5は、サスペン
ション装置3が車体に取付けられたとき、車輪1のリム
1aの最上部の下方の車輪支持部材2に取付けられるた
め、その長さを十分に長くすることができる。
ショックアブソーバ10は、コイルハネ18およびダン
パ19を備え、上下方向に延びており、その下端部は、
第10アアーム7に、車体のほぼ前後方向に延びる略水
平軸まわりに揺動可能に取付けられ、その上端部は、車
体に、回転変位が可能なように取付けられている。
第1アッパアーム4は、車体のほぼ前後方向に延び、そ
の前端部は、車輪lのリムlaの上方に延びた車輪支持
部材2の上端部に、ラバーブツシュ20を介して、はぼ
垂直軸まわりに揺動可能に取付けられ、その後端部は、
車体に、たとえば、ダツシュロアパネルに、ラバーブツ
シュ21を介して、車体のほぼ幅方向に延びる略水平軸
まわりに揺動可能に取付けられている。
第1アッパアーム4は、その後端部の車体への取付部が
、その前端部の車輪支持部材2への取付部より下方に位
置するように、すなわち、後方に向って、下方に傾斜す
るように組付けられ、第1アッパアーム4と、第10ア
アーム7および第20アアーム8の車輪支持部材2の車
体前後方向の0 変位を規制する軸線、すなわち、ラバーブツシュ13.
15を結ぶ軸線とによって決まる車輪1の回転瞬間中心
が、車輪lの後方側に位置するようにして、車輪1の制
動時におけるアンチダイブを実現している。
本実施例にかかる右前輪サスペンション装置においては
、車体のほぼ前後方向に延びる第1アッパアーム4によ
り、車体の前後方向の変位が規制され、また、第2アッ
パアーム5、第20アアーム8および第20アアーム8
により、車体の幅方向の変位が規制され、車輪1の姿勢
が制御されるようになっている。
このように、第1アッパアーム4は、車輪1のリムla
の上方にまで延びた車輪支持部材2の上端部に取付けら
れており、専ら、車体前後方向の力を吸収する機能を有
しているので、車体に、大きな前後方向の衝撃力が加わ
ったときは、車室内に侵入するおそれがあるが、第3図
に示されるように、本実施例においては、第1アッパア
ーム4の長さ方向のほぼ中央部に、切り欠き部22が形
威されており、このため、車体に加わる前後方向の衝撃
力が所定以上になると、第1アッパアーム4は、この切
り欠き部22で折れ、第1アッパアーム4が車室内に侵
入することを確実に防止している。このように、切り欠
き部22を形成した場合には、第1アッパアーム4の剛
性が低下することは避けられないが、第1アッパアーム
4は、車輪1のリム1aの上方にまで延びた車輪支持部
材2の上端部に取付けられており、車輪1の回転中心か
らの距離が十分長くなるように配置されているので、通
常状態では、第1アッパアーム4に加わる車体前後方向
の力は、それほど大きくはならず、したがって、切り欠
き部22を形成することによる第1アッパアーム4の剛
性の低下は、実用上問題とはならない。
以上のように、本実施例においては、第1アッパアーム
4の長さ方向はぼ中央部に、切り欠き部22を設けてい
るので、第1アッパアーム4に所定以上の車体前後方向
の衝撃力が加わったときには、第1アッパアーム4は、
この切り欠き部222 で折れ、第1アッパアーム4が車室内に侵入することが
効果的に防止されるとともに、第1アッパアーム4に加
わる車体前後方向の衝撃力は、通常は、それほど大きな
ものではないから、通常加わる車体前後方向の衝撃力は
、第1アッパアーム4によって所望のように吸収するこ
とができる。
また、本実施例によれば、第1アッパアーム4は、その
前端部が、ラバーブツシュ20を介して、車輪1のリム
1aの上方に延びた車輪支持部材2の上端部に、その後
端部が、ラバーブツシュ2■を介して、車体に、それぞ
れ、取付けられており、車輪1の回転中心との距離が十
分長くなるように、その位置が、設定されているから、
第1アッパアーム4を車体に枢着するラバーブツシュ2
1を十分に柔らかくして、車体の前後方向の衝撃力を十
分に吸収し得るようにして、乗り心地の改善を図っても
、ブレーキシャダーの発生を効果的に防止することがで
き、また、第1アッパアーム4の下方に、車体のほぼ幅
方向に延びる第2アッパアーム5を設けているから、車
体の横方向の力に対す3 る支持剛性が低下することも防止することができる。さ
らには、第2アッパアーム5を、第1アッパアーム4の
下方に設けているから、他の部品との干渉を防止して、
車体のほぼ幅方向に延びる第2アッパアーム5の長さを
十分に長くすることができ、キャンバ変化を所望のよう
に制御することが可能になる。また、第1アッパアーム
4を車体に枢着するラバーブツシュ21を十分に柔らか
くすることができるから、第エアソバアーム4の後端部
を、ダツシュロアパネルなどの車体に、ラバーブツシュ
21を介して、直接取付けても、車体の前後方向の衝撃
力が車体に伝達されることが防止され、したがって、車
体の前後方向のj#撃力が車体に伝達されないように、
クロスメンバー12を上方に延ばして、第1アッパアー
ム4の後端部を、このクロスメンバー12に取付ける必
要がないから、サスペンション装置3を大幅に軽量化す
ることが可能になる。
第4図は、本発明の他の実施例にかかる車両のサスペン
ション装置3に用いられる第1アッパア4 −ム4の略斜視図であり、第5図は、その略縦断面図で
ある。
本実施例は、第1アッパアーム4の構造を除いて、その
他の構成は、第1図ないし第3図の実施例と全く同様で
ある。
第4図および第5図に示されるように、本実施例にかか
る第1アッパアーム4は、2本のアーム4a、4bによ
り構成されている。ラバーブツシュ20に取付けられた
アーム4aは、中空の円筒により形成され、ラバーブツ
シュ20に取付けられた部分は、その径が最小で、次い
で、やや径の大きい第1拡大径部24aが形成され、さ
らに、最大径の第2拡大径部24bが形成されている。
ラバーブツシュ21に取付けられたアーム4bは、円筒
状をなし、ラバーブツシュ21とは反対側の端部は、ア
ーム4aの第2拡大径部24b内に嵌挿され、その端部
が、第1拡大径部24aと第2拡大径部24bとのほぼ
境界部分に位置するように、樹脂23によって、第2拡
大径部24b内に固定されている。
5 このように構成された本実施例においては、第1アッパ
アーム4に、車体前後方向の衝撃力が加わったとき、通
常は、樹脂23は、単に、第1アッパアーム4の軸方向
に圧縮変形するのみで、その衝撃力は、ラバーブツシュ
20.2■により吸収されるが、所定以上の衝撃力が加
わった場合には、第1アッパアーム4が、ダツシュロア
パネルなどの車体側取付部を突き破り、車室内に侵入す
る前に、樹脂23が、第1拡大径部24aを押し破り、
その衝撃力を吸収するようになっている。
すなわち、第1拡大径部24Hの強度および樹脂23に
よるアーム4bの固定強度は、ダツシュロアパネルなど
の車体側取付部が破壊する車体前後方向、すなわち、軸
方向のfil力より小さい所定値以上の軸方向の衝撃力
が加わったときに、樹脂23が、第1拡大径!24aを
押し破ることができるように設定、選択されている。
第6図は、樹脂22の代わりに、スチールボール25に
より、アーム4bを、アーム4aの第2拡大径部24b
内に固定した例を示すものであり、6 通常は、第1アッパアーム4に、車体前後方向の衝撃力
が加わっても、アーム4aとアーム4bとの相対的位置
関係は変化せず、その衝撃力は、ラバーブツシュ20.
21により吸収されるが、所定以上の衝撃力が加わった
場合には、第1アッパアーム4が、ダツシュロアパネル
などの車体側取付部を突き破り、車室内に侵入する前に
、スチールボール25が、第1拡大径部24aを押し破
って、その衝撃力を吸収するようになっている。すなわ
ち、第1拡大径部24aの強度およびスチールボール2
5によるアーム4bの固定強度は、ダツシュロアパネル
などの車体側取付部が破壊する車体前後方向、すなわち
、軸方向の衝撃力より小さい所定値以上の軸方向の衝撃
力が加わったときに、スチールボール25が、第1拡大
径部24aを押し破ることができるように設定、選択さ
れている。
第7図は、本発明のさらに他の実施例にかかる車両のサ
スペンション装置3に用いられる第1アッパアーム4の
略平面図、第8図は、その後端部7 のラバーブツシュ21の車体への取付構造を示す略縦断
面図であり、第9図は、取付部の要部略平面図である。
本実施例においては、第1アッパアーム4の構造および
第1アッパアーム4の後端部の取付構造を除いて、その
他の構成は、第1図ないし第3図の実施例と全く同様で
ある。
第7図および第8図において、丸棒状の第1アッパアー
ム4の後端部に設けられたラバーブ・】シュ21は、車
体2゛6に、ブラケント27を介して、ボルト28およ
びナツト29により、取付けられている。車体26のラ
バーブツシュ21の取付部には、第9図に示されるよう
に、それぞれ、ボルト28が挿通された2つの小孔30
aとこれと連続する2つの大孔30bが形成されており
、大孔30bが形成された車体26の部分は、第8図に
示されるように、上方に凸状に形成されている。
大孔30bは、ナツト29の外径よりも大きい内径を有
するように形成されている。
通常時においては、ボルト28は、小孔30a8 に挿通され、ナツト29により、車体26に固定されて
いるが、車体26に、所定以上の前後方向の衝撃力が加
わった場合には、そのik’ll力によって、ブラケッ
ト27は、第8図において、右方に・押され、その結果
、ボルト28は、小孔30aからこれに連続する大孔3
0b内に移動する。大孔30bは、ナツト29の外径よ
りも大きい内径を有し、かつ、大孔30bが形成された
車体26の部分は、上方に凸状に形成されているため、
ナツト29は、大孔30b内に移動すると同時に、大孔
30bより抜け、第1アッパアーム4の後端部は、車体
26により支持されなくなり、第1アッパアーム4の後
端部は、その重力で、下方に下がり、第1アッパアーム
4が、車室内に侵入することが確実に防止される。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能で
あり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである
ことはいうまでもない。
たとえば、前記実施例にかかる右前輪サスペン9 ジョン装置3においては、ロアアーム9を、直線状の第
10アアーム7および第20アアーム8により構成して
いるが、これに代えて、A型アームにより構成してもよ
い。
また、前記実施例にかかる右前輪サスペンション装置3
においては、車輪支持部材2から後方に延びるリーディ
ングタイプの第1アッパアーム4を採用しているが、車
輪支持部材2から前方に延びるトレーリングタイプの第
1アッパアーム4を採用することもできる。そのように
する場合には、第1アッパアーム4の前方が、上方に傾
斜するように配置することによって、車輪1の回転瞬間
中心が、車輪1の後側に位置するようにして、車輪1の
制動時のアンチダイブを実現することができる。
さらに、前記実施例においては、第1アッパアーム4の
衝撃吸収部として、それぞれ、切り欠き部22、アーム
4aの第2拡大径部24bに嵌挿したアーム4b、これ
を固定する樹脂23と第1拡大径部24a1アーム4a
の第2拡大径部240 bに嵌挿したアーム4b、これを固定するスチールボー
ル25と第1拡大径部24a1小孔30aと大孔30b
が開示されているが、衝撃吸収部として、車体前後方向
、すなわち、第1アッパアーム4にに所定以上の衝撃力
が加わったとき、これを吸収し得るものであれば、いか
なる構造のものでもよく、その構造は、とくに限定され
るものではない。
また、第1アッパアーム4および第2アッパアーム5に
、それぞれ、ターンバックルを設け、車輪1のキャスタ
調整、キャンバ調整をなし得るようにしてもよい。
さらに、前記実施例においては、右前輪サスペンション
装置3につき、説明を加えたが、本発明は、左前輪サス
ペンション装置にも、さらには、リヤサスペンション装
置にも、適用し得るものであることはいうまでもない。
発明の効果 本発明によれば、車両前後方向の衝撃力を十分に吸収し
、乗り心地を改善することができるとと1 もに、ブレーキシャダーを防止することができ、かつ、
キャンバ変化を所望のように制御し得る軽量化が可能で
、車体に所定以上の車体前後方向の衝撃力が加わったと
きにも、これを効果的に吸収することのできる車両のサ
スペンション装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1図は、本発明の実施例にかかる車両の右
前輪サスペンション装置の略平面図、第2図は、その略
背面図であり、第3図は、第1アッパアームの略斜視図
である。第4図は、本発明の他の実施例にかかる車両の
サスペンション装置に用いられる第1アッパアームの略
斜視図、第5図は、その略縦断面図であり、第6図は、
第1アッパアームの他の内部構造を示す略縦断面図であ
る。第7図は、本発明のさらに他の実施例にかかる車両
のサスペンション装置に用いられる第1アッパアームの
略平面図、第8図は、その後端部のラバーブツシュの車
体への取付構造を示す略縦断面図であり、第9図は、取
付部の要部略平面図で2 ある。 1・・・車輪、     1a・・・車輪のリム、2・
・・車輪支持部材、 3・・・サスペンション装置、 4・・・第1アッパアーム、 5・・・第2アッパアーム、 6・・・アッパアーム、 7・・・第10アアーム、 8・・・第20アアーム、 9・・・ロアアーム、 10・・・ショックアブソーバ、 11.13.15.16.17.20.2工・・・ラバ
ーブツシュ、 12・・・クロスメンバー 14・・・ボルト、 18・・・コイルバネ、  19・・・ダンパ、22・
・・切り欠き部、 23・・・樹脂、24a・・・第1
拡大径部、 24b・・・第2拡大径部、 25・・・スチールボール、 3 26・・・車体、 28・・・ボルト、 30a・・・小孔、 28・・・ブラケット、 30・・・ナツト。 27・・・ブラケット、 29・・・ナツト、 30b・・大孔、 29・・・ボルト、 4 特開平3 61105(8)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  車輪を回転自在に支持する車輪支持部材を、車体に揺
    動自在に支持するアッパアームとロアアームとを備え、
    前記アッパアームが、車体上下方向に、所定距離隔てて
    設けられ、前記車体の略前後方向に延びる第1アッパア
    ームと、該第1アッパアームの下方において、前記車体
    の略横方向に延びる第2アッパアームとにより構成され
    る車両のサスペンション装置において、前記第1アッパ
    アームに、所定以上の前後方向の衝撃力が加わったとき
    、該衝撃力を吸収する衝撃吸収部を設けたことを特徴と
    する車両のサスペンション装置。
JP19847689A 1989-07-31 1989-07-31 車両のサスペンション装置 Pending JPH0361105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19847689A JPH0361105A (ja) 1989-07-31 1989-07-31 車両のサスペンション装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5607177A (en) * 1994-06-24 1997-03-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Deformable suspension arm for automotive vehicle
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JP2002137617A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Honda Motor Co Ltd ダイカストサブフレームに取付けるサスペンションの構造
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WO2012062537A1 (de) * 2010-11-11 2012-05-18 Zf Friedrichshafen Ag Lenkerelement mit überlastsicherungid50000035154940 isr 2012-01-16
US9676241B2 (en) 2015-08-21 2017-06-13 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Suspension control arm with frangible bushing collar

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