JPH036108Y2 - - Google Patents

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JPH036108Y2
JPH036108Y2 JP12630786U JP12630786U JPH036108Y2 JP H036108 Y2 JPH036108 Y2 JP H036108Y2 JP 12630786 U JP12630786 U JP 12630786U JP 12630786 U JP12630786 U JP 12630786U JP H036108 Y2 JPH036108 Y2 JP H036108Y2
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JP
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insulated wire
wire cores
expansion
cord
pair
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JP12630786U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はモールド体により所定間隔で保持され
た2個の円筒端子の一端に一対の平行絶縁線心を
挿入するために、平行絶縁線心を所定形状に拡開
する電線拡開装置に関し、特に、作業工程を簡単
にし、構成部品を少なくした電線拡開装置に関す
る。
〔従来の技術〕
プラグ付電源コードは、例えば、導体をポリ塩
化ビニール樹脂等の絶縁体で被覆した2本の絶縁
線心を同材質の外被で被覆したコードにおいて、
2本の導体に円筒端子をそれぞれ圧着した後、円
筒端子が所定の間隔になるようにモールド成形
(中間モールド)し、更に外形を整える最終モー
ルドを施して構成される。この場合、長いコード
の付いた円筒端子をモールドの為に移動するのは
不便であるため、予め2個の円筒端子を所定の間
隔でモールド成形しておき、絶縁線心の絶縁体の
一部を剥離した導体を円筒端子の間隔に拡開し、
モールド成形した円筒端子の円筒形バレルにコー
ドの導体先端を挿入し、圧着接続する方法が実用
化されている。この用途に使用される従来の電線
拡開装置として、例えば、実開昭58−37687号公
報に示すものがある。第7図はこの電線拡開装置
の構成を示しており、導体が所定長露出された一
対の絶縁線心を保持する空間部21、および保持
された絶縁線心を分離するための棒状突出片22
を有して上下動する案内部材20と、案内部材2
0を取付ける案内部材支持板23と、可動部材2
5に回動自在に取り付けられて揺動し、前記絶縁
線心を支持溝26aで支持する一対の挟持部材2
6と、挟持部材26の枢軸点に設けられた歯車2
8から成る。
以上の構成において、支持溝26a上にコード
が搬送されてくると、案内部材20が下降して空
間部21により絶縁線心を下方へ押し付ける。こ
の案内部材20の下降によつて、絶縁線心は案内
部材20の空間部21に挿入されて突出片22で
分離されながら挟持部26の上端部に形成された
支持溝26aにそれぞれ挿入支持される。この
後、歯車28の枢軸点における回転によつて挟持
部材26が離反されて開き、絶縁線心を所定間隔
に拡開する。
第8図はコード1の絶縁線心1bの拡開状態を
示した図であり、絶縁線心1bを所定長剥離して
導体1cを所定長露出した状態で円筒端子4aの
バレル4cを絶縁体4bと平行になるようにモー
ルド固定されたプラグ端子4と対向している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の電線拡開装置によれば、一対の
絶縁線心を突出片22で分離しながら支持溝26
aに挿入し、その後挟持部材26が離反して拡開
するため、工程が多くなり、構成も複雑となる。
また、支持溝26aに絶縁線心を挿入して挟持
部材26を離反して所定間隔に拡開するため、作
業が複雑で絶縁線心1bが支持溝26aよりはず
れる等して作業の確実性の向上に限界があると言
う不都合があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、作
業工程を少なくし、拡開所要時間を少なくし、構
成を単純にし、さらに作業の確実性を向上させる
ため、絶縁線心の分離および所定寸法、形状への
拡開を1回の動作で行う電線拡開装置を提供する
ものである。
〔実施例〕
第1図より第4図は本考案の電線拡開装置にお
ける一実施例を示し、拡開する絶縁線心1bの拡
開寸法により定まる拡開幅部12bと頂部12c
を有し、下降により絶縁線心1bを分離し、かつ
拡開する突出片12と、突出片12を上下動でき
るように支持する案内部材10と、突出片12に
対向して突出片12が挿入される孔14cを備
え、突出片12によつて分離、拡開された絶縁線
心を支持するコード受台14から成る。突出片に
は拡開操作を円滑にする傾斜面12aを有し、ま
た、受台14は、前述の孔14cに加えて絶縁線
心1bを位置決めする突起部14aと拡開操作を
円滑にする傾斜面14eと拡開幅を決定する係止
部14bを有する。
以上の構成において、コード1が搬送されて絶
縁線心1bがコード受台14の突起部14aに位
置決めされると、突出片12は下降しコード1の
絶縁線心1b,1bの間に頂部12cを押し込
む。絶縁線心1b,1bは突出片12の下降に伴
つて傾斜面12aとコード受台14の傾斜面14
eに沿つて分離、拡開され所定間隔である突出片
12の拡開幅部12bの寸法まで拡げられる。さ
らに、絶縁線心1bはコード受台14の係止部1
4bにより拡開巾を規制され、適用されるプラグ
端子に適合した拡開形状、寸法に形成され、拡開
を終了する。尚、第4図において、第8図と共通
する部分は共通の引用数字で示したので重複する
説明は省略する。
前述の操作において、突出片12の下降による
絶縁線心1bのすみやかな分離および拡開には、
第5図に示す突出片12の先端角度θ1とコード受
台14の突出部14aの先端角度θ2が、θ1+θ2
180度の関係が望ましいことがわかつており、θ1
の角度が90度以上であると、絶縁体と突出片12
の摩擦によつて突出片12の頂部12cの一対の
絶縁線心1b,1bの間への挿入がスムーズにい
かず、突出片12の押圧によつて絶縁線心1bが
変形されてしまう。θ2の角度も同様の理由により
決定される。
第6図は、本考案の電線拡開装置をコード挿入
装置に適用した例を示し、コード搬送機構3に設
けられたコード挟持具2に挟持されたコード1の
絶縁線心1bが、支持板70で固定された案内部
材10に取り付けられた突出片12と、圧着機フ
レーム40に取り付けられたコード受台14の間
に搬送されると、前述の操作のごとく、シリンダ
ー50によつて突出片12が下降し、絶縁線心1
bを所定の形状、寸法に拡開する。その後プラグ
搬送機構6に取り付けられたプラグ端子支持具5
は、シリンダー60によつてコード1の方向に移
動し、プラグ端子4のバレル4c(第4図参照)
にコード1の導体1cが挿入される。導体1cの
挿入が完了すると、次の圧着工程へ進み圧着され
て接続される。
尚、本考案は一対の絶縁線心を有するものにつ
いて適用されているが、一対の導体をめがね型の
絶縁体で一括被覆したものにも適用することがで
きる。この場合、スリツト形成用の刃先で切り離
した後、本考案の拡開装置が適用される。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本考案の電線拡開装置によ
れば、絶縁線心の分離、および所定寸法、形状へ
の拡開を1回の動作で行うため、作業工程が少な
くすみ、拡開所要時間を少なくすることができ、
構成を単純にすることができる。さらに、拡開中
に絶縁線心がはずれることがなくなつて作業の確
実性が向上して歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図より第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は構成図、第2図は第1図の側面図、第3
図は突出片が下降した状態図、第4図は絶縁線心
の拡開された状態とプラグ端子の関係を示す説明
図、第5図は先端角度の説明のための説明図図、
第6図は本考案の電線拡開装置をコード挿入装置
に適用した例を示す説明図、第7図及び第8図は
従来の電線拡開装置の説明図。 符号の説明、1……平行コード、1b……絶縁
線心、1c……導体、4……プラグ端子、4a…
…円筒端子、4b……絶縁対、4c……孔、5…
…プラグ端子支持具、6……プラグ搬送機構、1
0……案内部材、12……突出片、12a……傾
斜面、12b……拡開巾部、12c……頂部、1
4……コード受台、14a……突起、14b……
係止部、14c……孔、14e……傾斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁被覆を施した絶縁線心を平行に配置し、そ
    の外周に施された外被の一部を剥離して露出した
    絶縁線心を所定形状寸法に拡開する電線拡開装置
    において、 拡開前の一対の絶縁線心を位置決めする突出部
    と拡開後の絶縁線心を位置決めして拡開幅を決定
    する一対の係止部を備えた受台と、 この受台の前記突出部に位置決めされた絶縁線
    心間に挿入されて前記一対の絶縁線心を分離する
    頂部と分離された絶縁線心を所定形状に拡開する
    テーパ部を備えた可動部材を設けたことを特徴と
    する電線拡開装置。
JP12630786U 1986-08-19 1986-08-19 Expired JPH036108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12630786U JPH036108Y2 (ja) 1986-08-19 1986-08-19

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JP12630786U JPH036108Y2 (ja) 1986-08-19 1986-08-19

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JPS6333317U JPS6333317U (ja) 1988-03-03
JPH036108Y2 true JPH036108Y2 (ja) 1991-02-15

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ID=31019989

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JP6840709B2 (ja) * 2018-10-24 2021-03-10 矢崎総業株式会社 芯線変形治具及び芯線変形方法

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