JPH05328674A - 電機子及び電機子の巻線の接続方法 - Google Patents
電機子及び電機子の巻線の接続方法Info
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- JPH05328674A JPH05328674A JP3000972A JP97291A JPH05328674A JP H05328674 A JPH05328674 A JP H05328674A JP 3000972 A JP3000972 A JP 3000972A JP 97291 A JP97291 A JP 97291A JP H05328674 A JPH05328674 A JP H05328674A
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- commutator
- armature
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R39/00—Rotary current collectors, distributors or interrupters
- H01R39/02—Details for dynamo electric machines
- H01R39/32—Connections of conductor to commutator segment
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/405—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
- H01R13/41—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting by frictional grip in grommet, panel or base
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/24—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
- H01R4/2416—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
- H01R4/2445—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電機子及び電機子の巻線の接続方
法に関わり、特に巻線部分の製造が極めて容易で安価で
ある電機子及び巻線部分の損傷及び組み立て中に巻線の
緩みを防止することが可能な電機子の巻線の接続方法を
提供することにある。 【構成】 発明は、電機子と、整流子と、巻線とを備
え、その整流子片端部に溝孔が設けられ、その一方の端
部が開口しており、その開口部内に設けられたじょうご
部とその寸法が減少したじょうご部により巻線はそこに
案内され、その溝孔と電気的に接触するようになってい
る。
法に関わり、特に巻線部分の製造が極めて容易で安価で
ある電機子及び巻線部分の損傷及び組み立て中に巻線の
緩みを防止することが可能な電機子の巻線の接続方法を
提供することにある。 【構成】 発明は、電機子と、整流子と、巻線とを備
え、その整流子片端部に溝孔が設けられ、その一方の端
部が開口しており、その開口部内に設けられたじょうご
部とその寸法が減少したじょうご部により巻線はそこに
案内され、その溝孔と電気的に接触するようになってい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気機器の電機子(アー
マチュア)と、外部の回路に接続可能なあアーマチュア
終端部にアーマチュアの巻線を接続する方法とに係る。
マチュア)と、外部の回路に接続可能なあアーマチュア
終端部にアーマチュアの巻線を接続する方法とに係る。
【0002】
【従来の技術】電気機械のアーマチュアの製造において
は、アーマチュアと、アーマチュア巻線と外部回路との
間の電気的接触を実施するのに用いられる整流子又はス
リップリングとを電気的に接続することを必要とする。
は、アーマチュアと、アーマチュア巻線と外部回路との
間の電気的接触を実施するのに用いられる整流子又はス
リップリングとを電気的に接続することを必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる接続を実施する
ための若干の方法が広く使用されている。巻線が低温ワ
イヤ(一本の巻線)で形成されている場合、柔らかなは
んだ・溶剤法を使用するのが普通であり、これ以外に絶
縁のはがれたワイヤに冷間クリンプ加工を実施し接続を
行う。高温ワイヤの処理には熱をかけるのが必要であ
り、又磁性ワイヤの端部から絶縁被覆を除くため溶剤を
施すことも必要である。もっとも普通の方法は熱間鍜
接、電気溶接ならびにガス溶接である。場合によりこの
溶接は酸化を最小限におさえるため複雑な不活性ガスの
囲みと組合わせて行われる。しかしながら、上記の方法
のすべてには若干の固有の問題点や好ましからざる副作
用が伴っている。
ための若干の方法が広く使用されている。巻線が低温ワ
イヤ(一本の巻線)で形成されている場合、柔らかなは
んだ・溶剤法を使用するのが普通であり、これ以外に絶
縁のはがれたワイヤに冷間クリンプ加工を実施し接続を
行う。高温ワイヤの処理には熱をかけるのが必要であ
り、又磁性ワイヤの端部から絶縁被覆を除くため溶剤を
施すことも必要である。もっとも普通の方法は熱間鍜
接、電気溶接ならびにガス溶接である。場合によりこの
溶接は酸化を最小限におさえるため複雑な不活性ガスの
囲みと組合わせて行われる。しかしながら、上記の方法
のすべてには若干の固有の問題点や好ましからざる副作
用が伴っている。
【0004】大抵のアーマチュアに用いられる銅ワイヤ
は熱のためもろくなり、急速な酸化を促進する。又、熱
の使用によりはんだづけ、鍜接又は溶接作業における塑
性変形を最小限にするよう整流子の支持に強力な構造が
必要となる。このため普通高い温度圧縮グレードの成型
樹脂の使用が要求される。更に良くある問題は、しばし
ば自動化されているアーマチュアのコイル(コイル状の
巻線)巻き時に偶発的に絶縁がはがれることにより引き
起こされる。ワイヤが整流子の金属部上に通されるので
ワイヤ絶縁に損傷が発生することがあり、かかる損傷は
しばしば短絡回路として現われる。更に、巻線には常時
ゆるみの危険性があり、これは遠心力および慣性力に帰
因する加速を受け波立ちを起こすものである。
は熱のためもろくなり、急速な酸化を促進する。又、熱
の使用によりはんだづけ、鍜接又は溶接作業における塑
性変形を最小限にするよう整流子の支持に強力な構造が
必要となる。このため普通高い温度圧縮グレードの成型
樹脂の使用が要求される。更に良くある問題は、しばし
ば自動化されているアーマチュアのコイル(コイル状の
巻線)巻き時に偶発的に絶縁がはがれることにより引き
起こされる。ワイヤが整流子の金属部上に通されるので
ワイヤ絶縁に損傷が発生することがあり、かかる損傷は
しばしば短絡回路として現われる。更に、巻線には常時
ゆるみの危険性があり、これは遠心力および慣性力に帰
因する加速を受け波立ちを起こすものである。
【0005】以上の欠点は、特にこれらの事柄を厳密に
コストコントロールした場合整流子の設計ならびに製造
に対してかなりの制限を付与する。
コストコントロールした場合整流子の設計ならびに製造
に対してかなりの制限を付与する。
【0006】本発明の目的は、製造、特に巻線部分の製
造が極めて容易でかつ安価である電機子および巻線部分
の損傷及び組立中に巻線の緩みを防止することが可能な
電機子の巻線の接続方法を提供することにある。
造が極めて容易でかつ安価である電機子および巻線部分
の損傷及び組立中に巻線の緩みを防止することが可能な
電機子の巻線の接続方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電機子(アーマ
チュア)においては、電機子の巻線と、該巻線に電流を
供給する回路に接続するための整流子と、を備え、整流
子は整流子本体と、該本体に設けられた複数の整流子片
とを有し、各整流子片は巻線に電気的に接続された各端
部を有し、複数のハウジングが本体に取り付けられ、各
整流子片端部には溝孔が設けられ、該溝孔はその一方の
端部が開口しており、また、各整流子片端部は各ハウジ
ング内に配置されており、巻線の各部分は各整流子片端
部と共に各ハウジング内に保持されており、各整流子片
端部内の溝孔は巻線部分と電気的に接触し、かつその接
続を維持するように各巻線部分をまたぎかつ把持してお
り、溝孔にはほぼ一定の幅を有する第1の部分が形成さ
れ、組み立て中の巻線部分を第1の部分に案内するため
に、巻線は整流子片の終端部とその寸法が減少したじょ
うご部によりまたぎかつ把持されるように構成されてい
る。
チュア)においては、電機子の巻線と、該巻線に電流を
供給する回路に接続するための整流子と、を備え、整流
子は整流子本体と、該本体に設けられた複数の整流子片
とを有し、各整流子片は巻線に電気的に接続された各端
部を有し、複数のハウジングが本体に取り付けられ、各
整流子片端部には溝孔が設けられ、該溝孔はその一方の
端部が開口しており、また、各整流子片端部は各ハウジ
ング内に配置されており、巻線の各部分は各整流子片端
部と共に各ハウジング内に保持されており、各整流子片
端部内の溝孔は巻線部分と電気的に接触し、かつその接
続を維持するように各巻線部分をまたぎかつ把持してお
り、溝孔にはほぼ一定の幅を有する第1の部分が形成さ
れ、組み立て中の巻線部分を第1の部分に案内するため
に、巻線は整流子片の終端部とその寸法が減少したじょ
うご部によりまたぎかつ把持されるように構成されてい
る。
【0008】また、本発明の電機子の巻線の接続におい
ては、電機子の巻線を整流子に接続するための方法にし
て、整流子の接続は、電流を巻線に供給するための外部
回路に接続するものであり、整流子は、整流子本体と、
該本体に設けられた複数の整流子片とを備え、該各整流
子片は巻線の一部分をまたぎかつ保持するための溝孔を
有し、本体は各巻線部分と整流子片終端部とを配置する
ための複数のハウジングを有しており、溝孔はほぼ一定
の幅を有する第1の部分を形成し、組み立て中の巻線を
第1の部分に案内するために、巻線部分は終端部のじょ
うご部及びその寸法が減少したじょうご部によりまたぎ
かつ把持されており、その接続するための方法は、電機
子の巻線部分が整流子本体の各ハウジング内に位置する
ように、電機子に巻線を巻く段階と、整流子の巻線部分
がじょうご部により溝孔の第1の部分に案内されるよう
に、整流子片の終端部はハウジングに挿入される段階
と、を備えるように構成されている。
ては、電機子の巻線を整流子に接続するための方法にし
て、整流子の接続は、電流を巻線に供給するための外部
回路に接続するものであり、整流子は、整流子本体と、
該本体に設けられた複数の整流子片とを備え、該各整流
子片は巻線の一部分をまたぎかつ保持するための溝孔を
有し、本体は各巻線部分と整流子片終端部とを配置する
ための複数のハウジングを有しており、溝孔はほぼ一定
の幅を有する第1の部分を形成し、組み立て中の巻線を
第1の部分に案内するために、巻線部分は終端部のじょ
うご部及びその寸法が減少したじょうご部によりまたぎ
かつ把持されており、その接続するための方法は、電機
子の巻線部分が整流子本体の各ハウジング内に位置する
ように、電機子に巻線を巻く段階と、整流子の巻線部分
がじょうご部により溝孔の第1の部分に案内されるよう
に、整流子片の終端部はハウジングに挿入される段階
と、を備えるように構成されている。
【0009】
【実施例】本発明により接続の実施に熱の行使を伴わな
いようなアーマチュア巻線とアーマチュア(電機子)の
終端部との間における接続が得られることが判る。若し
巻線部分に絶縁被覆が設けられていると、アーマチュア
の終端部のターミナルにはワイヤとターミナルとの間に
電気的接触を確立するため絶縁を切断する形態を設ける
ことができる。1970年代の初期より回転型の動的及
び静的(ダイナミック及びスタティック電気機械の製作
には絶縁型電束コネクタが使用されている。絶縁排除の
原理は、絶縁被覆を有するワイヤをワイヤ径より小さな
大きさの細孔に押し通し絶縁を排除しワイヤとターミナ
ル間に清浄な金属対金属の接触を形成する点にある。
いようなアーマチュア巻線とアーマチュア(電機子)の
終端部との間における接続が得られることが判る。若し
巻線部分に絶縁被覆が設けられていると、アーマチュア
の終端部のターミナルにはワイヤとターミナルとの間に
電気的接触を確立するため絶縁を切断する形態を設ける
ことができる。1970年代の初期より回転型の動的及
び静的(ダイナミック及びスタティック電気機械の製作
には絶縁型電束コネクタが使用されている。絶縁排除の
原理は、絶縁被覆を有するワイヤをワイヤ径より小さな
大きさの細孔に押し通し絶縁を排除しワイヤとターミナ
ル間に清浄な金属対金属の接触を形成する点にある。
【0010】本発明はアーマチュア巻線とアーマチュア
の終端部との間の接続に係り、絶縁排除接続原理の拡張
を含んでいる。本発明の場合、ターミナルは固定保持さ
れたワイヤ上に通される。一体のアーマチュアの終端部
とターミナルの単位構成ならびにこれによるアーマチュ
ア組立における利点は特に有利なものである。
の終端部との間の接続に係り、絶縁排除接続原理の拡張
を含んでいる。本発明の場合、ターミナルは固定保持さ
れたワイヤ上に通される。一体のアーマチュアの終端部
とターミナルの単位構成ならびにこれによるアーマチュ
ア組立における利点は特に有利なものである。
【0011】次に、本発明の実施例につき添付図面参照
の下に下記例示的に説明する。
の下に下記例示的に説明する。
【0012】図1から図5には本発明の一実施例が示さ
れており、アーマチュアの終端部は5つの部分を有する
整流子の形態をしている。アーマチュア巻線に対し5つ
の接続が必要である。
れており、アーマチュアの終端部は5つの部分を有する
整流子の形態をしている。アーマチュア巻線に対し5つ
の接続が必要である。
【0013】図1は単位構成に係るプラスチック成型ボ
デー10を示す。ボデー(整流子本体)10には3つの
部分12,14,16があり、中間部分14の外面に余
分の構造を設けたほぼ中空状円筒の形態をしている。ア
ーマチュア(図示省略)の軸がボデー10を貫通し、部
分16はアーマチュアの層のベースからボデー10の中
間部分14をへだてるスペーサである。
デー10を示す。ボデー(整流子本体)10には3つの
部分12,14,16があり、中間部分14の外面に余
分の構造を設けたほぼ中空状円筒の形態をしている。ア
ーマチュア(図示省略)の軸がボデー10を貫通し、部
分16はアーマチュアの層のベースからボデー10の中
間部分14をへだてるスペーサである。
【0014】ボデー10の中間部分14にはボデー10
の外周の周りに等間隔に形成した5つのハウジング18
がある。ハウジング18のそれぞれはアーマチュア巻線
のそれぞれの部分と整流子の整流子片の1つとの間の接
続を実施するのに使用される。
の外周の周りに等間隔に形成した5つのハウジング18
がある。ハウジング18のそれぞれはアーマチュア巻線
のそれぞれの部分と整流子の整流子片の1つとの間の接
続を実施するのに使用される。
【0015】ボデー10の部分12により整流子片のた
めの支持が得られる。図1にハウジング18の1つの断
面図示している。ハウジング18には側壁20と端壁2
2およびカバー24がある。端壁22はスペーサ16に
近接しており整流子支持部12に対向する開口26は壁
20,22、カバー24により形成されている。側壁は
ボデー10の長手方向軸線と平行している。
めの支持が得られる。図1にハウジング18の1つの断
面図示している。ハウジング18には側壁20と端壁2
2およびカバー24がある。端壁22はスペーサ16に
近接しており整流子支持部12に対向する開口26は壁
20,22、カバー24により形成されている。側壁は
ボデー10の長手方向軸線と平行している。
【0016】ボス部28が端壁22の内面から中央に突
出しハウジング18内を側壁20の全長の約半分にわた
り延びている。ボス28はボデー10の長手方向軸線と
平行に延びており、端壁22によって僅かにボデー10
に接続している。ハウジング18の各側壁20には溝孔
30がボデー10の長手方向軸線と平行にハウジング1
8の整流子端からボス部28の自由端のレベルに終わる
長さにわたり延びている。アーマチュア巻線の一部分3
2がハウジング18の1つの溝孔30に通され巻線部分
32はボス部28の端部上に支持される。側壁20の外
面は傾斜がついており巻線部分が溝孔30に入るのを容
易ならしめている。
出しハウジング18内を側壁20の全長の約半分にわた
り延びている。ボス28はボデー10の長手方向軸線と
平行に延びており、端壁22によって僅かにボデー10
に接続している。ハウジング18の各側壁20には溝孔
30がボデー10の長手方向軸線と平行にハウジング1
8の整流子端からボス部28の自由端のレベルに終わる
長さにわたり延びている。アーマチュア巻線の一部分3
2がハウジング18の1つの溝孔30に通され巻線部分
32はボス部28の端部上に支持される。側壁20の外
面は傾斜がついており巻線部分が溝孔30に入るのを容
易ならしめている。
【0017】整流子片34とターミナル36の組合せを
図2および図3に示す。図2は素材ブランクの形をした
組合せを示し、図3はその使用できる形状に形成した場
合の組合せの端部立面図である。整流子片34には上張
り40を保持するベース38がある。ベース38の前端
に幅のせまくなった出張り42が形成されており、この
出張り42には中央の突起かかり片44がある。
図2および図3に示す。図2は素材ブランクの形をした
組合せを示し、図3はその使用できる形状に形成した場
合の組合せの端部立面図である。整流子片34には上張
り40を保持するベース38がある。ベース38の前端
に幅のせまくなった出張り42が形成されており、この
出張り42には中央の突起かかり片44がある。
【0018】整流子片34のベース38の後端はターミ
ナル36に接続している。ターミナル36は短軸が整流
子片34の長手方向軸線に一致した矩形状をしている。
ターミナル36にはターミナル36の長短軸線の両者に
対して対称形の中央切欠き部分46がある。この切欠き
46はターミナルの中心における最大の幅より切欠き4
6の両端につながる2つのかぎ孔形部分48に幅がせば
められている。整流子片34からもっとも離れたターミ
ナル縁部の短軸の両側にそれぞれ三角形の楔状突起50
が設けられている。
ナル36に接続している。ターミナル36は短軸が整流
子片34の長手方向軸線に一致した矩形状をしている。
ターミナル36にはターミナル36の長短軸線の両者に
対して対称形の中央切欠き部分46がある。この切欠き
46はターミナルの中心における最大の幅より切欠き4
6の両端につながる2つのかぎ孔形部分48に幅がせば
められている。整流子片34からもっとも離れたターミ
ナル縁部の短軸の両側にそれぞれ三角形の楔状突起50
が設けられている。
【0019】図3より明らかなように、整流子片34の
ベース38および上張り40はボデー10の整流子支持
部12の外面半径に合致する弧状の形をしている。出張
り42はベース38の下方に延びかかり片44を出張り
42下方に突出させ整流子片34の軸長にわたり延び戻
っている。ターミナル36は整流子片34から直立状に
曲げられ、それぞれかぎ孔形成48を有するターミナル
36のアーム52はターミナルの中央部分54に対し9
0°の角度で曲げられている。従ってアーム52は互に
又整流子片34の長手方向の軸線に対して平行にかつそ
の全長にそって前方に延びている。ターミナル36の自
由端56はアーム52が互いに平行におかれた場合互い
に傾斜するよう曲げられる。
ベース38および上張り40はボデー10の整流子支持
部12の外面半径に合致する弧状の形をしている。出張
り42はベース38の下方に延びかかり片44を出張り
42下方に突出させ整流子片34の軸長にわたり延び戻
っている。ターミナル36は整流子片34から直立状に
曲げられ、それぞれかぎ孔形成48を有するターミナル
36のアーム52はターミナルの中央部分54に対し9
0°の角度で曲げられている。従ってアーム52は互に
又整流子片34の長手方向の軸線に対して平行にかつそ
の全長にそって前方に延びている。ターミナル36の自
由端56はアーム52が互いに平行におかれた場合互い
に傾斜するよう曲げられる。
【0020】図4には図2のターミナル36の半分を拡
大スケールで示している、面域58は中央部分54とア
ーム52との曲がりの発生する個所である。又、面域6
0はアーム52と最極端部分56との曲がりの発生する
所である。しかしながら、図4の主目的とする所はかぎ
孔切欠き部48の詳しい構造を示すことにある。アーマ
チュア巻線部分32との接触を保証するのはこの特徴で
ある。切欠き部分46の中心からかぎ孔部分48の初め
にいたる寸法の減少によりアーム52を巻線部分32上
に案内するためのじょうご部が得られる。かぎ孔部分4
8に入る僅かな距離に切欠き48に突出する鋭い刃緑6
4を有する2本のカッタ62が配置されてある。このカ
ッタ62はアーム52から形成されるも切欠き48内に
鋭い刃緑64が弾性的に押込められるようアーム52か
ら部分的に切り取られている。カッタ62の後方の切欠
き48にそって更に幅が僅かにせばめられている。切欠
き48の円形端66により切欠き48の縁部がアーマチ
ュア巻線部分32による引離しに対して一定の弾性をも
つことが保証される。
大スケールで示している、面域58は中央部分54とア
ーム52との曲がりの発生する個所である。又、面域6
0はアーム52と最極端部分56との曲がりの発生する
所である。しかしながら、図4の主目的とする所はかぎ
孔切欠き部48の詳しい構造を示すことにある。アーマ
チュア巻線部分32との接触を保証するのはこの特徴で
ある。切欠き部分46の中心からかぎ孔部分48の初め
にいたる寸法の減少によりアーム52を巻線部分32上
に案内するためのじょうご部が得られる。かぎ孔部分4
8に入る僅かな距離に切欠き48に突出する鋭い刃緑6
4を有する2本のカッタ62が配置されてある。このカ
ッタ62はアーム52から形成されるも切欠き48内に
鋭い刃緑64が弾性的に押込められるようアーム52か
ら部分的に切り取られている。カッタ62の後方の切欠
き48にそって更に幅が僅かにせばめられている。切欠
き48の円形端66により切欠き48の縁部がアーマチ
ュア巻線部分32による引離しに対して一定の弾性をも
つことが保証される。
【0021】図5はボデー10の垂直断面図である。図
5は整流子片34とターミナル36がボデー上の定位置
におかれた所を示す。ターミナル36はハウジング18
に入りターミナル36の中央部分54はボス部28上を
通過する。巻線部分32がかぎ孔切欠き48内に案内さ
れる。ターミナル36がワイヤ32上を通るのでカッタ
62の鋭い刃64によりワイヤ32上の絶縁が切断さ
れ、更にターミナル36を入れるとワイヤ32は切欠き
48の幅のせまい部分68に押し込められる。
5は整流子片34とターミナル36がボデー上の定位置
におかれた所を示す。ターミナル36はハウジング18
に入りターミナル36の中央部分54はボス部28上を
通過する。巻線部分32がかぎ孔切欠き48内に案内さ
れる。ターミナル36がワイヤ32上を通るのでカッタ
62の鋭い刃64によりワイヤ32上の絶縁が切断さ
れ、更にターミナル36を入れるとワイヤ32は切欠き
48の幅のせまい部分68に押し込められる。
【0022】円形部分66により得られる僅かな弾力と
ワイヤと部分68の相対サイズとによりアーム52が引
続き高接触圧を維持する残留ばね張力でワイヤ32を押
しつけるのが確保され信頼性のある長期接触が保証され
る。
ワイヤと部分68の相対サイズとによりアーム52が引
続き高接触圧を維持する残留ばね張力でワイヤ32を押
しつけるのが確保され信頼性のある長期接触が保証され
る。
【0023】楔状突起50がハウジング18のカバー2
4に係止し、それによりターミナル36をハウジング1
8内に保持する。更に余分の保持がターミナル36の中
央部分54とボス部28との間における接触により得ら
れる。ターミナル36のアーム52は中央部分54から
90°より僅かに小さな角度で曲げられハウジング18
の側壁20に対する作用によりターミナル36の保持を
得ることができる。ターミナル36の幅をハウジング1
8の内部寸法にぴったり合わせれば更に他の保持が得ら
れる。
4に係止し、それによりターミナル36をハウジング1
8内に保持する。更に余分の保持がターミナル36の中
央部分54とボス部28との間における接触により得ら
れる。ターミナル36のアーム52は中央部分54から
90°より僅かに小さな角度で曲げられハウジング18
の側壁20に対する作用によりターミナル36の保持を
得ることができる。ターミナル36の幅をハウジング1
8の内部寸法にぴったり合わせれば更に他の保持が得ら
れる。
【0024】ボデー10の前端には、整流子支持部12
の曲がった外面に合致するよう前端で切り取られた5つ
の長手方向のくぼみ70が設けられている。整流子片3
4の出張り42はターミナル36がハウジング18に入
るにつれくぼみ70に入る。出張り42のかかり片44
はボデー10の材料中に押し込まれ出張り42をくぼみ
70内にしっかりと抱束する。整流子片34は一方にお
いてはターミナル36とハウジング18の相互作用によ
り又他端では出張り42とくぼみ70と共にかかり片4
4の相互作用により支持部12上の定位置にしっかりと
保持される。整流子片34は支持部12上にしっかりと
保持され高回転加速時においてもずれる恐れはない。
の曲がった外面に合致するよう前端で切り取られた5つ
の長手方向のくぼみ70が設けられている。整流子片3
4の出張り42はターミナル36がハウジング18に入
るにつれくぼみ70に入る。出張り42のかかり片44
はボデー10の材料中に押し込まれ出張り42をくぼみ
70内にしっかりと抱束する。整流子片34は一方にお
いてはターミナル36とハウジング18の相互作用によ
り又他端では出張り42とくぼみ70と共にかかり片4
4の相互作用により支持部12上の定位置にしっかりと
保持される。整流子片34は支持部12上にしっかりと
保持され高回転加速時においてもずれる恐れはない。
【0025】次に、本発明を実施せる電気モータの組立
に関して下記説明する。
に関して下記説明する。
【0026】組立はきわめて容易であり、特に自動製作
工程に採用するのに適している。ボデー10を積層スタ
ックの基部にスペーサ16をおしつけた状態でアーマチ
ュア軸上に配置する。アーマチュア巻線のリード線を、
ハウジング18の側壁20に形成した溝孔30内にワイ
ヤ32の端部をおいてハウジング18内に挿入する。ワ
イヤ32がボス部28に当接するまでこれをハウジング
18内に引き戻す。このスタートから第1のアーマチュ
アコイルが巻きつけられる。第1コイル巻きの終りでア
ーマチュアは割出しされ、ワイヤ32はその連続性を破
ることなしに次のハウジング18内に同じ要領でおかれ
る。
工程に採用するのに適している。ボデー10を積層スタ
ックの基部にスペーサ16をおしつけた状態でアーマチ
ュア軸上に配置する。アーマチュア巻線のリード線を、
ハウジング18の側壁20に形成した溝孔30内にワイ
ヤ32の端部をおいてハウジング18内に挿入する。ワ
イヤ32がボス部28に当接するまでこれをハウジング
18内に引き戻す。このスタートから第1のアーマチュ
アコイルが巻きつけられる。第1コイル巻きの終りでア
ーマチュアは割出しされ、ワイヤ32はその連続性を破
ることなしに次のハウジング18内に同じ要領でおかれ
る。
【0027】コイル全部が巻き上がるまでこの工程を反
復し、次に巻線の従尾端を第1ハウジング18の溝孔3
0内におき、巻線作業の初めにボス部28に対しておか
れてあったリード端に近接するまで押し戻す。次いで、
ワイヤ32を切断しアーマチュアを巻線機から取外す。
復し、次に巻線の従尾端を第1ハウジング18の溝孔3
0内におき、巻線作業の初めにボス部28に対しておか
れてあったリード端に近接するまで押し戻す。次いで、
ワイヤ32を切断しアーマチュアを巻線機から取外す。
【0028】そこで、ボデー10はそれぞれのハウジン
グ18内に絶縁ワイヤを横たえて有する巻線部分32を
もつ。それぞれの巻線部分32は張力を受けそれぞれの
ボス部にしっかりとおさえつけられる。
グ18内に絶縁ワイヤを横たえて有する巻線部分32を
もつ。それぞれの巻線部分32は張力を受けそれぞれの
ボス部にしっかりとおさえつけられる。
【0029】整流子片34とターミナル36の組合せが
ボデー10に挿入のため用意される。整流子片34とタ
ーミナル36は図2に示すような素材ブランクの形で得
られている。整流子片34は一層がベース38を構成し
他が上張り40を構成する積層板より成っている。ベー
ス38の材料は真ちゅう又はターミナル36および出張
り42に必要な弾力を得るため同様な特性をもつ金属で
ある。上張り40はその整流作用に必要な特性をもつ銅
より作られている。運転時、この上張り40は電気モー
タのブラシが直接接触する。
ボデー10に挿入のため用意される。整流子片34とタ
ーミナル36は図2に示すような素材ブランクの形で得
られている。整流子片34は一層がベース38を構成し
他が上張り40を構成する積層板より成っている。ベー
ス38の材料は真ちゅう又はターミナル36および出張
り42に必要な弾力を得るため同様な特性をもつ金属で
ある。上張り40はその整流作用に必要な特性をもつ銅
より作られている。運転時、この上張り40は電気モー
タのブラシが直接接触する。
【0030】整流子片34はボデー10の支持部分12
上におかれ、部分12にそって滑らせターミナル36を
それぞれのハウジング18に入れ出張り42をそれぞれ
のくぼみ70に入れさせる。
上におかれ、部分12にそって滑らせターミナル36を
それぞれのハウジング18に入れ出張り42をそれぞれ
のくぼみ70に入れさせる。
【0031】ターミナル36がハウジング18内に保持
した巻線部分32近づくにつれ切欠き48により形成し
た溝孔はワイヤ32上を動く。カッタ62の鋭い刃64
により、切欠き48で形成した溝孔がワイヤ32上を動
くにつれ変形を受けるワイヤ32の絶縁材が切断され
る。そこで、ワイヤ32とターミナル36との間に良く
なじんだ金属対金属の接触が得られる。
した巻線部分32近づくにつれ切欠き48により形成し
た溝孔はワイヤ32上を動く。カッタ62の鋭い刃64
により、切欠き48で形成した溝孔がワイヤ32上を動
くにつれ変形を受けるワイヤ32の絶縁材が切断され
る。そこで、ワイヤ32とターミナル36との間に良く
なじんだ金属対金属の接触が得られる。
【0032】ターミナル36のアーム52は二重の片持
ちばり型ばねとして働きワイヤ32上に連続的な圧力を
かける。
ちばり型ばねとして働きワイヤ32上に連続的な圧力を
かける。
【0033】本発明によりアーマチュア巻線と整流子と
の間に簡単にして安価な接続が得られる。熱をかける必
要がなく従ってボデー10の変形の危険が避けられる。
巻き線ワイヤのぜい弱化が発生せず、酸化にともなう問
題も又避けられる。溶剤の使用も不要とされ、接続部に
帰因するなんらの化学反作用もそれによる腐食も有り得
ない。アーマチュア巻線は一回の連続巻線でありそれぞ
れのコイルに接続を行うため巻線を破ることによりゆる
みを発生する危険は完全に避けられる。その結果、モー
タ作動アーマチュア巻線が波立つ危険性はかなり減少す
る。又、整流子片34はアーマチュア巻線の完了した後
導入され、従って巻線中ワイヤが金属部品上の摩滅によ
り偶発的に皮をはがされる危険性もきわめて顕著に減少
する。
の間に簡単にして安価な接続が得られる。熱をかける必
要がなく従ってボデー10の変形の危険が避けられる。
巻き線ワイヤのぜい弱化が発生せず、酸化にともなう問
題も又避けられる。溶剤の使用も不要とされ、接続部に
帰因するなんらの化学反作用もそれによる腐食も有り得
ない。アーマチュア巻線は一回の連続巻線でありそれぞ
れのコイルに接続を行うため巻線を破ることによりゆる
みを発生する危険は完全に避けられる。その結果、モー
タ作動アーマチュア巻線が波立つ危険性はかなり減少す
る。又、整流子片34はアーマチュア巻線の完了した後
導入され、従って巻線中ワイヤが金属部品上の摩滅によ
り偶発的に皮をはがされる危険性もきわめて顕著に減少
する。
【0034】以上添付図面を参照にして一実施例につき
説明をした。若干の変更例もあげたが、本発明の範囲を
離脱することなしに本文記載の実施例の詳細についてそ
の他数多くの変更が可能である点当業者には明白であ
る。
説明をした。若干の変更例もあげたが、本発明の範囲を
離脱することなしに本文記載の実施例の詳細についてそ
の他数多くの変更が可能である点当業者には明白であ
る。
【0035】本文にあげなかったが本発明の特徴とし
て、アーマチュア端末をスリップリングの形態にするこ
ともでき、又、整流子片34は積層式である必要はない
点があげられる。又、整流子片34は支持部12に接着
ができ、更に、スペーサ16に巻線スタック上の補完形
成に協動する形成を設けボデー10とアーマチュアスタ
ックとの間の角度状のずれを防止することもできる。ア
ーマチュア巻線のワイヤは銅の代わりにアルミニウムな
どのような材料で作られ、各種のワイヤサイズをターミ
ナルアーム52の溝孔によるワイヤの許容変形に応じて
採用ができる。
て、アーマチュア端末をスリップリングの形態にするこ
ともでき、又、整流子片34は積層式である必要はない
点があげられる。又、整流子片34は支持部12に接着
ができ、更に、スペーサ16に巻線スタック上の補完形
成に協動する形成を設けボデー10とアーマチュアスタ
ックとの間の角度状のずれを防止することもできる。ア
ーマチュア巻線のワイヤは銅の代わりにアルミニウムな
どのような材料で作られ、各種のワイヤサイズをターミ
ナルアーム52の溝孔によるワイヤの許容変形に応じて
採用ができる。
【0036】ターミナル36のアーム52に溝孔を使用
した場合について説明したが、巻線部分32への接続を
行うためターミナルのその他の形態を使用することも可
能である。これは特に細いグレードの巻線ワイヤの場合
可能であり、この場合にはターミナルアーム52に溝孔
の代りに一連の鋸歯状の縁部が設けられる。
した場合について説明したが、巻線部分32への接続を
行うためターミナルのその他の形態を使用することも可
能である。これは特に細いグレードの巻線ワイヤの場合
可能であり、この場合にはターミナルアーム52に溝孔
の代りに一連の鋸歯状の縁部が設けられる。
【0037】
【発明の効果】以上の構成により、本発明の電機子は、
製造、特に巻線部分の製造が極めて容易でかつ安価であ
る。また、本発明の電機子の巻線の接続方法は、極めて
容易であり、かつ巻線部分の損傷及び巻線の緩みを防止
することが可能である。
製造、特に巻線部分の製造が極めて容易でかつ安価であ
る。また、本発明の電機子の巻線の接続方法は、極めて
容易であり、かつ巻線部分の損傷及び巻線の緩みを防止
することが可能である。
【図1】本発明の電機子(アーマチュア)の一部を構成
するボデーの平面図。
するボデーの平面図。
【図2】ブランク形態の本発明の電機子の終端部及び整
流子片端部(ターミナル)の平面図。
流子片端部(ターミナル)の平面図。
【図3】本発明の電機子の終端部及びターミナルの作動
形態を示す図。
形態を示す図。
【図4】図2のターミナルの一部拡大図。
【図5】図2、図3及び図4の電機子の終端部及びター
ミナルを整流子本体(ボデー)に取り付けた状態のボデ
ーの垂直断面図。
ミナルを整流子本体(ボデー)に取り付けた状態のボデ
ーの垂直断面図。
10 整流子本体(ボデー) 30 溝孔 32 アーマチュア巻線部分 34 整流子片 36 整流子片端部(ターミナル)
Claims (6)
- 【請求項1】 電機子の巻線(32)と、該巻線(3
2)に電流を供給する回路に接続するための整流子と、
を備え、前記整流子は整流子本体(10)と、該本体
(10)に設けられた複数の整流子片(34)とを有
し、前記各整流子片(34)は前記巻線(32)に電気
的に接続された各端部(36)を有している、電気機器
の電機子において、 複数のハウジング(18)が前記本体(10)に取り付
けられ、 前記各整流子片端部(36)には溝孔(46,48)が
設けられ、該溝孔はその一方の端部が開口しており、ま
た、前記各整流子片端部(36)は前記各ハウジング
(18)内に配置されており、 前記巻線(32)の各部分は前記各整流子片端部(3
6)と共に前記各ハウジング内に保持されており、前記
各整流子片端部(36)内の前記溝孔(46,48)は
前記巻線部分と電気的に接触し、かつその接続を維持す
るように前記各巻線部分をまたぎかつ把持しており、前
記溝孔(46,48)にはほぼ一定の幅を有する第1の
部分(48)が形成され、組み立て中の前記巻線部分を
前記第1の部分(48)に案内するために、前記巻線は
前記整流子片の終端部とその寸法が減少したじょうご部
によりまたぎかつ把持されている電機子。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電機子において、前記
巻線部分は絶縁され、前記整流子片端部(36)内の前
記溝孔(46,48)は、前記巻線部分と整流子片端部
(36)とが共に導かれた際に、前記絶縁部分を介して
切断するようになっている電機子。 - 【請求項3】 請求項2に記載の電機子において、前記
溝孔は、前記第1の部分(48)の入口部に隣接し、か
つ前記第1の部分とほぼ同一の幅を有する切断縁(6
4)を前記溝孔の両側に有する電機子。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の電機子に
おいて、前記各ハウジング(18)はそれに対して前記
各巻線部分を位置決めするための位置決め装置(28,
30)を有し、前記各端部(36)は前記端部(36)
及び前記ハウジング内の前記巻線部分を保持するための
さかとげ(50)を有している電機子。 - 【請求項5】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
の電機子において、前記本体(10)は、前記ハウジン
グ(18)を保持するための第1の部分(14)、前記
整流子片(34)を保持するための、前記第1の部分
(14)の一方の側にある第2の部分(12)、および
前記第1の部分(14)を前記巻線の巻き重ねから隔離
させるための、前記第1の部分(14)の他の側にある
第3の部分を有している電機子。 - 【請求項6】 電機子の巻線(32)を整流子に接続す
るための方法にして、前記整流子の接続は、電流を前記
巻線(32)に供給するための外部回路に接続するもの
であり、 前記整流子は、整流子本体(10)と、該本体(10)
に設けられた複数の整流子片(34)とを備え、該各整
流子片(34)は前記巻線の一部分をまたぎかつ保持す
るための溝孔(46,48)を有し、前記本体(10)
は前記各巻線部分と前記整流子片終端部(36)とを配
置するための複数のハウジング(18)を有しており、
前記溝孔(46,48)はほぼ一定の幅を有する第1の
部分(48)を形成し、組み立て中の前記巻線を前記第
1の部分(48)に案内するために、前記巻線部分は前
記終端部のじょうご部及びその寸法が減少したじょうご
部によりまたぎかつ把持されており、 その接続するための方法は、前記電機子の巻線部分が前
記整流子本体(10)の各ハウジング内に位置するよう
に、前記電機子に前記巻線を巻く段階と、 前記整流子の巻線部分が前記じょうご部により前記溝孔
の第1の部分に案内されるように、前記整流子片の終端
部は前記ハウジングに挿入される段階と、を備える電機
子の巻線を整流子に接続するための方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB08228952A GB2128818B (en) | 1982-10-11 | 1982-10-11 | An armature |
GB8228952 | 1982-10-11 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58150107A Division JPS5986458A (ja) | 1982-10-11 | 1983-08-17 | ア−マチユアおよびア−マチユア巻線の接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328674A true JPH05328674A (ja) | 1993-12-10 |
JPH0687643B2 JPH0687643B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=10533510
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58150107A Granted JPS5986458A (ja) | 1982-10-11 | 1983-08-17 | ア−マチユアおよびア−マチユア巻線の接続方法 |
JP3000972A Expired - Lifetime JPH0687643B2 (ja) | 1982-10-11 | 1991-01-09 | 電機子及び電機子の巻線の接続方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58150107A Granted JPS5986458A (ja) | 1982-10-11 | 1983-08-17 | ア−マチユアおよびア−マチユア巻線の接続方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US4584498A (ja) |
EP (1) | EP0106444B1 (ja) |
JP (2) | JPS5986458A (ja) |
DE (1) | DE3367827D1 (ja) |
GB (1) | GB2128818B (ja) |
HK (1) | HK18887A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010075047A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Johnson Electric Sa | エンジン冷却システム及びそのモータ |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP0271973B1 (en) * | 1986-12-11 | 1993-04-07 | Johnson Electric S.A. | An armature |
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GB2198892B (en) * | 1986-12-11 | 1990-11-28 | Johnson Electric Ind Mfg | Armature winding connections. |
JPS63120562U (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-04 | ||
JPS63198557A (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-17 | Mitsubishi Electric Corp | 直流電動機 |
JPH0642775B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1994-06-01 | マブチモ−タ−株式会社 | 小型モ−タの回転子 |
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