JPH0360680A - ゴルフ練習機 - Google Patents

ゴルフ練習機

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JPH0360680A
JPH0360680A JP1197303A JP19730389A JPH0360680A JP H0360680 A JPH0360680 A JP H0360680A JP 1197303 A JP1197303 A JP 1197303A JP 19730389 A JP19730389 A JP 19730389A JP H0360680 A JPH0360680 A JP H0360680A
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隆司 木村
Nobuya Morimoto
森本 信矢
Shoji Sugioka
杉岡 昭司
Hideji Tamenaga
為永 秀司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願発明は、ゴルフ練習者がボールを載置部にセットし
、それを打ちゴルフスイングの練習を行なうゴルフ練習
機に関する。
[従来の技術] ゴルフの練習において各人にとって最適のスイングを習
得するためには、実際にボールを打ってみてその結果か
ら自分のスイングの良否を判断しながら練習を積むのが
良い、ここで、最も基本的かつ重要であって初心者を悩
ませるのが、ボールを載置する位置であり、スタンスの
収りかたである。ボールの位置はゴルフクラブ番号、練
習者の癖等により変化するが、それぞれの打撃条件下で
、各人に最適のボール載置位置が存在する。またこの位
置は、練習者のセツティングスタンスとも密接に係わっ
ている。特にゴルフのホームの固まっていない初心者で
は上記三者はその時々で大きく変動している。一般には
練習者は、上記のことに気を使わずその時々の気分、調
子等にまかせて、先ずボールをセットしてその後アドレ
ス姿勢を取り、その場所で試技を行なっているのが実情
である。また逆に各自の理想的なスタンス位置を先に決
めたとしても、この状態からボール位置を理想位置にセ
ットしようとするとどうしても足を動かす必要があり、
結局元のスタンスが取れなくなり、いい加減な状態で試
技をする結果になっていた。
また好調時と不調時で練習者に対するボール位置、スタ
ンス等が変わっていてもそれらを定量的に確認する方法
がなかった。一方これまでゴルフ練習機、スイング診断
機等多数提案されているが、ボール位置とスタンス、ま
たボール位置、スタンス、そして試技時の練習者の重心
の移動からスイングの良否を関連付けて練習者に情報を
与えるゴルフ練習機はなかった。
[発明が解決しようとする課題] 上記現状に鑑がみて本発明が目的とするところは、 練習者が動く必要なく所望のボール位置にゴルフボール
を載置できるゴルフ練習機を得ることである。また別の
目的は、練習者のスタンスセットもしくはスイングに対
して理想的なボール位置を判断するデーターの得られる
ゴルフ練習機を得ることである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための本願第一の発明は、ゴルフボ
ールを載置する載置部と、 ゴルフ練習者が、試技を行なう練習台とを有するゴルフ
練習機であって、 前記載置部の位置を前記練習者に対して前後、左右方向
に移動させる移動機構とこれを制御する載置位置設定手
段が設けられており、 前記載置位置設定手段の操作により前記載置部の位置が
、遠隔設定自在に構成されていることを特徴とするゴル
フ練習機とすることである。
また本願発明のゴルフ練習機に、さらに、前記練習者が
立っているスタンス位置が、前記練習台に設置された検
出装置により自動的に検出され、前記載置部の位置が、
練習者のスタンス位置に対して、既知の理想位置に設定
されるように構成されているものとしてもよい。
さらにまた、本願発明のゴルフ練習機が、スイング中の
練習者の重心移動関連情報を検出してスイングの状態を
判断するスイング診[rfiを備えており、前記載置部
の位置と前記スイングにおける重心移動関連情報を連携
表示する機能を有している構成であってもよい。
[作 用コ 本願第一の発明の構造においては、まず練習者は、試技
を行おうとするとき、最初に所望のクラブを持ちスタン
スを自らの最良の状態に決めればよい0次に載置位置設
定手段を練習者が操作し、載置部が移動機構により練習
者に対して前後左右方向に移動する。このため練習者は
立ち姿勢のままで、クラブ打撃部に最適の位置へゴルフ
ボールを移動できることとなる。よって先に決定したス
タンスが狂うことはない。
上記の構造において、ゴルフボール載置部の位置が練習
者のスタンス位置に対し、その理想位置に載置されるよ
うな構造とすると、練習者が練習台に立ってスタンスの
位置が決定するとゴルフボールは自動的に既知の理想位
置に設定されることとなる。従って、常にどのようなス
タンスを取りてもゴルフボール位置が練習者の時々の感
覚、調子に依存することなく決定され、練習者の体、ク
ラブ、ゴルフボールの位置関係が理想条件に近い形で固
定されフオーム形式に有力な助けとなる。
ここでスタンスを決定する時、足型等を練習台上面にマ
ークしておき、その位置に練習者が立つようにすること
もできるが、練習者の個人差、立ち姿勢の癖により、同
様のマークキングでも個々の練習者により、その重心の
位置等差異が生じること当然といえる。そこで例えば右
、あるいは左足の設定位置を決めておき、その時の立ち
姿勢の重心位置を測定して決め、このデーターから擬似
スタンスを決定し、これからボール載置位置が決定され
るようにしておくと理想的なスイングを行うに最適なス
タンス、載置部位置を決定することとなる。
またこのゴルフ練習機に練習者の重心移動によるゴルフ
スイング診断機能を備えたものとすると、このスイング
診断機能により、各スイング試技における練習者の重心
の移動軌跡等から、スイングの診断が行われる。この場
合、ボール位置が練習者に対して前方もしくは後方にあ
りすぎたりすると、重心の移動軌跡が前膨らみとなった
り偏平になったりする。またボール位置が所望の位置よ
りも高すぎると、この軌跡は、往々にして小さく不安定
なものとなる。そしてボール位置が左右に外れていると
往々にして、インパクト位置が荷重の最大点よりも早す
ぎたり遅れたりする。こういった状況が、載置部位置と
それぞれのスイング状態との比較から判断できることな
り、スイング、載置部位置相互間の最適ホームを捜しだ
すのに役立つ。
[効 果] 以上に示したように、一般に往々にして見逃されがちな
ボール位置を定量的に確定したものとして練習者に関連
づけることにより、練習者とボール位置の関係、練習者
のスタンスとボール位置の関係、そして練習者のスイン
グとボール位置の関係をこの練習機により定量化し、そ
れぞれの関係における理想のホーム形式に大きな助けと
なる練習機を得ることができた。
[実施例] 本願に係るゴルフ練習機を、−例としてゴルフスイング
診断機とともに使用した場合を図面に基づいて説明する
第1図は、スイング練習中の練習者の斜視図を示してい
る。
第2.3図に第1図に示した練習機の平面図及び縦断側
面図を示した。練習者は練習台としてのスイング診断機
の荷重測定台(10)に立って試技を行う、荷重測定台
(10)の前にはボールを載置する載置部を有するティ
ースタンド(20)が配設されており、荷重測定台(1
0〉の試技とは干渉しない位置にティー位置モニター装
置(50)が配設されている。またゴルフボールを載置
する載置部の一例としてティー(1)によりこれが代表
されるものとして説明を進める、ここでこのティー(1
0〉はティースタンド(20)のほぼ中央部に設けられ
ており、このティー(1)及びティースタンド(20)
は載置位置設定手段としてのティー位置モニター装W(
50)或いは、練習者が手動操作できるリモコン装置(
100)によりx、y、z方向の三次元にそれぞれの方
向にモーター等を備えた移動al楕で移動可能な構造と
されている、ティー(1〉およびティースタンド(20
)両者を一体として移動させる理由は、ティースタンド
(20)上に設けられるインパクト検出器(21)、ス
イング検出器(22)といった機器のティー(1)に対
する相対位置を変化させない為である。さらに詳述する
と、このティースタンド(20)にはティー(1)位置
のクラブヘッド通過点を挟むように受光器(21A)と
これに対応した投光器(21B)が備えられている。
これがセットとなってクラブヘッドの通過を検知してイ
ンパクトの瞬間を検出するインパクト検出器〈21)を
形成する。またこれらの若干右側でアドレス後バックス
イングの開始時にクラブヘッドが通過する位置に同様に
一対の受光器(22A)と投光器(22B)が配設され
ている。これが、バックスイングの開始を検出するスイ
ング検出器(22)を形成している。ティー位置モニタ
ー装?1f(50)について次に説明すると、この装置
は、第1図の上部に示すように荷重測定台(10)の側
方に設けられ、ティー位置の現状を表示する装置(51
)と、練習者のティー位置に関する情報を入出力する入
出力装置(52)を有している。
この表示装置には練習者の氏名、クラブ番号に対応した
登録ティー位置、現在のティー位置、また現在のスタン
ス位置が表示されるようになっている。そしてこれらの
情報は練習カード(60)に記憶される構造とされてお
り、入出力装置を介してティー位置モニター装置F(5
0)とやりとりされる構造となっている0次に荷重測定
台(10)について説明する。これからの検出情報は演
算処理されるが、その情報処理系のブロック図が第8図
に示されている。さて荷重測定機(10〉は、4個のロ
ードセル(12)(13)(14)(15)によって4
隅を支持された天板(11)が設備されており、このロ
ードセルによって練習者の重心の移動状態及びこれにか
かる荷重を検出する。荷重測定台(10)に荷重が掛か
ると、4隅にあるロードセル(12)(13)(14)
(15)は第8図に示す荷重変換器(16)における零
調整により、それぞれ予め天板荷重を相殺しであるから
、その出力(Wl)(W2)(W3)(W4)の合力(
WT)が天板上に乗った被験者の重量になる。4個のロ
ードセルが正確に正方形の4隅に配設されている場合に
は、図中左上隅のロードセル(12)を原点とし、ロー
ドセル同士の間隔を単位にして表現する左右方向成分X
と前後方向成分yは、 x = (W2 +W3 ) /WT 3’ = (W3 +W4 ) /WTから求まる。
荷重測定台(10)上での荷重の変化は、ロードセル出
力となって現れ、これは荷重変換器〈16)で天板(1
1〉重量が補正された上、デジタル変換されてI10イ
ンターフェース(32)を通じて演算装置(30)に取
り込まれる。練習者の上下動に伴う重心の加速度やクラ
ブヘッドとの複合体としての重心位置変化により観測さ
れる重量変化と、練習者の重心位置(x、y)は、演算
装置(30)中の演算処理手段(31)により、上式に
従って演算しながら追跡することができる。
その結果は内部記憶装置(33)に記憶され、必要に応
じてI10インタフェース(32)を介して表示装置(
40)で表示されて、スイング中あるいはスイング後に
練習者が見ることができる。
また外部記憶装置(35)に出力して記憶しておくこと
ができる。
以下にこの装置の使用状態について説明する。
練習者はクラブをもって、荷重測定台(10〉上で適当
なスタンスをとる。この時ティー(1)の位置は標準位
置に配設されている。ここで練習者は測定台上のほぼ中
央位置をまたぐ形で描かれたフットマークに合わせてア
ドレス姿勢を取る。但しフットマークそれ自体は標準的
なスタンスを示せるだけであるため、練習者はこれを目
安として、使用クラブ、練習者の好みにあったスタンス
を取るわけである。但し左もしくは右といったどちらか
一方の足は、フットマークの付けられた基準位置上(L
もしくはR)におくこととしである、このフットマーク
には標準姿勢における足内の荷重作用点としての基準点
が決められいる。そして次にこの状態で、スイング診断
器がこの時点でのアドレス姿勢における重心位置(S)
を算出する。
前記基準点と重心位置(S)を結ぶ線がX軸として識別
され、これに直角に重心位置をとおる直線がY軸として
認識される。前述の座標系(x、y)とこの座標系(X
、Y)は、重心位置の元の座標系(x、y)における座
標(Sx、Sy)分とその回転分のみ異なることとなる
。さて練習者は、ティー位置モニター装置(50)に練
習カード(60)を挿入する。この練習カード(60)
には、この練習者の氏名、以前の練習におけるそれぞれ
のクラブに対する理想のティー位置が、登録ティー位置
としてフラグ番号に対応づけて記憶されている。そして
この情報は、第4図に示すようにティー位置モニター装
置(50)の上部に設けられた表示装置(51)に表示
される。これと同時にティー(1)はティー位置モニタ
ー装置(50)内の制御装置により登録ティー位置に移
動させられる。こうしてスタンス、ティー位置間で厳密
に練習者の理想的な位置関係が得られるのである。ここ
で、練習者がこのティー位置を変更したい場合は、練習
者が持っているリモコン装置(100)によりその位置
を任意に変更できる構造とされている。またこのリモコ
ン装置(100)もしくはティー位置モニター装41(
50)から練習しようとするクラブ番号が入力できるよ
うになっている。
第5図に、上述の座標系(X、Y)の摸弐図を示した0
図中(Bx、By、Bz)が、ゴルフボールが採るべき
位置である。
さて、引き続いてアドレスの後バックスイングを始める
。この時クラブヘッドが、スイング検出器(22)によ
り感知されスイング開始信号を発生する。上記検出信号
は、演算装置中のI10インターフェイス(32)を介
して演算装置(30)に対するトリガーとなり、この時
点以降演算処理手段(31〉が、上式の計算により、重
心位置を逐時求める。この計算結果は、内部記憶装置(
33)に記憶し、必要に応じて二次元画面表示装置(4
1) 、記録装置(42〉あるいは外部記憶装置(35
)に出力し、判定に役立たせる。
この試技における出力の例を第6、第7図に示した。
ここで第6図に示すものは、左右の足位置及び最初の重
心位置(P2)からインパクト位置(Pl)を経過して
ホロースイングを完了するまでの試技中の重心移動のx
−y面上の軌跡である。
ここで破線で示されているものは左右の足位置であり、
実線で示されているのが重心の移動軌跡である。
第7図には、スイング開始からホロースイング完了まで
のX一方向、y−方向の時間領域での重心位置移動と、
荷重の変化が示されている。x。
y方向の移動軌跡をそれぞれ記号x、yとともに示し荷
重の絶対量の変化を記号Wとともに示している。
そしてこの試技の終了とともに第6.7図に示すような
スイング関連の情報が練習者に得られるわけである。こ
の結果について練習者が現在のティー位置を最適と考え
る場合は、このティー位置を前述の練習カード(60〉
に記憶させるようになっている。この練習カードには、
それぞれのクラブ番号に対応した理想の重心移動軌跡等
の情報が記憶されており、必要に応じて表示装置に取り
出せる構成となっている。
次に重心軌跡等の情報とティー位置の関係について説明
する。まず最初に理想的なスイングを練習者がおこなっ
た場合の重心軌跡及びx、y方向の移動軌跡及び荷重の
変化について説明する。
第6図は、典型的な重心軌跡の平面投影図を示す例であ
る。左足(LF)と右足(RF)の位置が点線で示され
ている。多くのプレーヤーの試技結果から、好ましいス
イングをしたときの重心の軌跡は、まず初めにスタンス
を取ったときは、重心は左右の足のほぼ中心点(P2)
にあり、バックスイングを始めるとこれがほぼ直線的に
右足の方に移動し、右足(RF)の内側の辺りに達した
ところを最右端とし、そこからダウンスイングに入る。
ダウンスイング中は若干爪先の方に重心がかかるため、
重心軌跡は左方に移動しながら前方に緩やかな弧を描く
、この弧は体の正面位置で最も膨らむ形をしており、ク
ラブヘッドがビン位置に近ずくにつれて、再び手前方向
に戻ってきて、弧の最左端では左足(LF”)の内側の
辺り、左右の足を結んだ線上(Pl)に達する。ここで
インパクトをするのが好ましい、インパクトの後フォロ
ースイングでは、重心軌跡は左足の内側後方に自然な小
円を描いて終わる。
第7図は、重心位置変化のX方向成分(x)とy方向成
分(y)、また荷重の変化(W)を、インパクトした時
を表す縦線(Pl)とともに時間軸上に表示したもので
あり、バックスイングは重心の移動が体の横方向即ちX
方向最大値に達するまで比較的績やかに推移する。ダウ
ンスイングは前記最大点の位置からインパクトまでと考
えることができ、インパクト検出器(21)の信号によ
リ、記入される縦線(Pl〉で区切られるところまでと
される。この間の重心移動速度はダウンスイング開始時
点から徐々に上昇するから、重心のX方向の変化量が大
きくなり、はぼ左側最大値でインパクトにいたるのが良
い、またy方向では、爪先に体重が若干かかるのに伴い
、前方向に重心移動して、X方向中央のあたりで最も大
きな値をとり、インパクトする辺りで初めの値を横ぎる
ようにするときに最も良好なスイングとなる。フォロー
スイングは、y値が一旦最大値まで達した後、初めのy
値より後方で揺動し、X値の方は一旦右側正方向に揺れ
もどす。
以下に、ティー位置が不適当な場合に、初心者が陥りや
すいスイングの形状について説明する。
先ず第一にティー位置が、練習者に対して前方にありす
ぎたり、近すぎたりする場合は、その結果が重心移動軌
跡に顕著に現れる。即ち第9図〈イ)に示すように図中
破線で示された理想的な重心移動軌跡に対して、ゴルフ
ボールが練習者よ)り離れすぎている場合は、スイング
が前かがみとなり、自動的に重心軌跡は前方による。こ
れが図中aで示す実線で示されている状態である。逆に
ティー位置が近すぎると実線すで示すように重心軌跡は
図中Iで示す破線で示されている理想軌跡に対して後方
によるとともに偏平な形状となる。
個人差があるようであるがホロースイ〉′グの状態はあ
まり明確な傾向はみられない。
この例では、ティー位置の変位量を明確にするために理
想位置としての従来記憶されているティー位置(XI、
Yl、Zl)と、これが前後方向にそれぞれ変位した(
XI、Y2.Zl)(Xi。
Y3.Zl)の位置が表示装置に同時に表示されている
0次にティー位置が高すぎる場合は、先ず第一にスイン
グが不安定となる。しかもこのため理想的な重心移動の
軌跡(Iで示す破線)に比較して、体側方向の重心の移
動がおこなわれなくなりインパクトの位置も理想位置か
ら外れる。この状態が第9図(ロ)にaで示す実線で示
されている。前記同様にこの例では、ティー位置の変位
量を明確にするために理想位置としての従来記憶されて
いるティー位置(Xl、Yl、Zl )と、これが前後
方向にそれぞれ変位した(XI、Yl。
Z2)の位置が表示装置に同時に表示されている。
そして、ティー位置が練習者の左右体側方向に不適当に
ずれている場合に往々にして起こりやすい現象としては
、荷重変化とインパクトの位置のずれを挙げることがき
る。この現象を示しているのが第10図(イ)(ロ)で
ある、即ちこの図には試技中の荷重の時間的変化とイン
パクト位置(Pl)が示されているが、両図においてイ
ンパクト位W(PI)がスイングにおける荷重最大点(
Pmax)の位置からは前あるいは後にずれている。こ
れはダウンスイングにおける体重およびクラブの移動の
加速度変化により生じる力を有効に利用していないこと
を示しているわけである。
この図で(イ〉はインパクトが最大荷重点(Pmax)
に対して早すぎる例であり、(ロ)は、インパクトが最
大荷重点(Pmax)に対して遅れている例を示してい
る。同様に左右方向に変位した位置が(X2.Yl、Z
l)(X3.Yl。
Zl)が表示装置に表示されている。こういった場合に
リモコン装置F(100)を用いて、ティー位置を修正
してやり再度試技をして、その結果を判断することによ
り練習者にとって理想のスイングが固まっていくことと
なるのである。
尚、練習者がリモコン装置(100)を用いたティー位
置の修正を面倒がる場合には、練習の始めの段階や練習
中断の直後にティー位置の修正を練習者に自動的に行わ
せるようにすることもできる。先ず、付属の荷重測定器
により重心位置を割出し擬似的なスタンスを仮想して基
準のティー位置く1)を決定する。基準のティー位置(
1〉での試技が終了したら、第11図に示すように、テ
ィー(1)とティースタンド(20)を自動的に移動さ
せて、基準のティー位置(1)から前後左右へ例えば5
c’m程ずれた4つの地点にティー位置(a〜d)を順
番に採っていく、そして、それぞれのティー位1f(a
〜d)で試技を行わせて5つの重心移動軌跡を二次元画
面表示装置(41)に重ねて表示させ、これら重心移動
軌跡を比較して最良の軌跡を描くティー位置を判断する
。ここで、第12図に示すような重心移動軌跡が表示さ
れたとすると、最良の重心移動軌跡を描く理想のティー
位置は基準のティー位置(1)と判断される。以後、試
技はこのティー位W(1)に固定するとともに、練習カ
ード(60)にも理想のティー位置として記憶するので
ある。
またこの様な練習機にゴルフボールの打ち出し速度およ
び打ち出し角を検出する装置を備えておき、さらに高度
な練習機能を備えたものを得ることができる。
また前記の例ではゴルフボール載置部としてティー(1
)にて説明を進めたが、これはティースタンド(10〉
上に設けたマーク等としてもよい。
また、スタンスの決定方法として、スイング診断機に付
属の荷重測定器により重心位置を割出し疑似的なスタン
スを仮想してティー位置を決定する方法を示したが、荷
重測定器の中心にマークをするとともにこれを通過する
ようにティースタンドと平行方向にマーキングをしてお
き、このうえで左右対称にスタンスをとるようにして、
ティー位置を決定する構造とすることもできる。また図
面上ティー位置モニター装置の表示装置と、スイング診
断器の表示装置を別々に示したが、これらの表示装置を
ひとまとめにしてもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに番号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は、本願発明に係る実施例を示し、第1図は、本願
発明のゴルフ練習機をゴルフスイング診Ur8!と共に
使用しているときの斜視図、第2図は、第1図に示すゴ
ルフ練習機の平面図、 第3図は、 側面図、 第4図は、 す図、 第5図は、 第1図に示すゴルフ練習機の断面 練習機の表示装置の表示状態を示 ゴルフ練習機の座標系を示す摸式 第6図は、ゴルフスイング診断機による重心移動軌跡を
示す図、 第7図は、ゴルフスイング診断機による時間領域におけ
るXおよびy方向の重心移動軌跡および荷重の変化を示
す図、 第8図は、ゴルフスイング診@機の制御系ブロック図、 第9図は、ティー位置が前後方向もしくは高さ方向に不
適当な場合に起こりやすい重心移動軌跡を示す図、 第10図は、ティー位置が左右方向に不適当な場合に起
こりやすい荷重変化の状態を示す図で、第11図は、テ
ィー位置の修正を行う場合の基準のティー位置と、その
後に試技を行うティー位置の位置関係を示す図、 第12図は、第11図に示されるティー位置で試技を行
った場合の重心の移動軌跡を示す図である。 ( ) 練習台、 ( ) ( ) 載置位置設定手段、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゴルフボールを載置する載置部と、ゴルフ練習者が
    試技を行なう練習台(10)とを有するゴルフ練習機で
    あって、 前記載置部の位置を前記練習者に対して前後、左右方向
    に移動させる移動機構とこれを制御する載置位置設定手
    段(50)(100)が設けられており、 前記載置位置設定手段(50)(100)の操作により
    前記載置部の位置が、遠隔設定自在に構成されているゴ
    ルフ練習機。 2、請求項1に記載のゴルフ練習機であって、前記載置
    部の位置が、練習者のスタンス位置に対して、既知の理
    想位置に設定されるように構成されているゴルフ練習機
    。 3、請求項2に記載のゴルフ練習機であつて、前記練習
    者が立っているスタンス位置が、前記練習台(10)に
    設置された検出装置により自動的に検出されるように構
    成されているゴルフ練習機。 4、請求項1に記載のゴルフ練習機であって、これがさ
    らにスイング中の練習者の重心移動関連情報を検出して
    スイングの状態を判断するスイング診断機を備えており
    、前記載置部の位置と前記スイングにおける重心移動関
    連情報を連携表示する機能を有しているゴルフ練習機。 5、請求項1ないし4記載のゴルフ練習機であって、 練習者の各試技における前記載置部の位置を記憶する手
    段(60)を有しているゴルフ練習機。
JP19730389A 1989-07-28 1989-07-28 ゴルフ練習機 Expired - Lifetime JPH0698208B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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JP19730389A JPH0698208B2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 ゴルフ練習機

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Publication Number Publication Date
JPH0360680A true JPH0360680A (ja) 1991-03-15
JPH0698208B2 JPH0698208B2 (ja) 1994-12-07

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JP19730389A Expired - Lifetime JPH0698208B2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 ゴルフ練習機

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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