JPH0360637A - 脳磁計測装置 - Google Patents
脳磁計測装置Info
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- JPH0360637A JPH0360637A JP1197409A JP19740989A JPH0360637A JP H0360637 A JPH0360637 A JP H0360637A JP 1197409 A JP1197409 A JP 1197409A JP 19740989 A JP19740989 A JP 19740989A JP H0360637 A JPH0360637 A JP H0360637A
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- magnetic field
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- brain
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- 230000005389 magnetism Effects 0.000 title description 3
- 241000238366 Cephalopoda Species 0.000 claims abstract description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 20
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Landscapes
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
従来より、人間の脳において発生する磁界を計測するこ
とにより脳活動部位の位置を求めることは、てんかんの
位置推定、自発脳磁(とくにα波)の研究、誘発脳磁の
研究等、臨床医療に応用されている。 すなわち、SQUID (Superconducti
ng QuantumInterference D
evice:超電導量子干渉型デバイス)センサを用い
て脳磁界を多点において計測し、その既知の磁界計測座
標に対し、磁界計測点と頭部との関係を求め、等磁界地
図を作成する。そして、MRI装置などを用いて得た頭
部画像より頭部に近似するモデルを想定し、そのモデル
について複数の電流双極子の位置・大きさ・方向を仮定
し、それら電流双極子群が上記脳磁界の計測点に作る磁
界分布と上記の等磁界地図との差が最小になるような電
流双極子群を求め、こうして求めた電流双極子群を脳活
動部位としてMHI画像などの上に表示する。
とにより脳活動部位の位置を求めることは、てんかんの
位置推定、自発脳磁(とくにα波)の研究、誘発脳磁の
研究等、臨床医療に応用されている。 すなわち、SQUID (Superconducti
ng QuantumInterference D
evice:超電導量子干渉型デバイス)センサを用い
て脳磁界を多点において計測し、その既知の磁界計測座
標に対し、磁界計測点と頭部との関係を求め、等磁界地
図を作成する。そして、MRI装置などを用いて得た頭
部画像より頭部に近似するモデルを想定し、そのモデル
について複数の電流双極子の位置・大きさ・方向を仮定
し、それら電流双極子群が上記脳磁界の計測点に作る磁
界分布と上記の等磁界地図との差が最小になるような電
流双極子群を求め、こうして求めた電流双極子群を脳活
動部位としてMHI画像などの上に表示する。
しかしながら、従来では、脳磁界を計測する計測点と頭
部近似モデルとの位置関係を正確に一致させることが非
常に難しいため、電流双極子群の位置・大きさ・方向を
求める計算の精度が低く、脳活動部位の精密な推定は不
可能である、という問題があった。 この発明は、脳磁計測点と頭部近似モデルとの位置関係
を正確に一致させることが容易で、それにより脳活動部
位を精密に求めることができる脳磁計測装置を提供する
ことを目的とする。
部近似モデルとの位置関係を正確に一致させることが非
常に難しいため、電流双極子群の位置・大きさ・方向を
求める計算の精度が低く、脳活動部位の精密な推定は不
可能である、という問題があった。 この発明は、脳磁計測点と頭部近似モデルとの位置関係
を正確に一致させることが容易で、それにより脳活動部
位を精密に求めることができる脳磁計測装置を提供する
ことを目的とする。
上記目的を遠戚するため、この発明による脳磁計測装置
においては、頭部の断層像を撮影する手段と、該断層像
から頭部の球モデルを作成する手段と、該球モデルに対
応した、頭部に被せられる半球キャップを作製する手段
と、該半球キャップ上に表示された計測点においてSQ
UIDセンサにより脳磁界を計測する手段と、上記球モ
デルにおいて複数の電流双極子の位置、大きさ、向きを
それぞれ仮定し、それら電流双極子群が上記の計測点に
作る磁界分布と上記計測された多点の脳磁界データより
求めた磁界分布との差が最小になるような電流双極子群
を求める手段と、該電流双極子群を上記の断層像に関連
した頭部画像上に表示する手段とが備えられる。
においては、頭部の断層像を撮影する手段と、該断層像
から頭部の球モデルを作成する手段と、該球モデルに対
応した、頭部に被せられる半球キャップを作製する手段
と、該半球キャップ上に表示された計測点においてSQ
UIDセンサにより脳磁界を計測する手段と、上記球モ
デルにおいて複数の電流双極子の位置、大きさ、向きを
それぞれ仮定し、それら電流双極子群が上記の計測点に
作る磁界分布と上記計測された多点の脳磁界データより
求めた磁界分布との差が最小になるような電流双極子群
を求める手段と、該電流双極子群を上記の断層像に関連
した頭部画像上に表示する手段とが備えられる。
脳磁界の計測点は、実際の被検者の頭部に被せられる半
球キャップ上に表示された点となる。そして、この半球
キャップは、実際の被検者の頭部をMHI装置やX線C
T装置を用いて撮影した断層像から作成される球モデル
に対応させられている。 そのため、脳磁界の計測点と頭部近似モデルとの位置関
係を正確に一致させることはきわめて容易である。 そこで、球モデルにおいて複数の電流双極子の位置、大
きさ、向きをそれぞれ仮定し、それら電流双極子群が上
記の計測点に作る磁界分布と上記計測された多点の脳磁
界データより求めた磁界分布との差が最小になるような
電流双極子群を求める計算は非常に正確に行える。 その結果、電流双極子群を頭部画像上に表示することに
よって、脳活動部位を精密に知ることができる。
球キャップ上に表示された点となる。そして、この半球
キャップは、実際の被検者の頭部をMHI装置やX線C
T装置を用いて撮影した断層像から作成される球モデル
に対応させられている。 そのため、脳磁界の計測点と頭部近似モデルとの位置関
係を正確に一致させることはきわめて容易である。 そこで、球モデルにおいて複数の電流双極子の位置、大
きさ、向きをそれぞれ仮定し、それら電流双極子群が上
記の計測点に作る磁界分布と上記計測された多点の脳磁
界データより求めた磁界分布との差が最小になるような
電流双極子群を求める計算は非常に正確に行える。 その結果、電流双極子群を頭部画像上に表示することに
よって、脳活動部位を精密に知ることができる。
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図に示すように、この発明の一実施例に
がかる脳磁計測装置は、SQU IDセンサ1と、デー
タ収集装置2と、コンピュータ3と、MRI装W(ある
いはX線CT装置)4と、CRTデイスプレーなどの表
示装置5と、磁気ディスク、光ディスク等の記録装置6
とから構成される。 SQUIDセンサ1は、第2図に示すように、被検者の
頭部に被せられた半球キャップ7上に表示された測定点
にあてられ、その場所の磁界を測定する。 第3図の動作フローチャートを参照しながら説明すると
、まず最初のステップ31で、MHI装置(あるいはX
線CT装置)4により被検者の頭部の断層像が撮影され
、その画像データがコンピュータ3に取り込まれる。つ
ぎのステップ32で、コンピュータ3により、断層像の
画像データから被検者の頭部に近似する球モデル8(第
2図)が作成され、この球モデル8に基づいて半球キャ
ップ7が作成され、被検者の頭部に被せられる。そして
、この頭部とキャップ7との位置関係が測定される(ス
テップ33)。 つぎにキャップ7上に表示された目盛にしたがって、S
QUIDセンサ1による脳磁界の測定が行われる(ステ
ップ34)。SQUIDセンサ1の出力はデータ収集袋
W2に送られ、磁界計測データが収集される。このデー
タはコンピュータ3に送られ、コンピュータ3により電
流双極子群が求められる。すなわち、ステップ35にお
いて、まず球モデル8について複数の電流双極子の位置
・大きさ・方向がそれぞれ仮定され、それら電流双極子
群が脳磁界の計測点につくる磁界分布と、計測された多
点の脳磁界データより求めた磁界分布との差が最小とな
るような電流双極子が求められる。これにより複数の電
流双極子の位置・大きさ・方向がそれぞれ分かる。この
計算は、球モデル8に対応したキャップ7を媒介とする
ことにより球モデル8と脳磁計測点との位置関係を直接
に対応させるようにしているので、非常に正確に行える
。 こうして求められた電流双極子群の各位置は、つぎのス
テップ36において頭部画像上に表示される。たとえば
、第4図に示すように頭部の輪郭像9上に矢印で示す電
流双極子10が表示される。 ここで、求められた電流双極子群の各位置は、上記ステ
ップ33で測定したキャップ7と頭部との位置関係から
、MRI像あるいはX線CT像等の断層像のどこに対応
しているかが正確に分かるので、第4図のようにこれら
断層像自体あるいはそれから作られた画像上に正確に表
示することができる。 したがって、脳活動部位を電流双極子群として頭部画像
上に正確に表示することができ、脳活動部位を精密に知
ることが可能となる。
説明する。第1図に示すように、この発明の一実施例に
がかる脳磁計測装置は、SQU IDセンサ1と、デー
タ収集装置2と、コンピュータ3と、MRI装W(ある
いはX線CT装置)4と、CRTデイスプレーなどの表
示装置5と、磁気ディスク、光ディスク等の記録装置6
とから構成される。 SQUIDセンサ1は、第2図に示すように、被検者の
頭部に被せられた半球キャップ7上に表示された測定点
にあてられ、その場所の磁界を測定する。 第3図の動作フローチャートを参照しながら説明すると
、まず最初のステップ31で、MHI装置(あるいはX
線CT装置)4により被検者の頭部の断層像が撮影され
、その画像データがコンピュータ3に取り込まれる。つ
ぎのステップ32で、コンピュータ3により、断層像の
画像データから被検者の頭部に近似する球モデル8(第
2図)が作成され、この球モデル8に基づいて半球キャ
ップ7が作成され、被検者の頭部に被せられる。そして
、この頭部とキャップ7との位置関係が測定される(ス
テップ33)。 つぎにキャップ7上に表示された目盛にしたがって、S
QUIDセンサ1による脳磁界の測定が行われる(ステ
ップ34)。SQUIDセンサ1の出力はデータ収集袋
W2に送られ、磁界計測データが収集される。このデー
タはコンピュータ3に送られ、コンピュータ3により電
流双極子群が求められる。すなわち、ステップ35にお
いて、まず球モデル8について複数の電流双極子の位置
・大きさ・方向がそれぞれ仮定され、それら電流双極子
群が脳磁界の計測点につくる磁界分布と、計測された多
点の脳磁界データより求めた磁界分布との差が最小とな
るような電流双極子が求められる。これにより複数の電
流双極子の位置・大きさ・方向がそれぞれ分かる。この
計算は、球モデル8に対応したキャップ7を媒介とする
ことにより球モデル8と脳磁計測点との位置関係を直接
に対応させるようにしているので、非常に正確に行える
。 こうして求められた電流双極子群の各位置は、つぎのス
テップ36において頭部画像上に表示される。たとえば
、第4図に示すように頭部の輪郭像9上に矢印で示す電
流双極子10が表示される。 ここで、求められた電流双極子群の各位置は、上記ステ
ップ33で測定したキャップ7と頭部との位置関係から
、MRI像あるいはX線CT像等の断層像のどこに対応
しているかが正確に分かるので、第4図のようにこれら
断層像自体あるいはそれから作られた画像上に正確に表
示することができる。 したがって、脳活動部位を電流双極子群として頭部画像
上に正確に表示することができ、脳活動部位を精密に知
ることが可能となる。
この発明の脳磁計測装置によれば、実際の被検者につい
て撮影した頭部のMRI像やX線CT像等の頭部の断層
像から作成した頭部の近似球モデルに対応する半球キャ
ップを被検者の頭部に被せ、そのキャップ上の表示点に
おいてSQU IDセンサで脳磁界計測を行うことがで
きるため、球モデルと磁界計測点との位置関係が直接的
に対応しており、電流双極子群を正確に求めることがで
き、脳活動部位の精密な位置を求めることができる。
て撮影した頭部のMRI像やX線CT像等の頭部の断層
像から作成した頭部の近似球モデルに対応する半球キャ
ップを被検者の頭部に被せ、そのキャップ上の表示点に
おいてSQU IDセンサで脳磁界計測を行うことがで
きるため、球モデルと磁界計測点との位置関係が直接的
に対応しており、電流双極子群を正確に求めることがで
き、脳活動部位の精密な位置を求めることができる。
第1図はこの発明の一実施例にかかる全体システムを示
すブロック図、第2図は被検者頭部と頭部球モデルと計
測点との関係を示す模式図、第3図は第1図の動作を説
明するためのフローチャート、第4図は電流双極子の表
示例を示す模式図である。 1・・・SQUIDセンサ、2・・・データ収集装置、
3・・・コンピュータ、4・・・MRI装置、5・・・
表示装置、6・・・記録装置、7・・・キャップ、8・
・・頭部球モデル、9・・・頭部輪郭像、10・・・電
流双極子。
すブロック図、第2図は被検者頭部と頭部球モデルと計
測点との関係を示す模式図、第3図は第1図の動作を説
明するためのフローチャート、第4図は電流双極子の表
示例を示す模式図である。 1・・・SQUIDセンサ、2・・・データ収集装置、
3・・・コンピュータ、4・・・MRI装置、5・・・
表示装置、6・・・記録装置、7・・・キャップ、8・
・・頭部球モデル、9・・・頭部輪郭像、10・・・電
流双極子。
Claims (1)
- (1)頭部の断層像を撮影する手段と、該断層像から頭
部の球モデルを作成する手段と、該球モデルに対応した
、頭部に被せられる半球キャップを作製する手段と、該
半球キャップ上に表示された計測点においてSQUID
センサにより脳磁界を計測する手段と、上記球モデルに
おいて複数の電流双極子の位置、大きさ、向きをそれぞ
れ仮定し、それら電流双極子群が上記の計測点に作る磁
界分布と上記計測された多点の脳磁界データより求めた
磁界分布との差が最小になるような電流双極子群を求め
る手段と、該電流双極子群を上記の断層像に関連した頭
部画像上に表示する手段とを備える脳磁計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1197409A JPH0360637A (ja) | 1989-07-29 | 1989-07-29 | 脳磁計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1197409A JPH0360637A (ja) | 1989-07-29 | 1989-07-29 | 脳磁計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360637A true JPH0360637A (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=16374037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1197409A Pending JPH0360637A (ja) | 1989-07-29 | 1989-07-29 | 脳磁計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0360637A (ja) |
-
1989
- 1989-07-29 JP JP1197409A patent/JPH0360637A/ja active Pending
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