JPH0360624A - 湾曲操作装置 - Google Patents

湾曲操作装置

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JPH0360624A
JPH0360624A JP1196707A JP19670789A JPH0360624A JP H0360624 A JPH0360624 A JP H0360624A JP 1196707 A JP1196707 A JP 1196707A JP 19670789 A JP19670789 A JP 19670789A JP H0360624 A JPH0360624 A JP H0360624A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、内視鏡等における操作基体の防水性を確保
することができる湾曲操作装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、従来の内視鏡の湾曲操作装置は、操作基体にそ
の壁部を貫通する軸部材を回動自在に設け、この軸部材
の外側の端部に操作ダイヤルを設けるとともに、軸部材
の内側の端部にブーりを設け、ざらにプーリに操作ワイ
ヤの基端部を固定する一方、操作ワイヤの先端部を湾曲
部の先端部に固定した構成になっている(特開昭56−
121532公報参照)。
上記構成において、操作ダイヤルにより軸部材を介して
ブーりを回動させると、操作ワイヤがブーりに巻回され
、その分だけ操作ワイヤが引っ張られる。これによって
、湾曲部が湾曲せしめられる。
[発明が解決しようとする課題] 内視鏡を人体に対して用いる場合には、使用の都度消毒
される。この消毒は、通常、内視鏡全体を消毒液中に浸
漬することによって行われる。したがって、内視鏡は防
水構造であることが要望される ところが、上記のうような湾曲操作装置を備えた内視鏡
においては、湾曲操作装置の一部たる軸部材が操作基体
の壁部を貫通しており、しかも軸部材は操作基体に対し
て回動自在に設けられている。このため、操作基体と軸
部材との間の防水性が低下し、そこから消毒液が操作基
体内に侵入するおそれがあった。また、操作基体と軸部
材との間の防水性を向上させようとすると、そのために
費用が嵩み、内視鏡の製造費が高騰するという問題があ
った。
この発明は、上記問題を解決するためになされたもので
、費用が嵩むことなく操作基体の防水性を向上させるこ
とができる内視鏡の湾曲操作装置を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] この発明は、上記の目的を達成するために、操作基体か
ら延び出して先端部が湾曲部の先端部に固定された操作
ワイヤと、前記操作基体に変位可能に設けらた操作部材
とを備え、前記操作部材を変位操作して前記操作基体の
内部に位置する前記操作ワイヤの基端部をその先端側か
ら基端側へ向かって引っ張ることにより、前記湾曲部を
湾曲させるようにした内視鏡の湾曲操作装置において、
前記操作部材を前記操作基体の外部から操作可能に設け
、この操作部材を含む前記操作基体を柔軟性を有する被
覆体によって液密に被覆したことを特徴とするものであ
る。
[作用コ 被覆体が柔軟性を有しているので、操作部材の変位操作
を被覆体の外部から操作することができる。
操作基体が被覆体によって液密に被覆されているので、
操作基体の内部に消毒液等が侵入するのを防止すること
ができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例について、添付の第1図ないし
第17図を参照して説明する。
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例を示すもので
ある。まず、第2図に基づいてこの発明の湾曲操作装置
を備えた内視鏡について説明すると、この内視鏡は、操
作基体1と、この操作基体1の先端部から延び出す挿入
部2と、この挿入部2の先端部に設けられた湾曲部3と
、観察窓および照明光用窓等を有し、湾曲部3の先端部
に設けられた先端構成部4とを備えている。
操作基体1は、第1図に示すように、比較的剛性の高い
樹脂を円筒状に成形したものであり、その先端部の内周
面には挿入部2の基端部が挿入固定されている。また、
操作基体1の基端部には、接眼レンズ5を有する接眼部
6が設けられている。
この接眼部6には、光ファイバの束からなるイメージガ
イド7の一端部が固定されている。このイメージガイド
7の他端部は、挿入部2および湾曲部3の内部を通り、
先端構成部4の観察窓に光学的に接続されている。さら
に、操作基体1には、光ファイバの束からなるライトガ
イド8が設けられている。このライトガイド8の一端部
は、操作基体1の壁部を貫通してその外部に延び出して
おり、光源装置(図示せず)に接続されている。ライト
8の他端部は、挿入部2および湾曲部3の内部を通り、
先端構成部4の照明光用窓に光学的に接続されている。
なお、挿入部2、湾曲部3および先端構成部4の構造は
、従来のものと同様であるので、その説明は省略する。
上記内視鏡には、湾曲部3を湾曲操作するために、湾曲
操作装置10Aが付設されている。
湾曲操作装置10Aは、内視鏡の内部に配設された操作
ワイヤ11を備えている。この操作ワイヤ11の基端部
は操作基体lの内部に位置しており、他端部は挿入部2
内部を通って湾曲部3の先端部まで達し、その先端部に
固定されている。したがって、操作ワイヤ11をその先
端側から基端側へ向かって引っ張ると、湾曲部3が一方
向、例えば下方に湾曲することになる。
なお、操作ワイヤ11は、線材を螺旋状に巻回してなる
螺旋管12に挿通されている。螺旋管12は、その一端
部が挿入部2の先端部に固定され、他端部が後述する突
起17に固定されている。
また、上記操作基体1の第1図において下側の壁部には
、操作孔13が形成されている。この操作孔13の壁面
で、操作基体1の基端側の部分には、操作部材14Aが
操作基体Iと一体に形成されている。この操作部材14
. Aは、扇状をなすものであり、扇の要たる部分がネ
ック部15を介して操作基体lに矢印A、B方向へ回動
可能に連結されている。また、操作部材14Δの一側部
は、操作孔13から操作基体lの外部に突出せしめられ
ている。この突出した一側部を操作基体lの内側へ向か
って押すことにより、操作部材14Aを矢印A方向へ回
動(変位)させることが可能になっている。一方、操作
部材14Aの他端部は、操作基体lの内部に位置してお
り、そこには回動方向と直交する方向に突出する係合突
起16が設けられている。
また、操作孔13の先端側に隣接する操作基体lの内周
面には、突起17が形成されている。この突起17には
、それぞれ操作基体lの先端側から基端側へ向かう方向
に貫通する2つの挿通孔17a117bが上下に離間し
て形成されている。
下側の挿通孔17aには、操作ワイヤ11が摺動自在に
挿通されている。そして、挿通孔17aを貫通した操作
ワイヤ11は、係合突起16に半周に渡って巻回されて
折り返し、上側の挿通孔17bに摺動自在に挿通されて
いる。挿通孔17bを貫通した操作ワイヤ11の基端部
には、挿通孔17bより大径のストッパ18が固定され
ている。
したがって、操作部材14Aを矢印A方向へ回動させて
、係合突起16を突起17に対して離間するように移動
させると、その移動距離のほぼ2倍の分だけ操作ワイヤ
11が引っ張られ、これによって湾曲部3が下方へ湾曲
することになる。
また、操作基体lの外周には、筒状をなす被覆体19が
設けられている。この被覆体I9は、コム等の柔軟性を
有する材質からなるものであり、操作孔13から操作基
体1の内部に消毒液等の液体が侵入するのを阻止するた
めのものである。したがって、この場合には操作基体1
の外周のほぼ全体と挿入部2の基端部外周を覆っている
が、基本的には操作部材14Aが設けられた操作孔13
を含む部分を覆うものであればよい。また、被覆体19
は、操作孔I3からの液体の侵入を防止するために、そ
の内周面がそれ自体の弾性力によって挿入部2および操
作基体1の外周に密着している。ただし、操作部材14
. Aに対向する部分には、外側へ突出する突出部19
aが形成されており、この突出部19a内に操作部材1
4Aを入り込ませることにより、操作部材+4Aに対し
て矢印A方向への回動力を作用させないようになってい
る。
なお、被覆体19は、ライトガイド8によって貫通され
ているが、その貫通部には、肉厚の厚い支持部19bが
形成されており、この支持部19bの内周面をそれ自体
の弾性力によってライトガイド8の外周に密着させるこ
とにより、ライトガイド8と操作基体1の孔9との間か
ら液体が侵入するのを防止している。この場合、ライト
ガイド8が回動するものではないので、そのような弾性
力による密着だけで防水性は十分に確保することができ
る。
上記構成の湾曲操作装置10Aにおいて、湾曲部3を湾
曲させる場合には、操作部材14Aを被覆体19の外側
から押して矢印A方向へ回動させる。すると、操作ワイ
ヤ11が引っ張られ、これによって湾曲部3が湾曲せし
められる。この場合、例えば第3図に示すように、親指
を被覆体19の突出部19bの外面にあてがうとともに
、小指を操作11(体lの先端側下部に被覆体19を介
してあてがい、人差し指、中指および薬指を操作基体l
の上部に被覆体19を介してあてがうことによって操作
基体lを支持し、親指によって操作部材14Aを回動さ
せるようにすれば、片方の手で操作基体1を支持すると
ともに、湾曲操作を行うことかできる。
また、操作基体1が被覆体19に−よって被覆されてい
るから、消毒液等の液体が操作基体Iの内部に侵入する
のを防止することができる。しかも、被覆体19によっ
て覆うだけの簡単な構成であるから、製造費が嵩むこと
もない。
次に、この発明の他の実施例について説明する。
なお、上記実施例と同様な部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。また、以下に述べる実施例において
も上記実施例と同様な効果が得られるのは勿論である。
第4図に示す湾曲操作装置10Bは、上記実施例の扇状
をなす操作部材14Aに変えて棒状をなす操作部材14
Bを設けたものであり、操作部材14Bは、その前後の
ネック部15.15を介して操作基体1に回動自在に支
持されている。なお、図示していないが、操作部材14
Bの両側部(第4図の紙面の表裏方向における両側部)
と操作基体1との間には、操作部材14Bの回動を許容
するよう、孔が形成されている。
第5図に示す湾曲操作装置10cは、操作孔13に隣接
する2つの突起17.17を形成するとともに、操作基
体lの外周面に操作基体lの先端側から基端側に向かっ
て延びる操作部材14Cを設けたものであり、各突起1
7には挿通孔17aがそれぞれ形成されている。各挿通
孔17aには、操作ワイヤ11が挿通されており、操作
部材lの基端側に位置する突起17の挿通孔17aを貫
通した操作ワイヤ11の端部には、ストツノ(18が固
定されている。一方、操作部材14cは、その基端部が
ネック部15を介して操作基端lに回動自在に支持され
ており、その先端部が操作孔13に対向して位置せしめ
られている。そして、操作孔13と対向する先端部には
、操作孔13の内部に入り込む押圧突起14aが形成さ
れている。
このように構成された湾曲操作装置lOCによって湾曲
操作する場合には、操作部材14Gの先端部を操作基体
1側へ向かって押圧する。すると、押圧突起14aが操
作ワイヤ11に突き当たってこれとともに移動する。こ
れによって、操作ワイヤ11が引っ張られ、湾+1n部
が湾曲せしめられる。
第6図に示す湾曲操作装置10Dは、操作基体lの長手
方向に並ぶ3つの突起17,17.17を形成するとと
もに、隣接する2つの突起17゜17の間に操作孔13
を形成し、さらに操作基体lの外周に操作部材14Dを
形成したものであり、操作部材14Dには、2つの操作
孔13に対応して2つの押圧突起14a、14bが形成
されて0る。
このものにおいては、2つの押圧突起14a。
14bがそれぞれ操作ワイヤ11を同時に押すので、操
作部材14Dを一定距離だけ移動させた場合、第5図に
示す実施例に比して、湾曲部をほぼ2倍だけ湾曲させる
ことができる。
第7図(A)、(B)に示す湾曲操作装置lOEは、操
作部材14Eを操作基体lの周方向に沿って形成したも
のである。
第8図に示す湾曲操作装置10Fは、湾曲部を上下方向
若しくは左右方向へ湾曲させるために、2つの操作ワイ
ヤ11.2を設けるとともに、これに対応して操作部材
14Fを2つ設けたものである。ただし、この場合には
、一方の操作ワイヤ11を引っ張って湾曲部を湾曲させ
ると、湾曲部の湾曲に伴って他方の操作ワイヤ11が引
っ張られることになる。したがって、湾曲部が真っすぐ
に延びた状態においてストッパ18を突起17に突き当
てておくと、湾曲部が湾曲し得なくなる。
そこで、この湾曲操作装置10Fにおいては、湾曲部が
真っすぐに延びた状態ではスト・y”18が突起17か
ら離間するようにしである。
このように構成された湾曲操作装置10Fによって湾曲
操作する場合には、一方の操作部材14Fを押して一方
の操作ワイヤ11を引っ張る。すると、ストッパ18が
操作基体1の先端側へ移動し、突起17に突き当たる。
スト・y ” l 8が突起17に突き当たるまでは、
湾曲部が湾曲することはない。しかし、ストッパ18が
突起17に突き当たると、操作部材14Fの移動に伴っ
て湾曲部が湾曲せしめられる。このとき、湾曲部の湾曲
に伴って他方の操作ワイヤ11が引っ張られ、他方のス
トッパ18が突起17に近付く。他方のストッパ18が
突起17に突き当たるまでは、湾曲部を湾曲させること
ができる。
第9図に示す湾曲操作装置10Gは、湾曲部が真っすぐ
になった状態においても、操作部材14G、14Gの各
押圧突起14a、14aが操作ワイヤ11.11をそれ
ぞれ押し込んだ状態にしたモノテアリ、ストッパ18.
18はそれぞれ突起17.17に接触せしめられている
このものにおいては、一方の操作部材14Gを押圧する
と、ストッパ18が突起17に接しているので、直ちに
湾曲部が湾曲する。したがって、湾曲動作を迅速に行う
ことができる。なお、湾曲部が湾曲すると、その湾曲に
伴って他方の操作ワイヤ11が引っ張られるため、他方
の操作部材14Gは操作ワイヤ11によって操作基体1
から離間するように回動せしめられることになる。
第10図(A)、(B)に示す湾曲操作装置10Hは、
2つの操作部材14H,14Hを操作基体lの周方向に
近接させて並べて配置したものである。
第11図(A)、(B)に示す湾曲操作装置101は、
操作基体1に操作部材14Iの中央部をネック部15を
介して回動自在に設けたものであり、操作部材14Iの
両端部には押圧突起14aがそれぞれ形成されている。
各押圧突起14aが操作ワイヤ11をそれぞれ押圧する
ようになっているのは勿論である。
第12図に示す湾曲操作装置10Jにおいては、突起1
7よりも操作基体lの基端側へ向かった箇所に2つの支
持突起20.20が互いに離間して形成されている。操
作基体1の先端側に位置する支持突起20には、スライ
ダ21が操作基体lの長手方向へ摺動自在に設けられて
いる。このスライダ21の先端側の端部には、操作ワイ
ヤ11が連結されており、基端側の端部には連接棒22
が回動自在に設けられている。一方、操作基体lの基端
側の支持突起20には、回動軸23の基端部が回動自在
に設けられている。この回動軸22の先端部には、その
長平方向に延びる長孔23aが形成されており、この長
孔23aに摺動自在に挿入された軸24を介して上記連
接棒22が連結されている。また、支持突起20.20
の間には操作孔13が形成されている。この操作孔13
は、被覆体19の外部から指を挿入するためのものであ
り、被覆体19を介して指を挿入し得る程度の大きさに
形成されている。
上記構成の湾曲操作装置10Jによって湾曲操作する場
合には、例えば人差し指によって被覆体19の操作孔1
3に対応する箇所を操作基体1の内部に向かって押圧し
、当該術を操作孔13から操作基体の内部に挿入する。
そして、連接棒22と回動軸23との連結部分を押圧す
る。すると、連接棒22と回動軸23との両者の全体が
「<」字状になる。この結果、操作ワイヤ11が引っ張
られ、ひいては湾曲部が湾曲せしめられる。この操作法
から明らかなように、スライダ2t、連接棒22および
回動軸23によって操作部材14Jが構成されている なお、一方の操作ワイヤ11を引っ張って湾曲部を湾曲
させると、湾曲部の湾曲に伴って他方の操作ワイヤ11
が引っ張られる。この場合、他方の操作ワイヤ11が操
作基体11の先端側へ移動し得ないと、一方の操作ワイ
ヤ11を引っ張っても湾曲部を湾曲させることができな
くなる。そこで、この実施例の湾曲操作装置10Jにお
いては、湾曲部が真っすぐに延びた状態では軸24が長
孔23aの基端側の端部に位置するようにしている。
第13図(A )、 (B )に示す湾曲操作装置10
には、lっの操作部材14Kによって2本の操作ワイヤ
11.11を同時に操作するようにしたものである。す
なわち、上下の2つの操作孔13,13には、棒状をな
す操作部材14にの一端部と他端部とがそれぞれ摺動自
在に挿入されている。この操作部材14にの中央部には
、そこを操作基体1の長手方向に向かって貫通する貫通
孔14cが形成されている。この貫通孔14Cの壁面に
は、貫通孔14Cを横断する2つの軸部14dが上下に
離間して形成されている。各軸部14d、14dは、突
起17.17の各挿通孔17a、17aよりも内側に位
置しており、各軸部14d、14dには、操作ワイヤ1
1.11がそれぞれほぼ半周に渡って巻回されている。
このように構成された湾曲操作装置10Kにおいては、
操作部材14Kを上方または下方へ移動させると、一方
の操作ワイヤ11が引っ張られ、他方の操作ワイヤ11
が緩められ、これによって湾曲部が上方または下方へ湾
曲せしめられる。
第14図(A)、(B)に示す湾曲操作装置10Lは、
操作部材14Lの貫通孔14cの壁面に1つの軸部14
dを形成し、この軸部14dに2本の操作ワイヤ2.2
を互いに逆方向から巻回するようにしたものである。
第15図ないし第17図に示す湾曲操作装置lOMは、
螺旋管12の一部を操作部材14Mとして用いたもので
ある。すなわち、螺旋管12は、線材を隙間なく密に巻
回してコイル状にしたものが用いられており、螺旋管1
2の基端部に操作ワイヤ11の基端部が溶接固定されて
いる。また、螺旋管12は、2つの突起17の各挿通孔
17aに摺動自在に挿通されている。
このように構成された湾曲操作装置lOMによって湾曲
部を湾曲させる場合には、第16図に示すように、螺旋
管12の突起17.17間に位置する部分(操作部材1
4M)を指で押し、湾曲させる。すると、螺旋管12が
隙間なく密に巻回されているため、湾曲した部分の長さ
が真っすぐな状態のときよりも長くなる。このとき、操
作ワイヤ11の基端部が螺旋管12に固定されているた
め、螺旋管12が長くなった分だけ操作ワイヤ11が引
っ張られる。これによって、湾曲部が湾曲セLめられる
なお、上記の実施例においては、操作ワイヤllを1本
または2本設けているが、4本設けることもある。その
場合、操作ワイヤ11の数に対応して操作部材を設ける
べきことは勿論である。
また、この発明は、内視鏡のいみならず、カテーテルに
も適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の湾曲操作装置によれば
、操作部材を操作基体の外部から操作可能に設け、この
操作部材を含む前記操作基体を柔軟性を有する被覆体に
よって液密に被覆したものであるから、操作基体の防水
性を向上させてその内部に消毒液等が侵入するのを防止
することができ、しかも費用が嵩むことなく安価に製造
することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例を示すもので
あり、第1図はその一部省略縦断面図、第2図は内視鏡
の全体を示す側面図、第3図は湾曲操作状況を示す図、
第4図、第5図、第6図、第7図(A)、第8図、第9
図、第10図(A)、第11図(A)、第12図、第1
3図(A)、第14図(A)および第15図はそれぞれ
この発明の他の実施例の要部を示す縦断面図、第7図(
B)、第1O図(B)、第13図(B)、第14図(B
)はそれぞれ第7図(A)、第1O図(A)、第13図
(A)、第14図(A)のB−B矢視断面図、第16図
は第15図に示す湾曲操作装置による湾曲操作状況を示
す図、第17図は湾曲した螺旋管を示す拡大断面図であ
る。 1・・・操作基体、3・・・湾曲部、l 0A−10M
・・・湾曲操作装置、11・・・操作ワイヤ、14A〜
14M・・・操作部材、19・・・被覆体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 操作基体から延び出して先端部が湾曲部の先端部に固定
    された操作ワイヤと、前記操作基体に変位可能に設けら
    た操作部材とを備え、前記操作部材を変位操作して前記
    操作基体の内部に位置する前記操作ワイヤの基端部をそ
    の先端側から基端側へ向かって引っ張ることにより、前
    記湾曲部を湾曲させるようにした内視鏡の湾曲操作装置
    において、前記操作部材を前記操作基体の外部から操作
    可能に設け、この操作部材を含む前記操作基体を柔軟性
    を有する被覆体によって液密に被覆したことを特徴とす
    る内視鏡の湾曲操作装置。
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JPH0744671U (ja) * 1991-07-19 1995-11-28 株式会社エヌ.デェイ.シー 缶素材判別具
JP2002136467A (ja) * 2000-10-31 2002-05-14 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡の湾曲操作機構
JP2008229373A (ja) * 2005-01-14 2008-10-02 Olympus Medical Systems Corp 外科用処置具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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