JPH0359902A - 紫外光を吸収する反射鏡 - Google Patents
紫外光を吸収する反射鏡Info
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- JPH0359902A JPH0359902A JP1193901A JP19390189A JPH0359902A JP H0359902 A JPH0359902 A JP H0359902A JP 1193901 A JP1193901 A JP 1193901A JP 19390189 A JP19390189 A JP 19390189A JP H0359902 A JPH0359902 A JP H0359902A
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Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光源中の紫外光が不要または有害であるとこ
ろの照明装置に集散光用として用いる反射鏡に関する。
ろの照明装置に集散光用として用いる反射鏡に関する。
従来、ハロゲンランプ、水銀ランプ等が輝度の高い光源
として利用されて来たが、光源中に紫外光を多く含むた
めに照明器具周囲の塗装や有機ガラス等が光化学反応の
ため変質し、品質低下がみられた。
として利用されて来たが、光源中に紫外光を多く含むた
めに照明器具周囲の塗装や有機ガラス等が光化学反応の
ため変質し、品質低下がみられた。
また、高照度の紫外光は動植物等に悪影響を及ぼすこと
もあった・ そのため、照明器具の前面に紫外線吸収ガラス等を配置
して低紫外高輝度の照明を実現した例はあったが、紫外
線吸収ガラスが高価であったり、有色であったりして利
用範囲が制限されていた。
もあった・ そのため、照明器具の前面に紫外線吸収ガラス等を配置
して低紫外高輝度の照明を実現した例はあったが、紫外
線吸収ガラスが高価であったり、有色であったりして利
用範囲が制限されていた。
本発明にかかる反射鏡は、ステンレス鋼の薄板の鏡表面
に紫外線吸収膜を形成したもので、安価であり、反射鏡
が可視広域では光源の光スペクトル分布にほとんど忠実
で、紫外光のみを吸収し耐熱性が高いために、鏡を光源
に近接して配置し得２− るので照明器具を小型化することができ、照明器周辺に
配置した、別の紫外光に対し活性な有機ガラスや塗装の
変質を容易に防止することができる反射鏡を提供するこ
とを目的とするものである。
に紫外線吸収膜を形成したもので、安価であり、反射鏡
が可視広域では光源の光スペクトル分布にほとんど忠実
で、紫外光のみを吸収し耐熱性が高いために、鏡を光源
に近接して配置し得２− るので照明器具を小型化することができ、照明器周辺に
配置した、別の紫外光に対し活性な有機ガラスや塗装の
変質を容易に防止することができる反射鏡を提供するこ
とを目的とするものである。
本発明にかかる反射鏡は上述の目的を達成するために、
次に述べるとおりの各要件を具備して戒る。
次に述べるとおりの各要件を具備して戒る。
（１）金属表面に紫外光吸収体を膜状に形成して反射面
を構威し、紫外光を含む光を前記反射面に当てることに
より、紫外光が減衰した反射光を得ることを特徴とする
紫外光を吸収する反射鏡。
を構威し、紫外光を含む光を前記反射面に当てることに
より、紫外光が減衰した反射光を得ることを特徴とする
紫外光を吸収する反射鏡。
（２）紫外光吸収体が酸化亜鉛膜であることよりなる上
記（１）項記載の紫外光を吸収する反射鏡。
記（１）項記載の紫外光を吸収する反射鏡。
（３）紫外光吸収体が酸化亜鉛を成分とするガラス膜で
あることよりなる上記（１）項記載の紫外光を吸収する
反射鏡。
あることよりなる上記（１）項記載の紫外光を吸収する
反射鏡。
（４）紫外光吸収体が、少なくとも一層以上の酸化亜鉛
膜を含む多層膜からなるマルチコーティング膜である上
記（１）項記載の紫外光を吸収する反射３− 鏡。
膜を含む多層膜からなるマルチコーティング膜である上
記（１）項記載の紫外光を吸収する反射３− 鏡。
本発明は、光源から発せられる光を反射鏡に投射して、
その反射光を光学的に利用する時、反射鏡表面に形成し
た紫外光吸収体によって、反射鏡表面への光の入射時お
よび反射鏡表面からの光の反射時の２つの光路において
紫外光を吸収する。
その反射光を光学的に利用する時、反射鏡表面に形成し
た紫外光吸収体によって、反射鏡表面への光の入射時お
よび反射鏡表面からの光の反射時の２つの光路において
紫外光を吸収する。
そのため、紫外光吸収に利用される光路は、透過光の減
衰のみを目的とした場合よりも２倍の効率で利用される
。紫外光吸収体としては酸化亜鉛膜が有効であり、長期
利用にあたり安定性を良くするため酸化亜鉛膜上に、さ
らに耐候性の良い酸化亜鉛膜を形成するなどマルチコー
ティング膜を用いることもできる。
衰のみを目的とした場合よりも２倍の効率で利用される
。紫外光吸収体としては酸化亜鉛膜が有効であり、長期
利用にあたり安定性を良くするため酸化亜鉛膜上に、さ
らに耐候性の良い酸化亜鉛膜を形成するなどマルチコー
ティング膜を用いることもできる。
酸化亜鉛膜を３０００Ｘの厚さで形成した場合、近紫外
域から遠紫外域まで、 ９８．５％以上の紫外光吸光度
を示し、可視部での吸収がほとんどないので、本発明に
かかる反射鏡からの反射光を紫外光を含まぬ光源として
利用できる。
域から遠紫外域まで、 ９８．５％以上の紫外光吸光度
を示し、可視部での吸収がほとんどないので、本発明に
かかる反射鏡からの反射光を紫外光を含まぬ光源として
利用できる。
そのため、反射光路中にアクリル樹脂等の有機ガラス製
光源保護カバーを置いても、また、有機塗料による塗装
が曝光されても、長期間変性することなく安定して利用
できるのである。さらに、動植物質や光化学的に不安定
な物質への影響を防ぐことができる。
光源保護カバーを置いても、また、有機塗料による塗装
が曝光されても、長期間変性することなく安定して利用
できるのである。さらに、動植物質や光化学的に不安定
な物質への影響を防ぐことができる。
本発明の実施例を図面に従って述べるが、以下に記載の
ものは、単に好ましい実施例について述べるに過ぎない
のであって、本発明には、出願当時の技術水準に基づき
当業者が為し得る複数の変形例があり得るから、格別の
理由に基づくことなく、以下に説明する実施例の構成の
みによって本考案の要旨を限定的に解釈することは許さ
れるべきではない。
ものは、単に好ましい実施例について述べるに過ぎない
のであって、本発明には、出願当時の技術水準に基づき
当業者が為し得る複数の変形例があり得るから、格別の
理由に基づくことなく、以下に説明する実施例の構成の
みによって本考案の要旨を限定的に解釈することは許さ
れるべきではない。
（実施例１）
図面は、本発明の一実施例の概略断面図を示し、図中、
１はハロゲンランプで、２は、同ランプを囲んで配置さ
れた凹面の反射鏡、３はランプ１に対し、凹面反射鏡２
と反対側に位置し、ランプ側に鏡面に研磨した凹面を向
け、同面に酸化亜鉛を３０００Ｘの厚味にスパッタ蒸着
した後、さらに、２０００Ｘの厚味で酸化ケイ素をスパ
ッタ蒸着したステンレス板である。符号５と６の位置で
光量と分光光度計によるスペクトル強度を測定したとこ
ろ、反射鏡による紫外線吸収率は、９８．５％であった
。
１はハロゲンランプで、２は、同ランプを囲んで配置さ
れた凹面の反射鏡、３はランプ１に対し、凹面反射鏡２
と反対側に位置し、ランプ側に鏡面に研磨した凹面を向
け、同面に酸化亜鉛を３０００Ｘの厚味にスパッタ蒸着
した後、さらに、２０００Ｘの厚味で酸化ケイ素をスパ
ッタ蒸着したステンレス板である。符号５と６の位置で
光量と分光光度計によるスペクトル強度を測定したとこ
ろ、反射鏡による紫外線吸収率は、９８．５％であった
。
（実施例２）
図面中、反射鏡２の光源側曲面に、（実施例１）に述べ
た反射鏡３の凹面４の面と同様に、酸化亜鉛を３００Ｏ
Ａの厚味にスパッタ蒸着した後、その表面に、さらに２
０００Ａの厚味で酸化ケイ素をスパッタ蒸着し、鏡面研
磨したステンレス板を用いた。
た反射鏡３の凹面４の面と同様に、酸化亜鉛を３００Ｏ
Ａの厚味にスパッタ蒸着した後、その表面に、さらに２
０００Ａの厚味で酸化ケイ素をスパッタ蒸着し、鏡面研
磨したステンレス板を用いた。
（実施例１）と同様に、反射光の光量と分光光度計によ
るスペクトル強度を測定したところ、反射鏡２．３によ
る紫外線吸収率は、９９．９９％であった。
るスペクトル強度を測定したところ、反射鏡２．３によ
る紫外線吸収率は、９９．９９％であった。
（実施例３）
図面中、反射鏡２の光源側曲面に、（実施例１）に述べ
た反射鏡３の凹面４の面と同様に、酸化亜鉛１５１％を
含む酸化ケイ素から成るスパッタリングターゲットを原
料として、酸化亜鉛ガラスを６０００Ａの厚さにスパッ
タ蒸着し、鏡面研磨したステンレス板を用いた。
た反射鏡３の凹面４の面と同様に、酸化亜鉛１５１％を
含む酸化ケイ素から成るスパッタリングターゲットを原
料として、酸化亜鉛ガラスを６０００Ａの厚さにスパッ
タ蒸着し、鏡面研磨したステンレス板を用いた。
（実施例１）と同様に、反射光の光量を分光光度計によ
るスペクトル強度を測定したところ、反射鏡２．３によ
る紫外線吸収率は、９９．５６％であった・ 〔発明の効果〕 以上のとおり本発明反射鏡によれば、光源中の紫外線の
みを効果的に吸収して反射するから、これを光源付近に
配置することによって、紫外光に対し、活性のある資材
、動、植物、染料等に悪影響がない反射光を容易に得る
ことができる。
るスペクトル強度を測定したところ、反射鏡２．３によ
る紫外線吸収率は、９９．５６％であった・ 〔発明の効果〕 以上のとおり本発明反射鏡によれば、光源中の紫外線の
みを効果的に吸収して反射するから、これを光源付近に
配置することによって、紫外光に対し、活性のある資材
、動、植物、染料等に悪影響がない反射光を容易に得る
ことができる。
また、前記反射鏡は、比較的に製造容易であるばかりで
なく、機械的強度があって耐用時間が長い利点もある。
なく、機械的強度があって耐用時間が長い利点もある。
図面は、本発明の一実施例概略断面図を示すものである
。 ｌ・・・ハロゲンランプ、 ２・・・凹面反射鏡、 ３・・・凹面ステンレス反射鏡、 ７− ４． ５ ・ ・反射光。
。 ｌ・・・ハロゲンランプ、 ２・・・凹面反射鏡、 ３・・・凹面ステンレス反射鏡、 ７− ４． ５ ・ ・反射光。
Claims (4)
- （１）金属表面に紫外光吸収体を膜状に形成して反射面
を構成し、紫外光を含む光を前記反射面に当てることに
より、紫外光が減衰した反射光を得ることを特徴とする
紫外光を吸収する反射鏡。 - （２）紫外光吸収体が酸化亜鉛膜であることよりなる請
求項（１）記載の紫外光を吸収する反射鏡。 - （３）紫外光吸収体が酸化亜鉛を成分とするガラス膜で
あることよりなる請求項（１）記載の紫外光を吸収する
反射鏡。 - （４）紫外光吸収体が、少なくとも一層以上の酸化亜鉛
膜を含む多層膜からなるマルチコーティング膜である請
求項（１）記載の紫外光を吸収する反射鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1193901A JPH0359902A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 紫外光を吸収する反射鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1193901A JPH0359902A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 紫外光を吸収する反射鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0359902A true JPH0359902A (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=16315627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1193901A Pending JPH0359902A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 紫外光を吸収する反射鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0359902A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009062193A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-03-26 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 廃棄物収容装置 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP1193901A patent/JPH0359902A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009062193A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-03-26 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 廃棄物収容装置 |
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