JPH035936Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH035936Y2 JPH035936Y2 JP1985065747U JP6574785U JPH035936Y2 JP H035936 Y2 JPH035936 Y2 JP H035936Y2 JP 1985065747 U JP1985065747 U JP 1985065747U JP 6574785 U JP6574785 U JP 6574785U JP H035936 Y2 JPH035936 Y2 JP H035936Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- pedal
- pedal arm
- lower arm
- transmission member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000010420 art technique Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は車両用のペダルアームの構造に関す
る。
る。
一般に、車両のペダル装置は、ペダルアームの
先端に取付けられたペダルを踏むことによりこの
ペダルアームが主軸回りに回動し、ペダルアーム
に連結されたピストンロツド等の操作伝達部材が
移動することによりブレーキ又はクラツチ切換が
なされる。
先端に取付けられたペダルを踏むことによりこの
ペダルアームが主軸回りに回動し、ペダルアーム
に連結されたピストンロツド等の操作伝達部材が
移動することによりブレーキ又はクラツチ切換が
なされる。
そして、ペダルの位置等を調整するためのいく
つかの先行技術が存在する。すなわち、たとえば
ペダルアームの角度を調整するための技術(実開
昭51−22217)、クラツチ切換のためのペダルアー
ムの長さを調整するための技術(実開昭57−
3038)、ペダルのペダルアームに対する取付位置
を調整するための技術(実開昭57−113257)であ
る。
つかの先行技術が存在する。すなわち、たとえば
ペダルアームの角度を調整するための技術(実開
昭51−22217)、クラツチ切換のためのペダルアー
ムの長さを調整するための技術(実開昭57−
3038)、ペダルのペダルアームに対する取付位置
を調整するための技術(実開昭57−113257)であ
る。
しかしながら、このような先行技術を考慮して
も、運転者が休息のためにリクライニングシート
を倒し横になつたときにはペダル又はアームが足
に当り不快な思いをすることは避けられない。本
考案はこの問題点に鑑みてなされたものであり、
簡単な操作で、足を伸ばせるスペースすなわちレ
ツグスペースを確保できるペダルアームを提供す
ることを目的とする。
も、運転者が休息のためにリクライニングシート
を倒し横になつたときにはペダル又はアームが足
に当り不快な思いをすることは避けられない。本
考案はこの問題点に鑑みてなされたものであり、
簡単な操作で、足を伸ばせるスペースすなわちレ
ツグスペースを確保できるペダルアームを提供す
ることを目的とする。
本考案の曲折式ペダルアームは、ペダルアーム
を車室内側上方に曲折できる構造としたものであ
る。
を車室内側上方に曲折できる構造としたものであ
る。
詳しく述べると、本考案はペダルアームの先端
に取付けられたペダルを踏むことによりこのペダ
ルアームが支軸回りに回動し、ペダルアームに操
作部材が連結され、ペダルアームの回動が操作伝
達部材により伝達されるようになされたペダル装
置に関してなされたものである。そして前記ペダ
ルアームは前記操作伝達部材との連結部より下方
で二つに分割される。この分割された上部アーム
と下部アームはピン結合される。そして二つのス
トツパが設けられる。一つは下部アームを室内側
上方に曲折した状態に維持できる曲折時ストツパ
であり、もう一つは下部アームを使用状態に維持
することができる使用時ストツパである。これら
のストツパは上下アームのうちいずれか一方ある
いは双方あるいはダツシユボードに設けることが
できる。
に取付けられたペダルを踏むことによりこのペダ
ルアームが支軸回りに回動し、ペダルアームに操
作部材が連結され、ペダルアームの回動が操作伝
達部材により伝達されるようになされたペダル装
置に関してなされたものである。そして前記ペダ
ルアームは前記操作伝達部材との連結部より下方
で二つに分割される。この分割された上部アーム
と下部アームはピン結合される。そして二つのス
トツパが設けられる。一つは下部アームを室内側
上方に曲折した状態に維持できる曲折時ストツパ
であり、もう一つは下部アームを使用状態に維持
することができる使用時ストツパである。これら
のストツパは上下アームのうちいずれか一方ある
いは双方あるいはダツシユボードに設けることが
できる。
以下本実施例を第1図〜第4図において説明す
る。ペダルアーム1の先端にはペダル2が取付け
られる。ペダルアームは上部アーム3と下部アー
ム4とに分割されてピン結合5されている。上部
アーム3の上端は支軸6回りに支持されている。
また上部アーム3にはピストンロツド7が連結さ
れている。このピストンロツド7が移動すること
によりブレーキが作動する。下部アーム4を室内
側上方に曲折した状態に維持するための曲折時ス
トツパ8は、ブツシユ9を介してピン結合された
2本のリンクバー10からなるリンク機構の両端
が上部アーム3および下部アーム4の両方にピン
結合されて構成される。
る。ペダルアーム1の先端にはペダル2が取付け
られる。ペダルアームは上部アーム3と下部アー
ム4とに分割されてピン結合5されている。上部
アーム3の上端は支軸6回りに支持されている。
また上部アーム3にはピストンロツド7が連結さ
れている。このピストンロツド7が移動すること
によりブレーキが作動する。下部アーム4を室内
側上方に曲折した状態に維持するための曲折時ス
トツパ8は、ブツシユ9を介してピン結合された
2本のリンクバー10からなるリンク機構の両端
が上部アーム3および下部アーム4の両方にピン
結合されて構成される。
このリンクバー10は、第4図に示すように、
上部アーム3の左側面と下部アーム4の右側面に
ピン結合されることによりリンクバーの左右方向
の曲げ量を最小にしている。もつとも、上部アー
ム3と下部アーム4のピン結合5の左右が逆であ
れば、前記リンクバー10の左右のピン結合する
面も逆になる。ブツシユ9は適度の摩擦を有し、
下部アーム4は室内側上方に曲折されたときに適
度の節度感を与える。下部アームを使用状態に維
持するための使用時ストツパ11は、上部アーム
3に一体的に固定されるケースであり、このケー
スは下部アーム4を支えるものである。またこの
ケースと下部アーム4を貫通するロツクピン12
が設けられる。尚、ケースにはリミツトスイツチ
13が設けられ下部アーム4の折曲時には、下部
アーム4に接触して警告灯14を点灯させる。
上部アーム3の左側面と下部アーム4の右側面に
ピン結合されることによりリンクバーの左右方向
の曲げ量を最小にしている。もつとも、上部アー
ム3と下部アーム4のピン結合5の左右が逆であ
れば、前記リンクバー10の左右のピン結合する
面も逆になる。ブツシユ9は適度の摩擦を有し、
下部アーム4は室内側上方に曲折されたときに適
度の節度感を与える。下部アームを使用状態に維
持するための使用時ストツパ11は、上部アーム
3に一体的に固定されるケースであり、このケー
スは下部アーム4を支えるものである。またこの
ケースと下部アーム4を貫通するロツクピン12
が設けられる。尚、ケースにはリミツトスイツチ
13が設けられ下部アーム4の折曲時には、下部
アーム4に接触して警告灯14を点灯させる。
以下本実施例の作用について説明する。
運転者が休息のためペダルアーム1の位置に足
を投ぱ出す際には、ロツクピン12をはずし下部
アーム4を室内側上方に曲折させる。このときリ
ンク機構のブツシユ9の働きによつて、下部アー
ム4は適度な節度感をもつて曲折状態が維持され
る。次にペダルアーム1を使用する際には、下部
アーム4を押し下げケースの位置に戻し、ロツク
ピン12をケースおよび下部アーム4に貫通させ
る。このロツクピン12の働きにより運転時にペ
ダルアーム1が不用意に曲折することはない。
又、警告灯14によりペダルアーム1を曲折した
まま発車しようとすることも防止される。
を投ぱ出す際には、ロツクピン12をはずし下部
アーム4を室内側上方に曲折させる。このときリ
ンク機構のブツシユ9の働きによつて、下部アー
ム4は適度な節度感をもつて曲折状態が維持され
る。次にペダルアーム1を使用する際には、下部
アーム4を押し下げケースの位置に戻し、ロツク
ピン12をケースおよび下部アーム4に貫通させ
る。このロツクピン12の働きにより運転時にペ
ダルアーム1が不用意に曲折することはない。
又、警告灯14によりペダルアーム1を曲折した
まま発車しようとすることも防止される。
以上の実施例においてはペダルアームをブレー
キ用のペダルアームとして説明したたが、他の実
施例においてはクラツチ用のペダルアームとする
こともできる。また曲折時ストツパはリンク機構
には限らず、上部アーム3と下部アーム4とを結
合するピン5にブツシユを設け、ブツシユの摩擦
によつて曲折状態を維持することもできる。また
使用時ストツパは必ずしもケースとする必要はな
く、上部アーム3又下部アーム4のいずれか一方
に他方と接触する接触部を設け、下部アーム4が
上部アーム3に対し踏込側に回動してしまわない
ようにすることができる。
キ用のペダルアームとして説明したたが、他の実
施例においてはクラツチ用のペダルアームとする
こともできる。また曲折時ストツパはリンク機構
には限らず、上部アーム3と下部アーム4とを結
合するピン5にブツシユを設け、ブツシユの摩擦
によつて曲折状態を維持することもできる。また
使用時ストツパは必ずしもケースとする必要はな
く、上部アーム3又下部アーム4のいずれか一方
に他方と接触する接触部を設け、下部アーム4が
上部アーム3に対し踏込側に回動してしまわない
ようにすることができる。
尚、ロツクピン12は必ずしも必要ではなく、
ペダル2の自重等によつてペダルアーム1の不用
意な曲折は防止されうる。
ペダル2の自重等によつてペダルアーム1の不用
意な曲折は防止されうる。
本考案の曲折式ペダルアームによれば、簡単な
操作でペダルアームを曲折できレツグスペースを
確保することができる。
操作でペダルアームを曲折できレツグスペースを
確保することができる。
第1図は本考案の一実施例に係るペダルアーム
を示す斜視図、第2図は第1図の−断面図、
第3図は第1図のペダルアームが曲折された状態
を示す側面図、第4図は第1図の正面図である。 1……ペダルアーム、2……ペダル、3……上
部アーム、4……下部アーム、5……ピン結合、
6……支軸、7……ピストンロツド、8……曲折
時ストツパ、9……ブツシユ、10……リンクバ
ー、11…使用時ストツパ、12……ロツクピ
ン、13……リミツトスイツチ、14……警告
灯。
を示す斜視図、第2図は第1図の−断面図、
第3図は第1図のペダルアームが曲折された状態
を示す側面図、第4図は第1図の正面図である。 1……ペダルアーム、2……ペダル、3……上
部アーム、4……下部アーム、5……ピン結合、
6……支軸、7……ピストンロツド、8……曲折
時ストツパ、9……ブツシユ、10……リンクバ
ー、11…使用時ストツパ、12……ロツクピ
ン、13……リミツトスイツチ、14……警告
灯。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ペダルアームの先端に取付けられたペダルを踏
むことにより該ペダルアームが支軸回りに回動
し、該ペダルアームに操作伝達部材が連結され、
ペダルアームの回動が操作伝達部材により伝達さ
れるようになされたペダル装置において、 前記ペダルアームは前記操作伝達部材との連結
部より下方で、上部アームと下部アームとに分割
されてピン結合され、下部アームを室内側上方に
曲折した状態に維持する曲折時ストツパと使用状
態に維持する使用時ストツパとを有することを特
徴とする曲折式ペダルアーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985065747U JPH035936Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985065747U JPH035936Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61185117U JPS61185117U (ja) | 1986-11-18 |
JPH035936Y2 true JPH035936Y2 (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=30598020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985065747U Expired JPH035936Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH035936Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-05-01 JP JP1985065747U patent/JPH035936Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61185117U (ja) | 1986-11-18 |
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