JPH0359137A - 二重リフト開放杼口ジャガード織機のナイフ格子用駆動システム、およびこのような駆動システムを備えたジャガード織機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明、の対象は、二重リフト開放杼口ジャガード織機
のナイフ格子用駆動システム、およびまたこのような駆
動システムを備えたジャガード織機である。

（従来の技術および発明が解決しようとする課題）二重
リフト開放杼口ジャガード織機内のナイフ格子を駆動す
る技術に関して、非常に多様なシステムが知られている
。しかし、それらはすべて−連の共通した欠点を有する
。

まず、既知の駆動システムを取付ける位置についてであ
る。実際、駆動システムは前部側面か或いは後部側面に
沿ってジャガード織機の底部に常に取付けられるが、そ
のことはともかくジャガード織機のある部分への容易な
接近を困難にする。

既知の駆動システムのこの取付は位置の別の欠点は、ナ
イフ格子の駆動が駆動機構の動作の結果としてナイフ格
子を上方へ押し上げる駆動ロッドによって行われねばな
らないが、その一方駆動ロッドが圧縮負荷を受ける機構
は駆動ロッドが引張り負荷を受ける機構よりも安定性が
小さいという事実が知られている。

現存する駆動システムのさらに別の欠点は、それらはす
べてこれらのシステムを非常に複雑にする付加的な補助
レバーおよび駆動ロッドを必然的に使用するという点で
ある。

本発明の目的は、上記の欠点が生じないような駆動シス
テムを備えた二重リフト開放杼口ジャガード織機を提供
することである。

［発明の構成］ （課題解決のための手段） 本発明による駆動システムは主にジャガード織機の上方
に取付けられ、そして例えば横糸方向で機械上に配置さ
れ、カムの組に関連して互いに正反対の方向で向い合っ
て配置された２つのフォーク型従動レバーをカム従動ロ
ーうによって順番にそれぞれ駆動する１組の結合カムが
両端に設けられている中央駆動シャフトを具備するとい
う特徴を有する。

これらの従動レバーの駆動は１つのレバーにつき２つの
カム従動ローラによって行われ、各ローラは対になった
結合カムの異なる盤によって駆動される。一方前記カム
従動ローラは、組になった結合カムの回転の結果として
各レバーの組が、２本のアームが両側に延在する固定さ
れたシャフトを軸に前後に回動する往復運動を行うよう
に、従動レバーのアーム上にそれぞれ配置される。第１
の従動レバーは同じカムの組で反対位相で動く同一の第
２の従動レバーに反対方向で向い合って配置される。

例えば下方の位置にある一方の従動レバーの端部はナイ
フ吊り棒の一方の側部に接続され、同様に下方の位置に
ある他方の従動レバーの端部は同一のナイフ吊り棒の他
方の端部に接続される。第２のナイフ吊り棒は同様の方
法で上方の位置にある従動レバーの端部に接続される。

組になったカムと相互作用する２つのナイフ吊り棒は、
したがって互いに反対位相で、２つの垂直で平行な平面
で上下運動を行う。

このような駆動機構は、１組のカムとからんだ２つのナ
イフ吊り棒それぞれが他方のカムの組と相互作用する他
方の側の１つのナイフ吊り棒と常に同一位相になるよう
に、ジャガード織機の両側に設けられる。

同一位相で動き駆動シャフトの端部の下の両側部にある
この対になったそれぞれのナイフ吊り棒は、横糸方向に
配置された少なくとも１つの水平なナイフの１対のキャ
リアとして作動する。

一方で従動レバーのアームに他方でナイフ吊り棒の端部
に駆動ロッドを滑動可能で回動するように接続する方法
は、ナイフ吊り棒の持ち上がり量と傾斜の両方を湾内で
調整することができる。

本発明による駆動システムの別の特徴および利点は、駆
動システムの好ましい実施例にしたがった記載から、本
発明による前記実施例に限定されることなく明確になる
。この記載は添付の図面によって例示される。

［実施例コ 好ましい実施例（第１図）で示された本発明による二重
リフト開放杼口ジャガード織機用駆動システムは、ナイ
フに平行にジャガード織機の上方に取付けられ、全長に
わたって延在する。以後この方向を横糸方向と呼ぶ。

駆動システムは、全体構造からナイフの長さに一致しな
ければならない長さで水平におよびナイフに平行に取付
けられ、織機によってベルト伝動装置を介して駆動され
る中央駆動シャフトを具備するという特徴を有する。

前記中央駆動シャフトの軸受に接近した端部に、各側部
に１組の結合カム３がある。シャフト５を軸に回転でき
る従動レバー４は、結合カムの各組の上方および下方に
ある。各従動レバー４は、各側でフォーク７になってい
る２つのフォーク型アーム６を有する。カム従動ローラ
８がそれぞれのフォークの間に取付られており、常にそ
れ自身のカム３上を動く。カム従動ローラ８は、カム３
につれである距離を置いて互いに関連してずらされてい
る平行な平面内を動く。

これらの従動レバー４は結合カム３に関連して取付けら
れ、同じ組の２つのカム３の間の距離は同一の従動レバ
ー４の一方のカム従動ローラ８と他方のカム従動ローラ
８との間の横の距離に対応しており、その結果結合カム
の２つの異なる盤３によってこれらのカム従動ローラ８
が駆動される。

これらのアーム６の端部に接近して、満９は各フォーク
７の側部内に縦方向に沿って設けられる。

例えば振動箇所に関連した前部アーム上の下部従動レバ
ーに接続された１つのカム従動ローラは一方のカム盤上
を動き、同様に振動箇所に関連した前部アーム上の上部
従動レバーに接続されたカム従動ローラは、他方のカム
盤上を動く。

この設計の結果として、各従動レバー４はその軸５を軸
として前後の回動運動を行い、その一方反対の方向で向
い合った２つの従動レバー４は同じ組のカムに関連して
反対の相で動く。取付片１０は各場合において従動レバ
ー４の各アーム６のフォークにある満９内のフォーク７
の間に取付られており、溝９の全長にわたって取付は位
置を変化させることができ、その取付片ｌＯはフォーク
７の間の水平軸を軸として回動することができる。これ
らの取付片１０は駆動ロッド１１に接続され、その取付
ける高さは駆動ロッド１１が取付片ｌＯ内の溝を通って
幾分か滑動するにつれて変化させることができる。

これらの駆動ロッド１１は、従動レバー４および駆動ロ
ッド１１と相互作用する各組のカム３の下の縦糸方向で
組になって配置されるそれぞれのナイフ吊り棒１２に回
動する下方端部で接続されるために設けられる。今後こ
の方向を縦糸方向と呼ぶ。

これらのナイフ吊り棒１２は、２つの各１１３内の端部
に配置された取付片ｔｏ“によって枢軸上で２つの上記
駆動ロッド１１に接続され、その一端部は駆動ロッド１
１によって従動レバー４のアーム６に接続され、他方の
端部は同じ組のカム３と相互作用しおよびカム３の他方
の側部に延在する他方の従動レバー４のアーム６に駆動
ロッド１１によって接続される。

１組の結合カムによって従動レバーを駆動することによ
って、同一のナイフ吊り棒に接続された従動レバー４の
アーム６は同一位相で上下に動き、その一方１組のカム
と相互作用する２つのナイフ吊り棒は互いに隣接した２
つの垂直平行平面内で反対位相で上下に動く。

２つのナイフ吊り捧１２は同様の方法で、中央駆動シャ
フト１の他方の端部で結合カム３の他の組と相互作用し
、それによっである１対のナイフ吊り棒１２それぞれが
他方の対のナイフ吊り棒１２と同一の位相で作動するこ
とを確実にする。

回動する取付片ｌＯ°によるナイフ吊り棒１２の満ｉ３
内の駆動ロッド１１の接続箇所は、溝１３の全長にわた
って再度決定されることができる。

２つの誘導システムが、上下運動中にナイフ吊り棒１２
を誘導するために各ナイフ吊り棒１２に設けられる。

ローラ運び台１４を含む第１の誘導システムは、前部側
部に配置されその垂直運動中ナイフ吊り捧１２の一端部
を誘導する。ローラ運び台１４は固定箇所１５でナイフ
吊り棒１２にピボット的に連結され、ナイフ吊り棒の方
向で互いに平行におよび隣接して延在する同一の大きさ
の２つの垂直板ｉ６を具備し、そして２つの板１６を結
合している水平シャフト１８上で回転できるように配置
され、および２つの向い合った板１Ｂの各角に組称的に
配置された４つの小さいローラ１７は、これらの板１６
の間にある。

この誘導システムはまた、垂直に、部分的に２つの板ｉ
６の間で、垂直なふちに平行に、前後に沿って配置され
、２つのローラ１７が１つの誘導板片１９に常に対する
ような方法で配置される２つの垂直な誘導板片１９を具
備するので、ローラ運び台１４の上下運動中にローラ１
７は、縦糸方向においては誘導板片１９に対して押すロ
ーラ１７によってそして他方で横糸方向においては誘導
板片１９を含む板１６によってローラ運び台がその垂直
な通路から離れることができない結果として、誘導板片
１９上を回転する。その結果はローラ運び台１４が横向
きに移動できない。

各ナイフ吊り棒に対する第２の誘導システムは後部側部
に配置され、ナイフ吊り棒１２の他方の端部を誘導する
。それは垂直に互いに隣接した構造上および水平棒２０
’上に固定された２つの誘導装置！２０から構成され、
これらの誘導装置２０の間の距離は棒２０゛上に滑動し
および誘導装置２０の間に配置された２つの円筒型中間
部分２１によって決定され、中間部分２ｔを備えた誘導
装置２０は棒２０°上のクランプ接続する位置に固定さ
れる。

誘導装置２０の間にこのようにして生成された垂直な隙
間は、このシステムによって誘導されるべきナイフ吊り
棒１２の端部２２を含み、この端部２２はおそらくこの
幅の狭い部分が誘導装置２０の間に配置できそこで上下
に移動できるような方法で幅を狭くしなければならない
。

各ナイフ吊り棒１２はナイフ吊り棒を交差する幾つかの
ボルトおよびナツト或いはその他の固定手段を含み、こ
れらは横糸方向で延在するナイフ２５を支持するキャリ
ア２４の回動する支柱として作用する。この場合におい
て各ナイフは、異なる組の結合カム３と相互作用しおよ
び互いに同一位相で動く２つのナイフ吊り棒１２によっ
て搬送される。

この方法において我々は、上下運動を行いそして別の幾
つかの同様に上下運動をするナイフに対し反対の位相で
動く、４つのナイフ吊り棒１２に接続した幾つかのナイ
フ２５を得られる。

これらのナイフ２５はそのときフック２７を上方へ搬送
し、そのフックは電磁石２６或いはその他の物によって
選択される。

二重リフト開放杼口ジャガード織機のナイフ格子用駆動
システムはまた、構造がナイフ吊り棒１２の上昇および
傾斜の設定ができるという特徴を有する。

ナイフ吊り棒の持ち上り量の調整は、従動レバー４およ
びナイフ吊り棒１２の溝９および１３にそれぞれある取
付片ＩＯおよび１０°によって駆動ロッド１１を据える
ことによって実行される。

前記従動レバー４のシャフト５からの従動レバー４上の
駆動ロッド１１の固定位置の距離が大きくなるにつれて
結合カム３に駆動される結果として、その軸を軸として
前後に回動する、前記従動レバー４のフォーク形アーム
６と相互作用する前記駆動ロッド１１によって行われる
垂直な上下運動の振幅が大きくなる。

これらの固定位置を決定することによって、およびそれ
らを同一のナイフ吊り棒１２を搬送する２つの駆動ロッ
ド１ｔを等しく決定することによって、我々はナイフ吊
り棒１２シたがってナイフ２５の持ち上げ量を決定する
ことができるので、このような方法で杼口の所望された
持ち上げ量が設定される。

前記固定位置を決定することによって、およびそれらを
同一のナイフ吊り棒１２を搬送する２つの駆動ロッド１
１を等しくなく決定することによって、ナイフ吊り棒１
２の２つの端部は同じ高さにならないので、ナイフ吊り
棒１２は杼口の大きさによって所望されるある傾斜を縦
糸の端部に所与するために必要とすることができるある
傾斜を所与する。

ナイフ吊り棒が傾斜を有することができるので、回動す
る取付片１０およびｉ０゛　　また回動箇所１５および
後部誘導システムの効用は明確になり、その一方ナイフ
吊り棒１２の（幅の狭い）端部２２は２つの誘導装置２
０の間で上下に滑動する。ナイフ吊り棒の傾斜を通して
、この（幅の狭い）端部は誘導装置２０の間の角度に存
在するようになるが、端部２２の十分に長い部分が誘導
装置の間に存続するので、この位置において誘導するこ
とができ、その一方ローラ運び台１４は回動箇所１５を
介して異なる角度においてナイフ吊り棒１２に接続され
、したがって以前のように誘導を実行し続けることがで
きる。

概略図（第２図）において、従動レバー４を備えた１組
の結合カム、駆動ロッド１１．誘導システム１４および
２０を備えたナイフ吊り棒１２、およびナイフ２５が例
示され、ナイフ吊り棒１２の１つは傾斜された位置を所
与されている。

本発明の利点は、この駆動連動装置全体がジャガード織
機の上部に位置しているという事実にあるので、一方で
はジャガード織機の前部、後部或いは下方の他の部分へ
の容易な接近に悪影響を与えず、他方では駆動連動装置
に安定性を与える引張り負荷が加えられる駆動口・ソド
によって駆動が実行されることである。

本発明による駆動装置の別の利点は、ナイフの駆動が付
加的な補助レバー、付加的な駆動口・ソド或いは付加的
な枢軸なしで比較的簡単な方法で実行されるという事実
、およびこのような方法で水・）ε運動がなくなるとい
う事実にある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による駆動システムの斜視図、第２図は
従動レバー、駆動ロッド、誘導システムを備えたナイフ
吊り棒、およびナイフと相互作用する１組の結合カムの
詳細側面図を示す。 １・・・中央駆動シャフト、３・・・結合カム、４・・
・従動レバー　５，１８・・・シャフト、６・・・フォ
ーク型アーム、７・・・フォーク、８・・・カム従動ロ
ーラ、９．１３・・・溝、１０．１０’・・・取付片、
１１・・・駆動ロッド、１２・・・ナイフ吊り棒、１４
・・・ローラ運び台、１５・・・固定箇所（回動箇所）
、１６・・・垂直板、１７・・・ローラ、１９・・・誘
導板片、２０・・・誘導装置、２２・・・端部、２４・
・・キャリア、２５・・・ナイフ。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）機械装置がジャガード織機の上部に取付けられて
   おり、その中で中央駆動シャフトが上段に配置されおよ
   び横糸方向で水平に延在し、その両端に互いに反対方向
   で向い合ってある２つの従動レバーをそれぞれ駆動する
   １組の結合カムを有する二重リフト開放杼口ジャガード
   織機のナイフ格子用駆動システム。
2. （２）同一の従動レバーの２つのフォーク形アームのそ
   れぞれが異なるカム盤によってカム従動ローラを介して
   駆動され、同一組のカムと相互作用する２つの従動レバ
   ーが、それらの２つのアームと接続し前記アームに直角
   な方向にある枢軸シャフトを軸として反対位相で前後の
   回動運動を実行する請求項１記載の駆動システム。
3. （３）ナイフ吊り棒が駆動ロッドによって前記従動レバ
   ーのアームに接続され、その一方各ナイフ吊り棒は縦糸
   方向に延在しおよびその一端部によって従動レバーのア
   ームに接続され、その一方他方の端部は、同一組の結合
   カムと相互作用しおよび最初に示したアームと同一位相
   で動く他の従動レバーの、回動箇所に関連する他方の側
   部にある、アームに接続される。したがって、その下に
   ある２つのナイフ吊り棒は結合カムのそれぞれの組と相
   互作用し、前記ナイフ吊り棒は互いに隣接する垂直平行
   平面内の反対位相で上下に動く請求項１乃至２のいずれ
   か１項記載の駆動システム。
4. （４）その上下運動中に、各ナイフ吊り棒はその一端部
   で平行であり互いに隣接してナイフ吊り棒と同一線上に
   ある２つの板を含むローラ運び台によって誘導され、そ
   の間にローラ運び台がナイフ吊り棒の方向に移動できな
   いような方法で４つの小さいローラが、その上を回転で
   きるような垂直誘導板に対して対になって配置される請
   求項１乃至３のいずれか１項記載の駆動システム。
5. （５）その上下運動中に、各ナイフ吊り棒がその一端部
   で互いにおよび運動方向に平行に前記端部のいずれかの
   側に配置される２つの誘導装置の間で誘導される請求項
   １乃至４のいずれか１項記載の駆動システム。
6. （６）従動レバーのアームと駆動ロッドとの間の接続が
   、従動レバーのフォークの間の溝に取付けられた回動す
   る取付片によって行われ、その溝は縦方向で前記フォー
   クの側部に配置されおよび取付片が前記溝内の選択され
   た位置に固定されることを可能にし、上記駆動ロッドは
   高さ調整のために取付片に滑動できるように取付られて
   いる請求項１乃至５のいずれか１項記載の駆動システム
   。
7. （７）駆動ロッドとナイフ吊り棒との間の接続が、駆動
   ロッドに固定されおよび溝内に固定された回動する取付
   片によって実行され、その溝は縦方向でナイフ吊り棒内
   に配置されおよび取付片を前記溝内の選択された位置に
   固定することを可能にする請求項１乃至６のいずれか１
   項記載の駆動システム。
8. （８）固定手段がナイフ吊り棒内に設けられ、駆動ロッ
   ドと同一線上で固定される少なくとも１つのキャリアの
   回動できる支持物として作用し、その一方各キャリアは
   横糸方向に延在するナイフの端部を支持し、その他方の
   端部は駆動シャフトの他方の側部で相補的カム盤の対と
   相互作用しおよび最初に示したキャリアと同一位相で上
   下に運動する同一のキャリアによって支持されている請
   求項１乃至７のいずれか１項記載の駆動システム。
9. （９）請求項１乃至８のいずれか１項記載のナイフ格子
   用駆動システムが設けられた二重リフト開放杼口ジャガ
   ード織機。