JPH0358407B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0358407B2
JPH0358407B2 JP59063782A JP6378284A JPH0358407B2 JP H0358407 B2 JPH0358407 B2 JP H0358407B2 JP 59063782 A JP59063782 A JP 59063782A JP 6378284 A JP6378284 A JP 6378284A JP H0358407 B2 JPH0358407 B2 JP H0358407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tremie
concrete
pipe
valve
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59063782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60208516A (ja
Inventor
Yasuo Kajioka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP6378284A priority Critical patent/JPS60208516A/ja
Publication of JPS60208516A publication Critical patent/JPS60208516A/ja
Publication of JPH0358407B2 publication Critical patent/JPH0358407B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D15/00Handling building or like materials for hydraulic engineering or foundations
    • E02D15/02Handling of bulk concrete specially for foundation or hydraulic engineering purposes
    • E02D15/06Placing concrete under water

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、トレミー工法に利用される水中コ
ンクリート打設装置に関するものである。
鋼製ケーソン等の大型構造物の中詰を水中コン
クリートで施工する場合、一般に10〜20本の多数
のトレミー管を用いて行なつている。この場合、
各トレミー管に連続してコンクリートを供給する
ことは、コンクリートの生産能力の点から事実上
無理であるから、あるトレミー管にコンクリート
を供給しているとき、別のトレミー管を休止させ
る、ということが行なわれる。
ところが、打設開始後、コンクリート打設量が
まだ少ない段階、すなわちカブリが少ない段階
で、コンクリートの供給を中断すると、トレミー
管内のコンクリートが流れ出し、管内へ水が逆流
してしまう場合があり、この状態でコンクリート
を再打設することはコンクリートの分離を招く等
の問題がある。特に大水深の場合、この現象は顕
著である。
その点について、第1図を参照して説明する
と、(a)トレミー管1の上端からコンクリートCを
供給し打設した後、(b)コンクリートCの供給を中
断すると、カブリHが少ない段階では、コンクリ
ートCが管1外へ流出してしまい、(c)トレミー管
1内へ水が矢印のように逆流してしまい、(d)その
状態でコンクリートを再打設しようとするとコン
クリートCが分離してしまうことになるのであ
る。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、1台のコンクリートポンプを使つて複数のト
レミー管のコンクリートを供給する場合に、ゲー
ト弁を操作するといつた簡単な作業で選択的に任
意のトレミー管にコンクリート供給をすることが
でき、しかも供給休止中のトレミー管から残留コ
ンクリートが流出するのを防止し得、良質のコン
クリート施工が可能な水中コンクリート打設装置
を提供することを目的とする。
その目的を達成した本発明装置は、水面上に設
けられたトレミー管用支持フレームに対し昇降手
段を介してそれぞれ昇降自在に配置された複数の
トレミー管の下端に、該トレミー管の外周に沿つ
て上下スライド自在に取り付けられたフレームと
このフレームの下端に取り付けられてトレミー管
の下端開口を塞ぐ蓋とからなる弁をそれぞれ設
け、これらトレミー管複数本を1組として、それ
らの上方に、基端側をコンクリートポンプに連結
した水平コンクリート輸送管を配し、この輸送管
に各トレミー管に対してコンクリートを供給する
ための供給口をそれぞれゲート弁を付けて設けた
ものである。
以下、本発明を図面を参照して説明する。第2
図は本発明の一実施例を示すもので、各トレミー
管11は上端にホツパ12を有して、水中に垂直
に立てられており、上部が水面上に設けられた足
場13上のフレーム14に吊り支持され、トレミ
ー管の昇降手段となるチエーンブロツク15等に
より上方に持ちあげたり、下方に吊り降ろしたり
できるようになつている。また、トレミー管11
の下端にはトレミー管11を上に持ち上げたとき
開となり、下に降ろしたとき閉となる弁16が取
付けられている。この弁16は、トレミー管11
外周に沿つて上下スライド自在に取付けられたフ
レーム17と、このフレーム17下端に取付けら
れたトレミー管11の下端開口を塞ぐ蓋18とか
らなるものである。
一方、これらトレミー管11の上方には、一端
側19aがコンクリートポンプ(図示せず)に連
結された水平コンクリート輸送管19が設けられ
ている。この輸送管19は、各トレミー管11の
ホツパ12の上空を通過するように配置され、各
ホツパ12のちようど真上の位置でその下面側に
は各ホツパ12にコンクリートCを落下させるべ
くコンクリート供給口20が設けられている。そ
して、これら各供給口20には、任意に各供給口
20を開閉し得るようにそれぞれゲート弁21が
取付けられ、これらゲート弁21を適宜に操作す
ることにより、選択的に各ホツパ12に対してコ
ンクリートCを供給することができるようになつ
ている。なお、実際には、前記供給口20は短パ
イプ状にされたり、フレキシブルホースが接続さ
れる場合もある。
このようにして、所要数のトレミー管11、水
平コンクリート輸送管19およびコンクリートポ
ンプをもつて、1系統の水中コンクリート打設装
置が構成されている。
次に、上記構成の装置により水中コンクリート
を打設する場合について述べる。
カブリが少ない段階で、図中中央のトレミー管
11でコンクリート打設を行う場合、まず左右の
トレミー管11に対応した水平コンクリート輸送
管19の供給口20のゲート弁21を、各トレミ
ー管11の利用が終わつた時点で閉としてコンク
リートの供給を休止させ、それとともに左右のト
レミー管11を下に降ろして弁16を閉とし、各
トレミー管11内のコンクリートCが下端開口か
ら流出しないようにする。
そして、中央のトレミー管11を持ち上げてそ
の下端の弁16を開とするとともに、そのトレミ
ー管11に対応した中央の供給口20のゲート弁
21を開とする。そうして、コンクリートCをホ
ツパロに投入して、水中コンクリートの打設を行
なう。そして、所定時間打設をした後、次のトレ
ミー管11に移る場合には、中央の供給口20の
ゲート弁21を閉とし、トレミー管11を下に降
ろして下端の弁16を閉として当管内の残留する
コンクリートCが流出しないようにする。
なお、前記供給口20にあるゲート弁21の操
作およびトレミー管11下端の弁16を開閉する
ためトレミー管11を上げ下げする操作は、人間
が着接行なつてもよいし、駆動装置や制御装置を
設けて、遠隔操作あるいは自動的にコントロール
させることも可能である。
いずれにしろ、以上のように操作することによ
り、水中コンクリートの打設を、面倒なく行なえ
るうえ、トレミー管11から残留コンクリートが
流出する危険を防止できる。
そして、上記のように、トレミー管11の昇降
により自ずと開閉される弁16を用いたことによ
り、弁16の開閉動作を容易に行うことができる
ばかりでなく、弁16を開閉するためにトレミー
管11を昇降させた際にトレミー管11内のコン
クリートCはほとんど動くことがなく、トレミー
管11のみがその内部のコンクリートCに対して
相対的にずれる状態で昇降することになる。した
がつて、トレミー管11を持ち上げる際にはコン
クリートCの重量が加わることがなく、このた
め、トレミー管11を昇降させるための装置とし
てチエーンブロツク15等の簡単なものを用いる
ことが可能である。
なお、上記実施例においては、水平コンクリー
ト輸送管19の腹部に順次間隔的にコンクリート
供給口20を設けた場合を示したが、1本の水平
コンクリート輸送管の先端を放射状に分岐して、
その各々の枝管を供給管(この場合、供給口とい
うよりも供給管とした方が適切であり、両者は本
発明においては同一物として扱う。)を設けても
よい。そして、その場合、ゲート弁を1つの切換
弁で置き換えることも容易に可能である。
なお、トレミー管11の下端に設ける弁16と
して、従来一般の弁たとえばゲート弁やピンチバ
ルブ等、を採用することも考えられるが、そのよ
うな形式の弁はコンクリートを噛み込み易いばか
りでなく耐久性や閉塞性能の点が難があり、しか
も、それらの弁を水面上から遠隔操作により開閉
するための操作系や制御系が必要となるので構造
が複雑化してしまい、設備費や保守の点で不利で
ある。
以上説明したように、本発明によれば、水平コ
ンクリート輸送管に設けた供給口のゲート弁を開
閉操作するといつた簡単な作業で任意のトレミー
管にコンクリートを供給することができ、しか
も、トレミー管の下端に設けた弁を閉じることで
休止中のトレミー管から残留コンクリートが流出
することを防止できるとともに、トレミー管内へ
の水の流入を防止でき、その結果、良質のコンク
リート打設作業ができるといつた効果を奏する。
そして、本発明は、各トレミー管の下端に設けた
弁がトレミー管を昇降させることで開閉されるも
のであるので、構造が簡略化されるとともに開閉
操作を容易にかつ確実に行うことができる上、弁
の耐久性や閉塞性能を十分に確保でき、またコス
トの点でも有利である、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の問題点を説明するための図、第
2図はこの発明の一実施例の概略側面図である。 11……トレミー管、12……ホツパ、16…
…弁、17……フレーム、18……蓋、19……
水平コンクリート輸送管、20……コンクリート
供給口、21……ゲート、C……コンクリート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水面上に設けられたトレミー管用支持フレー
    ムに対し昇降手段を介してそれぞれ昇降自在に配
    置された複数のトレミー管の下端に、該トレミー
    管の外周に沿つて上下スライド自在に取り付けら
    れたフレームとこのフレームの下端に取り付けら
    れてトレミー管の下端開口を塞ぐ蓋とからなる弁
    をそれぞれ設け、前記複数のトレミー管を1組と
    して、これらトレミー管の上方に、基端側がコン
    クリートポンプに連結された水平コンクリート輸
    送管を配し、この水平コンクリート輸送管に前記
    各トレミー管に対応したコンクリート供給口設け
    るとともに、各供給口にゲート弁を設けてなるこ
    とを特徴とする水中コンクリート打設装置。
JP6378284A 1984-03-31 1984-03-31 水中コンクリ−ト打設装置 Granted JPS60208516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6378284A JPS60208516A (ja) 1984-03-31 1984-03-31 水中コンクリ−ト打設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6378284A JPS60208516A (ja) 1984-03-31 1984-03-31 水中コンクリ−ト打設装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60208516A JPS60208516A (ja) 1985-10-21
JPH0358407B2 true JPH0358407B2 (ja) 1991-09-05

Family

ID=13239291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6378284A Granted JPS60208516A (ja) 1984-03-31 1984-03-31 水中コンクリ−ト打設装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60208516A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5775836A (en) * 1996-03-05 1998-07-07 Dean, Jr.; Americo Capping device for uniform capping of subaquatic sediments
JP7443207B2 (ja) * 2020-09-11 2024-03-05 鹿島建設株式会社 コンクリート打設方法、およびコンクリート打設システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4941849A (ja) * 1972-08-30 1974-04-19
JPS55108529A (en) * 1979-02-15 1980-08-20 Fujita Corp Method for underwaters concrete casting

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4941849A (ja) * 1972-08-30 1974-04-19
JPS55108529A (en) * 1979-02-15 1980-08-20 Fujita Corp Method for underwaters concrete casting

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60208516A (ja) 1985-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2187871A (en) Underwater drilling
US4484836A (en) Pneumatic spar sediment control curtain
US5979362A (en) Aquaculture system
CN111206556A (zh) 一种基于船闸输水系统的高坝运鱼装置及运行方法
JPH0358407B2 (ja)
CN109403217A (zh) 水下混凝土灌注装置及灌注方法
WO2009100503A1 (en) Device for removing marine animals from an aquaculture tank
CN207829130U (zh) 用于工业企业尾水排放的闸门格栅井
JP2690818B2 (ja) 鋼管コンクリート柱の打設装置及び打設方法
CN105696468B (zh) 水中桥梁施工中的水下混凝土浇筑方法
KR20150020374A (ko) 전복양식 설비 승강장치
CN208650040U (zh) 一种钢管立柱桩的定位调垂装置
CN112227395A (zh) 建筑筏板内大水压降水井封井装置及方法
US2979913A (en) Devices for casting concrete under water
CN215105946U (zh) 一种带堰门的强排型雨水泵站
US2089142A (en) Boat elevator and fish ladder
JPH0712524U (ja) ダムの魚道装置
JP2747362B2 (ja) スラリー打設装置とそれを用いたスラリー打設工法
JPS6033921A (ja) オイルフエンス引上げ装置
JPH11158846A (ja) 角落しの構造及び水路の開放方法
JPH0320342Y2 (ja)
JPH0320343Y2 (ja)
JPH04222773A (ja) 鋼管コンクリート柱の打設装置及び打設方法
JPH08311849A (ja) 昇降式魚道装置
JP2508834B2 (ja) 既設貯水ダムの表層水取水設備設置方法