JPH035780A - 光電気泳動式像形成方法 - Google Patents

光電気泳動式像形成方法

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JPH035780A
JPH035780A JP13915289A JP13915289A JPH035780A JP H035780 A JPH035780 A JP H035780A JP 13915289 A JP13915289 A JP 13915289A JP 13915289 A JP13915289 A JP 13915289A JP H035780 A JPH035780 A JP H035780A
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electrode
photoconductive layer
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photoconductive
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JP13915289A
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Manabu Ono
学 大野
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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、感光性粒子の懸濁液中における光電気泳動を
利用した影像形成方法に関する。
(従来の技術) 一般に、感光性粒子の光電気泳動を利用した影像、方法
については、これまでも特許、その他の技術文献に多く
の記載が見られる。例えば、特公昭43−21781号
公報、特公昭44−9708号公報を初めとする一連の
電気泳動影像方法によれば、少なくとも一方の電極が透
明であるような一対の電極間に感光性粒子を分散させた
絶縁性キャリヤー液体を配置し、電界を印加しながら露
光を行なう。その際生じる感光性粒子の電気泳動を利用
してオリジナル像に対し、一方の電極にネガ像を、他方
の電極にポジ像を形成するものである。しかしながら、
上記の方法においては、感度が悪いために良好な像が得
難く、満足な像を得るために、非常に強い露光が必要で
あり、良好な像質を得るために高電圧の印加が必要であ
った。この際、電圧を余り高くすると電極間に放電が起
こり、逆に影像を不満足なものにすることが多かった。
これに対して、特開昭47−45945号公報では、電
極の一方に光導電層を設けることを提案している。本発
明者は該提案を検討したところ、電極上の光導電層形成
時の成膜の均一性が画質を大きく左右することを見出し
た。即ち、該提案の実施例に示されるようなキャスト法
により得られる光導電性の樹脂膜を用いた場合、濃淡ム
ラのある像が形成されてしまう。
(発明が解決しようとする課題〕 本発明は、上記の点に鑑みこうした欠点のない新規な光
電気泳動式像形成方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 即ち本発明は、一対の電極の少なくともいずれか一方の
電極を透明とし、光導電層を設けた電極と、他方の電極
との間に存在する感光性粒子を分散させた絶縁性キャリ
ヤー液体に電界を印加し、上記透明電極を通して露光す
ることにより、上記電極のうち少なくとも一方の電極上
に感光性粉末像を形成する光電気泳動式像形成方法にお
いて、上記光導電層を電解重合析出法により成膜した光
導電性薄膜から形成し、上記キャリヤー液体が光導電層
を設けた電極側を負極性とするように電圧を印加するこ
とを特徴とする。
本発明を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の光電気泳動式像形成方法の原理を示す
ものである。第1図において、酸化スズ等の透明な薄層
2を形成したガラス等の透明基板を注入電極として形成
し、この注入電極に対向して、光を照射することにより
電気伝導性となる光導電層3を形成した導電性基体を阻
止電極とする。両電極間には感光性粒子6を分散させた
絶縁性を有するキャリヤー液体5を介在させる。第1図
<a>に示すように、電界が与えられず光も照射されて
いない状態では、絶縁性キャリヤー液体中の感光性粒子
は自由に該液体中に分散される。
これに対して、第1図(b)に示すように電界が印加さ
れることにより感光性粒子はその有する電荷に応じて阻
止電極上の光導電層上に移動する。
ここで、第1図(C)に示すようにオリジナル像を通し
て光を照射すると、感光性粒子6はその光により励起さ
れ、注入電極から電荷が注入され、阻止電極4に向って
移動を始める。このとき同時に光導電層3にも光が照射
されるため、光の照射された部分が導電性を有するよう
になり阻止電極の一部となり、光によフて励起された感
光性粒子をより一層引きつけやすくなる。以上の操作に
より注入電極上にはオリジナル像に対してポジ像が、阻
止電極上にはネガ像が形成される。また、光導電層3は
その照射光量に応じた導電性を有するために、優れた連
続階調性が得られる。
本発明において、光導電層3は電解重合析出法により形
成された高分子重合膜である。光導電層の形成方法とし
ては、ビロール、チオフェンなどの複素5員環、アニリ
ン、ピリダジンなどのモノマーを電解質有機溶媒に混合
し、例えば白金板を正電極、Ni板を負電極として電圧
を印加することにより、正電極側に重合膜が形成される
。電解重合析出法によると、■電極面積、通電時間を制
御することにより任意の大きさ、厚さの重合膜を形成す
ることが可能であり、■得られた高分子膜はアニオン(
ルイス酸イオン)をドープしているために高い導電性を
示す。■逆バイアス電圧を印加することにより説ドープ
することが可能で、ドーピングレベルを任意に制御でき
、■触媒を用いていないために高純度の高分子膜を得る
ことができる等の長所を有する。
実際に光導電層を形成するには、例えば、三つロフラス
コに正・負電極および参照電極を配し、モノマー電解質
溶液を入れて通電する。この際酸素および水の影響を避
けるためにAr雰囲気下で行なうのが好ましい。重合に
際しては千ツマ−の酸化電位以上をかける必要があり、
これ未満では膜が生成しないか、あるいは生成したとし
ても粗雑なものとなり、本発明に用いるには画質上不適
当である。
上記のようにして形成した光導電層は、比抵抗が106
Ω・C1乃至はそれ以上の暗抵抗を有し、明抵抗が初期
の暗抵抗の二指以上の低下したものであるものが望まし
い。しかしながら、過剰な比抵抗の低下は、両電極間に
放電を発生させ影像に好ましくない影響を与える。従っ
て、少なくとも露光時に103〜108Ω・cmの明抵
抗を有するものが好ましい。
光導電層を形成するための基礎となる電極としては、金
属、酸化物等の薄膜、あるいは導電性の紙、導電処理し
たアセチルセルロース等でも良く、導電性を有するもの
が何れも使用できる。
本発明において使用可能な感光性粒子としては、光導電
体に多く見られるものであるが、光導電体そのものが感
光性粒子となるのでもなく、それほど光導電性の良好で
ない物質においても感光性の大きい物質が存在する。こ
のような感光性粒子としてはフタロシアニンブルー(関
東化学試薬、銅フタロシアニン、Cl74160 ) 
、メタルフリーフタロシアニン、等のフタロシアニン系
化合物、ペリレン、コロネン、ビオラントレン、ビオラ
ントロン、イソビオラントロン、ビラントロン、スレン
ブリリアントグリーンFFB (東京化成試薬、16.
17−シメトキシビオラントロン、0159825 )
 、インダントレンブラックBBN(同、ジニトロビオ
ラントロン、(:l59850 )等の多環芳香族化合
物及びその誘導体、リシール・ルピンBCA (同、1
−(4°−メチルアゾベンゼン−2−スルホン酸)−2
−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸のカルシウムレーキ、c
usa5o ) 、レーキレットc(同、■−(4°−
クロロ−5°−メチルアゾベンゼン−2°−スルホン酸
)−2−ナフトールのバリウムレーキ、GH5585)
 、パーマネントレッドF5R(同、1−(4−メチル
−5°−クロロ−アゾベンゼン−2−スルホン酸)−2
−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸のカルシウムレーキ、C
l15865)等のアゾ染料のレーキ。
インジゴ、チオインジゴ、スレンレッドバイオレットR
H(同、5,5−シクロローフ、7°−ジメチルチオイ
ンジゴ、(:I73:)85 )等のインジゴ、チオイ
ンジゴ類。ローダミンBレーキ(同、3.6−ビス(ジ
エチルアミノ)−9,2−カルボキシフェニルキサンテ
ノニウムクロライド、ci4st7o ) 、ローダミ
ン6Gレーキ(同、3.6−ビス(ジエチルアミノ)−
9,9−カルポエトキシフェニルキサンテノニウムクロ
ライド、Cl45160 )等のキサンチン染料および
メチルバイオレットレーキ(同、ビス(4−N’、N’
−ジメチルアニソノン−メチレン−N” 、N”−ジメ
チルアニリニウムクロライド、Cl42555)、ビク
トリアピュアーブルーレーキ(同、(フェニル−4−N
−エチルアミノナフチル)−メチレン−N、N’−ジエ
チルアニリニウムクロライド、C142595)、ビク
トリアピュアーブルーレーキ(同、(4−N、N−ジメ
チルアミノ−4−N−フェニルナフチル)−メチレン−
N、N−ジエチルアニリニウムクロライド、Cl440
45)等のトリフェニルメタンないしはジフェニルナフ
チルメタン系染料のリン・タングステン・モリブデン酸
レーキ等が挙げられる。
上記感光性粒子の少なくとも1種以上を後述のキャリヤ
ー液体中に0.5〜20重量%の範囲内で分散させて用
いられ、感光性粒子の濃度は必要とする最終像の濃度、
その像の用途、粒径、添加する分散剤の溶解度、その他
の周知の種々の因子によって決定される。
また、感光性粒子は、粒径が小さければ小さいほど、そ
れによってできる懸濁液は安定であり、しかも像の分解
能が高くなるので使用する粉末は出来るだけ小径である
ことが望ましい。従って、約5−までの粒子は容易に入
手し利用することが出来るが、平均して2−以下の粒径
の粉末を用いることが望ましい。
上記感光性粒子を分散させる絶縁性キャリヤーとしては
、無極性でかつ誘電率が3以下の物質であることが好ま
しい。これらは亜麻仁油やアルキッド樹脂のような結着
剤を含んでいてもよい。
これらの亜麻仁油やアルキッド樹脂はキャリヤー液体が
蒸発した後に電極上に良好な像を形成固定する。またこ
れらは分散剤としても作用し、特に感光性粒子が無機物
、または、有機物でも有極性の場合、キャリヤー液体中
で凝集し沈積を起しやすいが、これらを加えることによ
り良好に分散させることができる。上記キャリヤー液体
としてはシクロヘキサン、シクロへブタン、デカン、ド
デカンなどの沸点100〜150℃程度の炭化水素系石
油類、溶融パラフィン、その他、熱プラスチツク材料等
が用いられる。
本発明を実施するに当たっては、第1図の光導電層3及
び阻止電極4に透明な材質のものを用いれば露光を阻止
電極4側から行なってもよい。また、両電極のいずれか
一方あるいは両電極をローラー型の電極としてもよい。
尚、両電極間の印加電圧は従来の300〜5000Vに
対して、本発明では印加電圧100〜3000Vで従来
のものよりも連続階調の良好な像が得られる。更に、注
入電極と光導電層との間隙は200−以下が適当であり
、その間隙に応じて印加電圧を調整することができる。
(実施例) 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらによって限定されるものではない。尚、各側
における部は何れも重量部を表わす。
実1111 注入電極として酸化スズの透明電極を蒸着した、いわゆ
るネサガラスを用いた。阻止電極としては白金電極上に
電解重合析出法によりポリビニルフェロセンを薄層コー
トしたものを用いた。感光性粒子としてフタロシアニン
ブルー5部をキャリヤー液体中(電子写真用現像液、b
、ρ、 100〜120℃の炭化水素系)100部中に
分散させたものを用いた。第1図に示すような電極配置
において、注入電極側を接地し、阻止電極側に直流−t
ooovの電圧を印加し、オリジナル像を通して注入電
極上にキセノンランプにより2秒間、光照射を行ない像
を形成した。このとき、連続階調性に優れた解像度の高
い画像が得られた。
友蚊輿ユ 実施例1における阻止電極を未処理の白金電極に変えた
以外は実施例1と同様にして実験を行なった。この時得
られた画像は、画像濃度、諧調性、解像度の全てにおい
て実施例1よりも遥かに劣ったものであった。
匿蚊孤遣 阻止電極として、フェロセンの微粉末(平均粒径0.1
μ)100部をアルキッド樹脂10部、アクリル樹脂1
5部とトルエンを分散媒として混合し、スピンキャスト
法により白金板上に被覆した後、トルエンを揮発させl
O−の薄層コートしたものに変更して実施例1同様に実
験を行なった。この時得られた画像には画像濃度ムラや
非画像部分の下地の汚れ及び画像部分のなか抜は等が目
立った。更にキャリヤー液体中への7エロセンの溶出に
よる汚染及び阻止電極の劣化が観察された。
夾ム■遣 実施例1における感光性粒子を硫化カドミウムに変えた
以外は実施例1と同様にして実験を行なった。このとき
、連続階調性に優れた解像度の高い画像が得られた。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の現像方式によれば、画像
濃度に濃淡ムラが発生することもなく良好な画像を容易
に形成することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の像形成の原理を示す模式図である。 7・・・電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一対の電極の少なくともいずれか一方の電極を透明とし
    、光導電層を設けた電極と、他方の電極との間に存在す
    る感光性粒子を分散させた絶縁性キャリヤー液体に電界
    を印加し、上記透明電極を通して露光することにより、
    上記電極のうち少なくとも一方の電極上に感光性粉末像
    を形成する光電気泳動式像形成方法において、上記光導
    電層を電解重合析出法により成膜した光導電性薄膜から
    形成し、上記キャリヤー液体が光導電層を設けた電極側
    を負極性とするように電圧を印加することを特徴とする
    光電気泳動式像形成方法。
JP13915289A 1989-06-02 1989-06-02 光電気泳動式像形成方法 Pending JPH035780A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4868472B2 (ja) * 2007-01-08 2012-02-01 ビレロイ アンド ボッホ アーゲー 半台座を設置器具に締結するための機構及びそのような締結機構が備え付けられた設置器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4868472B2 (ja) * 2007-01-08 2012-02-01 ビレロイ アンド ボッホ アーゲー 半台座を設置器具に締結するための機構及びそのような締結機構が備え付けられた設置器具

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