JPH0357780B2 - - Google Patents

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JPH0357780B2
JPH0357780B2 JP50286985A JP50286985A JPH0357780B2 JP H0357780 B2 JPH0357780 B2 JP H0357780B2 JP 50286985 A JP50286985 A JP 50286985A JP 50286985 A JP50286985 A JP 50286985A JP H0357780 B2 JPH0357780 B2 JP H0357780B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crown
dental
welded
titanium
gold
Prior art date
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Expired
Application number
JP50286985A
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English (en)
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JPS62500217A (ja
Inventor
Arutsuro Furusuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEITANUERUDO NV
Original Assignee
TEITANUERUDO NV
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Publication date
Application filed by TEITANUERUDO NV filed Critical TEITANUERUDO NV
Publication of JPS62500217A publication Critical patent/JPS62500217A/ja
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Description

請求の範囲 1 高チタン濃度合金をベースにしていて口腔内
で溶接できる歯科用クラウン及びブリツジにおい
て、鋳造又は予備プレスによつて歯の形状に似せ
て作られたキヤツプ又はクラウンを包含し、前記
キヤツプ又はクラウンは1個又は2個の接合片を
備え、前記口腔内に連結され且つ溶接されるマイ
クロきざみを前記接合片の内側に設けたことを特
徴とする歯科用クラウン及びブリツジ。 2 請求の範囲第1項記載の歯科用クラウン及び
ブリツジにおいて、高チタン濃度合金が80から
99.9%のチタンを含有することを特徴とする歯科
用クラウン及びブリツジ。 3 請求の範囲第1項記載の歯科用クラウン及び
ブリツジにおいて、前記マイクロきざみが1個以
上存在することを特徴とする歯科用クラウン及び
ブリツジ。 4 口腔の中で溶接でき、口腔の中で溶接できる
高チタン濃度合金の合金で作つた接合片を包含
し、金その他歯科に適した金属で作つたクラウン
エレメントと堅く結合できる成形体を前記接合片
の一端に設けたことを特徴とする歯科用クラウン
及びブリツジ。 5 請求の範囲第4項記載の歯科用クラウン及び
ブリツジにおいて、近くの歯に対応するクラウン
エレメントの接合片と口腔の中で容易に溶接でき
るようにするため前記接合片の内側にマイクロき
ざみを設けたことを特徴とする歯科用クラウン及
びブリツジ。 6 請求の範囲第4項記載の歯科用クラウン及び
ブリツジにおいて、前記接合片の厚さが0.2から
4mmであることを特徴とする歯科用クラウン及び
ブリツジ。 7 請求の範囲第4項記載の歯科用クラウン及び
ブリツジにおいて、前記成形体がねじであること
を特徴とする歯科用クラウン及びブリツジ。 8 請求の範囲第4項記載の歯科用クラウン及び
ブリツジにおいて、前記成形体が中空円筒体であ
ることを特徴とする歯科用クラウン及びブリツ
ジ。 9 請求の範囲第4項記載の歯科用クラウン及び
ブリツジにおいて、前記成形体が蟻継ぎ手の形状
であることを特徴とする歯科用クラウン及びブリ
ツジ。 10 請求の範囲第4項記載の歯科用クラウン及
びブリツジにおいて、高チタン濃度合金が80〜
99.9%のチタンを含有することを特徴とする歯科
用クラウン及びブリツジ。 11 請求の範囲第4項記載の歯科用クラウン及
びブリツジにおいて、前記マイクロきざみが1個
以上存在することを特徴とする歯科用クラウン及
びブリツジ。 明細書 本発明は、口腔内で溶接することができるチタ
ニウム合金でなる歯科用のクラウン及びブリツジ
に係る。より具体的には、本発明は、隣接した歯
に対する結合側部の片方のみに対応して、あるい
は結合側部の両方に対応してそれぞれ1つ又は2
つのタブを存在させることにより、また、隣接し
た歯の内側横方向面に微小のくぼみを存在させる
ことにより、口部内での容易で且つ正確な溶接作
業を可能ならしめるようにした、高チタニウム濃
度合金でなる前記種類の歯科用クラウン及びブリ
ツジに係る。 また、本発明は、口部内で溶接することができ
る高チタニウム濃度合金あるいは他の合金でなる
鋳造又はプレス加工された歯科用クラウン及びブ
リツジを口部内溶接するための層状体接合装置に
係り、該接合装置の一端には成形部材が備えられ
ており、該成形部材は、金、チタニウム、又はそ
の他の歯科上適した金属でなるクラウン部材にし
つかりと結合されるように設計されているととも
に、その接合装置の内側横方向面には1つ以上の
微小なくぼみが担持されていて、隣接した歯に関
連せしめられたクラウン部材の前記層状体で口部
内での容易な溶接作業を可能にしている。 歯科用クラウン及びブリツジが、咀嚼負荷によ
つて生ぜしめられる応力を受け持つ能力、硬度等
の多くの機械的特徴を満足すべきものであるこ
と、同時にそれら歯冠及びブリツジが、必要な生
物学的適合性必要条件を有していなければならな
いことはよく知られている。その理由により、歯
科用用品には現在まで様々な合金形態をなす金属
を選択して常に用いてきた。 その金が非常に高価(グラム当り約25000イタ
リアリラ)であることとは別に、金は口部内での
いかなる電気溶接作業も許さないことにも注目す
べきである。更に、金製のクラウン及びブリツジ
を作るには、必要とされる強度上の保障が要求さ
れるとともに、しばしばかなりの寸法となる且つ
歯の感受性部分が表面(いわゆる白い表面)を規
制する厚みの厳守が要求される。 従つて、口部内での電気溶接作業を可能ならし
めると同時に所望とされる機械的及び生物学的適
合性を与えることができるような歯科分野で用い
られる材料が必要とされていることは明らかであ
る。 それ故、本発明によれば、不活性ガスでの保護
が必要とされない抵抗溶接技術に極めて適してい
るとともに生物学的適合性必要条件を満足させ
る、チタニウム濃度の高いアルミニウム及びバナ
ジウム合金の形をしたチタニウムを提案する。 また、本発明は、接点用に設計された面に微小
なくぼみが担持されているタブを導入することに
より口部内での簡単な溶接可能性を得るために前
記クラウンの構造体を開示している。 本発明の別の目的は、口部内で溶接することが
できる高チタニウム濃度合金あるいは他の合金で
なる層状体接合部材を用い、金製のクラウン又は
他の貴金属あるいは貴金属でない歯科上適した金
属でなる歯冠でもつて口部内で溶接作業を実施す
ることの可能性を得ることであり、その接合部材
は前記クラウンに適用され、すなわち接合され、
次いでそれら自身間で溶接が行われるよう設計さ
れている。 本発明は、チタニウム高濃度合金またはこれと
類似の合金によつて実現接合薄片を前もつて形成
することにより、前述の要求を充たすものであ
る。薄片の一端は成形された要素を呈し、拘束ま
たは固定されたジヨイントを用いたねじ締めによ
り或いは他の任意の固定方法によりクラウンエレ
メントに堅く結合される。クラウンエレメントは
金またはその他の、歯に適する貴金属或いは卑金
属より作られる。薄片はまた、その内側側面上に
1または2以上の微少刻み目を有していてもよ
い。 本発明によるクラウンまたはブリツヂによれ
ば、個々の要素の最適な配置が得られる。すなわ
ち、本発明においては接合作業が、デンタル・セ
メントが最終的にその位置に挿入された時に行な
われ、その結果、対応する問題点に関し、現時点
で発生するいかなる欠点も克服するからであり、
また、大きく分岐した要素がデンタル・セメント
を別個に支持し、その後デンタル・セメントで口
腔内に溶接されるからである。 さらに、非常に長期間の回復作業(デンタル・
アーチ)の間、1またはそれ以上の要素の除去が
より容易になる。実際に、美感を有する要素の破
壊、構造の切断、歯の処置および修正、接合装置
による溶接および1個だけの美感を有する要素の
修理等を十分に行なうことができる。 最良の歯科医でさえも美感を有する部分の破
壊、構造部分の破壊(溶接部分の破壊)およびデ
ンタル・セメントの部分適損失を招くことがあ
り、時間とコストに関する負担の面で障害が起こ
り得るので、前記した方法による作業の可能性は
非常に重要である点に注目すべきである。 特に、チタニウム合金のコストは完全に無視で
きる(約90イタリア・リラ/g)ので、チタニウ
ム合金を選択したことは経済的面において最大の
効果を与え、また、口腔内での接合作業は該チタ
ニウム合金の使用により行なうことができるもの
であるが、該接合作業は歯科医の介在を減らすこ
とができ、結局生産コストを減らすことができ
る、という点に注目すべきである。 更に、歯茎の引つ込み、歯根尖の病巣などのよ
うな、多少長いブリツヂによる障害に関して云え
ば種々の歯の手術をより容易にすることに加え
て、本発明は工業技術にも有利に用いられる。即
ち外科手術を行つている間に、既にデンタル・セ
メントを付けた中間構造体に工場生産構造体を固
定することにより工場生産構造体が最終的に固定
されることになる。 かくして、本発明の特別な目的は、口腔内に溶
接でき、かつチタニウム高濃度合金に基礎を置い
たクラウンおよびブリツヂであつて、該歯要素は
前もつてプレス加工または鋳造されて歯の形状に
イミテートされ、かつ1つの歯または隣接する2
つの歯との結合側部のうちの1つの側部または両
側部にそれぞれ対応する1つまたは2つのタブ
(接合片)を有する中央キヤツプ即ちクラウンと、
このタブの内側側面上に設けられた多数の微少な
刻み目であつてカツプリング用に設計され、かつ
口腔内で接合されるもの、とを備えたクラウンお
よびブリツヂを提供することである。 本発明の他の目的は、口の中で圧入された又は
鋳込まれた歯科用クラウン又はブリツジを溶接す
るための予め形成された薄片の結合装置を提供す
ることであり、この結合装置は、チタン含有率の
高い合金又は口の鋳で溶接を行うことが出来る他
の合金の薄片を有し、この薄片は金や歯科用に適
した他の金属で出来たクラウンエレメントと剛固
に結合出来るように形成された要素をその一端に
有し且つ、隣接する歯のクラウンエレメント結合
薄片との口の中における溶接作業を容易にするた
めの1個又は複数個の微少な凹凸を有することも
できる。 前述のチタン含有率の高い合金はチタンの含有
率が80〜99.9%の合金が好ましく、特にグレード
1−グレード5(ASTM−B265/348/337)の
合金が好適である。 更に、本発明による結合用の薄片はその厚さが
0.2〜4mmであり、0.8mmが最も望ましい。 本発明の好適実施例においては、結合装置の形
成された要素はねじが切られた本体によつて作ら
れており、これは、乗り越し装置(歯科用ブリツ
ジ)の場合やリツチモンドクラウン(Richmond
crowns)に適するものであり、前述の成形され
た要素はありみぞ形、又はドロツプ(drop)型、
又は筒のように中空部分を有する形状とすること
が可能であり、このような形状は適切に予め準備
されたクラウンエレメントとの好適な機械的結合
を可能にするものである。 更に、前述の微少な凹凸は各種の実施例では複
数個設けられており、その間のタブの溶接性を更
に向上している点に注目されたい。 更に、前述のチタン合金の機械的特性は次の表
からも明らかなように歯科用としての要求を十分
に満足するものであることにも注目されたい。
尚、この表中の金の数値は歯科用として一般に使
用されている金の合金の特性である。
【表】 Kg/mm2
【表】 ド1 金 ド5 金
C)弾性強さ0.2〓 20 20 85〜89 103
Kg/mm2
D)伸び、〓 25〜30 22 8〜10
4
また、金を用いる場合に比較してこのような特
徴はより低いがチタン合金でも得られると考えら
れており、歯を取扱う時にやすりがけが少なく白
い表面がより多く得られる利点がある。 本発明は図面にその好ましい実施例として以下
に説明される。 第1図は本発明によるクラウンエレメントの平
面図、第2図はそのエレメント間で溶着された第
1図のエレメントの平面図、第3図は本発明によ
るクラウンエレメントの側面図、第4図は溶着状
態における第3図のエレメントの側面図、第5図
は本発明による第1連の接合片の側面図、第6図
は本発明による第2連の接合片の側面図、第7図
は本発明による第3連の接合片の側面図、第8図
は第1図、第2図及び第3図のエレメントに溶着
された一連のクラウンエレメントの側面図、そし
て第9図は本発明による接合片が他の組合せによ
り互いに溶着されている歯のブリツジの側面図を
示す。 第1図において、クラウンエレメントはカツプ
またはクラウン1で作られ歯にまたは歯近くに接
着される一側にあるか、1つのタブまたは2つの
タブ2の両側にある。また、マイクロきざみ3が
前記タブ2の内横面にある。歯に設けたクラウン
1のエレメントの図面を単純にするためにエレメ
ントを波形にしている(第1図)。 第2図において、クラウン1がタブ2に沿つて
溶着されている。 第3図及び第4図は溶着作業前後のタブ2及び
マイクロきざみ3付きのクラウン1を示す。 第5図は対応クラウン6の装着前後における接
合片4a,4b及び4cを示す。これら接合片は
その一端にねじ体5を有しこのねじ体を螺合する
めねじ7をクラウン体6に形成している。この組
合せによれば、めねじ7は予め形成された凹部ま
たねじ等によつてクラウン6内に形成され、例え
ば、適当な内径のすでに鋳造されたエレメントを
回転することにより得られる。 第6図において、他の組合せを示し、接合片8
a,8b及び8cがシリンダ9の孔部やクラウン
10に係合する。 第7図におけるクラウン12に設けられる接合
片11a,11b及び11cは鳩尾形エレメント
13を形成している。 第8図は本発明の接合片15でクラウン14が
溶着されている状態を示す。 第9図において、接合片4c及び8aは互いに
溶着されクラウン16及び17を接続し、接合片
8a及び11cも互いに溶着されてクラウンエレ
メント16及び18を接続していることを示す。 本発明は特殊な実施例で示されているが、これ
らは変更でき、請求の範囲内での応用は可能であ
る。
JP50286985A 1984-06-20 1985-06-20 歯科用クラウン及びブリッジ Granted JPS62500217A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT48425/84A IT1177810B (it) 1984-06-20 1984-06-20 Corone e ponti odontoiatrici in lega di titanio,saldabili in bocca
IT48564-A/84 1984-07-13
IT48425-A/84 1984-07-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62500217A JPS62500217A (ja) 1987-01-29
JPH0357780B2 true JPH0357780B2 (ja) 1991-09-03

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ID=11266466

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50286985A Granted JPS62500217A (ja) 1984-06-20 1985-06-20 歯科用クラウン及びブリッジ

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JP (1) JPS62500217A (ja)
IT (1) IT1177810B (ja)

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Publication number Publication date
IT1177810B (it) 1987-08-26
IT8448425A0 (it) 1984-06-20
JPS62500217A (ja) 1987-01-29

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