JPH0357588Y2 - - Google Patents

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JPH0357588Y2
JPH0357588Y2 JP8742287U JP8742287U JPH0357588Y2 JP H0357588 Y2 JPH0357588 Y2 JP H0357588Y2 JP 8742287 U JP8742287 U JP 8742287U JP 8742287 U JP8742287 U JP 8742287U JP H0357588 Y2 JPH0357588 Y2 JP H0357588Y2
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operating
operating lever
operator
pin
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、車両、例えば自動二輪車のブレー
キ、クラツチ等を作動するマスタシリンダの操作
に用いられるレバー装置、特に操向ハンドルに取
付けられたレバーホルダに、マスタシリンダを作
動する操作子および該操作子を作動する操作レバ
ーをそれぞれ設け、前記操作子と操作レバーとの
間に該操作レバーおよび前記操向ハンドル間の間
隔を調節する調節手段を介装したものゝ改良に関
する。
(2) 従来の技術 従来、この種レバー装置として、操作レバーに
螺入されたねじ軸を操作子に当接させるようにし
たものが知られている(実開昭59−128483号公報
参照)。
(3) 考案が解決しようとする問題点 前記装置は、操作子を用いることによつてブレ
ーキ等の作動ストロークを変化させることなく操
作レバーと操向ハンドルとの間の間隔を調節する
ことができるという利点を有するが、その間隔調
節の範囲はねじ軸の長さにより規制されるため前
記範囲が狭いという問題がある。
そこで、ねじ軸を長くすることが考えられる
が、この場合には、ねじ軸における操作子当接部
と反対側が操作レバーより車両前方へ長く突出す
ることになるので、外観が悪いだけでなく、操作
レバーの操作性にも支障を来たすことになる。
本考案は前記不具合を除去し得る前記レバー装
置を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案に係る車両用レバー装置においては、前
記調節手段が、前記操作レバーに回動自在に設け
られて深さの異なる複数の凹所を形成された調節
子と、前記操作レバーの中心までの距離を異にし
て前記操作子に穿設された複数のピン孔と、これ
らピン孔に一端部が選択的に嵌合されると共に他
端部が複数の前記凹所に選択的に係合される押圧
ピンとを備えていることを特徴とする。
(2) 作用 前記のように構成すると、操作子のピン孔の数
に応じて前記間隔調節範囲を広げることができ
る。
(3) 実施例 図示例は本考案を自動二輪車の前輪ブレーキ系
統に適用した一実施例を示し、第1、第2図にお
いて操向ハンドル1はその外端側にスロツトルグ
リツプ2を、またその内側にコンビネーシヨンス
イツチ3をそれぞれ備えている。
コンビネーシヨンスイツチ3に隣接して操向ハ
ンドル1にマスタシリンダ4のレバーホルダ5が
取付けられる。第3図に明示するようにレバーホ
ルダ5における車両前方の二股状端部5aに、第
1支持軸61が軸線を上下方向に向けて取付けら
れ、その第1支持軸61に、マスタシリンダ4の
作動ピストン7を作動する操作子8が回動自在に
支持される。
操作子8は、第1、第4、第5図に明示するよ
うに作動ピストン7の外端面に当接する押動部8
aと、ブレーキ不作動時マスタシリンダ4の外周
面に当接して操作子8の戻り位置を規制する規制
部8bと、第1支持軸61よりも車両前方に突出
するレバー支持部8cとを有する。
レバー支持部8cの貫通孔9に、第1支持軸6
と平行に第2支持軸62が挿通され、その第2支
持軸62の雄ねじ部6aは、第2図に明示するよ
うにレバー支持部8c下面に重合された操作レバ
ー10における取付部のねじ孔11に螺着され、
これにより操作レバー10が第2支持軸62回り
に回動することができる。
第1、第2、第4、第5図に明示するように、
操作子8と操作レバー10との間に、操作レバー
10および操向ハンドル1間の間隔を調節する調
節手段12が介装され、その調節手段12は次の
ように構成される。
即ち、操作レバー10の取付部において、ねじ
孔11の車両後方に孔部13が形成されており、
その孔部13に調節子14の軸部14aが回動自
在に嵌合され、また軸部14aと一体の抓み用フ
ランジ部14bが孔部13の上部開口端面に載置
される。軸部14aには円周状等間隔に、深さを
異にする複数、図示例は4個の凹所151〜154
と、相隣る凹所151,152等の間を連通する浅
い凹溝16とが形成される。孔壁17に操作子8
の押動部8a背面に臨む長孔18が円周方向に沿
つて形成される。操作子8の押動部8a背面側
に、長孔18に向けて開口する複数、図示例では
2個のピン孔191,192が、操作レバー10の
回動中心である第2支持軸62までの距離を異に
して穿設される。図示例では第2支持軸62に近
い一方のピン孔192が他方のピン孔191よりも
浅くなつており、その深い方のピン孔191に押
圧ピン20の一端部が嵌合される。押圧ピン20
の他端部は長孔18を貫通してその半球状端が軸
部14aの凹所151〜154の1個、図示例では
第4番目に深い凹所154に係合している。
第1および第2支持軸61,62間において、操
作子8と操作レバー10の突出部10aとの間に
ばね21が縮設され、そのばね21の弾発力で操
作レバー10が、調節子14および押圧ピン20
を介して操作子8に押圧される。
上記構成において、制動時には操作レバー10
をスロツトルグリツプ2側に牽引すると、調節子
14および押圧ピン20を介し操作子8が第1図
時計方向に回動してマスタシリンダ4の作動ピス
トン7を押動し、これにより制動作用が行われ
る。
この場合、操作子8は操作レバー10と一体に
回動するので、操作レバー10を支持する第2支
持軸62が第1支持軸61よりも車両の前方に偏倚
していてもブレーキの作動ストロークを変化させ
ることはない。
操作レバー10と操向ハンドル1との間隔を広
げる場合には、抓み用フランジ部14bを第1図
時計方向に回動させて、現に押圧ピン20が係合
している凹所154よりも浅い凹所、例えば151
を押圧ピン20に係合させる。この場合、押圧ピ
ン20の半球状端が凹溝16を滑動することにな
るので、押圧ピン20の1つの凹所154との離
脱および押圧ピン20と別の凹所151との係合
を容易に行うことができる。前記抓み用フランジ
部14bの回動に伴い操作レバー10が第2支持
軸62回りにばね21を圧縮しつゝ第1図鎖線示
のように位置aから位置bまで反時計方向に回動
するので、操作レバー10と操向ハンドル1との
間隔が広げられる。
前記間隔調節操作によつて、押圧ピン20が深
い方のピン孔191に嵌合している場合には第1
図に示すように、最も深い凹所154から最も浅
い凹所151に対応する範囲R1に亘つて操作レバ
ー10の位置を四段階に変えることができる。
一方、押圧ピン20を浅い方のピン孔192
嵌合した場合には、押圧ピン20が調節子14の
最も深い凹所154に係合して操作レバー10が
スロツトルグリツプ2に最も接近する位置cが前
記例における凹所152に対応する第三段目の位
置となり、したがつて位置cから位置dに至る範
囲R2に亘つて操作レバー10の位置を四段階に
変えることができる。
このように、操作子8のピン孔191,192
数に応じて前記間隔調節範囲を広げることができ
る。
またこの範囲拡大に際し、操作子8に対する両
ピン孔191,192の形成並びに押圧ピン20お
よび調節子14の共用といつた簡便な手段を用い
るので、経済的であり、その上押圧ピン20が操
作レバー10より車両前方に突出することがな
く、したがつて操作レバー10回りの外観が良好
になると共に操作レバー10の操作性を損うこと
がない。
また前記のように、操作子8および操作レバー
10の支持軸61,62を別々にすると、操作子8
および操作レバー10の取付強度を向上すべく、
それらの取付部の肉厚を増しても各支持軸61
2軸線方向の厚さがそれ程増ことはなく、した
がつて外観が良好になる。
その上操作レバー10に操作子8および調節手
段12を組付けて1つのユニツトを構成し得るの
で、レバーホルダ5に対する操作子8、操作レバ
ー10および調節手段12の組付作業性を向上さ
せることができる。
C 考案の効果 本考案によれば、操作子に複数のピン孔を形成
することにより、それらピン孔の数に応じて操作
レバーと操向ハンドルとの間の間隔調節範囲を広
げることができる。またこの範囲拡大に際し、操
作子に対する複数のピン孔の形成並びに押圧ピン
および回転子の共用といつた簡便な手段を用いる
ので、経済的であり、その上押圧ピンが操作レバ
ーより車両前方に突出することがないので操作レ
バー回りの外観および操作レバーの操作性を良好
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示
し、第1図は全体の平面図、第2図は第1図−
線断面図、第3図は第1図−線断面図、第
4図は第2図矢視図、第5図は要部分解斜視図
である。 1……操向ハンドル、5……レバーホルダ、8
……操作子、10……操作レバー、12……調節
手段、14……調節子、151〜154……凹所、
191,192……ピン孔、20……押圧ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操向ハンドルに取付けられたレバーホルダに、
    マスタシリンダを作動する操作子および該操作子
    を作動する操作レバーをそれぞれ設け、前記操作
    子と操作レバーとの間に該操作レバーおよび前記
    操向ハンドル間の間隔を調節する調節手段を介装
    した車両用レバー装置において、前記調節手段
    は、前記操作レバーに回動自在に設けられて深さ
    の異なる複数の凹所を形成された調節子と、前記
    操作レバーの中心までの距離を異にして前記操作
    子に穿設された複数のピン孔と、これらピン孔に
    一端部が選択的に嵌合されると共に他端部が複数
    の前記凹所に選択的に係合される押圧ピンとを備
    えていることを特徴とする車両用レバー装置。
JP8742287U 1987-06-05 1987-06-05 Expired JPH0357588Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8742287U JPH0357588Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05
KR1019880000149A KR900008424B1 (ko) 1987-06-05 1988-01-12 차량용 레버장치
US07/201,239 US4840082A (en) 1987-06-05 1988-06-02 Lever system for vehicles
IT8848050A IT1219958B (it) 1987-06-05 1988-06-03 Sistema a leva per l'azionamento di un freno o di un innesto in un veicolo,ad esempio un motociclo

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JPS63195989U JPS63195989U (ja) 1988-12-16
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JP2001130472A (ja) * 1999-11-02 2001-05-15 Nissin Kogyo Co Ltd バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置
JP2001260975A (ja) * 2000-03-15 2001-09-26 Nissin Kogyo Co Ltd バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置

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JPS63195989U (ja) 1988-12-16

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