JPH0357404B2 - - Google Patents

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JPH0357404B2
JPH0357404B2 JP63318561A JP31856188A JPH0357404B2 JP H0357404 B2 JPH0357404 B2 JP H0357404B2 JP 63318561 A JP63318561 A JP 63318561A JP 31856188 A JP31856188 A JP 31856188A JP H0357404 B2 JPH0357404 B2 JP H0357404B2
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routine
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pattern
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Yoshihiro Shima
Seiji Kashioka
Takeshi Torino
Kunio Suzuki
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は部品位置検出装置に関し、特に複数の
リード線を有する部品を基板上の所定の位置に高
い位置精度で自動的に搭載可能にする部品位置検
出装置に関する。
基板上の所定の位置に決められた姿勢で部品を
搭載する場合においては、部品を搭載位置に運ぶ
部品保持装置への部品の供給誤差が搭載位置の許
容誤差範囲よりも充分に小さければ、部品を供給
して後、予め決められた数値に従つて保持装置を
目標位置に移動させる単純な制御動作で目的を達
成できる。しかしながら、例えば、IC,LSIの如
く極めて狭い間隔で多数の細いリード線をもつ電
子部品を、これらのリード線に対応して形成され
たプリント基板上の微細な配線端子上に正確に搭
載する組立作業の場合、各リード線と配線端子と
の間に許容される位置ずれの範囲が極めて小さい
ため、供給装置から保持装置への部品供給誤差を
上述した単純な制御を可能とする範囲内に抑える
ことは極めて困難である。特にパツケージの各辺
にそれぞれ複数本のリード線をもつLSIをプリン
ト基板上に搭載する場合には、リード線の長手方
向の位置ずれ許容範囲がこれと直交する方向に延
びるリード線の幅によつて制約されるため、保持
装置への部品供給に許容されるバラツキの範囲は
極めて厳しく、これを実現しようとすると部品供
給装置と保持装置が複雑かつ高価なものとなる。
また、この方式によれば寸法、形状の異なる多品
種の部品自動組立への適合が困難である。
従つて本発明の目的は、基板上の所定位置に高
い位置精度で部品を搭載できるための部品位置検
出装置を提供することにある。
かかる目的達成するために本発明は、複数のリ
ード線を有する部品を搭載すべき基板上の所定位
置の上空に移動するための部品移動手段と、移動
した上記部品のリード線に基板上から光を照射す
るための照射手段と、上記照射手段により照射さ
れた光の透過光により上記部品のリード線の少な
くとも2つの部品領域を撮像するための撮像手段
と、上記部品のリード線の先端を含む検出すべき
少なくとも2つの特定領域の基準位置情報を記憶
する記憶手段と、上記記憶手段から読み出される
検出すべき特定領域の基準位置情報に応じて、上
記撮像手段の撮像領域を移動させる手段と、移動
後に上記撮像手段により撮像された撮像領域を上
記部品のリード線の大きさまたは間隔に基づいて
分割し、分割された領域に存在する上記リード線
のうち先端に位置するリード線の部分パターンの
上記撮像手段からみた位置を検出する手段とを有
することを特徴とする。
以下、本発明の1実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。尚、この実施例は、プリント
基板上の予め定められた位置に、互いに大きさの
異なる種類の電子部品をそれぞれ複数個ずつ、連
続的に搭載する自動組立装置への本発明の適用例
を示すものである。
第1図は電子部品の搭載対象面となるプリント
基板1の概略的な構成を示す図であり、破線で囲
んだ領域は微細な配線パターンの形成領域を示し
ている。この配線領域には、電子部品のリード端
子の配列に合致して、各リード端子に接続される
配線側の端子群が形成されている。第1図で2,
3,4で示す各矩形は、それぞれ大型IC(以下、
LSI部品という)、小型IC(以下、SSIという)お
よび抵抗素子(以下、R部品という)との接続端
子群の形成領域を示しており、この例では、プリ
ント基板1の上に18個のLSI部品と、36個のSSI
部品と、72個のR部品が搭載される。5はプリン
ト基板1を後述する自動組立装置のプリント基板
移動テーブル上に固定するためのピンの通し穴で
あり、プリント基板の4隅の斜線部分6a〜6b
は、上記基板移動テーブルに搭載されたプリント
基板の位置ずれを修正する際のプリント基板の基
準位置を与えるクロスマークの形成領域を示す。
これら4つのクロスマークの位置および上述した
3種類の電子部品の各搭載位置は、組立装置の動
作シーケンスを制御するデータ処理装置に予め記
憶されており、データ処理装置で基板移動テーブ
ルを数値制御することによつて、上記各部分を所
定の位置に移動できるようになつている。
第2図、第3図、第4図はそれぞれLSI部品、
SSI部品、R部品の形状を示す。この実施例で使
用されるLSI部品とSSI部品は、集積回路を内蔵
するパツケージ10の各辺に沿つて、それぞれ複
数本ずつのリード線11を備え、一方、R部品は
パツケージ10の2つの辺に沿つてそれぞれ複数
本ずつのリード線11を備えた構造となつてい
る。LSI部品は、例えばパツケージの寸法が21.6
×21.6mmであり、リード線は幅0.3mm、間隔0.762
mmである。また、SSI部品は10.4mm角のパツケー
ジに幅0.43mmのリード線が1.27mm間隔で配列さ
れ、R部品は17.5×4.1mm角のパツケージに0.3mm
間隔のリード線が1.90mm間隔で配列されている。
これらの電子部品は、後述するように真空吸着ヘ
ツドによつて保持され、撮像装置を利用したパタ
ーン認識処理によつて位置ずれが補正された後、
プリント基板上の所定位置に搭載される。
第5図はプリント基板上に搭載された電子部品
のリード線先端部の状態を示す。7はプリント基
板1の表面に形成された配線層、8は半田層、9
は半田層の表面に塗布されたペースト、12はリ
ード線11の先端部の上面に盛られた迎え半田層
である。プリント基板上に位置合せされた各部品
は、吸着ヘツドの下降によるパツケージ上面から
の押圧によつて、上記ペースト9を介してプリン
ト基板側端子の半田層8の上に仮接着され、全て
の搭載を終えたプリント基板は組立装置からはず
され、加熱炉に入れられて半田層8,12の溶融
温度で熱処理される。
第6図は、上述したプリント基板と電子部品と
の組立て作業を自動的に行なう本発明による組立
装置の機械的部分の構成を示す。図において、2
0はプリント基板1をx,y軸方向に移動させる
と共にz軸の回りに回転させるための基板移動テ
ーブル、22は前述した複数種類の電子部品を各
品種毎に所定の個数ずつ順次に供給する部品供給
装置、23は上記供給装置22から供給された部
品を先端部24に受け取り、これを真空吸着ヘツ
ド25の直下の位置まで搬送するためのy軸方向
に往復可能なワークパレツトである。図示された
ワークパレツトはy軸回りに回転することによつ
て異なる電子部品を取り扱える構造になつてい
る。真空吸着ヘツド25は、z軸方向の移動とz
軸回りの回転を可能とする図示しない位置決め装
置によつて駆動され、ワークパレツト24から受
け取つた部品のz軸回りの回転ずれを修正した
後、これをプリント基板1の表面に下降、搭載す
るよう動作する。27はz軸方向の移動装置28
の先端部に取り付けられた反射板であり、ワーク
パレツト23が吸着ヘツド25への部品引渡しを
終えて部品供給装置22の位置に退避した後に、
吸着ヘツド25とプリント基板1との間に挿入さ
れ、側面から入射する投光器29からの光を上向
きに反射させて電子部品10を下方より照射す
る。30は吸着ヘツド25に保持された電子部品
10の位置検出のためのテレビカメラであり、電
子部品のリード線の像を対物レンズ31と接眼レ
ンズ32とを介して入力できるように、吸着ヘツ
ド25の上方に位置している。第5図で説明した
ように、電子部品のリード線11の先端部の上面
には迎え半田12が盛られているため、電子部品
の上方から照射すると、照明光が半田表面で曲面
反射してリード線の正しい外形を撮像できない。
これに対し、第6図の如く反射板27により電子
部品10の下方から照射すると、リード線外形の
正しいシルエツト像を撮像できる。尚、テレビカ
メラ30の入力映像が処理されて電子部品10の
位置検出が終ると、反射板27は元の位置に退避
し、電子部品10の回転方向の位置ずれが吸着ヘ
ツド25の回転駆動により修正され、x,y方向
の位置ずれがプリント基板移動テーブル20の駆
動により修正された後、吸着ヘツド25がz軸に
沿つて下降し、電子部品をプリント基板上の所定
位置に搭載する。また、1つの部品搭載が完了す
ると、吸着ヘツド25の直下に次の部品搭載位置
が来るように基板移動テーブル20が駆動され
る。34はプリント基板の位置検出のためのテレ
ビカメラであり、投光器37で照射されたプリン
ト基板表面の像を対物レンズ35、接眼レンズ3
6を介して撮像する。前述したプリント基板上の
クロスマーク6a〜6bの位置検出はこのテレビ
カメラ34によつて行なわれ、視野の移動は基板
移動テーブル20によつてなされる。
既に述べたように、この自動組立装置は極めて
微細な寸法のリード線をもつ電子部品を対象とし
ており、これらのリード線をプリント基板上の配
線端子に正確に位置合せすることを要求されてい
る。このため、レンズ系により拡大した像がテレ
ビカメラに入力される。この場合、電子部品の全
体像を撮像すると、パターン認識のための映像信
号のサンプリング間隔の関係から分解能が低下
し、リード線の位置合せに必要な高度の位置検出
精度が得られない。
そこで本発明装置では、電子部品のリード線部
分の像を大きく拡大して撮像し、複数個所の撮像
視野で、パターン認識処理を行なうことによつて
部品の位置を検出している。第2図〜第4図中に
斜線を施して示された領域13a,13b,13
c、および13a′,13b′は、上記吸着ヘツドに
保持された部品の位置ずれ検出のためのパターン
認識処理領域を示す。本実施例の場合、パツケー
ジの4つの辺にリード線をもつLSI部品とSSI部
品については、3箇所の特定の撮像領域13a,
13b,13cでリード線を検出する。撮像領域
13aと13bは、x軸方向の2辺に配列された
リード線のうちの最端部のもの11a,11bを
含む位置に設定され、他の1つの撮像領域13c
は、上記リード線11a,11bに近い側のy軸
方向の辺の中央部に設定される。撮像領域13a
と13bで検出したリード線11a,11bの位
置から部品のx軸方向と回転方向の位置ずれ量が
求まり、また、撮像領域13cで検出したリード
線のY座標から部品のy軸方向の位置ずれが求ま
る。一方、y軸方向の2辺にのみリード線をもつ
R部品については、x軸方向に比較的大きな位置
合せ誤差を許容できるために、第4図の如く、1
つの辺の両端部に撮像領域13a′,13b′を設定
し、それぞれの領域で検出した最端リード線11
a,11bの位置座標から、x軸、y軸および回
転方向の位置ずれを求める。
撮像視野の変更は、吸着ヘツド25あるいは光
学系を含めたテレビカメラ30のいずれかをxy
平面で移動させてもよいが、第6図の自動組立て
装置では、上記吸着ヘツドとテレビカメラの位置
を固定し、対物レンズ31のみをx軸、y軸方向
に移動させる方式を採用している。
第7図は電子部品10、対物レンズ31、接眼
レンズ32およびテレビカメラ30の撮像面3
0′の位置関係を示したものであり、投光器29
からの照射光29′が反射板27で反射され、電
子部品10を下方より照明している。対物レンズ
31が実線で示す位置にあるとき、撮像領域A内
のリード線の実像がP点に等倍の大きさで結像さ
れ、これが接眼レンズ32で所定の倍率に拡大さ
れて撮像面30′に結像する。対物レンズ31が
点線の位置に移動すると、領域Bのリード線の拡
大像が撮像される。このように対物レンズ31の
移動によつて撮像視野を切り換える方式にする
と、距離Rの視野の移動に対して、対物レンズの
移動距離r=1/2Rで済む。それは、被写体と対 物レンズまでの距誠a1、対物レンズと結像面との
距離をb1、結像面と接眼レンズとの距離をa2、接
眼レンズと撮像面との距離をb2とすると、簡単な
相似三角形の公然から、 R=r(a1+b1)/b1 となる。ここで対物レンズは等倍であるため、
b1/a1=1であり、 R=2r となるからである。従つて、テレビカメラ31あ
るいは吸着ヘツド25を移動させる方式に比較し
て、撮像視野の変更所要時間を短縮でき、また視
野移動に伴なう位置精度の低下を防ぐことができ
る。
第8図は自動組立装置の制御回路系の全体構成
図であり、40はプログラムに従つてシステム全
体の動作シーケンス制御と電子部品の位置合せの
ための各種の演算動作を行なうデータ処理装置、
41は上記データ処理装置に接続されたメモリ装
置、42は情報パス43を介して上記データ処理
装置に接続されたオペレータ操作用の入出力装置
を示す。50はパターン検出回路であり、データ
処理装置40からの指令に応じて2台のテレビカ
メラ30,34のいずれか一方を選択し、データ
処理装置40から与えられた標準パターンと上記
の選択されたテレビカメラからの入力映像との間
でパターンマツチング処理を実行する。1画面分
のパターンマツチングの結果は、パターン検出回
路50に内蔵されるメモリに記してあり、このメ
モリの内容はデータ処理装置に読み込まれ、電子
部品の位置検出のための演算に用いられる。パタ
ーン検出回路50の詳細については第9図〜第1
2図で後述する。
51はプリント基板移動テーブル20の駆動回
路、52は部品供給装置22とワークパレツト2
3の駆動回路、53は反射板移動装置28の駆動
回路、54は吸着ヘツド25の真空吸着動作を制
御するための回路、55は吸着ヘツド25を移動
する位置決め装置25′の駆動回路、56はテレ
ビカメラの対物レンズ31を移動する位置決め装
置31′の駆動回路である。これらの回路51〜
56は情報パス43を介してデータ処理装置40
に接続され、データ処理装置から与えられる指令
に応じて制御対象を所定の方向に駆動する。
第9図にパターン検出回路50の全体構成を示
す。このパターン検出回路50は、データ処理装
置40から与えられた標準パターンとテレビカメ
ラから入力される映像内の各位置で切り出された
部分パターンとを逐次比較し、最も高い一致度を
示す部分パターンの切り出し位置の座標を求める
形式のものがあるが、撮像視野内に同一形状で映
し出される複数のリード線のそれぞれの位置を精
度よく検出するため、次のような工夫がなされて
いる。すなわち、(1)映像信号のサンプリング間隔
を変えることにより、部分パターンとして切り出
される映像領域の大きさを可変にし、粗いパター
ンマツチングと精度の高いパターンマツチングが
選択的に行なえること、(2)映像内に任意の大きさ
でパターンの探索領域を設定し、探索領域内での
パターンマツチング結果のみを有効とするように
したこと、(3)撮像画面を複数の区画に分割し、標
準パターンと最も近い部分パターンの位置座標が
各区画毎に求まるようにしたことである。サンプ
リング間隔、探索領域の位置および大きさ、分割
する区画の大きさ等は、自動組立ての動作シーケ
ンスのステツプに応じて、全てデータ処理装置4
0から指令される。
第9図において、60はカメラ同期信号60
a、各種のタイミング信号60b〜60fおよび
テレビカメラの画面走査点の位置座標信号60
xyを発生するためのタイミング制御回路であり、
その詳細については第11図で後述する。テレビ
カメラ30,34は上記タイミング信号発生回路
60から出力される水平および垂直の同期信号6
0aに同期して画面をラスタ走査し、映像信号3
0s,34sをそれぞれ出力する。これらの映像
信号は、データ処理装置40からの制御信号Sで
切り換わるスイツチSWによつていずれか一方が
選択され、二値化回路61に入力される。二値化
回路61は、入力映像信号をデータ処理装置40
からの制御信号44fによつて指定される所定の
しきい値と比較し、これを“1”、“0”の二値信
号61sに変換して映像メモリ62に供給する。
62は二次元的な画像を記憶するための映像メ
モリであり、走査線n−1本分の画像を順次シフ
トしながら記憶し、撮像画面上で縦方向に並んだ
位置関係にあるn個の絵素の信号を並列的に出力
する。63は上記映像メモリ62からの出力信号
を受けて、n×n′ビツトの二次元部分パターンに
変換して出力する部分パターン切り出し回路であ
る。映像メモリ62と部分パターン切り出し回路
63は、タイミング制御回路60から出力される
クロツク信号60b,60cによつて動作し、こ
れらのクロツク信号の周期を変えることによりサ
ンプリング間隔を変えて次々と部分パターンを切
り出せるように構成されている。その具体的構成
については第10図で後述する。
64は上記部分パターンと照合すべきn×n′絵
素の情報からなる標準パターンを保持するための
レジスタである。このレジスタの内容と部分パタ
ーン切り出し回路63の出力は、照合加算回路6
5により対応するビツト毎に比較照合され、内容
的に一致したビツトの合計数が部分パターンと標
準パターンとの一致度を示す信号65sとして出
力される。回路65は切り出し回路63に同期し
て動作するため、一致度信号65sは撮像画面の
走査に並行して次々と出力される。
65′は一致座標記憶用のレジスタ、66は一
致度記憶レジスタ、67は上記一致度記憶レジス
タ66a内容と一致度信号65sとを比較し、一
致度信号65sがレジスタ66の値よりも大きい
ときパルス信号67sを出力する比較回路であ
る。このパルス信号67sは、タイミング制御回
路60から出力される一致度比較指示信号60s
により開かれるANDゲート68に入力されてお
り、比較指示信号60sの出力期間中のみAND
ゲート68を通過し、レジスタ65′と66にデ
ータ更新を可能とするパルス68sとして入力さ
れる。一致座標記憶用のレジスタ65′は、パル
ス68sが入力されたとき、タイミング制御回路
60から出力されている位置座標60xyを記憶
し、一方、レジスタ66は一致度信号65sを記
憶する。上記位置座標信号60xyは撮像画面上
の走査点のXY座標を示しており、回路63で切
り出される部分パターンの位置と特定の関係にあ
る。従つて、レジスタ65′と66には、一致度
比較指示信号60sで特定される領域内において
検出された標準パターンに最も近い部分パターン
の位置座標と両者の一致度が記憶されることにな
る。
70はデータ処理装置40からの指令に基づい
て撮像画面内にパターンの探索領域を設定すると
共に、探索領域を複数の区画に分割し、現在の走
査点が探索領域内に入つているとき、一致度比較
指示信号70sと上記走査点の属する区画のアド
レス70xy(70x,y)を発生する領域分割回
路であり、その具体的構成については第12図で
後述する。この回路から出力されるアドレス信号
70xyは、アドレス切り換え回路71を介して
一致度メモミリ72と座標メモリ73に与えられ
る。
一致度メモリ72はアドレス信号70xyに対
応する記憶領域を有し、探索領域における上記ア
ドレスに対応する区画毎に部分パターンと標準パ
ターンとの現時点までの最大一致度を記憶できる
ようになつている。すなわち、メモリ72のアド
レスされた記憶領域の内容は信号72sとして読
み出され、照合加算回路65から次々と出力され
る一致度信号65sと共に比較回路74に入力さ
れる。比較回路74は新しく求められた一致度6
5sの方が大きいとパルス信号74sを出力す
る。このパルス信号74sは一致度比較指示信号
70sにより開閉制御されるANDゲート75に
入力されており、比較指示信号70sの出力期間
中のみANDゲート75から出力され、メモリ7
2,73のデータ更新を可能とするパルス75s
になる。従つて、一致度メモリ72はパルス信号
75sに応答して、アドレス信号70xyに対応
する記憶領域に信号65sで与えられる新たな一
致度を記憶できる。
一方、座標メモリ73は、上記一致度メモリ7
2と同様に、アドレス信号70xyに対応する座
標記憶領域を有し、上記パルス信号75sが与え
られたとき、アドレスされた記憶領域にタイミン
グ制御回路60から出力される座標データ60
xyを記憶する。
画面走査はY方向の位置をずらしつつX方向に
繰り返して行なわれるため、探索領域内における
区画のアドレスも上記画面走査に応じて次々と変
わり、一画面走査終了時点では全ての区画につい
ての標準パターンと部分パターンとの最大一致度
と部分パターンの位置座標がメモリ72,73に
記憶されることになる。
第10図に映像メモリ62と部分パターン切り
出し回路63の具体的回路構成の1例を示す。こ
こで映像メモリ62は互いに縦続接続されたn−
1本のシフトレジスタ62−2〜62−nからな
つている。初段のシフトレジスタ62−2の入力
は二値化回路の出力61sであり、この信号はそ
のまま部分パターン切り出し回路63に第1入力
1sとして入力され、各シフトレジスタの出力が
第2〜第nの入力信号2s〜nsとして切り出し回
路に入力される。これらのシフトレジスタ62−
2〜62−nは、それぞれ走査線1本分の情報を
記憶できるメモリ容量を有し、出力1s〜nsが撮
像画面で縦方向に並んだ位置関係にあるn個の絵
素信号となるように構成されている。
部分パターン切り出し回路63は、それぞれ
n′ビツトの長さをもつn本のシフトレジスタ63
−1〜63−nから構成され、各シフトレジスタ
は映像メモリ62から直列的に入力された信号を
n′ビツトの並列信号63sとして出力する。
映像メモリ62と部分パターン切り出し回路6
3の各シフトレジスタは、タイミング制御回路6
0から出力されるクロツク信号60bまたは60
cによつて情報シフト動作を行なう。従つて、例
えば走査線m本目毎に、映像メモリ62の各シフ
トレジスタには1絵素間隔のクロツク信号60b
を与え、切り出し回路63の各シフトレジスタに
はm絵素間隔のクロツク信号60cを与えれば、
縦横にm絵素の間隔でサンプリングされたn×
n′絵素からなる圧縮された二次元部分パターンを
得ることができ、各走査線で1絵素間隔のクロツ
ク信号60b,60cを与えれば、上記切り出し
回路63から正規の大きさの、二次元部分パター
ンが得られる。
第11図にタイミング制御回路60の具体的な
回路構成の1例を示す。この回路は走査点座標6
0xyとテレビカメラの同期信号60aを発生す
る第1回路部60Aと、データ処理装置40から
与えられるパラメータに従つて探索範囲を設定
し、クロツク信号60b,60c、一致度比較指
示信号60sおよび探索終了信号60fを発生す
る第2回路部60Bとからなつている。
第1回路部60Aは1絵素間隔に相当する周期
で基準クロツク信号60dを発生する発振器80
を有し、このクロツクによりX座標カウンタ81
を進ませる。カウンタ81の周期は定数設定器8
2にセツトされており、一致検出回路83により
カウンタ81が周期に達したことを検出するとカ
ウンタ81がリセツトされる。こうして、カウン
タ81は所定の周期で繰返しカウントを行なう。
一致検出回路83の出力60eはY座標カウンタ
84にクロツクとして加えられ、周期を与える定
数設定器85と一致検出回路86との組合わせに
より、カウンタ84は所定の周期で繰返しカウン
トを行なう。87,88はそれぞれ水平および垂
直の同期信号発生回路であり、これらの同期信号
発生回路はX,Yの各座標カウンタ81,84の
内容がそれぞれ所定値となつたことを検出して、
一定のタイミングおよび幅を持つ同期信号60a
を送力する。
第2回路部60Bは、データ処理装置40から
信号44aとして与えられる探索範囲の左端と右
端のX座標XS,XEを保持するレジスタ90と9
1、探索範囲の上端と下端のY座標YS,YEを保
持するレジスタ95と96、縦方向のサンプリン
グ間隔を保持するレジスタ101、および横方向
のサンプリング間隔を保持するレジスタ105を
含む。92,93は一致検出器であり、それぞれ
レジスタ90,91の内容と第1回路部から与え
られる走査点のX座標60xとが一致した時にパ
ルスを出力し、フリツプ・フロツプ94をセツト
およびリセツトする。従つて、フリツプ・フロツ
プ94はX座標が指定された範囲内にあるときの
みオンとなる。Y座標についても同様に、上端、
下端を与えるレジスタ95,96、一致検出器9
7,98によつてフリツプ・フロツプ99をセツ
ト・リセツトし、指定範囲内のみでオンとなる信
号を作り出す。尚、一致検出器98の出力は探索
終了を示す信号60fとなる。
100は第1回路部におけるX座標カウンタ8
1と同じクロツク60dで動作するカウンタであ
り、その内容がレジスタ101に保持されたサン
プリング周期と一致すると、一致検出器102の
出力102の出力102sによつてリセツトさ
れ、内容が零に戻る。従つてカウンタ100はレ
ジスタ101が保持する周期で繰返しカウンタを
行なう。103はカウンタ100の内容が零であ
ることを検出する回路であり、1周期に1クロツ
クタイムのみ出力がオンとなる。Y方向について
も同様に、カウンタ104、周期レジスタ10
5、一致検出器106、ゼロ検出器107によ
り、1周期に1水平走査線のみオンとなる信号を
作り出す。
111〜112はANDゲートであり、クロツ
ク信号60b,60cおよび一致度比較指示信号
60sを作り出す。すなわち、ANDゲート11
0はY方向の指定されたサンプリング間隔ごとに
基準クロツク60dを1水平走査期間出力し、こ
のクロツクは映像メモリ62のシフトクロツク6
0bとなる。ANDゲート111は、さらにX方
向にもサンプリングされたクロツクを出力し、こ
のクロツクは部分パターン切り出し回路63のシ
フトクロツク60cとなる。ANDゲート112
は、フリツプ・フロツプ113がセツト状態にあ
り且つ走査点がX方向とY方向の探索範囲内ある
期間に限つて、上記クロツク760cを出力し、
これは一致度比較指示信号60sとなる。尚、フ
リツプフロツプ113はデータ処理装置40から
与えられるスタート指示信号44bによつてセツ
トされ、探索終了信号60fによつてリセツトさ
れるため、標準パターンと部分パターンとのマツ
チングは、データ処理装置40がスタートを指示
した1画面走査期間のみ実行されることになる。
第12図に領域分割回路70の具体的回路構成
の1例を示す。
この回路はXアドレス制御部70AとYアドレ
ス制御70Bとからなつており、120Xと12
0Yはそれぞれ探索の開始点の座標XS,YSを保
持するためのレジスタ、121Xと121Yは分
割される1つの区画のX方向、Y方向の寸法d2
d1を保持するためのレジスタ、122Xと122
YはX方向、Y方向の区画の数n2,n1を保持する
ためのレジスタであり、これらの各レジスタに保
持されるパラメータは信号44cとしてデータ処
理装置40から送り込まれる。また、123X,
123Y,124X,124Y,125X,12
5Yは一致検出回路、126X,126Y,12
7X,127Yはカウンタ、128X,128
Y,129はフリツプ・フロツプ、130X,1
30Y,131,134はANDゲート、132
X,132Y,133X,133YはORゲート
をそれぞれ示している。
先ずXアドレス制御部70Aから動作説明する
と、一致検出回路123Xはタイミング制御回路
60から出力された走査点のX座標60xとレジ
スタ120Xに保持された探索開始点の座標XS
とを比較し、一致したときパルス信号140Xを
出力する。このパルス信号は、フリツプ・フロツ
プ128Xをセツトすると共に、ORゲート13
2X,133Xを介してカウンタ126X,12
7Xの値をそれぞれ零にリセツトする。フリツ
プ・フロツプ128Xがセツト状態になると、そ
の出力によりANDゲート130Xが開かれ、基
本クロツク60dが次々とカウンタ126Xに入
力されてカウント動作が開始される。
一致検出回路124Xは、上記カウンタ126
Xの値がレジスタ121Xに保持された1分割区
画の横幅d2に一致したとき、パルス信号141X
を出力する。このパルス信号141Xはカウンタ
127Xに入力されてカウント値を1進めると共
に、ORゲート132Xを介してカウンタ126
Xのリセツト端子に与えられる。従つて、カウン
タ127Xの内容は走査が横方向に何番目の区画
で行なわれているかを示す値となつており、この
値は区画のXアドレスを示す信号70xとして出
力される。
一致検出回路125Xは、上記カウンタ127
Xの値とレジスタ122Xに保持された区画のX
方向の指定数n2と比較し、一致したときパルス信
号142Xを出力する。パルス信号142Xは、
ORゲート133Xを介してカウンタ127Xの
リセツト端子に入力され、その値を零に戻すと共
に、フリツプ・フロツプ128Xをリセツトし、
ANDゲート130Xを閉じて基本クロツク60
dの入力を阻止する。これらの動作は各水平走査
線ごとに繰り返されるため、これによつて探索領
域内における分割区画のXアドレスを示す信号7
0xが繰り返して出力される。
次にYアドレス制御70Bについて説明する。
Yアドレス制御部では、データ処理装置40から
検出動作開始の指示信号44dが出力されたと
き、フリツプ・フロツプ129がセツトされ、
ANDゲート134が開かれる。一致検出回路1
23Yは、タイミング制御回路60から出力され
た走査点のY座標60yとレジスタ120Yに保
持された探索開始点の座標YSとを比較し、一致
したときパルス信号140Yを出力する。このパ
ルス信号140Yは、ORゲート132Y,13
3Yを介してカウンタ126Y,127Yをリセ
ツトし、もしANDゲート134が開いていれば、
これを介してフリツプ・フロツプ128Yをセツ
トする。これによつて、ANDゲート130Yが
開かれ、タイミング制御回路60から1水平走査
線毎に出力されるキヤリイ信号60eが次々とカ
ウンタ126Yに入力され、カウント動作が開始
される。
一致検出回路124Yは、上記カウンタ126
Yの値がレジスタ121Yに保持された1分割区
画の縦の幅d1に一致したとき、パルス信号141
Yを出力する。このパルス信号はカウンタ127
Yに入力されてカウント値を1進めると共に、
ORゲート132Yを介してカウンタ126Yの
リセツト端子に入力され、その値をリセツトす
る。従つて、カウンタ126Yは分割区画の縦幅
に等しいカウンタ値を周期としてカウンタ動作を
繰り返し、走査点がY方向の1つの区画から次の
区画に移るたびにカウンタ127Yにカウント動
作させることになる。カウンタ127Yの内容は
走査が縦方向に何番目の区画で行なわれているか
を示す値となつており、この値の区画のYアドレ
スを示す信号70yとして出力される。信号70
yはXアドレスを示す信号70xと共に、一致度
メモリ72、座標メモリ73に与えられる。
一致検出回路125Yは、上記カウンタ127
Yの値とレジスタ122Yに保持された区画の縦
方向の指定数n1とを比較し、一致したときパルス
信号142Yを出力する。このパルス信号142
YはORゲート133Yを介してカウンタ127
Yをリセツトし、同時にフリツプ・フロツプ12
8Y,129をリセツトする。また、上記パルス
信号は指定されたパターン検出処理の終了信号7
0eとしてデータ処理装置40に送られる。フリ
ツプ・フロツプ128Yはちようど探索領域の1
回分の走査期間オン状態になつているため、その
出力信号とXアドレス制御部のANDゲート13
0Xの出力信号とのAND出力をANDゲート13
1から取り出すことにより、一致度比較指示信号
70sが得られる。
次に、本発明の自動組立装置を制御するデータ
処理装置のプログラム動作について説明する。
第13図は1枚のプリント基板1の上に3種類
の電子部品(LSI,SSI,R)を、それぞれ複数
個ずつ所定の順序で搭載するための基本的な動作
手順を示しており、開始ルーチン300は、操作
員がプリント基板1を移動テーブル20に固定
し、入力装置42から組立開始及指令を入力する
ことによつて起動される。ルーチン302はプリ
ント基板の位置補正を行なうためのものであり、
プリント基板に形成された穴5と移動テーブル2
0上に設けられた位置合せ用のピンとの間に遊び
による位置ずれ、あるいは製造誤差によるプリン
ト配線の位置ずれを第1のテレビカメラ37を利
用して検出し、プリント配線の位置と向きを基準
をxy軸に一致させる。この位置補正が終るとル
ーチン310に進み、第1部品(例えばLSI部
品)の処理に必要な各種のパラメータをセツトす
る。パラメータのセツトは、複数種類の電子部品
の組立処理を共通のサブプログラムにより実行可
能とするためのものであり、例えば電子部品の種
類、個数、使用する標準パターンの種類、撮像視
野の位置関係、探索領域および領域分割等を示す
変数が第1部品に対応づけられる。311は全て
の第1部品に対して搭載を終えたか否かを判定す
るルーチンであり、処理すべき第1部品がまだ残
つていればルーチン312に進み、全て完了して
いればルーチン320に進む。ルーチン312で
はワークパレツト23から吸着ヘツドに第1部品
を供給すると共に、上記第1部品と接続されるプ
リント基板側の端子群が吸着ヘツドの下に位置す
るように基板テーブル20を移動する。基板移動
テーブルの移動量は、電子部品の種類毎に搭載順
序に従つて予めメモリ内に記憶してある。これが
終るとルーチン313に進み、吸着ヘツドに保持
された第1部品の位置検出と姿勢の補正を伴な
う。次いでルーチン314で部品の位置ずれを補
正するために基板移動テーブル20を移動し、ル
ーチン315で吸着ヘツドを下降させて電子部品
をプリント基板に搭載する。ルーチン315が終
ると判定ルーチン311に戻り、所定個数の第1
部品の搭載が終るまで以上の操作が繰り返され
る。
ルーチン320〜325、およびルーチン33
0〜335は、それぞれ第2部品(例えばSSI部
品)と第3部品(例えばR部品)について同様の
処理を示しており、全ての第3部品について搭載
が完了すると終了ルーチン340に進み、入出力
装置42に信号を出力して操作員に処理の終了を
報知する。尚、上述した各ルーチンにおいて異常
が検出された場合には、プログラムのシーケンス
は終了ルーチン340に進み、入出力装置42に
よつて異常の発生とその内容を操作員に報知す
る。
プリント基板の位置補正ルーチン302の詳細
を第14図〜第16図を参照して説明する。プリ
ント基板1の位置補正は、プリント基板の4隅に
形成されたクロスマーク6a〜6dの位置を第1
のテレビカメラ34で順次に検出し、各クロスマ
ークの位置座標から、基板xy座標系に対するプ
リント基板の位置ずれ量を求めることによつて行
なわれる。
第14図は1つのクロスマークの拡大図に示し
ている。クロスマーク部分6は基板上にプリント
された金属層からなり、テレビカメラには明るい
領域として映し出される。基板移動テーブル20
の原点に対する各クロスマークの中心7の標準的
な位置を示すデータは予め記憶してあり、データ
処理装置40からの指令によつて基板移動テーブ
ル20を上記位置データに基づいて移動させるこ
とにより、各停止位置での撮像視野を二点鎖線2
00で示す位置に設定することができる。従つ
て、例えば標準的なクロスマークの中心位置から
所定の距離だけ隔てて、図に示す如く2つの狭い
探索領域x1〜x2,y1〜y2を設定し、第1の探索領
域(x1〜x2)では第15図Aに示す標準パターン
201を用い、第2の探索領域(y1〜y2)では第
15図Bに示す標準パターン202を用いてパタ
ーンマツチングを行なえば、各探索領域で検出さ
れた標準パターンとの最大一致度を示す部分パタ
ーン切り出し位置の座標から、実際のマーク中心
位置のX,Y座標を求めることができる。この場
合の各探索領域は、標準パターンと同一の特徴を
もつパターンが1つしか存在しない範囲に設定で
きるため、標パターン201,202にサンプリ
ングされない高分解能のパターンを適用できる。
第16図Aは上述した方法によつて4つのクロ
スマーク6a〜6dを順次に検出し、プリント基
板の位置ずれを補正するルーチン302の詳細な
プログラムフローチヤートである。このプログラ
ムでは、ルーチン402でプリント基板を左下端
のマーク6aの位置に移動し、ルーチン404で
マーク位置を検出する。これが終ると判定ルーチ
ン406で検出結果を判定し、マーク検出が正常
に終了していれば408に進み、マーク検出に失
敗していれば異常終了処理ルーチン436に進
む。ルーチン408〜412では上記と同様に、
右下端マーク6bの位置を検出する。右下端マー
ク6bについての位置解出が正常に終了していれ
ば、ルーチン414に進み、左右のマークのX座
標の差から回転ずれ量を算出する。回転方向のず
れ量が許容値以内であれば、判定ルーチン416
から422に進み、そうでなければ判定ルーチン
418に進んで既に行なつた回転ずれ修正の回数
についてチエツクする。もし規定の回数の修正を
済ませていれば、自動修正不能とみなして異常終
了し、そうでなければ基板移動テーブル20にZ
軸回りの補正動作を行なわせ、ルーチン402に
戻る。ルーチン422〜432では、402〜4
14と同様にして右上端マーク6eと左上端マー
ク6dを検出する。全てのマークについて位置検
出が正常に終了すると、判定ルーチン432から
434に進み、プリント基板を基準位置に一致さ
せるためのX,Y方向のずれ量を算出し、これを
補正する方向に基板移動テーブル20を駆動す
る。このプログラム処理によつて、プリント基板
1は標準のxy座標系の原点に位置したことにな
り、これを起点として基板移動テーブル20を数
値制御することにより、各部品搭載位置が吸着ヘ
ツド25の直下に順次に位置合せできる。
第16図Bは上記プログラムにおけるマーク位
置検出のためのルーチン404,414,424
および430に相当するサブプログラムの詳細フ
ローチヤートである。このプログラムでは、開始
ルーチン440で各種のパラメータをイニシヤラ
イズした後、ルーチン442で標準パターンの指
定パラメータの番号を「0」にセツトする。この
番号が「0」のときは、ルーチン444で第1の
探索領域(x1〜x2)が指定され、ルーチン446
で標準パターン201を用いた精パターンマツチ
ングが実行される。つまり、第9図の信号44
a,44k,44bが出力される。パターン検出
回路から終了信号60fが出力されると、ルーチ
ン448が実行され、信号44nと44iが出力
されてレジスタ65,66の内容がメモリ41に
読み込まれる。次のルーチン450ではパターン
番号を1だけ増やす。パターン番号が1以下であ
れば、判定ルーチン452からルーチン444に
戻り、標準パターン202を用いて第2の探索領
域(y1〜y2)で上記と同様のパターンマツチング
が行なわれる。第2の探索領域でのパターンマツ
チングが完了していれば、ルーチン454に進
み、メモリ41に読み込まれた2つの一致度デー
タが所定値以上が否か判定し、所定値以上であれ
ば、ルーチン456でクロスマークの中心位置の
計算を行なつた後、終了ルーチン464に進む。
もし一致度が規定値よりも小さければ、ルーチン
458で二値化しきい値の変更回数をチエツクす
る。二値化しきい値はパターンマツチングの一致
度に影響があり、既に規定の回数の変更が済んで
いれば、ルーチン460に進んで異常終了処理を
行なう。そうでなければルーチン462で二値化
しきい値を現在値よりもわずかに変更し、ルーチ
ン442に戻る。二値化しきい値の変更は信号4
4fとして出力するデータの値を変えることによ
り達成される。
第17図は第13図のルーチン312(32
2,332)の詳細なプログラムフローチヤート
である。このプログラムでは、先ず供給装置22
からワークパレツト23に部品に供給し(ルーチ
ン427)、予め記憶されている位置データに従
つて基板移動テーブル20を次の部品搭載位置に
移動させ(ルーチン474)、ワークパレツト2
3を所定距離だけ前進させる(ルーチン476)。
ワークパレツトは部品10が吸着ヘツド25の直
下に来た位置で停止する。次いで、吸着ヘツド2
5を初期位置から所定距離だけ下降させ(ルーチ
ン478)、吸着バルブを開いて部品を吸着動作
させる(ルーチン480)。これが終ると、部品
の下端がワークパレツトの上面より完全に離間す
る位置まで吸着ヘツドを上昇させ(ルーチン48
2)、ワークパレツトを初期位置、すなわち次の
部品を受け取る位置まで戻す(ルーチン484)。
ワークパレツトが退避すると、吸着ヘツド25を
所定距離下降させ(ルーチン486)、反射板2
7を部品の直下に挿入する(ルーチン488)。
このとき、吸着ヘツドは部品のリード線11が対
物レンズ31の焦点距離に一致する位置で停止す
る。
第18図は第13図の部品搭載ルーチン315
の詳細なプログラムフローチヤートを示す。この
プログラムでは、反射板を初期位置に復帰させた
後(ルーチン502)、吸着ヘツド25をプリン
ト基板の表面位置まで降下させ(ルーチン50
4)、仮接着のための背圧が加わるように更に一
定の距離だけ降下させ(ルーチン506)、これ
が終ると初期位置に復帰させる(ルーチン50
8)。
次に、第13図の部品位置補正ルーチン313
(323,333)の詳細なプログラム・フロー
チヤートを第19図によつて説明する。
既に第2図〜第4図で説明したように、この実
施例ではLSI部品とSSI部品については3箇所、
R部品については2箇所の互いに位置の異なる撮
像領域を設定し、各撮像領域で検出したリード線
の位置関係から吸着された電子部品の姿勢と位置
ずれを判断するようにしている。これらの領域の
撮像は第2のテレビカメラ30で行なわれ、ま
た、電子部品に位置ずれがあつた場合にまは、
X,Y方向の位置ずれは基板移動テーブルでプリ
ント基板を移動させることによつて補正し、回転
方向の位置ずれのみを吸着ヘツドの回転動作によ
つて補正するようにしている。
第19図に示した部品位置補正ルーチンのプロ
グラムは、ルーチン522で第1検出位置、例え
ば撮像領域13aに対物レンズ31を移動し、ル
ーチン524で最も端に位置して撮像されたリー
ド線11aの位置を検出する。次にルーチン52
6で第2検出位置、例えば撮像領域13bに対物
レンズ31を移動し、ルーチン528で最も端に
位置して撮像されたリード線11bの位置を検出
する。このようにして2本のリード線の位置が検
出されると、ルーチン530において各リード線
のX,Y座標から電子部品のZ軸回りの回転ずれ
量を求めることができる。また第2図、第3図、
第5図から理解できるように、リード線はクラン
ク状に折り曲げられているため長手方向、すなわ
ちリード線11a,11bについてはy軸方向の
長さにばらつきがあるが、これと直交する軸方向
には高い位置精度をもつている。従つて第1、第
2の検出位置で検出され2つのリード線11a,
11bのX座標は電子部品のx軸方向の正確な位
置計算に用いることができ、この計算をルーチン
530で行なう。ルーチン532では、前のルー
チン530で求めた回転方向ずれ量に応じて、吸
着ヘツドの駆動装置を位置ずれ補正方向に動作さ
せる。判定ルーチン534では上記補正量を予め
定められた値と比較し、補正量が大きれればルー
チン522に戻つて上述した動作を再度繰り返
し、そうでなければルーチン536に進む。ルー
チン536では現在処理している部品の種類がR
部品か否かを判定する。R部品であればルーチン
538に進み、既に検出されている2本のリード
線のY座標から部品のY座標を算出し、終了ルー
チン546に進む。LSI部品、SSI部品の場合に
は、判定ルーチン536から540,542に進
み、第3検出位置13cにおいてリード線11c
を検出し、そのY座標に基づいてルーチン544
で部品の正確なY座標を計算する。
以上の部品位置補正プログラムにおいて、リー
ド線の位置を検出するルーチン524,528,
542では、撮像視野に含まれる同一形状の多数
のリード線の中から特定のリード線の中から特定
のリード線を選択するための工夫が必要となる。
そこで本発明では、第20図に示すように、先ず
サンプリングによつて広い範囲の特徴を圧縮させ
た粗い標準パターンを用いて複数のリード線を検
出する(ルーチン552)。この複数のリード線
検出には、設定された探索領域を複数の区画に分
割し、各分割領域毎に標準パターンと画像から切
り出した部品パターンとの最大一致度を求める方
式を採用する。このようにすれば、検出された複
数本のリード線の相対的な位置関係から、目標と
する最端のリード線を特定することができる。こ
の粗い位置検出ルーチン554で上記位置検出が
成功したか否かを判定し、不成功なら異常終了ル
ーチン560に進み、成功していればルーチン5
56に進む。ルーチン556では、既に特定され
ているリード線の粗い位置データから、クロスマ
ークの検出で行なつたと同様に狭い範囲の探索領
域を設定し、サンプリングのない精密な標準パタ
ーンを用いてパターンマツチングを実行する。こ
れによつて目標とするリード線の正確なX,Y座
標を求めることができる。ルーチン558は上記
精位置検出が成功したか否かを判定し、不成功な
ら異常終了ルーチンに進み、そうでなければ終了
ルーチン562に進む。
粗位置検出ルーチン552の詳細を第21図の
サブプログラム・フローチヤートと第22図を参
照して説明する。
このプログラムでは、先ずルーチン602にお
いて、パターンマツチングに使用する粗標準パタ
ーンを信号44kとしてレジスタ64に設定す
る。使用する標準パターンは電子部品の種類と撮
像領域、すなわち第1〜第3のどの検出位置かに
よつて異なるが、その指定はこのサブプログラム
に分岐する前にパラメータ設定により行なわれて
いる。例えばLSI部品の第2検出位置では、撮像
領域13bに第22図A、あるいはBの如くリー
ド線が映し出され、各リード線の先端部の位置を
検出するための標準パターンとして第23図のも
のが用いられる。この標準パターン220は12×
12絵素からなり、第22図Aに破線枠221で示
す如く、リード線の先端部と一致する特徴パター
ンを含んでいる。同様の標準パターンがリード線
の種類毎に各検出位置に応じて用意されている。
ルーチン604では、サンプリング間隔を指定
するパラメータと撮像領域を複数の区画に分割す
るためのパラメータを、それぞれ信号44a、信
号44cとしてタイミング制御回路60および領
域分割回路70に出力する。これによつて、例え
ば第22図、A,Bに示す如く、区画210〜2
14に分割された探索領域が設定される。区画に
含まれるリード線の大きさ、間隔によつて決め
る。608はこのように分割された各区画毎に標
準パターンと最も一致する部分パターンの位置を
検出するルーチンであり、これによつてデータ処
理装置40から領域分割回路にスタートの指示信
号44dが出力され、パターン検出回路50が動
作する。領域分割回路が終了信号70eを出力す
ると、ルーチン610によつて座標メモリ73と
一致度メモリ72から各区画毎のデータを読み取
る。これらのデータは、ルーチン612におい
て、一致度が所定の値を越えるものだけがリード
線の候補点データとして選択される。614は選
択された候補点データの有無を判定するルーチン
であり、もし候補に該当するデータが全くなけれ
ばルーチン624に進み、二値化しきい値の変更
が既に規定回数だけ行なわれたか否かを判定す
る。この判定がしきい値変更が規定回数終了して
いればルーチン626に進んで異常終了処理と
し、そうでなければルーチン628でしきい値を
変え、ルーチン608からの処理を再度行なう。
リード線の候補点となるデータが存在する場合に
は、ルーチン614から616に進み、候補点の
位置関係を調べる。ここでは、極めて接近した位
置関係で2以上の候補点が存在する場合、それら
の中から最大一致度をもつ1つの候補点を残し、
他を消去する。これは区画とリード線との位置関
係によつて、2つのリード線について2以上の区
画でデータ登録が生じ得るからである。ルーチン
620では、このように整理された候補点の中か
らX,Y座標の位置関係によつて目標とするリー
ド線の有無を判定する。もし最端に位置した目標
とするリード線が見つかればルーチン622に進
み、このリード線の特定点の位置座標、例えば第
22図のQ点の座標を算出し、終了ルーチン63
0に進む。そうでなければルーチン624に進
み、二値化しきい値を変更して再度パターン検出
を行なうか否かを判定する。
次に、精位置検出ルーチン556の詳細を第2
4図のプログラムフローチヤートと第25図、第
26図を参照して説明する。上述の粗位置検出で
はサンプリングされた粗い標準パターンを用いて
いるため、求められた特定点QのX,Y座標はサ
ンプリング間隔に相当する誤差を含む。そこで第
25図の如く、点Qの座標と特定の位置関係にあ
るx1〜x2,x3〜x4,y1〜y2を第1、第2、第3の
探索領域に指定し、それぞれの領域で第26図
A,B,Cに示す精密な標準パターンを用いた位
置検出を行なう。これらの標準パターンも12×12
絵素からなつている。このようにすれば、第1、
第2の探索領域で求めたX座標の中心から点Qの
正確なX座標が求まり、また第3領域で求めたY
座標から点Qの正確なY座標が求まる。
第24図のプログラムでは、先ずルーチン64
2で、使用する標準パターンを示すパラメータに
番号「0」をセツトする。この番号が「0」のと
きは、ルーチン644〜648において、例えば
第26図Aの標準パターン231を用い、探索領
域をx1〜x2に指定したパターンマツチングを実行
し、検出されたX,Y座標と一致度データを番号
に対応した所定のメモリ領域に登録するようデー
タ処理装置が動作する。上記パラメータはルーチ
ン650で+1される。判定ルーチン652はこ
の値が1より大きいか否かを判定し、1より大き
ければルーチン654に進み、そうでなければ6
44に戻る。これによつて、番号「1」に対応し
て標準パターン232を用い、x3〜x4を探索領域
とするパターンマツチングが実行される。
ルーチン654は2回のパターンマツチングに
より得られた一致度が所定値以上が否かを判定す
る。一致度が低ければルーチン660,662に
進んで映像二値化のしきい値を変更し、ルーチン
642からの処理をやり直す。高い一致度が得ら
れれば、ルーチン654から656に進み、2つ
のX座標からリード線の幅を検出する。このリー
ド幅はルーチン658で判定され、予め部品毎に
決つている標準値の許容範囲に収まつているか否
かが判定される。もし誤差が大き過ぎればルーチ
ン660に進み、映像の二値化しきい値を変え
る。許容範囲内にあればルーチン664,666
に進み、第3の探索範囲y1〜y2で標準パターン2
33を用いたパターンマツチングを実行する。こ
のマツチング結果はルーチン668で判定され、
高い一致度が得られていればルーチン670に進
んでリード線の中心点QのX,Y座標が計算され
る。次いでルーチン672において上記計算結果
が撮像視野に対応した所定のメモリ領域に記憶さ
れ、終了ルーチン676に進む。
尚、上記の説明は撮像領域13bのy軸方向に
延びるリード線の位置検出について述べたが、こ
れとは逆向きあるいは直交関係にある第1、第3
の撮像領域13a,13cにおいては第26図D
に示す標準パターン234が必要となる。また第
2、第3の撮像領域ではリード幅およびその中心
位置の計算に用いるX座標とY座標が逆の関係に
なる。これらの事項については、第24図のプロ
グラムの個々のルーチンにおいて、その時点での
部品の種類および撮像領域を示すパラメータを参
照して処理内容を決めるようにすればよいため、
このプログラムを複数種類の部品の複数の撮像視
野に共通に適用できる。また、第26図と第15
図の標準パターンは共用できる。
第27図は、以上説明したプログラム制御によ
る1個の部品の吸着から基板上への搭載までの各
部の動作をタイムチヤートに示したものである。
以上説明したように、本発明の自動組立装置で
は2台の撮像装置を用い、第1の撮像装置で基板
の位置検出を行ない、第2の撮像位置で部品の位
置検出を行なうようにしている。互いに異なる高
さに位置した検出対象に対して、このように2台
の撮像装置を用いることによつて、焦点合せ作業
が不要となり、処理時間の短縮と検出精度の向上
および撮像系位置合せ機構の簡単化が図れる。ま
た、本発明によれば部品の位置検出を複数の撮像
視野で行なつた特徴検出の結果から求めるように
しているため、大きさの異なる部品を同一の認識
手法で位置検出でき、特に対物レンズの移動によ
つて撮像視野を切り換える方式を採用した場合に
は、これらの認識処理を簡単な機構で短時間に実
現できる。この場合、第6図に示したように部品
を背面から照明し、そのシルエツト像を撮像する
ようにすると、単に部品表面の曲面での光反射に
起因した部品形状の乱れを防止できるばかりでな
く、部品の背面にある基板表面の模様を遮蔽して
部品のみ撮像できるため、パターンの誤認識を防
止できる利点がある。尚、実施例では部品と基板
との間に光反射板を挿入し、投光器からの横方向
の投射光が上記光反射板で上向きに反射されて部
品のシルエツト像が撮像されるようにしたが、こ
の反射板は部品の位置検出時に挿入され部品搭載
時に吸着ヘツド直下から退避できればよいため、
第6図のワークパレツト24を光反射板と兼用さ
せ、要素27,28を省略した構造としてもよ
い。この場合、ワークパレツトの部品受け部24
を透明部材で構成し、その内側に光源を内蔵する
か、あるいは部品受け部24の内側に反射板を取
り付け、投光器29からの光が上向きに反射すれ
ばよい。
実施例ではLSI等の電子部品をプリント基板上
の端子形成面に重ねる組立作業について述べてい
るが、本発明の特徴的な構成は、部品を基板上に
設けた孔に差し込む作業等、実施例以外の組立作
業の自動化にも適用できること明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子部品が搭載されるプリント基板1
の1例を示す図、第2図、第3図および第4図は
それぞれ上記プリント基板に搭載される電子部品
10の形状の1例を示す図、第5図はプリント基
板上の端子と電子部品のリード線端部の接続状態
を示す図、第6図はプリント基板上に上記電子部
品を自動的に搭載する装置の機構部を概略的に示
す斜視図、第7図は上記自動搭載装置の第1の撮
像装置の光学系を説明するための図、第8図は上
記自動搭載装置の制御系の全体構成を示すブロツ
ク図、第9図は上記第8図におけるパターン検出
回路50の具体的構成の1例を示すブロツク図、
第10図は第9図における映像メモリ62と部分
パターン切り出し回路63の具体的構成を示す
図、第11図は第9図におけるタイミング制御回
路60の具体的構成を示す図、第12図は第9図
における領域分割回路70の具体的構成を示す
図、第13図は上記自動搭載装置の概略的な制御
手順を示すプログラム・フローチヤート、第14
図はプリント基板1に形成されている位置決め用
のクロスマークの形状と撮像視野との関係を示す
図、第15図A,Bはそれぞれ上記クロスマーク
の位置検出に適用される標準パターンを示す図、
第16図Aは第13図におけるプリント基板り位
置補正ルーチン302の詳細を示すプログラム・
フローチヤート、第16図Bは第16図Aにおけ
るマーク位置検出ルーチン404の更に詳細な手
順を示すプログラム・フローチヤート、第17図
は第13図における部品供給ルーチン312の詳
細を示すプログラム・フローチヤート、第18図
は第13図における部品搭載ルーチン315の詳
細を示すプログラム・フローチヤート、第19図
は第13図のルーチン313の詳細を示すプログ
ラム・フローチヤート、第20図は第19図のリ
ード線位置検出ルーチン524(528,54
2)の詳細を示すプログラム・フローチヤート、
第21図は第20図のリード線粗位置検出ルーチ
ン552の更に詳細な手順を示すプログラム・フ
ローチヤート、第22図A,Bは撮像視野に含ま
れるリード線と領域分割との関係を説明するため
の図、第23図は粗位置検出のために適用する標
準パターンの1例を示す図、第24図は第20図
のリード線精位置検出ルーチン556の更に詳細
な手順を示すプログラム・フローチヤート、第2
5図は上記精位置検出のために設定されるパター
ン探索領域の説明図、第26図A〜Dはそれぞれ
精位置検出のために適用される標準パターンの1
例を示す図、第27図は上記自動搭載装置により
1つの電子部品が処理される期間内における主要
素の動作タイムチヤートを示す。 符号の説明、第6図において、1は電子部品1
0が搭載されるプリント基板、20はプリント基
板移動テーブル、22は部品供給装置、23はワ
ークパレツト、25は部品を保持するための真空
吸着ヘツド、27は光反射板、30は部品位置検
出用のテレビカメラ、34は基板位置検出用のテ
レビカメラ、31,35は対物レンズ、32,3
6は接眼レンズ、29,37は投光器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数のリード線を有する部品を搭載すべき基
    板上の所定位置の上空に移動するための部品移動
    手段と、移動した上記部品のリード線に基板上か
    ら光を照射するための照射手段と、上記照射手段
    により照射された光の透過光により上記部品のリ
    ード線の少なくとも2つの部品領域を撮像するた
    めの撮像手段と、上記部品のリード線の先端を含
    む検出すべき少なくとも2つの特定領域の基準位
    置情報を記憶する記憶手段と、上記記憶手段から
    読み出される検出すべき特定領域の基準位置情報
    に応じて、上記撮像手段の撮像領域を移動させる
    手段と、移動後に上記撮像手段により撮像された
    撮像領域を上記部品のリード線の大きさまたは間
    隔に基づいて分割し、分割された領域に存在する
    上記リード線のうち先端に位置するリード線の部
    分パターンの上記撮像手段からみた位置を検出す
    る手段とを有することを特徴とする部品の位置検
    出装置。
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JP6673165B2 (ja) * 2016-11-29 2020-03-25 株式会社島津製作所 電池のx線検査装置

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