JPH0357355B2 - - Google Patents

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JPH0357355B2
JPH0357355B2 JP24953787A JP24953787A JPH0357355B2 JP H0357355 B2 JPH0357355 B2 JP H0357355B2 JP 24953787 A JP24953787 A JP 24953787A JP 24953787 A JP24953787 A JP 24953787A JP H0357355 B2 JPH0357355 B2 JP H0357355B2
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solenoid
permanent magnet
reed switch
magnetic
magnetic field
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JP24953787A
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、リードスイツチを用いたソレノイ
ドの作動検出機構に関する。
(従来の技術) ソレノイドは、ソレノイドコイルの中心にプラ
ンジヤを出没可能に設けるとともに、前記コイル
の一端部に前記プランジヤを常時吸引する永久磁
石を設け、コイルの他端部に前記プランジヤを常
時突出方向に付勢するスプリングを設けたもの
で、コイルに印加する作動パルス信号によつて永
久磁石とコイル間の磁界が打ち消され、スプリン
グのばね圧でプランジヤが突出し、その状態に保
持される。手動によつてプランジヤを押込むと、
永久磁石の吸着力によつてプランジヤを没入状態
に保持する。
この構造において、プランジヤを没入磁には、
永久磁束をプランジヤヨークに生ずる磁界は閉鎖
状態となつており、外部に磁束は漏洩しないが、
プランジヤ突出時には永久磁石から外部に磁束が
漏洩することを利用してコイル外周に常開形のリ
ードスイツチを配置しておき、作動パルスによる
磁界の打ち消しにより、プランジヤが突出するこ
とで外部に漏洩する磁束によつてスイツチが閉成
することで検出信号を出力するようにしている。
また、この構造ソレノイドは、最近ではガスメ
ータなどの遮断弁に用いられ、なんらかのセンサ
ー手段を通じて異常状態が検出されると作動パル
スを出力し、ソレノイドを駆動して流路遮断を行
い、これと同時に前記リードスイツチを通じて遮
断状態を検出し、表示するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、この種のソレノイド式遮断弁をガス
メータ内に組み込むにあたつては、前記ガスメー
タは外部の適用電源と接続されているわけではな
く、内部にリチユウム電池などの長期使用できる
電池を電源として組込み、ほぼガスメータのライ
フサイフサイクルぎりぎりまで使用できるように
している。
したがつて、前記ソレノイド式遮断弁は省消費
電力形のものでなければならず、必然的に遮断弁
駆動用のソレノイドは小形化され、駆動動力も極
めて小さくなる。
このように駆動動力が小さいと必然的に永久磁
石−コイル間の漏洩磁界の磁力も小さくなり、検
出動作が不安定となりやすい。
また、磁力が小さい場合には、側部にアツセン
ブリされるリードスイツチの固有作動ばらつき
や、永久磁石のばらつき、あるいは組付け誤差に
よつて作動時における感度が極端に異なつてしま
い、実際にソレノイドが作動したにも拘らず、検
出しない場合も生ずる惧れがあり、しかもこれら
リードスイツチはいつたん組付けた後には以上の
ばらつきによる感度調整が不可能が、または極め
て難しかつた。
この発明は以上の問題を解決するものであつ
て、その目的はソレノイドの容量が小さい場合で
あつても確実に作動状態を検出できること、およ
び感度調整を自由に行えるようにしたソレノイド
の作動検出機構を提供するものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため、この発明は、ソレノ
イドの側部に配置され、該ソレノイドに対する励
磁電流によつて作動をすることにより生じたソレ
ノイド外周の漏洩磁界を検出して接点を開閉する
作動状態検出用のリードスイツチを設けたものに
おいて、該リードスイツチは、ガラス管内に封入
されて対向する一対の接点部と、一端を一方の接
点部に隣接するとともに、他端を前記ガラス管の
外部に導出した漏洩磁界検出用の磁性対片とから
なり、該磁性体片の外部導出端を前記ソレノイド
に設けた永久磁石に近接配置した構成とした。
(作用) 漏洩磁束が生じると磁性体片の外部導出端が永
久磁石に接近配置されていることにより、漏洩磁
束は該磁性体片を通じてリードスイツチ内部の接
点部に確実に伝達され、接点部を作動させる。こ
れを検知出力として取出すことができる。リード
スイツチの感度調整は前記磁性体片と永久磁石と
の隙間調整によつて行える。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
第1図はこの発明をガスメータに用いるソレノ
イド式遮断ユニツトに適合した場合の一実施例を
示している。
図において、遮断弁ユニツト1は、フランジ2
と、このフランジ2の背部に固定されるソレノイ
ド3と、フランジ2の表面側に突出し、かつ前記
ソレノイド3のプランジヤ4に連結した弁体5
と、弁体5とフランジ2間に介在された圧縮コイ
ルスプリング6とからなつており、前記フランジ
2をハウジング7に固定することで、フランジ2
から突出する弁体5はガスメータのハウジング7
の内部に形成されたノズル部8に対向位置する。
前記ソレノイド3の内部構造は、前記フランジ
2の下面にO−リング9を介して結合するととも
に、その中心に前記プランジヤ4を出没可能に挿
通したボビン10と、ボビン10の外周に巻回さ
れたソレノイドコイル11と、ボビン10の下部
側にO−リング12を介して嵌合固定されたスペ
ーサ兼用のアンビル13およびアンビル13の下
部に積層配置された永久磁石14と、永久磁石1
4の下部の含むソレノイド3の両側部全体を上下
に包囲するヨーク15とを備えている。
そして、外部に引き出されたリード線11aを
通じてコイル11に流れるパルス出力によつて、
前記永久磁石14−コイル11間に形成される磁
界の打ち消しを行い、前記スプリング6のばね圧
によるプランジヤ4の突出動作を行い、弁体5を
ノズル部8に当接してガス流路を遮断するように
なつており、手動によつてプランジヤ4をソレノ
イド3の内部に押込むように構成されている。
また、前記ヨーク15と90度交差してコイル1
1の外側部には取付板16aを介して固定された
ソレノイド3の作動検出用のリードスイツチ16
が平行配置されている。
このリードスイツチ16はソレノイドの作動状
態に伴なう磁束の変化を検出し、図示しない制御
系に検知信号を送出するもので、第2図に示す詳
細構造となつている。
図におけるリードスイツチ16は、両端よりリ
ード線17,18を引込んだ封入ガラス管19
と、前記各リード線17,18と一体であつて、
ガラス管19内の中央部で対向する一対の接点部
17a,18aと、一方のリード線17と平行に
ガラス管19内に導入され、その作用端20aを
他方のリード線17の接点部17aを中央に挟み
込むようにして対向位置する磁性片20とからな
つている。
そして、前記磁性片20のガラス管19からの
突出端はL字形に折曲げられ、その先端、すなわ
ち検出端20bを前記永久磁石14の側部に所定
間隙dを対向位置させている。
したがつて、永久磁石14の外周に生じている
磁力は前記磁性片20の作用端20aを通じて前
記接点部17aに直接作用し、接点部17aを吸
引し、この結果両接点部17a,18aは開成す
る。この吸引力は前記永久磁石14との間隙dに
相当する磁力であり、永久磁石14図体の磁力が
小さくても大きな影響を受けないものとなつてい
る。
この状態から、コイル11に作動パルス、すな
わち前記磁界を打ち消す方向のパルスを印加する
と、永久磁石14の磁界は打消され、接点部17
aは接点部18aに接触し、リード線17,18
間を閉成し、これを検知振信号として図示しない
制御部に出力し、作動状態を確認したり、その表
示を行うのである。
なお、リードスイツチ16の感度を調整する場
合には、前記磁性片20の検出端20bを移動調
整して永久磁石14との間隙dを調整すればよ
い。
また、前記実施例ではこの発明をソレノイド式
遮断弁に適用した場合を示したが、これのみに限
定適用されるものでなく、ソレノイド自体が小容
量で漏洩磁界が小さいもの一般の検出機構に適合
できることは勿論である。
[発明の効果] 以上実施例によつて詳細に説明したように、こ
の発明にあつては、漏洩磁束が生じると磁性体片
の外部導出端が永久磁石に接近配置されているこ
とにより、漏洩磁束は該磁性体片に通じてリード
スイツチ内部の接点部に確実に伝達され、接点部
を作動させる。これを検知出力として取出すこと
ができる。
またこの発明によるリードスイツチの感度調整
は前記磁性体片と永久磁石との隙間調整によつて
行える。
したがつて、この発明では特にソレノイドの容
量が小さく小さな消費電力で作動するもの一般の
作動検出機構として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用したソレノイド式遮断
弁ユニツトを示す半断面側面図、第2図は同遮断
弁ユニツトの検出機構を構成するリードスイツチ
と永久磁石との関係を示す拡大図である。 1……ソレノイド式遮断弁ユニツト、3……ソ
レノイド、11……ソレノイドコイル、14……
永久磁石、16……リードスイツチ、17a,1
8a……接点部、19……ガラス管、20……磁
性片、20a……作用端、20b……検出端。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ソレノイド側部に配置され、該ソレノイドに
    対する励磁電流によつて作動することにより生じ
    たソレノイド外周の漏洩磁界を検出して接点を開
    閉する作動状態検出用のリードスイツチを設けた
    ものにおいて、該リードスイツチは、ガラス管内
    に封入されて対向する一対の接点部と、一端を一
    方の接点部に隣接するとともに、他端を前記ガラ
    ス管の外部に導出した漏洩磁界検出用の磁界体片
    とからなり、該磁性体片の外部導出端を前記ソレ
    ノイドに設けた永久磁石に近接配置したことを特
    徴とするソレノイドの作動検出機構。
JP24953787A 1987-10-02 1987-10-02 ソレノイドの作動検出機構 Granted JPH0193683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24953787A JPH0193683A (ja) 1987-10-02 1987-10-02 ソレノイドの作動検出機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24953787A JPH0193683A (ja) 1987-10-02 1987-10-02 ソレノイドの作動検出機構

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Publication Number Publication Date
JPH0193683A JPH0193683A (ja) 1989-04-12
JPH0357355B2 true JPH0357355B2 (ja) 1991-08-30

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JP24953787A Granted JPH0193683A (ja) 1987-10-02 1987-10-02 ソレノイドの作動検出機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3364087B2 (ja) * 1996-07-25 2003-01-08 東京瓦斯株式会社 双方向遮断弁

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JPH0193683A (ja) 1989-04-12

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