JPH0357315B2 - - Google Patents

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JPH0357315B2
JPH0357315B2 JP2056277A JP5627790A JPH0357315B2 JP H0357315 B2 JPH0357315 B2 JP H0357315B2 JP 2056277 A JP2056277 A JP 2056277A JP 5627790 A JP5627790 A JP 5627790A JP H0357315 B2 JPH0357315 B2 JP H0357315B2
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JP
Japan
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suction
compressor assembly
housing
hole
conduit
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JP2056277A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/12Casings; Cylinders; Cylinder heads; Fluid connections
    • F04B39/123Fluid connections
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S417/00Pumps
    • Y10S417/902Hermetically sealed motor pump unit

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、全般的に、気密コンプレツサーアセ
ンブリ、特に、気密封止ハウジング内に取り付け
られたクランクケースを有し、一つの吸い込みラ
インコネクタを利用して該ハウジングの外側から
吸い込みラインを通つて該クランクケースへ直接
吸い込みガスを送ることを目的とする直接吸い込
みコンプレツサーアセンブリに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
一般に、従来の気密封止コンプレツサーアセン
ブリは、コンプレツサー機構が内部に取り付けら
れ、気密状態に封止された気密封止ハウジングか
らなる。該コンプレツサー機構は、気体状態の冷
媒を圧縮し、そして吐き出すためのクランクケー
ス或はシリンダブロツクからなる圧縮室を含む。
特に、加圧されたハウジングを有する代表的なコ
ンプレツサーアセンブリにおいて、冷却システム
から戻つてくる吸い込みガスが、該ハウジングの
外側からクランクケースの中にある圧縮室に延伸
する管路を通して圧縮室に供給される。こうした
配置を取つているコンプレツサーアセンブリを、
普通は直接吸い込みコンプレツサーアセンブリと
呼ぶ。こういうコンプレツサーアセンブリには、
吸い込み管を該ハウジングを通して、圧縮室に通
じているクランクケース或はシリンダブロツクの
吸い込み入口に導くため、この吸い込み管の該ハ
ウジングの外側にある部分は、吸い込みアキユム
レータ部を含んでおり、或は冷却システムの吸い
込みライン接続のための管継手を設けいる。
上で述べたようなクランクケースに開けた入口
からハウジング上の穴を通つて吸い込み管を設け
ることにより二つ基本的な問題が起こる。つま
り、組立中にクランクケースをハウジングと一直
線上にそろえないと、吸い込み管が過度応力を受
けることとなる。特にコンプレツサーアセンブリ
部品の製造公差、つまり吸い込み管を通させるた
めに設けた間隔や開口は、コンプレツサーの組立
中に困難を引き起こし、結果として組み立てた後
のコンプレツサーの吸い込み管に不要の応力が作
用している。このハウジングを通つている吸い込
み管に働いている不要の応力は、コンプレツサー
の作動中に騒音を生ずる。
上述したコンプレツサーアセンブリに関連する
第二の問題は、コンプレツサーの作動中で起き、
コンプレツサーとハウジングとの間の吸い込み管
の結び方により発生する、コンプレツサーからハ
ウジングに伝わる振動や騒音につながる。特に、
コンプレツサーの運転はコンプレツサー機構の軸
方向の、半径方向のとねじリの力により生ずる微
小の位置ずれを伴うために、コンプレツサー機構
と静止のハウジングとの間吸い込み管の連結方式
はハウジングに伝わる振動や騒音の程度を決め
る。吸い込みコネクタはまた、そのような力によ
く耐え、ハウジング内部からの漏れがないように
その連結を無傷に保たなければならない。
ここで挙げられた問題は既にいくつかの従来技
術の装置によりある程度に改良された。例えば、
吸い込みラインコネクタを用いるのが知られてい
る。該吸い込みラインコネクタは、軸上に間隔を
置いた、それぞれにハウジングとクランクケース
に取り付けた1対のL型管継手と、ハウジングと
クランクケースの中間で、垂直にこの1対のL型
管継手の軸方向に沿い、該低圧室の内部に配置さ
れた連結パイプからなる。この連結パイプは、ハ
ウジングとクランクケースの間で起きている軸方
向のおよび半径方向の振動を補うために、そのL
型管継手の一つか、両方に関して可動となつてい
る。このような吸い込み管コネクタの使用により
生じた問題は、ハウジングの中にクランクケース
とハウジングの側壁の間に間隔を置くことが必要
となる。さらに、このようなコネクタは、組立が
難しくなり、しかも高い側面を有する加圧ハウジ
ングに適用しない。
ハウジングとコンプレツサークランクケース上
の入口との間に半径方向上の〓間ができるのを防
ぐための他の従来装置の方法は、吸い込み管の末
端が自在にその入口を通ることを許すための、入
口中にO−リングシールを備えることである。代
表的な方法において、ハウジングの入口に設ける
アダプタがハウジングに溶接され、そして吸い込
み管にろう付けされる。こうした配置の主な問題
は、作動中のコンプレツサーの運動に一つの自由
度しか用意されていないことである。
ハウジングとコンプレツサークランクケースの
間に装置の運転により生じる互いの位置ずれを防
ぐためのもう一つ従来方法は、ハウジングの側壁
から入り、半径方向の内側へ伸びている吸い込み
管の端部に、該吸い込み管をクランクケース上の
吸い込み入口に全面に接触させるための円錐フラ
ンジを設けることである。円錐フランジの太い方
の端は、吸い込み口より大きな直径を持ち、直線
運動を可能にしている。
直接吸い込み気密封止コンプレツサーアセンブ
リに用いられる吸い込みラインコネクタにおい
て、吸い込みガスがハウジングの内部空間に入る
ために、ハウジングに溶接の方法で接続される吸
い込みラインアダプタ装置が知られている。この
ようなアダプタは、二つの部分からなつており、
その一部分がハウジング上の開口のあるところに
溶接され、もう一部分が連結部材でろう付けなど
の方法で冷却システムの吸い込みラインに接続さ
れる。そして吸い込みラインに接続された連結部
材をハウジングに溶接された管継手に螺入し、密
封した連結をさせる。ねじ山を付けられたナツト
によりこの二つの部分を引つつけ、その間に据え
付けられたO−リングシールを持つ両方の接触面
に強制的にくつつけさせる。
本発明は直接吸い込み型の気密封止コンプレツ
サーアセンブリ用の、改良されたコネクタを提供
することにより、前述の従来技術の欠点を無くす
ことに成功した。本発明によりコンプレツサーア
センブリ内のコンプレツサー機構の軸方向の、半
径方向の及びねじりの限られた運動が許される
上、吸い込みラインコネクタを無傷に保ち、ハウ
ジング内部から漏れ及びハウジングへの振動や騒
音の伝わりを防ぐことができる。
全般に、本発明は、運転中に軸方向の、半径方
向の及びねじりの限られた運動を伴う、ハウジン
グに配置されるコンプレツサー機構を有する直接
吸い込み型の気密封止コンプレツサーアセンブリ
に吸い込みラインコネクタを提供する。該吸い込
みラインコネクタは、ハウジング内の吐出圧空間
を通り、コンプレツサー機構のクランクケース上
に設ける吸い込み入口とハウジングの側壁に取り
付けられる吸い込みコンジツトの取付部材とを連
結するコンジツトからなる。このコンジツトの両
端は、ハウジングに対するコンプレツサー機構の
限られた運動に応じ、該コンジツトの軸方向の運
動やアンギユラ運動ができるような方法で、それ
ぞれ吸い込み入口と取付部材の中に係合させて封
止される。
特には、一つの形態として本発明は、気密封止
コンプレツサーアセンブリに、ハウジングに配置
されるコンプレツサー機構のクランクケース上に
開口する吸い込み入口とを同軸に揃えるために、
ハウジングの側壁に取り付けられ、接続位置を限
定する取付部材を有する吸い込みラインコネクタ
を提供する。両端の部分にそれぞれ環状の突起部
を設ける吸い込みコンジツトの一端は、吸い込み
入口孔の中に密封されるように収容され、そして
半径方向の外側へ伸び、その反対側の端部は取付
部材により限定された取付孔に密封密封されるよ
うに収容される。コンジツトの各突起部には、環
状シール溝があつて、コンジツトや取付部材や吸
い込み入口の間をそれぞれ封止するための環状シ
ール部材が受けられるようになつている。
本発明の吸い込みラインコネクタの一つの利点
は、ハウジングに対するコンプレツサー機構の軸
方向の、半径方向の及びねじりの限られた運動が
あつても、ハウジング側壁上の取付部材とクラン
クケース上の吸い込み入口とを連結した吸い込み
ラインの密封された連結が保証されることであ
る。
本発明の吸い込みラインコネクタのまた一つの
利点は、ハウジングやクランクケースの機械加工
公差とこれらの部品の組立公差に対して補償があ
ることである。
本発明の吸い込みラインコネクタのもう一つの
利点は、ハウジングに吸い込み取付部材を設ける
ことにより、吸い込みコンジツトの取り付け及び
取り外しが容易になり、それによつてコンプレツ
サーアセンブリの組立を簡単化させることであ
る。
本発明の吸い込みラインコネクタのさらにもう
一つの利点は、吸い込み圧力下の冷媒が、圧力差
動装置により生じるコンジツト漏れや振動なしに
ハウジング上の取付部材から吐出圧空間を通して
クランクケースに運ばれることである。
本発明の吸い込みラインコネクタのまた別の利
点は、吸い込みライン取付部材に組み込まれた、
取り外しやすい円錐形スクリーンフイルターを提
供することである。
本発明の吸い込みラインコネクタのさらに別の
利点は、この吸い込み入口コネクタの使用により
クランクケースからハウジングへの騒音の伝達を
実質上除去することである。
本発明によるコンプレツサーアセンブリは、そ
の一つの形態として、側壁を有し、その中に吐出
圧室を設ける気密封止ハウジングを提供してい
る。冷媒を圧縮することを目的とする、その中に
設けている吸い込み空洞部と、この吸い込み空洞
部とクランクケースの外側との連絡通路を提供す
る吸い込み入口孔とを備えるクランクケースを有
するコンプレツサー機構がハウジングに配置され
ている。吸い込み入口孔は、この空洞部から本質
的に側壁に垂直の軸線に沿つて半径方向の外側へ
伸びている取付部材は側壁に据えつけられ、その
中に設けている取り付け孔が本質的に側壁に垂直
な軸線に沿つて該側壁を通つて伸びている。取り
付け孔と吸い込み入口孔とが本質的に一直線上に
揃えている。本発明はさらに、取り付け孔に収容
されている第一の軸方向端部と、吸い込み入口孔
に収容されている第二の軸方向端部と、吐出圧空
間を通つて伸びている中間部からなるコンジツト
を提供している。第一シールが第一端部と取り付
け孔の間に設けら、第二シールが第二端部と吸い
込み入口孔との間に設けられる。第一と第二のシ
ールにより、コンジツトの取り付け孔と吸い込み
入口孔に受けられている両端部をそれぞれ封止す
る。こうして、吸い込みコンジツトが吐出圧室か
ら密封される。本発明のこの形態の一面は、吸い
込みコンジツトの第一と第二の端部に、環状のシ
ール溝が設けられている環状の突起部がそれぞれ
設けられ、それぞれの環状シールを受け入れる。
本発明の、もう一つの形態として、側壁を設け
る気密封止ハウジングを含むコンプレツサーアセ
ンブリをも提供している。その中に設けている吸
い込み空洞部と、この吸い込み空洞部とクランク
ケースの外側との連絡通路を提供する吸い込み入
口孔とを備えるクランクケースを有するコンプレ
ツサー機構が該ハウジングに配置されている。吸
い込み入口孔は、この空洞部から本質的に側壁に
垂直の軸線に沿つて半径方向の外側へ伸びてい
る。取付部材は側壁に据えつけられ、その中に設
けている取り付け孔が本質的に側壁に垂直の軸線
に沿つて該側壁を通つて伸びている。取り付け孔
と吸い込み入口孔とが本質的に一直線上に揃えて
いる。本発明はさらに、取り付け孔に収容されて
いる第一の軸方向端部と、吸い込み入口孔に収容
されている第二の軸方向端部と、吐出圧空間を通
つて伸びている中間部からなるコンジツトを提供
している。ハウジングに対するコンプレツサー機
構の限定された相対運動に応じて、第一の軸方向
端部と第二の軸方向端部と取り付け孔と吸い込み
入口孔からなる軸線に対しての軸方向運動及びア
ンギユラ運動ができるように、第一の軸方向端部
を取り付け孔と係合させて密封し、第二の軸方向
端部を吸い込み入口孔と係合させて密封する。本
発明のこの形態の一つの面は、吸い込みコンジツ
トの本質的に取り付け孔と吸い込み入口孔との軸
線に沿う軸方向の限られた運動が可能となつてい
ることである。このことは、吸い込みコンジツト
の半径方向の内側への軸方向の限られた運動がク
ランクケースにより限定されることと、半径方向
の外側への軸方向の限られた運動が外部取り付け
部材により限定されることにより実現する。本発
明のこの形態のもう一つの面は、この吸い込みコ
ンジツトが取り付け孔より小さい直径を有する、
本質的に円筒形のものとなつていることである。
このようにして、吸い込みコンジツトの取り付け
部材の使用により吸い込みコンジツトの装着と脱
着が便利になる。
〔実施例〕
各図面に示した通りの本発明の実施例、特に第
1図に関連して、コンプレツサーアセンブリ10
には、ハウジング12を設けている。該ハウジン
グには、上部14と下部18があり、両方が、溶
接やろう付けなどにより気密状態に結合されてい
る。コンプレツサーを垂直方向に直立位置に取付
ける目的で、取付けフランジ20が、下部18に
溶接されている。気密封止ハウジング12には、
固定子24と回転子26を有する電動モータ22
が内臓されている。該固定子には、巻線28が施
してあり、回転子26には、中央に開き口30が
あいていて、その中にクランクシヤフト32が締
まりばめで固定されている。ハウジング12の下
部18には、電源にコンプレツサーを接続する端
子クラスタ32が設けられている。モータ22が
3相モータである場合は、端子クラスタ34での
電源接続を変更することにより、コンプレツサー
アセンブリ10の2方向動作が可能になる。
コンプレツサーアセンブリ10には、下部18
に油だめ36がある。下部18の側壁に油用覗き
窓を設けて、油だめ36内の油量を確認出来るよ
うになつている。クランク軸32の端の座ぐり4
2内に、遠心式油ピツクアツプ管40を圧入して
いる。油ピツクアツプ管40は、従来の構造のも
ので、中に垂直パドル(図示せず)が密封してあ
る。
第1図の実施例では、ハウジング12内には、
またコンプレツサー機構44が入つている。コン
プレツサー機構44は、モータ固定子24を、固
定子24と回転子26との間に、環状空〓50が
出来るように取り付けた複数の取付ラグ48を含
むクランクケース46を主とする。クランクケー
ス46には、また、図2と3に示す通り、本発明
による複数の弾性取付けアセンブリ54を用い
て、ハウジング12内に支持されている円筒取付
けフランジ52を含む。フランジ52の周辺縁と
ハウジング上部14との中間の環状空間53によ
り、ハウジング12の上端と下端とが連絡され、
潤滑油が戻つたり、全ハウジング内部の吐出圧が
均一になる。
好適実施例に図示している通り、コンプレツサ
ー機構44は、往復運動ピストンスコツチヨーク
コンプレツサーである。中でも、クランクケース
46には、4本の半径方向に配置されているシリ
ンダーを含み、その内、2本は、第1図で、シリ
ンダー56とシリンダー58として示している。
該4本の半径方向配置シリンダーは、クランクケ
ース46の内側円筒壁62により形成される中央
の吸込み空洞60内に開き、またそれと連絡して
いる。クランクケース46の上面66に、比較的
大きいパイロツト穴64が設けてある。クランク
軸を含む数々のコンプレツサー構成部品は、パイ
ロツト穴64を通して組み付ける。ケージベアリ
ング68などのトツプカバーは、ベアリング68
を通じて上面66内に伸びている複数のボルト7
0により、クランクケース46の上面に取付けら
れている。ベアリング68をクランクケース46
に組み付ける場合、Oリングシール72が、ハウ
ジング12内部により形成される吐出圧空間74
から、吸込み空洞部60を分離する。
クランクケース46には、更に、下面76とそ
こから伸びているベアリング部78を含む。ベア
リング部78には、圧入などにより、一対のスリ
ーブベアリング80と82から成るスリーブベア
リングアセンブリが納まつている。1ケの長いス
リーブベアリングよりも2ケのスリーブベアリン
グの方が、ベアリング部78に組付け易い。同様
に、ケージベアリング68内にスリーブベアリン
グ84を設け、そのためスリーブベアリング8
0,82,84が軸方向に整合している。スリー
ブベアリング80,82,84は、スチールで裏
打ちした青銅製である。
再び、クランク軸32に関連して、該軸上にジ
ヤーナル部86と88があつて、ジヤーナル部8
6は、スリーブベアリング80と82内に受けら
れ、ジヤーナル88は、スリーブベアリング84
内に受けられる。こうして、クランク軸32がク
ランクケース46内にジヤーナル的に取付けされ
て回転出来、吸込み空洞部60を通つて伸びてい
る。クランク軸32には、釣り合い重り部90と
偏芯部92があつて、クランク軸32の中心の回
転軸に対して互いに向き合つており、互いに釣り
合いを保つている。クランク軸32と回転子26
の重量が、クランクケース46のスラスト面93
上で支持されている。
偏芯部92は、スコツチヨーク機構94によ
り、クランクケース46内の4本の半径方向に設
置するシリンダーに対応し、同シリンダー内に設
置して作動出来る複数の往復ピストンアセンブリ
に連結されて動作する。コンプレツサーアセンブ
リ10内で作動出来る4本の半径方向に設置する
ピストンアセンブリの内、代表として第1図に示
されているピストンアセンブリ96と98が、シ
リンダー56と58にそれぞれ連結している。
スコツチヨーク機構94は、偏芯部92をジヤ
ーナル的に取付けしてある円筒形の孔102を含
むスライドブロツクからなる。好適実施例では、
円筒形孔102は、スライドブロツク100内に
圧入したスチールでで裏打ちした青銅製ブロンズ
スリーブベアリングでできている。クランク軸3
2の径違い部103により、スライドブロツク1
00を偏芯部92上に簡単に組付けられる。スコ
ツチヨーク機構94には、またスライドブロツク
100と共同して偏芯部92の軌道運動を4本の
半径方向に位置するピストンアセンブリの往復運
動に変換する一対のヨーク部材104と106を
含む。例えば、第1図は、ピストンアセンブリ9
6と98に連結したヨーク部材106を示す。こ
のため、ピストンアセンブリ96が下死点位置に
ある時、ピストンアセンブリ98は、上死点位置
にある。
再び、ピストンアセンブリ96と98に関連し
て、各ピストンアセンブリは、環状ピストンリン
グ110を有するピストン部材108を主とし、
ピストン部材108が、シリンダー内で往復運動
して気体状の冷媒を圧縮する。ピストン部材10
8を通つて伸びている吸込み部112により、吸
込み空洞部60内にある吸込みガスが、ピストン
108の圧縮側のシリンダー56に入る。
また、吸込み弁アセンブリ114も各ピストン
アセンブリと連動しており、アセンブリ114に
ついて第1図に示すピストンアセンブリ96と関
連して説明する。吸込み弁アセンブリ114は、
ピストン部材108の上面118上の吸込み部1
12を閉位置で覆う平たいデイスク状の吸込み弁
116を主とする。吸込み弁116は、ピストン
アセンブリ96がシリンダー56内で往復運動す
る際その慣性力により開閉する。中でも、吸込み
弁116が円筒形ガイド部第120に沿つて上に
乗つており、環状弁保持装置122より該弁開装
置までの移動が制限される。
第1図に示す通り、弁保持装置122、吸込み
弁116、ガイド部材120が、ボタンヘツド1
28のあるねじ付ボルト124により、ピストン
部材108の上面118に固定されている。ねじ
付ボルト124は、ヨーク部材106のねじ穴1
26内に受けられ、ピストンアセンブリ96を該
部材に固定する。ピストンアセンブリ98のヨー
ク部材106への取付けに関連した図示の通り、
各ピストン部材には、環状凹部130が設けら
れ、対応ヨーク部材に相補ボス132が設けられ
ており、ボス132が凹部130に受けられ両部
材が確実に整合状態で噛み合うようになつてい
る。
各シリンダー内の圧縮されたガス冷媒は、弁板
の吐出口を通して放出される。第1図のシリンダ
ー58に関連して、シリンダーヘツドカバー13
4を、弁板136を間に入れてクランクケース4
6に取付けている。弁板136とクランクケース
46との間に弁板ガスケツトを設けている。弁板
136には、ピストンアセンブリ98が上死点に
位置する時、ねじ付ボルト124のボタンヘツド
128がはまる凹部140を含む。
弁板136の上面144に、吐出弁アセンブリ
142が位置する。一般的に、圧縮ガスは、吐出
弁保持装置148により移動が制限されている開
放吐出弁146を通過し、弁板136を通つて放
出される。弁板136とシリンダーヘツドカバー
134との間にガイドピン150と152が伸び
て、正反対位置にある吐出弁146と吐出弁保持
装置148の穴に嵌まつて案内する。吐出弁14
6を正反対の位置にある上面144に垂直に押し
つけて保持するため、弁保持装置148をシリン
ダーヘツドカバー134に片寄せて押しつけてい
る。ところが、スラグがあるため、吐出ガス圧や
油圧の質量流量が高くなり過ぎ、弁146や保持
装置148が、ガイドピン150と152に沿つ
て上面144から持ち上げられることもある。
再び、シリンダーヘツドカバー134に関連し
て吐出空間154が、弁板136の上面144と
シリンダーヘツドカバー134の下側との間の空
間で形成される。カバー134は、その周辺を第
2図に示す複数のボルト135でクランクケース
46に取付けられている。各シリンダーに関連し
ている吐出空間154内の放出ガスが、それぞれ
の連絡路156を通過し、それにより、吐出空間
154と上側の環状消音室158との連絡ができ
る。該室158は、クランクケース46の上面6
6に設けてある環状通路160とケージベアリン
グ68により形成されている。図示の通り、連絡
路156は、クランクケース46だけでなく弁板
136と弁板ガスケツトにあいている穴も通つて
いる。
上側消音室158は、クランクケース46を通
つて伸びている通路により下側消音室162と連
絡している。該室162は、環状通路164と消
音装置カバー板166とでできている。カバープ
レート166が、ボルト168とねじ穴169に
より円周上に間隔を於いた複数の位置で、下面7
6に押しつけ取付けられている。ボルト168
は、大型のリベツトのねじのようなものでも良
い。それぞれボルト168と関連している複数の
スペーサー170が、カバープレート166の半
径方向の一番内側で、カバープレート166を下
面76から離して、環状排気口172を形成して
いる。カバープレート166の半径方向の一番外
側の部分は、下面に嵌まつて片寄つており、この
半径方向外側に向かつて下側消音室162内から
放出ガスが逃げないようにしてある。
第1図のコンプレツサーアセンブリ10には、
また前述の油ピツクアツプ管40と関連した潤滑
システムを含む。この油ピツクアツプ管40は、
ポンプの役割をし、油だめ36から、クランク軸
32を通つて伸びている軸方向の油路174を通
つて、潤滑油を上方へ送り出す。初期に油をスリ
ーブベアリング82へ供給するため、油路174
に連絡しているオプシヨンの半径方向油路176
に設けても良い。開示潤滑系統には、また、クラ
ンク軸に沿つて、スリーブベアリング80と84
内の吸込空洞部60の両端に隣接した位置で、ク
ランク軸32に設けてある環状178と180を
含む。油は、それぞれ、該溝内に保持されている
環状シール182と184の後の環状溝178と
180内に送られる。シール182と184は、
ハウジング内の吐出圧空間74内の高圧ガスが、
それぞれスリーブベアリング84,80,82を
通つて、吸込空洞部60内に入らないように防
ぐ。また、シール182と184の後の環状溝1
78と180に送られる油は、シールだけでな
く、スリーブベアリングも潤滑する。
第1図のコンプレツサーアセンブリ10の開示
潤滑系統のもう1つの特長は、軸方向の油路17
4から、偏芯部92の外側円筒表面上の対応する
一対の開口部188まで半径方向に伸びた一対の
オイルダクト186を設けていることである。
釣り合い重り190を、中心が外れた取付けボ
ルト192により、軸32の上に取付けている。
釣り合い重り190を通つている押し出し成形穴
194は、軸方向油路174と中心が一致し、ク
ランク軸32の上に開いていて、油だめ36から
吐き出される油の出口になつている。釣り合い重
り190の押し出し成形部196が少し、油路1
74に伸び、ボルト192とともに、偏芯部92
に対して釣り合い重り190を正しく整合してい
る。
第2図と3に関連して、吸込みラインコネクタ
ーアセンブリ200を図示している。該アセンブ
リにより、ハウジング12外側の冷却システム
(図示せず)からハウジング内の吐出圧空間74
を通つて、クランクケース46内の吸込空洞部6
0に、吸込み圧下での冷媒を供給する。一般的
に、コネクターアセンブリ200は中を取付け孔
204が通つて伸びているハウジング取付けアセ
ンブリ202、吸込空洞部60につながつている
クランクケース46内にできている吸込み口孔2
06、吸込みコンジツト208から成る。吸込み
コンジツトは、取付け孔204に収容されてい
る。第一の軸方向端末210、吸込み口206に
収容されている第二の軸方向端末212と吐出圧
空間74を通つて伸びている中間部214を有す
る。
ハウジング取付けアセンブリ202は、ハウジ
ング取付け部材216、取外し可能外側取付け部
材218、該外側取付け部材218上に軸方向に
保持され回転出来るねじ付ナツト220から成
る。ハウジング取付け部材216は、ハウジング
の上部14にある開き口222内に受けられ、溶
接、ろう付け、半田付けなどにより開き口に取付
けられ封止に役立つ。外側部材218には、外側
部材218の外端に設けられている座ぐり228
に、その基端部をすべりばめしてある取付けリン
グ226を有する円錐形スクリーンフイルター2
24を組み込んでいる。この配置では、フイルタ
ー224は、清掃や交換のために簡単に取り外し
が出来る。フイルター224は、冷却システム
(図示せず)の吸込み管にはんだ付けまたはろう
付けしてある銅製金具230により、座ぐり22
8内に保持されている。この銅製の金具230
は、座ぐり228内に受けられ、外側部材218
にはんだ付けまたはろう付けしてある。ハウジン
グ取付けアセンブリ202は、ミシガン州の
Primor of Adrian社から入手出来る金具を少し
改造したものである。
ここで、第3図に関連して、吸込みラインコネ
クターアセンブリ200について特に説明する。
吸込み入口孔206は、吸込み空洞部60から、
ハウジング側壁にほぼ垂直な軸に沿つて、半径方
向を外側に伸びている。同様に、取付け孔204
がハウジング側壁を通つて該壁に垂直な軸に沿つ
て伸びている。好適実施例のコンプレツサー10
の組み立てに際して、吸込み口孔206と取付け
孔204の軸がほぼ一直線になるようにする。と
ころが、機械加工や組み立ての公差があつたり、
作動中コンプレツサー機構に動的力が作用するた
め、上記両方の孔の中心線が、初期にも、コンプ
レツサー作動中も一致しないこともあり得る。従
つて、以下に説明する通り、取付け孔204内の
端部210と吸込み口孔206内の別の端部21
2と噛み合わせて封止し、ハウジング12に対す
るコンプレツサー機構44の制限された動きに応
じて、それぞれ取付け孔204と吸込み口孔20
6に対して、端部210と端部212が軸運動及
び角運動出来るようにした装置を設けている。
吸込み口孔206には、吸込み口孔206の半
径方向に一番外側にある円筒形封止表面234
を、研ぎ上げ工具や研磨工具で研ぐための環状レ
リーフ232を含む。同様に、取付け孔は研磨し
て、円筒形封止表面を滑らかにしている。吸込み
口孔206の開口部に、室236を設けて、吸込
みコンジツト208の端部210が挿入し易くし
ている。
本発明の開示された好適な実施例により、吸込
みコンジツト208は、回転またはスエージ造り
の短い円筒形を主としており、端部210は環状
突起238でできており、もう1つの端部212
は、対応環状突起240でできている。基本的
に、環状突起238と240は、吸込みコンジツ
ト208の直径が軸方向隣接部より大きい部分に
ある。中でも、開示実施例の突起238と240
は、最大直径の中心点からコンジツトの直径が小
さくなつている部分に向かつて傾斜しており、そ
れにより、吸込みコンジツトの各端がその連動孔
内でピボツト運動出来るようになつている。この
ピボツト量は、突起の形や孔の中をコンジツトが
軸方向に通過しているため限定されている。
角が無く良く研磨された突起部ならば、孔内の
コンジツト端部を封止出来ると考えられるが、突
起238と240は、環状シール溝242と24
4があつてこれにそれぞれOリングシール246
と248が受けられるようになつている。各Oリ
ングシールの横断面直径は、それぞれの溝の深さ
より大きいため、該シールが最大直径部の個所に
ある突起表面に沿つて伸びて、その連動孔の円筒
形封止表面と接触して封止の役目をしている。好
適実施例では、Oリングシール246と248
は、ネオプレンやビトンなどのゴム材でできてお
り、横断面直径が約0.070″(0.070インチ)である。
各突起とその連動孔間の環状〓間は、約
0.005″(0.050インチ)で各シール溝の深さは、約
0.050−0.055″(0.050〜0.055インチ)である。従つ
て、Oリングシールは、取付け時、約0.010−
0.015″(0.010〜0.015インチ)の圧縮を受ける。
更に、溝242と244の軸方向の寸法は、O
リングシールの直径の約2倍であり、そのため、
吐出圧空間74と、吸込みコンジツト208を通
つて運ばれる吸込み圧での冷媒に曝される突起の
反対側との間の差圧に応じて、Oリングシール2
46と248が、それぞれ、シール溝242と2
44内を軸方向外側に移動出来るようになつてい
る。吸込みコンジツト208の各端が同じ差圧に
より発生する反力を受けるので、コンジツトに作
用する軸方向の力は実質的には無い。
本発明による吸込みラインコネクターアセンブ
リ200の組立の際、先ず、ねじ付ナツト220
を含む外側取付け部材218を取除く。それか
ら、Oリングシール246と248を取付けた吸
込みコンジツト208を、端部210が取付け孔
204内に受けられて封止され、端部212が吸
込み口孔206の円筒形封止表面236内に受け
られて封止されるまで、取付け孔204から挿入
する。次いで、外側取付け部材218を、吸込み
コンジツト208を軸方向に抑えるように取付け
る。特に、取付け部材218の狭くなつている部
分250のために、コンジツト末端表面252が
軸方向に停止する。同様に、吸込み口孔206に
ある段254のために、コンジツト基部端表面2
56が軸方向に止まる。いずれかのコンジツト端
表面とその停止装置の間で分かれる軸方向の空間
258により、ハウジング12に対するコンプレ
ツサー機構44の半径方向の動きが制限される。
端部212に設けている座ぐりによりできる段2
60を設けることにより、取付け孔204を通る
吸込みコンジツト208の取外しが容易になる。
端部210に隣接したコンジツト開口部を通じて
拡大工具を入れて、コンジツトを簡単に撤回出来
るよう段260にはめても良い。
再び、本発明による取付けアセンブリ54に関
連して、これら取付けアセンブリにより、ハウジ
ング12に対するコンプレツサー機構44の変位
を制限し、吸込みコンジツト208とOリングシ
ール246と248の損傷を防ぐことが必要であ
る。第3図に示す取付けアセンブリ54の好適実
施例では、スチール製取付けブロツク262を、
ハウジング上部14の内壁に溶接している。取付
ブロツク262には、軸方向に向いているねじ穴
264を含む。クランクケース46の取付けフラ
ンジ52は、ねじ付スタツド266、スペーサ2
68、一対の座金270と272、保持ナツト2
74、輪形のゴム製グランメツト276から成る
アセンブリにより、取付けブロツク262から懸
架されている。好適実施例では、グランメツト2
76は、ネオプレンブツシユである。スペーサ2
68は、ねじ付上下端に比べて直径が大きくなつ
ているねじ付スタツド266の一体に形成した中
心部でも良い。或いは、別のスリーブ型スペーサ
を用いても良い。
特に、ねじ付スタツド266は、ねじ穴264
内に受けられ、そこから下方へ伸びている。第3
図に示す通り、スペーサ268は、座金270と
272で側面を覆われこれらが、保持ナツト27
4によりねじ付スタツド266に密接して保持さ
れている。スペーサ268が、スタツド266の
一部である場合には、スタツド266を穴264
にねじ込んで、座金270をブロツク262とス
ペーサ268の中間に保持している。グランドメ
ツト276が、スペーサ268の回りを囲み、ク
ランクケース46の取付けフランジ52に設けて
ある孔278にはまつている。座金270と27
2の直径は、孔278の直径より大きいため、取
付アセンブリ54により、輸送中など、コンプレ
ツサー機構44の軸方向の動きが制限される。作
動中のコンプレツサー機構の横方向の変位は、グ
ランメツト276を通して、力を取付けフランジ
52からハウジング12へ伝えることにより、弾
力的に抑制される。
コンプレツサー機構44からハウジング12に
伝わる騒音が、グランメツト276だけでなく、
取付けフランジ52と下側座金272との間の小
さい環状接触部分により最小限に抑えられるのは
望ましいことである。この接触部分は、コンプレ
ツサー機構のハウジングに対して考えられる最大
の横方向の変位が生じる場合も連続して環状接触
出来るよう座金272と孔278の大きさを調節
して最小限にしてある。ある実施例では、座金2
72の直径は、孔278の直径より、約0.090″大
きい。また、グランドメツト176が、ネオプレ
ンゴム製である場合、直径が、孔278の直径よ
り約0.020−0.030″小さいのが望ましい。しかし、
グランメツトは、ハウジング12の作動環境に曝
されると直ぐに、膨れて孔278一杯になる。
第3図は、また、吸込みラインコネクターアセ
ンブリ200の直ぐ下に位置するハウジング12
の下部18に設けてある吐出金具280を示す。
ハウジングの中心部か下部に吐出金具280が位
置していることは、金具が堰の役割をし、コンプ
レツサーに収容され、始動と同時に吐き出さなく
てはならない冷媒充填量を約201bに制限するこ
とが出来るという、長所と考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が関係している型のコンプレ
ツサーの横断面図であり、第2図の1−1に沿つ
て切断し矢印の方向に見た図である。第2図は、
第1図のコンプレツサーのハウジング内のコンプ
レツサー機構の平面図で、第1図の2−2に沿つ
て矢印の方向に見たハウジング断面図であり、コ
ンプレツサー機構を一部切欠き図にして、クラン
クケースの吸込み口開口部内に吸込み管挿入が嵌
まつている様子を示している。第3図は、第2図
のクランクケースとハウジングアセンブリの、第
2図の3−3に沿つて矢印の方向に見た一部断面
図であり、特に、本発明による吸い込みラインコ
ネクターを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 側壁14とその中に設けてある吐出圧室74
    とを有する気密封止ハウジング12と、クランク
    ケースに設けてある吸い込み空洞部60と該空洞
    部と該クランクケースの外側との連絡通路を提供
    するための吸い込み入口孔206を備えるクラン
    クケース46を有するコンプレツサー機構44を
    含み、冷媒を圧縮するために該ハウジングに配置
    されたコンプレツサー機構からなるコンプレツサ
    ーアセンブリ10において、該吸い込み入口孔が
    該吸い込み空洞部から該側壁に本質的に垂直の軸
    線に沿い半径方向の外側へ伸びており;吸い込み
    コンジツトの取り付け孔204を有する取り付け
    部材202が該側壁上に設置され、該取り付け孔
    が該側壁に本質的に垂直の軸線に沿い該取り付け
    部材を通つて伸び、しかも該取り付け孔が該吸い
    込み入口孔と本質的に一直線上に揃えられてお
    り;吸い込みコンジツト208が該取り付け孔に
    収容された第一の軸方向の端部210と、該吸い
    込み入口孔に収容された第二の軸方向の端部21
    2と、該吐出圧室を通つて伸びている中間部21
    4とを有しており;さらに、該コンジツトの両端
    部をそれぞれ該取り付け孔と該吸い込み入口孔と
    係合させて密封するために、第一密封手段23
    8,242,246が該第一の端部と該取り付け
    孔との中間に設置され、第二密封手段240,2
    44,248が該第二の端部と該吸い込み入口孔
    との中間に設置され、それにより該吸い込みコン
    ジツトが吐出圧室から密封されるようにしたこと
    を特徴とするコンプレツサーアセンブリ。 2 請求項1記載のコンプレツサーアセンブリに
    おいて、該第一密封手段が、該吸い込みコンジツ
    ト208上にある、軸方向の隣接部より大きい直
    径を有する第一環状突起部238を含み、該第二
    密封手段が、該吸い込みコンジツト上にある、軸
    方向の隣接部より大きい直径を有する第二環状突
    起部240を含むことを特徴とするコンプレツサ
    ーアセンブリ。 3 請求項2記載のコンプレツサーアセンブリに
    おいて、該第一密封手段が、該第一環状突起部2
    38上に設けてある環状シール溝242に保持さ
    れている第一環状シール246を含み、該第二密
    封手段が、該第二環状突起部240上に設けてあ
    る環状シール溝244に保持されている第二環状
    シール248を含むことを特徴とするコンプレツ
    サーアセンブリ。 4 請求項1記載のコンプレツサーアセンブリに
    おいて、該第一密封手段と該第二密封手段が互い
    に、第一と第二密封手段との軸線上の内側に位置
    している該吐出圧室74と、第一と第二密封手段
    との軸線上の外側に位置し、吸い込み圧により吸
    い込みコンジツト208を通つて運搬される冷媒
    に通じている該吸い込み圧区域との両側にそれぞ
    れ密封されて離れていることを特徴とするコンプ
    レツサーアセンブリ。 5 請求項1記載のコンプレツサーアセンブリに
    おいて、該取付部材202が該ハウジングの側壁
    14に取り付けられるハウジング取り付けメンバ
    ー216と、該ハウジング12の外側にある脱着
    可能の外部取り付けメンバー218とを含み、該
    外部の取り付けメンバーは該ハウジング取り付け
    メンバーと係合して接続され、さらに該ハウジン
    グ取り付けメンバーが取付孔を有していることを
    特徴とするコンプレツサーアセンブリ。 6 請求項5記載のコンプレツサーアセンブリに
    おいて、吸い込みコンジツト208は、取り付け
    孔204と吸い込み入口孔206とからなるほぼ
    軸線に沿う軸方向の限られた運動が可能となつて
    おり、より詳細には、吸い込みコンジツトの半径
    方向の内側への軸方向の限られた運動がクランク
    ケース46により限定され、半径方向の外側への
    軸方向の限られた運動が外部取り付けメンバー2
    18により限定されることを特徴とするコンプレ
    ツサーアセンブリ。 7 請求項5記載のコンプレツサーアセンブリに
    おいて、該外部取付メンバーの中に設置される一
    つの円錐形スクリーンフイルター224を設けて
    おり、該フイルターがその基部に一つの装着リン
    グ226を持ち、該装着リングが該外部取付メン
    バーの外端部に設けた座ぐり228に保持され、
    このようにして、該円錐形フイルターを該ハウジ
    ングの側壁に向いて内側へ半径方向に伸びるよう
    にすることを特徴とするコンプレツサーアセンブ
    リ。 8 請求項1記載のコンプレツサーアセンブリに
    おいて、該クランクケース44は、該ハウジング
    の側壁14からの半径方向の内側に側壁との間に
    間隔を置いて配置されることを特徴とするコンプ
    レツサーアセンブリ。 9 請求項1記載のコンプレツサーアセンブリに
    おいて、該第一密封手段は、該第一の軸方向端部
    210と該取付孔204との内にどちらかの一方
    に設けてある環状溝242に収容されている環状
    シール246を有し、また、該第二密封手段は、
    該第二の軸方向端部212と該吸い込み入口孔2
    06との内にどちらかの一方に設けてある環状溝
    244に収容されている環状シール248を有す
    ることを特徴とするコンプレツサーアセンブリ。 10 請求項1記載のコンプレツサーアセンブリ
    において、軸方向に伸びている本質的に円筒状の
    コンジツト孔を有する該コンジツト208にはさ
    らに、第一の軸方向端部210に隣接しているコ
    ンジツト孔の開口を通して拡大工具をコンジツト
    内部に入れて、軸方向に沿つてコンジツト孔に設
    けるステツプ260にはめることにより該吸い込み
    コンジツトの装着や脱着を容易にするための手段
    が提供されており、該手段に第二の軸方向端部2
    12に隣接しているコンジツト孔の開口から軸方
    向に内側へ伸びている座ぐりを設け、それにより
    該ステツプが形成されることを特徴とするコンプ
    レツサーアセンブリ。 11 側壁14を有する気密封止ハウジング12
    と、クランクケースに設けてある吸い込み空洞部
    60と該空洞部と該クランクケースの外側との連
    絡通路を提供するための吸い込み入口孔206を
    備えるクランクケース46を有するコンプレツサ
    ー機構44を含み、冷媒を圧縮するために該ハウ
    ジングに配置されたコンプレツサー機構からなる
    コンプレツサーアセンブリ10において、該吸い
    込み入口孔が該吸い込み空洞部から、該側壁に本
    質的に垂直の軸線に沿い半径方向の外側へ伸びて
    おり;該側壁上に配置された取付部材202に
    は、側壁に本質的に垂直の軸線に沿い伸びている
    取付孔204を設け、該取付孔と該吸い込み入口
    孔が本質的に一直線上に揃えられており;吸い込
    みコンジツト208が該取り付け孔に収容された
    第一の軸方向の端部210と、該吸い込み入口孔
    に収容された第二の軸方向の端部212とを有し
    ており;ハウジングに対するコンプレツサー機構
    の限定された相対運動に応じて、第一の軸方向端
    部と第二の軸方向端部との取り付け孔と吸い込み
    入口孔とからなる軸線に対する軸方向運動及びア
    ンギユラ運動がそれぞれできるように、第一の軸
    方向端部を取り付け孔と係合させて密封し、第二
    の軸方向端部を吸い込み入口孔と係合させて密封
    するために用いられる密封手段238,240,
    242,246,248が備えられていることを
    特徴とするコンプレツサーアセンブリ。 12 請求項11記載のコンプレツサーアセンブ
    リにおいて、該取付部材202が、該ハウジング
    側壁14に配置されたハウジング取付メンバー2
    16と、該ハウジング12の外側にある脱着可能
    の外部取付メンバー218からなつており、該外
    部取付メンバーが螺入の方式により、該取付孔2
    04を有する該ハウジング取付メンバーにくつつ
    けられることを特徴とするコンプレツサーアセン
    ブリ。 13 請求項12記載のコンプレツサーアセンブ
    リにおいて、吸い込みコンジツト208の本質的
    に取り付け孔204と吸い込み入口孔206との
    軸線に沿う軸方向の限られた運動が可能となつて
    おり、吸い込みコンジツトの半径方向の内側への
    軸方向の限られた運動がクランクケース46によ
    り限定され、半径方向の外側への軸方向の限られ
    た運動が外部取り付けメンバー218より限定さ
    れることを特徴とするコンプレツサーアセンブ
    リ。 14 請求項13記載のコンプレツサーアセンブ
    リにおいて、該吸い込みコンジツト208は、該
    取付孔204より大きい直径を有する、本質的に
    円筒状のものからなつており、それにより、該外
    部取付メンバー218が取り外された時に、取付
    部材202を通して吸い込みコンジツトを装着し
    たり脱着したりすることが可能としたことを特徴
    とするコンプレツサーアセンブリ。
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