JPH0357252Y2 - - Google Patents

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JPH0357252Y2
JPH0357252Y2 JP11640187U JP11640187U JPH0357252Y2 JP H0357252 Y2 JPH0357252 Y2 JP H0357252Y2 JP 11640187 U JP11640187 U JP 11640187U JP 11640187 U JP11640187 U JP 11640187U JP H0357252 Y2 JPH0357252 Y2 JP H0357252Y2
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far
hot air
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air circulation
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、遠赤外線を放射する折畳み可能な
サウナ装置に関するものである。
[考案の背景] いわゆるサウナは、北欧フインランドに渕源す
るもので、密閉室中の空気を高温度(90℃〜100
℃)に加熱し、この高温度空気に触れることによ
り発汗を促進して、人間の生理機能、特に代謝機
能、自立神経機能を高める手段として、今日、我
国でも広く知られている。
サウナは、普通の風呂のように水を熱媒体とす
るものではなく、空気を熱媒体とするものである
ため、特殊な装置を必要としている。
このため、これまでは、サウナ風呂と称する公
衆浴場まで出掛けて、これを利用しなければなら
なかつた。
しかしながら、サウナ風呂は、通常の銭湯のよ
うに、そこかしこに設置されているわけではな
く、地域によつてはサウナを利用できない場合も
ある。
このような不便を解消するため、あるいは、よ
り手軽にサウナを利用できるようにするため、家
庭用のサウナ装置が種々提案されている。
ところが、このような家庭用のサウナ装置は、
機構が複雑なうえ、意外に場所をとり、その取扱
いが不便であるばかりでなく、加熱機能も十分で
はなく、サウナの有する所期の効果を得られない
という不都合があつた。
[考案の概要] この考案は、上述の問題点を解決するためにな
されたもので、サウナ装置本体を柔軟性気密材で
形成し、通常は折畳んでおき、使用時に空気を注
入して組立てる。
注入される空気の一部は温風であり、これは、
サウナ装置を構成する基部と覆部とで形成される
密閉空間を加熱するほか、基部および覆部の表面
に被覆され、密閉空間に遠赤外線を放射するため
の遠赤外線材を加熱する。
[作用] 基部の固定空気室に空気を充填する一方、基部
と覆部の温風循環室に温風供給源から温風を導入
することにより、基部と覆部は膨張して、立体化
する。
そして、温風の循環につれて、膨張した基部と
覆部とで構成されるサウナ室内部の温度は上昇
し、併わせて、覆部内側面および基部内側面から
遠赤外線が放射される。
[実施例] 図面にもとづいて、この考案の実施例を説明す
る。
第1図ないし第6図は、この考案の一実施例を
示す図で、第1図は、考案に係るサウナ装置の外
観斜視図である。
図において、Aは、基部1と覆部2とから構成
されるサウナ装置本体、3は基部1および覆部2
とから構成されるサウナ装置本体、3は基部1お
よび覆部2にダクト3aを介して温風を供給する
温風供給源としての電気温風ヒーターである。
基部1および覆部2は、ゴム、合成樹脂等の柔
軟性気密材で形成されており、常時は折畳まれて
いるが、使用時に空気を注入することにより、図
示のように覆部2が膨張してマツト状になつた基
部1上に、いわゆる「かまぼこ」形に立設され、
サウナ装置本体部が立体化される。
また、基部1は、固定空気室と温風循環室と
を、覆部2は温風循環室を、それぞれ有している
が詳細は後述する。
なお、2aは覆部2の開口部に設けた閉塞部
で、人体出入りのための開口部2bを有してい
る。1aは、基部1の端部に付設した枕頭部であ
る。第2図は、第1図における−線断面図で
ある。
図示のように、基部1は、温風循環室11と固
定空気室12とを有している。そして、この温風
循環室11は、第3図に示すように、ゴム材又
は、合成樹脂材からなる柔軟性パイプを並設する
ことにより形成されている。
また、柔軟なゴム材又は合成樹脂材からなるパ
イプで形成される固定空気室は、前記温風循環室
の間に配設されている。そして、21は、覆部2
の長手方向に配設された温風循環室としてのパイ
プで、ゴム材、合成樹脂材で形成されている。
なお、第3図において、11aは温風の取入
口、11bは温風循環室の終端に設けられた排出
調圧弁で、温風循環室の圧力が所定値に達すると
開となり温風を放出するようになつている。
第4図は、基部1の一部切欠断面図である。図
において、13は、綿布その他で形成される保護
層としての外被、14は、温風循環室11、固定
空気室12の上部に設置される遠赤外線放射材で
ある。15は、温風循環室11および固定空気室
12の下部に、あるいは、基部1の下側面の外被
13の内側面に貼付した遠赤外線反射層としての
アルミニユム箔である。
なお、第4図は基部1のみの断面図を示してい
るが、覆部2の基本構成もこれと全く同一であ
る。すなわち、第2図に示すように覆部2は、温
風循環室としての温風パイプのみで構成されてい
る点を除き、保護層としての綿布その他からなる
外被を有し、温風循環室の内側面と外被との間に
は、遠赤外線放射材が組込まれており、また温風
循環室の外側面を覆う外被の内側面には、遠赤外
線反射層としてのアルミニユム箔が裏打ちされて
いる。
第5図は、遠赤外線放射材の説明図で、同図a
は、外観斜視図、同図bは遠赤外線放射シート本
体部の平面図、同図cは要部拡大図である。
図において、14は、遠赤外線放射シートで、
この遠赤外線放射シート14は、本体部14a
と、これを両面から被覆する保護シート14b,
14bとから構成されている。
本体部14bは、木綿の粗い織布の繊維Fにセ
ラミツク粒子14cを塗布して形成されている。
次に、上述の実施例の作用を説明する。
まづ、基部1の固定空気室12に空気を圧入し
て基部1を立体化する。
次いで、電気温風ヒーター3によつて、基部1
の温風循環室11に温風を送出する。
すると、覆部2の温風循環室21にも温風が送
給され、その圧力が高まるとともに覆部2も膨張
し立体化する。電気温風ヒーター3から基部1の
取入口11aに送出された温風は、基部1の温風
循環室11、覆部2の温風循環室21を経て、排
出調圧弁11bから排出される。排出調圧弁11
bは、基部1および覆部2の各温風循環室の圧力
を一定値に維持し、一定値を越えると温風を外部
に排出する。これにより、各温風循環室には、常
に新しい温風が循環することとなり、サウナ装置
本体A内部の温度は一定に保たれることになる。
なお、排出調圧弁11bの最も簡単な例として
は、単なる小孔を有するものが考えられる。
すなわち、取入口11aの口径に比較して、著
しく小径の排出口で排出調圧弁11bを構成すれ
ば、温風循環室を常に温風が循環し、熱交換を行
ないつつ、排出調圧弁11bから順次排出され
る。なお、排出調圧弁11bを単なる小孔で構成
した場合、小孔の口径を可変にしておけば便利で
ある。
さて、各温風循環室に温風が供給されて循環を
開始すると、サウナ装置本体部A内の温度が所定
値まで上昇する。併わせて、遠赤外線放射シート
14が加熱され、これによつて、0.7ミクロン前
後〜25ミクロン前後の遠赤外線が放射される。
この遠赤外線は、第6図に示すように、基部1
および覆部2の内側面から放射される状態とな
り、サウナ装置本体部A内の人体Hの各部にまん
べんなくあたることとなる。
したがつて、サウナ装置本体A内のHは、サウ
ナ本来の効果と遠赤外線照射の効果とを同時に享
受しうることになる。
次に、使用を終了したら、基部1における固定
空気室12の空気を排出し、電気温風ヒーター3
からの温風送出を停止すれば、基部1および覆部
2はしぼんだ状態となり折畳み可能となる。
[考案の効果] この考案は、以上述べた構成・作用により、従
来のサウナ効果に加わえ、遠赤外線照射の効果を
享受できて、代謝機能の促進、自立神経機能の調
整、消炎等に有効で、しかも省スペースで手軽に
使用できるサウナ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、サウナ装置の外観斜視図、第2図
は、サウナ装置本体部の縦断面図、第3図は、基
部の構造を示す概略平面図、第4図は基部構造を
示す一部切欠縦断面図、第5図は遠赤外線放射材
の構成説明図、第6図は、サウナ装置の使用状態
説明図である。 図において、1……基部、2……覆部}A……
サウナ装置本体部、3……温風供給源、11……
温風循環室、11a……温風取入口、11b……
排出調圧弁、12……固定空気室、14……遠赤
外線放射材、14a……本体部、14b……保護
シート、14c……セラミツク粒子、F……繊
維、21……温風循環室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 柔軟性気密材で形成され折畳み可能な基部と、
    この基部に横臥した人体の頭部を除く部分を密封
    し、基部と同様に柔軟性気密材で形成され折畳み
    可能な覆部と、 基部および覆部への温風供給源とからなり、 外側面をアルミ箔で被覆した前記基部を、固定
    空気室と温風循環室とで形成するとともに、基部
    表面に遠赤外線放射材を被覆して形成し、 外側面をアルミ箔で被覆し、内側面に遠赤外線
    放射材を被覆した前記覆部に温風循環室を形成し
    たことを特徴とするサウナ装置。
JP11640187U 1987-07-29 1987-07-29 Expired JPH0357252Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11640187U JPH0357252Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11640187U JPH0357252Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

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Publication Number Publication Date
JPS6420864U JPS6420864U (ja) 1989-02-01
JPH0357252Y2 true JPH0357252Y2 (ja) 1991-12-26

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ID=31358903

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JP11640187U Expired JPH0357252Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

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JP2001299869A (ja) * 2000-02-08 2001-10-30 Katsutoshi Masuda 遠赤外線サウナ装置

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JPS6420864U (ja) 1989-02-01

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