JPH0357187A - 電磁誘導加熱鍋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭などにかいて使用する電磁誘導加熱
で調理する電磁誘導加熱鍋に関する。

従来の技術 電磁誘導加熱で調理する鍋としては、従来、ステンレス
と鉄とステンレスとをクラッドした鍋が一般的であシ、
鍋内側がステンレスであるため調理物がこびりついたり
、焼きついたシして調理や洗浄がしすらいものであった
。

１た、上記課題を解決するために、内側にＡ１１０ｏ系
のアルミニウムと外側にフェライト系ステンレスとをク
ラッドした鍋の内側に非粘着性の特性をもつフッ素コー
トを加工した鍋があった。

発明が解決しようとする課題 上記従来の電磁誘導加熱鍋では、内側のＡ１１００系ア
ルミ合金の表面にフッ素コートが加工してあるが、フッ
素コートは焼戒焼付時に各種溶材の揮発性や、フッ素の
溶融性等にともなうピンホールの存在はさけられず、鍋
を使用中にこのピンホーｐから腐食がはじまる。腐食の
進行は従来のアルミ合金単品にフッ素コートを加工した
鍋よシも速く、しかも孔食となって腐食進行していく。

また、ＭｎｂよびＭｇ成分をそれぞれ０．２俤から２．
ｏ％含有するアノレミ合金Ａ例えばＡ３００４等は、ス
テンレスとクラッド結合しても充分なクラッド結合力が
得られず、鍋形状に絞り加工すると割れが発生する課題
があった。

さらに、同じ板厚のアノレミ合金であっても、例えばＡ
３００４は９９優以上のＡＩ含有ノＡ１１００よシ、熱
伝導率が約１．５倍も悪い。電磁誘導で交番磁界を発生
するコイル近接部は他部に比べて高温となるために、熱
分布をある程度分散させないと調理するときに焦げたシ
、焼付くという課題が発生する。

１た、炊飯器の鍋として使用すると性能が充分に出ない
という問題も発生する。

上記熱分布を分散するために、Ａ３００４はＡ１１００
の１．５倍の板厚が必要となシ、重くしかもコスト高と
いう課題があった。

本発明は上記の課題を解決するもので、ピンホールから
の腐食進行をおさえて耐食性を向上させるとともに、こ
の耐食性の良いアルミ合金を電磁誘導加熱をレこす材料
と高い結合力でクラソドとして鍋形状筐で絞シ加工可能
とするものである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、内側にアノレミ合
金はＭｎ及びＭｇ成分をそれぞれ０．２％から２．０多
含有するアノレミ合金Ａ，中間にＡｌ９９多以上のアル
ミ合金Ｂ，外側にフェライト系ステンレスをクラッド結
合し、前記アノレミ合金Ａにフン素コート加工したもの
である。

１た、アノレミ合金Ｂの板厚をアノレミ合金Ａよシ厚く
したものである。

作　　　用 上記構成にかいてフッ素コートは焼或焼付時に各種溶材
の揮発性やフッ素の溶融性等によシヒンホーノレの存在
はさけられない。１た、アノレミ合金とステンレスとの
電位の異なる材料が表面に出るクラッドであシ、電位差
の存在もさけられない。

さらに、電磁誘導による交番磁界に鍋はさらされ、うず
電流の電子の飛び込み等強制的な電位の存在もさけられ
ない。このように腐食に対して悪環境の中で、ピンホー
ルに集中的に電位が集ｔｂ孔食が発生するものと考えら
れる。一般的にはＡ１１０ｏ系が耐食性が優れていると
言われているが、耐食性だけをとらえてみるとＭｎ，Ｍ
ｇを含有したアノレミ合金の方が優れている。それは、
Ｍｎの固溶体が存在してＡｌよシ卑なる金属を表面に形
戊して孔食をおさえると考えられるからだ。

オた、ＭｎｉよびＭｇ成分をそれぞれＱ．２％か２．０
多含有するアノレミ合金Ａ，例えばＡ３００４はステン
レスとクラッド結合しても充分なクラッド結合力が得ら
れず表面処理，温度，ローノレ加圧力等のクラッド条件
も小さく鍋形状にプレスすると割れが発生してし１う。

それは、クラッド加工時に高温高圧をかけるとアルミ合
金Ａの表面にＭｎ　，Ｍｇがせきし９つして、ステンレ
スとの結合をそがーしているものと考えられる。このア
ルミ合金Ａとステンレスとの間にＡｌ　９　ｅ　％以上
のアルミ合金Ｂを入れてクラッド結合すると、アルミ合
金Ａとアルミ合金Ｂとは同種金属であシ、容易にクラッ
ド加工で結合し、またステンレスとアル合金Ｂとは、ア
ノレミ合金のＡ４純度が９９％を高くステンレスと高い
結合力でクラッド結合し高温高圧時に表面にせきし９つ
するＭｎ，Ｍｇの含有率も小さいためクラッドの結合力
は高く、鍋形状に絞っても割れ等は発生しないものであ
る。

さらに、電磁誘導で交番磁界の発生するコイル近接部の
鍋のステンレスは他の部分と比べて高温となる。そのコ
イル部の局部的な加熱をアノレミ合金の熱伝導率によう
分散させて、調理するアノレミ合金Ａの表面では、ほぼ
均一となるのが理想である。しかし、ＭｎおよびＭｇを
それぞれ０．２優から２．○多含有するアノレミ合金Ａ
１例えばＡ３００４はＡｌを９９多以上含有するアルミ
合金Ｂ１例えばＡ１１００よシ熱伝導率が１．５倍も悪
い熱伝導率の高いアＡ／ミ合金Ｂの板厚をアルミ合金Ａ
の板厚よシ厚くクラッド結合することで熱の分布を分散
させて、調理時にこげたシ焼付くのを防止するものであ
る。壕た電磁誘導式炊飯器に使用すると、鍋の発熱が局
部的となシ、水の対流が鍋全体にふ・きす局部的に釦き
て、その局部はおかゆのような仕上りとなシ、他部分は
硬く芯のあるご飯となう食べれないものとなるが、アノ
レミ合金Ｂの板厚をアノレミ合金Ａの板厚よシ厚くクラ
ッド結合することで、この問題を解決して、鍋全体に水
の対硫がおきて米を全体に加熱し、炊きムラの少ないふ
・いしいご飯ができるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

ＭｎｂよびＭｇ成分をそれぞれ０．２肇から２．０多含
有したアノレミ合金Ａ１に、Ａｌを９９多以上含有した
アノレミ合金Ｂ２をクラッド加工する。次に電磁誘導に
よシ加熱するフェライト系ステンレス３と上記アノレミ
合金２層クラッド材とを高温高圧下でロールクラノド加
工して、平板状のクラッド材とする。

なか、アルミを金Ａ１とアルミ合金Ｂ２とステンレス３
とを同時にクラッド加工してあっても、１たステンレヌ
３の代わシに電磁誘導によシ加熱する鉄をステンレスで
サンドイッチした材料であっても良い。

平板状のクラッド材を絞シ加工で鍋形状とした後、外面
のステンレス３にはクラッドローｐによるキズと焼色と
絞シキズを除き光沢を出すパフ加工を行ない、充分に洗
浄した後で、ブラヌト研磨でアノレミ合金Ａ１０表面を
凹凸でかつ活性化した後、１層目のフッ素４をコーティ
ングして乾燥させ、再び２層目のトップフッ素５をコー
ティングして焼或焼付を行なう。

発明の効果 上記構或により、本発明は、フッ素コートのピンホール
の存在，アノレミ合金とヌテンレヌの電位の異なる材料
が表面に出ているクラッド材、電磁誘導による強制的な
電位の存在の複合作用があっても、ＭｕとＭｇの含有に
よシアルミ合金Ａの孔食はかきずらく眼食性を向上させ
るものである。

筐た、アルミ合金Ａとステンレスとの間にＡｌ含有率９
９多以上のアルミ合金Ｂをサンドイッチすることによシ
、アノレミ合金Ａとアルミ合金Ｂぱ同種金属で結合力が
高くクラッド結合し、１たステンレスとアルミ合金Ｂは
高いＡｌ含有率と、Ｍｎ　，　Ｍｇ等表面に析出するも
のが非常に少ないために、結合力高〈クラッド結合し、
鍋形状に絞り加工しても割れ等が発生しないものである
。

さらに、アルミ合金Ｂの板厚をアノレミ合金Ａよシ厚〈
することで、電磁誘導の局部的な加熱を分散させて調理
表面の熱分布を小さくして、こげつき，焼きつきを防止
して、炊飯しても炊きムラの少ないおいしいご飯を可能
とするものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示す電磁誘導加熱鍋の要部断面図
である。 １・・・・・・アノレミ合金Ａ，２・旧・・アルミ合金
Ｂ，　３・・・・・・ステンレス、４・・・・・・フッ
素、５・・・・・・トップフッ素。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）内側にＭｎおよびＭｇ成分をそれぞれ０．２％か
   ら２．０％含有するアルミ合金Ａと、中間にＡｌ含有率
   ９９％以上のアルミ合金Ｂと外側にフェライト系ステン
   レスあるいはステンレスと鉄とステンレスとを層として
   クラッド結合し、前記アルミ合金Ａにフッ素コートした
   電磁誘導加熱鍋。
2. （２）アルミ合金Ｂの板厚をアルミ合金Ａより厚くした
   請求項１記載の電磁誘導加熱鍋。