JPH0356927B2 - - Google Patents

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JPH0356927B2
JPH0356927B2 JP14139183A JP14139183A JPH0356927B2 JP H0356927 B2 JPH0356927 B2 JP H0356927B2 JP 14139183 A JP14139183 A JP 14139183A JP 14139183 A JP14139183 A JP 14139183A JP H0356927 B2 JPH0356927 B2 JP H0356927B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K31/00Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator
    • B60K31/02Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including electrically actuated servomechanism including an electric control system or a servomechanism in which the vehicle velocity affecting element is actuated electrically
    • B60K31/04Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including electrically actuated servomechanism including an electric control system or a servomechanism in which the vehicle velocity affecting element is actuated electrically and means for comparing one electrical quantity, e.g. voltage, pulse, waveform, flux, or the like, with another quantity of a like kind, which comparison means is involved in the development of an electrical signal which is fed into the controlling means

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  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は車両の速度を運転手段の希望する速
度に制御する車両用定速走行装置に関するもので
ある。
従来この種の定速走行装置では運転手が自動加
速スイツチを操作することにより車両が自動的に
加速して設定速度を変更でき、その後変更された
設定速度を維持して走行するように構成されてい
るが、過給機付内燃機関を装着した車両では自動
加速を長時間行なうと自動加速後の車速のオーバ
シユートが過大となり、運転手に不安感を与え、
前車に追突する危険性を有していた。
この発明は上記欠点を解消するためになされた
もので、自動加速スイツチを所定時間を越えて操
作したとき自動加速スイツチの操作終了時から過
給機付内燃機関が高出力状態を脱出するまでスロ
ツトルバルブを連続的に閉方向に制御することに
よりオーバシユートの少ない自動加速機能を有し
た定速走行装置を提供することを目的としてい
る。
以下この発明の一実施例を第1図〜第2図につ
いて説明する。第1図は車両用内燃機関1に本発
明装置を実施した例を示している。この装置は、
内燃機関1の吸気管2内に設けたスロツトルバル
ブ3を作動させるアクチユエータ10と速度検出
器20、セツトスイツチ30、キヤンセルスイツ
チ40、機関の高出力検出器50、自動加速スイ
ツチ60の各作動に応答してアクチユエータ10
を作動させる制御回路100により構成されてい
る。
速度検出器20は車両用変速機4内の車輪駆動
軸に対し一定の比率で回転する速度計可撓軸に組
付けた永久磁石21と、永久磁石21に磁気的に
連結するように配置したリードスイツチ22を有
しており、永久磁石21の回転によりリードスイ
ツチ22が開閉作動を繰返し、車速に比例した周
波数の速度パルス信号を発生する。セツトスイツ
チ30は常開型で所望の設定車速にて閉成された
とき本発明装置に設定車速をセツトするためのセ
ツト信号を発生する。キヤンセルスイツチ40
は、手動式変速機の場合、図に示すように、互い
に並列接続したブレーキスイツチ41、クラツチ
スイツチ42を有し(自動変速機の場合はブレー
キスイツチ41及びニユートラルスイツチ)、各
スイツチはそれぞれ常開型スイツチにより構成さ
れている。ブレーキスイツチ41、クラツチスイ
ツチ42(ニユートラルスイツチ)は、車両用ブ
レーキペダル、クラツチペダル(セレクトバー)
の操作に応答して閉じるようそれぞれ配置されて
おり、各スイツチの閉成により本発明装置の作動
を停止させるためのキヤンセル信号が発生する。
高出力検出器50は、内燃機関1の吸気管2圧
力を検出する圧力検出回路51と、内燃機関1の
機関回転数を検出する機関回転数検出回路52
と、内燃機関の出力を演算する機関出力演算回路
53を備えている。
自動加速スイツチ60は常開型で車両を加速側
に制御するための自動加速指示信号を発生する。
制御回路100は第2図に示すように、所定の
時間間隔にて第1クロツク信号を発生する第1ク
ロツク信号発生回路110と、第1クロツク信号
を計数して速度パルスカウンタ130、車速記憶
回路140、速度差演算回路150、出力信号発
生回路160を制御するためのタイミング信号を
一定時間毎に出力するタイミング信号発生回路1
20と、制御回路100のゲインを決定する第2
クロツク信号発生回路170を備えている。車速
記憶回路140は車速パルスカウンタ130で計
数された計数値を実車速として記憶する実車速記
憶部141とセツトスイツチ30の操作に対応し
て実車速記憶部141の計数値を設定車速として
記憶する設定車速記憶部142から構成されてい
る。速度差演算回路150は、車速記憶回路14
0の実車速記憶部141の実車速と設定車速記憶
部142の設定車速を比較し、出力信号発生回路
160へ速度差信号を出力する。初期設定信号発
生回路190はセツトスイツチ30からのセツト
信号に応答して、定速走行開始時におけるスロツ
トルバルブ3の開度を設定するための初期設定信
号を発生する。自動加速信号発生回路200は、
自動加速スイツチ60からの自動加速指示信号に
応答して自動加速開始信号と自動加速終了信号を
出力信号発生回路160へ出力するとともに設定
車速増加信号を車速記憶回路140へ出力する。
タイマ回路210は自動加速スイツチ60からの
自動加速指示信号が所定時間を越えて付与された
ときタイマ信号をオーバシユート防止回路220
へ出力し、上記自動加速指示信号の付与が停止さ
れてから所定時間を越えたときオーバシユート防
止回路220へ付与するタイマ信号を停止する。
オーバシユート防止回路220は高出力検出器
50から高出力信号およびタイマ回路210から
タイマ信号が付与されているとき、自動加速指示
信号の付与が停止されてから上記高出力信号の付
与が停止されるまで減速信号を駆動回路180へ
出力する。
駆動回路180は出力信号発生回路160から
の出力信号および上記出力信号より優先的にオー
バシユート防止回路220からの減速信号に応答
してアクチユエータ10を駆動する駆動信号を発
生する。アクチユエータ10は制御回路100か
ら出力される増速信号又は減速信号に応答して正
転又は逆転する直流モータ11と、直流モータ1
1に取付けられたウオーム12a及びコイル15
を内蔵するウオームホイール12bで構成される
減速機構12と、直流モータ11の駆動力を伝達
する電磁クラツチと、スロツトルリンク8に連結
するケーブル5を巻取るセクタ(扇形)板14を
備えている。電磁クラツチ板13は制御回路10
0からの電磁クラツチ接続信号を付与されて動作
し、直流モータ11の駆動力をセクタ板14に伝
達するが、上記電磁クラツチ接続信号が停止され
ると、電磁クラツチ板13はウオームホイール1
2bから開放されてスロツトルバルブ3の閉状態
位置まで復帰する。
次に上述のように構成された車両用定速走行装
置の動作について説明する。定速走行中は内燃機
関1のシリンダ内に供給すべき混合気の量をスロ
ツトルバルブ3の開度を調節して車両を所望の一
定速度で走行させているが上記スロツトルバルブ
3の開度はスロツトルリンク8、ケーブル5を介
してアクチユエータ10の直流モータ11の回転
動作により制御される。定速走行以外の通常走行
時においては、通常のアクセルペダル6の動きが
スロツトルリンク8を介してスロツトルバルブ3
に伝えられる。当該車両が本発明装置の作動準備
完了状態下にて平坦路を走行しているものとすれ
ば、車速検出器20は車速に比例した周波数(例
えば車速60Km/hにて周波数425Hz)の速度パル
ス信号を速度パルスカウンタへ付与する。タイミ
ング信号発生回路120は第1クロツク信号発生
器110からの第1クロツク信号の計数開始と同
時に速度パルスカウンタ130へ速度パルス信号
計数開始のタイミング信号を付与する。次にタイ
ミング信号発生回路120は第1クロツク信号を
n1計数後速度パルスカウンタ130へ速度パルス
信号計数終了のタイミングを付与すると同時に、
車速記憶回路140の実車速記憶部141へ実車
速を記憶するタイミング信号と、速度差演算回路
150へ実車速と設定車速の速度差を演算を開始
するタイミング信号を出力する。その後、第1ク
ロツク信号を計数開始からn2(n1<n2)計数後出
力信号発生回路160へ、車速修正を行なうため
の修正信号を出力するタイミング信号を出力す
る。第1クロツク信号計数開始からn3(n1<n2
n3)計数後タイミング信号発生回路120の第1
クロツク信号計数値が0にリセツトされ車速修正
の1サイクルが終了し、次の車速修正の1サイク
ルが開始される。換言すれば第1クロツク信号の
周波数を1とすれば、速度パルス信号計数時間は
n11、実車速に対応する車速信号の記憶および
設定車速と実車速の差の演算を行なう時間は(n2
−n1)/1車速修正周期はn31となる。
速度パルスカウンタ130はタイミング信号発
生回路120から速度パルス計数開始のタイミン
グ信号を付与されて速度パルス信号の計数を開始
し、計数終了のタイミング信号を付与されて計数
を終了する。次に速度パルスカウンタ130は速
度パルス信号の計数値nvを車速信号として車速記
憶部140の実車速記憶部141へ付与し、計数
値を0にリセツトする。車速記憶部140の実車
速記憶部141は記憶内容をクリアして速度パル
スカウンタ130からの速度パルス計数値nvを新
たに記憶する。本発明装置の作動準備完了下にお
いては、常に新しい速度パルス計数値が実車速記
憶部141へ記憶されている。
このような状態にて車両が所望の設定車速に達
した時セツトスイツチ30を閉じると、セツト信
号が生じ、車速記憶回路140および初期信号設
定回路190へ付与される。車速記憶回路140
においてはセツチ信号に応答して実車速記憶部1
41の速度パルス計数値nv=nvsが設定車速記憶
部142に記憶され、初期設定信号発生回路19
0へ設定車速信号を付与する。初期設定信号発生
回路190はセツトスイツチ30からのセツト信
号に応答して車速記憶部140からの設定車速信
号に対応した初期設定信号を出力信号発生回路1
60へ付与する。初期設定信号は第2クロツク信
号を計数すべき設定値nsで車速に対応して予め初
期設定信号発生回路190に設定された値から選
択されて出力される。
出力信号発生回路160は前記初期設定信号が
付与されると、第2クロツク信号の計数を開始す
ると同時に増速信号、電磁クラツチ接続信号を駆
動回路180へ付与する。出力信号発生回路16
0の第2クロツク信号の計数値が初期設定信号の
設定値nsに達したとき第2クロツク信号の計数を
終了すると同時に増速信号を駆動回路180へ付
与するのを停止する。したがつて第2クロツク信
号の周波数を2とするとns2の時間増速信号が
駆動回路180へ付与されたことになる。駆動回
路180は増速信号を付与されている時間アクチ
ユエータ10の直流モータ11を正転させる。ま
た駆動回路180は電磁クラツチ接続信号を付与
されてアクチユエータ10のウオームホイール1
2b内のコイルに通電して電磁クラツチ板13を
吸引するので、直流モータ11の駆動力が伝達さ
れ直流モータ11の回転にともなつてセクタ板1
4が回転してスロツトルバルブ3が開き始める。
スロツトルバルブ3は増速信号が停止されるまで
開き、増速信号が停止された後も電磁クラツチ接
続信号は引続き付与されているので、電磁クラツ
チ板13は接続されたままで、ウオーム減速機構
の自動締まり作用によりセクタ板14は逆転せ
ず、スロツトルバルブ3の開度が初期設定信号に
対する値に設定され、車両が所望の設定速度を維
持する。
前記の平坦路走行において、車両に対する走行
抵抗が車速設定時から変化しなければ、次期速度
パルスカウンタ130の速度パルス計数値nvも変
化しない。したがつて実車速記憶部141の記憶
内容が更新されてもその計数値はまた同一のnv
記憶される。速度差演算回路150はタイミング
信号発生回路120からの演算開始タイミング信
号に応答して車速記憶回路140の設定車速記憶
部142の記憶値nvsから実車速記憶部141の
速度パルス計数値nvを減算し速度差信号εを出力
信号発生回路160へ付与するが、ここではnvs
=nvであるので、εは0となる。出力信号発生回
路160はε=0が付与されると増速信号、減速
信号のどちらも駆動回路180に付与しないが、
電磁クラツチ接続信号は引続き駆動回路180に
付与しているので、前述のようにスロツトルバル
ブ3の開度が一定に保持されて車両の速度も変化
しない。
つぎに車両の走行抵抗の増大により車速が低下
し始めると速度検出器20からの速度パルス信号
の周波数も、車速の変化に比例して低下する。速
度パルスカウンタ130は車速設定時より減少し
た計数値nv1を車速記憶回路40へ付与する。車
速記憶回路40の実車速記憶部141はタイミン
グ信号発生回路120からの記憶タイミング信号
に応答して新しい速度パルス計数値nv1を記憶す
る。速度差演算回路150は前記と同様に減算を
行ない速度差信号ε(=nvs−nv1>0)を出力信
号発生回路160へ付与する。出力信号発生回路
160はタイミング信号発生回路120からの修
正信号出力タイミング信号に応答し、第2クロツ
ク信号発生回路170から付与された第2クロツ
ク信号の計数を開始すると同時に増速信号を駆動
回路180へ付与する。出力信号発生回路160
の第2クロツク信号の計数値が計数差εに達した
とき第2クロツク信号の計数を終了すると同時に
増速信号を駆動回路180への付与を停止する。
したがつてε/2の時間増速信号が駆動回路18
0へ付与されたことになり、速度偏差に比例した
修正信号を出すことができる。駆動回路180は
増速信号を付与されてアクチユエータ10の直流
モータ11を正転させる。その結果、減速機構1
2にて直流モータ11の回転が減速され、セクタ
板14の回転にともなつてスロツトルバルブ3の
開度が増し、車速が上昇する。
なお以上の説明では、車速が負荷の増加により
低下した場合について説明したが、車速が負荷の
減少により上昇する場合についても実質的に同様
の作用となるのでその説明は省略する。
ここで前記スロツトルバルブ3開度の変化量を
決定する要因として、速度偏差、直流モータ11
の通電時間、直流モータ11特性、減速機構12
の減速比、スロツトルリンク8の負荷等種々ある
が、速度偏差と、スロツトルバルブ3開度の修正
量の比率は第2クロツク信号周波数2を調整して
定速走行制御性能が最適となるよう決定される。
第2クロツク信号周波数2は通常平坦路で使用頻
度の多い80Km/h等の速度域において車両ゲイン
を考慮して決定される。
以上のごとき定速走行中の車両を更に高い速度
にて定速走行させたい場合には、自動加速スイツ
チ60を閉じて自動加速指示信号を自動加速信号
発生回路200に付与する。自動加速信号発生回
路200は自動加速指示信号に応答して自動加速
開始信号を出力信号発生回路160へ付与すると
ともに設定車速増加信号を車速記憶回路140へ
付与する。自動加速開始信号は第2クロツク信号
を計数すべき設定値na1で予め自動加速信号発生
回路200に設定されている。出力信号発生回路
160は前記自動加速開始信号が付与されると速
度差演算回路150からの速度差信号εおよびタ
イミング信号発生回路120からの修正信号出力
タイミング信号より優先して受付け、第2クロツ
ク信号の計数を開始すると同時に増速信号を駆動
回路180へ付与する。出力信号発生回路160
の第2クロツク信号計数値がna1に達したとき計
数を終了し、駆動回路180へ付与する増速信号
を停止する。したがつてna12の時間増速信号
が駆動回路180へ付与されたことになり、駆動
回路180はアクチユエータ10の直流モータ1
1を正転させてスロツトルバルブ3を開き、自動
加速スイツチ60の操作に応答して車両が加速し
始める。
また自動加速信号発生回路200は設定車速増
加信号を車速記憶回路140へ付与しているが、
上記設定車速増加信号は設定車速記憶部142の
記憶値nvsに加算する一定値nasで予め自動加速信
号発生回路200に設定されている。車速記憶回
路140は前記設定車速増加信号が付与されてい
ると、速度パルスカウンタ130からの速度パル
ス計数値nvを実車速記憶部141へ記憶するタイ
ミング毎に、設定車速記憶部142の記憶値nvs
に設定車速増加信号nasを加算し、新たな設定車
速(nvs+nva)として設定車速記憶部142へ記
憶する。速度差演算回路150は前記車速修正時
と同様の動作を行ない、新たに設定された設定車
速記憶部142の記憶値と実車速に対応した速度
パルス計数値の差を速度差信号εとして出力信号
発生回路160へ付与する。
出力信号発生回路160はタイミング信号発生
回路120からの修正信号出力タイミング信号に
応答し第2クロツク信号を速度差演算回路150
からの速度差信号εに対応して計数するので、
ε/2の時間修正信号を駆動回路180へ付与す
る。駆動回路180はアクチユエータ10の直流
モータ11の回転を制御してスロツトルバルブ3
を修正し、車両を加速させる。したがつて自動加
速スイツチ60を操作している間は設定車速記憶
部142の設定車速に対応する記憶値が一定時間
毎に増加し、車両が増速される。ところで所望の
高定速走行状態に達したとき、自動加速スイツチ
60を開けば、自動加速スイツチ60は自動加速
信号発生回路200へ付与する自動加速指示信号
を停止する。自動加速信号発生回路200は自動
加速指示信号の停止に応答して自動加速終了信号
を出力信号発生回路160へ付与するとともに車
速記憶回路140へ付与する設定車速増加信号を
停止する。自動加速終了信号は自動加速中に開き
過ぎていたスロツトルバルブ3開度を戻す信号
で、第2クロツク信号を計数すべき設定値na2
予め自動加速信号発生回路200に設定されてい
る。出力信号発生回路160は前記自動加速終了
信号が付与されると、前記自動加速開始信号と同
様に、速度差演算回路150からの速度差信号ε
およびタイミング信号発生回路120からの修正
信号出力タイミング信号に優先して受付け、第2
クロツク信号の計数を開始すると同時に減速信号
を駆動回路180へ付与する。出力信号発生回路
160の第2クロツク信号計数値がna2に達した
とき計数を終了し、駆動回路180へ付与する減
速信号を停止する。したがつてna22の時間減
速信号が駆動回路180へ付与されたことにな
り、駆動回路180はアクチユエータ10の直流
モータ11を逆転させ、高定速走行状態に対応し
たスロツトルバルブ3開度付近まで閉方向に制御
し車両が高定速状態にて走行する。
一方、自動加速信号発生回路200は車速記憶
回路140へ付与する設定車速増加信号を停止す
るので車速記憶回路140の設定車速記憶部14
2は設定車速に対応する速度パルス計数値の加算
を停止し、直前に更新された記憶値を設定車速と
して所望の高定速走行を行なう。
ところで自動加速スイツチ60を長時間操作し
より高速の定速走行を希望すれば、スロツトルバ
ルブ3の開度が増加して高開度となり、内燃機関
1に装着された過給機7の働きにより、内燃機関
1の吸気管2圧力は上昇する。
その結果内燃機関1のシリンダ内に供給される
混合気量が増加し、高出力が得られる。上記状態
で自動加速スイツチ60を開いたとき、前記のよ
うなスロツトルバルブ3を高定速状態に対応した
開度まで閉じる動作では内燃機関は急速に高出力
状態から脱出せず、車両の加速が続いてオーバシ
ユートが大きくなる。そこで下記に述べるように
内燃機関1の高出力状態を脱出するまでスロツト
ルバルブ3を閉じる操作を行なう。
高出力検出器50の機関出力演算回路53は、
圧力検出回路51からの圧力検出信号と機関回転
数検出回路52からの機関回転数に基づいて内燃
機関1の出力を演算するが、上記圧力検出信号が
予め機関回転数に対応して設定された高出力検出
下限圧力を越えたとき高出力検出回路50はオー
バシユート防止回路220へ高出力信号を付与す
る。従つて前記のように自動加速スイツチ60長
時間操作した場合、内燃機関1は吸気管2圧力が
上昇して高出力状態となり、高出力検出器50は
高出力信号をオーバシユート防止回路220へ付
与している。一方自動加速スイツチ60を長時間
操作することによりタイマ回路210はタイマ信
号をオーバシユート防止回路220へ付与してい
る。このように状態において自動加速スイツチ6
0を開けば、出力信号発生回路160は自動加速
スイツチ60から付与される自動加速指示信号の
停止に応答し減速信号を駆動回路180へ付与す
る。駆動回路180は出力信号発生回路160か
ら付与される修正信号より優先してオーバシユー
ト防止回路220からの減速信号を受付け、アク
チユエータ10の直流モータ11を逆転させる。
スロツトルバルブ3開度は上記直流モータ11の
逆転にともなつて急速に減少するので、内燃機関
1の出力を高出力状態から通常出力状態まで急速
に下げることができる。このとき高出力検出器5
0の圧力検出回路51から付与される圧力検出信
号は予め機関回転数に対応して設定された高出力
検出下限圧力以下に達しているので高出力検出器
50はオーバシユート防止回路220へ付与する
高出力信号を停止する。オーバシユート防止回路
220は駆動回路180へ付与する減速信号を停
止し、駆動回路180はアクチユエータ10の直
流モータ11の逆転を停止するので、スロツトル
バルブ3開度は高定速走行状態に対応した開度よ
り減少した開度に設定される。その後通常の定速
走行が開始され、所望の高定速走行状態にて走行
する。
定速走行装置を解除する場合には、車両のブレ
ーキペダルを操作することにより達成される。ブ
レーキペダルの操作に応答してブレーキスイツチ
41が閉となりキヤンセル信号を出力信号発生回
路160へ付与する。出力信号発生回路160は
キヤンセル信号を最優先で受付け、電磁クラツチ
接続信号の付与を停止するとともに、連続的に減
速信号を駆動回路180へ付与する。駆動回路1
80はアクチユエータ10のウオームホイール1
2b内蔵コイル15への通電をしや断するため、
電磁クラツチ板13が開放される。このためスロ
ツトルバルブ3はスロツトルリンク8のリターン
力により瞬時に最小開度まで戻り、安全に減速す
ることができる。上記電磁クラツチ板13が機械
的または電気的故障により開放されない場合でも
駆動回路180は直流モータ11を逆転している
のでスロツトルバルブ3は最小開度まで戻ること
ができる。
なお上記実施例では高出力検出下限圧力を内燃
機関1の機関回転数に対応して設定したものにつ
いて説明したが、機関回転数検出回路52を省略
し、高出力検出下限圧力を上記機関回転数にかか
わらず一定としても上記実施例の効果を損なうも
のではない。
また上記実施例ではセツトスイツチ30と自動
加速スイツチ60を分離したものについて示した
が、各スイツチを同一スイツチで構成し、スイツ
チ操作時間に対応してセツト信号と自動加速指示
信号を発生するように構成しても上記実施例と同
様の効果が得られる。
以上詳除したように、この発明によれば自動加
速スイツチを所定時間を越えて操作したとき自動
加速スイツチ操作終了時から過給機付内燃機関が
高出力状態を脱出するまでスロツトルバルブを連
続的に閉方向に制御することによりオーバシユー
トの少ない自動加速機能を有した車両用定速走行
装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第
2図はこの発明の制御回路の詳細を示す構成図で
ある。 1…内燃機関、2…吸気管、3…スロツトルバ
ルブ、10…アクチユエータ、20…車速検出
器、50…高出力検出器、60…自動加速スイツ
チ、140…車速記憶回路、150…速度演算回
路、160…出力信号発生回路、200…自動加
速信号発生回路、210…タイマ回路、220…
オーバシユート防止回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車両の走行速度に応答した車速信号を検出す
    る車両速度検出手段と、車両を所望の速度にて定
    速走行させるための設定車速記憶手段と、上記車
    両速度検出手段からの実車速と上記設定車速記憶
    手段の設定車速を比較し、その速度偏差に対応し
    て増速信号又は減速信号を発生する制御信号発生
    手段と、該制御信号発生手段から送出された増促
    進号又は減速信号を受けて車両用内燃機関の吸気
    管に設けたスロツトル弁の開度を制御するスロツ
    トル開度制御手段と、自動加速走行を指示する自
    動加速指示手段と、該自動加速指示手段の指示信
    号に応答して上記車速記憶手段の記憶車速を増加
    させる制御信号を発生する自動加速制御信号発生
    手段と、過給機を装着した上記車両用内燃機関の
    過給機動作時の出力が所定出力を越えたとき高出
    力信号を発生する高出力検出手段とを備え、上記
    自動加速指示手段が所定時間を越えて指示された
    とき自動加速指示終了直後から上記高出力検出手
    段の高出力信号発生が停止されるまで上記スロツ
    トル弁を連続的に閉方向に制御することを特徴と
    する車両用定速走行装置。
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