JPH0356846Y2 - - Google Patents

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JPH0356846Y2
JPH0356846Y2 JP4907286U JP4907286U JPH0356846Y2 JP H0356846 Y2 JPH0356846 Y2 JP H0356846Y2 JP 4907286 U JP4907286 U JP 4907286U JP 4907286 U JP4907286 U JP 4907286U JP H0356846 Y2 JPH0356846 Y2 JP H0356846Y2
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JP
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damper
duct
air supply
wall
chamber
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JP4907286U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は送気ダクトのダンパ装置に関する。
[従来の技術] 送気ダクトにあつては、通路を開閉するととも
に流量を調整するダンパが設けられている。
これを例示して説明すると、第4図に示すもの
は、バタフライ型ダンパであつて、送気ダクト1
内に貫通する回動軸2にダンパ3を設け、ダンパ
3がシール部4に当接する状態で全閉し、水平状
態で全開し、またその中間開度で所望の流量を設
定できる。
また、第5図に示すものはスライド型ダンパを
示し送気ダクト5の一側壁に形成したスリツト6
よりダンパ7をダクト5内にスライド可能に設
け、該ダンパ7がシール部8に着座させる位置で
全閉し、最上位まで引上げた位置で全開し、また
その中間開度で所望の流量を設定できる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、バタフライ型のものでは、回動
軸2の軸回りから、またスライド型のものではス
リツト6とダンパ7との間隙から送気のリークを
生じ、また送気停止時にはこれらの部分から外気
が侵入して送気ダクト内を汚損することがあり好
ましくなかつた。
そこで本考案は、全閉時に完全に密封すること
ができる送気ダクト内の汚損を防止したダンパ装
置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、ダクトの壁部に開口部を設け、該開
口部を介してダクトと連通するとともにダクトの
一部外壁を覆うチヤンバを突設し、ダクト内に形
成したシール部に密着してダクトを閉塞するダン
パの一側縁をダクトの前記一部外壁上に送気方向
へスライド可能に設けたスライド板へヒンジを介
して開閉可能に設け、前記チヤンバ内に支持され
たシリンダを前記ダンパを開閉かつ送気方向へ移
動可能に連結したことを特徴とするものである。
[作用] シタガツテ、シール部を密閉状態にするには、
シリンダを伸長させてダンパをヒンジを支点にダ
クト送気方向に対し直交位置まで回動させ、さら
にシリンダの伸長によつてダンパを押動すること
によりスライド板を移動して、ダンパをシール部
に圧着させて密閉する。
[実施例] 以下、本考案を第1図乃至第3図に示す一実施
例により説明する。
送気ダクト10は、その上壁に開口部10aを
設け、該開口部10aを介してダクト10内と連
通するとともにダクト10の一部外壁10bを覆
うチヤンバ11を該ダクト10に突設する。
チヤンバ11に覆われた一部外壁10bの先端
部に対応する位置に形成されるダクト10の口部
12には、内方に突出したフランジ部13が周設
され、該フランジ部13の前面にシール部材14
が固設されシール部15を形成している。
前記口部12の前面にはダンパ16が開閉可能
に配設されている。このダンパ16は断面縦長の
コ字状を呈し、その開口側を前記口部12に対向
するように配置し、該ダンパ16の側板16aの
先端縁16bをシール部材14に接触できるよう
に配設する。そしてこのダンパ16の上段は、ダ
クト10の一部外壁10bの上面に送気方向へス
ライド可能に設けたスライド板17の前記ヒンジ
18を介して回動可能に支持されている。
スライド板17は、ダクト10の一部外壁10
bの上面に設けられたスライド装置19に連結さ
れている。このスライド装置19は、一部外壁1
0bの上面に設けたブラケツト19a、19aに
より送気方向に架設される一対のシヤフト19
b、19bに移動可能に支持されたリニアベアリ
ング19c、19cとで構成され、該リニアベア
リング19cにスライド板17は支持されて、送
気方向に移動可能となる。
また、チヤンバ11内にはシリンダ20が支軸
21によつて揺動可能に支持され、該シリンダ2
0のピストンロツド20aの先端はダンパ16に
設けたブラケツト16cにピン22により回動可
能に軸支されている。
次にこのように構成された装置の作動について
説明する。
まず、第1図に示す密閉状態からダンパ16を
全開するには、シリンダ20のピストンロツド2
0aを縮小させると、ダンパ16はスライド装置
19の案内によつて第1図において二点鎖線の位
置まで平行移動し、しかる後ヒンジ18を支点に
第1図の二点鎖線に示す位置まで回動して全開さ
れる。この時ダンパ16はダクト10の通路より
外れた上部に格納されるから、ダンパ16による
流量抵抗が少なくなる。
また、ダンパ16がシール部材14から離れる
際には回動する為に送気方向に若干平行移動する
のでシール部材14の脱落が防止される。
次にこの状態からダンパ16を閉じるには、シ
リンダ20のピストンロツド20aを伸長させる
とダンパ16はヒンジ18を支点に前記とは反対
方向に回動し、送気方向に対して直交した位置ま
で回動する。そして、ビストンロツド20aがさ
らに伸長することによつて、ダンパ16は口部1
2方向に平行移動し、口部12のシール部材14
にダンパ16の側板16aの先端縁16bが線接
触して圧着し、完全な密閉が行なわれる。
[考案の効果] 本考案は以上のように、ダクトにチヤンバを設
け、一方ダクトを開閉するダンパを送気方向にス
ライドするスライド板にヒンジを介して設け、該
チヤンバに設けたシリンダによつて開閉させるよ
うにしたから、ダンパはその口部に離接する直前
において平行移動するので、全閉状態にあつては
完全に密閉することができ、また開く際にはシー
ル部材をダンパによつて捻じらないため欠落を防
止することができ、全開時にはダンパがチヤンバ
内に格納されるため流量抵抗が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図ダンパ下部側板付近拡大図、第3図は
第1図の−斜視図、第4図乃至第5図は従来
例を示す断面図である。 10……送気ダクト、11……チヤンバ、12
……口部、14……シール部材、15……シール
部、16……ダンパ、17……スライド板、18
……ヒンジ、19……スライド装置、20……シ
リンダ、20a……ピストンロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダクトの壁部に開口部を設け、該開口部を介し
    てダクトと連通するとともにダクトの一部外壁を
    覆うチヤンバを突設し、ダクト内に形成したシー
    ル部に密着してダクトを閉塞するダンパの一側縁
    をダクトの前記一部外壁上に送気方向へスライド
    可能に設けたスライド板にヒンジを介して開閉可
    能に設け、前記チヤンバ内に支持されたシリンダ
    を前記ダンパを開閉かつ送気方向へ移動可能に連
    結したことを特徴とする送気ダクトのダンパ装
    置。
JP4907286U 1986-04-02 1986-04-02 Expired JPH0356846Y2 (ja)

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JP4907286U JPH0356846Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

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JP4907286U JPH0356846Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

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JPS62162544U JPS62162544U (ja) 1987-10-15
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KR20220079091A (ko) * 2020-12-04 2022-06-13 임미란 공기조화기

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