JPH0356838Y2 - - Google Patents

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JPH0356838Y2
JPH0356838Y2 JP13897686U JP13897686U JPH0356838Y2 JP H0356838 Y2 JPH0356838 Y2 JP H0356838Y2 JP 13897686 U JP13897686 U JP 13897686U JP 13897686 U JP13897686 U JP 13897686U JP H0356838 Y2 JPH0356838 Y2 JP H0356838Y2
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air
air blowing
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tube
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クリーンルームや動物室などのよう
に、室内の天井部から清浄空気等の空調用空気を
吹出す場合に用いられる吹出器で、詳しくは、空
気吹出用筒の周部に、複数の空気吹出口を少なく
とも軸芯方向に分散させて形成してある空調用空
気吹出器に関する。
〔従来の技術〕
この種の空調用空気吹出器としては、第7図に
示すように、天井裏空間1を通して天井板2に下
向き状態で開口されたダクト4の開口部に、複数
の空気吹出口50を備えた空気吹出用筒51を連
結するとともに、前記空気吹出用筒51に、孔無
しの筒状体52を筒軸芯方向にスライド移動なら
びに固定自在に外嵌させて、この筒状体52のス
ライド移動により、空気吹出用筒51に形成され
た空気吹出用口50群の開口率を調節すべく構成
したものが知られている(文献を示すことができ
ない)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来の空調用空気吹出器に
よる場合は、前記筒状体52による吹出開口率の
調節の如何に拘らず、前記空気吹出用筒51が、
複数の空気吹出用口50を形成するための軸芯長
l1と、最大吹出開口状態において前記筒状体52
を外嵌保持するための軸芯長l2との和に相当する
大なる寸法で常に室内側に突出しているため、室
内の通行や作業等の邪魔になる問題がある。
本考案の目的は、前記空気吹出用筒の合理的な
改造により、室内側への突出量を最小限に抑えな
がら空気吹出口群の開口率を自由に調節すること
ができるようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による空調用空気吹出器は、前記空気吹
出用筒のうち、空気吹出口を形成した部分の軸芯
長を、この空気吹出用筒5の先端部の移動により
変更ならびに固定する変更手段を設けてある事に
特徴を有するものであり、それによる作用・効果
は次の通りである。
〔作用〕
前記空気吹出用筒の空気吹出口形成部分の軸芯
長を減少方向に変更すると、これに伴つて空気吹
出用筒の先端位置が空調用空気の供給方向上手側
に移動すると同時に、空気吹出口群の開口面積を
減少することができる。
〔考案の効果〕
従つて、前記空気吹出用筒の全軸芯長を縮小し
つつ空気吹出口群の開口率を自由に減少調節する
ことができるから、従来と同じ開口率で空調しな
がらも室内側への突出量を最小限に抑えることが
でき、この空気吹出用筒が室内の通行や作業等の
邪魔になることを極力回避することができたので
ある。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第4図は天井下吹出式の空調用空気
吹出器を示し、これは、天井裏空間1を通して天
井板2に下向き状態で開口されたフイルター3付
きダクト4の開口部に、上方に向かって開口する
合成樹脂製又は金属製の空気吹出用筒5を連結
し、この空気吹出用筒5の周部全体には、複数の
空気吹出口6を軸芯方向及び周方向に夫々所定間
隔を隔てて形成してある。そして、前記空気吹出
用筒5の周壁全体を伸縮可能な蛇腹に形成するこ
とにより、この空気吹出用筒5の空気吹出口形成
部分の軸芯長を、空気吹出用筒5の先端部の移動
によつて変更ならびに固定する変更手段を構成し
てある。
つまり、前記蛇腹状の空気吹出用筒5は、第4
図に示すように、各三角状波形を形成する両斜辺
部分5a,5bのうち、一方の斜辺部分5aを他
の斜辺部分5bの厚みよりも薄く成形して、この
薄肉側の斜辺部分5aに軸芯方向への収縮に伴つ
てその傾斜方向が反転する皿バネ機能を持たせる
ことにより、引延ばした長い状態と縮めた短い状
態とに安定的に切替え可能に構成してある。
それ故に、この空気吹出用筒5は、第1図に示
すように全体を軸芯方向に引延ばした状態、或い
は、第3図に示すように、横方向に90度彎曲させ
た状態の何れにおいても、その姿勢を安定的に維
持することができるのである。
また、前記空気吹出口6は、空気吹出用筒5の
各三角状波形の頂部に形成されている。そのた
め、前記空気吹出用筒5を収縮させたとき、この
収縮個所の薄肉側の斜辺部分5aが彎曲して厚肉
側の斜辺部分5bに圧接され、空気吹出口6への
空気供給路が遮断されるようになつている。
第5図は上述の如く構成された空調用空気吹出
器の別の使用態様を示し、これは、ダクト4と空
気吹出用筒5との間に孔無しの中間ダクト7を介
在させたものである。
次に、別の実施例について説明する。
(イ) 上述実施例では、前記蛇腹状の空気吹出
用筒5を伸延姿勢と収縮姿勢とに安定的に切替
えるために、三角状波形を形成する一方の斜辺
部分5aを他方の斜辺部分5bの厚みよりも薄
く形成したが、この三角状波形を不等辺波形に
形成するとともに、長い方の斜辺部分を短い斜
辺部分よりも硬質に構成した場合にも、上述と
同様に伸延姿勢と収縮姿勢とに安定的に切替え
ることができる。
(ロ) 上述実施例では、前記変更手段を、空気
吹出用筒5の空気吹出口形成部分を蛇腹に形成
することによつて構成したが、この蛇腹構成に
限定されるものではなく、例えば、第6図に示
すように、前記空気吹出用筒5を、複数の空気
吹出口6を夫々形成してある伸縮自在な複数個
の筒体5A,5B,5Cから構成するととも
に、これら筒体5A,5B,5Cを任意の伸縮
位置で固定するボルト等の固定具8を設けて構
成してもよい。
要するに、この変更手段としては、前記空気吹
出用筒5の空気吹出形成部分の軸芯長を減少方向
に変更したとき、これに伴つて空気吹出用筒5の
先端位置が空調用空気の供給方向上手側に移動す
ると同時に、空気吹出口6群の開口面積を減少す
ることのできるものであれば、如何なる構造を採
用してもよい。
(ハ) 前記空気吹出口6の形成位置、形状、数
は各種条件に応じて適宜変更可能であり、ま
た、前記空気吹出用筒5の底部に空気吹出口6
を形成して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る空調用空気吹
出器の実施例を示し、第1図は全体を引延ばした
ときの断面図、第2図は一部を引延ばしたときの
断面図、第3図は90度彎曲させたときの断面図、
第4図は空気吹出用筒の要部の拡大断面図であ
る。第5図は別の使用態様を示す概略正面図であ
り、第6図は別の実施例を示す断面図である。第
7図は従来の空調用空気吹出器を示す断面図であ
る。 5……空気吹出用筒、6……空気吹出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 空気吹出用筒5の周部に、複数の空気吹出口
    6を少なくとも軸芯方向に分散させて形成して
    ある空調用空気吹出器であつて、前記空気吹出
    用筒5のうち、空気吹出口6を形成した部分の
    軸芯長を、この空気吹出用筒5の先端部の移動
    により変更ならびに固定する変更手段を設けて
    ある空調用空気吹出器。 前記変更手段が空気吹出口6を形成した部分
    を伸縮可能な蛇腹に形成する手段である実用新
    案登録請求の範囲第項に記載の空調用空気吹
    出器。
JP13897686U 1986-09-09 1986-09-09 Expired JPH0356838Y2 (ja)

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JP13897686U JPH0356838Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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JP13897686U JPH0356838Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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JPS6346746U JPS6346746U (ja) 1988-03-30
JPH0356838Y2 true JPH0356838Y2 (ja) 1991-12-24

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JPH03125927U (ja) * 1990-04-02 1991-12-19

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JPS6346746U (ja) 1988-03-30

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