JPH0356191Y2 - - Google Patents
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- JPH0356191Y2 JPH0356191Y2 JP14464286U JP14464286U JPH0356191Y2 JP H0356191 Y2 JPH0356191 Y2 JP H0356191Y2 JP 14464286 U JP14464286 U JP 14464286U JP 14464286 U JP14464286 U JP 14464286U JP H0356191 Y2 JPH0356191 Y2 JP H0356191Y2
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- driving
- guide path
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Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の技術分野)
本考案は、しいたけ等の茸の栽培にあたつて、
茸菌を植え付けた種駒を接種するために、原木へ
の打込みを行なうノーズ部材を備えた茸用種駒打
込機の改良に関する。
茸菌を植え付けた種駒を接種するために、原木へ
の打込みを行なうノーズ部材を備えた茸用種駒打
込機の改良に関する。
(考案の技術的背景とその問題点)
従来は殆んど、手作業で行なわれていた種駒の
打込み作業は、生産性の向上が見込めないととも
に人手不足もあつて、この打込み作業の機械化、
自動化が求められていたが、近年、その開発も
徐々に進んで、実用上ある程度満足のいく種駒の
自動打込機も見られるようになつた。
打込み作業は、生産性の向上が見込めないととも
に人手不足もあつて、この打込み作業の機械化、
自動化が求められていたが、近年、その開発も
徐々に進んで、実用上ある程度満足のいく種駒の
自動打込機も見られるようになつた。
しかしながら、かかる種駒の打込み機は、ネジ
打ち機や釘打ち機などとは、取扱う打込み対象物
の相違により特有の問題が生じていた。
打ち機や釘打ち機などとは、取扱う打込み対象物
の相違により特有の問題が生じていた。
すなわち、種駒は、木製で形状のバラツキが大
きいために送り動作に安定性がないとともに、そ
の性質上、周囲に粘着性の高い茸菌が生成して付
着するので、これがノーズ部材の内部やその先端
部にあるチヤツク部材に付着し、更には種駒の走
行中に生じた木屑などのゴミがこれと一緒になつ
て内部に堆積する。そのために、種駒の送り動作
が阻害されたり、チヤツク部材の保持性能が悪化
するなどの不具合が生じる。
きいために送り動作に安定性がないとともに、そ
の性質上、周囲に粘着性の高い茸菌が生成して付
着するので、これがノーズ部材の内部やその先端
部にあるチヤツク部材に付着し、更には種駒の走
行中に生じた木屑などのゴミがこれと一緒になつ
て内部に堆積する。そのために、種駒の送り動作
が阻害されたり、チヤツク部材の保持性能が悪化
するなどの不具合が生じる。
従つて、付着した堆積物を除去するために、ノ
ーズ部材内部を頻繁に清掃する必要がある。
ーズ部材内部を頻繁に清掃する必要がある。
ところが、ノーズ部材にはその先端部に先細り
の形状のチヤツク部材が取付られているなどの事
情により、内部の清掃が容易でなく、従つて、充
分な清掃等のメインテナンス作業の際には、ノー
ズ部材を分解して行なわなければならず、極めて
作業が面倒であつた。
の形状のチヤツク部材が取付られているなどの事
情により、内部の清掃が容易でなく、従つて、充
分な清掃等のメインテナンス作業の際には、ノー
ズ部材を分解して行なわなければならず、極めて
作業が面倒であつた。
(考案の目的)
本考案は上記諸事情にかんがみなされたもの
で、その目的はノーズ部材の内部清掃等のメイン
テナンス作業を簡単かつ充分に行なうことので
き、種駒を扱う場合の特有の問題を解消した茸用
種駒打込機を提供するにある。
で、その目的はノーズ部材の内部清掃等のメイン
テナンス作業を簡単かつ充分に行なうことので
き、種駒を扱う場合の特有の問題を解消した茸用
種駒打込機を提供するにある。
(考案の概要)
上記の目的を達成するために、本考案は基本的
にいつて、打込み用の打撃ドライバを摺動案内す
る打込み案内路と、当該打込み案内路に種駒を供
給するために当該打込み案内路に対し分岐した駒
供給路とを形成したノーズ部材と、当該ノーズ部
材の先端部に設けられ種駒を保持するために保持
方向にバネ付勢された一対のチヤツク部材とを備
えた茸用種駒打込機において、前記ノーズ部材
を、打込機本体側に固定された本体側ノーズ部
と、当該本体側ノーズ部に嵌合される先端側ノー
ズ部とに分割構成し、これら両ノーズ部の嵌合時
に、前記打込み案内路及び駒供給路を整合させる
ように位置決めする位置決め手段を両ノーズ部の
嵌合端部に設け、当該先端側ノーズ部を本体側ノ
ーズ部に対し嵌合位置に着脱可能に保持させるた
めに両ノーズ部の一方に係合方向にバネ付勢され
た係合爪部材を設けるとともに他方に当該係合爪
部材を係止させる凹部を設け、かつ、前記先端側
ノーズ部に前記チヤツク部材を支持させて本体側
ノーズ部に対し着脱可能なノーズユニツトを構成
したことを特徴とする茸用種駒打込機を提案する
ものである。
にいつて、打込み用の打撃ドライバを摺動案内す
る打込み案内路と、当該打込み案内路に種駒を供
給するために当該打込み案内路に対し分岐した駒
供給路とを形成したノーズ部材と、当該ノーズ部
材の先端部に設けられ種駒を保持するために保持
方向にバネ付勢された一対のチヤツク部材とを備
えた茸用種駒打込機において、前記ノーズ部材
を、打込機本体側に固定された本体側ノーズ部
と、当該本体側ノーズ部に嵌合される先端側ノー
ズ部とに分割構成し、これら両ノーズ部の嵌合時
に、前記打込み案内路及び駒供給路を整合させる
ように位置決めする位置決め手段を両ノーズ部の
嵌合端部に設け、当該先端側ノーズ部を本体側ノ
ーズ部に対し嵌合位置に着脱可能に保持させるた
めに両ノーズ部の一方に係合方向にバネ付勢され
た係合爪部材を設けるとともに他方に当該係合爪
部材を係止させる凹部を設け、かつ、前記先端側
ノーズ部に前記チヤツク部材を支持させて本体側
ノーズ部に対し着脱可能なノーズユニツトを構成
したことを特徴とする茸用種駒打込機を提案する
ものである。
上記構成の本考案においては、ノーズ部材内部
の清掃等を行なう場合に、係合爪部材を凹部より
離脱させノーズユニツトを構成する先端側ノーズ
部とチヤツク部材とを一緒に、本体側ノーズ部よ
り取外して行なわれる。従つて、ノーズユニツト
はチヤツク部材の側及びその反対側の両側より清
掃等をなし得、又、打込機本体側から離れた適宜
の場合で作業し得るので、充分かつ確実なメイン
テナンス作業が可能となる。
の清掃等を行なう場合に、係合爪部材を凹部より
離脱させノーズユニツトを構成する先端側ノーズ
部とチヤツク部材とを一緒に、本体側ノーズ部よ
り取外して行なわれる。従つて、ノーズユニツト
はチヤツク部材の側及びその反対側の両側より清
掃等をなし得、又、打込機本体側から離れた適宜
の場合で作業し得るので、充分かつ確実なメイン
テナンス作業が可能となる。
そして、このノーズユニツトの着脱操作は作業
者が片手でも充分にでき、極めて簡単であるとと
もに、取付状態では位置決め手段により両ノーズ
部の相対位置が正確に決められ、種駒の送り動作
や衝撃ドライバの駆動に支障がない等、上記本考
案の目的を充分に達成する。
者が片手でも充分にでき、極めて簡単であるとと
もに、取付状態では位置決め手段により両ノーズ
部の相対位置が正確に決められ、種駒の送り動作
や衝撃ドライバの駆動に支障がない等、上記本考
案の目的を充分に達成する。
(実施例)
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。
する。
第1図に示す茸用種駒打込機において、1は打
込機本体、2は打込作動用トリガーレバー、3は
本体1に上端部で一体に取付けられるとともに打
込み案内路4を有する本体側ノーズ部、5は打込
み案内路4中を摺動案内される打撃ドライバ、6
は本体1内に設けられ、空気圧、電磁力等で作動
するピストン・シリンダ機構等で構成された動力
駆動機構であり、トリガーレバー2の操作で当該
駆動機構6が作動し、ドライバ5が打出し方向に
衝撃駆動される。
込機本体、2は打込作動用トリガーレバー、3は
本体1に上端部で一体に取付けられるとともに打
込み案内路4を有する本体側ノーズ部、5は打込
み案内路4中を摺動案内される打撃ドライバ、6
は本体1内に設けられ、空気圧、電磁力等で作動
するピストン・シリンダ機構等で構成された動力
駆動機構であり、トリガーレバー2の操作で当該
駆動機構6が作動し、ドライバ5が打出し方向に
衝撃駆動される。
本体側ノーズ部3には、これと一体に、截頭円
錐形の種駒17を供給する駒供給路7を形成した
接続部8が設けられ、これに対し、種駒17を供
給源9より送り込むシユートホース10が接続さ
れている。
錐形の種駒17を供給する駒供給路7を形成した
接続部8が設けられ、これに対し、種駒17を供
給源9より送り込むシユートホース10が接続さ
れている。
12は先端側ノーズ部で、本体側ノーズ部3に
対し着脱可能に嵌合し、両ノーズ部3,12より
なる打込機のノーズ部材を2分割構成とするもの
である。又、当該先端側ノーズ部12には一対の
チヤツク部材20及び21(第3図及び第4図)
が支持され、ノーズユニツトが構成される。
対し着脱可能に嵌合し、両ノーズ部3,12より
なる打込機のノーズ部材を2分割構成とするもの
である。又、当該先端側ノーズ部12には一対の
チヤツク部材20及び21(第3図及び第4図)
が支持され、ノーズユニツトが構成される。
先端側ノーズ部12内には、打込み案内路5及
びそれと分岐した態様で、当該案内路5に連通し
た駒供給路16が形成され、両ノーズ部3,12
が図示の嵌合位置にあるとき、各打込み案内路
4,15及び駒供給路7,16は一体の案内路を
形成するように整合し、両ノーズ部3,12で打
込機のノーズ部材として機能する。
びそれと分岐した態様で、当該案内路5に連通し
た駒供給路16が形成され、両ノーズ部3,12
が図示の嵌合位置にあるとき、各打込み案内路
4,15及び駒供給路7,16は一体の案内路を
形成するように整合し、両ノーズ部3,12で打
込機のノーズ部材として機能する。
18はネジ19で板バネを介して先端側ノーズ
部12に取付けられた逆止爪で、種駒17が駒供
給路7,16を介してチヤツク部材20,21へ
送り込まれるときには、そのバネ作用で路外に偏
位し、鎖線で示す保持位置に保持された状態では
種駒17に係合してその内方への移動を阻止す
る。
部12に取付けられた逆止爪で、種駒17が駒供
給路7,16を介してチヤツク部材20,21へ
送り込まれるときには、そのバネ作用で路外に偏
位し、鎖線で示す保持位置に保持された状態では
種駒17に係合してその内方への移動を阻止す
る。
保持位置において、種駒17の先端部が部分的
に外方に突出した状態とされ、第2図に示す原木
24に予め穿設した接種穴25への打込み時に
は、この突出部をパイロツトとして穴25へあて
がい、次いで打撃ドライバ5を駆動することによ
り種駒17を衝撃力で穴25に打込むことができ
る。
に外方に突出した状態とされ、第2図に示す原木
24に予め穿設した接種穴25への打込み時に
は、この突出部をパイロツトとして穴25へあて
がい、次いで打撃ドライバ5を駆動することによ
り種駒17を衝撃力で穴25に打込むことができ
る。
両ノーズ部3,12の嵌合の際には、本体側ノ
ーズ部3の下端の嵌合端部に対して、先端側ノー
ズ部12の上端の対応する嵌合端部をつき合わせ
るとともに、打込み案内路4,15の周辺の嵌合
端部12aを図示のように挿着する。
ーズ部3の下端の嵌合端部に対して、先端側ノー
ズ部12の上端の対応する嵌合端部をつき合わせ
るとともに、打込み案内路4,15の周辺の嵌合
端部12aを図示のように挿着する。
この嵌合端部12aの挿着構成は、両打込み案
内路4,15を整合させる位置決め手段の一部を
構成する。
内路4,15を整合させる位置決め手段の一部を
構成する。
又、駒供給路7,16の整合は、他の位置決め
手段をなす本体側ノーズ部3の嵌合端部に一体に
形成した突起13と、先端側ノーズ部12の嵌合
端部に形成した切り欠け14との相互係合により
なされ、これにより、両ノーズ部3,12の相対
回転が規制される。更に他の位置決め手段につい
ては後述する。
手段をなす本体側ノーズ部3の嵌合端部に一体に
形成した突起13と、先端側ノーズ部12の嵌合
端部に形成した切り欠け14との相互係合により
なされ、これにより、両ノーズ部3,12の相対
回転が規制される。更に他の位置決め手段につい
ては後述する。
第3図に示すように、先端側ノーズ部12には
打込み案内路15をはさんで対向配置した一対の
係合爪部材28,29が設けられ、支軸30で回
動可能に、かつ、当該支軸30に取着したバネ3
0により、係合方向にバネ付勢されている。
打込み案内路15をはさんで対向配置した一対の
係合爪部材28,29が設けられ、支軸30で回
動可能に、かつ、当該支軸30に取着したバネ3
0により、係合方向にバネ付勢されている。
これに対して、本体側ノーズ部3には、打込み
案内路4を形成する筒状の周囲に環状凹部11が
形成されており、両ノーズ部3,12が嵌合位置
にあるとき、この凹部11に一対の係合爪部材2
8,29が係止する。これにより、両ノーズ部
3,12は一体状態となる。そして、取外す場合
には、両係合爪部材28,29をバネ付勢に抗し
て回動させて凹部11より離脱させればよい。
又、取付けの場合には、両係合爪部材28,29
がバネ付勢により凹部11内にスナツプ係合す
る。従つて、取付け、取外しの着脱操作は、作業
者が片手でも簡単に行ない得る。
案内路4を形成する筒状の周囲に環状凹部11が
形成されており、両ノーズ部3,12が嵌合位置
にあるとき、この凹部11に一対の係合爪部材2
8,29が係止する。これにより、両ノーズ部
3,12は一体状態となる。そして、取外す場合
には、両係合爪部材28,29をバネ付勢に抗し
て回動させて凹部11より離脱させればよい。
又、取付けの場合には、両係合爪部材28,29
がバネ付勢により凹部11内にスナツプ係合す
る。従つて、取付け、取外しの着脱操作は、作業
者が片手でも簡単に行ない得る。
一対のチヤツク部材20,21は先端側ノーズ
部12に支軸26により支持されるとともにコイ
ルバネ27により図示の保持位置にバネ付勢され
ている。
部12に支軸26により支持されるとともにコイ
ルバネ27により図示の保持位置にバネ付勢され
ている。
第4図に示すように、本体側ノーズ部3の嵌合
端部において、打込み案内路4の直径方向に対向
する一対の係合溝35が形成されてるいる。一
方、第4図に示すノーズユニツトをなす先端側ノ
ーズ部12の嵌合端部12aには打込み案内路1
5(第1図及び第3図)の直径方向に延出した一
対の張出し縁34が一体に形成され、これら張出
し縁34が両ノーズ部3,12の取付け時に、対
応する係合溝35に進入係合する。この位置決め
手段の構成により、嵌合位置が更に正確に決まる
とともに両ノーズ部3,12の相対回転も阻止さ
れる。又、この一対の張出し縁34を利用して係
合爪部材28,29を枢支する構成としてある。
端部において、打込み案内路4の直径方向に対向
する一対の係合溝35が形成されてるいる。一
方、第4図に示すノーズユニツトをなす先端側ノ
ーズ部12の嵌合端部12aには打込み案内路1
5(第1図及び第3図)の直径方向に延出した一
対の張出し縁34が一体に形成され、これら張出
し縁34が両ノーズ部3,12の取付け時に、対
応する係合溝35に進入係合する。この位置決め
手段の構成により、嵌合位置が更に正確に決まる
とともに両ノーズ部3,12の相対回転も阻止さ
れる。又、この一対の張出し縁34を利用して係
合爪部材28,29を枢支する構成としてある。
以上のような構成としたので、通常の打込み動
作中は、ノーズユニツトを本体側ノーズ部3に取
付けて全体として通常のノーズ部材として機能さ
せ、内部に堆積した木屑等の除去を行なう際に
は、ノーズユニツトを取外せば、内部の清掃等を
十分に行なうことができる。
作中は、ノーズユニツトを本体側ノーズ部3に取
付けて全体として通常のノーズ部材として機能さ
せ、内部に堆積した木屑等の除去を行なう際に
は、ノーズユニツトを取外せば、内部の清掃等を
十分に行なうことができる。
なお、実施例では、係合爪部材28,29を一
方の先端側ノーズ部12に、凹部11を他方の本
体側ノーズ部3に設けてあるため、ノーズユニツ
トの着脱時に係合爪部材の操作がし易い利点があ
るが、逆も構成も可能であり、本考案は実施例に
限定されるものではない。
方の先端側ノーズ部12に、凹部11を他方の本
体側ノーズ部3に設けてあるため、ノーズユニツ
トの着脱時に係合爪部材の操作がし易い利点があ
るが、逆も構成も可能であり、本考案は実施例に
限定されるものではない。
(考案の効果)
以上のように、本考案によれば、ノーズ部材を
分割構成として先端側ノーズ部をチヤツク部材と
ともに本体側ノーズ部に対して着脱自在なノーズ
ユニツトに構成したので、ノーズ部材内部の清掃
等を充分になし得、しかも打込機本体とは分離し
て任意の場所で本体に拘束されることなくメイン
テナンス作業ができる。又、ノーズユニツトの着
脱操作は作業者が片手でも充分に行なうことがで
き、極めて簡単であり、取付け状態にあつては両
ノーズ部の相対位置が正確に決められ、駒送り動
作や打撃ドライバの駆動に支障をきたす恐れがな
い。又、ノーズユニツトを1つの部品として交換
もできるので、部品交換時に打込機本体を分解す
る等の煩わしさもない等、種々の効果を奏する茸
用種駒打込機を提供できる。
分割構成として先端側ノーズ部をチヤツク部材と
ともに本体側ノーズ部に対して着脱自在なノーズ
ユニツトに構成したので、ノーズ部材内部の清掃
等を充分になし得、しかも打込機本体とは分離し
て任意の場所で本体に拘束されることなくメイン
テナンス作業ができる。又、ノーズユニツトの着
脱操作は作業者が片手でも充分に行なうことがで
き、極めて簡単であり、取付け状態にあつては両
ノーズ部の相対位置が正確に決められ、駒送り動
作や打撃ドライバの駆動に支障をきたす恐れがな
い。又、ノーズユニツトを1つの部品として交換
もできるので、部品交換時に打込機本体を分解す
る等の煩わしさもない等、種々の効果を奏する茸
用種駒打込機を提供できる。
第1図は本考案の茸用種駒打込機の要部破断側
面図、第2図は種駒を打込む接種穴を有する原木
の部分断面図、第3図は第1図の2−2線断面
図、第4図は本体側ノーズ部の斜視図、第5図は
先端側ノーズ部を含むノーズユニツトの斜視図で
ある。 1……打込機本体、3……本体側ノーズ部、5
……打撃ドライバ、11……凹部、12……先端
側ノーズ部、17……種駒、28,29……係合
爪部材。
面図、第2図は種駒を打込む接種穴を有する原木
の部分断面図、第3図は第1図の2−2線断面
図、第4図は本体側ノーズ部の斜視図、第5図は
先端側ノーズ部を含むノーズユニツトの斜視図で
ある。 1……打込機本体、3……本体側ノーズ部、5
……打撃ドライバ、11……凹部、12……先端
側ノーズ部、17……種駒、28,29……係合
爪部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 打込み用の打撃ドライバを摺動案内する打込
み案内路と、当該打込み案内路に種駒を供給す
るために当該打込み案内路に対し分岐した駒供
給路とを形成したノーズ部材と、当該ノーズ部
材の先端部に設けられ種駒を保持するために保
持方向にバネ付勢された一対のチヤツク部材と
を備えた茸用種駒打込機において、前記したノ
ーズ部材を、打込機本体側に固定された本体側
ノーズ部と、当該本体側ノーズ部に嵌合される
先端側ノーズ部とに分割構成し、これら両ノー
ズ部の嵌合時に、前記打込み案内路及び駒供給
路を整合させるように位置決めする位置決め手
段を両ノーズ部の嵌合端部に設け、当該先端側
ノーズ部を本体側ノーズ部に対し嵌合位置に着
脱可能に保持させるために両ノーズ部の一方に
係合方向にバネ付勢された係合爪部材を設ける
とともに他方に当該係合爪部材を係止させる凹
部を設け、かつ、前記先端側ノーズ部に前記チ
ヤツク部材を支持させて本体側ノーズ部に対し
着脱可能なノーズユニツトを構成したことを特
徴とする茸用種駒打込機。 (2) 前記係合爪部材は先端側ノーズ部上に、打込
み案内路をはさんで一対、対向配置されてなる
実用新案登録請求の範囲第1項記載の茸用種駒
打込機。 (3) 前記位置決め手段は、先端側ノーズ部の嵌合
端部において打込み案内路の直径方向に延出し
た一対の張出し縁と、前記本体側ノーズ部の嵌
合端部において打込み案内路の直径方向に対向
するとともに前記一対の張出し縁にそれぞれ係
合する一対の係合溝とを含んでなる実用新案登
録請求の範囲第2項記載の茸用種駒打込機。 (4) 前記一対の係合爪部材は、前記一対の張出し
縁にそれぞれ枢支されてなる実用新案登録請求
の範囲第3項記載の茸用種駒打込機。 (5) 前記位置決め手段は、前記本体側ノーズ部の
嵌合端において、駒供給路の周囲に形成した突
起と、前記先端側ノーズ部の嵌合端部において
駒供給路の周囲に形成されるとともに前記突起
と係合する切り欠けとを更に含んでなる実用新
案登録請求の範囲第3項記載の茸用種駒打込
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14464286U JPH0356191Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14464286U JPH0356191Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63109744U JPS63109744U (ja) | 1988-07-14 |
JPH0356191Y2 true JPH0356191Y2 (ja) | 1991-12-17 |
Family
ID=31055435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14464286U Expired JPH0356191Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0356191Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-20 JP JP14464286U patent/JPH0356191Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63109744U (ja) | 1988-07-14 |
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