JPS632554Y2 - - Google Patents

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JPS632554Y2
JPS632554Y2 JP1982049589U JP4958982U JPS632554Y2 JP S632554 Y2 JPS632554 Y2 JP S632554Y2 JP 1982049589 U JP1982049589 U JP 1982049589U JP 4958982 U JP4958982 U JP 4958982U JP S632554 Y2 JPS632554 Y2 JP S632554Y2
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JP
Japan
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hole
holding shaft
tip
taper pin
chip
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JP1982049589U
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English (en)
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JPS58153292U (ja
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  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、土工機のチゼル本体の先端部に取付
けられたチツプを保持するチツプ保持装置に関す
るものである。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来の削岩機において1体式チゼルの先端部が
摩耗した場合は、1体式チゼル全体を交換する
か、または摩耗部に先端と同形の鋼片を溶接して
再生するのが通例である。ところが前者の場合は
部品購入の点で費用が高くなり、後者の場合は、
土工機の休車をよぎなくされ、施工費全般に影響
を与える。そこでリツパチツプ等の既製部分等を
利用して摩耗したチゼル本体に溶接して準備して
おく方法がとられる。具体的にはチゼル本体を削
岩機から取外し、数日間をかけて、チゼル本体の
先端およびリツパチツプの基端側を溶接に適する
ようにガス切断して、このチゼル本体の先端にリ
ツパチツプの基端側を溶接するようにしている
が、この場合、リツパチツプが摩耗するたびにガ
ス切断および溶接が必要となり、再生に多くの時
間を費やしている。またこの場合、チゼル本体が
次第に短くなり、再生回数に限度があるという欠
点もある。
〔考案の目的〕
本考案は、チゼル本体の寿命を延長できるよう
にチゼル本体の先端部にチツプを着脱自在に取付
けられるようにし、その際のチツプの着脱交換を
短時間で容易にできるようにするとともに、チツ
プの保持を確実に行うことができるすぐれた耐衝
撃性を有する安価なチツプ保持装置を提供しよう
とするものである。
〔考案の概要〕
本考案の土工機のチツプ保持装置は、チゼル本
体の挿入孔に対してこのチゼル本体の先端部に嵌
合したチツプの一側の穴から保持軸体を挿入し、
この保持軸体は、軸方向に孔を穿設し、この軸方
向の孔から外側面にわたつて切り溝を設け、一端
部の外側面に一端面よりやや内側でチゼル本体と
係合する係合凸部を突設してなり、この保持軸体
の一端部をチツプの一側の穴内に突出させておく
とともに他端部をチツプの他側の穴内に突出さ
せ、この保持軸体の孔に他端開口からテーパーピ
ンを圧入したことを特徴とする構成であり、そう
して、チツプの一側の穴からチゼル本体の挿入孔
に挿入された保持軸体は、軸方向の孔および切り
溝により弾性保持部材となつて、テーパーピンの
圧入により径を拡張してチゼル本体の挿入孔の内
壁に強く圧着され、チゼル本体と一体化し、そし
てチゼル本体からチツプの穴内に突出したこの保
持軸体の両端部によつてチツプを確実に保持し、
またチツプを外すときは、たとえば保持軸体の孔
の反対側の開口等から押出し棒を孔内に入れてテ
ーパーピンを押出し、保持軸体をチゼル本体から
抜取る。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して詳
細に説明する。
第1図に示すように、油圧シヨベル1の作業腕
2の先端部にバケツトの代りに削岩機3を設け
る。この削岩機3は、図示しないコンプレツサか
らコントロールバルブ4、エアホース5等を介し
て供給された圧搾空気によつて下部に設けられた
チゼル本体6を振動させるものである。
このチゼル本体6の先端部には、第2図および
第3図に示すように、チツプ11の凹部12が着
脱自在に嵌合され、これらに挿入した保持軸体1
3によつて一体的に保持されている。破砕作業
時、チツプ11はチゼル本体6の先端部にて支持
されるが、空打ち時には、チツプの脱落を防ぐ上
記保持軸体13が必要である。
この保持軸体13は、第3図および第4図に示
すように、チゼル本体6の挿入孔14に対してチ
ツプ11の一側の長穴15から挿入する。さらに
この保持軸体13は、一端面から他端面にわたつ
て軸方向に中ぐりされた孔16を穿設し、この軸
方向の孔16から外側面にわたつて切り溝17を
設け、一端部の外側面に一端面よりやや内側でチ
ゼル本体6と係合する係合凸部としてのフランジ
部18を一体的に突設してなり、この保持軸体1
3の一端部19をチツプ11の一側の長穴15内
に突出させておくとともに他端部20をチツプ1
1の他側の長穴21内に突出させ、この保持軸体
13の孔16に他端開口からテーパーピン22を
ハンマー打込みによつて圧入する。このテーパー
ピン22の振動時の抜出しを確実に防止するため
に、あらかじめテーパーピン22の外周面に嫌気
性接着剤を塗布しておいて、テーパーピン22を
孔16に接着するようにしてもよい。なおその場
合、接着剤は交換時にテーパーピン22を孔16
内から打出しできる程度の接着強度のものを用い
る。
そうして、保持軸体13は、軸方向の孔16お
よび切り溝17によつて弾性保持部材となつてい
るため、上記テーパーピン22の圧入により径を
拡張して、チゼル本体6の挿入孔14の内壁に強
く圧着され、チゼル本体6と一体化し、そしてチ
ゼル本体6からチツプ11の長穴15,21内に
突出したこの保持軸体13の両端部19,20に
よつてチツプ11の脱落を確実に防止して保持す
る。
またチツプ11が摩耗した場合は、保持軸体1
3の孔16の反対側の開口から押出し棒を入れて
テーパーピン22を孔16から押出し、保持軸体
13を自身の弾性により縮径復帰させ、この保持
軸体13をチゼル本体6の挿入孔14から抜取
り、チツプ11を外して交換する。
なお上記軸方向の孔16および切り溝17は、
第4図に示すように、保持軸体13の全長にわた
つて設けたが、これらはテーパーピン22の圧入
側のみに部分的に設けるようにしてもよい。その
場合、テーパーピン22を孔16から取出すとき
は、切り溝17から孔16内に挿入したものによ
つて、テーパーピン22の内端を外方に叩いてテ
ーパーピン22を徐々に外部に押出すようにす
る。
また保持軸体13の一端部から突設した係合凸
部としては、図示するフランジ部18の他に、ピ
ン状のものでもよいし、突起状のものでもよい。
次に第5図に基づいて上記実施例の変形例を説
明する。
保持軸体13の他端部20に孔16よりも大径
のねじ孔31を設け、一方、テーパーピン22の
後端部32を他の部分よりも大径に形成し、この
後端部32の外周面にねじ33を形成するととも
に、後端面にドライバまたは6角レンチの嵌合溝
34を設ける。
そうして、テーパーピン22の大径の後端部3
2がねじ孔31に接触するまでは、テーパーピン
22の孔16内にハンマー打込みによつて圧入
し、その状態において6角レンチ等によつてテー
パーピン22を回転し、そのねじ33とねじ孔3
1とを螺合し、テーパーピン22の後端部32を
ねじ孔31内にねじ込む。ねじ33は保持軸体1
3の弾性保持力によつて締付けられ、緩むおそれ
がない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、チゼル本体の先端部に対して
保持軸体によりチツプを着脱自在に取付けたか
ら、チゼル本体の寿命の延長がはかれ、従来の再
生手段に比べ再生維持費を削減し、コストダウン
をはかることができる。また保持軸体は、軸方向
に孔を穿設し、この軸方向の孔から外側面にわた
つて切り溝を設けたから、これにより保持軸体は
弾性保持部材として作用し、すぐれた耐衝撃性を
発揮し、破砕作業といえども避けられない空打ち
の繰返し衝撃に充分耐えることができ、この保持
軸体そのものの寿命の延長もはかれる。また上記
切り溝を有する保持軸体の軸方向の孔を利用して
これにテーパーピンを圧入したから、このテーパ
ーピンは、保持軸体を拡張してチゼル本体の挿入
孔の内壁に強く圧着して、保持軸体の抜止めを確
実に行なうことができ、さらにチツプ装着時の上
記軸体の固定は、テーパーピンをハンマー打込み
するなどして圧入するのみでよいとともに、チツ
プ取外し時の上記軸体の取外しにあたつては、保
持軸体の軸方向の孔や切り溝を利用して軸方向の
孔内に挿入したものによつて上記テーパーピンを
押出すのみでよく、チツプの摩耗による着脱交換
を短時間で容易にできる。また保持軸体は、一端
部の外側面に一端面よりやや内側でチゼル本体と
係合する係合凸部を突設してなり、この保持軸体
の一端部をチツプの一側の穴内に突出させておく
とともに他端部をチツプの他側の穴内に突出させ
たから、保持軸体の一端部および他端部をともに
チゼル本体から確実に突出させて、この両端部に
よりチツプの保持を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は削岩機の斜視図、第2図は本考案のチ
ツプ保持装置の一実施例を示す正面図、第3図は
第2図の−線断面図、第4図はその保持軸体
およびテーパーピンの分解斜視図、第5図は本考
案の他の実施例を示す断面図である。 6…チゼル本体、11…チツプ、13…保持軸
体、14…挿入孔、15…一側の穴、16…軸方
向の孔、17…切り溝、18…係合凸部としての
フランジ部、19…一端部、20…他端部、21
…他側の穴、22…テーパーピン、33…ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) チゼル本体の挿入孔に対してこのチゼル本体
    の先端部に嵌合したチツプの一側の穴から保持
    軸体を挿入し、この保持軸体は、軸方向に孔を
    穿設し、この軸方向の孔から外側面にわたつて
    切り溝を設け、一端部の外側面に一端面よりや
    や内側でチゼル本体と係合する係合凸部を突設
    してなり、この保持軸体の一端部をチツプの一
    側の穴内に突出させておくとともに他端部をチ
    ツプの他側の穴内に突出させ、この保持軸体の
    孔に他端開口からテーパーピンを圧入したこと
    を特徴とする土工機のチツプ保持装置。 (2) テーパーピンは、保持軸体の孔に圧入した状
    態において保持軸体の開口に螺合するねじを有
    することを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の土工機のチツプ保持装置。
JP4958982U 1982-04-06 1982-04-06 土工機のチツプ保持装置 Granted JPS58153292U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4958982U JPS58153292U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 土工機のチツプ保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4958982U JPS58153292U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 土工機のチツプ保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58153292U JPS58153292U (ja) 1983-10-13
JPS632554Y2 true JPS632554Y2 (ja) 1988-01-22

Family

ID=30060434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4958982U Granted JPS58153292U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 土工機のチツプ保持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58153292U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4527045Y1 (ja) * 1966-05-09 1970-10-20

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49101005U (ja) * 1972-12-27 1974-08-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4527045Y1 (ja) * 1966-05-09 1970-10-20

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JPS58153292U (ja) 1983-10-13

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