JPH087983Y2 - スポット溶接機用チップドレッサ - Google Patents

スポット溶接機用チップドレッサ

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JPH087983Y2
JPH087983Y2 JP4022390U JP4022390U JPH087983Y2 JP H087983 Y2 JPH087983 Y2 JP H087983Y2 JP 4022390 U JP4022390 U JP 4022390U JP 4022390 U JP4022390 U JP 4022390U JP H087983 Y2 JPH087983 Y2 JP H087983Y2
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JP
Japan
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inner cylinder
tip
spot welding
welding machine
cutting blade
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徳夫 三輪
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福伸電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スポット溶接機用チップを修正する溶接機
用チップドレッサに関するものである。
従来の技術 従来のスポット溶接機用チップドレッサは、第8図に
示すように、ボルト1の一端にシャンク2を設け、ボル
ト1の他端寄りの外周面におねじ部3を形成し、ボルト
1の他端寄りの内部に通穴4を設け、通穴4の両側に支
持溝5,5をそれぞれ形成し、おねじ部3に通穴4と連通
する複数の貫通孔6を設け、筒形のナット7の周壁の内
周面にめねじ部8を形成し、ナット7の周壁にボルト1
の貫通孔6と連通する複数の排出孔9を設け、ナット7
の端壁にボルト1の通穴4と連通する挿通孔10を設け、
ボルト1の支持溝5,5に他端より切刃11の両側縁をそれ
ぞれ嵌入し、ボルト1のおねじ部3をナット7のめねじ
部8に螺着することにより、切刃11をボルト1の内部に
取付けていた。
考案が解決しようとする課題 ところが、従来のスポット溶接機用チップドレッサで
は、切刃11のボルト1に対する着脱に際し、第9図に示
すように、ナット7をボルト1より取外さなければなら
ず、切刃11のボルト1に対する交換作業が手数を要して
面倒であり、スポット溶接機用チップを切刃11により切
削した際に発生する切屑の逃げ代に制約があるので、ボ
ルト1の貫通孔6及びナット7の排出孔9からの切屑の
良好な排出が行えず、切刃11がボルト1の内部に対して
固定状態であるので、切刃11とスポット溶接機用チップ
との芯合わせが一致しないと、スポット溶接機用チップ
の切刃11による切削作業時にビビリを生じ、スポット溶
接機用チップの正常な切削面が得られなかった。
本考案の目的は、上述する問題点に対処して、切刃の
内筒に対する着脱に際し、外筒を内筒に対して切刃の解
放位置まで移動するのみで、切刃を内筒の支持溝の側方
より着脱し、外筒を内筒に対して取外す必要がなく、切
刃の内筒に対する交換作業を簡単に行え、スポット溶接
機用チップを切刃により切削した際に発生する切屑の逃
げ代に制約がなく、スポット溶接機用チップの切屑を内
筒の排出孔より良好に排出し、外筒の内周面と切刃の側
縁との間の間隙により、切刃をスポット溶接機用チップ
に当接すると同時に、切刃が内筒の支持溝に対してスラ
イドし、切刃のセンターとスポット溶接機用チップのセ
ンターとの芯合わせを自動的に行え、スポット溶接機用
チップの切刃による切削作業時にビビリを生じることが
なく、スポット溶接機用チップの正常な切削面を得るこ
とが可能なスポット溶接機用チップドレッサを提供する
ことにある。
課題を解決するための手段 本考案のスポット溶接機用チップドレッサは、内筒に
側方に開口する支持溝を形成し、前記支持溝の側部に排
出孔を設けると共に、前記支持溝に前記内筒の内部を横
切って切刃を着脱自在に設け、前記内筒の外側に外筒を
移動自在に嵌合し、前記外筒の内周面と前記切刃の側縁
との間に間隙を形成したことを特徴とする構成を有する
ものである。
作用 内筒に形成した側方に開口する支持溝に内筒の内部を
横切って着脱自在に設けた切刃が回転しながらスポット
溶接機用チップを切削し、支持溝の側部に設けた排出孔
よりスポット溶接機用チップの切屑を排出し、内筒の外
側に移動自在に嵌合した外筒が切刃を内筒の支持溝に対
して保持する。
また、外筒を内筒に対して切刃の解放位置まで移動す
ることにより、切刃を内筒の支持溝の側方より着脱す
る。
さらに、外筒の内周面と切刃の側縁との間に形成した
間隙により、切刃をスポット溶接機用チップに当接する
と同時に、切刃が内筒の支持溝に対してスライドし、切
刃のセンターとスポット溶接機用チップのセンターとの
芯合わせを自動的に行う。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図において、15は内筒であり、内筒15の周壁に
は、第2図及び第3図に示すように、その中心軸方向に
沿って側方に開口する支持溝16,16がそれぞれ形成さ
れ、支持溝16の側縁には排出孔17が設けられると共に、
支持溝16,16には内筒15の内部を横切って板状の切刃18
が着脱自在に設けられている。
内筒15の外側には外筒19が移動自在に嵌合され、外筒
19の周壁20の内周面21と切刃18の両側縁18a,18aとの間
には、第4図に示すように、間隙sがそれぞれ形成さ
れ、切刃18の両側縁18a,18aが内筒15の支持溝16,16にそ
れぞれ嵌合され、切刃18は外筒19の周壁20により内筒15
に対して保持されている。
内筒15の一端には、第5図に示すように、その中心軸
線上に沿ってシャンク22が設けられ、外筒19の端壁23に
はその中心軸線上に内筒15のシャンク22を挿通する貫通
孔24が設けられ、シャンク22の外周面には環状溝25が形
成され、環状溝25には止め輪26が嵌入され、シャンク22
の外側には止め輪26と外筒19の端壁23との間に外筒19を
内筒15に向かって付勢するコイルバネ27が配設され、内
筒10の他端にはフランジ28が形成されている。
そして、この実施例のスボット溶接機用チップドレッ
サの組立ては、まず、内筒15の周壁の支持溝16,16に側
方より切刃18を挿入した後、内筒15のシャンク22を外筒
19の端壁23の貫通孔24に挿通すると共に、内筒15を外筒
19の周壁20の内部に嵌入することにより、外筒19の周壁
20が切刃18を内筒15の支持溝16,16に対して保持する。
その後、外筒19の端壁23より突出する内筒15のシャン
ク22の外側にコイルバネ27を嵌挿すると共に、内筒15の
シャンク22の環状溝25に止め輪26を嵌入することによ
り、止め輪26がコイルバネ27を内筒15のシャンク22に対
して係止し、コイルバネ27が外筒19の端壁20を内筒15に
向かって付勢する。
次に、この実施例のスポット溶接機用チップドレッサ
の使用法を説明する。
まず、内筒15のシャンク22の端部を、第6図に示すよ
うに、ボール盤のチャック29に装着すると共に、スポッ
ト溶接機用チップ30を治具31に固定した後、ボール盤を
駆動することにより、ボール盤のチャック29が回転する
と同時に、内筒15がボール盤のチャック29と同方向に回
転し、ボール盤のチャック29を治具31に向かって下方へ
移動させる。
ボール盤のチャック29の下方への移動により、スポッ
ト溶接機用チップ30が内筒15の内部に入り込むと共に、
切刃18の下端がスポット溶接機用チップ30に当接し、切
刃18が内筒15の支持溝16,16に対して横方向にスライド
し、切刃18のセンターとスポット溶接機用チップ30のセ
ンターとの芯合わせが自動的に行われ、切刃18が回転し
ながらスポット溶接機用チップ30を切削し、スポット溶
接機用チップ30の切屑を内筒15の排出孔17から外部へと
排出する。
また、切刃18の内筒15に対する交換は、外筒19を、第
7図に示すように、手で内筒15のシャンク22に沿ってコ
イルバネ27の付勢力に抗しながら上方へ移動し、切刃18
の内筒15の支持溝16,16に対する外筒19の周壁20による
保持を解放した後、切刃18を内筒15の支持溝16,16より
外部へ抜取り、その後、別の切刃18を内筒15の支持溝1
6,16に側方より内筒15の内部を横切るように嵌入し、外
筒19より手を離すことにより、外筒19がコイルバネ27の
付勢力により内筒15に向かって移動し、外筒19の周壁20
が切刃18を内筒15に対して保持する。
なお、スポット溶接機用チップドレッサを第6図に示
す状態で使用する場合は、外筒がその自重により内筒に
対して嵌合状態となり、内筒のシャンクにコイルバネを
設けなくても良い。
考案の効果 以上に述べたように、本考案のスポット溶接機用チッ
プドレッサによれば、切刃の内筒に対する着脱に際し、
外筒を内筒に対して切刃の解放位置まで移動するのみ
で、切刃を内筒の支持溝の側方より着脱することがで
き、外筒を内筒に対して取外す必要がなく、切刃の内筒
に対する交換作業を簡単に行うことができ、スポット溶
接機用チップを切刃により切削した際に発生する切屑の
逃げ代に制約がないので、スポット溶接機用チップの切
屑を内筒の排出孔より良好に排出することができ、外筒
の内周面と切刃の側縁との間の間隙により、切刃をスポ
ット溶接機用チップに当接すると同時に、切刃が内筒の
支持溝に対してスライドするので、切刃のセンターとス
ポット溶接機用チップのセンターとの芯合わせを自動的
に行うことができ、スポット溶接機用チップの切刃によ
る切削作業時にビビリを生じることがなく、スポット溶
接機用チップの正常な切削面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例のスポット溶接機用チップド
レッサの斜視図、 第2図は、第1図の要部切断正面図、 第3図は、第2図の要部切断側面図、 第4図は、第2図の要部拡大図、 第5図は、スポット溶接機用チップドレッサの分解斜視
図、 第6図は、スポット溶接機用チップドレッサの使用状態
を示す要部切断正面図、 第7図は、切刃の内筒に対する交換状態を示す要部切断
正面図、 第8図は、従来のスポット溶接機用チップドレッサの要
部切断正面図、 第9図は、第8図の分解斜視図である。 1……ボルト、2……シャンク、3……おねじ部、4…
…通穴、5……支持溝、6……貫通孔、7……ナット、
8……めねじ部、9……排出孔、10……挿通孔、11……
切刃、15……内筒、16……支持溝、17……排出孔、18…
…切刃、18a……側縁、19……外筒、20……周壁、21…
…内周面、22……シャンク、23……端壁、24……貫通
孔、25……環状溝、26……止め輪、27……コイルバネ、
28……フランジ、29……ボール盤のチャック、30……ス
ポット溶接機用チップ、31……治具、s……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内筒に側方に開口する支持溝を形成し、前
    記支持溝の側部に排出孔を設けると共に、前記支持溝に
    前記内筒の内部を横切って切刃を着脱自在に設け、前記
    内筒の外側に外筒を移動自在に嵌合し、前記外筒の内周
    面と前記切刃の側縁との間に間隙を形成したことを特徴
    とするスポット溶接機用チップドレッサ。
JP4022390U 1990-04-17 1990-04-17 スポット溶接機用チップドレッサ Expired - Fee Related JPH087983Y2 (ja)

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