JPH0355971Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355971Y2 JPH0355971Y2 JP9653584U JP9653584U JPH0355971Y2 JP H0355971 Y2 JPH0355971 Y2 JP H0355971Y2 JP 9653584 U JP9653584 U JP 9653584U JP 9653584 U JP9653584 U JP 9653584U JP H0355971 Y2 JPH0355971 Y2 JP H0355971Y2
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- JP
- Japan
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- heat
- roller
- reflective film
- fixing device
- fixing
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- Expired
Links
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の利用分野)
本考案は、複写機、プリンター等の画像形成装
置に用いられる熱定着装置に関するものである。
置に用いられる熱定着装置に関するものである。
(考案の背景)
従来より複写機の画像形成装置に関して、画像
転写材6に転写された現像剤をこの画像転写材6
に熱で定着する手段として、第3図に示すように
テフロン(商品名デユポン株式会社製)をコーテ
イングした中空の加熱ローラ1内にヒータ2を収
納して内部よりこのローラを加熱し、これにシリ
コーンゴムの加圧ローラ3を圧接し、これらロー
ラ対を回転駆動させながら前記画像転写材6を通
すことにより、現像剤と画像転写材が加熱されな
がら圧を受け定着する装置が知られている。な
お、第3図中5は前記一対のローラ1,3を収容
している器筐、7は排紙ローラである。ところ
で、このような熱定着装置においては、良好な定
着状態を確保するために、一般に200℃前後の高
温を与える必要であるが、ローラ対から周辺部に
相当程度の放熱があり、このために装置稼働のた
めのスタンバイ状態を維持すること等を含めてヒ
ータの消費電力は少なくない。
転写材6に転写された現像剤をこの画像転写材6
に熱で定着する手段として、第3図に示すように
テフロン(商品名デユポン株式会社製)をコーテ
イングした中空の加熱ローラ1内にヒータ2を収
納して内部よりこのローラを加熱し、これにシリ
コーンゴムの加圧ローラ3を圧接し、これらロー
ラ対を回転駆動させながら前記画像転写材6を通
すことにより、現像剤と画像転写材が加熱されな
がら圧を受け定着する装置が知られている。な
お、第3図中5は前記一対のローラ1,3を収容
している器筐、7は排紙ローラである。ところ
で、このような熱定着装置においては、良好な定
着状態を確保するために、一般に200℃前後の高
温を与える必要であるが、ローラ対から周辺部に
相当程度の放熱があり、このために装置稼働のた
めのスタンバイ状態を維持すること等を含めてヒ
ータの消費電力は少なくない。
(考案の目的)
本考案はかかる問題点に鑑み、熱定着装置にお
いてのヒータの電力消費を出来るだけ低減するこ
とを目的としてなされたものである。
いてのヒータの電力消費を出来るだけ低減するこ
とを目的としてなされたものである。
(考案の概要)
本考案は、前記した目的を達成するために次の
構成をもつことをその要旨とする。すなわち本考
案の要旨とするところは、内部に熱源を有する定
着用のローラと、このローラに対向して設けられ
た熱反射フイルムと、を有する熱定着装置におい
て、上記熱反射フイルムは支持部材上に細かな凹
凸をもつて設けられていることを特徴とする熱定
着装置にある。
構成をもつことをその要旨とする。すなわち本考
案の要旨とするところは、内部に熱源を有する定
着用のローラと、このローラに対向して設けられ
た熱反射フイルムと、を有する熱定着装置におい
て、上記熱反射フイルムは支持部材上に細かな凹
凸をもつて設けられていることを特徴とする熱定
着装置にある。
前記において熱反射フイルムの細かな凹凸は、
器筐とフイルムの接触面積の減少およびこれらの
間の空気層の形成によつて、断熱効果を向上させ
るためのものであり、かかる効果のために、一般
的には凹凸が数mm程度毎に繰り返えされ、また凹
凸の深さが1mm前後のものとして形成されるのが
望ましい場合が多いが、特にこれに限定されるも
のではない。
器筐とフイルムの接触面積の減少およびこれらの
間の空気層の形成によつて、断熱効果を向上させ
るためのものであり、かかる効果のために、一般
的には凹凸が数mm程度毎に繰り返えされ、また凹
凸の深さが1mm前後のものとして形成されるのが
望ましい場合が多いが、特にこれに限定されるも
のではない。
(考案の実施例)
以下本考案を図面第1図および第2図により説
明する。
明する。
第1図は、ヒータ2を内に保持する加熱ローラ
1と、この加熱ローラ1に圧接される加圧ローラ
3とにより構成される定着部の周辺を示し、器筐
5の内面は熱伝導率の低い熱反射フイルム4で覆
うことで、加熱ローラを含む定着部からの放熱ロ
スを少なくするようにしている。なお、8,9は
器筐5の転写材通過開口、6は転写材、7は排紙
ローラである。
1と、この加熱ローラ1に圧接される加圧ローラ
3とにより構成される定着部の周辺を示し、器筐
5の内面は熱伝導率の低い熱反射フイルム4で覆
うことで、加熱ローラを含む定着部からの放熱ロ
スを少なくするようにしている。なお、8,9は
器筐5の転写材通過開口、6は転写材、7は排紙
ローラである。
本実施例の前記熱反射フイルム4には、第2図
に示すように例えばポリイミドフイルム(t=30
〜50μ、商品名KAPTON:デイポン社製)にア
ルミを真空蒸着し、3m/m角の凹凸(凹凸高サ
0.6m/m)形状にしたものが使用される。
に示すように例えばポリイミドフイルム(t=30
〜50μ、商品名KAPTON:デイポン社製)にア
ルミを真空蒸着し、3m/m角の凹凸(凹凸高サ
0.6m/m)形状にしたものが使用される。
このポリイミドフイルムは、定着器周辺部
(200℃前後)に使用しても耐熱性が250℃以上有
り問題なく使用出来、表面にアルミ蒸着してある
為、定着部の放射熱を抑え、しかも凹凸形状によ
り熱反射フイルムとこの支持部材との間の接触面
積を少なくすると同時に熱伝導率の低い空気層を
設け、断熱効果をより高める効果が得られるよう
になつている。しかも前記熱反射フイルムの熱伝
導率は、アスベストランバー0.17Kcal/mhdeg
より低く、ガラスウール0.034Kcal/mhdegに近
い、0.068Kcal/mhdegの性能があり、十分使用
に耐え、断熱効果が得られるものである。
(200℃前後)に使用しても耐熱性が250℃以上有
り問題なく使用出来、表面にアルミ蒸着してある
為、定着部の放射熱を抑え、しかも凹凸形状によ
り熱反射フイルムとこの支持部材との間の接触面
積を少なくすると同時に熱伝導率の低い空気層を
設け、断熱効果をより高める効果が得られるよう
になつている。しかも前記熱反射フイルムの熱伝
導率は、アスベストランバー0.17Kcal/mhdeg
より低く、ガラスウール0.034Kcal/mhdegに近
い、0.068Kcal/mhdegの性能があり、十分使用
に耐え、断熱効果が得られるものである。
第4図は、本実施例と従来の熱反射フイルムの
ない場合の定着装置を、その熱源オフ後の放置状
態でのローラ表面温度の冷え方を示した図であ
り、図中a線は本実施例、b線は従来例を示して
いる。
ない場合の定着装置を、その熱源オフ後の放置状
態でのローラ表面温度の冷え方を示した図であ
り、図中a線は本実施例、b線は従来例を示して
いる。
この図から明らかなように、本実施例の場合は
従来例に比べて放熱性の抑制が充分に認められ、
また200℃の温度維持に要する投入電力も、従来
例に比べて10%程度の低減化が実現された。
従来例に比べて放熱性の抑制が充分に認められ、
また200℃の温度維持に要する投入電力も、従来
例に比べて10%程度の低減化が実現された。
(考案の効果)
以上述べた如く、本考案よりなる熱定着装置
は、定着部周辺を前記熱反射フイルムで覆うこと
により定着部からの放熱を抑え、定着部を加熱す
るヒータの電力消費を抑える効果が得られ、装置
稼働のためのランニングコストの低減、放熱に伴
なう周辺機器等の無用な加熱を抑制する効果も侍
せ得られ、その実用上の利益は大なるものであ
る。
は、定着部周辺を前記熱反射フイルムで覆うこと
により定着部からの放熱を抑え、定着部を加熱す
るヒータの電力消費を抑える効果が得られ、装置
稼働のためのランニングコストの低減、放熱に伴
なう周辺機器等の無用な加熱を抑制する効果も侍
せ得られ、その実用上の利益は大なるものであ
る。
第1図は、本発明の熱定着装置の一実施例を示
す概要断面図、第2図は、本発明に使用された熱
反射フイルムの形状を示すものであり、イは単体
の全体平面図、ロは一部断面図、ハは一部斜視図
である。第3図は、従来例の熱定着装置の概要断
面図である。第4図は定着ローラの放熱特性につ
いて本考案実施例と従来例のものを対比して示し
た図である。 1……加熱ローラ、2……ヒータ、3……加圧
ローラ、4……熱反射フイルム、5……器筐、6
……転写材、7……排紙ローラ、8,9……転写
材通過開口。
す概要断面図、第2図は、本発明に使用された熱
反射フイルムの形状を示すものであり、イは単体
の全体平面図、ロは一部断面図、ハは一部斜視図
である。第3図は、従来例の熱定着装置の概要断
面図である。第4図は定着ローラの放熱特性につ
いて本考案実施例と従来例のものを対比して示し
た図である。 1……加熱ローラ、2……ヒータ、3……加圧
ローラ、4……熱反射フイルム、5……器筐、6
……転写材、7……排紙ローラ、8,9……転写
材通過開口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 内部に熱源を有する定着用のローラと、このロ
ーラに対向して設けられた熱反射フイルムと、を
有する熱定着装置において、 上記熱反射フイルムは支持部材上に細かな凹凸
をもつて設けられていることを特徴とする熱定着
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9653584U JPS6113861U (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 熱定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9653584U JPS6113861U (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 熱定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6113861U JPS6113861U (ja) | 1986-01-27 |
JPH0355971Y2 true JPH0355971Y2 (ja) | 1991-12-13 |
Family
ID=30656038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9653584U Granted JPS6113861U (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 熱定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6113861U (ja) |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP9653584U patent/JPS6113861U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6113861U (ja) | 1986-01-27 |
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