JPH0355575Y2 - - Google Patents

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JPH0355575Y2
JPH0355575Y2 JP1984158386U JP15838684U JPH0355575Y2 JP H0355575 Y2 JPH0355575 Y2 JP H0355575Y2 JP 1984158386 U JP1984158386 U JP 1984158386U JP 15838684 U JP15838684 U JP 15838684U JP H0355575 Y2 JPH0355575 Y2 JP H0355575Y2
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JP
Japan
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paper
pallet
switch
tray
light
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JP1984158386U
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JPS6175460U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、枚葉印刷機の排紙台が必要以上に上
昇することを自動的に阻止する安全装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
枚葉印刷機(以下、印刷機)の排紙台は昇降自
在となつており、最初、排紙台を上昇させて待機
状態とし、印刷の開始に応じて印刷済の枚葉紙が
積層されて載置されるのにしたがい次第に排紙台
が下降するものとなつているが排紙台を上昇させ
て待機状態とする際、必要以上に上昇し、上方に
設けた各部へ衝突するのを防止する目的上、従来
は、排紙台の側方へカム板を突出して設けると共
に、これと対向する上昇限界点へスイツチを設
け、排紙台の上昇に伴なうカム板によるスイツチ
の駆動によつて上昇限界点への到達を検出し、こ
の検出に応じて排紙台の上昇を自動的に停止させ
るものとなつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、印刷機を実際に運転する際には、印刷
済の枚葉紙を運搬するのに便利とする目的等によ
り、分厚な木板等により製したパレツトが排紙台
上へ載置される場合があり、この状態において排
紙台を上昇させると、カム板によりスイツチが作
動する以前にパレツトが上方の各部へ衝突し、上
方の各部を破損する問題が生ずる。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、前述の問題を一挙に解決するため、
つぎの手段により構成するものとなつている。
すなわち、排紙台上へ載置されるパレツトの上
昇限界点と対応する部位へ排紙台を介し水平方向
としてかつ互に対向して設けた投光器および受光
器と、排紙台1を上昇させるときに回路を動作状
態にするために操作するスイツチPB1、パレツ
ト2による受光器8の受光入力遮断に応じて動作
状態になりこの状態を保持する保持手段DHX1,
DHX2,DHX3,DHX31、常時はオンして排
紙台を昇降させるモータを可動状態とし保持手段
の動作によりオフしてこのモータを停止状態にす
るスイツチ手段DHX32、操作することにより保
持手段の動作状態を解除するリセツトスイツチ
PB2からなる制御回路とを備えたものである。
〔作用〕
したがつて、枚葉紙が積層されない状態におい
て、パレツトを載置した排紙台を上昇させると、
パレツトの上端が上昇限界点まで達したとき、こ
れが受光器の受光入力を遮断するため、これに応
じて制御回路が巻き上げ用モータを停止させて排
紙台の上昇を停止させるものとなり、パレツトの
厚さおよびパレツトの積層枚数にかかわらず、パ
レツトが上方の各部へ衝突することが自動的に阻
止される。さらに、リセツトスイツチを操作する
ことにより巻き上げ用モータを可動状態にできる
ので、排紙台の上昇が可能となる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によつて本考案の詳細を
説明する。
第1図は、排紙台を主体とする正面図であり、
排紙台1上にはパレツト2が載置されており、排
紙台1の四方角部近傍に係止されたチエーン3に
より排紙台1が上方から吊下され、これの図上省
略したモータによる上下に応じ、排紙台1が昇降
自在になつていると共に、側方のフレーム4に
は、取付金具5を介して投光器6が設けてあり、
これの光線投射方向は水平となつており、光軸7
の位置は、パレツト2の上昇限界点と一致するも
のになつている。
なお、図上省略した右方にもフレーム4と対向
するフレームがあり、これには、投光器6と対向
して光軸7を一致させた受光器が設けてある。
第2図は、右方のフレームを除去して示す側面
図であり、排紙台1の上方には、紙当11、横寄
せ12、真空圧により枚葉紙を吸引する吸引車1
3等が排紙台1の上方へ突出して設けられてお
り、排紙台1の一側方には、外方が上方へ突出し
たカム板14が固定してあると共に、排紙台1の
上昇限界点には、カム板14と対向してスイツチ
15が設けてあり、これによつて、排紙台1の上
昇限界点への到達を検出し、チエーン3の巻上げ
駆動を停止させ、パレツト2が載置されない場
合、紙当11乃至吸引車13に対する排紙台1の
衝突を阻止するものとなつている。
一方、パレツト2が載置されている場合は、排
紙台1を介する水平方向かつパレツト2の上昇限
界点と対応する部位へ、互に対向して設けた投光
器6および前述の受光器により、パレツト2が上
昇限界点へ達したことの検出がなされ、これによ
つてチエーン3の巻上げ駆動を停止させ、紙当1
1乃至吸引車13に対するパレツト2の衝突を阻
止するものとなる。
すなわち、パレツト2へ枚葉紙が積載されてい
ない上昇時には、投光器6と受光器との間の光路
が完結しているのに対し、パレツト2の上端が光
軸7へ達すると、パレツト2の上端によつて光路
が遮断され、これによつて受光器の受光入力が消
滅し、パレツト2の上端面が紙当11乃至吸引車
13へ衝突する直前の上昇限界点へ到達したこと
の検出が行なわれる。
第3図は、制御回路の回路図であり、排紙台1
を手動操作により昇降させるときに操作するスイ
ツチPB1をオンとすれば、電源E1,E2が投光器6
および受光器8へ印加され、これらが動作状態に
なると共に、リレーDHX1,DHX2、タイマー
DHTの回路が準備され、制御回路も動作状態と
なる。
こゝにおいて、図上省略した上昇スイツチを操
作し、排紙台1を上昇させると、パレツト2の上
端が投光器6と受光器8との間の光軸7へ達した
とき、受光器8の受光入力が遮断され、リレー
DHX1が動作し、これの接点DHX11をオンと
してリレーDHX2およびタイマーDHTを動作さ
せる。
たゞし、タイマーDHTは、例えば0.1〜1secの
設定時間後にタイムアツプし、接点DHT1をオフ
とするため、これに応じてリレーDHX2が復旧
し、リレーDHX2は徴分動作を行なうものとな
る。
一方、リレーDHX2の接点DHX21がオンと
なれば、電源E1,E2がリレーDHX3へ印加さ
れ、これが動作のうえ接点DHX31により自己保
持を行なうと共に、接点DHX32をオフとし、図
上省略したチエーン3の巻上げ用モータを停止さ
せ、かつ、リセツトスイツチPB2の自照灯PLを
点灯し、排紙台1の強制停止中を表示する。
したがつて、排紙台1は、パレツト2が紙当1
1乃至吸引車13へ衝突する直前のやゝ余裕を設
けた位置において自動的に停止し、パレツト2の
衝突乃至当接による紙当11乃至吸引車13の破
損が未然に阻止される。
なお、リセツトスイツチPB2をオフとすれば、
リレーDHX3が復旧するため、排紙台1の昇降
制御が自在となり、自照灯PLは滅灯する。
また、投光器6および受光器8による検出は、
パレツト2の厚さおよび積層枚数にかゝわらず、
上昇限界点において上端の検出を確実に行なうた
め、印刷機の使用者によつて異なる状況変化に即
応できるものとなる。
このほか、第3図においては、投光器6の異常
検出々力DもリレーDHX1へ接続されており、
光源の断、内部異常の発生等に応じてリレー
DHX1が動作し、自照灯PLを点灯して異常を報
知するものとなつている。
たゞし、投光器6および受光器8の配設は、排
紙台1を介すると共に、排紙台1およびパレツト
2へ接触しない部位であればよく、任意に選定で
きると共に、制御回路は、条件に応じて半導体素
子等を用いても良い等、種々の変形が自在であ
る。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本考案によれ
ば、パレツトの厚さおよび積層枚数にかゝわら
ず、上方の各部へ衝突する以前に排紙台の上昇停
止が自動的に行なわれるため、パレツトによる上
方各部の破損が確実に阻止され、操作が容易かつ
安全となり、各種の枚葉印刷機において多大な効
果が得られる。さらに、リセツトスイツチを操作
することにより排紙台駆動用のモータを可動状態
にできるので、排紙台が自動停止した位置が所望
の位置に合わない場合、リセツトスイツチを操作
してからモータを手動制御して排紙台を昇降さ
せ、その位置を細かく調整することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は正面図、
第2図は側面図、第3図は制御回路の回路図であ
る。 1……排紙台、2……パレツト、3……チエー
ン、6……投光器、7……光軸、8……受光器、
DHX1〜DHX3……リレー、DHT……タイマ
ー、PB1……スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 枚葉印刷機の昇降自在な排紙台を介する水平方
    向かつ前記排紙台上へ載置されるパレツトの上昇
    限界点と対応する部位へ互に対向して設けた投光
    器および受光器と、 前記排紙台を上昇させるときに回路を動作状態
    にするために操作するスイツチ、前記パレツトに
    よる前記受光器の受光入力遮断に応じて動作状態
    になりこの状態を保持する保持手段、常時はオン
    して前記排紙台を昇降させるモータを可動状態と
    し保持手段の動作によりオフしてこのモータを停
    止状態にするスイツチ手段、操作することにより
    保持手段の動作状態を解除するリセツトスイツチ
    からなる制御回路と を備えたことを特徴とする枚葉印刷機の排紙台安
    全装置。
JP1984158386U 1984-10-22 1984-10-22 Expired JPH0355575Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984158386U JPH0355575Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984158386U JPH0355575Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6175460U JPS6175460U (ja) 1986-05-21
JPH0355575Y2 true JPH0355575Y2 (ja) 1991-12-11

Family

ID=30716366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984158386U Expired JPH0355575Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Country Status (1)

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JP (1) JPH0355575Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033204U (ja) * 1973-07-19 1975-04-10
JPS5431301A (en) * 1977-08-09 1979-03-08 Ricoh Kk Paper feeder

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033204U (ja) * 1973-07-19 1975-04-10
JPS5431301A (en) * 1977-08-09 1979-03-08 Ricoh Kk Paper feeder

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Publication number Publication date
JPS6175460U (ja) 1986-05-21

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