JPH0355483A - 冷蔵庫の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は冷蔵庫に係り，特に操作パネルを備えた制御
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図，第６図は例えば実開昭６１−１３８９９１号公
報に示された従来の冷蔵庫を示す斜視図，電気接続を示
すブロック図である。図において，（１）は冷＠ｉｊｉ
ｉ本体で，冷凍室（２）ノ扉（２ｍｌニ操作ハネル（３
１　カ設けられていろ。｛５｝は上記本体（１１側に設
けた冷蔵庫の基本機能をＩｌｌ御する制御部で，１チッ
プマイクロコンピュータ（２１）　（以下マイコンと称
す）が備えられており，このマイコン内にはプログラム
ＲＯＭ，データＲＡＭ，ＡＬＵ等が設けられ，基準クロ
ック発振回路（２４）により駆動されろ。（１ｌ）はコ
ンプレッサー（図示せず）制御のための庫内温度センサ
ーで，Ａ／Ｄ変換器（２５）によりデジタル変換され，
マイコ；（２１）に入力されろ。（２６）は出力部で，
コンブレッサー，＊内ファンモータ，各種ヒータ類（図
示せず）を示し，　（２７）は入力部で，ドアスイッチ
及び各種扇度センサー等（図示せず）を示している。

（１９）は操作パネル（３）の操作スイッチで，例えば
急速冷凍，急速冷蔵及び解凍のための入／切スイッチ，
或いは各室の温度設定スイッチである。（２０）は表示
部で，時計や庫内扁度等の表示を行う。

（２８）は操作パネル（３）に設けた１チップマイクロ
コンピュータで，上記操作スイッチ（１９）及び種々の
表示部（２０）を制御するもので，基準クロック発振回
路（２９）を備えるとともに渡り線（４）を介して上記
マイコン（２ｌ）に接続している。

次に動作について説明する。マイコン（２１）のプログ
ラムＲＯＭに予め記憶されたプログラムに従い入力部（
２７）のデータに基づいて出力部（２Ｂ）を制御し，冷
蔵庫本体（１）の基本機能を制御する。その基本機能の
制御としてはコンブレッサーのＯＮ，ＯＦＦｆｆｉｌＩ
ｍや解凍用ファンモータの入／切，或いは除霜制御等を
行っている。

また，マイコン（２８）では操作スイッチ（ｌ９）及び
表示部（２０）からの信号の処理及び制御を行っており
，例えば急速冷凍，急速冷蔵，解凍及び庫内温度の設定
等の指令をマイコン（２１）に伝えて制御している。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の冷蔵団の制御装置は以上のように構成されている
ので，制御する入力部及び出力部が増減したり，制御内
容が若干違うといった複数の機種を製作する場合，本体
の制御部と操作パネルの制御を適合させろために，マイ
コンの周辺回路で対応できるように複雑な回路を作成す
るか，各機種ごとにそれぞれ専用の制御部及び操作パネ
ルを設けなければならず，開発する仕事の量が多く複雑
で，手間がかかるという課題があった。

また，冷蔵庫本体を組立てる際に，本体の制御部に対し
制御仕様の異なった他機種の１１Ｊ！作パネルが組込ま
れる可能性があり，作業者により検査を行わなければな
らず，作業性が悪く，信頼性に欠けるなどの課題があっ
た。

この発明は上記のような課題を解消するためになされた
右ので，制御部を制御仕様の異なった複数の８ＪＩ種に
容易に対応させて共用化できるとともに，本体の制御部
に対し，他機種の操作パネルを誤って取付けることのな
い誤組立を防止できる伶蔵庫の制御装置を得ることを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るｔ令蔵庫の制御装置は，制御部のマイク
ロコンピュータに複数機種の制御プログラムを記憶し，
複数の制御プログラムから所望機種の制御プログラムを
選定する機種選定手段と，操作パネルに所望の機種を設
定する機種設定手段を設け，この機種選定手段と機種設
定手段の機種が一致するかを判定する判定手段と，この
判定手段の判定結果により一致しない時は異常を表示す
る異常手段を設けたものである。

〔作　用〕

この発明における制御装置は，制御部のマイクロコンピ
ュータに記憶された複数機種の制御プログラムから８ｌ
Ｉ種選定手段により所望機種の制御プログラムを選定す
るこ乙で，容易に制御部を複数のｔｌ［に共用できる。

そして機種選定手段で，Ｌ！作パネルに８１Ｎを設定し
，判定手段により制御部と操作パネルが誤って組立てら
れていないかを判定して異常表示手段で組立て間違いを
表示する。

〔実施例〕

以下，この発明の一実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の一実施例による冷蔵庫の制御装置を
示す全体構成図である。図において（１）は冷蔵庫本体
で，上部に形成した冷凍室（２）の扉（２ａ）に各種ス
イクチ及び表示部等を備えた操作パネル（３）を設けて
，渡り線（４）を介して本体（１）に設けた伶蔵庫全体
を＠御する＠御部（５）に接続していろ。

（６）は上記操作パネル（１）に設けた機種選定手段で
，所望の機種を電気信号等により設定していろ。（７）
は機種選定手段で，予め上記制御部（５）内に記憶され
た複数機種の制御プログラムから所望ｍ種，すなわち操
作パネル｛３｝と同一機種の制御プログラムを選定して
いる。（８）は判定手段で，機種設定手段（６）と機種
選定手段（７）の機種が一致するかどうかを比較し判定
してい。（９）はこの判定手段（８）の判定結果の出力
により，機種が一致しない場合に上記｛桑作バネル（３
）に表示指令を出力する異常表示手段である。

第２図は第１図の実施例に使用されろ冷蔵庸を示す側断
面図である。ＱＯＩは上記本体（１）の下部に形成した
保冷室で，それぞれ上方より冷蔵室（１０ａ）　，チル
ド室（ｉｏｂ），野菜室（１０ｃ）である。（１１）は
上記冷凍室｛２｝の庫内温度を検出する温度センサ，　
（１２）は上記冷凍室（２）の後方に区画形成した冷却
室で，上方に庫内の冷気を循環させるファンモーク（ｌ
３）と，冷却Ｎ（１２ｍ）付近の扁度を検出する温度セ
ンサ（１４）及び，下方に冷却器（１２０に付着した霜
を除去する霜取ヒータ（工５）を設けていろ。（１６）
は上記冷Ｒ室（］Ｏａ）への冷気流入量をｆｌｉｌＪＩ
ＩＩ］するモータ式ダンパーで，冷蔵室（１０ａ）内の
温度を検出する温度センサ（１７）の検出温度により制
御されている。

（ｌ８）は上記本体（１）の下部後方に設けた圧縮機で
あり，これら圧縮１（１８），操作パネル（３），各温
度センサ（１　１）　（１４）　（１７）　，ファンモ
ータ（１３），Ｗ取ヒータ（１５）及び，モータ式ダン
バー（１６）はそれぞれ制御部（５｝に接続されている
。

第３図は第１図の実施例に使用されろ冷蔵庫の電気接続
を示すブロック図である。図において操作パネル（３）
は，庫内温度を設定する庫内温度設定Ｗ　（１９）と庫
内温度等を表示する表示部（２０）及び，機種に対応し
た信号を入力する上記機種設定手段（６）により構成さ
れ，渡り線（４）を介して制御部（５）に接続されてお
り，この機種設定手段（６）の機種設定は操作パネル（
３）が本体ｉｌ＋に取付けられろ前に行われている。

（２０は上記制御部（５）内のＡ／Ｄ変換入力回路を備
えたマイクロコンピュータ（以下マイコンと称す）で，
ＣＰＵ，メモリ（ＲＯＭ及びＦｔＡＭ），入力回路，出
力回路（図示せず）等を備えている。

（２２）はこのマイコンの出力回路に接続された駆動回
路で，マイコン（２１）の指令信号に基づき圧縮機（１
８）　，ファンモータ（ｌ３），ｌ取ヒータ（１５）及
びモータ式ダンパー（１６）を作動させる。（２３）は
上記モータ式ダンパー（１６）のバッフルの位置を検出
する検出部で，マイコン（２１）の入力回路に接続され
ている。

また，このマイコン（２１）の入力回路にはメモリ内に
予め記憶された複数の機種に対応した制御プログラムの
中から，所望８１８１の制御プログラムを選定する上記
機種選定手段（７）が接続され，本体｛１）に制御部（
５）を取り付ける前に，例えばマイコン（２１）を搭載
したプリンｌ−配線基板の状態で予め機種選定を行って
いる。

次に，ｓ作について説明する。制御部（５）のＡ／Ｄ変
換機能を有するマイクロコンピュータ（２ｌ）の内部メ
モリ内（ＲＯＭ）にあらかじめ記憶されたプログラムに
従い各入力部のデータにより，各出力部を制御して，冷
蔵庫本体（１）の基本機能を制御する。その基本機能と
は，一般的には冷凍室（２）の庫内扁度と設定温度を比
較して圧縮機（】８）とファンモータ（ｌ３）の運転又
は停止を決め冷１ｊＵ室（２）の庫内易度を設定温度と
同一になるように制御し，また冷蔵室（１０ａ）　も同
様にモータ式ダンバー｛ｌ６）にて，冷蔵室（１０ａｌ
内への冷気循環量を制御して庫内渇度と設定温度を同一
にする。一方，゛冷却器（１２ｍｌ　に付着する霜の量
を，圧縮機（１８）の運転時間を積算して検出し，晶度
センサ（ｌ４）の検出温度にて霜取ヒータ（ｌ５）を制
御して，Ｍを除去するなどの基本機能を制御している。

次いで，第４図に示すマイコン（２１）に記憶されｔこ
制御プログラムのフローチャ−１・に従い説明する。ま
ず，ステップ１００において，機種選定手段（６）及び
機種選定手段（７）の機種信号をそれぞれ読込んでステ
ップ１０１へ進むステップ１０１において，ステップ１
００で読み込んだ機種信号の比較判定を行い，２つの機
種が異なった場合には，ステップ１０２へ進み，ステッ
プ１０２において圧縮機（１８），ファンモータ（１３
１　，霜取ヒータ（ｌ５）を全てＯＦＦとして，表示部
（２０）を全て点滅させて異常を表示し，取り付けられ
た操作パネル（３）が，本体（１）の制御部（５）に合
った正規の機種のものではな＜，！立間違いであること
を組立作業者に知らせて誤組立を防止する。また，ステ
ップ１０１で機種が一致した場合は異常なしとして動作
を終了する。

なお，上記実施例では，操作パネル（３）の機種設定手
段（６）と制御部｛５｝の機種選定手段（７）の機種が
一致しなかった場合に，圧縮ｍ　（１８１　，ファンモ
ータ（１３），霜取ヒータ（１５）を全てＯＦＦ状態に
して，表示部（２０）を全て点滅させたものを示したが
，ブザーやスピーカー等を用いて異常を表示してもよく
，上記実施例と同様の効果を奏する。

また上記実施例では，制御部（５）にマイコン（２ｌ）
を備えたものを示したが，操作パネル（３）も同様にマ
イコン等を備えて制御プログラムを変えることにより複
数の機種に共用できるものであれば，所望の制御プログ
ラムを選定する構成としてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように，この発明によれば，制御部に記憶した複
数機種の制御プログラムから所望機種の制御プログラム
を選定する８！ｌＩ種選定手段と，操作パネルに８Ｉ種
を設定する機種設定手段と，機種選定手段と機種設定手
段の機種が一致するかを判定する判定手段と，一致しな
い場合に異常を表示する異常表示手段とを設けて構成し
たので，ｆｔｉｌＪｌｆ［Ｉ１部を容易に複数の機種に
共用して装置を安価にでき，また制御部と操作パネルの
機種間違いによる誤組立てを防止して作業性及び信頼性
を向上できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実＃４列による冷蔵櫂の制匍装置
を示す全体構成図，第２図は第１図の冷蔵市を示す側断
面図，第３図は第１図の冷蔵庫の電気接続を示すブロッ
ク図，第４図はこの発明のー実施例の動作を示すフロー
チャート，第５図は従来の冷蔵庫を示す斜視図，第６図
は従来の冷蔵庫の電気接続を示すブロック図である。 １３）は操作発明，（５）は制■■■部，｛６）ぱ機種
設定手段，｛７｝は幾種選定手段，１８）は判定手段．
（９）は異常表示手段，　ａｎはマイクロコンピュータ
である，なお，図中，同一符号は同一，又は相当部分を
示すっ 代哩人大岩増雄 第 １ 図 ６： 歳檀設定手段 ９： 異早【【爪オ洩 第 ２ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 扉に取付けられ、スイッチ及び表示部等を備えた操作パ
   ネルと、冷蔵庫本体に設けたマイクロコンピュータを有
   する制御部とを渡り線を介して接続する冷蔵庫において
   、上記制御部に複数機種の制御プログラムを記憶し、こ
   の複数の制御プログラムから所望機種の制御プログラム
   を選定する機種選定手段と、上記操作パネルに所望の機
   種を設定する機種設定手段を設け、機種選定手段と機種
   設定手段の機種が一致するかを判定する判定手段と、判
   定手段の判定結果により異常を表示する異常表示手段と
   を設けたことを特徴とする冷蔵庫の制御装置。