JPH0355368A - 制振装置 - Google Patents
制振装置Info
- Publication number
- JPH0355368A JPH0355368A JP19102789A JP19102789A JPH0355368A JP H0355368 A JPH0355368 A JP H0355368A JP 19102789 A JP19102789 A JP 19102789A JP 19102789 A JP19102789 A JP 19102789A JP H0355368 A JPH0355368 A JP H0355368A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- vibration
- movable mass
- hydraulic actuator
- earthquake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 21
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 12
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 241001417494 Sciaenidae Species 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、制振装置に関するものである。
「従来の技術コ
高層ビルやタワー等の風力により生じる振動を制御して
低減させる制振装置か従来より秤々開発されている。
低減させる制振装置か従来より秤々開発されている。
第4図は上記制振装置の一例を示すもので、水平方向に
自在に移動し得るよう設置された立方体状の可動質量1
を、該可動質mlのX, Y軸方向の各両側に配設さ
れ、且つ位置固定された各ダンパ2,3,4.5に扶持
させている。該各タンバ2,3,4.5は、前記可動質
量lの各側面に沿って摺動可能に取り付けられた摺動枠
[i,7,8.9を介して前記可動質ffilに当接さ
れており、その内部に備えたコイルばね10の反発力に
より仲圧状態で前記可動質mlを挟持している。
自在に移動し得るよう設置された立方体状の可動質量1
を、該可動質mlのX, Y軸方向の各両側に配設さ
れ、且つ位置固定された各ダンパ2,3,4.5に扶持
させている。該各タンバ2,3,4.5は、前記可動質
量lの各側面に沿って摺動可能に取り付けられた摺動枠
[i,7,8.9を介して前記可動質ffilに当接さ
れており、その内部に備えたコイルばね10の反発力に
より仲圧状態で前記可動質mlを挟持している。
更に、前記ダンパ2及び3の夫々の両側部に油圧アクチ
ュエータl1を配設して位置固定し、夫々対応する摺動
枠6又は7にピン連桔している。
ュエータl1を配設して位置固定し、夫々対応する摺動
枠6又は7にピン連桔している。
従って上記制振装置を設置した構造物に振動が生ずると
、可動質itは前記構造物の揺れに対し逆方向に相対的
に移動し、対向する各ダンパ2,4及び3.5か前記可
動質mlに構造物の振動により生ずる加速度と逆向きの
加速度を与え、振動エネルギーを減衰して構造物を制振
する。
、可動質itは前記構造物の揺れに対し逆方向に相対的
に移動し、対向する各ダンパ2,4及び3.5か前記可
動質mlに構造物の振動により生ずる加速度と逆向きの
加速度を与え、振動エネルギーを減衰して構造物を制振
する。
この時前記構造物の振動と同時に各油圧アクチュエータ
11に図示しない制振装置により圧力制御された油を給
排して前記可動質量1を構造物の振動により生ずる加速
度と逆向きの加速度を与えるよう能動的且つ補助的に動
かすことによって、更に確実な制振効果を得ることがで
きる。
11に図示しない制振装置により圧力制御された油を給
排して前記可動質量1を構造物の振動により生ずる加速
度と逆向きの加速度を与えるよう能動的且つ補助的に動
かすことによって、更に確実な制振効果を得ることがで
きる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述の従来構造では、可動質量tの周囲
にダンパ2.3,4,5 、アクチュエータ1lを配設
する為、制振装置の設置スペースが広くなってしまう欠
点があった。
にダンパ2.3,4,5 、アクチュエータ1lを配設
する為、制振装置の設置スペースが広くなってしまう欠
点があった。
本発明は上述の実情に鑑みて威したもので、制振装置を
コンパクト化して、設置スペースの縮小化を図ることを
目的としている。
コンパクト化して、設置スペースの縮小化を図ることを
目的としている。
[課題を解決するための手段]
本発明は水平方向に移動可能な可動質量と構造物とを、
可動質量の移動面と平行に配設されるダンパ及び油圧ア
クチュエータによって連結せしめることにより構造物の
制振を行う制振装置において、可動質量に収納空間を形
成し、該収納空間に前記ダンパ及び油圧アクチュエータ
の少なくともその一部を収納したことを特徴とする制振
装置にかかるものである。
可動質量の移動面と平行に配設されるダンパ及び油圧ア
クチュエータによって連結せしめることにより構造物の
制振を行う制振装置において、可動質量に収納空間を形
成し、該収納空間に前記ダンパ及び油圧アクチュエータ
の少なくともその一部を収納したことを特徴とする制振
装置にかかるものである。
[作 用]
従って本発明では、構造物に振動が生ずると、可動質量
は前記構造物の揺れに対し逆方向に相対的に移動し、ダ
ンパによって前記構造物の振動により生ずる加速度と逆
向きの加速度を与えられる。この時前記構造物の振動と
同時に圧力制御された油を油圧アクチュエータに給排し
て可動質量を構造物の振動により生ずる加速度と逆向き
の加速度を与えるよう能動的且つ捕助的に動かして構造
物の振動エネルギーを可動質量の逆向きゃ振動エネルギ
ーによって減衰し、構造物を制振させる。
は前記構造物の揺れに対し逆方向に相対的に移動し、ダ
ンパによって前記構造物の振動により生ずる加速度と逆
向きの加速度を与えられる。この時前記構造物の振動と
同時に圧力制御された油を油圧アクチュエータに給排し
て可動質量を構造物の振動により生ずる加速度と逆向き
の加速度を与えるよう能動的且つ捕助的に動かして構造
物の振動エネルギーを可動質量の逆向きゃ振動エネルギ
ーによって減衰し、構造物を制振させる。
[実 施 例]
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例であり、可動質ff
il2を例えば第2図に示すように上部12aと下部1
2bの夫々の中央部を連結部1.2cで連結して成る断
而lの字形状として前記可動質jll2の外側部から内
部に入り込むような収納空間t3を形戊し、斯かる可動
質ffil2を、高層ビルやタワー等の構造物l4上部
に設けた設置スペースL5に配設された支持台16に、
コロ等から成る滑り材l7を介して載置して、水平方向
(第2図中矢印Aで示す方向〉に自在に移動し得るよう
支持させる。
il2を例えば第2図に示すように上部12aと下部1
2bの夫々の中央部を連結部1.2cで連結して成る断
而lの字形状として前記可動質jll2の外側部から内
部に入り込むような収納空間t3を形戊し、斯かる可動
質ffil2を、高層ビルやタワー等の構造物l4上部
に設けた設置スペースL5に配設された支持台16に、
コロ等から成る滑り材l7を介して載置して、水平方向
(第2図中矢印Aで示す方向〉に自在に移動し得るよう
支持させる。
更に前記可動質112の収納空間l3に、第1図に示す
ように、X,Y軸方向の各両側からダンパ18及び油圧
アクチュエータl9を連結部12cを挾んで所要組ずつ
対向させて配置し、各ダンパ18及び油圧アクチュエー
タl9の各基端部を前記連結部12cにビン20を介し
て枢着し、各先端部を前記構造物l4に固定されたブラ
ケット21にビン22を介して回動自在に連結すること
によって、収納空間l3にその一部を収納したダンパl
8及び油圧アクチュエータ19を介して前記可動質量1
2を構造物i4とX,Y幀方向に連結する。ここで、第
2図に示すように、X, Y軸方向の各ダンパl8及び
油圧アクチュエータl9は、上下方向の異なるレベルに
枢着して、互いに干渉しないようにしてある。
ように、X,Y軸方向の各両側からダンパ18及び油圧
アクチュエータl9を連結部12cを挾んで所要組ずつ
対向させて配置し、各ダンパ18及び油圧アクチュエー
タl9の各基端部を前記連結部12cにビン20を介し
て枢着し、各先端部を前記構造物l4に固定されたブラ
ケット21にビン22を介して回動自在に連結すること
によって、収納空間l3にその一部を収納したダンパl
8及び油圧アクチュエータ19を介して前記可動質量1
2を構造物i4とX,Y幀方向に連結する。ここで、第
2図に示すように、X, Y軸方向の各ダンパl8及び
油圧アクチュエータl9は、上下方向の異なるレベルに
枢着して、互いに干渉しないようにしてある。
又、第3図に示すように、前記ダンパl8は、可動質量
l2の連結部12cに枢着されたシリンダ23に、前記
ブラケット21に連結されたピストンロッド24′に取
付けたピストン24を摺勤自往に挿入し、前記シリンダ
23内部の長手方向前後位置に、ピストン24を挟むよ
うにコイルはね25,26を備えて戊り、一方のコイル
ばね25又は26か縮むと他方のコイルばね26又は2
5が伸びて反発力を発揮し得るようになっている。
l2の連結部12cに枢着されたシリンダ23に、前記
ブラケット21に連結されたピストンロッド24′に取
付けたピストン24を摺勤自往に挿入し、前記シリンダ
23内部の長手方向前後位置に、ピストン24を挟むよ
うにコイルはね25,26を備えて戊り、一方のコイル
ばね25又は26か縮むと他方のコイルばね26又は2
5が伸びて反発力を発揮し得るようになっている。
又、油圧アクチュエータ19は、可動質012の連結部
12cに枢着されたシリンダ27と、前記ブラケット2
lに連結されたピストンロッド28′及びピストン28
とから或り、該ピストン28とシリンダ27とにより形
成される加圧室29に、図示しない制御装置によって圧
力制御された油30を給排し得るようにしてある。
12cに枢着されたシリンダ27と、前記ブラケット2
lに連結されたピストンロッド28′及びピストン28
とから或り、該ピストン28とシリンダ27とにより形
成される加圧室29に、図示しない制御装置によって圧
力制御された油30を給排し得るようにしてある。
以下、作用を説明する。
構造物l4に風力等により振動が生ずると、可動質ff
il2は、前記構造物14の揺れに対し逆方向に相対的
に移動し、各ダンパl8のコイルばね25及び26によ
って、構造物l4の振動により生ずる加速度と逆向きの
加速度を与えられ前記構造物l4の振動と逆向きの振動
を繰り返す。この時、構造物l4の振動と同時に各油圧
アクチュエータl9に図示しない制御装置により圧力制
御された浦30を給排して前記可動質量12に、構造物
14の振動により生ずる加速度と逆向きの加速度を与え
るよう能動的且つ補助的に動かして、構造物l4の振動
エネルギーを可動質1112の逆向きの振動エネルギー
によって減衰し、構造物l4を制振させる。
il2は、前記構造物14の揺れに対し逆方向に相対的
に移動し、各ダンパl8のコイルばね25及び26によ
って、構造物l4の振動により生ずる加速度と逆向きの
加速度を与えられ前記構造物l4の振動と逆向きの振動
を繰り返す。この時、構造物l4の振動と同時に各油圧
アクチュエータl9に図示しない制御装置により圧力制
御された浦30を給排して前記可動質量12に、構造物
14の振動により生ずる加速度と逆向きの加速度を与え
るよう能動的且つ補助的に動かして、構造物l4の振動
エネルギーを可動質1112の逆向きの振動エネルギー
によって減衰し、構造物l4を制振させる。
従って上記によれば、可動質量12に形戊された収納空
間l3にダンパ18及び油圧アクチュエータl9の一部
を収納した構造で、従来と略同様の制振効果を発揮する
ことができるので、従来より制振装置を大幅にコンパク
ト化することかでき、制振装置の設置スペースを著しく
縮小化することかできる。
間l3にダンパ18及び油圧アクチュエータl9の一部
を収納した構造で、従来と略同様の制振効果を発揮する
ことができるので、従来より制振装置を大幅にコンパク
ト化することかでき、制振装置の設置スペースを著しく
縮小化することかできる。
又、ダンパl8及び油圧アクチュエータ19は、ビン2
0又は22を介して可動質ffil2の移動面と平行に
回動し得るように取付けてあるので、前記可動質012
が構造物l4の振動によりどのように移動しても、その
移動に追随することができる。
0又は22を介して可動質ffil2の移動面と平行に
回動し得るように取付けてあるので、前記可動質012
が構造物l4の振動によりどのように移動しても、その
移動に追随することができる。
尚、本発明の制振装置は、上述の実施例にのみ限定され
るものではなく、ダンパ及び油圧アクチュエータは所要
位置に所要数設置すれば良く、その設置位置及び設置数
を限定しないこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
るものではなく、ダンパ及び油圧アクチュエータは所要
位置に所要数設置すれば良く、その設置位置及び設置数
を限定しないこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
[発四の効果]
以上説明したように、本発明の制振装置によれば、下記
の如き種々の優れた効果を奏し得る。
の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(D 可動質量の収納空間に収納されたダンパ及び油圧
アクチュエータによって従来と同様の制振効果が得られ
るので、制振装置を大幅にコンパクト化することかでき
る。
アクチュエータによって従来と同様の制振効果が得られ
るので、制振装置を大幅にコンパクト化することかでき
る。
(ID 上記(Dにまり制振装置の設置スペースを著
しく縮小化することができる。
しく縮小化することができる。
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図は第1図の
■一■方向の矢視図、第3図は第1図及び第2図のダン
パ及び油圧アクチュエータの拡大断面図、第4図は従来
例を示す平面図である。 図中、l2は可動質量、l3は収納空間、i4は構造物
、l8はタンパ、l9は油圧アクチュエータを示す。
■一■方向の矢視図、第3図は第1図及び第2図のダン
パ及び油圧アクチュエータの拡大断面図、第4図は従来
例を示す平面図である。 図中、l2は可動質量、l3は収納空間、i4は構造物
、l8はタンパ、l9は油圧アクチュエータを示す。
Claims (1)
- 1)水平方向に移動可能な可動質量と構造物とを、可動
質量の移動面と平行に配設されるダンパ及び油圧アクチ
ュエータによって連結せしめることにより構造物の制振
を行う制振装置において、可動質量に収納空間を形成し
、該収納空間に前記ダンパ及び油圧アクチュエータの少
なくともその一部を収納したことを特徴とする制振装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19102789A JPH0355368A (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19102789A JPH0355368A (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 制振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0355368A true JPH0355368A (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=16267677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19102789A Pending JPH0355368A (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 制振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0355368A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03250165A (ja) * | 1990-02-27 | 1991-11-07 | Shimizu Corp | ハイブリッド動吸振器 |
JPH04269033A (ja) * | 1991-02-25 | 1992-09-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | データ伝送システム |
JPH04117943U (ja) * | 1991-04-03 | 1992-10-22 | カヤバ工業株式会社 | 制振装置 |
JPH07259376A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-09 | Kajima Corp | 構造物の制震方法、制震構造物、制震装置、および制震用制御力発生装置 |
CN107387652A (zh) * | 2017-06-05 | 2017-11-24 | 上海交通大学 | 一种推进轴系分布式主动减振器 |
-
1989
- 1989-07-24 JP JP19102789A patent/JPH0355368A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03250165A (ja) * | 1990-02-27 | 1991-11-07 | Shimizu Corp | ハイブリッド動吸振器 |
JPH04269033A (ja) * | 1991-02-25 | 1992-09-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | データ伝送システム |
JPH04117943U (ja) * | 1991-04-03 | 1992-10-22 | カヤバ工業株式会社 | 制振装置 |
JPH07259376A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-09 | Kajima Corp | 構造物の制震方法、制震構造物、制震装置、および制震用制御力発生装置 |
CN107387652A (zh) * | 2017-06-05 | 2017-11-24 | 上海交通大学 | 一种推进轴系分布式主动减振器 |
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