JPH0355327A - 建築物 - Google Patents

建築物

Info

Publication number
JPH0355327A
JPH0355327A JP19065489A JP19065489A JPH0355327A JP H0355327 A JPH0355327 A JP H0355327A JP 19065489 A JP19065489 A JP 19065489A JP 19065489 A JP19065489 A JP 19065489A JP H0355327 A JPH0355327 A JP H0355327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
members
materials
laminated
structural
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19065489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0796802B2 (ja
Inventor
Shinichi Nakajima
中嶋 信市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakajima KK
Original Assignee
Nakajima KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakajima KK filed Critical Nakajima KK
Priority to JP1190654A priority Critical patent/JPH0796802B2/ja
Publication of JPH0355327A publication Critical patent/JPH0355327A/ja
Publication of JPH0796802B2 publication Critical patent/JPH0796802B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 開示技術は民生用一般住宅等の建築物の構築に際し、柱
、梁等の構成部材をボルト等の接合具により締結する建
築のlii造の技術分野に属する。
〈要旨の概要〉 而して、この出願の発明は土台に床付けされる柱、梁等
の所定数の複数のフレーム材が部屋を或す至空間を郭成
し、該フレーム材に耐力壁や床板等の外殻材を添設し、
上記室空間を囲繞する枠組みを成して水平方向、垂直方
向に対する耐力を具備するようにした建築物及びその建
築工法に関する発明であり、特に、床付けに前後して構
造用積層材を上記フレーム材が郭成する室空間の外殻に
用いて釘等の接合具により添設する一方、上記複数のフ
レーム材を取扱い容易なボルト等の接合具を介して確実
に緊結し、而して、フレーム材と構造用積層材を一体に
係合させて枠組みを形或するようにして耐力を得るよう
にし、或いは、接合具の使用後の固定部位の露呈部にセ
ラミック製等の耐火製の装飾体を嵌看する等して装着し
て安全性を向上させるようにした建築物及びその建築工
法に係る発明である。
く従来技術〉 周知の如く、国土の狭隘な我が国に於いては近時各種商
工業やサービス業の諸機能が都市集中型を呈し、産業敷
地の絶対的な不足や交通の東中整備等にあって国民の住
宅事情が必然的にひっ迫し、高層住宅の建設等により密
集化の著しい中で、住宅建設産業の役割も大きく変化し
、より住み良く、機能的な住宅の生産に重点が置かれて
生産規模等のハード面はもとより、企画、設計等のソフ
ト面で拡充し、多世帯住宅等の家屋等の民生用建築物の
一層の需要も高まる中で、気密性の高い所謂ユニット型
の住宅や所謂2×4工法による住宅によってその技術資
産も豊富に得られるようになって生産のシステム化の方
向へ向けての建設施工がさかんに行われるようになり、
関連産業分野の技術もさまざまな形で投入、拡充されて
、エクステリヤ、インテリヤの施工にも自由度の高い設
計や生産性が得られて市民生活の向上に貢献出来るよう
になってきている。
そして、現今において、住宅等の建築物の社や桁、梁等
の構或部材で形或される和風、洋風等の家屋は大工、職
人の相対的な不足、材料の調達の不便等様々な制約から
現場での迅速性、融通性を図ったユニツ1〜型の家屋に
年々おきかえられて住宅産業ではJIS化による規格化
された製品が建築部材としてその多くを占めるようにな
ってきている。
又、一般の都市型住宅の生産が進むに伴って印象的な木
の風合い等の審美性や木材の耐久性等の機能的価値が改
めて児直され、地域毎に住む人を対象とした極めてI細
な本来的に住居らしい家屋が望まれるようになって、単
に価格、生産性のメリットだけで用いられる木材として
でなく、視覚的にも、直接本に触れ得るような個人生活
に沿った住宅の出現は居住性においても空調設備等の充
実によって高いものとなってきている。
而して、前記の所謂2×4工法による家屋は顧客の様々
な要求や需要に応え19るメーカー側の利点に加えて、
使用者側にとっても居住空間の広さからくる解放感のあ
る住いを19ることが出来、又、現在では広く集成材を
用いる′fr興本構造(集或木材I!造)が建造物の構
或要素としてのフレームを長大に取れる利点から大型建
築物に採用され、強度的にも信頼出来、加工性が良く、
廉価なこと、木質を保持するものとして、駅等の公共施
設、教育施設、工場、倉庫等広範囲の建造物にも採用さ
れて脚光を浴びている。
く発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、一般に、木造建築としては基礎におかれ
る土台に柱を立て、社を中心に桁、梁をおき、柱間にぬ
きを通して軸粗を固め、桁、染上に小屋根を組み、草、
瓦、金属板等をふいて屋根をつくり、室内に床、天井を
張り、周囲に壁を設けるようにした在来構法と所謂2×
4工法による等の枠組壁構法の建築態様が主であるが、
柱と横架材とによる架橋式の構造によっては引渡し竣功
までに相当の期間や手間、人手を要し、建て付け等に相
当の熟練を要するものであった。
又、例えば、フレーム材として鉄骨を用いるコンクリー
ト住宅の設計は間取り等のインテリヤ性を充分に確保す
ることは難しく、企画の段階ですら高価な住宅となり、
庶民向きには適し難いことから、安価に入手出来、木材
の加工性をフルに用いた木造建築の現場施工による態様
が、尚も多数を占め、したがって、従来の工法による建
築物には経済面、強度上の耐久性の面でも施工に限界が
あるという難点がある。
そして、木造建築はその主に使用する材料から耐火構造
となりえないことが安全性における信頼度を低くし、一
般の煉瓦造り、石造りの建築物に比して耐震的な利点を
有しながらも、耐火材の使用が不可欠となり、そのため
、手間や材料費等の建築費に占める割合も嵩むという不
利点がある。
一方、前述の新興本構造の大断面集成材(グルーラム・
ビーム)@用いた構造は従来の柱や梁等を用いた造作の
限界を越え安心して施工出来、強度的にも信頼性が高く
、木質を失わないものとして加工性も良く、廉価なこと
等から既に海外や国内に於いて一般住宅を含めて各種の
競技場や校舎等に用いられて所謂ヘビイティンバーコン
ストラクションとしての実績を上げ、従来の耐力強度維
持のための筋違い等の複数の構或部材を多角的に用いた
工法に代る建築物への応用が促進されつつある。
更に、同じ加工木材でありながら、ベニヤ板に代表され
るような積層材の薄板状の構或材も近時、構造用単板積
層材として驚異的な強度を発揮するようになって壁材、
床板等の建築部位に多く用いられてきている。
く発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく建築物及
びその建築工法の材料調達、施工技術の問題点を解決す
べき技術的課題とし、空間を形成し、家屋を床付けする
際に、構戊部材による柱構造とされながらも、強度を保
持するフレーム材を使用して耐力構造そのものを簡素化
するようにし増築、模様替え、改築等も容易な施工が可
能なものとして経済面でのメリットを図り、使用する材
料にあっては木材の登冨な国で生産ざれ、加工されて調
達し易く、古来より親しみのある木目の美しい質感の高
い木材を用いながら耐震性は勿論のこと、耐朽性、耐火
性に優れ、雨風による風食、菌による腐朽、シロアリの
害等による耐久性の低下を防止し、通気性の良好な快適
な居住空間が得られるよう(,:シて建設産業における
施工技術利用分野に益する優トた珪築物及びその建築工
法を提供せんとするものである。
く課題を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出
願の発明の構或は前述課題を解決するために、家屋等の
建築物の室空間を郭或するフレーム材として調達し易く
、現場への搬入が容易な集成材を導入し、土台に定着す
る枠組みの形成に前後して構造用積層材を天井、屋根板
、或いは、床材等の室空間の外殻に用いるようにし、而
して、構造用積層材は断熱材、多孔性材等の芯材を挾装
した外殻構造体にされて複数のフレーム材とI造用積層
材とを構或部材として用いることにより室空間を郭戊し
、窓、ドア等の建具の建て付けを容易に予め所定に成形
、増強等に加工する等して単体、或いは、実矧(ざねは
ぎ)等して連接させて囲繞し、耐力を得る枠組みに際し
ては取扱い容易なスチールプレート、釘、パネル、ボル
ト等の所定の接合具を介して強度を分担するように集成
材を緊結すると共に構造用積層材をフレーム材に釘やボ
ルトを介して一体に添設する等し、或いは、構造用積層
材を壁材等の外殻材として添設する一方でフレーム材の
敷地での配置は変えることなく既製の成形パネルの複数
等を用いて室空藺の壁部形状を設計自在にし、而して、
フレーム材や外殻材が実質の室空間の囲繞に利用されて
簡易で確実な施工手順でフレーム材に一体に係合した外
殻材に建築物の必要強度を分担させる枠組みを形或して
床付けし、更には、間取りの変更に際し、レール等を設
ける等して仕切り壁を移動自在に建て付けし、更に、フ
レーム材や外殻材の素地を室内外に表わして枠組みに用
いられる接合具の使用後の固定部位の露出部にはセラ旦
ツク等の耐火材で室内装飾模様に成形する等した装飾実
用を兼ねた断熱体を被覆、装着して接合具等の鉄材の溶
融を防止した構造とすることによりフレームとしての東
或材の難燃性が有効に利用ざれ得るようにした技術的手
段を講じたものである。
〈実施例〉 次に、この出願の発明の1実施例を図面を参照して説明
すれば以下の通りである。
1は周知の大断面集成材であり、民生住宅等の建築物を
所定の敷地に構築する際に、例えば、複数、或いは、単
数の室空間を郭或して外殻の一部を形成するフレーム材
として用いられるものである。
而して、2はこの出願の発明の要旨の中心の一部を成す
建築物としての住宅等の家屋であり、例えば、第9図に
示す様に、吹抜け3、及び、居間3′が間取りされ、基
礎4に対する床付けに際して、第1.2図に示す様に、
直線の形状の所定長さに加工された集成材1A,IA・
・・が適宜の足場を用いて職人によって、或いは、クレ
ーン車の搬入によって一般の柱の態様に敷地の4隅の土
台5に載設されて軸組みが進められていく。
尚、当該実施例では家屋2の床構造はコンクリートの土
台5の上に直接根太を載設した所謂転し根太とされてい
る。
そして、東或材IB, IC, 10が根太、梁、屋根
梁の態様等の横架材として用いられ、集成材1A、及び
、垂木の態様の集成材1Eとで構成される枠組み6を威
すに際し、第3図に示す様に、集成材1八の側面に他の
集成材1Dの端部が直交する接合部7には集成材1Aの
上端部に設けた切込み8と東戊材10の梁の両端部に設
けた切込み8′ とにブラケットタイプのスチールプレ
ート9が挿看されて接合し、ボルト10. 10が締結
して架構にされている。
そして、第4図に示す様に、集成材1Aはその下面部に
適宜のアンカーボルトの据付け用の受け11を設け、根
太の態様に用いられる集戒材1Bの通し孔12を介して
固定具としての金物13を所定にセットし、集成材1A
と集成材1Bを緊結するボルト10,101及び、コン
クリートの土台5に設けたアンカーボルト14によって
枠組み6が土台5に定看されて柱に掛る荷重を伝達する
ようにされ、フレーム材としての集成材1の相互の連結
が堅固にされて施工の簡易化が図られている。
そして、家屋2は吹抜け3の上部で屋根が合掌式にされ
てスロープを形成して意匠性が付与されており、集戊材
1Eの接合部15は第5図に示される様に、適宜斜面加
工されてシェアプレート16を介してマシンボルト17
が集戊材1E,IEを締結している。
尚、第6図に示す様に、集成材1A, 13. 1C,
 1[), IE相互の接合部に於いて、集成材1の該
当部位に穴18.18を穿ち、ボルト10のヘッドとナ
ット@集戊材1に埋没させるようにすることは自在であ
り、又、集成材1Aに他の集成材IB, IC, 10
, IEの端部が直交するような接合部に応じて鐙金物
やし型のスチールプレート1つを用いてボルト10によ
って締結することは自在である。
而して、20は構造用積層材であり、壁材等の外殻材と
して用いられてこの出願の発明の要旨の中心の一部を成
し、構造用単板積層材(エンジニアリングウッド)21
を第7図に示す様に、積層面に断熱材としての硬質ポリ
ウレタン22を芯材にして挾装するサンドイツチ状の3
層に重積にされた膠着構造とされて断熱効果を有する構
造材として用いられる。
そして、構造用単板積層材21はベイマツ単板を所定に
組合せ、フェノール樹脂接着剤を用いて繊維方向を平行
に積層接着した軽量で、曲げ強さ、ヤング係数、剪断強
さにおいて単木を上回る性質を有して耐力壁として多用
されている周知の構造部材である。
尚、設計変更的に、上述積層材20は第8図に示す様に
、硬質ポリウレタン22に代えてポリスチレン23、或
いは、セラミック板等の断熱材をサンドイッチ状に挾装
して3層に重積にした積層材20’を用いてもよい。
尚、上記断熱構造の積層材20、及び、構造用単板積層
材21はサイズ的には規格はなく、広さ、厚さのサイズ
に規制はなく、長物が得られ、現場の所定木工機械によ
って加工され、又は、予め加工済みの形での持ち込みが
自在である。
而して、枠組み6に外殻材を組付けるに際し、第2図に
示す様に、家屋2の床位@f1、及び、天井位置f3に
架設されている集積材IB, 1[)の外面に露呈する
側面に仕掛け24.24を穿ち、実(さね〉を設けた長
板状の積層材20. 20・・・を所定に複数を仕掛け
24に嵌合させながら連接させて実矧し、家屋2の上階
のフロア位置f2に横設されている集積材1Cとに適宜
の釘25. 25・・・を介して打設するようにして積
層材20. 20・・・を連結して成る壁板26が家屋
2に要する強度上の協働を威すようにされている。
上述構或において、構造用の積層材2oはサイズ的には
規格はなく、広さ、厚さのサイズは自由に取ることが出
来、長物が得られ、現場の所定木工機械によって加工ざ
れ、又は、持ち込みが自在であり、当該実施例の如く、
第1図に示される様に、長板状の積層材20に窓枠を設
けて予め既製の集或部品として安価に生産されるサッシ
ュ窓27を建て付けるようにざれ、同様に、図示しない
ドア枠を設けてユニットドアの建て付けも自在である。
そして、上記構造用単板積層材21は、例えば、曲げ強
さにおいて、例えば、145K!J/ctAの相当の抗
力を有し、構造用積層材20は床板28に用いられて家
屋2に持ち込みされる家具等の荷重による積載荷重を支
え得るに充分であり、フローリングの際、柱の態様とし
ての集積材1Aの所定高ざ床位置f1,f2で所定面積
の床板28を支持して張るようにしている。
更に、構造用の積層材20を所定適宜に加工して家屋2
の屋根板29として用いることが自在であり、当該実施
例において、屋根板29は一枚の板材で充分な強度が得
られ、空調器の設置の際の所定ブラケットの支持等に充
分な強度が得られるという利点がある。
更に、構造用の積層材20は天井30の部材として用い
られている。
そして、室内灯の設置を考慮して積層材20を所定適宜
に加工して配電用のパイプ類を装着する等が自在であり
、更に、強度を利用して例えば、サンドバッグ等のトレ
ーニング用具を吊設しても充分な耐久力が得られる。
尚、屋根板29に天窓を設けることは容易であり、この
場合、天窓はシステム化ざれ商品にされて廉価に入手出
来、家屋2の完戒後も簡単な取付けで所望の室内空間が
得られる。
そして、19,”+ 0.1 1図に示す様に、壁材と
しての構造田植2120を適宜主要部分に用いた場合は
、構造用集成材1、及び、構造用積層材20を構成材と
した枠組み6を先行して床付けし、構造用積層材20に
並設して仕上等として一部の壁材31.31’  ,3
1’を工場生産による生産部材として用いたパネル構造
とする施工が自在であり、企画の段階で複数のパネル化
、サニタリーユニット等の据付け、インテリャ(内装工
事)、或いは、出窓等の拡張セットが自在で、特殊な形
状のエクステリヤの設計、施工に広く対応することが出
来る。
更に、第12.13図に示す様に、家屋2の居間3′の
間切りに際し、集成材1から集成材1へ適宜所定の図示
しないレールを栗設して、或いは、梁や床28に埋設し
て構造用の積層材20を用いて成形した移動壁32を設
置することで、随時に室内の広さを変えることが出来る
又、第14図に示す様に、集成材1を連結する接合具(
ボルト10)に対しては室内装飾を兼ねたセラミック製
の耐熱の遮温カバー33が、例えば、イチョウを象る文
様を付されてフレーム材1より室内に露出するボルト1
0のヘッドにBWされている。
そして、該m温カバ−33の付設によって、万一の火災
時のボルト10のメルティングが防がれ、集戊材1の難
燃性と相俟って長時間、或いは、鎮火まで集成材1を緊
結し、枠組み6を保持して家屋2の倒壊が防げて住居に
対する信頼性が得られる。
又、接合には特殊な技術を要する仕口等を極力無くして
簡潔にし、ボルト10ヤ釘25を用いながらその上に遮
温カバー33やプレート(釘隠し〉34を室内装飾を兼
ねて室内に表すことで、第16図に示される様に、家屋
2を堅牢にしながらも重量感、安定感を出し、化粧梁や
化粧社を見せるようにづる等して木造建築特有のボリュ
ーム感を出し、違和感が無くインテリヤ処理が出来る。
尚、この出願の発明の実施態様は上述実施例に限るもの
でないことは勿論であり、例えば、フレーム材にはスチ
ール製等の生産部材を用いても良く、又、集成材の応力
を生かして、例えば、廊下を長く取る設計が自在であり
、そして、建築物は上)ホ実施例の家屋に限ることはな
く、例えば、長大な通路やバンガロー、ペンション等の
企画が自在であり、構造用積層材は上述実施例の3層を
更にウレタン等の吸音材を添設した複層にして更なる静
粛性を1qることが自在であり、壁材、床板、屋根板の
他、間切り板に用いることも自在である等種々の態様が
採用可能である。
く発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、基本的にフレーム材や
外殻材に集戒材ヤ積層材を用いたことによって家屋に必
要充分な耐力は得られ、家屋の室内が広くとれ、而も、
木材の風合いにより先入観として狭苦しいモルタル壁面
とは大きく趣きを変えた解放感のある住居となり、特に
、居ながらにしてホールに佇む気分が得られて住居の価
値を更に高め、加工容易な集成材ヤ積層材を用いること
によって建設産業の生産ペースも上り、多くの顧客に多
種の企画、デザインを提供出来るという優れた効果が秦
される。
そして、集成材や積層材をフレーム材として用いること
で通常の製材品を用いた在来工法が幾種もの構材を用い
て家屋の倒壊を防いで施工される言わば冗長性を根本か
ら変えるので、構造材である渠或材や積層材が単に低コ
ストで入手出来る利点のみならず、在来工法に起り易い
立て付けのガタ、材料の捩、反り、或いは、施工による
建築物の総合的な無駄が省けて建設産業に多大な貢献が
出来るという優れた効果が秦される。
そ(ノて、集成材ヤ積層材によって形或される枠組みに
所定の強度が確保されるので、所定坪面積に対して有効
面積の占める建蔽率が高くざれ、更に、外殻材が断熱効
果を有することで空調室の壁材や床材の厚みが嵩むこと
がなく、冷暖房効率も高まるという優れた効果が奏され
る。
又、渠或材や積層材は寸法等品質にバラツキがなく、住
宅の供給側にあって安定した製品が入手出来、一般住宅
に用いるに木材の風合いは維持されて色調やテクスチュ
アーを生かした空間作りが様々な角度から行えて多くの
顧客に満足されて提供出来るという優れた効果が秦され
る。
そして、使用する側にあって、施工後も捩、反りが生じ
ない安定した家屋に居住出来、不燃ボード類を組合せる
ことにより、耐火性を備えた建物となし}qて挽板に防
蟻、防腐処理を行うことで耐久性は更に高められる。
而して、この出願の発明による建築物においては家屋と
しての不可欠な空間の大規模化や木が持つ風合いの演出
の企画が可能であるうえに、特に、解放感をメリットと
する吹き抜けやリビングルームが広く取れるのでゆとり
が得1うれて落着けるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの出願の発明の1実施例の説明図であり、第1
図は家屋の正面図、第2図は家屋の枠組みの正面図、第
3乃至6図は各々集積材の接合部の部分透視拡大斜視図
、第7.8図は各々積層材の斜視図、第9図は家屋のフ
レーム相互の取合い側面図、第10乃至13図は各々家
屋のフレームと外殻材の取合い平面図、第14図は接合
部の斜視図、第15図は装飾体の斜視図、第16図は室
内の部分斜視図である。 5・・・土台、 1^, 1B, IC, IO, I
E・・・フレーム材、28, 28. 29・・・外殻
材(壁材、床材、屋根材)、3,3′・・・室空間、 
    6・・・枠組み、10. 25・・・接合具(
ボルト、釘)、20. 20’・・・構造用積層材、 31.31’  ,31’・・・既製戒形バネル、33
・・・断熱体く装飾体〉、  2・・・建築物、1・・
・集戊材、       24・・・仕掛け、22・・
・断熱材(芯材:硬質ポリウレタン)第 5・・・土台、  1^, 18, +C, 10, 
+ε・・・フレーム材、2G. 28. 29・・・外
殻材(N材、床材、屋根材)、3.3′ ・・・室9!
闇、     6・・・枠組み、T0. 25・・・接
合具(ボルト、釘)、22. 22’・・・構造用積層
材、 31.31’  .3+’・・・既II成形パネル、3
3・・・断熱体(装飾体)、  2・・・l!築物、1
・・・IIIil!材、      24・・・仕掛け
、22・・断熱材(芯材:硬質ポリウレタン)第 12 図 第 13 図 零 16 図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)土台に定着された所定数複数のフレーム材に外殻
    材が添設されて室空間が郭成されると共に該室空間を囲
    繞する枠組みに耐力が具備されている建築物において、
    上記フレーム材相互が接合具を介して緊結されると共に
    上記枠組みにより囲繞される室空間の外殻に構造用積層
    材が添設され、而して該構造用積層材がフレーム材に一
    体的に係合されていることを特徴とする建造物。
  2. (2)上記フレーム材が大断面集成材であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の建築物。
  3. (3)上記フレーム材に外殻材に対する切欠けが設けら
    れて該切欠けに上記構造用積層材が係合されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項いずれか記載の建築
    物。
  4. (4)上記枠組みの壁部位に複数の既製の成形パネルが
    併設されて上記室空間の壁部の壁材が形成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1、2、3項いずれか
    記載の建築物。
  5. (5)上記構造用積層材が芯材を挾装した外殻材にされ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1、2、3、
    4項いずれか記載の建築物。
  6. (6)上記芯材が断熱材であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1、2、3、4項いずれか記載の建築物。
  7. (7)上記芯材が多孔性材であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1、2、3、4項いずれか記載の建築物。
  8. (8)上記接合具を介して断熱体が装着されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1、2、3、4、5、6
    項いずれか記載の建築物。
  9. (9)上記断熱体がセラミック製の装飾体であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1、2、3、4、5、6項
    いずれか記載の建築物。
  10. (10)土台に対する床付けに際し所定数複数のフレー
    ム材に外殻材を添設して室空間を郭成すると共に該室空
    間を囲繞する枠組みから耐力を得るようにした建築工法
    において、上記フレーム材相互を所定の接合具を介して
    緊結し、上記枠組みが有する室空間の外殻に構造用積層
    材をフレーム材に一体的に係合させて用いるようにした
    ことを特徴とする建築工法。
  11. (11)上記枠組みの壁部位に複数の既製の成形パネル
    を上記構造用積層材に併用することを特徴とする特許請
    求の範囲第10項記載の建築工法。
  12. (12)上記フレーム材を緊結する接合具の使用後の露
    呈部に断熱体を装着することを特徴とする特許請求の範
    囲第10項記載の建築工法。
JP1190654A 1989-07-25 1989-07-25 建築物 Expired - Lifetime JPH0796802B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1190654A JPH0796802B2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 建築物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1190654A JPH0796802B2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 建築物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0355327A true JPH0355327A (ja) 1991-03-11
JPH0796802B2 JPH0796802B2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=16261685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1190654A Expired - Lifetime JPH0796802B2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 建築物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0796802B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315270A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd インバータ一体型電動圧縮機

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842521A (ja) * 1971-10-05 1973-06-20
JPS4930981U (ja) * 1972-06-20 1974-03-16
JPS52113509A (en) * 1976-03-19 1977-09-22 Kiyuushiyuu Kenchiku Shiyouji Wooden house structure
JPS56105012U (ja) * 1980-01-12 1981-08-17
JPS60161211U (ja) * 1984-04-02 1985-10-26 森崎住宅産業株式会社 住宅壁
JPS6129848U (ja) * 1984-07-28 1986-02-22 株式会社 富士電機総合研究所 電磁式粉砕混合装置の作動ピ−ス
JPS62149502U (ja) * 1986-03-13 1987-09-21

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842521A (ja) * 1971-10-05 1973-06-20
JPS4930981U (ja) * 1972-06-20 1974-03-16
JPS52113509A (en) * 1976-03-19 1977-09-22 Kiyuushiyuu Kenchiku Shiyouji Wooden house structure
JPS56105012U (ja) * 1980-01-12 1981-08-17
JPS60161211U (ja) * 1984-04-02 1985-10-26 森崎住宅産業株式会社 住宅壁
JPS6129848U (ja) * 1984-07-28 1986-02-22 株式会社 富士電機総合研究所 電磁式粉砕混合装置の作動ピ−ス
JPS62149502U (ja) * 1986-03-13 1987-09-21

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315270A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd インバータ一体型電動圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0796802B2 (ja) 1995-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2373589C (en) Engineered structural modular units
US6470632B1 (en) Modified A-frame building and truss for same
US4759160A (en) Prefabricated concrete buildings with monolithic roof, wall, and floor members
US11505939B2 (en) Reinforcing structure for modular building construction
US7040066B2 (en) Structure formed of foaming cement and lightweight steel and a structural system and method of forming the structural system
JP2003521603A (ja) パネル建築のシステムと方法
CA2383643A1 (en) Laminated construction elements and method for constructing an earthquake-resistant building
US20230110008A1 (en) Volumetric modular unit for modular building construction
US3149437A (en) Building construction
US20230243147A1 (en) Laminated lumber constructed volumetric modular unit for modular building construction
US3466828A (en) Modular wall construction
KR101086060B1 (ko) 조립식 건축모듈
JPH0355327A (ja) 建築物
US3609936A (en) Method for constructing low cost housing units
JP6513338B2 (ja) 壁構造及び木造建物
JP3233066U (ja) 屋根構造及び屋根裏部屋
GB2200383A (en) Engineered housing
US20230383523A1 (en) Pre-manufactured floor-ceiling corridor panel for a multi-story building having load bearing walls
EP4372173A2 (en) An optimal construction system for buildings and a method of using three elements and their components
KR100490486B1 (ko) 패널화 목조건축공법
JP2000144891A (ja) 建造物の新規な壁構造材及び該壁構造材を使用した壁建造方法
JP3902847B2 (ja) バルコニー付きユニット建物
JP2023096289A (ja) 木製ユニット家屋
JPH08312031A (ja) 高断熱・高気密を実現した木造軸組構法
JP2022042118A (ja) 建物の断熱構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081018

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091018

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term