JPH0355300Y2 - - Google Patents

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JPH0355300Y2
JPH0355300Y2 JP1986185847U JP18584786U JPH0355300Y2 JP H0355300 Y2 JPH0355300 Y2 JP H0355300Y2 JP 1986185847 U JP1986185847 U JP 1986185847U JP 18584786 U JP18584786 U JP 18584786U JP H0355300 Y2 JPH0355300 Y2 JP H0355300Y2
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JP
Japan
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case
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JP1986185847U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、カメラやその付属光学機器等の収
納・保持に適した収納ケースに関し、特に、収納
物の導入乃至取り出しが容易な収納ケースに関す
る。
(従来技術) 従来のこの種の収納ケースは、第6乃至7図示
の如く構成されているが一般的である。即ち、第
6図示のものは、上部を開口した袋状ケース本体
30の開口縁部に紐31を通し、この紐31によ
り開口部を開閉することによりカメラ等のケース
本体30内への導入乃至取り出しを行なうもので
あり、第7図示のものは、上部を開口した袋状ケ
ース本体40の背面部を上方に延長して蓋部40
aを形成し、この蓋部40aの内面上部に固着し
た面フアスナー41と袋状ケース本体40の前面
上部に固着した面フアスナー42との係合により
蓋部40aの開閉を行なうよう構成したものであ
る。
(従来技術の問題点) しかし乍ら、これら従来構成のものはいずれ
も、上部開口縁の開口幅がケース本体の横断面幅
に略ね一致しており、一方、ケース本体の大きさ
乃至容積は収納予定物のサイズに合うよう構成す
るか或はそのサイズに略ね一致する大きさ乃至容
積を有するものが選択使用されるものである。従
つて、カメラ等の収納物に手を添えてケース本体
内部に収納物を導入し或は逆にケース本体内に手
を入れて収納物を取り出す際には不充分な開口幅
となつており、導入乃至取り出し作業を必ずしも
スムーズに行なえない欠点を有している。
又、開口幅を所望の大きさにしてこの欠点を解
消すべく、ケース本体を上部に向けてより大きな
横断面幅となるテーパ状に構成すると、収納物の
導入乃至取り出しはスムーズに行えるものの、導
入後の収納物とケース本体内周との間に隙間が生
じてしまい、運搬時にケース本体内で収納物が転
動する状態となつてケース内への収納物の収まり
が悪くなつてしまう問題点がある。
(考案の目的) 本考案は、上記の如き事情に鑑み、収納物の導
入乃至取り出し作業がスムーズに行なえる一方、
導入後の収納物の収りが良い収納ケースの提供、
をその目的とする。
(問題点を解決する手段) この為、本考案に係る収納ケースは、ケース側
周を構成する側周縁部材の両端を、所定量重合さ
せてオーバーラツプ部を設けると共に、該オーバ
ーラツプ部をその底辺で底部部材と一体接合した
ものであり、収納物の導入乃至取り出し時には、
前記オーバーラツプ部が拡がつて必要な開口幅が
確保されると共に、導入乃至取り出し作業終了後
は、オーバーラツプ部がその底辺を一体接合して
いる為に生じる復元力により、元の重合状態に復
帰して収納物を収まりよく保持するよう構成した
ものである。
(実施例) 第1及2図示収納ケースは、中央上部域に蓋部
11を形成した皮革製等の略三角状の側周縁部材
1と円形状の底部部材2とを、側周縁部材1の底
辺部1aを底部部材2の周縁部2aに縫合するこ
とにより一体接合して構成したものであり、前記
側周縁部材1の両端部域12,12が前記底部部
材2の周縁部2a上で交差してオーバーラツプ部
13を形成しているものである。
又、側周縁部材1の一方の端部域12と蓋部1
1とには、夫々面フアスナー21,21が取付け
られており、この面フアスナー21,21により
蓋部11と端部域12との係合乃至係合解除を行
なうことにより、開口部14を開閉するようにな
つているものである。
このように構成するものでは、カメラ等の収納
物に手を添えた状態で収納ケース内への導入を行
なう場合、第3図示の如く、前記オーバーラツプ
部13が左右に拡がることにより、開口部14の
開口幅がその分拡張されることとなる。従つて、
極めてスムーズに収納物の導入作業を行なうこと
が可能となる。又、収納作業を終了して手を収納
ケース内から抜くと、オーバーラツプ部13に加
えられていた拡張付勢力が消滅するので、底部部
材2に接合された底辺部1aにより規制された元
の重合状態に当該オーバーラツプ部13が自動的
に復帰することとなる。逆に収納物を収納ケース
内から取付け出す場合にも、手の導入に伴なつて
開口部14が拡張し、取り出し作業終了後は元の
重合状態に復帰することとなる。
第4及5図は、本考案に係る収納ケースの別の
実施例を示すものであり、前記実施例では一方の
端部域12にのみ取付けていた面フアスナー21
を他の端部域12にも取付け、蓋部11に取付け
た一の面フアスナー21を双方の端部域12,1
2に取付けた面フアスナー21,21と同時に係
合させるよう構成すると共に、オーバーラツプ部
13の底部域に所定幅の一体接合部13aを形成
している。
このように構成するものでは、蓋部11の面フ
アスナー21が両端部域12,12の双方を共に
所定位置に係止することとなるので、カメラ等の
収納物がその重みによつてオーバーラツプ部13
を開成してケース外に脱落してしまうことを確実
に防止し得るものである。又、オーバーラツプ部
13の底部域が一体接合されることにより、拡張
付勢力が消滅した際の復元力をより大きなものと
することができるものである。
尚、上記実施例では、いずれも、オーバーラツ
プ部13を収納ケースの正面側に形成している
が、収納ケースの側周縁上であればいずれの箇所
の設けても良い。又、その底辺部1aは、縫合以
外に溶着等の接合手段により底部部材2と一体化
することができると共に、両端部12,12の傾
斜曲線乃至オーバーラツプ部13の重合長さを適
宜に選択することにより、開口部14の拡張幅を
適宜選択し得るものである。
(考案の効果) 本考案に係る収納ケースに依れば、その側周縁
に形成したオーバーラツプ部の存在により、収納
物の導入乃至取り出し時には、前記オーバーラツ
プ部が左右に拡がつて必要な開口幅を確保するこ
とができると共に、導入乃至取り出し作業終了後
は、底部部材に一体接合された底辺部で規制され
た元の重合状態に前記オーバーラツプ部が復帰す
ることとなる。従つて、収納物の導入乃至取り出
し作業がスムーズに行なえる一方、収まりの良い
状態でカメラやその付属光学機器等を収納・保持
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る収納ケースの一実施例を
示す斜視図、第2図はその側周縁部材と底部部材
の展開平面図、第3図はその上部開口部の拡張状
態を示す斜視図、第4図は本考案に係る収納ケー
スの別の実施例を示す斜視図、第5図はその開口
部閉成状態を示す斜視図、第6及7図は従来の収
納ケースの構成を示す斜視図である。 1……側周縁部材、1a……底辺部、13……
オーバーラツプ部、2……底部部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース側周を構成する側周縁部材の両端を、所
    定量重合させてオーバーラツプ部を設けると共
    に、該オーバーラツプ部をその底辺で底部部材と
    一体接合したこと、を特徴とする収納ケース。
JP1986185847U 1986-12-02 1986-12-02 Expired JPH0355300Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986185847U JPH0355300Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986185847U JPH0355300Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6391024U JPS6391024U (ja) 1988-06-13
JPH0355300Y2 true JPH0355300Y2 (ja) 1991-12-09

Family

ID=31134859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986185847U Expired JPH0355300Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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JP (1) JPH0355300Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6391024U (ja) 1988-06-13

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