JPH0355170A - 研磨ベルトおよび研磨機 - Google Patents

研磨ベルトおよび研磨機

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JPH0355170A
JPH0355170A JP19073789A JP19073789A JPH0355170A JP H0355170 A JPH0355170 A JP H0355170A JP 19073789 A JP19073789 A JP 19073789A JP 19073789 A JP19073789 A JP 19073789A JP H0355170 A JPH0355170 A JP H0355170A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、研磨対象物の研磨部位の形状に追随して変形
しうる研磨ベルト、および該研磨ベルトを用いた研磨機
に関するものである。
従来の技術 一般に研磨ベルトは、ベルト基材の片面に研磨材を適当
な接着剤を用いて塗布、固着し、エンドレスベルトとし
た構威を有する。研磨ベルトの構威要素であるベルト基
材、研磨材および接着剤は、研磨目的に応じて最適なも
のを選択する。
研磨ベルトに関する出願は多数なされているが、その多
くは研磨材あるいはその固着構造に関するものである。
(たとえば、特開昭61−65780号公報、特開昭6
1−79576号公報など) 研磨ベルトのベルト基材としては、織布(綿布等)、紙
などが用いられている。
発明が解決しようとする課題 研磨ベルトをベルト式研磨機に装着して研磨に供する場
合、ベルト巾全面で研磨を行うときには特に問題は生じ
ない。しかしながら、通常の研磨ベルトはベルトの巾方
向に伸縮性がないため、研磨対象物の研磨部位の形状に
合せた微細加工が難しいという問題点がある。たとえば
木製机などの角や稜などを丸味仕上げするとき、その丸
味仕上げが円滑に行いに〈い。
また従来の研磨ベルトは、テープ状のベルト基材の両端
を接合してエンドレスベルトとするため,その継ぎ目の
個所においてベルト基材も研磨材塗布層も不均一となり
、ベルトの走行の安定性、゜研磨作業の点で不利に作用
する。
本発明者は,袋織り法により製織した筒状のシームレス
織布をベルト基材として用いることを試みたが、ベルト
の走行安定性は良好であるものの、−L記と同様にベル
トの巾方向に伸縮性がないため、研磨対象物の研磨部位
の形状に合せた微細加工が難しいという問題点は解消し
えなかった。
本発明は、このような状況に鑑み、研磨対象物の研磨部
位の形状に追随して変形し、しかも継ぎ目に基〈不利を
解消した研磨ベルトを提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 本発明の研磨ベルトは、ベルト基材(1a)の片面に研
磨材塗布層(lb)を形成した研磨ベルト(1)におい
て、前記ベルト基材(1a)として、経糸に伸縮性糸を
用いて袋織り法により製織した筒状のシームレス織布を
用いたことを特徴とするものである6 また本発明の研磨機は、上記の研磨ベルト(1)をプー
リー(2), (3)間に張設してなるものである。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明の研磨ベルトにおいては、べ1ル1・茫材(1a
)として、経糸に伸縮性糸を用いて袋織り法により製織
した筒状のシームレス織布を用いる。
袋織りとは、多重織りにおいて両縁のみを接結させる製
織法を言う。製織後は機械的手段あるいは溶断方式によ
り適当な巾に切断する(後述の研磨材塗布層(1b)形
成後に切断することもできる)。筒状のシームレス織布
の周長および巾は、用途に応じて{E意に設定できる。
上記筒状のシームレス織Aiを製織するときの経糸方向
、緯糸方向は、ベルトとしたときにはそれぞれベルトの
巾方向、走行方向となる。すなわち、経糸に伸縮性糸を
用いて袋織り法により製織した筒状のシームレス織布を
ベルトとして用いると、ベルト巾方向が経糸方向となり
、ベルトの巾方向が伸縮性を示すようになる。
筒状のシームレス織布の製織においては、緯糸に伸縮性
糸を用いることはあっても経糸に伸縮性糸を用いること
は知られていないものと考えられるが、本発明者lよ、
永年にわたるM密な袋織り技術の蓄積の中からこれを可
能にした。
上記筒状のシームレス織布からなるベルト基材(1a)
の片面にjよ、研磨材塗布J# (lb)が形成される
研磨材としては、溶融アルミナ、コランダム、炭化珪素
、アルミナ●ジルコこア、ダイヤモンド、エメリー、ザ
クb石、窒化ホウ素、ケイ石、ガーネット、石コウ、長
石、蛍石、氷晶石、重晶石、ケイ灰石など高硬度のもの
から低硬度のものまで種々のものが用いられる。粒度は
30番から400番までのものを用いることが多い。
研磨材を適当な接着剤と共にベルト基材(1a)に塗布
することにより、研磨材塗布層(1b)が形成される。
接着剤としては、ニカワ、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、ポリイミド樹脂をはじめ、神々の接着剤が用いられ
る。
研磨材塗布層(1b)の形成は、ベルト基材(1a)の
表面に接着剤を塗布した後、研磨材を重力落下によりあ
るいは静電方式により固着させることによりなされる。
研磨材塗布層(lb)は1層であっても2層以上であっ
てもよく、また、ベルト基材(1a)の全面に設けるク
ローズドコート方式のほか、ベルト基材(1a)の面積
の50〜80%程度に設けるオープンコート方式であっ
てもよい。研府材も異なる種類●硬度あるいは異なる粒
度のものを用いることができる。
上記研磨ベルトは、ハンドタイプや固定式のベルト式研
磨機のプーリー(2), (3)間に張設して使用され
る。
この場合、プーリー(2), (3)として直円筒形の
プーリーのほか、両側部に比し中央部の径が小さい鼓形
のプーリーを用いることも好ましい。
研磨対象物は、木工材料、竹材料、金属、メッキ面、サ
ーメット、ガラス、セラミックス焼結体、無機結晶材料
、コンクリート、プラスチックス、塗装面など任意であ
る。
作用および発明の効果 本発明の研磨ベルトにおいては、経糸に伸縮性糸を用い
て袋織り法により製織した筒状のシームレス織布をベル
ト基材(Ia)として用いているため、研磨ベルト(1
)が対象物の凸部に接当すると、研磨ベルト(1)はそ
の巾方向に伸縮して凸部を覆うように変形する。
研磨機のプーリー(2), (3)として直円筒形のも
のを用いた場合は、研磨ベルト(1)はプーリー(2)
, (3)間で変形可能となり、鼓形のものを用いた場
合は,プーリー(2). (3)間のみならずプーリー
(2). (3)との接触個所においても変形可能とな
る。
そのため、本発明の研磨ベルトを用いることにより、研
磨対象物の研磨部位の形状に合せた微細加工(たとえば
木製机などの角や稜などの丸味什」二げ)が熟練を要さ
ずとも円滑に達威できる。
また本発明の研磨ベルトは、袋織り法により製織した筒
状のシームレス織布を用いたことによる利点、つまり、
テープからエンドエスベルトを作製する場合のような接
合作業の煩わしさがなく、ベルト基材(1a)および研
磨材塗布層(1b)の双方とも全周にわたって均質で、
走行安定性も良好であるという利点がそのまま牛かされ
る。
実  施  例 次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
実施例l 第1図は本発明の研磨ベルト(1)の一例を示した斜視
図である。
第2図は本発明の研磨ベルl−(1)を装着した研磨機
の一例を示した平面図、第3図はその要部の部分図であ
る。(なお第3図においては、研磨ベルト(1)は断面
で表示してある。) 延履遣 第2〜3図において、(4)は駆動機構を収容したハウ
ジング、(5)は該ハウジング(4)の基端側側方に設
けた主ハンドル、(6)は主ハンドル(5)側に設けた
駆動用のモーターである。(7)はハウジング(4)の
上而から突出させて設けた補助ハンドル支持部であり、
(8)はその補助ハンドル支持部(7)から張り出して
設けた補助ハンドルである。
(2)はハウジング(4)の中央部から側方に張り出し
て設けた直円筒形の駆動用のプーリーであり、(3)は
ハウジング(4)の先端側側方に張り出して設けた直円
筒形の従動用のブーリーである。
(1)は研磨ベルトであり、上記プーリー(2),(3
)間に張設してある。
更且さ五m 経糸として伸縮性糸、緯糸として非伸縮性糸を用いて、
袋織り法によりシームレス織布を製織した。
得られたシームレス織布を所定の巾に溶断し、その外表
面にレゾール系フェノール樹脂接着剤をスプレー塗布し
た後、溶融アルミナ粒子とケイ砂紋子との重量比で6=
4の割合の研磨材を重力落下方式により付着させた。乾
燥後、上引接着剤を塗布して乾燥した。
これにより、上記シームレス織布からなるベルト基材(
1a)の片面に研磨材塗布層(1b)が形成された第1
図の研磨ベルト(1)が得られた。
4肢名豫 この研磨ベルト(1)を上記の研#ll1!のプーリー
(2), (3)間に張設し、木製机の角および稜の丸
味仕上げを行ったところ、市販の通常の研磨機に比し、
ベルトの走行が安定している上、仕上げ作業も顕著に行
いやすかった。
比較例l 非伸縮性の経糸および緯糸を用いて袋織り法により製織
したシームレス織布を用いたほかは、実施例1と同様に
して研磨ベルl−(1)を製造した。
この研磨ベルト(l)を研磨機のプーリー(2),1 
0 (3)間に張設して実施例lと同様の研磨試験を行った
ところ、走行性は安定していたが、木製机の角および稜
の丸味仕上げの作業性は実施例lに比しては劣っていた
実施例2 第4図は本発明の研磨ベルト(1)を装着した研磨機の
他の一例を示した要部の部分図である。
駆動用のプーリー(2)および従動用のプーリー(3)
として第4図に示した鼓形のプーリーを用いたほかは実
施例lt−繰り返した。
この場合は、研磨ベルト(1)はプーリー(2),(3
)間のみならずプーリー(2). (3)との接触個所
においても変形可能となるため、作業性は実施例lに比
しさらに向丘した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の研磨ベルト(1)の一例を示した斜視
図である。 第2図は本発明の研磨ベルト(1)を装着した研磨機の
一例を示した平面図、第3図はその要部の部分図である
。(なお第3図においては、研磨べ11 ルト(1)は断面で表示してある。) 第4図は本発明の研磨ベルト(1)を装着した研磨機の
他の一例を示した要部の部分図である。 (1)・・・研磨ベルト、(1a)・・・ベルト基材、
(lb)・・・研磨材塗布層、(2). (3)・・・
プーリー、(4)・・・ハウジンク、(5)・・・宇ハ
ンドル、(13)・・・モーター、(7)・・・補助ハ
ンドル支持部、(8)・・・補助ハンドル12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベルト基材(1a)の片面に研磨材塗布層(1b)
    を形成した研磨ベルト(1)において、前記ベルト基材
    (1a)として、経糸に伸縮性糸を用いて袋織り法によ
    り製織した筒状のシームレス織布を用いたことを特徴と
    する研磨ベルト。 2、請求項1の研磨ベルト(1)を研磨機のプーリー(
    2)、(3)間に張設してなる研磨機。 3、プーリー(2)、(3)の形状が直円筒形である請
    求項2記載の研磨機。 4、プーリー(2)、(3)の形状が鼓形である請求項
    2記載の研磨機。
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