JPH0355148B2 - - Google Patents

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JPH0355148B2
JPH0355148B2 JP59026204A JP2620484A JPH0355148B2 JP H0355148 B2 JPH0355148 B2 JP H0355148B2 JP 59026204 A JP59026204 A JP 59026204A JP 2620484 A JP2620484 A JP 2620484A JP H0355148 B2 JPH0355148 B2 JP H0355148B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/084Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with heel hold-downs, e.g. swingable
    • A63C9/0844Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with heel hold-downs, e.g. swingable the body pivoting about a transverse axis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/084Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with heel hold-downs, e.g. swingable
    • A63C9/0846Details of the release or step-in mechanism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/0805Adjustment of the toe or heel holders; Indicators therefor

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軸受台に支承されていて旋回軸とし
て構成された横軸を中心として旋回可能な靴底押
えを有するセイフテイ・スキーバインデイング特
にヒールピースであつて、前記靴底押えが、該靴
底押えに旋回可能に支承された係止用揺動腕によ
つて滑降位置に保持されており、該係止用揺動腕
が、軸受台に配設された対応係止部に滑降位置に
おいて係合する1つの係止突起を一方の側に備
え、また他方の側には1つの係止凹所を有し、該
係止凹所には滑降位置において、解離ばねによつ
て負荷されたロツク部材が係合し、該ロツク部材
は、前記軸受台に対して相対的に旋回可能なばね
ケース内に支承されておりかつ該ばねケースのガ
イドに沿つて制限範囲内でシフト可能であり、し
かも前記靴底押えを任意に開放するために、該靴
底押えに旋回可能に支承された解離レバーが設け
られており、該解離レバーの作動によつて前記ば
ねケースが上向旋回可能でかつ前記ロツク部材が
前記係止用揺動腕の係止凹所から外れて該係止用
揺動腕は係止解除状態でその軸を中心として旋回
自在であり、かつ前記靴底押えが、該靴底押えを
開放位置へ旋回させようとする開放ばねによつて
直接負荷されている形式のものに関する。
この形式のセイフテイ・スキーバインデイング
は例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第
2838904号明細書並びに図面(特に第1図乃至第
5図)に開示されている。この公知のバインデイ
ングではばねは、靴底押えに旋回可能に支承され
た解離レバーの中空室内に配置されている。従つ
て該解離レバーは同時にばねケースを形成してい
る。しかしながら解離レバーの作動により靴底押
えを任意に開放したとしても、この公知バインデ
イングは、スキー靴を装着できる状態にはない。
スキー靴を再装着するため、乃至は靴底押えを閉
鎖するためには付加的な操作が必要である。すな
わち、先ず解離レバーに力を加えて該解離レバー
を閉じてロツク部材を係止用揺動腕の係止凹所に
再びスナツプ係合させ、次いで靴底押えを押下げ
て閉鎖させるような付加的操作か、それとも先ず
例えばバインデイングにスキー靴を挿嵌めること
によつて靴底押えを閉じ、次いで始めて例えばス
キーストツクによつて解離レバーを閉鎖位置へ押
圧し、ひいてはロツク部材を係止用揺動腕の係止
凹所に押し嵌めるような付加的操作が必要であ
る。
また前記のような形式のセイフテイ・スキーバ
インデイングはオーストリア国特許第327068号明
細書並びに図面にも開示されている。このバイン
デイングは実用化されて極めて好評である。この
公知のバインデイングでは解離レバーは係止用揺
動腕の軸に旋回可能に支承されていて1本のピン
を保持しており、該ピンは、前記係止用揺動腕の
軸に同心的に靴底押えの両側壁に形成されたスロ
ツト並びにばねケースの両側壁に形成されたスロ
ツトを貫通している。このようにすれば、解離レ
バーの作動によつて係止用揺動腕の係止凹所から
ロツク部材は外れ、それによつて係止用揺動腕
は、軸受台に固定された係止突起から解放され靴
底押えはその旋回軸を中心として事実上自由に上
向旋回することができる。しかしながらこのヒー
ルピースも、靴底押えの任意開放後にはスキー靴
を再装着できる位置にはないのである。この場合
も前述の2通りの形式で付加的な操作を行なつて
始めてスキー靴の再装着乃至はヒールピースの閉
鎖が可能になる訳である。
そこで本発明の課題は、冒頭で述べた形式のセ
イフテイ・スキーバインデイングを改良して、任
意開放操作後にいつでもスキー靴を再装着できる
状態にあるように構成することである。
この課題を解決する本発明の要旨とするところ
は、解離レバー又はばねケースをロツク部材と共
に閉鎖方向に負荷する別のばねが設けられてお
り、該ばねが双脚ばねとして構成されていて、該
双脚ばねが靴底押えと解離レバー並びにロツク部
材とを任意解放動作の少なくとも或る特定の段階
において互に逆向きに負荷し、靴底押えの任意開
放動作終了後に前記係止用揺動腕が、前記双脚ば
ねにより閉鎖方向に負荷されるロツク部材によつ
て、該ロツク部材を再び係止用揺動腕の係止凹所
内へ位置させるまで、軸受台に配設された対応係
止部に沿つて旋回状態に保たれる点にある。
係止用揺動腕が絶えず解離ばねの作用を受ける
ようにした構成はスイス国特許第500730号明細書
において公知ではあるが、この公知の構成では、
任意解離(開放)中にはばね力が不随意の解離中
の場合よりも強く克服されねばならない。それと
いうのは、前記先行技術において開示されている
係止用揺動腕の支持面が斜め上方に向つて延びて
いるからである。かてて加えて、2つの切欠きを
互に仕切る突起を有する靴底押えは、解離レバー
並びに解離ばねが上死点位置に在る場合でさえ
も、解離ばねの力に抗して旋回されねばならな
い。靴底押えを作動させるために特別の開放ばね
が存在しており、また靴底押えの動作とばねケー
スの作動との間には強制制御は全くない。これに
対して本発明の手段によつて靴底押えの開放が助
成される一方、係止用揺動腕とばねケースが一緒
に案内されて、ヒールピースは再びスキー靴を再
装着できる位置に達することができる。従つてこ
の動作は解離レバーを放したあと、かつ又靴底押
えを完全に開放したあと全自動的に行われる。こ
れによつて公知のバインデイングに比して本発明
のバインデイングの操作は著しく改善され簡便に
なる。
解離レバーが同時にばねケースを形成している
場合、本発明の実施態様では、前記双脚ばねは、
係止用揺動腕を支持する軸に支承されており、前
記双脚ばねの一端は靴底押えに、また他端は前記
のばねケース又は解離レバーに支えられているの
が有利である。従つてこの実施態様では前記双脚
ばねを取付けるためかつ配置するために付加的な
構成部材の必要は全くない。
本発明の有利な実施態様では靴底押えの旋回軸
は、軸受台の基板に近接した後方範囲に設けられ
ており、この場合ばねケースはやはり前記靴底押
えの旋回軸に支承されかつ解離レバーに固定され
たピンを介して前記解離レバーと連結されてお
り、前記ピンは、スロツトによつて形成されたば
ねケースのガイド用に摺動可能に支承されてお
り、双脚ばねは、係止用揺動腕を支持する軸に支
承されかつ前記双脚ばねの一端は靴底押えに支え
られ、また他端は、ばねケースを解離レバーと連
結するピンに支えられている。この手段によつ
て、例えば前掲のオーストリア国特許第327068号
明細書で開示されているような形式のバインデイ
ングにおける双脚ばねの取付けが特に簡単にな
る。
靴底押えの旋回軸が軸受台の上方範囲に配置さ
れている場合、本発明の実施態様では双脚ばねは
前記靴底押えの旋回軸にか、又は、係止用揺動腕
を支持する軸に支承されており、前記双脚ばねの
一端は、解離レバーをばねケースと連結するピン
上に上から当てつけられ、また他端は靴底押えの
ケーシングに下から当てつけられている。双脚ば
ねを旋回軸及び係止用揺動腕軸のいずれに支承す
る場合にも、この付加的ばねとしての双脚ばねを
収容かつ配置するために、ヒールピースの構造を
著しく改変する必要はない。
本発明の実施態様では、係止用揺動腕を支持す
る軸、解離レバーの両側壁で靴底押えの旋回軸に
同心的に延びる2つのスロツト内に支承されてお
り、前記解離レバーは前記靴底押えの旋回軸に上
から当てつけられており、かつ前記解離レバーに
固定されたピンのために靴底押えは両サイド範囲
に夫々1つの切欠きを有している。このような構
成手段によつて、解離レバーに押圧力又は引張力
を加えることによりヒールピースを任意に開放す
る可能性が得られる。引張力を加えて開放する場
合には、係止用揺動腕を支持する軸が解離レバー
の旋回軸として働き、押圧力を加えて開放する場
合には靴底押えの旋回軸が同時に解離レバー用の
旋回軸として働き、この場合、係止用揺動腕を支
持する軸と解離レバーとの間の相対運動は解離レ
バーの2つのスロツトによつて可能になる。前記
いずれの場合にも、任意開放動作後にヒールピー
スは、スキー靴を再装着できる状態にある。
本発明の実施態様では、靴底押えの旋回軸にお
ける解離レバーの支持範囲が、前記旋回軸の半径
に相応した曲率で形成されているのが有利であ
る。これによつて押圧式開放時の力の分布が好ま
しい状態になる。
ところで前記実施態様の場合に靴底押えを開放
位置から僅かな力で閉鎖しうるようにするため
に、解離レバーにおける2つのスロツトによつて
規定された該解離レバーの旋回運動範囲が、任意
に作動可能な係止機構によつて無効化されるのが
有利である。これにより、係止機構が働く場合に
は僅かな力で以てヒールピースを閉鎖させること
が可能になる。
本発明の実施態様では前記係止機構は、解離レ
バーにその長手方向で摺動可能に支承されてばね
負荷されたスライドによつて形成されており、該
スライドは一端に、手で掴める操作突起を、また
他端に少なくとも1つのフツク状のグリツパを有
し、該グリツパは、前記スライドの作動によつて
係止用揺動腕の軸周面に係合するようになつてい
る。
ヒールピース内に一層容易に収容できる係止機
構は、解離レバーにその長手方向で摺動可能に支
承されてばね負荷されたスライドから成り、該ス
ライドは一端に、手で掴める操作突起を有し、ま
た他端では二又状に分割されていて2つの支持部
材を保持し、両支持部材は係止用揺動腕の両側で
延びておりかつ前記スライドの作動によつて前記
係止用揺動腕の軸の下にもたらされて該軸を下か
ら支えるようになつている。
本発明の更に別の課題は、任意開放動作後には
常にバインデイングが、正確に規定された位置つ
まり係止解除位置か又はスキー靴再装着可能位置
にあるようにし、しかも不適正な作動により、特
に解離レバーを放すのが早過ぎたことに基づい
て、係止解除状態にあるばねケースのウエブと係
止用揺動腕との間にいかなるロツク状態も生じる
ことがないような措置を講じることである。
この課題を解決するために本発明では、双脚ば
ねが靴底押えの旋回軸に配置されており、該双脚
ばねの2つのばね脚は共に靴底押えの方に前方に
向いていてかつ側面から見れば交差しており、し
かもバインデイングの靴底押えの滑降位置及び任
意開放動作の初期段階において、斜め下方に向い
た方のばね脚は靴底押えのストツパ突起に下から
当てつけられ、また斜め上方に向いた方のばね脚
は、軸受台に固定されたストツパに上から当てつ
けられており、こうして双脚ばねは開放ばねとし
て働くようになつており、かつ又、ばねケースも
ストツパを有し、該ストツパは、軸受台に固定さ
れた前記ストツパに支えられた方の、双脚ばねの
ばね脚の平面内で旋回可能であり、かつ靴底押え
の任意開放動作初期段階では高さ方向で見て前記
ばね脚の下位に間隔をおいて位置しており、かつ
ロツク部材が係止用揺動腕の係止凹所から外れた
状態にある任意開放動作の第2段階ではばねケー
スの前記ストツパが、これまで隔たつていた前記
ばね脚に当接して該ばね脚を、軸受台に固定され
たストツパから持上げ、かつこの任意開放動作以
降は係止用揺動腕と共にばねケースをの閉鎖位置
へ圧迫して前記双脚は戻しばねとして働くように
した。
靴底押えと解離レバー又はばねケースとが本発
明の双脚ばねによつて互に逆向きに負荷されるこ
とによつて、解離レバーの作動により靴底押えを
任意に開放する場合ヒールピースは、(たとえス
キーヤーがそのスキー靴をバインデイングから離
脱する以前に解離レバーを早期に放した場合で
も)自動的にスキー靴再装着可能な位置を占め
る。従つて操作簡便性が著しく改善される。
本発明の有利な実施態様では靴底押えの旋回軸
には、いま1つの双脚ばねが配置されており、該
双脚ばねのばね脚は一端では軸受台に、また他端
では靴底押えのストツパ突起に支えられており、
かつ該双脚ばねは靴底押えを持続的に開放位置へ
圧迫している。この手段によつて、きわめて不良
の天候状態及び滑走路状態においてもバインデイ
ングを確実に開放することが保証される。
本発明の別の利点は、戻しばねとして働く第1
の双脚ばねの力が、靴底押えを負荷する開放ばね
として働く第2の双脚ばねの力よりも著しく小さ
い点にある。これによつて戻しばねのためには常
に靴底押えにおける確実な支持が保証される。
次に図面につき本発明の実施例を詳説する。
第1図乃至第4図の第1実施例ではセイフテ
イ・スキーバインデイングは、総体的に符号1で
示したヒールピースとして構成されている。ヒー
ルピース1は、スキー本体2の上面にねじ(図示
せず)によつて固定されたガイドレール3を有
し、該ガイドレール上に沿つてヒールピース1の
基板4がスキー本体2の長手方向で摺動可能に案
内されており、かつ周知のように種々異なつた長
さのスキー靴にスキーバインデイングを適合させ
るために、各所望位置に係止可能である。ピール
ピース1は少なくとも1つの押しばね(図示せ
ず)の力に抗してガイドレール3上で摺動可能に
案内されており、しかも前記押しばねの一端はス
キー本体に固定されており、また他端はヒールピ
ース1の基板4に、周知の形式で支えられてい
る。基板4上には軸受台5が固定されており、該
軸受台は、基板4に近接した後方範囲に旋回軸7
を保持し、該旋回軸には靴底押え6が旋回可能に
支承されている。靴底押え6はその上方範囲で、
前記旋回軸7に平行に延びる軸8上に、やはり旋
回可能な係止用揺動腕9を支承しており、該係止
用揺動腕は実質的に下向きに延びて下端に係止突
起9aを有し、該係止突起は、第1図に示したヒ
ールピース1の滑降位置では、軸受台5に形成さ
れた対応係止部10に下方から係合している。
靴底押え6の旋回軸7には、平面図で見てほぼ
U字形のばねケース11がやはり旋回可能に支承
されており、該ばねケースは両側壁に夫々縦方向
スロツト11aを有し、両縦方向スロツトはロツ
ク部材12用のサイドを形成している。ロツク部
材12は解離ばね13の一端によつて負荷されて
おり、該解離ばねの他端はばね受け14に支えら
れ、該ばね受けは、ばねケース11内に回動可能
に支承されたねじ15によつて解離ばね13の軸
方向に調節可能である。
係止用揺動腕9には、前記ロツク部材12を受
容するために係止凹所9bが形成されており、滑
降位置では該係止凹所9b内にロツク部材12は
解離ばね13によつて押込まれる。前記係止凹所
9bに続いて係止用揺動腕9には、切欠き9cと
して形成された解放部が設けられており、後述の
ように解離レバー16の作動中に前記ロツク部材
12は切欠き9c内に短時間係合する。
解離レバー16は靴底押え6に側面からも係合
し、かつ、靴底押え6に配置された軸8に旋回可
能に支承されており、該軸8には、すでに述べた
ように係止用揺動腕9も枢着されている。解離レ
バー16に前記軸8に平行に固定されたピン17
が、靴底押え6並びにばねケース11の両側壁を
貫通し、しかも靴底押え6に設けた2つのスロツ
ト6b内と、前記両側壁内に設けた2つのスロツ
ト11b内で摺動可能に案内されている。この場
合、靴底押え6の両スロツト6bは軸8に同心的
に配設されているのに対して、ばねケース11の
両側壁に設けた両スロツト11bは、前記靴底押
え6のスロツト6bの長手方向に対してほぼ直角
に直線状に延びている。
係止用揺動腕9と協働する対応係止部10は、
軸受台5の前端範囲で屹立した部分に構成されて
いる。対応係止部10は、スキー本体上面から見
れば、先ず係止面10aを形成し、該係止面には
ヒールピース1の滑降位置において係止用揺動腕
9の係止突起9aが下方から係合している。対応
係止部10を有する軸受台部分の、スキー本体上
面から離反した方の終端範囲では、靴底押え6に
固定された突起部6cと協働する少なくとも1つ
の屈曲部6dによつて、バインデイング開放部に
靴底押え6が過度に上向旋回するのを防止するス
トツパが形成されている。対応係止部10の係止
面10aに続く背面10bは、実質的に扁平な面
として構成されており、該背面はトウピース(図
示せず)の方に向つてやや斜向して延びている。
係止用揺動腕9を支承する軸8をめぐつて双脚
ばね20が巻設されており、該双脚ばねの両自由
端部分はスキー尾端の方に向いており、しかも双
脚ばね20の一端はピン17に、また他端は靴底
押え6の上蓋の下面に当てつけられている。
軸受台5に設けた靴底押え6の旋回軸7には
又、バインデイングの一方の側で、しかもばねケ
ース11と軸受台5との間で開放ばね21が支承
されており、該開放ばねの一端は軸受台5の底板
に当てつけられ、また他端は、靴底押え6に固定
されていてバインデイング内部に向つて凸設され
たストツパ突起22に当てつけられている。
以上述べたヒールピース1の作用形式は次の通
りである。バインデイングに装着されたスキー靴
(図示せず)によつて靴底押え6に対して鉛直方
向の力が作用すると、靴底押え6は旋回軸7を中
心にして上向きに旋回する。この旋回運動中、係
止用揺動腕9は軸受台5に固定された対応係止部
10の係止面10aに沿つて滑り、かつ解離ばね
13の力に抗してロツク部材12をばねケース1
1の縦方向スロツト11aに沿つて押し戻す。ま
た靴底押え6の旋回運動時にはばねケース11も
同じく旋回軸7を中心として一緒に旋回するの
で、係止用揺動腕9は解離ばね13の作用を依然
として受けた状態にある。係止用揺動腕9の係止
突起9aが、係止面10aと背面10bとの間に
位置するエツジを超えると(これは弾性範囲を超
えることに等しい)直ちに、靴底押え6は、旋回
軸7に配置された開放ばね21によつて助勢され
て開放位置へ旋回する。この際解離ばね13は、
ロツク部材12がばねケース11の縦方向スロツ
ト11aの、係止用揺動腕9寄りの終端範囲に当
接するまで、弛緩することができる。この解離ば
ねの弛緩状態ではバインデイングは、第4図に示
したように、スキー靴を再装着できる位置にあ
る。この位置から第1図の図示位置へ靴底押え6
を押し下げることによつてバインデイングは簡単
に閉鎖される。
ところでヒールピースを手で開放しようとする
場合には解離レバー16が、第1図に示した矢印
F1の方向に例えば手によつて上方へ旋回される。
その際一緒にピン17が、軸8に同心的に延びる
スロツト6b内を上方へ旋回することによつてば
ねケース11は旋回軸7を中心として上向旋回
し、それと共にロツク部材12は解離ばね13の
力に抗して係止用揺動腕9の係止凹所9bから離
脱する。解離レバー16を放したのち、係止用揺
動腕9の係止凹所9bに続く切欠き9cによつて
解離ばね13はやはり弛緩することができる(第
2図参照)。もつともこの場合、係止用揺動腕9
はもはやばね負荷されていず、靴底押え6が次い
で開放ばねの作用を受けて上向き運動するに伴な
つて、対応係止部10に沿つて摺動しつつ上方へ
旋回することができる(第3図参照)。第1図と
第2図との比較から判るように解離レバー16の
操作は又、双脚ばね20の比較的少さな力に抗し
て行われる。ピン17に支えられた前記双脚ばね
20によつてばねケース11はスキー本体の上面
の方に向つて負荷される。それによつてロツク部
材12は係止用揺動腕9を押圧しかつ軸受台5の
対応係止部10の背面10bに沿つて前記係止揺
動腕を案内する。ところで前記背面10bの形状
及び寸法は、靴底押え6の旋回運動の終期に、ば
ねケース11と共に双脚ばね20の作用を受けて
下方に向つて旋回するロツク部材12が再び係止
用揺動腕9の係止凹所9b内へ滑り込むように設
計されている。これと同時に、ピン17にやはり
支承された解離レバー16は閉鎖位置へもたらさ
れるので、ヒールピース1は、いまや第4図に示
したスキー靴再装着可能な状態にある。
第5図乃至第8図に示した第2実施例における
ヒールピース101が前記第1実施例のヒールピ
ース1と異なつている点は、靴底押え106を支
承する旋回軸107が軸受台105の上部範囲に
配置されていることである。更に又、軸受台10
5の後端範囲でばねケース111を支承するため
に、スキー長手方向に対してやはり直角な横方向
に延びる軸19が配置されている。この場合ロツ
ク部材112は一端が楔形に構成されており、か
つ該楔形端部から離反した方の範囲にはフランジ
状の付加部を有し、該フランジ状付加部には、解
離ばね13を支えるばね受皿18が装着されてい
る。
軸受台105に靴底押え106をこのように異
なつた形式で支承することに基づいて、ピン17
はばねケース111の両側壁の接合板状付加部に
夫々設けられたほぼ円弧状の滑子ガイド111b
を貫通している。
また、靴底押え106を負荷する開放ばね12
1は、対応係止部110の上端範囲に設けられた
凹設部に配置されており、前記開放ばねの一端は
靴底押え106に、また他端は軸受台105に支
えられている。靴底押え106の上向旋回運動を
制限するストツパは、靴底押え106に固定され
た突起部106cによつて構成されている。
ばねケース111と解離レバー116とから成
るユニツトと靴底押え106を逆向きに負荷する
双脚ばね120は、本実施例では、軸受台105
に固定された靴底押え106用旋回軸107に支
承されている。
ばねケース111の後端範囲には、殊にプラス
チツク製ケーシング状のカバー23がかぶせ嵌め
られてばねケース111と固定的に結合、例えば
リベツト締結されている。従つてカバー23はば
ねケース111と一緒に旋回する。カバー23
は、目盛を有する窓を備え、該窓は、調整ばね力
を表示するために設けられている。この構成はそ
れ自体周知であるので、該窓の図示はここでは省
いた。
ヒールピース101のその他の構成並びに作用
形式はすでに説明した第1実施例に相応し、また
第6図乃至第8図のヒールピース動作位置は、第
1実施例の第2図乃至第4図に相応した順序位置
で示されている。
ヒールピース101を、任意に開放したのちに
スキー靴を装着できる位置へもたらす開放ばね1
21は、第2実施例の変化態様として第9図に示
したように、係止用揺動腕9を保持する軸8に支
承されていてもよい。本変化態様でもばねは双脚
ばね20として構成されており、該双脚ばねは軸
8をめぐつて巻設されており、かつ双脚ばねの両
方の自由端部分はスキー尾端の方に向いていて、
やはりピン17には上から、また靴底押え6には
下から当てつけられている。この実施変化態様の
機能は、第1図乃至第4図に示した第1実施例も
しくは第5図乃至第8図に示した第2実施例の機
能に相応しているので、これについての詳細な説
明は省く。
従つて以上述べた実施例ではすべて、ヒールピ
ースは任意開放後には再装着できる状態にあり、
靴底押えスキー靴を単に差込むだけで閉鎖される
訳である。また靴底押えを手で押下げることによ
つてヒールピースを閉鎖することも可能である
が、この場合は比較的大きな力を克服する必要が
ある。しかし又、前記のすべての実施例では、著
しく僅かな力消費量でヒールピースをその閉鎖位
置へもたらすことも可能である。これを達成する
ためには、第4図又は第8図に示した位置を出発
点として解離レバー16又は116は、ロツク部
材12又は112が係止用揺動腕9の係止凹所9
bから解離されるまで上方へ旋回せしめられる。
この操作は、第4図と第3図の比較又は第8図と
第7図の比較から判るように、ただ双脚ばね2
0,120の小さな力に抗して行われるにすぎな
い。次いで靴底押え6,106が手でヒールピー
スの閉鎖位置へもたらされるが、この場合、解離
ばね13に対比して小さな、開放ばね21,12
1の力が克服されればよい。ところで例えば解離
レバー116を手で閉鎖方向に旋回することによ
つてロツク部材12は再び係止用揺動腕9の係止
凹所9bに係合するが、この操作によつて解離ば
ね13はごく僅かに緊縮されるにすぎない。この
ようにヒールピースは比較的僅かな手の力で閉鎖
位置へもたらすことができる。この操作を行うの
は殊に、スキーを運搬するためにヒールピースが
閉鎖する必要がある場合である。またスキーバイ
ンデイングをスキー靴の長さに適合させる場合に
バインデイング組立工が手でヒールピースを閉鎖
する操作が容易になる。
第10図に示したヒールピース201は実質的
に第5図乃至第8図に示した第2実施例としての
ヒールピースに相応している。従つて第2実施例
に対比して異なつた構成細部についてだけ以下に
説明することにする。例えば靴底押え206は、
第5図乃至第8図又は第9図に示した実施例の場
合よりも丈高に構成されているので、係止用揺動
腕9と靴底押え206の上部カバーとの間の範囲
では、解離レバー216に取付けられたスライド
28の旋回運動が妨げなく行われる。解離レバー
216の両側壁には夫々1つのスロツト26が設
けられており、靴底押え206に支承されかつ係
止用揺動腕9を支持する軸8が前記スロツト26
を貫通しており、該スロツトは旋回軸107に同
心的に延びている。第10図に示したヒールピー
ス201の滑降位置では軸8はその都度スロツト
26の上端範囲に位置している。解離レバー21
6は両側壁を介して靴底押え206の旋回軸10
7に上から支えられている。このために、第10
図に示したように解離レバー216の各支持範囲
は旋回軸107の半径に相応した曲率を有するこ
とができる。解離レバー216に固定されたピン
17は、靴底押え206の両サイド範囲に形成さ
れた夫々1つの切欠き27を貫通している。切欠
き27は、前述の実施例のスロツト6bに代わる
ものである。各切欠き27の、軸8寄りの制限縁
は旋回軸107に同心的に延びるように面取りさ
れており、また各切欠き27の、旋回軸107寄
りの制限縁は軸8に同心的に延びるように面取り
されている。
解離レバー216の下面にスライド28は解離
レバー216の長手方向に摺動可能に支承されて
いる。解離レバー216にスライド28を支承す
るために例えば、第10図に示したように、解離
レバー216の下面にスライド28を保持する単
数又は複数のガイド添え板29が設けられる。ス
ライド28自体は解離レバー216のほぼ全長に
わたつて延在しかつ該解離レバーの前端範囲を超
えて係止用揺動腕9の上位で靴底押え206の方
に延長されている。しかも前記スライド28は、
靴底押え206の上部カバー内でスキー長手方向
に延びる切欠き206dを貫通している。スライ
ド28はフツク状のグリツパ28aを有し、該グ
ラツパは、靴底押え206内に支承された軸8に
係合するために設けられている。この係合のため
に係止用揺動腕9と対応係止部10は中央範囲に
それ相応の切欠き(図示せず)を有することがで
きる。グリツパ28aが軸8の前方に在る第10
図に示した位置にスライド28はばね30によつ
て保たれる。ばね30は押圧ばねとして構成され
たスライド28の凹所に配置されており、該ばね
の一端はスライド28に、他端はスライド28の
前記凹所内へ突出している解離レバー216の支
持突起216aに支えられている。またスライド
28は手で掴むための操作突起28bを有してい
る。
ところで該ヒールピース201は、解離レバー
216を引張ることによつても、あるいは押圧す
ることによつても任意に開放することができる。
第10図に示した矢印F2の方向に解離レバー2
16を引張ることによつて開放する場合には解離
レバー216は軸8に支えられ、該軸はその際解
離レバー216の旋回軸として働く。解離レバー
216はスライド28と共に、靴底押え206内
の切欠き206dによつて支障なく旋回運動を行
うことができるので、靴底押え206は、第1図
乃至第4図に示した第1実施例について述べた形
式で開放することができる。
例えばスキー靴又はストツク又は他方のスキー
板によつて解離レバー216を押圧してヒールピ
ースを開放しようとする場合には、解離レバー2
16は矢印F3の方向に下向きに旋回する。その
際解離レバー216は、軸受台に固定された旋回
軸107に支えられ、該旋回軸を中心として靴底
押え206も解離レバー216も共に旋回する。
靴底押え206に支承された軸8と解離レバー2
16との間で生じる相対運動は解離レバー216
内の2つのスロツト26によつて可能になる。解
離レバー216の旋回中に、解離レバー216に
固定されたピン17は上方へ旋回されるが、この
旋回運動は靴底押え206の2つの切欠き27に
よつて可能になる。ピン17を介してばねケース
111も軸19を中心として上方へ旋回し、その
際ロツク部材12が解離ばね13の力に抗して係
止用揺動腕9の係止凹所9bからはずれ次いで、
前述の実施例についてすでに説明したように、係
止用揺動腕9の切欠き9cの範囲に達する。解離
レバー216を放したのち靴底押え206は(靴
底押え206内に装着していたスキー靴を持上げ
ることによつて、又は開放ばね121により助成
されて)旋回軸107を中心として上方へ旋回し
始める。これと同時に係止用揺動腕9は幾分後方
に向つて旋回し、かつ、該揺動腕を支持する軸8
はスロツト26内を幾分上方へ向つて摺動する。
靴底押え206が特定角度旋回したのち、対応係
止部10に沿つて後方へ摺動する係止用揺動腕9
はロツク部材12を捕捉し、該ロツク部材は今や
係止用揺動腕9に沿つて揺動しつつばねケース1
11と共に軸19を中心として上向きに旋回す
る。ばねケース111の旋回に伴なつて、解離レ
バー216に固定されたピン17も上方へ旋回
し、これと同時に解離レバー216は(今や該解
離レバーの新たな旋回軸をなす)軸8を中心とし
て第10図の矢印F2の方向に(要するに押圧方
向とは逆向きに)上向旋回する。解離レバー21
6の新たな旋回運動時に該解離レバーは旋回軸1
07から離間する。こうして係止用揺動腕9は対
応係止部10に沿つて靴底押え206と共に上向
旋回することができる。一端が靴底押え206
に、他端がピン17に支えられていて前記運動過
程中にストレスのかけられた双脚ばね120が、
靴底押え206の上向旋回の終期に作用してピン
17ひいてはばねケース111を押下げて、それ
によつてロツク部材12は係止用揺動腕9の係止
凹所9b内へ再び滑り込む。従つて、ピン17を
支持する解離レバー216もその閉鎖位置へもた
らされるので、ヒールピース201は今やスキー
靴を際装着できる状態にある。
こうしてスキー靴再装着可能な状態にあるヒー
ルピース201は靴底押え206を押下げること
によつて再び閉鎖される。ところで靴底押え20
6を比較的僅かな手の力で閉鎖しうるようにする
ために前記スライド28が設けられているのであ
る。
スライド28は手で掴まれ弱いばね30の力に
抗して靴底押え206から離反する方向に引張ら
れる。この引張り時にフツク状のグリツパ28a
が軸8に係合するので、両方のスロツト26は働
かなくなる。スライド28のこの位置において、
ロツク部材12が係止用揺動腕9の係止凹所9b
から外れるまで解離レバー216が上向旋回され
る。この操作は双脚ばね120の小さな方に抗し
て行われるにすぎない。次いで靴底押え206が
手で閉鎖位置へもたらされる訳だが、その際ただ
開放ばね121の力が克服されればよい。こうし
て解離レバー216は、スライド28を作動した
ままで手で閉鎖方向に旋回せしめられ、それに伴
なつてロツク部材12は係止用揺動腕9の係止凹
所9b内へ再び係合する。この係合は解離ばね1
3の力に抗して行われるにも拘らず、閉鎖に要す
る力は、ただ靴底押え206を介して閉鎖する場
合よりも著しく小さい。
ところで、いま上述した運動過程のあいだスラ
イド28を持続的に手で保持する必要がないよう
にするためにスライド28用の弾性的な係止部を
解離レバー216に設けておくことも可能であ
り、該係止部はスライド28の操作時に該スライ
ドの係止凹所に係合するようにする。スライド2
8の自動的な係止は例えば、スライド28の操作
範囲を、該スライドに枢着された二腕レバー状の
固有の構成部分として構成することによつて可能
になる。この場合二腕レバーの一方のレバーアー
ムは操作突起を有し解離レバー216の下面へ向
つて付加的なばねによつて負荷されており、また
他方のレバータームは解離レバー216の下面か
ら離反する方に向いている。この他方のレバーア
ームは解離レバー216を押下げるあいだ例えば
旋回軸107に当接し、これによつて二腕レバー
は旋回し、これによつて自動的に係止が解除され
る。
また軸8のための係合部材として、係止用揺動
腕9の両側で軸8に夫々係合できる2つのフツク
状グリツパをスライド28に設けることも可能で
ある。このようにすれな係止用揺動腕9に切欠き
を設ける必要がなくなる。
靴底押え206を一層容易に閉鎖できるように
軸8を係止するために、2つの支え側板を有する
スライドが設けられてもよく、両支え側板はスラ
イドの作動によつて係止用揺動腕の両側で軸8の
下へもたらされて該軸を下から支えるように構成
される。この場合スペース上の理由から、スライ
ドの前端範囲に設けられる支え側板は、第10図
に示したヒールピースの滑降位置では係止用揺動
腕9の両側で軸8の後方範囲に位置しているよう
にするのが有利である。従つてスライドは靴底押
えの方に向つてシフトされる訳である。また支え
側板の代りに、スライドの非作動位置では係止用
揺動腕9の軸8の後方範囲に位置しかつ係止用揺
動腕9の両側で軸8の上にシフトできるグリツパ
を設けることも可能である。
また第10図に示した実施例では、解離レバー
とばねケースとを閉鎖方向にもたらす付加的なば
ねとして、第1図乃至第9図の実施例で示したば
ねを使用することも可能である。
第11図乃至第14図に示した実施例のヒール
ピース301では双脚ばね320の構成と配置形
成が異なつている。該双脚ばねは、靴底押え6と
ばねケース11の共通の旋回軸7をめぐて巻設さ
れており、この場合双脚ばね320の両自由端部
分は靴底押え6の方向に前記に向いており、しか
もヒールピース301の滑降位置で見れば双脚ば
ね320の一方のばね脚320bは軸受台305
に固定されたストツパ305aに、また他方のば
ね脚320aは靴底押え6に固定されたストツパ
突起22に、支えられている。特に第11図から
判るように図平面に投影して見れば両方のばね脚
320aと320bは交差している。またばねケ
ース311もストツパ311cを有し、該ストツ
パはヒールピース301の滑降位置では、前記ス
トツパ305aに支えられたばね脚302bから
間隔をおいて基板4の近くに位置している。ばね
ケース311のストツパ311cは、軸受台に固
定されたストツパ305aに支えられるばね脚3
20bが位置している平面内で上方へ旋回可能で
ある。双脚ばね320は、ヒールピース301の
作用について後述するように、開放ばねの機能並
びに戻しばねの機能を兼備している。
本実施例のヒールピース301の作用形式は、
例えばスキーヤーの顛倒時のように安全解離動作
の場合は、第1図乃至第4図に示した第1実施例
の作用形式に相応している。
ところでヒールピース301を任意に開放しよ
うとする場合は、解離レバー16は、第11図に
示した矢印F1の方向に、例えば手で上向旋回さ
れる。その旋回時に軸8に同軸的に延びるスロツ
ト6内をピン17が一緒に上向旋回することによ
つてばねケース311も軸7を中心として上向旋
回し、その際ロツク部材12が解離ばね13の力
に抗して係止用揺動腕9の係止凹所9bから外れ
て移動する。この係止解除のあと、係止用揺動腕
9の前記係止凹所9bに続け切欠き9cによつて
解離ばね13は再び弛緩することができる(第1
2図参照)。もつともこの場合係止用揺動腕9は
もはやばね負荷されてはいないが、靴底押え6
が、ヒールピース301の任意開放操作の初期段
階において開放ばねとして働く双脚ばね320の
作用を受けて更に上向旋回する際に前記揺動腕9
は、対応係止部10に沿つて摺動しつつ情報へ旋
回することができる。
第13図ではヒールピース301は、靴底押え
6がなお完全には情報へ旋回していない状態で示
されており、従つて係止用揺動腕9は対応係止部
10の中間位置に在りかつ双脚ばね320のばね
脚320bは、軸受台に固定されたストツパ30
5aからやや離間した状態にある。ばねケース3
11がこの所定の斜め上向きの位置を占める一
方、ばねケース311に固定されたストツパ31
1cによつて、軸受台に固定されたストツパ30
5aに滑降時に支えられるばね脚320bは前記
ストツパ305aから離間されるので、双脚ばね
320は靴底押え6とばねケース311を、元の
ばね力よりも高い力で逆方向に負荷する。靴底押
え6が係止用揺動腕9を一緒に連行するので、該
揺動腕は、軸受台に固定された対応係止部10の
背面10bとばねケース311のロツク部材12
との間で軸8を中心としてばね力によつて自由に
旋回することができる。靴底押え6が上向旋回し
かつ該靴底押えに対して相対的にばねケース31
1が上向きに圧迫されることによつて係止用揺動
腕9は、対向係止部10の背面10bに沿つて案
内される。対応係止部10の背面10bの形状
は、靴底押え6の上向旋回の終期に、双脚ばね3
20の作用を受けてばねケース311と共に下向
旋回するロツク部材12が係止用揺動腕9の係止
凹所9bの範囲内に達するように設計されてい
る。該係止凹所へロツク部材12が達すると同時
に、ピン17にやはり支承された解離レバー16
は閉鎖位置へもたらされるので、いまやヒールピ
ースは、第14図に示したようにスキー靴を再装
着できる状態にある。
第15図及び第16図に示した本発明の実施例
ではヒールピース401の靴底押え6の旋回軸7
には、いま1つの双脚ばね421が支承されてお
り、該双脚ばねの一方のばね脚421bは軸受台
305の基板に支えられ、また他方のばね脚42
1aは、靴底押え6に固定されてバインデイング
内部に向いたストツパ突起22に支えられてい
る。この第2の双脚ばね421は専ら開放ばねと
してだけ働き、しかも任意開放の初期段階におい
て、靴底押え6の開放方向で作用する第1の双脚
ばね320の働きを助成するのであり、これによ
つて、氷結の場合や好ましくない走路状況下でヒ
ールピース401が申し分なく上向旋回しなかつ
たり、不完全にしか旋回しないといつた不都合な
事態が阻止され、ひいては、第1実施例による構
成において或る種の欠点として挙げたような難点
の発生が回避される。この場合、開放ばねとして
働く第2の双脚ばね421のばね力は、開放と戻
しという2重の機能を果たす第1の双脚ばね32
0のばね力よりも大である。
このヒールピース401のその他の構成は、第
11図乃至第14図について説明したヒールピー
ス301の構成に相応している。第15図及び第
16図のヒールピース401の作用がヒールピー
ス301の作用と異なつているのは、第2の双脚
ばね401が任意開放の全経過中に靴底押え6を
開放方向に負荷し、従つて第1の双脚ばね320
によつてばねケース311及び解離レバー16を
戻すために、靴底押え6に固定されたストツパ突
起22による任意開放の第2段階において第1の
双脚ばね320の一方のばね脚320aのための
一種の支えを形成する点である。
本発明は図示の実施例に限定されるものではな
く、本発明の思想を逸脱しない範囲内で種々異な
つた態様で実施することができる。例えば特に、
基板に固定すべき鉛直軸に軸受台を水平平面内で
外向き旋回可能に支承し、同時に又、基板の前端
範囲に制御カムを設けて、該制御カムを、靴底押
えに配設した対応係止部と協働させて、いわゆる
ダイアゴナル解離制御機構を形成することも可能
である。これに要する手段はそれ自体公知である
ので、これに関する詳説はここでは省く。また双
脚ばねを、靴底押えに支承された付加的なピンに
配置することも可能である。
また第10図に示した実施例では係止用揺動腕
の軸のための係止機構を旋回レバーによつて形成
することも可能である。
あるいは第15図及び第16図に示した実施例
では、靴底押えに支えられる両方の双脚ばね32
0,421の個々のばね脚320a,421aの
終端部分を2つの別個のストツパ突起に支持させ
ることも可能であり、これによつて設計者には両
方の双脚ばね320,421に種々異なつたプレ
ロードをかける可能性が大になる。
最後に念のために付記しておくが、図示のすべ
ての実施例において付加的なばねの力は、靴底押
えを負荷する開放ばねの力よりも著しく小さい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例を示
し、しかも第1図は滑降位置におけるセイフテ
イ・スキーバインデイングを側面から見た部分的
断面図、第2図及び第3図は任意開放中の位置を
夫々側面から見たセイフテイ・スキーバインデイ
ングの部分的断面図、第4図は任意開放操作後も
しくは安全解離後のセイフテイ・スキーバインデ
イングの開始位置を示す部分的断面図であり、第
5図乃至第8図は本発明の第2実施例を示し、し
かも第5図は滑降位置におけるセイフテイ・スキ
ーバインデイングの断面図、第6図及び第7図は
任意開放中の位置で夫々示したセイフテイ・スキ
ーバインデイングの断面図、第8図は任意開放操
作後もしくは安全解離後のセイフテイ・スキーバ
インデイングの開放位置を示す断面図であり、第
9図は第2実施例変化態様であつて、しかも第2
実施例とは異なつた部分のみを側面から見て示し
た滑降位置におけるセイフテイ・スキーバインデ
イングの断面図、第10図は第2実施例の変化態
様による本発明のセイフテイ・スキーバインデイ
ングの断面図、第11図乃至第14図は第1実施
例の変化態様を示し、しかも第11図は滑降位置
におけるセイフテイ・スキーバインデイングを側
面から郷た部分的断面図、第12図及び第13図
は任意開放中の位置を夫々側面から見たセイフテ
イ・スキーバインデイングの部分的断面図、第1
4図は任意開放操作後もしくは安全解離後のセイ
フテイ・スキーバインデイングの開放位置を示す
部分的断面図、第15図及び第16図は付加的な
開放ばねを備えた異なつた変化態様によるセイフ
テイ・スキーバインデイングを示し、しかも第1
5図は第11図に相当したバインデイング位置に
おける付加的開放ばねの側面図、第16図は2つ
のばねの配置を示す詳細平面図である。 1……ヒールピース、2……スキー本体、3…
…ガイドレール、4……基板、5……軸受台、6
……靴底押え、6b……スロツト、6c……突起
部、7……旋回軸、8……軸、9……係止用揺動
腕、9a……係止突起、9b……係止凹所、9c
……切欠き、10……対応係止部、10a……係
止面、10b……背面、10d……屈曲部、11
……ばねケース、11a……縦方向スロツト、1
1b……スロツト、12……ロツク部材、13…
…解離ばね、14……ばね受け、15……ねじ、
16……解離レバー、17……ピン、18……ば
ね受皿、19……軸、20……双脚ばね、21…
…開放ばね、22……ストツパ突起、23……カ
バー、26……スロツト、27……切欠き、28
……スライド、28a……グリツパ、28b……
操作突起、29……ガイド添え板、30……ば
ね、101……ヒールピース、105……軸受
台、106……靴底押え、106b……スロツ
ト、106c……突起部、107……旋回軸、1
10……対応係止部、110a……係止面、11
0b……背面、110c……凹設部、110d…
…屈曲部、111……ばねケース、111a……
縦方向スロツト、111b……円弧状滑子ガイ
ド、112……ロツク部材、116……解離レバ
ー、120……双脚ばね、121……開放ばね、
201……ヒールピース、206……靴底押え、
206d……切欠き、216……解離レバー、2
16a……支持突起、301……ヒールピース、
305……軸受台、305a……ストツパ、31
1……ばねケース、311a……縦方向スロツ
ト、311b……スロツト、311c……ストツ
パ、320……双脚ばね、320a,320b…
…ばね脚、401……ヒールピース、421……
双脚ばね、421a,421b……ばね脚。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸受台5に支承されていて旋回軸7として構
    成された横軸を中心として旋回可能な靴底押え6
    を有するセイフテイ・スキーバインデイング特に
    ヒールピース1であつて、前記靴底押え6が、該
    靴底押えに旋回可能に支承された係止用揺動腕9
    によつて滑降位置に保持されており、該係止用揺
    動腕9が滑降位置において、前記軸受台5に配設
    された対応係止部10の下面に係合する1つの係
    止突起9aを一方の側に備え、また他方の側には
    1つの係止凹所9bを有し、該係止凹所には滑降
    位置において、解離ばね13によつて負荷された
    ロツク部材12が係合し、該ロツク部材は、前記
    軸受台5に対して相対的に旋回可能なばねケース
    11内に支承されておりかつ該ばねケースの縦方
    向ガイド11aに沿つて制限範囲内でシフト可能
    であり、しかも前記靴底押え6を任意に開放する
    ために、該靴底押え6に旋回可能に支承された解
    離レバー16が設けられており、該解離レバーの
    作動によつて前記ばねケース11が上向旋回可能
    でかつ前記ロツク部材12が前記係止用揺動腕9
    の係止凹所9bから外れて該係止用揺動腕9は係
    止解除状態でその軸8を中心として旋回自在であ
    り、かつ前記靴底押え6が、該靴底押えを開放位
    置へ旋回させようとする開放ばね21によつて直
    接負荷されている形式のものにおいて、解離レバ
    ー16,216又はばねケース11,111,3
    11をロツク部材12,112と共に閉鎖方向に
    負荷する付加的なばねが設けられており、該付加
    的なばねが双脚ばね20,120,320として
    構成されていて、該双脚ばねが靴底押え6,10
    6,206と解離レバー16,216並びにロツ
    ク部材12,112とを、任意開放動作の少なく
    とも或る特定の段階において互いに逆向きに負荷
    し、靴底押え6,106,206の任意開放動作
    終了後に前記係止用揺動腕9が、前記双脚ばね2
    0,120,320により閉鎖方向に負荷される
    前記ロツク部材12,112によつて、該ロツク
    部材12,112を再び係止用揺動腕9の係止凹
    所9b内へ位置させるまで、軸受台に配設された
    対応係止部10に沿つて旋回状態に保たれること
    を特徴とする、セイフテイ・スキーバインデイン
    グ。 2 解離レバー16が同時にばねケース11を一
    体に形成しており、かつ双脚ばね20が、係止用
    揺動腕9を支持する軸8に支承されており、前記
    双脚ばね20の一端が靴底押え6に、また他端が
    前記のばねケース11すなわち解離レバー16に
    支えられている、特許請求の範囲第1項記載のセ
    イフテイ・スキーバインデイング。 3 靴底押え6の旋回軸7が、軸受台5の基板4
    に近接したバインデイング後部域に設けられてお
    り、ばねケース11が前記靴底押え6の旋回軸7
    に支承されかつ解離レバー16に固定されたピン
    17を介して前記解離レバーと連結されており、
    前記ピン17が、スロツト6bによつて形成され
    たばねケース11のガイド内に摺動可能に支承さ
    れており、双脚ばね20が、係止用揺動腕9を支
    承する軸8に支承されかつ前記双脚ばねの一端が
    靴底押え6に支えられ、また他端が、ばねケース
    11を解離レバー16と連結するピン17に支え
    られている、特許請求の範囲第1項記載のセイフ
    テイ・スキーバインデイング。 4 靴底押え106の旋回軸107が軸受台10
    5の上方部分に配置されており、双脚ばね120
    が前記靴底押え106の旋回軸107にか、又は
    係止用揺動腕9を支持する軸8に支承されてお
    り、前記双脚ばねの一端が、解離レバー116を
    ばねケース111と連結するピン17の上面に当
    接しており、また他端が靴底押え106の上壁下
    面に当接している、特許請求の範囲第1項記載の
    セイフテイ・スキーバインデイング。 5 係止用揺動腕9を支承する軸8が、解離レバ
    ー216の両側壁で靴底押え206の旋回軸10
    7に同心的に延びる2つのスロツト26内に支承
    されており、前記解離レバー216が前記靴底押
    え206の旋回軸107の上に支えられており、
    かつ前記解離レバー216に固定されたピン17
    を通すために靴底押え206が両サイドに夫々1
    つの切欠き27を有している、特許請求の範囲第
    4項記載のセイフテイ・スキーバインデイング。 6 靴底押え206の旋回軸107の上に支えら
    れる解離レバー216の支持部分に、前記旋回軸
    の曲率に相応した曲率で丸く面取りが施されてい
    る、特許請求の範囲第5項記載のセイフテイ・ス
    キーバインデイング。 7 解離レバー216における2つのスロツト2
    6によつて旋回範囲の定められた該解離レバー2
    16、任意に作動可能な係止機構28を係止用揺
    動腕9の軸8に係合させることによつてその旋回
    点位置がロツクされる、特許請求を範囲第5項記
    載のセイフテイ・スキーバインデイング。 8 係止機構が、解離レバー216にその長手方
    向で摺動可能に支承されてばね負荷されたスライ
    ド28によつて形成されており、該スライドが一
    端に、手で掴める操作突起28bを、また他端に
    少なくとも1つのフツク状のグリツパ28aを有
    し、該グリツパが、前記スライド28の作動によ
    つて係止用揺動腕9の軸8の周面に係合する、特
    許請求の範囲第7項記載のセイフテイ・スキーバ
    インデイング。 9 係止機構が、解離レバー216にその長手方
    向で摺動可能に支承されてばね負荷されたスライ
    ド28によつて形成されており、該スライドが一
    端に、手で掴める操作突起28bを有し、また他
    端では二又状に分岐されていて2つの支え側板を
    有、両支え側板が係止用揺動腕の両側で延びてお
    りかつ前記スライドの作動によつて前記係止用揺
    動腕の軸の下に夫々もたらされて該軸を下から支
    える、特許請求の範囲第7項記載のセイフテイ・
    スキーバインデイング。 10 双脚ばね20,120の力が、靴底押え
    6,106,206を負荷する開放ばね21,1
    21の力よりも小さい、特許請求の範囲第1項か
    ら第9項までのいずれか1項記載のセイフテイ・
    スキーバインデイング。 11 双脚ばね320が靴底押え6の旋回軸7に
    配置されており、該双脚ばねの2つのばね脚32
    0a,320bが共に前記靴底押え6の方に前方
    に向いていてかつ側面から見れば交差しており、
    しかもバインデイングの靴底押えの滑降位置及び
    任意開放動作の初期段階においては、斜め下方に
    向いた方のばね脚320aが前記靴底押え6のス
    トツパ突起22に下から当てつけられ、また斜め
    上方に向いた方のばね脚320bが、軸受台30
    5に固定されたストツパ305aに上から当てつ
    けられており、こうして双脚ばね320は開放ば
    ねとして働くようになつており、かつ又、ばねケ
    ース311もストツパ311cを有し、該ストツ
    パ311cは、軸受台305に固定された前記ス
    トツパ305aに支えられた方の、双脚ばね32
    0のばね脚320bを含む平面内で旋回可能であ
    り、かつ靴底押え6の任意開放動作初期段階では
    高さ方向で見て前記ばね脚320bの下位に間隔
    をおいて位置しており、かつロツク部材12が係
    止用揺動腕9の係止凹所9bから外れた状態にあ
    る任意開放動作の第2段階ではばねケース311
    の前記ストツパ311cが、これまで隔たつてい
    た前記ばね脚320bに当接して該ばね脚を、軸
    受台305に固定されたストツパ305aから持
    上げ、かつこの任意開放動作段階以降は係止用揺
    動腕9と共にばねケース311をその閉鎖位置へ
    圧迫して前記双脚ばね320は戻しばねとして働
    く、特許請求の範囲第3項記載のセイフテイ・ス
    キーバインデイング。 12 靴底押え6及びばねケース311の上向旋
    回の終期において対応係止部10の背面10bと
    ばねケース311のロツク部材12との間には、
    係止用揺動腕9の係止突起9aの外面と係止凹所
    9bの上限との間の距離よりも大きい間隔が存在
    し、ロツク部材12が閉鎖するばねケース311
    によつて、ばね力を克服することなしに係止用揺
    動腕9の係止凹所9bの範囲へ再び到達できる、
    特許請求の範囲第11項記載のセイフテイ・スキ
    ーバインデイング。 13 靴底押え6の旋回軸7には、戻しばねとし
    て働く双脚ばね320のほかにもう1つの双脚ば
    ね421が配置されており、該双脚ばね421の
    ばね脚421a,421bが一端では軸受台30
    5に、また他端では靴底押え6のストツパ突起2
    2に支えられており、かつ該双脚ばね421が靴
    底押え6を持続的に開放位置へ圧迫している、特
    許請求の範囲第11項又は第12項記載のセイフ
    テイ・スキーバインデイング。 14 戻しばねとして働く第1の双脚ばね320
    の力が、靴底押えを負荷する開放ばねとして働く
    第2の双脚ばね421の力よりも著しく小さい、
    特許請求の範囲第13項記載のセイフテイ・スキ
    ーバインデイング。 15 解離レバーが同時にばねケースを形成し、
    該ばねケースを閉鎖方向に負荷する方の、双脚ば
    ねのばね脚が、解離レバーに設けたストツパに支
    えられている、特許請求の範囲第11項から第1
    4項までのいずれか1項記載のセイフテイ・スキ
    ーバインデイング。
JP59026204A 1983-02-16 1984-02-16 セイフテイ・スキ−バインデイング Granted JPS59207174A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
AT0051683A AT377189B (de) 1983-02-16 1983-02-16 Sicherheitsskibindung
AT516/83 1983-02-16
AT517/83 1983-02-16
AT3432/83 1983-09-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59207174A JPS59207174A (ja) 1984-11-24
JPH0355148B2 true JPH0355148B2 (ja) 1991-08-22

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ID=3492674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59026204A Granted JPS59207174A (ja) 1983-02-16 1984-02-16 セイフテイ・スキ−バインデイング

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JP (1) JPS59207174A (ja)
AT (1) AT377189B (ja)

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Publication number Publication date
AT377189B (de) 1985-02-25
ATA51683A (de) 1984-07-15
JPS59207174A (ja) 1984-11-24

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