JPH0354589Y2 - - Google Patents

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JPH0354589Y2
JPH0354589Y2 JP1986042068U JP4206886U JPH0354589Y2 JP H0354589 Y2 JPH0354589 Y2 JP H0354589Y2 JP 1986042068 U JP1986042068 U JP 1986042068U JP 4206886 U JP4206886 U JP 4206886U JP H0354589 Y2 JPH0354589 Y2 JP H0354589Y2
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  • Drawers Of Furniture (AREA)
  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は鏡台の改良に関し、特に使用時に天
板を引き出しできる鏡台に関する。
【従来の技術】
従来の鏡台は、天板の下方とその両側に引出や
扉付きの収納部を設けている。この鏡台は、収納
部や引出に化粧品を入れ、これを取り出して使用
している。ところが、実際の使用状態に於て、引
出や収納部は、天板よりも相当下方に位置する
為、ここから化粧品等を取り出し難い欠点があつ
た。又、天板の中央下方に位置する引出はほとん
ど引き出すことができず、使用時に化粧品等を出
し入れ出来ない欠点があつた。 この欠点は、天板を上下2段に分割して、下段
の天板を引き出し自在とし、この天板に引出を連
結する構造によつて解消できる(昭和5年実用新
案出願公告第10704号公報)。この公報に記載され
る鏡台は、下段の天板の後方に引出を連結し、引
出を上段の天板の下に収入する構造としている。
【考案が解決しようとする課題】 この構造の鏡台は、天板を手前に引いて、引出
を上段の天板の下から引き出すことができる。こ
のため、天板に連結された引出を簡単に開閉し
て、化粧品等を便利に出し入れできる。 しかしながら、この構造の鏡台は、天板と一緒
に引き出される引出の幅が狭く、引出に多くの化
粧品等を収納できない。引出の幅を広くすること
によつて、収納量を多くできる。しかしながら、
引出の幅を広くすると、スムーズに出し入れでき
なくなる。それは、横幅の広い引出は、出し入れ
するときに平行移動させることが難しく、水平面
内で回動して側面の隅角が強く接触することが理
由である。 すなわち、細長いものを溝に沿つて縦に摺動さ
せる場合は、スムーズに平行移動できるが、これ
を溝内で横に移動させると、水平面内で回動して
傾いてスムーズに移動するのが難しくなる。 このため、従来の鏡台は、スムーズに出し入れ
できるように、天板と引出の幅を狭くしている。
このために、引出には、使用する全ての化粧品等
を収納できず、便利に利用できない欠点があつ
た。 この考案はさらにこの欠点を除去することを目
的に開発されたもので、この考案の重要な目的
は、多くの化粧用具等を収納して、天板の上から
簡単に取り出しできて便利に使用できる鏡台を提
供するにある。 また、この考案の他の重要な目的は、幅が広く
て収納量の多い引出をスムーズに出し入れできる
鏡台を提供するにある。 さらにまた、この考案の他の重要な目的は、多
くの化粧用具が収納できることに加えて、鏡を本
体の後端から多少前方に配設でき、天板の引き出
し状態によつて、天板前縁と鏡との距離が大幅に
変更できる鏡台を提供するにある。 更に又、この考案の他の重要な目的は、大きな
収納箱の上端を、一緒に開閉できる鏡台を提供す
るにある。
【課題を解決する為の手段】
この考案の鏡台は、前述の目的を達成するため
に、下記の構成を備えている。 (a) 本体1は、前後に分割された、前天板3と、
後天板4とを備えている。 (b) 前天板3と、後天板4とは、広く使用できる
ように、本体1の両側まで延長されている。 (c) 前天板3は本体1に前後方向に引き出し自在
に配設されている。 (d) 前天板3の下面は、スムーズに平行移動でき
るように、引き出し方向に延長されたガイド片
7と、このガイド片7が摺動するガイド溝8と
を介して、本体1に連結されている。 (e) 前天板3の後方には、上方開口の収納箱5が
固定されている。 (f) 収納箱5は、後天板4の下に収納されるよう
に、上面が後天板4の下面より多少低く位置し
ている。 (g) 収納箱5は、多くの化粧品等を収納できるよ
うに、後天板4の下に押し込んだ状態で、本体
1の裏板近傍まで延長されている。 (h) 後天板4を貫通して、鏡の立枠11が下方に
延長して取り付けられている。 (i) 収納箱5は、両側に位置する側部収納箱5B
と、中央に位置する中央収納5Aとからなり、
側部収納箱5Bと、中央収納箱5Aとの間に、
立枠ガイド13を有する。 (j) 立枠ガイド13は、上下に貫通されたスリツ
ト状に形成されている。 (k) 立枠ガイド13は、後天板4に連結される立
枠11の貫通位置に配設されている。 (l) 前天板3を引き出すと、収納箱5が後天板4
から引き出され、前天板3を押し込むと、収納
箱5が後天板4の下に押し込まれ、鏡の立枠1
1が立枠ガイド13に沿つて移動するように構
成されている。
【作用】
この考案の鏡台は、下記の状態で使用される。
前天板3を手前に引つ張つて引き出す。前天板3
に連結された引出5は、後天板4の下から引き出
される。このとき、前天板3と引出5とは、水平
面内で回動することなく、スムーズに平行移動さ
れる。それは、前天板3が引き出されると、引き
出し方向に延長されたガイド片7が、ガイド溝8
に沿つて摺動し、また、収納箱の立枠ガイド13
が、立枠11に沿つて移動することが理由であ
る。すなわち、幅の広い前天板3は、細長いガイ
ド片7と、ガイド溝8とで平行状態に摺動され、
さらに、収納箱の後方に連結された収納箱は、収
納箱の中間部分の立枠ガイド13が立枠11に案
内される。 このため、前天板と収納箱とを、本体の両側ま
で延長して幅をい広くして、スムーズに平行移動
できる。
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。但し、以下に示す実施例は、この考案の技
術思想を具体化する為の鏡台を例示すものであつ
て、この考案の鏡台は、構成部品の材質、形状、
構造、配置を下記の構造に特定するものでない。
この考案の鏡台は、実用新案登録請求の範囲に記
載の範囲に於て、種々の変更が加えられる。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲
が理解し易いように、実施例に示される部材に対
応する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、
「従来の課題を解決する為の手段の欄」および
「作用の欄」に示される部材に付記している。た
だ、実用新案登録請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。 第1図に示す鏡台は、本体1と鏡2から成る。 本体1は、上面に、前後に分割して、上下2段
に離された2枚の前天板3及び後天板4を有す
る。前天板3と後天板4とは、本体1の左右両側
まで延長されて本体と同一の幅を有し、前天板3
は、後天板4よりも低く配設されており、両天板
3,4は水平に配設されている。 前天板3は、本体1に、前後に引き出し自在に
装着されている。前天板3の後端には、収納箱5
を固定している。 前天板3と収納箱5とは、一体となつて前後に
水平に引き出し出来るように、前天板3の後端に
収納箱5の底板を固定している。 第1図および第2図に示す前天板3は、これと
一緒に出し入れ出来る引出6を下面に取り付けて
いる。従つて、第2図に示すように、前天板3は
2重構造で、その間に引出6を出入り自在に挿入
している。 2重構造の前天板3は、第3図に示すように、
前方開口の箱形に形成されている。前天板3の底
には、引出し方向である前後方向に延長して、細
長いガイド片7を固定されている。ガイド片7
は、前天板3を前後に摺動するときに、本体のガ
イド溝8に沿つて摺動し、前天板3を引き出し方
向に平行移動させる。 更に、2重構造の前天板3の下面前端には、取
手9が固定されている。 この様に、2重構造であつて、引出を有する前
天板3は、全体の強度を強くできる。また、手前
に引き出した前天板3から、引出6を少し引き出
すことができる。 後天板4は、本体の側板10の上縁に固定され
ている。図に示す後天板4は、例えば5〜25cmだ
け前天板3よりも高い位置に固定されている。 後天板4には、後端から多少、例えば5〜20cm
前に寄つた位置で、しかも両側に位置して、鏡の
立枠11が挿通される止孔12が垂直に貫通して
穿設されている。 前天板3の後縁に固定された収納箱5は、第1
図に示すように、中央に中央収納箱5Aが、その
両側に側部収納箱5Bが設けられて、合計3個に
分割されている。中央収納箱5Aは、テイツシユ
ペーパーを収納できる大きさと高さとを有し、側
部収納箱5Bは、中央収納箱5Aと高さが同じ
で、これより多少幅が狭く、前天板3の両側端ま
で延長されている。 中央収納箱5Aと、側部収納箱5Bとは、第4
図に示すように同じ奥行きを有し、さらに、これ
等の引出は、収納容積を大きくすると共に、間に
立枠ガイド13を設けることができるように、第
2図に示すごとく、本体1の裏板の近傍まで延長
されている。 収納箱5は、立枠ガイド13でもつて、中央収
納箱5Aと、その両側に設けられた側部収納箱5
Bとに区画されている。立枠ガイド13は、第1
図と第4図とに示すように、収納箱5の引き出し
方向に延長して設けられている、収納箱5を前後
に移動するときに、立枠11が立枠ガイド13に
沿つて移動する。従つて、立枠ガイド13は、後
天板に固定される立枠11の真下に位置して配設
され、かつ、立枠11が貫通できるように、上下
に貫通したスリツト状となつている。
【考案の効果】
この考案の鏡台は、前天板に収納箱を固定して
いる。収納箱は、前天板の天板を手前に引くと、
後天板から引き出される。このため、鏡台を使用
するときに、前天板を引き出すと、収納箱の上方
が開口され、ここに、化粧品やテイツシユペーパ
ーを収納して簡単に取り出すことができる。 従来の鏡台は、使用する前に、引出から化粧品
等を天板の上に取り出す必要があつたが、この考
案の鏡台は、天案を引き出すだけで、化粧品等が
取り易い位置にあつて便利に使用でき、又、これ
を収納する場合も、天板の下の引出等に入れる必
要がなく、化粧品の出し入れがすこぶる便利にで
きる特長を実現する。 さらに、この考案の鏡台の特筆すべき特長は、
前天板と収納箱とを、本体の両側まで延長して幅
広とするにもかかわらず、これをスムーズに引き
出しできることにある。それは、前天板の下面
を、引き出し方向に延長されたガイド片と、これ
が摺動するガイド溝とを介して本体に連結し、ガ
イド片をガイド溝に沿つて摺動させて前天板を平
行移動させ、さらに、収納箱を、側部収納箱と中
央収納箱とに区画してその間にスリツト状の立枠
ガイドを設け、この立枠ガイドを立枠に沿つて移
動させて、前天板と収納箱とを出し入れすること
が理由である。 すなわち、幅の広い前天板は、ガイド片とガイ
ド溝とで平行移動する方向に案内され、さらに、
その後方に連結された収納箱は、中央部分に複数
スリツト状の立枠ガイドを設け、この立枠ガイド
を収納箱の引き出し方向に延長することによつ
て、立枠ガイドと立枠とで収納箱を平行移方向に
案内するので、前天板と収納箱とは水平面内で回
動することなく、スムーズに平行移動できる特長
がある。 さらにまた、この考案の鏡台は、鏡を本体に連
結する鏡の立枠を、収納箱を平行移動方向に案内
するガイド棒に併用するので、立枠ガイドに挿入
される部材を特別に設ける必要がなく、全体の構
造を簡素化して、大きな前天板と収納箱とをスム
ーズに移動できる特長を実現する。 又、前天板を引き出し、あるいは押し込むこと
によつて全ての収納箱を一緒に開閉できる為、収
納箱の開閉も簡単にできる特長が実現できる。 又、収納箱は、鏡の立枠を境界にして区画して
いるので、立枠の両側にも側部収納箱があり、ま
た、引出を本体の裏側の近傍まで接近して奥行き
を深くしているので、収納箱を大きくして、多く
の化粧品等を収納できる特長がある。 さらにまた、引出を大容積にできるにもかかわ
らず、鏡を見やすい前方に位置できる特長があ
る。鏡を後方にずらせて、引出の収納容積を大き
くすることは可能である。しかしながら、鏡が後
方に位置する鏡台は、使用するときに、鏡が顔か
ら遠くなつて、自分の顔を近くで良く見ることが
できない。 この考案の鏡台は、引出の収納容積を大きくで
きるにもかかわらず、鏡を前方に位置させて、顔
を近くで良く見ることができる。それは、引出を
中央収納箱と側部収納箱とに分割して、その間に
立枠ガイドを設ける独特の構造をしているからで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す鏡台の斜視
図、第2図は第1図に示す鏡台の天板部分を示す
垂直断面図、第3図は引出を除去した前天板の正
面図、第4図は前天板の平面図である。 1……本体、2……鏡、3……前天板、4……
後天板、5……収納箱、5A……中央収納箱、5
B……側部収納箱、6……引出、7……ガイド
片、8……ガイド溝、9……取手、10……側
板、11……立枠、12……止孔、13……立枠
ガイド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記の(a)ないし(l)の構成を有する鏡台。 (a) 本体1は、前後に分割された、前天板3と、
    後天板4とを備えている。 (b) 前天板3と後天板4とは、本体1の両側まで
    延長されている。 (c) 前天板3は本体1に前後方向に引き出し自在
    に配設されている。 (d) 前天板3の下面は、引き出し方向に延長され
    たガイド片7と、ガイド片7が摺動するガイド
    溝8とを介して、本体1に連結されている。 (e) 前天板3の後方には、上方開口の収納箱5が
    固定されている。 (f) 収納箱5は、後天板4の下に収納されるよう
    に、上面が後天板4の下面より多少低く位置し
    ている。 (g) 収納箱5は、後天板4の下に押し込んだ状態
    で、本体1の裏板の近傍まで延長されている。 (h) 後天板4を貫通して、鏡の立枠11が下方に
    延長して取り付けられている。 (i) 収納箱5は、両側に位置する側部収納箱5B
    と、中央に位置する中央収納箱5Aとからな
    り、側部収納箱5Bと中央収納箱5Aとの間
    に、立枠ガイド13を有する。 (j) 立枠ガイド13は、上下に貫通されたスリツ
    ト状に形成されている。 (k) 立枠ガイド13は、後天板4に連結される立
    枠11の貫通位置に配設されている。 (l) 前天板3を引き出すと、収納箱5が後天板4
    から引き出され、前天板3を押し込むと、収納
    箱5が後天板4の下に押し込まれ、鏡の立枠1
    1が立枠ガイド13に沿つて移動するように構
    成されている。
JP1986042068U 1986-03-23 1986-03-23 Expired JPH0354589Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986042068U JPH0354589Y2 (ja) 1986-03-23 1986-03-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986042068U JPH0354589Y2 (ja) 1986-03-23 1986-03-23

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Publication Number Publication Date
JPS62153926U JPS62153926U (ja) 1987-09-30
JPH0354589Y2 true JPH0354589Y2 (ja) 1991-12-03

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ID=30857641

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JP1986042068U Expired JPH0354589Y2 (ja) 1986-03-23 1986-03-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510704U (ja) * 1991-07-17 1993-02-12 三菱自動車工業株式会社 カムシヤフト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510704U (ja) * 1991-07-17 1993-02-12 三菱自動車工業株式会社 カムシヤフト

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JPS62153926U (ja) 1987-09-30

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