JPH0354235Y2 - - Google Patents

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JPH0354235Y2
JPH0354235Y2 JP1985199689U JP19968985U JPH0354235Y2 JP H0354235 Y2 JPH0354235 Y2 JP H0354235Y2 JP 1985199689 U JP1985199689 U JP 1985199689U JP 19968985 U JP19968985 U JP 19968985U JP H0354235 Y2 JPH0354235 Y2 JP H0354235Y2
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JP
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earth
sand
tank
discharge port
screw conveyor
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トンネル掘進機で掘削された土砂の
搬出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のトンネル掘進機における掘削土砂搬出装
置としては、(1)第3図に示す構造、(2)第4図に示
す構造、(3)第5図に示す構造、が知られている。
第3図に示す掘削土砂搬出装置は、スクリユー
コンベア1の土砂排出口1aの下方にベルトコン
ベア2を設置し、該ベルトコンベア2の排土側に
土砂タンク3および土砂圧送ポンプ4を設置し、
トンネル掘進機のカツタホイール100で掘削さ
れ、チヤンバ101内に取り込まれた土砂をスク
リユーコンベア1で後方に搬送し、その土砂排出
口1aよりベルトコンベア2に排土して土砂タン
ク3に送り、土砂タンク3内の土砂を土砂圧送ポ
ンプ4により土砂圧送管(図示せず)へ送り出す
構成となつている。
第4図に示す掘削土砂搬出装置は、スクリユー
コンベア1の土砂排出口1aの下方に土砂タンク
3′を水平に設置し、その土砂タンク3′の同じ側
壁に土砂圧送ポンプ4′および土砂圧送管5を連
結して、スクリユーコンベア1の土砂排出口1a
より排出される土砂を土砂タンク3′で直接受け、
その土砂タンク3′内の土砂を土砂圧送ポンプ
4′により土砂圧送管5へ送り出す構成となつて
いる。
また、第5図に示す掘削土砂搬出装置は、スク
リユーコンベア1の土砂排出口1aの下方に土砂
タンク3″を、スクリユーコンベア1の軸心に沿
つて傾斜させて設置し、その土砂タンク3″の下
方側の側壁に土砂圧送ポンプ4″を、かつ上方側
の側壁に土砂圧送管5をそれぞれ連結し、スクリ
ユーコンベア1の土砂排出口1aより排出される
土砂を土砂タンク3″で直接受け、その土砂タン
ク3″内の土砂を土砂圧送ポンプ4″により土砂圧
送管5へ送り出す構成となつている。
なお、第3図、第4図および第5図において、
6はスクリユーコンベア1の駆動装置、102は
シールド、103はバルクヘツド、104はカツ
タホイール100の回転軸、105はカツタホイ
ールの駆動装置、106はシールド102の後方
に構築されたセグメントである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図の掘削土砂搬出装置においては、スクリ
ユーコンベア1にて搬送された土砂をベルトコン
ベア2を介して土砂タンク3内へ排土するので、
ベルトコンベア2からの泥落でトンネル坑内が汚
れ易く、またベルトコンベア2がトンネル掘進機
内への出入りの邪魔となる問題がある。
また、第4図および第5図の掘削土砂搬出装置
においては、スクリユーコンベア1にて搬送され
た土砂を土砂タンクに直接排土するので、泥落に
よるトンネル坑内の汚れといつた問題は解消され
るが、スクリユーコンベア1の土砂排出口1aが
スクリユーケーシング1bの下壁に設けられ、そ
の排出口1aの直下に土砂タンクが配置されるた
め、第4図においてはセグメント106から土砂
タンク3′までの高さ寸法l1が、また第5図にお
いてはセグメント106から土砂圧送ポンプ4″
までの高さ寸法l2がそれぞれ小さくなり、トンネ
ル掘進機内への出入りもさることながら、セグメ
ントの搬入および組立に大きな妨げとなるという
問題がある。
また、第5図の装置においては、土砂圧送ポン
プ4″が土砂タンク3″の斜め下方に配置されるた
め、ポンプ効率が著しく低下するという問題があ
る。
本考案は、前記の如き従来技術の問題点を改善
し、泥落によるトンネル坑内の汚れを防ぐことが
できることは勿論のこと、セグメントから土砂タ
ンク、土砂圧送ポンプまでの高さ寸法を大きくと
れて、トンネル掘進機内への出入り、およびセグ
メントの搬入、組立に際しての妨げとならず、し
かもポンプ効率の低下を招くことがない掘削土砂
搬出装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記の如き目的を達成するため、チ
ヤンバ内の下部から後方へ向けて上向きに傾斜し
て配設したスクリユーコンベアと、そのスクリユ
ーコンベアの土砂排出口から排出される土砂を受
ける土砂タンクと、その土砂タンク内の土砂を土
砂圧送管へ送り出す土砂圧送ポンプとからなるト
ンネル掘進機の掘削土砂搬出装置において、前記
スクリユーコンベアの土砂排出口をそのスクリユ
ーケーシングの側方に設け、前記土砂タンクをス
クリユーケーシングの前記土砂排出口の斜め下方
に設置して土砂排出口から排出される土砂を直接
受けられるようにし、かつ、その土砂タンクに、
前記土砂圧送ポンプを、スクリユーコンベアの軸
線とねじれの位置で水平であつて、かつ、その軸
心がシールドの軸心の高さとほゞ一致するように
設置したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、前記の如き構成よりなるので、セグ
メントから土砂タンク、土砂圧送ポンプまでの高
さ寸法および土砂タンクとセグメントとの半径方
向の隙間寸法を大きくして、トンネル掘進機内へ
の出入りやセグメントの搬入、組立の際の妨げと
ならないようにすると共に、土砂圧送ポンプのポ
ンプ効率の低下を招かないようにすることができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図、第2図によ
り説明する。第1図は本考案による掘削土砂搬出
装置を備えたトンネル掘進機の縦断面図、第2図
は第1図の−矢視図を示している。これらの
図において、第3図ないし第5図と同一符号のも
のは同じもの、もしくは相当するものを表わして
いるので、その説明を省略する。この掘削土砂搬
出装置では、スクリユーコンベア1の土砂排出口
11aがスクリユーケーシング1bの側方に設け
られている。前記土砂排出口11aの斜め下方に
は土砂タンク13がスクリユーケーシング1bに
固定して設置され、土砂排出口11aから排出さ
れる土砂を直接受けられるようになつている。前
記土砂タンク13の側壁には、該土砂タンク13
内の土砂を土砂圧送管5へ送り出す土砂圧送ポン
プ14が固定して設置されている。この土砂圧送
ポンプ14はスクリユーコンベアの軸線とねじれ
の位置で水平であつて、かつ、その軸心がシール
ド102の軸心の高さとほゞ一致されている。図
示例では土砂圧送ポンプ14の軸心とシールド1
02の軸心の高さとが一致している。
以上の如く構成した掘削土砂搬出装置において
は、スクリユーコンベア1のスクリユーケーシン
グ1bの側方に土砂排出口11aが設けられ、そ
の土砂排出口11aの斜め下方に土砂を直接受け
る土砂タンク13が設置されるので、第1図に示
すセグメント106から土砂タンク13までの高
さ寸法l3と、第2図に示す土砂タンク13とセグ
メント106の半径方向の隙間寸法rとを大きく
することができる。従つて、トンネル掘進機内へ
の出入り、セグメントの搬入、組立の際の妨げと
なることがない。また、スクリユーコンベア1か
ら土砂タンク13へ直接排土できるので、トンネ
ル坑内を汚すこともない。また、土砂圧送ポンプ
14が水平に配置されているので、ポンプ効率の
低下を招くことがない。
なお、図示実施例においては、土砂圧送ポンプ
14の軸心をシールド102の軸心の高さと一致
させた例を示したが、土砂圧送ポンプ14の軸心
がシールド102の軸心より多少下側にずれるよ
うに、土砂排出口11aおよび土砂圧送ポンプ1
4を配置しても、前述と同様の作用、効果を達成
できることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、次のよ
うな効果がある。
(1) 泥落によるトンネル坑内の汚れを防止でき
る。
(2) セグメントから土砂タンク、土砂圧送ポンプ
までの高さ寸法および土砂タンクとセグメント
の半径方向の隙間寸法を大きくとれるので、ト
ンネル掘進機内への出入り、セグメントの搬
入、組立に際しての妨げとならない。
(3) 土砂圧送ポンプを水平に設置したので、ポン
プ効率の低下を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本の一実施例を示し、第1図
は本考案による掘削土砂搬出装置を備えたトンネ
ル掘進機の縦断面図、第2図は第1図の−矢
視図である。第3図なし第5図は従来の掘削土砂
搬出装置を備えたトンネル掘進機の縦断面図であ
る。 1……スクリユーコンベア、1b……スクリユ
ーケーシング、5……土砂圧送管、11a……土
砂排出口、13……土砂タンク、14……土砂圧
送ポンプ、100……カツタホイール、102…
…シールド、106……セグメント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チヤンバ内の下部から後方へ向けて上向きに傾
    斜して配設したスクリユーコンベアと、そのスク
    リユーコンベアの土砂排出口から排出される土砂
    を受ける土砂タンクと、その土砂タンク内の土砂
    を土砂圧送管へ送り出す土砂圧送ポンプとからな
    るトンネル掘進機の掘削土砂搬出装置において、
    前記スクリユーコンベアの土砂排出口をそのスク
    リユーケーシングの側方に設け、前記土砂タンク
    をスクリユーケーシングの前記土砂排出口の斜め
    下方に設置して土砂排出口から排出される土砂を
    直接受けられるようにし、かつ、その土砂タンク
    に、前記土砂圧送ポンプを、スクリユーコンベア
    の軸線とねじれの位置で水平であつて、かつ、そ
    の軸心がシールドの軸心の高さとほゞ一致するよ
    うに設置したことを特徴とする掘削土砂搬出装
    置。
JP1985199689U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0354235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985199689U JPH0354235Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JP1985199689U JPH0354235Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS62110394U JPS62110394U (ja) 1987-07-14
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5397859B2 (ja) * 2009-12-08 2014-01-22 株式会社アルファシビルエンジニアリング 掘進機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60109492A (ja) * 1983-11-15 1985-06-14 株式会社熊谷組 掘進土砂移送装置

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JPS5755436Y2 (ja) * 1979-01-05 1982-11-30

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JPS60109492A (ja) * 1983-11-15 1985-06-14 株式会社熊谷組 掘進土砂移送装置

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JPS62110394U (ja) 1987-07-14

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