JPH0354151Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0354151Y2 JPH0354151Y2 JP6202989U JP6202989U JPH0354151Y2 JP H0354151 Y2 JPH0354151 Y2 JP H0354151Y2 JP 6202989 U JP6202989 U JP 6202989U JP 6202989 U JP6202989 U JP 6202989U JP H0354151 Y2 JPH0354151 Y2 JP H0354151Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- base fabric
- lace
- knitting
- lifting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 24
- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、出窓等に多く使われるようになつた
ローマンシエード用レース基布に関するものであ
る。
ローマンシエード用レース基布に関するものであ
る。
最近、出窓等に多く使われるようになつた上下
開閉式のローマンシエードには、プレーンスタイ
ル(第6図A)、バルーンスタイル(第6図B)、
オーストリアンスタイル(第6図C)等がある。
開閉式のローマンシエードには、プレーンスタイ
ル(第6図A)、バルーンスタイル(第6図B)、
オーストリアンスタイル(第6図C)等がある。
これらのローマンシエードは、第7図に示すよ
うに、織物またはレースの基布Aの裏面に昇降テ
ープA′を縫付けし、該昇降テープA′外面に設け
た輪奈Bに昇降コードCを通し、この昇降コード
Cの端末を第8図に示すヘツドケースD内に設け
た巻取りドラムEに固定してある。
うに、織物またはレースの基布Aの裏面に昇降テ
ープA′を縫付けし、該昇降テープA′外面に設け
た輪奈Bに昇降コードCを通し、この昇降コード
Cの端末を第8図に示すヘツドケースD内に設け
た巻取りドラムEに固定してある。
上記ローマンシエードの開閉は、操作コードF
の上昇側を引くとヘツドケースD内のシャフトに
取付けられたギヤが回転し、巻取りドラムEが昇
降コードCを巻取り、シエードは昇降コードCの
下端より順次引上げられて開かれる。ギヤにはス
トツパーGが設けられており、シエードを任意の
位置に止めることができる。
の上昇側を引くとヘツドケースD内のシャフトに
取付けられたギヤが回転し、巻取りドラムEが昇
降コードCを巻取り、シエードは昇降コードCの
下端より順次引上げられて開かれる。ギヤにはス
トツパーGが設けられており、シエードを任意の
位置に止めることができる。
閉じる時には、ストツパーGを解除し操作コー
ドFの下降側を引くことによりシエードが下降し
閉じる。
ドFの下降側を引くことによりシエードが下降し
閉じる。
上記ローマンシエードでは、シエードの幅によ
つて異なるが、これを開閉する昇降コードを通す
輪奈を設けた昇降テープを通常最低数本必要とす
る。この昇降テープをシエードの上下方向に一直
線に、かつ各列を平行にレース基布に縫付けるの
は非常に熟練を要しこのため生産性が悪く、製品
価格が高くなるという問題があつた。。
つて異なるが、これを開閉する昇降コードを通す
輪奈を設けた昇降テープを通常最低数本必要とす
る。この昇降テープをシエードの上下方向に一直
線に、かつ各列を平行にレース基布に縫付けるの
は非常に熟練を要しこのため生産性が悪く、製品
価格が高くなるという問題があつた。。
本考案は上記従来の問題に鑑み、これを改善す
ることを課題としてなされたものであつて、熟練
を要する昇降テープの縫付けをなくしてローマン
シエードの製作を容易にし、製品価格を安くする
ことができるローマンシエード用レース基布を提
供することを目的としている。
ることを課題としてなされたものであつて、熟練
を要する昇降テープの縫付けをなくしてローマン
シエードの製作を容易にし、製品価格を安くする
ことができるローマンシエード用レース基布を提
供することを目的としている。
上記目的を達成するため本考案は、ラツセルレ
ース編成時に、レース基布の裏面に横方向または
縦方向に柄糸を編込み、昇降コードを通す上下方
向に整列する一連の輪奈を複数列設けて成るロー
マンシエード用レース基布を特徴としている。
ース編成時に、レース基布の裏面に横方向または
縦方向に柄糸を編込み、昇降コードを通す上下方
向に整列する一連の輪奈を複数列設けて成るロー
マンシエード用レース基布を特徴としている。
ラツセルレース編成時にレース基布の裏面に横
方向または縦方向の柄糸を編込み昇降コードを通
す輪奈を作ることにより、レース編成と同時に機
械的に輪奈が作られ、従来熟練を要していた昇降
テープの縫付け工程がなくなり、生産性が飛躍的
に向上し、ローマンシエードの製品価格を大幅に
低下させることが可能となる。
方向または縦方向の柄糸を編込み昇降コードを通
す輪奈を作ることにより、レース編成と同時に機
械的に輪奈が作られ、従来熟練を要していた昇降
テープの縫付け工程がなくなり、生産性が飛躍的
に向上し、ローマンシエードの製品価格を大幅に
低下させることが可能となる。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
実施例は落下式(フオールプレート)装置を有
するチエーンラツセル機、いらゆる落下板チエー
ンラツセル機を使用して編成するレース基布であ
つてであつて、第1図は横方向の柄糸で輪奈を作
つたローマンシエードを表面から見た図、第2図
は同横方向の柄糸で作つた輪奈の編付け部を表面
から見た図、第3図は第2図の部分を裏面から見
た図、第4図は完成時のローマンシエードをやや
引上げた状態の外観図である。
するチエーンラツセル機、いらゆる落下板チエー
ンラツセル機を使用して編成するレース基布であ
つてであつて、第1図は横方向の柄糸で輪奈を作
つたローマンシエードを表面から見た図、第2図
は同横方向の柄糸で作つた輪奈の編付け部を表面
から見た図、第3図は第2図の部分を裏面から見
た図、第4図は完成時のローマンシエードをやや
引上げた状態の外観図である。
第1図乃至第3図において、1はレース基布
で、レース基布1は地組織2の上に挿入柄糸3、
落下板柄糸4等を矢線Xで示す編立て方向で編込
み、柄を編出してある。図示の柄は連続せずに所
定の間隔で千鳥トビにした、いわゆるトビ柄の一
種で、上下の柄5の間には不要な柄糸が連なる
が、この不要な柄糸は適宜地組織2に編込むか、
基布編成後カツトする。
で、レース基布1は地組織2の上に挿入柄糸3、
落下板柄糸4等を矢線Xで示す編立て方向で編込
み、柄を編出してある。図示の柄は連続せずに所
定の間隔で千鳥トビにした、いわゆるトビ柄の一
種で、上下の柄5の間には不要な柄糸が連なる
が、この不要な柄糸は適宜地組織2に編込むか、
基布編成後カツトする。
6は柄5の編立て方向に一致する横方向の柄糸
7で作つた輪奈で、該輪奈6の両側8は地組織2
に充分編込まれ、基布1にしつかり固定される。
7で作つた輪奈で、該輪奈6の両側8は地組織2
に充分編込まれ、基布1にしつかり固定される。
輪奈6は横方向の柄糸7によつて横方向の柄5
を連ねて各柄5位置に作られると共に、上記輪奈
を作つた各柄5に上下方向に整列する各段の柄5
を横方向に連ねた横方向の柄糸7によつて作られ
る。従つて上記柄5に対して千鳥に配した柄5′
には輪奈は作られない。
を連ねて各柄5位置に作られると共に、上記輪奈
を作つた各柄5に上下方向に整列する各段の柄5
を横方向に連ねた横方向の柄糸7によつて作られ
る。従つて上記柄5に対して千鳥に配した柄5′
には輪奈は作られない。
輪奈6を作る柄糸7は、昇降コード9に対して
滑りの良い表面が平滑な撚糸等が用いられる。
滑りの良い表面が平滑な撚糸等が用いられる。
上下に整列する各柄5の輪奈6には下端に錘り
10を付した昇降コード9が通され、昇降コード
9の上端は巻取りドラム11に固定される。
10を付した昇降コード9が通され、昇降コード
9の上端は巻取りドラム11に固定される。
図中の12はレース基布1を編立てる際の耳で
ある。
ある。
叙上のローマンシエードは第8図に示したと同
様の操作コードの上昇側を引くと巻取りドラム1
1が昇降コード9を巻取り、シエードは第4図に
示すように下端から順次引上げられて開かれ、操
作コードの下降側を引くと昇降コード9が巻戻さ
れてシエードは下降する。
様の操作コードの上昇側を引くと巻取りドラム1
1が昇降コード9を巻取り、シエードは第4図に
示すように下端から順次引上げられて開かれ、操
作コードの下降側を引くと昇降コード9が巻戻さ
れてシエードは下降する。
上記実施例はトビ柄のレース基布に輪奈を作る
場合について説明したが連続柄の場合も同様に実
施することができる。
場合について説明したが連続柄の場合も同様に実
施することができる。
第5図は、前記実施例と同様なトビ柄のレース
基布に前記実施例と直角の縦方向の柄糸で輪奈を
作つた実施例を示すもので、矢線X′は輪奈の柄
糸の編立て方向を示し、その他前記実施例と同一
の対象は同一の符号を付してある。即ち、輪奈6
を作る縦糸7′は上下に整列する柄5を縦方向に
連ねて編立てられるが、各輪奈6は各柄5位置に
おいて横方向に作られるものであつて、横方向の
柄糸7で輪奈6を作る前記実施例と、柄糸の方向
に対して輪奈6の方向が違うだけでその効果は同
じであるる 〔考案の効果〕 以上説明したように本考案は、ラツセルレース
編成時に、レース基布の裏面に横方向または縦方
向に柄糸を編込み、昇降コードを通す上下方向に
整列する一連の輪奈を複数列設けたものであつ
て、レース基布の裏面に機械的に輪奈を作るだけ
であるから、従来の昇降テープのごとく縫付けの
手間が全く不要となる。従つて生産性が飛躍的に
向上し、製品価格を大幅に低下させることが可能
になる。
基布に前記実施例と直角の縦方向の柄糸で輪奈を
作つた実施例を示すもので、矢線X′は輪奈の柄
糸の編立て方向を示し、その他前記実施例と同一
の対象は同一の符号を付してある。即ち、輪奈6
を作る縦糸7′は上下に整列する柄5を縦方向に
連ねて編立てられるが、各輪奈6は各柄5位置に
おいて横方向に作られるものであつて、横方向の
柄糸7で輪奈6を作る前記実施例と、柄糸の方向
に対して輪奈6の方向が違うだけでその効果は同
じであるる 〔考案の効果〕 以上説明したように本考案は、ラツセルレース
編成時に、レース基布の裏面に横方向または縦方
向に柄糸を編込み、昇降コードを通す上下方向に
整列する一連の輪奈を複数列設けたものであつ
て、レース基布の裏面に機械的に輪奈を作るだけ
であるから、従来の昇降テープのごとく縫付けの
手間が全く不要となる。従つて生産性が飛躍的に
向上し、製品価格を大幅に低下させることが可能
になる。
また、昇降テープを使用した場合は、表面から
見てテープが透けて見え体裁を減殺するが、本考
案では細い柄糸の輪奈しかないので殆ど目立たず
見えるのは昇降コードのみであるから、ローマン
シエードのデザイン性が一段と向上し、頗る優美
なインテリアデザインを演出することができる、
等の効果を奏するものであつて、本考案は極めて
有用な考案ということができる。
見てテープが透けて見え体裁を減殺するが、本考
案では細い柄糸の輪奈しかないので殆ど目立たず
見えるのは昇降コードのみであるから、ローマン
シエードのデザイン性が一段と向上し、頗る優美
なインテリアデザインを演出することができる、
等の効果を奏するものであつて、本考案は極めて
有用な考案ということができる。
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示し、第
1図は横方向の柄糸で輪奈を作つたローマンシエ
ードを表面から見た図、第2図は同横方向の柄糸
で作つた輪奈の編付け部を表面から見た図、第3
図は第2図の部分を裏面から見た図、第4図は完
成時のローマンシエードをやや引上げた状態の外
観図、第5図は、前記実施例と同様なトビ柄のレ
ース基布に前記実施例と直角の縦方向の柄糸で輪
奈を作つた実施例を示す図、第6図A,B,Cは
ローマンシエードの各種タイプを示す図、第7図
は従来の技法によるローマンシエードの昇降テー
プの縫付け部を示す図、第8図はローマンシエー
ドの開閉操作部の斜視図である。 1……レース基布、6……輪奈、7……横方向
の柄糸、7′……縦方向の柄糸、9……昇降コー
ド。
1図は横方向の柄糸で輪奈を作つたローマンシエ
ードを表面から見た図、第2図は同横方向の柄糸
で作つた輪奈の編付け部を表面から見た図、第3
図は第2図の部分を裏面から見た図、第4図は完
成時のローマンシエードをやや引上げた状態の外
観図、第5図は、前記実施例と同様なトビ柄のレ
ース基布に前記実施例と直角の縦方向の柄糸で輪
奈を作つた実施例を示す図、第6図A,B,Cは
ローマンシエードの各種タイプを示す図、第7図
は従来の技法によるローマンシエードの昇降テー
プの縫付け部を示す図、第8図はローマンシエー
ドの開閉操作部の斜視図である。 1……レース基布、6……輪奈、7……横方向
の柄糸、7′……縦方向の柄糸、9……昇降コー
ド。
Claims (1)
- ラツセルレース編成時に、レース基布の裏面に
横方向または縦方向に柄糸を編込み、昇降コード
を通す上下方向に整列する一連の輪奈を複数列設
けて成ることを特徴とするローマンシエード用レ
ース基布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6202989U JPH0354151Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6202989U JPH0354151Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH031992U JPH031992U (ja) | 1991-01-10 |
JPH0354151Y2 true JPH0354151Y2 (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=31590809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6202989U Expired JPH0354151Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354151Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010029272A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Yasumasa Sugiyama | ローマンシエードのカーテン生地 |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP6202989U patent/JPH0354151Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH031992U (ja) | 1991-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9282845B2 (en) | Roman shade type blind fabric and blind using the same | |
US6662845B1 (en) | Roman shade with separated backing sheet | |
US7192633B2 (en) | Architectural covering | |
JPS6245883A (ja) | ブラインドとその製造方法 | |
KR101402863B1 (ko) | 이중 로만쉐이드 커튼 및 이를 이용한 이중 로만쉐이드 | |
US20120305199A1 (en) | Window Covering and Method of Making the Same | |
US7404429B2 (en) | Frayless frangible connection for fabric and vertical blind system incorporating same | |
JPH0354151Y2 (ja) | ||
US7455079B2 (en) | Venetian blind tape | |
EP0792599B1 (en) | Method and apparatus for manufacturing concealed woven slide fastener stringer | |
US2333352A (en) | Tape for slide fasteners | |
KR102195060B1 (ko) | 로만쉐이드 커튼 | |
Naik et al. | Protection and revival of traditional hand embroidery, Kasuti by automation | |
JP3285555B2 (ja) | 簾状ローマンシェードの昇降コード挿通環取付構造 | |
JP2001211993A (ja) | ローマンシェード | |
GB2189135A (en) | Curtain or blind pleating tape | |
SU675106A1 (ru) | Тесьма дл изготовлени головных уборов | |
JPH0342070Y2 (ja) | ||
JPH076338B2 (ja) | 組立式テープカーテン | |
JP3039008U (ja) | カーテン | |
DE20119559U1 (de) | Fensterbehang aus einem bahnartigen Material | |
JP3108784U (ja) | リング用テープ及びリング付リング用テープ | |
DE2722493C2 (de) | Verfahren zum Herstellen von Phantasie- oder Effektgarnen und bändchenartiges Zwischenprodukt | |
JPS632473Y2 (ja) | ||
JPH0311264Y2 (ja) |