JPH0354131Y2 - - Google Patents

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JPH0354131Y2
JPH0354131Y2 JP9192085U JP9192085U JPH0354131Y2 JP H0354131 Y2 JPH0354131 Y2 JP H0354131Y2 JP 9192085 U JP9192085 U JP 9192085U JP 9192085 U JP9192085 U JP 9192085U JP H0354131 Y2 JPH0354131 Y2 JP H0354131Y2
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JP
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probe
rail
guide block
drive block
block
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JP9192085U
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JPS61206856U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Blast Furnaces (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は高炉等シヤフト炉用の計測プローブの
挿入装置に関しとくに小径の消耗型計測プローブ
の挿入装置に関するものである。
(従来の技術) 高炉等シヤフト炉の炉況計測プローブ等の挿入
装置としては、特開昭57−23012号、実公昭56−
2190号、実公昭58−19144号、実開昭58−56858号
等が知られている。
例えば実公昭58−19144号では高炉炉況測定用
小径ランス挿入時の座屈防止のための座屈防止ア
ームを走行路に複数配列した技術が開示されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 高炉等シヤフト炉内装入物中に計測プローブを
強制挿入する場合挿入抵抗が極めて大きくプロー
ブの座屈事故発生の問題がある。
とくに小径の消耗型計測プローブ(例えば同出
願人による特願昭59−177974号において開示した
高炉等シヤフト炉用の計測プローブなど)を使用
する場合にはプローブと略同径の挿入用ホルダー
を使用するため計測プローブ自体の座屈問題と同
時に小径挿入用ホルダーの座屈問題を解消しなけ
ればならない。
本考案は以上の問題を解決し、高炉等シヤフト
炉の炉壁に設けられたデツキの限られたスペース
上でプローブ及び挿入用ホルダーに座屈を生じさ
せることなく簡便に炉内挿入出来るシンプルな挿
入装置の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は以上の目的達成のため、本体の前後端
間を延びて装着されたレールと、該レールの後端
部に移動可能に装着されプローブ挿入用ホルダー
が着脱可能に固定され駆動力伝達手段により前後
に移動可能にされた駆動ブロツクと、該駆動ブロ
ツクの前方において前記レールに所定間隔で移動
可能に装着されたガイドブロツクと、前記プロー
ブ挿入用ホルダーが緩く挿入可能な大きさにされ
たガイドブロツクの孔と、前記本体の前端、ガイ
ドブロツク及び駆動ブロツクの隣接するものの間
に張られた所定長さの可撓性引張材とからなる高
炉等シヤフト炉用の消耗型計測プローブの挿入装
置を提案するものである。
(作用) 先端に計測プローブが装着されたプローブ挿入
用ホルダーを駆動ブロツクに固定し、該駆動ブロ
ツクを駆動力伝達手段によりレールに沿つて送出
す。
この際計測プローブ及びプローブ挿入用ホルダ
ーはガイドブロツクにガイドされて座屈防止され
る。
次に駆動ブロツクを後方に移動させると可撓性
引張材によりガイドブロツクは引張られ初期位置
まで戻る。
(実施例) 以下本考案の高炉等シヤフト炉用の消耗型計測プ
ローブの挿入装置(以下本考案の挿入装 置とい
う)を図面に示す実施例に従い説明する。
第4図は本考案の挿入装置を高炉と共に示し、
該挿入装置10はデツキ6上に設置されて高炉1
内の温度、ガス成分等を計測する計測プローブ
(プローブ挿入用ホルダーAの先端に装着される)
をゾンデBを通して該高炉1内に挿入するもので
ある。
該挿入装置10は第1図に示す様にデツキ6に
固定された1対の架台を有して前後に延びる本体
12を有する。
該本体12の前端及び後端には1対のスプロケ
ツト13,14が回転可能に設置される。
両スプロケツト13,14間にはチエーン16
が掛けられている。
又スプロケツト13はモーター19によりチエ
ーン18等を介して正逆回転駆動可能にされる。
以上の通りスプロケツト13,14、チエーン
16,18等により駆動力伝達手段が形成され
る。
次に本体12の前後端間を延びてレール20
(図示のものは1対)が装着される。
該レール20の後端部には駆動ブロツク22が
摺動可能に装着される。
すなわち第3図に示す様に駆動ブロツク22は
スライドベアリング23を介してレール20に摺
動可能に装着されることになる。
又駆動ブロツク22は前記駆動力伝達手段のチ
エーン16が固定されて該チエーン16により前
後にレール20に沿つて移動可能にされる。
次に駆動ブロツク22には計測プローブ挿入用
ホルダーA(該ホルダー先端には計測プローブが
装着されている)が着脱可能に固定されるが、図
示の実施例においては該挿入用ホルダーAは駆動
ブロツク22の溝26において押え板27に押え
られて装着される(ねじ等を利用したロツク機構
28が用いられる)。
一方前記駆動ブロツク22の前方においてレー
ル20に所定間隔(計測プローブ及びプローブ挿
入用ホルダーAの座屈防止に必要な間隔)でガイ
ドブロツク21がスライドベアリング23を介し
て摺動可能に装着される。
該ガイドブロツク21は第2図に示す様にその
開口24を貫通して張られたチエーン16とは分
離されている。
又ガイドブロツク21は孔25を有し、該孔2
5は前記プローブ及びプローブ挿入用ホルダーA
が緩く(移動可能に)挿入可能な大きさにされ
る。
次に本体12の前端とガイドブロツク21相互
間及びガイドブロツク21と駆動ブロツク22の
間の各々には第5図に示す様に所定の長さの可撓
性引張材としてのワイヤー30が張られている。
以上の実施例に示した本考案の挿入装置の作用
を次に説明する。
すなわち第1図に示す様にデツキ6上に挿入装
置10を設置した状態でプローブ挿入用ホルダー
Aに装着した計測プローブをガイドブロツク21
孔25を貫通して挿入装置10の先端に導く。
更に該プローブは弁8、カツター9及びゾンデ
Bを通過して高炉1内に導かれる。
次にプローブ挿入用ホルダーAは駆動ブロツク
22にねじ等を利用するロツク機構28により固
定される。
以上の状態でモーター19を駆動させチエーン
18等を介してスプロケツト13に回転を伝え
る。
これによりチエーン16が駆動されて駆動ブロ
ツク22はレール20に沿つて前方に送出され
る。
このためプローブ挿入用ホルダーAは駆動ブロ
ツク22により押出され計測プローブは高炉1内
に挿入される。
この際計測プローブ及びプローブ挿入用ホルダ
ーAはガイドブロツク21の孔25によりガイド
されて座屈防止される。
次に駆動ブロツク22が前方に送られていくと
第6図に示す様にガイドブロツク21に当るがそ
の後は該ガイドブロツク21は駆動ブロツク22
より押されてこれと共に前方に移動していく。こ
こでガイドブロツク21と駆動ブロツク22の間
のワイヤー30は弛んだ状態になる。
この第6図の状態では第5図の状態と同様前方
のガイドブロツク21により座屈防止が図られる
ことになる。
更に駆動ブロツク22は前方に送られることに
より第7図に示す様に全てのガイドブロツク22
と共にレール20の前端に移動して計測プローブ
の挿入作業は完了する。
この状態でプローブ挿入用ホルダーAと計測プ
ローブとの嵌合が解除され、計測プローブは挿入
装置10から解放され高炉1内の装入物(コーク
ス層3及び鉱石層4)の下降に従つて高炉1内に
引込まれていく。
これにより計測プローブは高炉1内の計測を開
始することになる。
次にプローブ挿入完了の際にはモーター19を
逆回転させて第7図の状態から駆動ブロツク22
を後方に移動させる。
これにより駆動ブロツク22はワイヤー30の
弛みを減少させながら後方に移動していく。
駆動ブロツク22が移動しワイヤー30(駆動
ブロツク22と後方のガイドブロツク21の間の
もの)が張られるとその後は駆動ブロツク22に
引張られて後方のガイドブロツク21も同様後方
に移動していく。
以上で明らかな通り駆動ブロツク22が第5図
に示す様に初期位置まで戻つた際には全てのガイ
ドブロツク21もワイヤー30に引張られて各々
の初期位置まで戻ることになる。
第8図は本考案の挿入装置の他のレールを示
し、該レール20は第1図乃至第3図のものと比
較してその断面形状が相違している。
第9図は本考案の挿入装置の他のレール構造を
示し、該レール20は第1図乃至第3図のもの又
は第8図のものと比較してその断面形状が相違し
ているとともに本体構造フレームにレール20を
取り付けた点で相違している。
このレール構造によれば継ぎ足し、切り離しが
容易であり現場使用条件に応じ長さの調整が可能
である。
また第2図、第3図及び第8図においては駆動
ブロツク22及びガイドブロツク21の移動手段
としてスライドベアリング23を使用するものを
示したが、第9図及び第10図に示す様にレール
20に沿つて移動可能となる車輪31を使用して
もよい。
(考案の効果) 本考案の高炉等シヤフト炉用の計測プローブの
挿入装置の実施例は以上の通りでありその効果を
次に列記する。
(1) 本考案の挿入装置は実用新案登録請求の範囲
に記載した構成であり、特に駆動ブロツクの前
方においてレールに所定間隔でガイドブロツク
が装着されるため送られる計測プローブ及びプ
ローブ挿入用ホルダーはガイドブロツクにガイ
ドされることになり座屈事故が防止される。
(2) 本考案の挿入装置は同上の構成であり、特に
本体の前端、ガイドブロツク及び駆動ブロツク
の隣接するものの間に可撓性引張材が張られて
いるため駆動ブロツクを初期位置まで戻した際
には全てのガイドブロツクも各々の初期位置ま
で戻り極めて使い勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の挿入装置の正面図、第2図は
第1図−断面図、第3図は第1図−断面
図、第4図は本考案の挿入装置を高炉と共に示す
正面図、第5図は同上挿入装置のレール部分の正
面図、第6図及び第7図は同上レール部分の使用
状態の正面図、第8図は本考案の挿入装置の他の
レールを示す断面図、第9図は本考案の挿入装置
の他のレール構造を示す断面図、第10図は本考
案の挿入装置の他の駆動ブロツクの正面図。 1:高炉、2:炉壁、3:コークス層、4:鉱
石層、6:デツキ、8:弁、9:カツター、1
0:挿入装置、12:本体、13:スプロケツ
ト、14:スプロケツト、16:チエーン、1
8:チエーン、19:モーター、20:レール、
21:ガイドブロツク、22:駆動ブロツク、2
3:スライドベアリング、24:開口、25:
孔、26:溝、27:押え板、28:ロツク機
構、30:ワイヤー、31:車輪、A:プローブ
挿入用ホルダー、B:ゾンデ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の前後端間を延びて装着されたレールと、
    該レールの後端部に移動可能に装着されプローブ
    挿入用ホルダーが着脱可能に固定され駆動力伝達
    手段により前後に移動可能にされた駆動ブロツク
    と、該駆動ブロツクの前方において前記レールに
    所定間隔で移動可能に装着されたガイドブロツク
    と、前記プローブ挿入用ホルダーが緩く挿入可能
    な大きさにされたガイドブロツクの孔と、前記本
    体の前端、ガイドブロツク及び駆動ブロツクの隣
    接するものの間に張られた所定長さの可撓性引張
    材とからなる高炉等シヤフト炉用の消耗型計測プ
    ローブの挿入装置。
JP9192085U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPH0354131Y2 (ja)

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JP9192085U JPH0354131Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JP9192085U JPH0354131Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JPS61206856U JPS61206856U (ja) 1986-12-27
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