JPH035409Y2 - - Google Patents

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JPH035409Y2
JPH035409Y2 JP1983024909U JP2490983U JPH035409Y2 JP H035409 Y2 JPH035409 Y2 JP H035409Y2 JP 1983024909 U JP1983024909 U JP 1983024909U JP 2490983 U JP2490983 U JP 2490983U JP H035409 Y2 JPH035409 Y2 JP H035409Y2
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JP
Japan
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grinding wheel
spring
motor shaft
holder
wheel holder
Prior art date
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JP1983024909U
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English (en)
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JPS59156751U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は砥石車を高速回転させて包丁等の刃物
を研磨すると共に刃物挿入溝に挿入した際刃物と
砥石車との接触圧が一定になるようにモーター軸
に対して上記砥石車を上下方向へ弾性変位可能に
連結保持してなる電動式包丁砥ぎ器、更に詳しく
はモーター軸と、砥石車受との連結構造に関する
ものである。
従来上述包丁砥ぎ器としては複数機種知られて
いるが、そのモーター軸と砥石ホルダーの連結手
段は、該ホルダーから下向きに突設した複数の連
結片をモーター軸に固定したカツプリング部材の
溝に夫々挿通し、その先端に抜け止め用の係止部
を設けてなる(実公昭54−27668号及び実公昭56
−36598号公報に記載の従来例参照)か、又は、
上記ホルダー又はカツプリング部材の一方の周壁
に複数対の連結片を設け、その先端を他方の周壁
に設けた係合突起に係止してなるもの(実公昭54
−27668号公報参照)であつた。
しかし、前者によると、連結片が半径方向のみ
しか撓わぬ為、回転開始時のカツプリング部材の
回転力が各連結片に平等、かつ同時に伝達され難
く、この為回転が不安定となつたり、回転力を受
けた連結片だけに強力な力が加わつて、これを破
損し易かつた。
又、後者は、各連結片が円周方向へ弾性変形し
て、カツプリング部材の回転力を平等に上記ホル
ダーに伝達できる反面、上記連結片の弾性変形に
よつて上下方向の摺動が不円滑となり易かつた。
又、両者は、カツプリング部材やホルダーの周
壁に溝を形成する為、これからボス部やモーター
軸の嵌挿部に研磨屑が侵入して砥石車の上下方向
弾性変位がスムーズに行われなくなるのみなら
ず、モーター軸にカツプリング部材を固定するも
のであるため加工・組立が煩雑となり、生産性が
悪い共通の欠点と、構造的に複雑で生産コストが
アツプする欠点を有している。更に又、実公昭56
−36598号公報にはモーター軸の基部に固定した
基体とモーター軸先端にスライド自在に設けたホ
ルダーを中空弾性体により連結したものが示され
ている。
しかし乍ら、これはホルダーとモーター軸の嵌
挿部への研磨屑等の侵入を弾性体にて囲繞されて
いるため防止できるが、弾性体の弾性変形によつ
て上下方向のスライドが不円滑となり易く、かつ
モーター軸に基体を固定するものであるため加
工・組立が煩雑となり生産性が上がらない等の問
題を何等解決していないものであつた。
そこで本考案は上述従来の欠点に鑑みて検討の
結果、極めて構造簡単にして、回転力伝達効率が
良く、かつ上下摺動が円滑で、しかも摺動部分等
に研磨屑等が侵入することのないよう簡単に組立
できて安価に提供し得ることを目的とした電動式
包丁砥ぎ器を得たものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すれ
ば、第1図ないし第3図A,Bに示したように、
ケース1内部にモーター室2と電池室3が画成さ
れ、その底部には開閉自在な底蓋4が装着してあ
る。
モーター5は上記モーター室2内にあつて、底
蓋4に筒状に形成されたモーター収納部6に挿入
され、モーター軸7は上方へ突出している。上記
モーター収納部6の下端は上記底蓋4に対して脱
着自在とした裏蓋8にて閉塞されている。
上記モーター室2の上方には砥石車9が回転自
在に配置される砥石車孔10が設けてあつて、該
砥石車孔10を中央にして、左右両側にはゆるい
上り勾配を有する略扁平V字形状の包丁案内面1
1,12が形成してあり、該両包丁案内面11,
12の上部に安全カバー13が脚片14によつて
ケース1に固設されていて、該安全カバー13と
上記案内面11,12との間に包丁15の挿入溝
16,16が形成され、これに包丁15を挿入す
ることによつて包丁15の刃部が上記砥石車9に
接触するようになつている。
上記砥石車孔10は、上記モーター軸7と同軸
上に設けてあり、砥石車9は砥石車受17に装着
してある。
上記砥石車受17は、砥石車9を嵌合装着する
よう略カツプ形状に形成されている頂壁17aの
裏面から中空ボス部17bと円筒状スカート部1
7cを中空ボス17bは中心位置として同心円状
にかつ一体に垂設して形成されている。
上記中空ボス部17bは短かく、スカート部1
7cは長く形成してあつて、その中空ボス部17
bの内孔17dはモーター軸7の先端部7aを軸
方向へスライド可能に嵌挿するに充分な内径を有
していて、中空ボス部17bとモーター軸7の先
端部7aは回り止め手段18を回して軸方向へス
ライド自在に嵌挿することにより砥石車受17と
モーター軸7は連結してある。
又、モーター軸7には、円盤状をなして、上記
スカート部17c内にスライド可能に嵌合可能な
外径を有するバネ受19を回転可能に係合保持し
てあり、該バネ受19は、外周辺19aに複数個
の凹部19b,19bを設けてある。
一方、上記スカート部17cの下端内面には、
上記凹部19b,19bと対応する複数個の凸部
17e,17eを設けてあり、モーター軸7の先
端部7aをスカート部17cに挿入して中空ボス
部17bの内孔17dにモーター軸先端部7aを
挿入し、凸部17e,17eと凹部19b,19
bを一致させた状態でバネ受19をスカート部1
7c内に押し込みした後これを適宜角度回転する
ことによつてバネ受19の外周辺19aを上記凸
部17d,17dに係合することにより、当該バ
ネ受19と砥石車受17の頂壁17a裏面間にあ
つて上記中空ボス部17bとモーター軸先端部7
aを囲成してバネ20を介在し、砥石車受17を
上方へ弾撥付勢して構成されている。
こゝで、上記中空ボス部17bとモーター軸先
端部7aの回り止め手段18としては、第2図
A,Bに例示したように、中空ボス部17bの内
孔壁面にキー溝17fを設け、これに対応するキ
ーピン7bをモーター軸7の一側に突設して相互
に軸方向へ脱着、かつスライド自在に係嵌してな
るもの等が適用される。
又、上記バネ受19は組立て時にあつて上述の
ように押し込み後、回動できて、かつバネ20の
一端をモーター軸7側に支持し得るようにする為
の手段としては、モーター軸7の先端部7aを径
小に、基端部7cは径大に形成することによつて
環状の段部7dを設け、この先端部7aをバネ受
19の中心孔19cにスライド、かつ回転可能に
挿通してバネ受19を上記段部7dに係合保持さ
せることによりバネ受19の下方移動を阻止する
ようにするが良い。
以上のように本考案に係る電動式包丁砥ぎ器は
構成したものであるからモーター軸と砥石車受1
7がスライド、かつ回転自在に連結されるモータ
ー軸先端部7aや、ボス部17b、バネ20、バ
ネ受19はスカート部17cによつて覆われてい
て研磨屑等が侵入することを阻止し得るから、回
転力の伝達や、特に砥石車受17の弾性変位動を
円滑になし得ると共に、モーター軸7と砥石車受
17との連結構造は、砥石車受17と一体に成形
される中空ボス部17b、スカート部17cとバ
ネ20とバネ受19との数少ない部品によつて極
めて構造簡単に構成されていて、かつバネ受19
をスカート部17c内に押し込みした後回動する
ことで容易に組立てできるから、生産性に優れて
安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電動式包丁砥ぎ器を一部
切欠して示した縦断正面図、第2図A,Bはボス
部とモーター軸先端部の各横断面図、第3図A,
Bはバネ受とスカート部下端を横断して示した各
平面図である。 1……モーター軸、17……砥石車受、17b
……中空ボス部、17c……スカート部、17e
……凸部、18……回り止め手段、19……バネ
受、19b……凹部、20……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モーター軸7に対して、介在したバネ20によ
    り砥石車受17を軸方向へ弾性変位可能に連結保
    持してなる電動式包丁砥ぎ器において、上記砥石
    車受の中空ボス部17bと回り止め手段18を介
    してスライド自在に嵌挿されるモーター軸に、外
    周に複数個の凹部19b……を切設したバネ受1
    9を回転可能に係合保持し、一方、上記砥石車受
    のスカート部17c下端内面には、上記凹部と対
    応する複数個の凸部17e……を設け、該凸部と
    上記凹部を一致させた状態でバネ受を押し込み回
    動してスカート部に内装係合せしめることによつ
    て上記砥石車受との間に上記バネを介在しうるよ
    う設けてなることを特徴とする電動式包丁砥ぎ
    器。
JP2490983U 1983-02-21 1983-02-21 電動式包丁砥ぎ器 Granted JPS59156751U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2490983U JPS59156751U (ja) 1983-02-21 1983-02-21 電動式包丁砥ぎ器

Applications Claiming Priority (1)

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JP2490983U JPS59156751U (ja) 1983-02-21 1983-02-21 電動式包丁砥ぎ器

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Publication Number Publication Date
JPS59156751U JPS59156751U (ja) 1984-10-20
JPH035409Y2 true JPH035409Y2 (ja) 1991-02-12

Family

ID=30155922

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JP2490983U Granted JPS59156751U (ja) 1983-02-21 1983-02-21 電動式包丁砥ぎ器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6687554B2 (ja) * 2017-01-31 2020-04-22 京セラ株式会社 刃物研磨具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636598U (ja) * 1979-08-30 1981-04-08

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JPS5636598U (ja) * 1979-08-30 1981-04-08

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JPS59156751U (ja) 1984-10-20

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